1:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:21:11 ID:xFdapoY6

※進撃!巨人中学校の世界観だよ

先生「中間テストの結果を返すぞ〜」

ユミル「おっクリスタなかなかいいんじゃないか?」

クリスタ「ちょっと勝手に見ないでよユミルのエッチ!」

ユミル「お前らはどーだったぁ?」

アニ「」

ライナー「」

ベルトルト「」

ユミル「…なんかゴメン」



 
2:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:23:04 ID:xFdapoY6

アニ「小学校からのシフトチェンジをミスった…生徒会の私が…」

ベルトルト「僕もこんなはずでは…」

ライナー「えぇい考えてもしょうがねぇ!テスト終わったんだからカラオケ行こうぜカラオケ!」





3:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:25:42 ID:xFdapoY6

クリスタ「ライナー、ちゃんと復習しないと…」

ライナー「止めてくれるなクリスタ!俺は過去は振り返らない男なのさ」

ユミル「こんなんじゃ期末もアウツだな」

先生「え〜静粛に!静粛に!」





4:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:28:36 ID:xFdapoY6

先生「今回私は君たちの結果にはガッカリしてる!」

先生「貼り出された順位を見たか?3組のワンツーフィニッシュだぞ!?」

先生「4組の威厳は地に落ちた!私は悲しい!」

ユミル「威厳って…確かにゴツイのばっかだけどよぉ」

アニ・ライナー「あぁ!?」





6:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:32:51 ID:xFdapoY6

先生「特に君たちにはがっかりだ!レオンハート!ブラウン!フーバー!」

先生「普段の威勢はどこへやら!一つも平均点行ってないじゃないか!」

アニ「本気出してないだけだし」

ライナー「そうだし」





7:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:35:41 ID:xFdapoY6

ベルトルト「すみません勉強が足りませんでした」

先生「言うじゃないかお前たち!なら期末テストで上位10番に入ってみろ!」

先生「もし入れなかったら夏休みは補習だからな!」

アニ「」

ライナー「」

ベルトルト「え…僕も…!?」





8:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:37:19 ID:xFdapoY6

〜〜帰り道〜〜

アニ「えらいことになったね…」

ライナー「何でこんなことに…?」

ベルトルト「二人が変に強がって先生に反抗したからだよぉ…」グスン





9:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:39:59 ID:xFdapoY6

アニ「ライナー、あんた何位?」

ライナー「125/150だ」

ベルトルト「僕は109/150だったよ」

アニ「私は95/150…こりゃちょっとまずいね…」





10:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:43:51 ID:xFdapoY6

アニ「3組はワンツーフィニッシュって言ってたけど…まさかチーハン野郎が!?」

ライナー「それはない。1位はアルミン・アルレルトってやつだった」

ベルトルト「2位はミカサ・アッカーマンって子だったね」

アニ「ふん!馬鹿みたい、中学の勉強なんて頑張っても役に立たないよ!」

ライナー「そうは言ってもこのままじゃ夏休み補習だぞ…?」

ベルトルト「それだけは嫌だね…」





12:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:48:38 ID:xFdapoY6

アニ「私はまだ本気出してないだけ。期末なんて楽勝。部活の方を頑張る」

ベルトルト「進研ゼミの主人公のライバルみたいなセリフ言ってないで現実を見ようよ」

ライナー「う〜ん…じゃあこれから毎日皆の家に行って勉強するのはどうだ?」





13:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:51:20 ID:xFdapoY6

ベルトルト「名案だ。毎日3人の家をローテーションして勉強しよう」

アニ「勉強なんてしなくていいって」

ライナー「お前夏休みがなくなってもいいのかよ」

アニ「……やだ」

ベルトルト「決まりだね」





14:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:55:46 ID:xFdapoY6

〜〜ベルトルトんち〜〜

ベルトルト「どうぞあがって」

アニ「さすがベルトルト。きっちり片付いてるね」

ライナー「(俺も掃除しとこう)」

ベルトルト「じゃあ何からやろうか」





15:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 22:58:11 ID:xFdapoY6

ライナー「マリカーあるじゃん。これからやろう」

アニ「賛成。私クッパ」

ベルトルト「じゃあルイージで…って二人とも!勉強するんだろ!?」

ライナー「でも初日だし…」

ベルトルト「こういうの最初が肝心だと思わない!?」





16:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:01:43 ID:xFdapoY6

ベルトルト「アニは何ができなかったんだ?」

アニ「基本全部だけど特に社会」

ライナー「覚えるだけのボーナスステージじゃん。俺はできなかったけど」

アニ「あんなん覚えても役に立たないよ」





17:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:07:41 ID:xFdapoY6

ベルトルト「僕もできなかったけど時間をかければできる気がする。早速やろう」

アニ「あれっバイクないの?私が持ってるのと違う」

ライナー「やっぱキノピオ最強だろ しかしベルトルトもレトロだな〜」

ベルトルト「取りあえずスーファミ消せお前ら」





18:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:10:41 ID:xFdapoY6

〜〜ライナーんち〜〜

ライナー「今日は俺んちだな」

ベルトルト「お邪魔しま〜す」

アニ「やっぱし散らかってるね。」

ライナー「俺は豪胆だからな」

ベルトルト「大雑把の間違いだよ」





19:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:14:16 ID:xFdapoY6

ライナー「今日は何をするんだ」

アニ「スト?で」

ライナー「よしきた」

ベルトルト「だ〜め!今日は理科をやるんだろ?」





20:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:27:35 ID:xFdapoY6

アニ「リトマス紙は青から赤に変わったら酸性…と」スピニングバードキック!

ライナー「蛹になるのが完全変態…と。じゃあ俺は変態じゃないな」サマーソルト!

ベルトルト「真面目にやってるように見えるけどとりあえずスーファミ消そうか」





21:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:32:19 ID:xFdapoY6

〜〜アニんち〜〜

アニ「今日は私んちか…」

ライナー「(おいベルトルト!ついに来たぜ…!)」ヒソヒソ

ベルトルト「(ついにって…まさかライナー君は…!?)」

ライナー「(そう、この為に皆の家を回ろうといったんだ。お前もアシストしてくれたから同罪な)」

ベルトルト「(正気か君は!?)」

ライナー「(俺は今日漢になる!)」





22:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:34:57 ID:xFdapoY6

アニ「何ヒソヒソしてんのさ。早く上がんなよ」

ベルトルト「あっ、ああ…」

ライナー「お邪魔しま〜す」





23:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:38:51 ID:xFdapoY6

ライナー「(うぉぉおお!?)」クンクン

ベルトルト「(す、凄くいい匂いがする…これがアニの部屋…!)」

アニ「取りあえずお茶入れるからスマブラでもやってなよ」

ベルトルト「(だから勉強…いや!今はそんなことどうでもいい!)」





24:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:41:57 ID:xFdapoY6

ライナー「急げベルトルト!こんなチャンスは滅多にないぞ!」ガサガサ

ベルトルト「何をしてるんだライナー!部屋を荒らしちゃだめだろ!」

ライナー「だって女の子の部屋に来てるんだぞ!だったらやること一つ…!」

アニ「ごめんお茶切らして…」ガチャッ

ベルトルト「」

ライナー「」





25:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:42:48 ID:gGeOBzxw

あ…





26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:43:27 ID:Y9cj8qu6

今回は理由があるから仕方がない





27:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:48:02 ID:xFdapoY6

ベルトルト「あ、アニ、これは…」

アニ「ベルトルト黙って。ライナー…」

ライナー「な、なんだ…俺は何もしてな」

アニ「じゃあその手に持ってる私のパンツは何なの?」ゴゴゴゴ

ライナー「……」

ドガベシゴスガスベキィッ!





28:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:51:51 ID:xFdapoY6

ライナー「」チーン

ベルトルト「あぁ…これじゃ今日は勉強は無理だね…お開きにしようか」

アニ「そうね…でもその前に」

ベルトルト「?」

アニ「そのポケットに入ってる下着返して」

ベルトルト「……」

ズバドゴベキバキガキィィン





29:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/20(月) 23:54:21 ID:xFdapoY6

〜〜ベルトルトんち〜〜

アニ「わかってるだろうけどもう私んちではやらないからね」

ライナー「はい…」ボロボロ

ベルトルト「承知しております…」ズタボロ

アニ「では気を取り直して…今日は国語だっけ?」





35:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 14:21:08 ID:ssVI3.F.

