花鳥風月-2ちゃんねる-

当サイトは2chのまとめサイトとなっております。 ご意見・ご要望は遠慮なくお申し付けください。

    SS

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:50:30.66 ID:QutZJ2rV0

    コナン「ほんとうか?!」

    博士「ああ、試してみるか?」

    コナン「じゃあ早速使ってみるか」

    コナン「とりあえず試しに光彦でも呼んでみるか」





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:51:44.36 ID:NZ2WXJ2q0

    裸ぁぁーーーーーん!!





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:52:35.31 ID:T55tcs8F0

    >>4
    評価する







    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:52:35.87 ID:QutZJ2rV0

    光彦「こなんくーん」

    コナン「早くあがれよ!」

    光彦「何ですか?見せたいものって」

    コナン「まあこれを持て」

    光彦「え?あ、はい」

    コナン「」ポチ

    ビリリリリリ

    光彦「んほおおおおおおおおお」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:56:10.83 ID:QutZJ2rV0

    光彦「はぁはぁ…」

    コナン「どうだ?なんか変わったことはあるか?」

    光彦「いえ、特に…」

    コナン「そっかじゃあもう帰っていいぞ!じゃあな!」

    バタン

    光彦「っええええ」

    コナン「おい博士ーこれ本物か?」

    博士「んー後をつけてみるかの」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 22:59:01.57 ID:QutZJ2rV0

    光彦「なんだかムラムラしてきましたね」

    光彦「具体的に言うと女性の叫び声が聞きたくなってきました」

    光彦「そうだ!服脱いでいきなりオチンチンビローンってすればいいじゃないですか!天才ですか僕は!」ウヘヘ


    コナン「あいつやべえな」
    博士「(何か忘れてるきがするが…まあよいか)」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:01:02.78 ID:HOmtP0dw0

    ガキが裸になってても叫ぶわけがないだろ
    股間は大人ってかチクショウ





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:02:31.39 ID:x/d5quyM0

    体は子ども!股間は大人!





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:03:44.56 ID:QutZJ2rV0

    あゆみ「それでねー…」

    ゲンタ「へぇあ!そりゃすげーや!」

    光彦「あ、あれはあゆみちゃん!とゲンタくんか…」

    光彦「引き返しますか…」

    あゆみ「じゃーねー!」

    ゲンタ「へぇあ!おう!またな!」

    光彦「!」ピクン

    光彦「しめた!この角で待ち伏せしてあゆみちゃんを」ぐへへ





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:09:01.50 ID:QutZJ2rV0

    テクテク

    光彦「この足音からしてあゆみちゃんだと思いますね」

    光彦「ゲンタくんは歩くの遅いですからね、デブだし」

    ゲンタ「へぇあ!急がねーとかーちゃんにしかられる!」コバシリ

    テクテク

    光彦「(来た!今だ!耕司!なーんつってww)」

    バババーン

    光彦「ほーれオチンチンビローン」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:12:41.66 ID:QutZJ2rV0

    博士「ああ思い出したぞい!」

    コナン「なにがだよ博士」

    博士「あの装置で露出狂になって露出したら」

    博士「露出フェロモンが分泌されて見せられた者はなんと…」

    博士「移ってしまうんじゃ!」

    コナン「な!なんだってー!!!」


    光彦「オチンチンビローン」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:16:23.07 ID:QutZJ2rV0

    ゲンタ「ぅなぁじゅうううう!!!」

    ゲンタ「オチンチンビローン?」

    光彦「オチンチンビローン!」

    ゲンタ「オチンチンビローン!!」

    コナン「あちゃー」

    博士「こりゃちとやばいのお」

    コナン「どーすんだよこれ!」

    博士「んーあることはあるんじゃが…」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:21:00.19 ID:QutZJ2rV0

    博士「装置を作り直すから新一あとはたのんだぞい!」

    コナン「お!おい!…ったく」


    ゲンタ「オチンチンビローン」

    光彦「オチンチンビローン!」

    コナン「やべえふたてに別れやがった!」


    小五郎「くそお!競馬なんか行くんじゃなかった」

    ゲンタ「」テクテク

    小五郎「お?ボウズのダチじゃねえかどうした?迷子か?ガハハハハ」

    ゲンタ「オチンチンビローン!!」

    小五郎「ぎゃあああ」



    小五郎「オチンチンビローン」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:27:22.82 ID:QutZJ2rV0

    コナン「お、おっちゃんまで……」


    小五郎「オチンチンビローン」

    コナン「くそ!ゲンタ達ををサッカーボールで気絶させて行くしかねえか」

    コナン「ゲンタ待て!こんな路地裏通りやがって!」

    目暮「毛利くんの所へ?」

    高木「ええ、忘れ物がありまして」

    目暮「わしもいこう丁度用事があってなあ」

    目暮「ん?毛利君じゃないかいやーナイスタイミングだ」

    小五郎「オチンチンビローン!!」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:30:35.04 ID:QutZJ2rV0

    目暮「オチンチンビローン」

    高木「オチンチンビローン」

    小五郎「オチンチンビローン」



    コナン「まてえーー」

    ゲンタ「オチンチンビローン」

    クルッ!

    コナン「やべ!」バッ

    ゲンタ「」スタスタ

    コナン「ここは博士の家に帰る方が得策だな、移ったら困るし」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:34:41.97 ID:SW4efuRC0

    バイオハザードより質が悪い





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:37:28.55 ID:QutZJ2rV0

    コナン「お、博士から電話!」

    博士「新一!一応同性にしか効果が無いことは解ったぞい」

    コナン「お、おう、で治す方法は?」

    博士「まだじゃ!フハハハ」キッパリ

    コナン「」

    露出狂はねずみ算式に増えていき
    手のつけようがなく
    町はオチンチンビローンの声が
    たくさん聞こえるようになってきた

    <オチンチンビローンオチンチンビローンオチンチンビローンオチンチンビローンオチンチンビローンオチンチンビローン





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:43:25.25 ID:QutZJ2rV0

    博士「ようやくじゃ!ようやくできたぞ!」

    コナン「どうするんだ?この装置」

    博士「女性に仕様してもらう」

    コナン「な!え!?」

    博士「女性を露出狂にし男どもに魅せて正気に戻ってもらうんじゃ!」

    コナン「で 、誰にさせるんだよ」

    博士「蘭くんか哀君かあゆみくんか和葉くんじゃのお」

    コナン「…」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:50:30.35 ID:QutZJ2rV0

    博士「この書き込みでコンマ00〜24が蘭くんに」

    博士「25〜49を哀君に」

    博士「50〜74をあゆみくんに」

    博士「75〜99を和葉くんにしてもらおうかの」





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:55:20.28 ID:QutZJ2rV0

    コナン「灰原かよ」

    博士「あーいくーん」

    バタン

    灰原「なによ」

    博士「じつはカクカクシカジカ……」

    灰原「な!え?い、いやよそんなの!」カァア…//

    コナン「頼むもうお前しかいないんだ…」

    コナン「やってくれたら俺もうお前の言うこと何でもする!だから!」

    灰原「そ、そんなにいうなら…」

    灰原「じゃ…付き合って」ボソッ

    コナン「え?なんだって?」





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/28(金) 23:59:37.73 ID:QutZJ2rV0

    コナン「いくぞ…灰原」

    灰原「う、うん」

    ビリリリリリ

    灰原「ヒャン!」…//

    灰原「オマンマンビローン」

    コナン「お、おい…灰b」

    灰原「オマンマンビローン」

    博士「行くのじゃ哀君!」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:03:33.46 ID:ODJ8ksS90

    こうしてオチンチンビローンはオマンマンビローンによって撃退された


    コナン「いやー灰原よくやってくれた!」

    灰原「…るさい」

    博士「さすが哀君じゃ!」

    灰原「…るさい」

    灰原「そういえば…何でもするってあなた言ってたわよね」

    コナン「あ、ああ何でもこい!」

    灰原「じゃあ…」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:07:56.83 ID:QutZJ2rV0

    灰原「付き合って!私と!」

    コナン「(買い物か何かかな?)」

    コナン「おう!いいぜ!俺でよければ!」

    灰原「(え?うそ?本当に?…うれしい…)」

    コナン「おい顔赤いぞ!熱でもあるんじゃねーのか?!」

    灰原「ばか!そういんじゃないわよ!」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:10:54.22 ID:QutZJ2rV0

    コナン「で、どっか行きたいとこあるのかよ」

    灰原「(デート行こって事よね?)」

    灰原「も、もちろんよ!えーとじゃあ」

    灰原「遊園地がいい」

    コナン「お前そんなのに興味あったんだな」

    灰原「うるさいわね」





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:14:32.77 ID:QutZJ2rV0

    遊園地

    コナン「あー久しぶりだな、ここの遊園地」

    灰原「来たことあるの?」

    コナン「ああ、映画とかの冒頭で説明してるだろ?」

    コナン「蘭と一緒に遊園地に来たところ黒の組織の取引現場にry…って」

    灰原「ああ、ここなのね」

    コナン「懐かしいぜ」

    灰原「それより早く遊びましょ!」





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:18:29.61 ID:QutZJ2rV0

    コナン「なあ灰原、楽しいか?」

    灰原「まあね」

    コナン「そうか(…ん?これは?)」

    灰原「あなたはやりたいことは無い?」

    コナン「…血痕」

    灰原「ふぇ?へえ?!ホントに?」

    コナン「ああ、嘘じゃねえ!」

    灰原「」カァア///





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:25:44.87 ID:QutZJ2rV0

    灰原「(工藤ったら結構本気で考えてるのね…)」

    灰原「(早すぎじゃないかしら、あ、でももう一応大人だし?うふふ)」

    灰原「(ええー聞いちゃえ)いつ?」

    コナン「(まだ乾いてねえ)今日だ!」

    灰原「…へ?」





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:29:51.25 ID:QutZJ2rV0

    灰原「え、でもそれはいくらなんでも…(嬉しい)」

    コナン「(向こうの方にも血痕が?)」

    コナン「いくぞ!」

    灰原「ちょ、く、工藤くん!」

    コナン「なんだよ」

    灰原「どうしてそんなに急ぐの?」

    コナン「これは俺の直感だ!」

    灰原「(なによグイグイ来るじゃない!)」





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:34:16.59 ID:QutZJ2rV0

    コナン「(な?!黒の…組織!)」

    コナン「(なんてデジャブだ!クソ!)」

    コナン「(おまけに灰原まで…どうすれば)」

    コナン「(こいつに危険な目は会わせれねえ)」

    コナン「悪い!灰原待ってろここで!」タタタタ

    灰原「あ、工藤君…」





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:40:32.19 ID:QutZJ2rV0

    コナン「(なにを取引して…あれは?アポトキシン?)」

    コナン「(元に戻れるチャンスだ)」

    コナン「(よしあいつの顔も覚えたし後はここを離れて追跡…)」





    ジン「」ニヤ

    ドスン!!





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:43:25.50 ID:QutZJ2rV0

    コナン「(あぁやべえ…またこの繰り返し…だめだ意識が…)」

    ジン「このガキに取引現場見られた」

    ジン「この薬をのんで安らかに眠れ」

    目が覚めたら



    体が縮んでいた!!!


    コナン「おぎゃああああおぎゃあああ!!」





    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:47:03.89 ID:QutZJ2rV0

    灰原「工藤!電話に出てよ…ん着信音が近くに…」

    灰原「!!!これは…工藤なの?」

    コナン「(そうだ!俺だ)おぎゃあおぎゃあ」

    灰原「急いで博士の所へ!」



    博士「なにいい?!この赤ん坊が新一なのか?!」

    コナン「(そうだよ)おぎゃあ」

    灰原「元に戻せる?」

    博士「うーむ…難しいのお」





    64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:51:13.78 ID:QutZJ2rV0

    コナン「(そもそもスゲー機械つくってんだからそれぐらいできるだろ!)おぎゃおぎゃあおおぎゃああ」

    灰原「工藤君怒ってるわよ」

    博士「まあ言いたい事は伝わるぞい」

    博士「行き当たりばったりでこんな展開になったんじゃ
    まあコンマ50までなら直してやるぞい」

    コナン「(普通に治せバカ!)ぎゃああああぎゃああ」





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 00:55:35.05 ID:QutZJ2rV0

    灰原「ふっ」

    博士「ぶはは!」

    博士「残念だったのお新一!」

    コナン「(なん…だと)おおおおおぎゃあああ」

    灰原「でも蘭さんとかになんて説明するつもり?」

    博士「あーそうじゃのおう」

    博士「両親のとこに帰るってことでいいんじゃないかのお?」





    67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:00:33.79 ID:QutZJ2rV0

    蘭「え?コナンくんが?…はい…はい…わかりました…あの…一言声が聞きたいんですが…」

    博士「ああそうじゃのちと待っててくれ」

    博士「哀君、新一の変声機はどこじゃ?」

    灰原「え?知らないわよ?」

    灰原「そう言えば工藤見つけたときは全裸だったわよ?携帯が幸い落ちてただけ」

    博士「な、黒の組織め…なんと言う趣味じゃ…」

    コナン「(いや、そこじゃねーだろ)おぎゃぎゃ」





    69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:05:20.31 ID:QutZJ2rV0

    博士「あれは作るのに特別な機器がいるのじゃぞ言わばもう二度と作れないのじゃぞ!」

    灰原「じゃあどうするのよ」

    博士「仕方ない…」

    博士「あーすまない蘭くんコナン君よっぽどショックで声が…そのでなくなったんじゃ…」

    蘭「そ、そんな…」

    博士「ぐがあぁ…ああ」

    蘭「ぐす…可愛そうにコナンくん?」

    博士「があぁはぁ」

    蘭「いいのよ無理しなくて!じゃあね元気でね!」





    71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:09:09.42 ID:QutZJ2rV0

    コナン「(なに演技してんだよ!)ぎゃあぎゃあおぎゃあ!」

    灰原「呆れた…」

    博士「まあこうするしかないの」


    数ヵ月後

    蘭「…定期的に連絡来るのに新一から連絡こないよ…」

    蘭「かけてもでないし…」

    蘭「もうだめだ…限界…」





    73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:13:42.11 ID:QutZJ2rV0

    灰原「そう言えば工藤がこんなんだから連絡どうするのよ?」

    博士「ああその事なんじゃが鬱になったときくのお」

    コナン「(なにやってんだよ!)おぎゃあああ」

    博士「秘薬でも持っていくかのお…」

    コナン「(蘭…)おぎゃ」





    74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:17:07.08 ID:QutZJ2rV0

    ピーンポーン

    蘭「…はい」

    博士「これ薬じゃ飲むと楽になるぞい」

    蘭「ありがとうございます」

    博士「1日一錠じゃぞいそれ以上飲んじゃだめじゃぞ」

    蘭「はい、ありがとうございます」





    75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:23:27.98 ID:QutZJ2rV0

    蘭「もういそのこと楽になろう…」

    蘭「じゃあね新一」

    蘭「」ゴクゴク

    バタン



    灰原「あの薬効くの?」

    博士「ああ特効薬…ん?」

    灰原「どうしたの?」

    博士「間違えた」

    灰原「へ?」

    博士「露出狂薬と間違えてしまったぞい!」

    コナン「(らあああああああん)おぎゃああああああああああん」





    76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:28:23.83 ID:QutZJ2rV0

    蘭「あれ?ムラムラする…」

    蘭「具体的に言うと露出したい」

    蘭「うわぁ早く見せに行こう」




    蘭「」バサァ

    男「うわあああああああ露出狂だあああ」





    77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:33:07.57 ID:QutZJ2rV0

    蘭「うへへ楽しいな」


    蘭「よし次いくよ!」バサァ

    服部「うおおってなにやっとんねん自分!」

    和葉「うわ!蘭ちゃんありえへんって幻滅や」

    蘭「え?あ…」

    蘭「うわあんもう次!次!」バサァ

    園子「え?うそ、蘭?今までありがとう」タタタタ

    蘭「…」





    78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:36:13.77 ID:QutZJ2rV0

    ニュース「先日露出狂が出ると言う事件の犯人が逮捕されました。なお犯人はry」

    博士「ああ」

    灰原「」

    コナン「(らああああん)おぎゃああああああああああん」












    コナン「裸ああああああああああん!」

    コナン「え?ここは…夢…だったのか?」





    80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:40:30.55 ID:QutZJ2rV0

    コナン「俺いつから倒れてたんだ?」

    灰原「バカねあなたが取引現場で見てたときよ」

    コナン「バカ!俺は確かジンに殴られて…」

    灰原「殴られる前に殴って気絶さして連れ出したのよ!」

    コナン「そうだったのか…」

    コナン「ありがとう灰原…助かった」

    灰原「べ、別にいいわよ…」

    灰原「そ、それより…け、結婚…のことだけど…」





    81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:45:05.91 ID:QutZJ2rV0

    コナン「ああ」

    灰原「今日…よね?」

    コナン「(あれは黒の組織がやったに違いないもしかして
    )ジンじゃ…」

    灰原「(え?神社でするの?)あ、でも直ぐにできるわね!」

    コナン「まあいいかこの話は…」

    灰原「は?ちょっとどう言うことよ工藤君!」





    82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:48:13.67 ID:QutZJ2rV0

    灰原「結婚してくれるんじゃないの?!」

    コナン「あ?!け、結婚だぁ?!お前そんななに勘違いしt…」

    灰原「ばかああ」バチーン

    コナン「いってええ」

    灰原「もう知らない!」

    コナン「なんで怒ってんだよー待てって灰原〜」










    87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/01(土) 01:56:59.46 ID:8R0dER3b0

    アンジャッシュみたいで面白かった



    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:51:23.42 ID:C9MUXuCE0

    阿笠「新一、腐女子を喜ばせるスイッチができたぞ!」

    コナン「オレ帰っていーか?」

    阿笠「新一…。お前、自分が腐女子が萌える対象になっているとでも思っておるのか?図々しいのう…」

    コナン「悪かったな。オレは数少ねえイケメン要員だからしょうがねーだろ」

    阿笠「新一の図々しさにつっこんでもキリが無いので、スイッチを押すぞ!」

    ポチッ

    コナン「……」シーン

    阿笠「……」シーン

    コナン「何も起こらねえじゃねーか」

    阿笠「いや、そんなはずは無いぞ。スイッチを一回押すごとに、必ず一回変化が起こるはずじゃ」

    コナン「失敗作なんじゃねーの?」

    阿笠「ワシが失敗など、するわけがないじゃろう!!!」

    コナン「はいはい…。もう夕飯の時間だから、オレは帰るぜ」

    阿笠「気をつけろ、新一。この世界の何かが必ず変わっているはずじゃ!」




    2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:52:07.96 ID:bzcFHRBq0

    期待




    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:52:09.03 ID:Xbg58VOr0

    なんやと工藤!



    4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:52:26.97 ID:C9MUXuCE0
    コナン「ただいまー、蘭姉ちゃん。お腹減ったよ~」

    小五郎「はあ?ランネーチャン?誰だそりゃあ?」

    コナン「あはは、何言ってるの小五郎のおじさーん。蘭姉ちゃんは、蘭姉ちゃんだよ」

    小五郎「だから、どこの姉ちゃんなんだよそれは」

    コナン「えっ…。おじさんの娘の毛利蘭だよ!どうしちゃったのおじさん!?」

    小五郎「わけわかんねーこと言ってねえで、早くメシ食えよ。今日もカレーだからな」

    コナン「は、はーい…」

    モグモグ

    コナン(一体どういうことなんだ…?そして、どうしておっちゃんのカレーはこんなに不味いんだ?)




    5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:52:36.40 ID:ggT0IoWK0

    信一×キッドで妄想してた時期があった




    6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:53:21.72 ID:R8tbJDLn0

    公式で工藤新一の抱き枕とかあったよな




    7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:53:27.21 ID:C9MUXuCE0

    阿笠「蘭君がいなくなったじゃと?」

    コナン「博士は蘭のこと覚えてるのか?」

    阿笠「もちろんじゃ。やはりワシの予測通り、蘭君が最初に消えたのか…」

    コナン「予測通りって、どういう事だよ!どうして蘭は居なくなっちまったんだよ!」

    阿笠「蘭君が居なくなったのは、恐らくこのスイッチを押したせいじゃ」

    コナン「それは…腐女子を喜ばせるスイッチ!?」

    阿笠「そうじゃ。ボーイズラブ…つまり、男性同士の恋愛を好む腐女子にとって、ヒロインであり、新一と同居しており、しかも幼なじみである蘭君は、邪魔な存在なのじゃろう」

    コナン「ふざけんな!蘭が邪魔って、どういう意味だよ!」

    阿笠「すまん、新一。今のは言い過ぎた」

    コナン「謝って済む問題じゃねーだろ!そもそも博士がこんなスイッチを作っちまったから、蘭は居なくなっちまったんだ!蘭を返せよ!!」




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:54:33.38 ID:C9MUXuCE0

    阿笠「スイッチで起こってしまった事は、元に戻すことは出来ないんじゃ…。本当にスマン。ワシが出来るのは、このスイッチを押す事くらいじゃ…」ポチポチポチ

    コナン「バーロー!なに連打してやがんだ!!」

    服部「よう、工藤~。早く帰って来んのか?」

    コナン「うるせー!今はそれどころじゃねーんだよ!」

    服部「それどころって、お前なあ。おっさんに連れ戻して来いって、言われとんのやで?」

    コナン「…って、服部?なんでお前がこんな所に居るんだよ?」

    服部「は?オレは工藤と一緒に探偵事務所に住んどるやん」

    コナン「お前、何言ってんだ?」

    阿笠「まさかとは思うが、服部君は新一の幼なじみだったり…しないじゃろうな?」

    服部「ははは、何言うとんねん。その冗談おもんないで~、博士」




    11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:55:32.03 ID:C9MUXuCE0

    コナン「だ、だよなあ。服部がオレの幼なじみなんて、有り得ねえよな」

    服部「工藤…なんでそないにオレのこと嫌っとんや。お前、昔からそうやったよなあ…」

    コナン(こいつキモイ!やべえ!)