中学生の精神年齢ってこんなもんだよな。原作の精神年齢高杉わろたw
「兵士には退けない時がある(キリッ」 じゃねーよw





36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 14:23:48 ID:FibmP8g2

人類自体が追い詰められてる世界じゃ仕方ない





37:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 20:59:14 ID:xFdapoY6

アニ「エーミールみたいにネチネチしたやつは好きじゃないね」

ベルトルト「でもこれはどう考えても主人公が悪いよ」

ライナー「昔やったじいさんVS残雪みたいな心理戦がないよなぁ」

ベルトルト「読めない漢字が多いよ。フリガナふって後で覚えよう」





38:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:03:54 ID:xFdapoY6

ベルトルト「ライナーは国語結構できるみたいだね」

ライナー「つっても漢字は覚えるだけだし、他は文章中から答え持ってくるだけだろ?」

アニ「えっ、そうなの?」

ベルトルト「なるほど、僕とアニは独自の理論を展開するから点が取れないのか」

ライナー「たぶん採点者が求めてる答えは文章中の言葉で表したものだと思うぞ」





39:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:06:55 ID:xFdapoY6

〜〜翌日〜〜

ベルトルト「結局僕んちで固定になってない?」

ライナー「一番片付いてるしな」

アニ「ライナーの部屋汚いんだもん」

ライナー「(エロ本の場所がばれたら不味いしな)」





40:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:12:49 ID:xFdapoY6

ライナー「今日は英語かぁ」

アニ「発音と綴りの関連が意外と薄いから単語覚えらんない」

ベルトルト「日本語の発音に縛られ過ぎなんだよ。例えばaはアじゃなくてエって発音する場合の方が多いよ」

ライナー「ベルトルトは英語結構できるんだっけか」

ベルトルト「文章題が分からないけど単語覚えるだけならできてるよ」





41:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:20:11 ID:xFdapoY6

ライナー「いやいやいや、それが出来たら全部できるだろ」

ベルトルト「単語をどう並べていいかがわからないから文章で答えられないんだ」

アニ「あんた…SVOCって知ってる?」

ベルトルト「え…?ブランデーのこと?」

ライナー「それはVSOP…ってなんでそんなこと知ってんだよ!?」





42:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:31:44 ID:xFdapoY6

〜〜そのまた翌日〜〜

ベルトルト「大変なことに気づいたよ」

アニ「なに?」

ベルトルト「二人とも、テストと関係なく出る宿題ってやってないだろ?」

ライナー「もちろんだ」

ベルトルト「威張ってる場合じゃないよ。中間テストの問題を見てみたら…」

ベルトルト「約7割は宿題で出されたとこから出てたんだ!」

アニ・ライナー「な、なんだって〜!?」





43:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:38:19 ID:xFdapoY6

ライナー「ああ〜マジだ!しっかし勉強するようになってから中学の勉強ってもんが分かってきたな」

ベルトルト「早い話が教科書とか教材の内容覚えればいいって話だもんね」

アニ「まあこれで平均点は取れるでしょ。問題は応用だよ」

ライナー「最後の方の応用問題配点高いんだよなぁ…」





44:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:42:34 ID:xFdapoY6

アニ「しかしまあ平均ぐらいは取れると分かったらちょっと安心した」ニャー

ライナー「まあ後はテスト休みに突入してからやればいいだろ」ゴクゴク…キュピーン!