    阿笠「どうやら、蘭君のポジションに服部君が入ってしまったようじゃな」

    コナン「どうやらじゃねーよ!」

    服部「今日の工藤はご機嫌ナナメやなあ」

    コナン「そう言やあ服部、和葉はどうしたんだ?連れて来なかったのか?」

    服部「カズハ?誰やソレ?」

    阿笠「和葉君まで消えてしまったか…」




    13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:56:06.34 ID:C9MUXuCE0

    コナン「おいおいおい!ちょっと待てよ!だったら和葉のポジションには、誰が入ったって言うんだよ!」

    阿笠「ワシが服部君の交友関係まで知っとるわけないじゃろ」

    服部「なあ…。帰らんのか、工藤?」

    コナン「うるせえ、テメーは黙ってろ!」

    コナン(博士がスイッチを連打したから、一気に複数の設定が変わっちまったのか…)

    コナン(まず服部が蘭のポジションに入り、そして和葉が消えた…)

    コナン(待てよ。確か博士は、スイッチを3回押してなかったか?)

    コナン「…という事は、アイツが危ない!!」ダッ

    服部「工藤!どこに行くんや!!」

    コナン「灰原の部屋だよ!」




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:57:12.61 ID:C9MUXuCE0

    灰原「どうしたの工藤君?血相変えて」

    コナン「灰原は無事だったのか…。でも何故?」

    灰原「実はあなた達の話を全て聞かせてもらったの」

    コナン「腐女子が喜ぶスイッチ…の、話だよな?」

    灰原「ええ。そして、私はスイッチを押されても生き残る方法を見つけたわ」

    コナン「本当か?一体どうやって…」

    灰原「コレよ!」

    灰原がオレに見せたのは、表紙に『工藤新一総受け』と書かれたBL同人誌だった。

    コナン「ナンジャこりゃあああ!」




    18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:58:15.56 ID:C9MUXuCE0

    灰原「この本をすぐにコミケで出したのよ」

    コナン「自費出版でホモの漫画本を作っただけで、どうして消えずに済んだんだ?」

    灰原「腐女子にとって、BLカップリングを応援するキャラクターは不可欠よ」

    コナン「そういう事か。陰ながらホモを見守る女は、腐女子の気持ちを代弁する立ち位置になるのか」

    灰原「そうとも言い切れない部分もあるわね…」

    コナン「どういう事だよ?」

    灰原「腐女子の心理は複雑だから、決め付けない方がいいわ。要するにBLの邪魔をしなければ、腐女子にとっては味方になるのよ」




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 15:59:04.02 ID:C9MUXuCE0

    コナン「と、とりあえず灰原が消えてねー理由はわかった」

    灰原「という事は、私の代わりに誰かが消えてる可能性があるわね」

    コナン「ハッ!中森警部の娘は?アイツは蘭の次に邪魔な存在のはずだ!!」

    灰原「中森警部って誰よ」

    コナン「長年、怪盗キッドを追い続けている警部なんだが…。その娘が、黒羽快斗と両思いなんだ」

    灰原「ふたりは恋人同士なのね?」

    コナン「いや。ぶっちゃけて言うと、オレと蘭の関係と同じだ」

    灰原「ランって誰よ」




    21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:00:12.12 ID:C9MUXuCE0

    その頃の怪盗キッド(黒羽快斗)

    快斗「青子、アイス食べに行こうぜ~!」

    中森警部「どうしたんだね、快斗君?」

    快斗「あれ?青子は?」

    中森警部「アオコ?何だねソレは?」

    快斗「どういう事だ?青子の存在が消えちまった!」




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:01:03.82 ID:C9MUXuCE0

    コナン(中森警部の娘がどうなったのか多少気になるが、オレには関係ないから寝るか!)

    服部「工藤~。一緒に寝ようやあ」

    コナン(うわあ!ウゼー!)

    コナン「平次兄ちゃん。ボク、一人で寝たいから今すぐ目の前から消えて~」

    服部「なんや工藤、冷たいなあ。オレと工藤の仲やないか」

    コナン「ボクはもう子供じゃないんだから、一人で大丈夫だよ」




    26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:02:08.67 ID:C9MUXuCE0

    服部「そうか、工藤は17歳やったもんなあ。その歳で一人寝は寂しいやろ?」ゴソゴソ

    コナン(やべえ、布団に入ってきやがった…。幼なじみ設定をなんとかしねえと、服部が一生ウゼェ!)

    コナン(とりあえずコイツは麻酔銃で眠らせて…っと)

    プスッ

    服部「ふにゃっ?…ぐぅ」

    コナン(とりあえず明日、博士にもう一度相談しよう)




    29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:03:24.80 ID:C9MUXuCE0

    朝になると、オレは真っ先に博士の家に向かった。

    コナン「博士ー!!腐女子が喜ばないスイッチを作ってくれ!!」

    阿笠「朝っぱらからなんじゃ。腐女子を喜ばせるスイッチなら、もう作ったじゃろ」

    コナン「違うって!腐女子が『喜ばない』スイッチだよ!」

    阿笠「いかんぞ新一!まだここまで、全然腐女子が喜ぶ展開になっとらんぞ!」

    コナン「博士は何で腐女子を喜ばせようとしてるんだよ!」

    阿笠「それはな…ワシ自身が腐男子からじゃ!」




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:04:33.58 ID:C9MUXuCE0

    コナン「腐男子ってなんだよ」

    阿笠「BLを好む男子のことじゃ。ホモとは微妙に立ち居地が違うんじゃ」

    オレはこの件が面倒になったので、話題を変える事にした。

    コナン「要するに。一つでも腐女子が喜ぶ事をすれば、腐女子が『喜ばない』スイッチを作ってくれるんだよな?」

    阿笠「まあ、そういう事じゃな」

    コナン「わーったぜ博士!オレ、頑張ってくる!」ダッ

    阿笠(新一…成長しおったのう…)




    32牛乳茶男 ◆YUCp7NXTkD592014/02/23(日) 16:04:34.88 ID:+Y8sMFG20

    ┌(┌ ^o^)┐ホモォ…




    34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:05:37.80 ID:C9MUXuCE0

    灰原「工藤君…。あんなこと言っちゃって、どうする気なの?まさか貞操を怪盗キッドにでも捧げる気?」

    コナン「バーロー!んな気色悪いことするか!オレにはちゃんと作戦があるんだよ」

    灰原「作戦?」

    コナン「服部か白馬探を、怪盗キッドとくっつければ何とかなるはずだ!」

    灰原「あくまで自分自身は関わりたくないのね」

    コナン「あったりめーだっ、バーロー!お前が歩美とくっつけって言われたら、どう思うんだよ!」

    灰原「それは別に嫌じゃないけど」

    コナン「えっ?じゃ、じゃあ光彦とくっつけって言われたら、どう思うんだよ!」

    灰原「それは嫌だわ」

    コナン「そ、そうか」




    36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:06:53.92 ID:C9MUXuCE0

    阿笠「話は全て聞かせてもらったぞい」

    コナン「ゲッ、聞かれてたのか」

    阿笠「新一の作戦が成功するように、腐女子を喜ばせるスイッチを一回押してやろう」

    コナン「余計な事すんな!」

    ポチッ

    コナン「…ん?」

    灰原「どうしたの?何か変化があった?」

    コナン「よくわからねえが、怪盗キッドの家の場所が急にわかった」

    灰原「そう。きっとスイッチの効果ね」

    コナン「今回の効果はオレにとって好都合だな!それじゃあ行ってくるぜ!」




    38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:08:12.86 ID:C9MUXuCE0

    灰原「待って」

    コナン「どうした?」

    灰原「良かったらコレ、使って」

    コナン「何だよ、このビンに入ってる液体は?なんかの薬か?」

    灰原「媚薬よ」

    コナン「すげーモン持ってるな、おい」

    灰原「試しに作ってみたの。飲んだ後に初めて見た相手を、好きになってしまうという…よくあるアレよ」

    コナン「怪盗キッドに飲ませりゃいいって事だな」

    阿笠「初夜は慎み深くするんじゃぞ~」

    コナン「怪盗キッドとくっつくのはオレじゃねーって言ってんだろ!」




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:09:14.51 ID:JYMqpF8Gi

    灰原さんなんでそんなもの作ったの
    あ、腐女子だからか




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:09:20.70 ID:C9MUXuCE0

    そんなわけでオレは、服部か、もしくは白馬を、怪盗キッドとくっける作戦を実行することにした。

    コナン(念の為に言っておくが、媚薬を飲んだ後にオレを見るって言う展開は無しだからな)

    コナン(早くこの世界をなんとかして、蘭を取り戻さないと!)

    ピンポーン

    快斗「はい、どちら様ですか?」

    コナン「こんにちは、お兄ちゃん!これ、良かったら食べて~」




    42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:10:21.23 ID:C9MUXuCE0

    快斗「チョコレート?大体、なんでお前がココに…」

    快斗(おっと。オレが怪盗キッドだっていうのはコイツは知らねえはずだから、初対面の振りしねえと)

    快斗「っつうか、誰だお前?」

    コナン「いいから四の五の言わずに食えよ!」バリバリバリッ!グイグイ!

    快斗「ぐわあああ!なんでチョコレートを食わせようとするんだよ!」

    コナン「媚薬が入ってんのは、チョコレートって決まってんだろ!」

    快斗「媚薬が入ってんのかよ!食わせんなっ!やめろおおお!!」

    灰原「媚薬=チョコレートって…。腐女子を舐めるにも程があるわね」




    43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:10:40.81 ID:JYMqpF8Gi

    服部か白馬連れて行かないとヤバイだろどう考えても




    44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:11:31.31 ID:C9MUXuCE0

    快斗「そ、そこのお嬢ちゃん!こいつを止めてくれ!」

    灰原「それは無理ね。今、彼を止めたら私が消されてしまうもの」

    快斗「何だよその設定は!厨二病かよ!」

    灰原「失礼ね。厨二秒なのは、むしろあなた達じゃない」

    コナン「灰原!人を厨二病呼ばわりしてる暇があったら手伝えよ!」

    灰原「いいけど…」ポチッ

    コナン「………ぽちっ?」

    灰原「腐女子を喜ばせるスイッチを博士から預かったの」

    コナン「何押してんだコラアアアアアア!!」




    45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:12:22.66 ID:C9MUXuCE0

    快斗「こいつが油断した隙にチョコレートを奪取!!」

    コナン「あっ!バーロー!返せよテメー!」

    快斗「誰が返すか!しかし何だってお前、オレに媚薬を盛ろうとしたんだ?」

    コナン「そ、それは…こっちにはこっちの事情があんだよ」

    快斗「よくわかんねーけど、さっさと帰れよ。はあ、疲れる…」




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:13:13.02 ID:C9MUXuCE0

    灰原「疲れた時には甘い物が一番よ。例えば、あなたが手に持っているチョコレートとか」

    快斗「そうだな。いただきまーす」

    パクッ

    快斗「って、媚薬が入ってんのに食っちまったあああああああ!」

    灰原「スイッチを押したからかしら?」

    コナン「元からバカなんじゃねーのか?」

    快斗「オイお前、なんて事してくれたんだよ!!」

    コナン「ハッ!オレを見るな!!!」




    49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:14:02.09 ID:ORhs5t3W0

    げんたと光彦でもくっつけとけ




    50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:14:24.74 ID:C9MUXuCE0

    怪盗キッドがオレを見ようとした、その時…!

    中森警部「怪盗キッド、逮捕だー!!」

    灰原「工藤君の前に外野が割って入ってしまったわね」チッ

    コナン「た、助かった…」

    快斗「青子のお父さん!オレ、怪盗キッドじゃないっすよ!」

    中森警部「アオコ?誰だそれは?怪しいな…。君は快斗君に変装した、怪盗キッドじゃないのか?」

    快斗「だからあ~」

    コナン「何!?中森青子も消えちまったのか!?」

    中森警部「ナカモリアオコ?」




    52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:16:02.59 ID:C9MUXuCE0

    快斗「“も”って事は…他にも誰か消えたのか?」

    コナン「実は…」

    灰原「そんな事よりも、媚薬の効果は出たのかしら?」

    快斗「え?別に何ともねーけど?」

    コナン「おかしい…。灰原が作った薬の効果が出ないだなんて…」

    灰原「おかしいわね…」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

    コナン「おいコラ!どさくさに紛れて、腐女子を喜ばせるスイッチを押してんじゃねーよ!」

    中森警部「ご婦人を悦ばせるスイッチ?な、なんだその、いかがわしい物は…」

    コナン「いかがわしいのは中森警部の頭の中身だよ~」




    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:17:07.74 ID:C9MUXuCE0

    快斗「あの、何で青子のお父さ…いや、中森警部はここに来たんですか?」

    中森警部「この辺に怪盗キッドが出没したという目撃情報があったんだが…。君は本当に快斗君なのか?」

    快斗「怪盗キッドなわけないっすよ。第一、うちに盗む物なんか無いでしょ」

    中森警部「そ、そう言われればそうだな。予告状もないし、ガセネタをつかまされてしまったのか…。疑ってしまってすまない」

    快斗「いえいえ」

    中森警部はブツブツと言いながらも、どこかへ行ってしまった。




    55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:18:21.46 ID:C9MUXuCE0

    快斗「ふう、やっと帰ったか」

    コナン「やっぱり媚薬の効果は表れてねえ見てえだな」

    灰原「あの媚薬の効果は実証済みだから、そんなはずはないわ。効果が出るのが遅れているのかも」

    快斗「おい。そこで何をコソコソ話してんだよ」

    灰原「まだ身体に変調は無い?例えば、中森警部のことを考えると胸が早鐘のように鳴り響き、世界は薔薇色に染まり、新しい自分に生まれ変われるような、そんな素敵な未来が待っている予感はしない?」

    コナン「灰原…。お前、変わったな…」




    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:20:05.10 ID:C9MUXuCE0

    快斗「はあ?なんでオレが中森警部に惚れなきゃいけねーんだよ」

    コナン「今ので意味が通じたのか」

    灰原「おかしいわね…。どうして媚薬が効かなかったのかしら…」

    快斗「いいからとっとと帰れよ。オレはこれから用があるからよ」

    コナン「仕方ねえな。んじゃ、出直そーぜ灰原」

    灰原「そうね…」




    58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:21:31.27 ID:C9MUXuCE0

    その夜、怪盗キッドの予告状が出されて、オレ達は予告現場である杯戸シティホテルの屋上へと向かった。

    コナン「用があるってこの事だったのかよ!」

    灰原「怪盗キッドの家を知っているんだし、明日にでも行って捕まえた方がいいんじゃない?」

    コナン「現行犯じゃねーと捕まえられねえだろ」

    灰原「確かに、万引きだって現行犯じゃないと捕まえられないわね」

    コナン「だから家に乗り込んでも無駄なんだよ!」

    灰原「状況説明的ね、工藤君」




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:22:41.47 ID:C9MUXuCE0

    怪盗キッド「レディース エンド ジェントルメン!今宵のショーを皆さんにご覧に入れましょう!」

    服部「来よったな、怪盗キッド!」

    コナン「服部、お前来てたのかよ」

    服部「当たり前や!オレは工藤の幼なじみなんやからな!」

    灰原「探偵だから来たわけじゃないのね」

    コナン「やべー…。元の世界に戻さないと、コイツ本気でうぜえ…」

    服部「工藤は相変わらず冷たいやっちゃなあ。まるでレイコーのように冷たい男や」

    灰原「今時アイスコーヒーの事、レイコーなんて言う関西人あんまり居ないわよ」




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:24:21.89 ID:C9MUXuCE0

    中森警部「怪盗キッド!予告状には『サファイアを盗む』と書かれていたが、ここにはサファイアは無い!なぜここをターゲットにしたんだ!?」

    怪盗キッド「とある小学1年生の男子と初めて出会った思い出の場所が、ここ杯戸シティホテルの屋上だったのです」

    中森警部「はあ?」

    灰原「思い出を大切にするなんて、ずいぶん乙女チックね」

    服部「それにしても、小学1年生の男子ってめっちゃ限定されとるやないか」

    コナン(嫌な予感がするわけだが…)




    63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:25:01.57 ID:zJAA8W1X0

    俺も嫌な予感しかしない




    64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:25:37.23 ID:C9MUXuCE0

    怪盗キッド「そして、もう一つの質問に答えましょう。私が盗みに来たサファイアは、私の目の前にあります」

    中森警部「どういう事だ!?」

    怪盗キッドはマントをたなびかせて、オレの目の前にふわりと舞い降りた。

    コナン「げっ」

    怪盗キッド「この世で最も美しいサファイアを盗みに来ました」

    コナン「まさか…媚薬の効果はすでに出ていたが、顔に出していなかっただけだったのか!」

    灰原「でもあの時に怪盗キッドは、中森警部を見たはずよ」

    コナン「そうか、わかったぞ!」テコリーン




    66月刊むー ◆MMMMMlfH40zw2014/02/23(日) 16:26:23.53 ID:zAWM55wIi

    わくてか(´・ω・`)