ベルトルト「油断してモンハンやってる場合じゃないよ!上位の連中は応用問題で差をつけてるんだよ!?」





45:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:48:22 ID:xFdapoY6

ベルトルト「平均とっても真ん中ぐらいの順位にしかなれないんだ!」

ベルトルト「せめて全部8割はとれないととても10位以内には入れないよ!」

アニ・ライナー「マジで!?」ジョウズニヤケマシター





46:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:51:34 ID:xFdapoY6

ベルトルト「応用問題を解くにはどうしたら…」

アニ「あ〜でも数学ならここじゃないの?」

ライナー「教科書の章末問題の詳しく答え載ってないとこ?」

アニ「ここ先生に聞きに行けばなんとかなるんじゃない?」

ベルトルト「あ〜確かに」





47:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:55:27 ID:xFdapoY6

〜〜翌日・学校〜〜

クリスタ「最近3人とも凄い頑張ってるね〜」

アニ「ただベルトルトんちでゲームしてるだけだよ」

ベルトルト「いやいや頑張ってると思うよアニは」

ライナー「俺もかなり頑張ってるぞクリスタ!(努力家アピールだ!)」





48:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 21:59:37 ID:xFdapoY6

クリスタ「あ、アニ!あのね…」ヒソヒソ

アニ「何?もずくなら自分で食べなよ。体にいいんだから」

クリスタ「そうじゃなくって!…男の子の家ってどんな感じ?」

アニ「…?別に、自分の家と変わらないけど」





49:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:02:26 ID:xFdapoY6

クリスタ「わ、私も行ってみたいな…なんて…」

アニ「別にいいんじゃないの?ベルトルト〜!」

クリスタ「ちょ、ちょっとアニ!心の準備が…!」

ベルトルト「え?クリスタも一緒に勉強したいって?」

ライナー「マジで!?ねぇマジで!?」





51:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:25:11 ID:xFdapoY6

〜〜ベルトルトんち〜〜

ベルトルト「ど、どうぞ…」カチコチ

ライナー「ちょっと汚いけど気にしないで…」ドキドキ

アニ「あんたの家じゃないでしょうが」

クリスタ「わぁい!お邪魔しまーす!」

ライナー・ベルトルト「(天使!)」

ユミル「お邪魔〜」

アニ「無条件でついてくるのねあんたは…」





52:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:31:05 ID:xFdapoY6

クリスタ「(キャー!男の子の部屋に入っちゃった♪)」

ユミル「(イカ臭…くはないのか…くそ、健康優良野郎め…)」

ベルトルト「い、今お茶を入れるね…」

ライナー「(ベルトルト!ここはグレードアップして紅茶だ!)」ヒソヒソ

ベルトルト「(無いよそんなの!)」ヒソヒソ





53:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:33:49 ID:xFdapoY6

クリスタ「ライナー!ここ教えて♪」

ライナー「そそそそこはな!ちょっと待ってくれ、分かるから!」ドキドキ

ユミル「おいノッポさん、ここ分かる?」

ベルトルト「え〜とそこはね…」

アニ「……」





55:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:39:28 ID:xFdapoY6

アニ「べ、ベルトル」

ユミル「だはは!いいモンぶら下げてんじゃねーかよおいこらノッポ!」

ベルトルト「ちょ、ちょっと!変なとこ触らないでよユミル!」

アニ「……」





57:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:41:38 ID:xFdapoY6

アニ「ライ…」

クリスタ「すご〜いライナー!こんな難しい問題わかっちゃうんだ!」

ライナー「と〜ぜん!今までは本気出してなかっただけだからな!俺実は凄いから!」

アニ「………」





58:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:44:19 ID:xFdapoY6

ベルトルト「離してってば!///」

ユミル「うるせー!私は保健体育の勉強をしに来たんだ!」

クリスタ「私ゲームなんてやったことないよぉ」

ライナー「俺が手とり足とり教えて上げるから大丈夫!ほらほら」

アニ「……」

アニ「……私、帰る。」





59:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:46:56 ID:xFdapoY6

ベルトルト「えっ!?あ、ちょっとアニ!」

ユミル「どーしたんだあいつ」

クリスタ「体調悪いのかしら…」

ライナー「………」





60:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:50:35 ID:xFdapoY6

アニ「ふんっ、バッカみたい!二人とも鼻の下伸ばしちゃってさ!」スタスタ

アニ「もういいもん、私は一人で勉強するからいいもん…」

アニ「……」グスン

アニ「…あれ?なんで泣いてるんだろ…私…」ポロポロ





61:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:55:31 ID:xFdapoY6

エレン「あれ、お前はドッジボールの…」

アニ「!?チーハン野郎!なっ、なんか用でも…」ゴシゴシ

ミカサ「〜〜〜〜〜〜〜」

アルミン「ミカサ、とりあえず呪い殺そうとしないで」





62:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 22:56:51 ID:xFdapoY6

ミカサ「またエレンに危害を加える気ね!?」

アニ「いや、そっちから話しかけてきたんだろ…」

エレン「そーいやさ、お前夏休み暇?」

アニ「……?」





63:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:04:16 ID:xFdapoY6

アニ「……別に、特に予定無いけど」

エレン「そっか。だったら一緒に巨人ランド※行かね?」

ミカサ「エレン!?それはいけない!私とアルミンと行く約束!」

エレン「何で?人数多い方が楽しいだろ?」

※ディズニーランド的な





64:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:06:41 ID:xFdapoY6

ミカサ「んぐっ…まぁこれもエレンの人格形成のため…来たいなら、来ればいい」

アルミン「楽しみにしてるよ、アニ」

エレン「それじゃーなー」