    67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:26:41.42 ID:C9MUXuCE0

    コナン「怪盗キッドはコンマ1秒の差で、中森警部よりも先にオレを見ちまったんだ!!」

    服部「なんやて工藤!オレの工藤に勝手に惚れよって!」

    灰原「ところでこの人は媚薬を飲んでいないのに、どうして工藤君の尻を追い回しているの?」

    コナン「こいつはスイッチを押す前からホモだったからな」

    服部「怪盗キッド!自分がやってる事わかっとんのか?お前ホモやで!!」

    コナン「オメーが言うなよ」

    怪盗キッド「仕方ねーだろ!男とか女とか関係なく、好きになっちまったんだよ!」

    コナン「うるせーよ」

    灰原「腐女子のテンプレを喋ってんじゃないわよ」




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:28:13.06 ID:C9MUXuCE0

    怪盗キッド「では埒が明かないので、仕事を進めさせていただきます」

    中森警部「おい、待て!!」

    怪盗キッド「では行きましょう、名探偵」

    コナン「行かねーよ!やめろ!抱き上げんな!!」

    灰原「お姫様抱っこは基本よね。スイッチを沢山押した甲斐があったわ」

    服部「そうは行かんで!」

    白馬「そうは行きませんよ!」

    光彦「そうは行きませんよ!」




    70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:29:14.75 ID:C9MUXuCE0

    コナン「白馬!?」

    服部「なんでお前がここにおるんや!」

    光彦「ボクも居ますよ!」

    白馬「怪盗キッドの狙いがわかったので、犯行を阻止するために来ました」

    怪盗キッド「やれるもんならやってご覧なさい。私の方が上でしょうけどね」

    服部「ここは白馬と協力するしかなさそうやな。白馬!ふたりで怪盗キッドを倒すで!」

    白馬「わかりました!」

    灰原「倒すの?捕まえるんじゃなくて?」




    72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:30:25.32 ID:C9MUXuCE0

    コナン「なぜかオレが、段々置いて行かれているわけだが」

    光彦「ボクもですよ~」

    怪盗キッド「私とやり合う気ですか?面白い。受けて立ちましょう」

    服部「オレの拳が真っ赤に燃えるわ~」

    白馬「あなたには負けませんよ、黒羽君!」

    怪盗キッド「オレは黒羽快斗じゃねえ!」

    灰原「自らフルネームを名乗ってるわね」




    75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:31:37.11 ID:C9MUXuCE0

    コナン「おーい。単なるケンカならよそでやれよ。ホテルに迷惑が掛かるだろ」

    光彦「そうですよ!こんな所でケンカをしたら、誰かが押されて落ちちゃうかもしれないじゃないですか!」

    怪盗キッド「名探偵…危ないので下がっていてください。この階段の陰で!」

    怪盗キッドはオレを階段の近くに下ろした後に、白馬と服部と文字通り取っ組み合いのケンカを始めた。

    コナン「灰原、帰るか」

    灰原「そうね」

    中森警部「我々も帰るか」

    警察「そうですね」




    76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:32:26.25 ID:GCtolpTf0

    光彦落ちろ




    80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:34:05.23 ID:C9MUXuCE0

    灰原「ちょっと待って。これ、ダイイングメッセージじゃない?」

    光彦の指の先には、血文字で『怪盗キッドと白馬さんと服部さんと>>76に押されました』と書かれていた。

    コナン「光彦が落ちたのはついさっきだぞ?こんな短時間で書けるわけがねえ。これは光彦が書いたもんじゃねえな」

    灰原「じゃあ、円谷君は…」

    白馬「自殺ではないでしょうか」

    服部「ああ。間違いなく自殺や」

    コナン「おう。おめーら終わったのかよ」




    77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:32:49.04 ID:C9MUXuCE0

    オレと灰原がホテルの正面玄関から出ると、目の前に光彦が落ちて来た。

    グシャッ

    コナン「光彦!?」

    光彦「やっとボクに…気づいてくれたんですね…ぐふっ」

    そうして光彦は、安らかな笑顔で死んで行った。

    灰原「もう脈が無いわ…」

    コナン「光彦…光彦おおおおおおおおおお!!!!一体誰がこんな事をしたんだ!」




    78牛乳茶男 ◆YUCp7NXTkD592014/02/23(日) 16:33:15.01 ID:+Y8sMFG20

    光彦wwww




    79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:33:48.51 ID:MvnsG7bJ0

    本当に落ちたwwww




    81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:34:06.42 ID:GCtolpTf0

    よかった、やっぱり光彦は死ぬんだね




    85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:35:39.49 ID:C9MUXuCE0

    白馬「ええ。コナン君がいない事に気づいて、怪盗キッドは帰りました」モグモグ

    コナン「なんでチョコレートなんか食ってんだ?」

    白馬「怪盗キッドが落として行ったものです。ばあやが、よく『食べ物を粗末にしてはいけない』と言うもので、僕が処理しているわけですが、何か?」

    コナン「怪盗キッドのチョコレートって、まさか…」

    白馬「ところでコナン君。今から僕の家で、シャーロックホームズについて語り合いませんか?」

    コナン「」




    86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:37:02.55 ID:C9MUXuCE0

    服部「あかんで!ボウズには、オレが添い寝してエラリークイーンを読んでやるんや!」

    灰原「どちらか選んであげなさいよ」

    コナン「どっちかっつーとシャーロックホームズの方がいいが、寝床で読まれるのは御免だな」

    服部「なんやて工藤!」

    白馬「失敬な。僕はベッドで読むとは言っていないでしょう。もっとも、コナン君が望むならその限りではありませんが!!」




    87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:37:06.55 ID:MvnsG7bJ0

    やっぱり灰原が黒幕か




    88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:37:55.65 ID:C9MUXuCE0

    コナン「いい加減にしろ!もう帰るぞ、灰原!スケボーに乗れ!」

    灰原「ええ」ヒョイッ

    スケボーは全速力で発進して、その勢いで灰原は振り落とされた。

    灰原「あの慣性の法則を無視した肉体は、一体どうなっているのかしら」




    90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:37:59.59 ID:Db15u45s0

    灰色って白と黒の中間だもんな




    91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:38:32.80 ID:m6WPgqm2i

    コナンが掘られる以外の未来が見えない




    92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:39:14.87 ID:C9MUXuCE0

    トンテンカンテン

    コナン「これでよし、と…」

    服部が入って来れないように、寝室の内部からドアに板を打ち付けた。

    コナン「今日は散々な一日だったな…。明日になったら、博士に元に戻してもらわねえと…ふわあ」

    布団に入ろうとしたら、布団から白いシルクハットと、白いズボンと靴がはみ出しているのに気づいた。

    コナン「これは、まさか…」




    93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:40:26.37 ID:C9MUXuCE0

    怪盗キッド「待ってたぜ、名探偵」

    コナン「うわあああ!!!」

    怪盗キッド「お前が帰って来るまで布団の中に潜んでたぜ。怪盗だからな」

    コナン「ドアに板を打ち付けて自分で密室にしちまったせいで、逃げ道がねえ!」

    コナン「そ、そうだ!麻酔銃でコイツを眠らせれば!」

    怪盗キッド「あの時計型麻酔銃なら、盗ませてもらったぜ。怪盗だからな」




    94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:41:31.40 ID:GCtolpTf0

    バイバイコナンの処女




    95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:41:47.07 ID:67JYyPB80

    怪盗キッド「お前のア●ル処女を盗ませてもらうぜ。怪盗だからな」




    96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:41:53.37 ID:lsqvVauK0

    キック力増強シューズで蹴れば!




    97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:42:01.14 ID:C9MUXuCE0

    コナン「ギァアァーッ!蘭姉ちゃん!蘭姉ちゃん!あっ、しまった!蘭は居ないんだった!!」

    コナン「じゃあおっちゃん…しまった、おっちゃんは徹夜でマージャンだった!」

    コナン「じゃあ服部…しまった、服部はドアが打ち付けられているせいで、入って来られない!」

    怪盗キッド「安心しろよ。なるべく痛くないようにするから。怪盗だからな」ガシッ

    コナン「それ怪盗関係ねーだろ!うぎゃああああああああああああ!!!!!!!」




    98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:42:52.54 ID:nsulPx5M0

    さよなら僕らのコナン君……




    99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:42:56.71 ID:Db15u45s0

    キッドのキッドがコナンのキッドをキッドする展開か




    100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:43:37.93 ID:C9MUXuCE0

    翌朝。

    ピチチッ…チュンチュン…

    コナン「」

    阿笠「新一、元に戻すスイッチができたぞ!」

    コナン「」

    阿笠「どうしたんじゃ?せっかく元に戻すスイッチが出来たというのに、廃人のような顔をしておるのう」

    コナン「もう、遅せえよ…」

    阿笠「何がじゃ?」




    102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:44:52.24 ID:C9MUXuCE0

    そう、何もかもが遅すぎたのだ。

    博士がすぐに元に戻すスイッチを押したが…。

    世界が元に戻っても、光彦の命と、そしてオレの貞操は戻ってこない。

    余談になるが、灰原は元から腐女子だったらしく、今日も元気に同人誌を作り続けている。

    コナン(蘭は戻って来たが、大切なものを失っちまったな…)

    蘭「コナンくーん。お尻痛いんでしょ?肛門科行きましょう」

    コナン「うん…。わかったよ、蘭姉ちゃん…」

    【おわり】




    104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:45:57.49 ID:nsulPx5M0


    光彦死んだところ良かった




    105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:46:46.08 ID:ORhs5t3W0

    そりゃ小一のケツにいれたら切れるわ…




    106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:46:46.21 ID:s6d7C8700





    107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:47:45.46 ID:GJA6mzu30

    お疲れ
    次回はキッドとコナンのエロシーンの詳細ヨロ




    108忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15)2014/02/23(日) 16:48:09.77 ID:7ElY80NA0

    一番大事なところが・・・




    110牛乳茶男 ◆YUCp7NXTkD592014/02/23(日) 16:50:02.53 ID:+Y8sMFG20





    111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:51:05.72 ID:tT4y4wOp0

    コナンきゅんかわいそう(´;ω;`)




    112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:52:12.23 ID:Ygd2VGeT0

    >>111
    キッドの方が被害者のような気がするが気のせいか




    113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 16:56:29.38 ID:6Sb2KSNt0

    面白かったww




    115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 17:04:54.17 ID:heNicEu20

    これは>>1も腐女子なんだろうな




    116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 17:19:20.57 ID:KI+E58lKi

    割りとまともなコナンSSだな面白かった




    117アドセンスクリックお願いします2014/02/23(日) 17:31:37.63 ID:mikNdBta0

    光彦が死ぬのはまともなのか




    114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2014/02/23(日) 17:00:42.75 ID:MR60fgMv0

    このSSを読んだ腐女子は喜んだのだろうか



    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:14:33.49 ID:k6hKMVXt0

    妹「うん、明日から」

    兄「明日から!?急すぎね!?」

    妹「うん、オナニーするときは兄妹、または異性の親、親族にオナニーを見てもらって…」

    妹「1シコ、または1クチュにつき1円だって」

    兄「1シコ1円…って、監視されながらオナニーすんのかよ?」

    妹「うん、そーらしいよ」

    兄「お、お前に…?」

    妹「お母さんでも良いよ」

    兄「いやカーチャンはねーわ」

    妹「妹の私はアリなんだ?」

    兄「…っ///」

    妹「きもっ…」

    兄「ち、ちげーし///妹っていう属性が好きなだけでお前なんか好きじゃねーしっ///」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:17:08.74 ID:TooiymEji

    1ストロークごとに1円とられたらやべえぞ





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:19:04.59 ID:jg/zOVDk0

    >>6
    早漏最強か





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:19:18.24 ID:KzdbsFic0

    早漏大勝利じゃねーか







    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:19:32.14 ID:k6hKMVXt0

    妹「ふーん…ま、いいや」

    兄「…///」

    妹「それならオナニーのときはお母さんに見てもらってね」

    兄「えっ…」

    妹「私に見て欲しいとか言って来ないでよね、キモイから」

    バタン

    兄「た、大変なことになってしまった…」

    兄「どうすんだよ…1シコ1円とか、まずカーチャンの前で勃つか…!?」

    コンコン

    兄「ドキッ…は、はーい」

    ガチャ

    カーチャン「は、は、話は聞かせてもらったわよっ///」

    兄「カーチャン!?」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:24:27.26 ID:Zh7TVyEJP

    脱法オナニーが捗るな





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:24:56.06 ID:k6hKMVXt0

    カーチャン「そ、その…妹ちゃんはまだし、思春期だし…」モジモジ

    兄「…」

    カーチャン「やっぱりその…そういうの…見せられないからねっ///」

    カーチャン「で、で、でもあんたも男の子だし…そういうことするって言うのもわかるしぃ///」

    兄「あっ…あの…」

    カーチャン「そ、そのっ…したくなったら…」

    カーチャン「カーチャンが見てあげるからねっ///」

    兄「…」

    カーチャン「い、言いたいことはそれだけっ///」

    カーチャン「…それじゃ、後でね…///」テテテッ

    バタンッ

    兄「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ―――ッ!!」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:30:21.27 ID:k6hKMVXt0

    ― 翌日

    キーンコーンカーンコーン…


    兄友A「そいでさーwww姉貴に頼んだよwww」

    兄友B「マジかよーwww良いなーお姉ちゃんハァハァ」

    兄「…」

    兄友B「そいやお前んちの妹ちゃんもかなり可愛いよな?」

    兄「…」

    兄友B「おーい?聞いてるかー?昨日は妹ちゃんに抜いてもらってたり?www」

    兄友A「羨ましすぎるだろ、それはwww」

    兄「…」


    クラス女「兄くーん、妹ちゃん来てるよー」

    兄「…んっ?」テテテッ

    妹「ほいっ、これお弁当忘れてたよ」ヒョイ

    兄「あ…ありがと」





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:34:55.92 ID:k6hKMVXt0

    兄友A&B「ニヤニヤ」


    兄「…///」

    妹「そんじゃ」

    クラス女「あっ、もう良いの?ばいばーい」

    妹「あ、ありがとーございましたぁー」ペコッ

    スタタッ


    兄友A「おいおいwww愛妻弁当ですかwww」ニヤニヤ

    兄友B「いいねぇwwwまあオナニー見せ合う仲だもんな」ニヤニヤ

    兄「ちっ、ちげーしっ///」

    クラス女「はぁー…男子ってほんとあほっ」

    兄友A「んだよっ!?おめぇはパパにでも見てもらったのか?www」

    クラス女「うっ、うるさいっ!///」

    ワイワイガヤガヤ


    兄「はぁー…シコリたい…」





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:39:33.31 ID:k6hKMVXt0

    ワイワイガヤガヤ

    兄「収まりそうにねーな…一人で飯食うか」スタスタ


    ― 屋上

    シーン

    兄「よっし、誰もいない…やっぱ屋上は最高だな」

    カパッ

    兄「いっただっきまーす」

    パクパク

    兄「ん?…一人?誰も…いない…?」

    兄「ハッ!!…これは脱税オナニーチャンスじゃねぇか!?」

    キョロキョロ

    兄「誰かいるか!?」

    シーン

    兄「ちんちん出しますよー(ボソッ」ボロン





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:46:24.44 ID:k6hKMVXt0

    兄「ふぉぉぉぉぉぉぉぃwwwwシコシコ気持ちうぃぃぃぃぃwwwwww」シコシコシコ

    兄「あひょぉぉぉぉぉぉwwww開放的ぃぃぃぃぃぃwwwww」シコシコシコ

    ガチャッ

    妹「…」

    兄「…」ドピュッ…

    兄「…あ」

    兄「…へ、へへ」ニッコリ

    妹「…」

    バタン

    兄「ああっ、待って!!…違うっ!!これは違うんだっ!!」ダダダッ

    妹「なっ、なんで追って来るのよーっ!!」

    兄「待ってっ!!頼む!!誤解だっ!!」ブルンブルン

    妹「ち、ちんちん出して誤解ってなによっ!!///」

    クラス女「あ、兄くんと妹ちゃん…?」オドオド

    兄&妹「あっ…」





    68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:52:26.56 ID:k6hKMVXt0

    クラス女「べ、別に兄妹でも良いと思うけどね、あ、あたしは…///」

    クラス女「でも学校はや、やめたほうが良いかなぁー…って」

    クラス女「ほら、男子たちただでさえ馬鹿だからっ…その…変な噂になったりするからさっ///」

    ――

    トボトボ

    兄「ごめんなさい…」

    妹「…」スタスタ

    兄「妹さん…?」

    妹「…」スタスタ

    兄「ゆ、許してくださいよぉ…」ウルウル

    妹「お兄ちゃんのせいで誤解されちゃったじゃんっ…」

    妹「クラス女さんカッコ良いし、仲良くしたかったのにっ」

    兄「ご、ごめんてぇ…」オロオロ

    妹「それに、脱税なんて法律違反だよっ!!捕まったらどーすんのっ!?」

    兄「…ご、ごめんなさい…もうしません…」





    78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:58:13.86 ID:k6hKMVXt0

    ― 夜

    兄「はぁ…完全にキレてたな妹…」

    コンコン

    兄「ドキッ…は、はーい」

    ガチャ

    カーチャン「…」

    兄「ああ…カーチャン、どうしたの?」

    カーチャン「…良いよ、抜いても…///」

    兄「…えっ!?」

    カーチャン「今日…我慢できなくて学校でしちゃったんでしょ?///」

    カーチャン「カーチャン…心の準備できてるからっ…良いよ、して?///」モジモジ

    兄「おっ、お、おっ…お断りしますっ!!」ドンッ

    バタンッ

    カーチャン「カーチャンいつでも良いからー!!待ってるからー!!」ドンドン

    兄「やだよぉ…怖いよぉ…」ガクブル





    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:58:32.19 ID:fMKfQkmYi

    脱税オナニーという語感





    80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 12:59:24.14 ID:YEAxhUKY0

    脱税オナニー流行るな





    87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:04:48.18 ID:jTXLU8RV0

    法律にも穴はあるんだよな…





    89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:05:16.06 ID:k6hKMVXt0

    ― 翌日

    キーンコーンカーンコーン

    兄「んっ…?おーい」

    妹「…」プイッ…スタスタ

    兄「おっ…おーい、どこ行ってるんだ?」

    妹「…生徒会、何か話し合いだって」

    兄「そ、そーか…大変だな、頑張れよ」

    妹「うん、そいじゃ」スタスタ

    兄「…まだ怒ってるなー…」

    ――

    「全校生徒の皆様、本日我が学校に新たな委員会を設置致しました」

    兄友A「おっ?なんだなんだー?」

    「新しく設置された委員会は『隠れ自慰監視委員会』です」

    「校内での隠れた自慰行為は法律違反です、委員会でも注意をしていきますので、気を付けましょう」

    兄「か、隠れ自慰…委員会…!?」





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:06:45.03 ID:YEAxhUKY0

    >>89
    なんか無駄に語呂が良いのはなんなんだよwwww





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:13:36.35 ID:k6hKMVXt0

    ― 夜

    兄「あ、あのー…」

    妹「なに?」

    兄「か、隠れ自慰委員会って…」

    妹「放送で言ってたでしょ、隠れてしてるのを見つけて注意とか…」

    妹「酷い場合は警察に通報するってさ」

    兄「なっ…つ、通報とか…嘘だよな?www」

    妹「嘘じゃないよ、今日その話し合いだったし」

    妹「この前みたいにやってたら逮捕かもね、恥ずかしいからやめてよね」

    兄「うっ…す、すいません…」

    妹「…溜まってんの?///」

    兄「えっ…?」

    妹「…///」

    兄「あっ…あの…///」





    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:22:07.56 ID:k6hKMVXt0

    兄「溜まって…る…///」

    妹「わかった」

    兄「…それじゃ、お前…」

    妹「じゃお母さん呼んでくる」スタッ

    妹「お母さーんっ!!お兄ちゃんが溜まってるってーっ!!」

    ドドドドドドド…

    カーチャン「ついに来たねぇぇぇっ!!この時がぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ズサァーッ

    兄「あ…あわわ…」ガクガク

    妹「…」

    兄「ちょ、い、妹さーん…助け…」

    妹「この前の罰だよー」スタタッ

    カーチャン「フハァ…フハァ…ブルルンッ…フヒィ…」

    兄「やっ…あっ…待ってっ…シコりたくないっ!!シコリたくないぃぃぃぃぃぃっっ!!」




    妹「…やりすぎたかなぁ…」





    118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:23:03.04 ID:pYJCfb7r0

    カーチャンどんだけだよwwwwwwwwwww





    119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:23:20.38 ID:fc/0Ckh70

    かーちゃんきめえwwwwwww





    136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:31:02.95 ID:k6hKMVXt0

    ― 翌日

    妹「おはよ」

    兄「…ぉぅ」

    妹「…じー」

    兄「…」

    妹「…ごめん」

    兄「ハッ…あ、いや大丈夫、大丈夫ハハッ…」

    妹「そっか、じゃいーや」スタタ

    妹「いってきまーすっ」

    カーチャン「行ってらっしゃーい」

    兄「お、俺も行ってきます」

    カーチャン「行ってらっしゃーい、学校でシコっちゃだめよー///」

    兄「は、はーい…」





    147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:40:47.65 ID:k6hKMVXt0

    兄友A「聞いたか?2組の上田、部室でシコってたとこ見つかってさ…」

    兄「ま、マジかよ…」

    兄友A「マジマジ、そんで警察に突き出されたってよ」

    兄「け、警察…」

    兄友B「隠自会の奴ら容赦ねーな…」

    兄友A「ああ…」

    兄「ま、まあ部室でオナニーする奴もする奴だけどな」

    兄友A「ま、確かにな…スリルでも求めてたんかな?www」

    兄友B「スリル求めて自慰で前科持ちとか嫌だわーwwww」ゲラゲラ

    クラス女「はぁー…あんたらも警察に突き出されたらクラスが静かになるのに」ニヤニヤ

    兄友B「ケッ…し、したくなった時はお前にオナニー見てもらうさっ///」

    クラス女「見るわけないし、ばぁーかw」

    兄友A「振られたなwwwBwww」

    ワイワイガヤガヤ


    兄「…またぼっち飯か」





    161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:48:25.50 ID:k6hKMVXt0

    兄「んぐっ…はぁー美味かったごちそーさまでしたー」カポッ

    兄「あー…休憩まだあるなー」

    兄「トイレ行くか」スタスタ



    妹「…っ!」



    バタンッ

    兄「ふぃー…うんこうんこ…」

    兄「(…とみせかけてwwwシコっちゃいますwwwwww)」シコシコシコ

    兄「くっふぅ…(ここならバレるわけないwwwww部室でシコるアホとは違うんだよwww俺はなwww)」シコシコシコ

    兄「うぅっふっ」ドピュッ…

    兄「ふぃー…」フキフキ…ジャァァァ…

    バタンッ

    妹「じー…」ジトー

    兄「のわぁっ!?…な、何してんだよ!?」オロオロ





    175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 13:57:01.57 ID:k6hKMVXt0

    妹「…キモイことしないでよ」

    兄「わ、わ、わかってるってっ…」ドキドキ

    妹「…そいじゃ、あっ…あとほいハンカチ」

    兄「あ、ありがと…」

    妹「ハンカチくらいちゃんと持ってきなよ」

    テテテッ…

    兄「や、やべぇ…焦ったぁ…」




    委員長「えー…ですので、明日より抜き打ちの見回りを行います」

    委員長「屋上、部室、理科室…トイレ等考えられる場所を見回りします」

    委員達「お、おい…委員長マジだぜ…(ヒソヒソ」

    委員達「こりゃあ逮捕者続出じゃねーか?(ヒソヒソ」

    委員長「自慰行為をしている者を見つけ次第…即通報です、以上」

    一同「お疲れ様でしたー」

    妹「…お疲れ様でした」





    192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:08:19.32 ID:k6hKMVXt0

    ― 夜

    コンコン

    兄「ビクッ…は、はい…?」

    妹「…」スッ

    兄「ホッ…なんだお前かぁー…」

    妹「お母さんが良かった?」

    兄「良くない良くない!!」ガクガクブルブル

    妹「冗談だよ」

    兄「冗談キツイって…マジで…」

    妹「ごめんごめん…あ、あのさ…」

    兄「ん…?」

    妹「そ、そのー…が、学校で…してないよね?///」

    兄「ギクッ」

    妹「じー…」ジトー

    兄「ハッ…してないしてない!!」





    208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:17:36.64 ID:k6hKMVXt0

    妹「…ほんとに?」

    兄「ほんとほんと!!」

    妹「…嘘ついたら針千本だよ?」

    兄「飲む飲む!!ああ…いや嘘じゃない!!嘘じゃない!!」

    妹「わかった…じゃ信じる、おやすみー」

    バタン

    兄「な、なんだったんだよ…」ドキドキ

    コンコン

    兄「はっ…はひぃっ!?」

    ガチャ

    カーチャン「…ねぇ、今日どうする?///」

    兄「…」

    カーチャン「…またする?///」

    兄「い、いえ…結構です…」





    215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:24:52.25 ID:k6hKMVXt0

    ― 翌日

    キーンコーンカーンコーン

    兄友A「おい!飯食おうぜー…あれ?あいつは??」

    兄友B「さぁ…?」

    ――

    兄「よっしゃ食ったぁぁっ!!…いざ参らん!!トイレへ――ッ!!」

    バタン

    兄「フヒヒィwwwwフヒヒヒィwwwww」シコシコシコ

    ――

    委員長「…これで部室、理科室は回りましたね…最後、トイレに行きます」

    委員達「はい」タッタッタ…

    ――

    妹「お兄ちゃんいますかー?」

    クラス女「兄君…?いやいないねー…屋上とかかなー?」

    妹「そ、そうですか…ありがとーございましたぁ」ペコッ





    231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:33:13.97 ID:k6hKMVXt0

    バァンッ

    妹「お兄ちゃ…」

    シーン…

    妹「屋上にもいない…」

    妹「…昨日の様子も怪しかったし…まさか…トイレで…!?」

    ダダダッ…


    ――

    兄「んっふぅ…(るんるんるんるん精子出るんwww)」シコシコシコ

    兄「くっ…(自由なオナニー楽しいなっ♪)」シコシコ

    バァンッ!!