アニ「ちょっと!まだ何も返事はしてないぞ!」

エレン「え?行かないのか?嫌なのか?」

アニ「べ、別に、嫌ってわけじゃ…」モジモジ





65:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:08:39 ID:xFdapoY6

アニ「(ベルトルトもライナーもなんか楽しくやってることだし…)」

アニ「(私がはっちゃけても罰は当たらないな、うん!)」

アニ「行く!行くよ!」

ミカサ「わかった。詳細はまた連絡する」チッ

エレン「じゃーなー」





66:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:13:15 ID:xFdapoY6

〜〜テスト一週間前〜〜

ベルトルト「(アニ…今日も来ない…)」

ユミル「あいつ大丈夫かぁ?補習になっちまうぞ本当に」

ライナー「でもすでに全部8割取れるぐらいは力はついてるはずだ」

クリスタ「でもそれだけじゃ10位まではキツイんじゃない?」

ベルトルト「ていうか僕らがギリギリのラインなんじゃないかな」





67:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:14:43 ID:xFdapoY6

ユミル「ほんじゃ、またな〜」

クリスタ「またね〜」

ライナー「じゃ、俺も帰るわ」

ベルトルト「……ライナー。」

ライナー「ん?」

ベルトルト「提案がある。…聞いてくれるかい?」





68:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:19:27 ID:xFdapoY6

〜〜テスト当日〜〜

ベルトルト「アニ、おはよ…凄いクマだよ!?大丈夫かい?」ドンビキ

アニ「うるさいな…ほっといてよ…」ボケー

ライナー「徹夜で勉強したんだな…」

ベルトルト「よっぽど夏休みが恋しいんだね」





69:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:21:09 ID:xFdapoY6

アニ「…一つ言っとくけど。」

ライナー「なんだよ」

アニ「もし3人夏休みを勝ち取っても、あんた達とは遊ばないから」

ベルトルト「えっ!?」

ライナー「なんだと!?」

アニ「悪いね。でももう中学生なんだ。別にいいだろ?」





70:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:23:21 ID:xFdapoY6

ベルトルト「…わかった。好きにするといい」

アニ「さっすがベルトルト。諦めの早さは一級品だね」

ライナー「諦める?何勘違いしてんだ?お前の提案を飲むってだけだろ」

アニ「…あっそ。」





71:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:24:57 ID:xFdapoY6

ライナー「あいつめ…おいベルトルト!もうお前の提案は破棄するぞ!」

ベルトルト「……僕の意志は揺るがないよ」

ライナー「くそ〜…なんだってそんなこと…」

ベルトルト「アニ…」





72:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:27:53 ID:xFdapoY6

〜〜テスト終了後〜〜

ライナー「ベルトルト、どうだった」

ベルトルト「会心の出来だったよ。ヤマが全部当たった」

クリスタ「いいな〜私も自信はあるけど…せいぜい400点ちょっとかな」

ユミル「そんだけありゃー充分だろ!さっすが私のクリスタ!」

ベルトルト「アニ、どうだった」

アニ「……うるさいね。帰る」





73:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:29:51 ID:xFdapoY6

〜〜帰り道〜〜

アニ「(くっそ…思ったほど出来なかった…!)」

アニ「(ライベルの話を聞く限りだと私よりは出来てる…!)」

アニ「(どうしよう…チーハン…エレンとの約束、楽しみにしてたのに…)」グスン





74:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:33:20 ID:xFdapoY6

〜〜テスト結果発表日〜〜

先生「貼り出すぞ〜下がって下がって」

ユミル「貼り出しとか古風なことやるんだなこの学校」

クリスタ「巨人クラスとかどれだけ大きい紙貼るんだろうね」

ジャン「エレン!てめぇには負けねぇ!」

エレン「なんだと!言っとくけど俺凄い自信あるんだからな!」

ベルトルト「どうだろうね、ライナー」

ライナー「さぁなぁ」

アニ「(なんであいつらあんな落ち着いてるの…?)」ドキドキ

アニ「(神様…!)」





75:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:35:59 ID:xFdapoY6

先生「よっ…と」ペタペタ

先生「終わったぞ、見てよし…ぐわぁ!?」ムギュ

ジャン「見えないぞ!押すなって!」ギュウギュウ

ユミル「ほれ肩車!これで見えるかクリスタ!」

クリスタ「きゃー!?やめてユミル!パンツ見えちゃう!」

アニ「やっと見える位置に…これは!?」





76:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:45:27 ID:xFdapoY6

1. アルミン・アルレルト  498点

2. ミカサ・アッカーマン  462点

3. マルコ・ボット     450点

4. ジャン・キルシュタイン 444点

5. ユミル         432点

6. ミーナ・カロライナ   429点

7. トーマス・ワグナー   420点

8. ナック・ティアス    411点

9. クリスタ・レンズ    403点

10.アニ・レオンハート   400点





79:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:50:57 ID:xFdapoY6

15.ベルトルト・フーバー  375点
16. ライナー・ブラウン   360点
.
.
.
98. サシャ・ブラウス    278点
112. エレン・イェーガー  223点
150. コニー・スプリンガー 10点





77:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 23:47:12 ID:b7jlE2lM

ユミル苗字ないん?





80:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:54:45 ID:xFdapoY6

>>77 ユミルは苗字明かされてないのよそれが

ジャン「っしゃあぁぁあ!エレンに勝ったぜ!」

エレン「くそー紙一重か!」

アルミン「エレン言葉の意味分かってる?」

クリスタ「ユミルって頭よかったのね…」

ユミル「今回は皆で勉強したからな。普段しないし」





81:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/21(火) 23:57:19 ID:xFdapoY6