    委員長「隠れ自慰委員会の名において、あなたを拘束し、身柄を警察へ引き渡します―ッ!!」

    委員達「御用だ御用だ」ワイワイ

    兄「ほぇっ!?」シコシ…





    238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:37:42.99 ID:fQZ0NYlvO

    ちんぽを突き出したら警察に突き出される世の中





    249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:41:43.24 ID:R4h+clweO

    >>238
    それ普通の世の中だから





    242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:39:08.53 ID:k6hKMVXt0

    兄「こっ…これは違うんです!!誤解ですっ!!」オロオロ

    委員長「そんなにペニスを肥大化させて誤解とは…?」

    兄「うっ…ううっ…」

    ザワザワ…

    生徒達「おい…あいつ1組の奴だぞwww」

    生徒達「フルボッキじゃねーかwww」ゲラゲラ

    兄「ううっ…」ポロポロ

    委員達「うるさいぞお前たち!!邪魔だ邪魔だ!!」

    委員長「それでは、警察へ引き渡しましょう」

    兄「警察…前科持ち…人生終わり…う、うあぁぁ…うぁぁぁぁ…」

    委員長「泣くくらいなら最初からやらなければ良かったのでは?」ニヤッ

    委員長「さ、行くぞ」

    グイグイッ ドスドスッ

    妹「待ってくださいっ!!…はぁ…はぁ…」

    兄「――ッ!!…い、妹ぉ…」ポロポロ





    264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:48:48.84 ID:k6hKMVXt0

    委員長「君は…隠自会の1年生、何か用ですか?」

    妹「はぁ…はぁ…お兄ちゃんを…許してくださいっ!!」

    ザワザワ…

    委員達「許す…?バカじゃないのか君はwww」

    生徒達「おいwwwあいつ兄貴だってよwww」

    生徒達「妹ちゃんのほうは可愛いのにwww兄貴チンコ丸出し野郎www」ゲラゲラ

    兄「うぅっ…すいませんすいません…」ポロポロ

    委員長「…お兄さんですか?」

    妹「そうです…」

    委員長「だから許せと…?」ニヤッ

    妹「…」

    委員長「隠自会発足時に言いましたよね?…特別待遇は無いと」ニヤニヤ

    妹「…わかってます…」

    委員長「じゃあ何故そんな馬鹿なことを言うのでしょう?」

    妹「…ううっ…そ、それはぁ…」ウルウル





    298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 14:59:54.01 ID:k6hKMVXt0

    委員長「隠れたオナニーは違法です、知っているでしょう?」ニヤッ

    委員長「オナニーは必ず異性の親族に見てもらう必要があります」ニヤッ

    委員長「この男…君のお兄さんはね、犯罪者なんだよ」ニヤニヤ

    兄「――ッ!!」

    妹「ううっ…お、お兄ちゃぁ…ん…」ポロポロ

    シーン

    兄「…ありがとう…もう良い、もう良いよ妹」ウルウルニコッ

    妹「…そ、そんなぁ…」ポロポロ

    兄「行きましょう、委員長さん」

    委員長「わかればよろしい」ニヤニヤ

    妹「ううっ…じゃあ…私は…どうしたら良いのよっ…」ポロポロ

    委員長「…ん?」

    妹「お父さんいないもんっ…お兄ちゃんしかいないもんっ…」

    妹「…私これからオナニーする時どうしたらいいのよっ!!?」


    委員長「えっ…?」





    299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:00:57.64 ID:rARNwL9v0

    キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!





    329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:14:17.83 ID:k6hKMVXt0

    妹「…そうだよ、困るんですっ…お兄ちゃん連れて行かれたら!!」

    妹「私だって…お、オナニーするかもしれないもん!!///」

    妹「その時にお兄ちゃんがいないと困るのっ!!」

    ザワザワ…

    生徒達「な、なんかすげーな…」

    生徒達「許してやれよ!!隠自会!!これくらい良いだろ!!」ワーワー

    生徒達「そーよ!!そーよ!!」

    妹「み、みんなぁ…」ウルウル

    兄「な、なんだ…?温かい…人の心の光を感じる…」ウルウル

    委員達「ど、どうしましょうっ、委員長!?」オロオロ

    委員長「くっ…こ、今回だけですよっ!!い、行きますよっ!!」

    委員達「は、はい」タッタッタ…


    妹「お兄ちゃんのばかぁ…」ギュゥゥ

    兄「ありがとう…妹…」ポロポロ

    ワーッ!! ヒューヒューッ!!





    332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:14:57.29 ID:ORIvK4yw0

    しかしこの男丸出しである





    351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:24:52.14 ID:k6hKMVXt0

    ― 夜

    兄「…ほんとにするのか?」

    妹「…い、嫌なら良いよ別にっ…///」プイッ

    兄「いや、嫌じゃねーよ!!…だってお前俺のことキモイって…」

    妹「あほっ!ばかっ!鈍感っ!」

    兄「ど、鈍感…?」

    妹「なんでもないっ!!///」

    兄「ご、ごめんてぇ…見せてよお前の…」

    妹「…う、うんっ///」ヌギヌギ

    妹「…ん?」テテテッ

    兄「どーした?」

    カーテンシャァァッ

    妹「何か覗かれてる気がしたー」


    お前ら「チッ…覗いてんのバレた…」

    〜 HAPPY END 〜





    352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:25:25.63 ID:QEyIjGOT0

    続きはWEBでか・・・





    353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:25:23.87 ID:EHgrz1UB0

    あ?





    359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:26:10.65 ID:gF7d+vqk0

    は?





    363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:26:54.90 ID:4aCuFxF90

    破いたパンツ返してください!!!





    370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:30:30.23 ID:FiMO0oWB0

    工工エエエエエ(´Д`)エエエエエ工工





    374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:31:19.04 ID:tsRPnvYO0

    エロシーンに期待したやつらの怨念を感じる





    381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:34:47.52 ID:YEAxhUKY0

    つまりこの世界だと幼稚園児に合法的にオナニーを見せられるのか...

    閃いた





    386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:36:59.66 ID:Y1wwBAzt0

    >>381
    通報した





    377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/05(火) 15:32:40.88 ID:fIPHBd2d0

    今日学習した言葉

    ・脱税オナニー
    ・隠自会

    ふむ、使いどころがわからん





    1:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 17:57:07.30 ID:LFgMt1P+0

    イタチが里に現れた。偶然その事実を 知ってしまった俺は、ナルト達を追いかけ宿場町へと向かった。仲間をイタチの 魔の手から守るために、なにより家族や一族の無念を晴らすために、少しでも早く復讐を果たそうと必死だった。

    やっとの思いで突き止めた宿屋の廊下 で、風変わりなマントを羽織り、イタチは俺の目の前にいた。奴の姿を目にするまでは、仲間を守りたいと思う理性もあった。一族のためにと思う気持ちも確かにあったのだが、いざ対峙した瞬間、 俺は憎悪と殺意のみに支配された。

    たかが13才のガキがトラウマと相対し て、平気でいられる訳がなかったのだ。それを俺は、無謀にも今なら勝てると思い込みこの場に来てしまった。俺とアイツは忍者として同じ土俵にすら立てていなかった。




    2:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 17:58:53.06 ID:LFgMt1P+0

    結果、俺は容易に想定出来るシナリオを辿る事になる。我を忘れた無鉄砲な攻撃が通用する筈もなく、俺の存在に興味すらないのだと眼差しが物語っていた。

    力量の差を突きつけられた挙げ句、複雑な 紋様が浮かぶ赤い目で睨み付けられ、俺の意識はあの日へと飛ばされてしまう。身近な人の死に悲しみを感じることも出来ず、恐怖から死に物狂いで逃げ出してさ迷い続けた。

    それから数週間が経ったのち、地獄のような幻からやっと意識を取り戻した俺は、穏やか過ぎる病室のベッドの上で横になっていた。まだ状況が飲み込めず、サクラに抱きつかれたまま放心状態に陥る。

    何かを言いかけて部屋を後にするナルトの姿を、ぼんやりと目で追ってい た。





    3:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:01:18.60 ID:LFgMt1P+0

    しばらくして、まだ病室に居たサクラは、リンゴの皮を剥いていた。

    その姿に紐付いて思い出されるのは、少し前の会話だ。ナルトの活躍を俺によるものだと思い込んだサクラは、俺に礼を言ってきた。なぜ、俺が助けたと言えないのだろう。イタチの狙いもアイツだった。ナルトと俺の差は一体なんなのだろうか。扉を開く音と共に、一番会いたくない奴が現れる。

    ノックもせず病室に入り込んだナルトが、神経をわざと逆撫でするように俺の安い挑発に乗っかった。こいつに劣っている筈はないのに、あろうことかこいつに助けられてしまった。無力感や焦りを認めたくない一心で、全てを怒りに変える。

    屋上へと向かう足でサクラの善意を踏み潰し、ナルトへの敵対心だけを燃やして俺達は無益な争いを始めた。

    もし、カカシが駆けつけてくれなかったら、止めに入ったサクラを殺していたかもしれない。しかし、素直に感謝できるほど俺は強くなかった。むしろ俺は余りに弱すぎて、全てから逃げるようにしてその日の内に里を抜けた。





    4:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:03:18.53 ID:LFgMt1P+0

    サクラとカカシは異変に気づき、俺を引き留めようとしてくれた。サクラは俺なんかを大好きだと言ってくれた。カカシは自分も同じ境遇にあるのだと、だからこそ仲間は大切だと説いてくれた。

    なのに、俺は何も受け付けることが出来ず、イタチへの憎しみでいっぱいだった。大蛇丸の元へ向かう事が最善だと判断した訳じゃない、俺じゃイタチには敵わないという現実から一刻も早く逃げ出したかっただけなのだ。