コニー「おっ俺の名前ないと思ったら一番下にあったぜ!なんか知らんが誇らしいな」

マルコ「うちのクラス4位までと最下位独占だね。凄いや」

アルミン「コニー…」



アニ「はぁ…良かった…ギリギリ入ってた…」ホッ…





84:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:00:50 ID:xFdapoY6

アニ「おおっとぉ?ベルトルトさんとライナーさんは圏外だねぇ?」ニヤニヤ

ライナー「…そうだな」

ベルトルト「そうみたいだね」

アニ「どうせ女子とイチャイチャして勉強してなかったんだろ?そりゃこうなるよ」

ベルトルト「結構頑張ったんだけどね。アニは良かったじゃないか。夏休みがもらえて」

アニ「(全然悔しそうじゃない…つまんないの!)…ふん!」





85:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:03:09 ID:xFdapoY6

ベルトルト「……上手くいったね。」

ライナー「気持ち悪いほどにな…あぁ補習とかマジ勘弁」

ベルトルト「ごめんね」

ライナー「…お前の気持ちもわかるし、俺だってそうだけどさぁ…はぁ。まあしょうがねぇか」





87:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:05:35 ID:xFdapoY6

アニ「(やった♪夏休み夏休み!エレンと遊園地〜!)」タッタッタ

先生「コラ!レオンハート、廊下を走るな!」

アニ「先生!10位以内に入ったから補習は無しですよね?」

先生「ああ、お前はな。だが、あのバカ二人にはお灸を据えてやらんといかん!」イライラ





88:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:07:32 ID:xFdapoY6

アニ「(…ちょっと可哀想かな…助け船出してやろう)」

アニ「でも、15番と16番ですよ?他の生徒よりよっぽどいいし、補習はなくても…」

先生「そういう問題じゃない!あいつら、私を侮辱しおって…!」

アニ「はぁ?侮辱?」





89:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:11:08 ID:xFdapoY6

先生「あいつらの点数は4教科の合計なんだ!馬鹿共が、最後の教科白紙で出しやがった!」

アニ「……は!?」

先生「二人とも9割を超えていながら…!フーバーなんて学年1位…は無理だな、2位だって狙えたんだぞ!?」

先生「私の面目丸つぶれだ!あいつら夏休み中しごいてやるからな!」スタスタ

アニ「あ、あいつら…バカなのか!?何でそんなこと…」





90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 00:12:48 ID:hzhR5xmc

やっぱり手を抜いていたか





91:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:14:08 ID:xFdapoY6

アニ「…もしかして、私を10番以内に入れるため…!?」

アニ「本来私の順位は二つ下…そうなったら10番内に入れず補習になってた…」

アニ「ベルトルト…ライナー…」





92:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:16:25 ID:xFdapoY6

〜〜夏休み〜〜

エレン「アニ〜!今度あれ乗ろうぜ!」

ミカサ「エレンは私の隣。」ズイッ

アルミン「アニ、早く来なよ」

アニ「あ、ああ…」





94:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:21:23 ID:xFdapoY6

アニ「(今頃、あの二人は補習を…)」

エレン「アニ、何か楽しそうじゃねーなぁ…」

アニ「(私の代わりに…)」

エレン「おいアニ!アニったら!」

アニ「(……っていうかコイツなんかよりよっぽど順位上だったのに…!)」イライラ

エレン「な〜に考え込んで」

アニ「うるさい!」ボカッ

エレン「へぶっ!?」





95:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:23:12 ID:xFdapoY6

エレン「いて〜いきなり何すんだよ…?」

ミカサ「アニ…私の特技は…」ユラリ

アルミン「落ち着いてミカサ!ほらふとんあげるから!」

アニ「……」





96:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:26:04 ID:xFdapoY6

アニ「(…やっぱり…このままじゃ嫌だ!)」

アニ「ごめん!用事思い出しちゃった!私帰るね!」ダッ

エレン「えぇ!?ちょ、チケット代勿体なくねーか!?お〜い!」

ミカサ「……そう、彼女にも大切なモノがあるのね…」グッ

アルミン「ミカサ、いいこと言ってるけどなんでガッツポーズしてるのさ?」





97:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:28:59 ID:xFdapoY6

〜〜学校〜〜

ライナー「あ〜やっと終わったぜ…先生も途中からチョーク投げしかしなかったけど」

ベルトルト「本来僕ら補習受ける必要ないからねぇ…怒りのやり場がないというか」

アニ「ラ、ライナー!ベルトルト!」ハァハァ

ライナー「アニ?」

ベルトルト「何でここにいるのさ?チーハン君と遊園地じゃなかったっけ?」





98:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:31:18 ID:xFdapoY6

アニ「……あんた達、なんで最後の教科白紙で出したの?」

ベルトルト「いやぁ…なんか急にね」

ライナー「そうそう…無性に落書きがしたくなったんだよ」

アニ「……嘘つき」





99:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:33:11 ID:xFdapoY6

ベルトルト「…アニの順位は、紛れもなくアニの実力さ。気にしなくていい」

アニ「嘘…あんた達、私のために…」ポロポロ

ライナー「おいおい勝手に勘違いして泣くなよ。自意識過剰だぞ?」

アニ「バカ…!」





100:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:37:16 ID:xFdapoY6

ベルトルト「はいはい。この話は終わり。ライナー、僕んち寄るかい?」

ライナー「おお、せっかくテストも終わったことだし、今度こそゲームできるな」

アニ「……」グスン

ベルトルト「……アニも来る?」

アニ「わ、私は……」





101:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:39:33 ID:xFdapoY6

ライナー「腹減ったな〜なんかある?」

ベルトルト「う〜んもずくやチーハンはないけど…」

ベルトルト「うまかっちゃんならあるよ。3人分、ね。」

アニ「…く」

ライナー「聞こえねぇな?」

アニ「私も行く!」ダッ





102:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:46:21 ID:xFdapoY6

アニ「何してんの、置いてくよ!」

ライナー「急に元気になりやがって…お前もあんなののどこがいいのかね」

ベルトルト「君はクリスタかもしれないけど、僕にとってはアニが天使だから」

アニ「聞いてんの!?早くうまかっちゃん食べようよ!」

〜終わり〜





103:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 00:47:29 ID:hzhR5xmc

非常に良かった
中学校のライベルアニはもっと流行るべき






104:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 00:49:29 ID:7B.stHKA

おつ!

中学校のサシャはマジで美少女





105:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/05/22(水) 00:49:54 ID:xFdapoY6

こいつら3人は実際に一緒にいるシーンがほとんどないので書くの難しいですね
中学校のアニはおっぱい強調されてる
てかクリスタってコニー以上サシャ未満のアホの子設定だったんですね
エレンなんてコニーと同等とか信じられん謎パラメータ





107:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 00:52:16 ID:KcpkRa8g

乙! 楽しかった
まあ十段階なんて大雑把な評価じゃ不自然な点も仕方ない





109:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 11:12:01 ID:d4SIP0vQ

乙です この三人いいな