    呪印によってやっと特別な自分を手に入れた、そう勘違いに溺れたときナルトが俺を現実に引き戻しに来た。

    俺達は再び何の意味もない争いを繰り返す。気絶したナルトを放置し、朦朧とする意識の中、現実逃避の道を歩き出した筈だった。

    正気付いた俺は、見覚えのある白い天井に絶望する。風を取り入れる窓辺で、花が俺を馬鹿にするように揺れていた。





    5:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:04:53.52 ID:LFgMt1P+0

    「何で俺を連れ戻しやがった……!」

    飄々とした雰囲気を纏い、普段と変わらない表情で仲間だからとだけ答えた。当たり前のように優しい言葉をかけてくれるカカシに、俺は八つ当たりをし続ける。

    理不尽な恨みを募らせ、怒りで防御を固める事で、自分はこんなことは望んでいなかったのだと思い込んだ。もう情けない自分を見るのは耐えられなかったのだ。仲間に助けられるだけの弱い自分などいらなかった。大蛇丸に全てを奪われてでも俺は強くなりたかったのに、静かな病室に居る現実を受け入れられなかった。

    ナルトやサクラも見舞いに訪れては、優しく接してくれた。どんなに自分達を恨んでいても、俺が里に居るだけで嬉しいと喜んでくれていた。そんな二人に俺は呪いの言葉をぶつけそうになる。その度にカカシが現れ、二人を守るようにして自分だけ病室に残った。

    本当はナルト達にまで八つ当たりをして、俺が後悔しないように全てを引き受けてくれていたのだろう。しかし、そんな事にも俺は気がつこうとせず、自分が悪者扱いされているような気がして余計に腹が立った。

    カカシなら俺の言葉など受け流してくれると、身勝手にも信じ込んでいたらしい。毎日顔を出すカカシに言える事は減っていき、写輪眼に話が及ぶのにそう時間はかからなかった。





    6:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:08:30.03 ID:LFgMt1P+0

    俺が写輪眼について罵倒した時、今まで何を言おうと変わらなかった表情が一瞬だけ揺れた。右目しか見えていないのに、あんなに人が傷ついた顔を見たことがなかった。しかし、歪みきった俺はあろうことかチャンスだと感じ、さらに畳み掛ける。

    どの面下げて生きてやがる、お前に写輪眼を使う資格はない。確かそう言った。 カカシは一切否定せず、いつもと変わらない眠そうな目で、そうだなとだけ言った。ちょうどその時、扉をノックする音が響きナルト達が懲りずに戻ってきた。

    いつもなら俺に一言二言かけさせるだけですぐに二人を追い返していたのに、この時はナルト達と入れ替わりカカシは病室を出ていった。少し驚きつつも、俺と長く話せるとナルトもサクラも喜んでいる。とてもささやかな異変だった。

    俺はそんなカカシを気にも留めず、言いたい放題汚い言葉を吐き出して、罵詈雑言を二人に浴びせた。いくらわめき散ら しても、ナルト達はお構い無しで明るく振る舞っている。俺なんかと話して何が楽しいのだろう。無条件な優しさが余計に辛かった。





    7:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:11:12.99 ID:LFgMt1P+0

    今日もナルト達は見舞いにやって来た。自分だって俺のせいで大怪我を負ったのに、辛そうな素振りは一度も見たことがない。サクラも毎日俺の身の回りの世話をしてくれた。

    なのに、俺は放っておいて欲しいという願いさえ叶わないと嘆いていた。あれから一週間も経ったのに、俺の心は荒んでいく一方だった。

    二人を罵ろうとした時、昨日の表情は嘘だったかのように、いつものカカシが現れた。しかし弱点を知ってしまった俺は、二人を出ていかせる隙も与えず早口で捲し立てる。ナルトもサクラも、目の前で他人に向けられる悪意は耐えられなかったらしい。何とか制止しようとしていたが、俺は完全に無視し言葉の刃でカカシを傷付け続ける。

    突然、カカシの姿が消えた。何が起きた のか分からず、俺達はしばらく言葉を失っていた。上忍が毎日見舞いに来れることを、なぜ疑問に思わなかったのだろう。病室に現れていたのは、影分身だった。





    8:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:14:44.91 ID:LFgMt1P+0

    数時間後、病院に一人の患者が担ぎ込まれた。任務を完遂した瞬間、その場に倒れ込み意識が戻らないらしい。青ざめた顔は体に相当な負担がかかっていた事を物語り、それが誰のせいであるのか分からないほど俺は馬鹿ではなかった。

    影分身は本来禁術に指定されている。里から離れている間中ずっと使用していたのなら、チャクラの消費量はかなりの物だ。任務を遂行しながら禁術を発動し続けるなんて、本来なら不可能な筈だった。

    それをカカシはやってのけてしまった。当然、ナルト達の為でもあっただろうが、俺の為であることも疑う余地もな かった。状況は深刻で、病院に泊まり込む覚悟のナルトとサクラは、無言で暗い窓の外を見ていた。

    さすがに二人を罵倒する気は起きず、俺も暗い窓の外を見つめた。今更あの傷付いた顔が胸を締め付け、激しい後悔に襲われた。もう謝る事さえ出来ないのかもしれない。たまたま、サクラはカカシが運び込まれた時に居合わせ、うわ言を聞いたらしい。ずっと何かに謝っていたとサクラは言った。ナルトは無意識にだろうが、暗く沈んだ目で俺を見た。何も言い訳する事など出来なかった。





    9:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:16:48.29 ID:LFgMt1P+0

    さらに数時間が経ち、いつの間にか眠っていた俺達をシズネが起こした。暗いとも明るいとも言えない顔が、中途半端に不安を煽る。カカシの容態も実に中途半端な物だった。

    的確な応急処置と火影のおかげで、何とか一命はとりとめたらしい。しかし一気に経絡系に負担をかけたため、チャクラの流れがズタボロで忍者として生きていくのは無理だと告げられた。それどころか日常生活さえもまともに送れない可能性が高いと、死よりも酷いかもしれない宣告を受けた。

    サクラは真っ先に泣き崩れた。ナルトは何とかしてくれと、大声をあげている。俺は何も出来ず呆然としていた。





    10:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:19:40.72 ID:LFgMt1P+0

    もうすっかり傷もふさがった俺は、カカシの病室の前で立ち尽くしていた。なんと言って謝ればいいのか分からない。どんな顔をすればいいのかさえ分からなかった。

    それほど経たない内に、聞き慣れた声が室内から響く。

    「そんな所で何やってんだ?」

    カカシが俺の気配に気が付かない筈がない。まるで声をかけてもらうのを待っていたようで、どこまで甘えれば気が済むんだと自分が嫌になった。これ以上気を使わせる訳にはいかず、俺は扉を開ける。こんなクソみたいな俺を見て、カカシは喜んだ。

    「やー、サスケじゃない。お前が来てく れるとは思わなかったよ」

    「……謝りに来たんだ」

    「えっ、何で?」

    きっと分かっていてとぼけているのだろう。つまり、謝罪を望んではいないのだ。何て言ったらいいか頭を悩ませていた俺は、目線にまで気を配っていなかった。無意識に左手に集中した視線を受け、カカシは苦笑いをした。

    「……調子が良いときは歩けたりもするん だけどね」

    ベッドに沈みこんだ左手には本が握られていたが、持ち上げる事は出来ないらしく微かに痙攣している。なんて不躾な事をしてしまったんだろう。俺がここに居てもカカシを苦しめるだけなんじゃないのだろうか。

    「すまない……」

    「一体どうしたのよ。謝られるような事はされてないけど」

    「……アンタがこうなったのは全て俺のせいだ……」

    「お前が自分を責める必要なんてどこにもないよ。俺が勝手に自分の出来ること以上を望んで、失敗しただけなんだから。お前に里に居て欲しいっていうの だって、俺のエゴだしね」

    「……写輪眼の事も、俺にとやかく言う権 利なんて無かった」

    「うちはの血継限界なんだから怒る権利はあるでしょ。俺はうちはの人間を殺してこの目を奪ったんだよ。言われて当然だ」

    「うちはオビトについては他の上忍から聞いた」

    カカシは少し驚いた顔をして、目を虚ろに開き黙りこんだ。やっぱり俺は傷つけに来ただけなのだろうか。でも、この言葉だけは言わなければならない。

    「俺はアンタが殺したとは思わない。写輪眼を奪ったなんてこれっぽっちも思わない。その目はアンタの物で当然だ」

    疲れきった両目を無理に歪め、明らかな作り笑いで言った。

    「ありがとね、サスケ。少し心が軽くなったよ」





    11:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:21:15.71 ID:LFgMt1P+0

    カカシの目に光は戻らなかった。このことにはどんな形であれ、触れてはいけなかったのだ。俺は最低な形で傷口を抉ったのだということを理解するだけに終わってしまった。

    勝手に自責の念にかられる俺に、カカシが終了の合図をかける。

    「サスケ、悪いけど体起こすの手伝って くれる?」

    「あ、ああ。腕動くのか?」

    「右手なら少しね。…………本当に悪いんだけど、もう帰ってもらってもいい?」

    「……こっちこそ、悪かった」

    「何度も言うけど、お前が自分を責める 必要も、気に病む必要もないからね」

    手を振るカカシに去り際の挨拶さえできないまま、俺は病室を後にした。扉を閉めた瞬間、激しい嘔吐の音が聞こえ、思わずドアを開けそうになった。はっきりと帰れと言ったのは、怒っていたからではなかったのだ。

    そんなカカシに声をかける事も叶わず、 俺はただ帰り道をプラプラと歩くしかなかった。





    12:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:24:03.71 ID:LFgMt1P+0

    ナルト達に誘われて、俺は再び病室を訪れた。空のベッドに一瞬ぎょっとしたが、体調が良いときは歩くことも出来ると言っていた。きっとトイレにでも行っているのだろう。

    カカシを待つ間、穏やかな時間が流れる。あれだけの態度をとった俺を、ナルトとサクラは当たり前のように会話に混ぜてくれた。

    しかし、その時間が長くなるにつれ俺達は不安を感じるようになっていった。カカシがいつまで経っても病室に戻って来ないのだ。もしかしたらどこかで倒れているのかもしれない、ナルトがそう口にしたのを皮切りに、俺達はカカシを探し始めた。

    すぐに見つかるだろうと思っていた。いや、そう願っていた。だが、カカシの姿は一向に見当たらない。訳も分からず嫌な予感だけが強くなっていく。しばらくしていったん病室に戻ると、ナルトとサクラも部屋の中に居た。サクラはまた泣いていた。

    誰かに話を聞いてみよう、俺が提案すると二人も賛成してくれた。手当たり次第に聞き込みをしようと意気込んだ矢先、あっさりと答えは見つかった。

    なんと、カカシはあの体で外出許可がとれたらしい。動ける時に動いておかないと、というのはごもっともだが、もしどこかで動けなくなったらどうするつもりなのだろう。思わず医者を問い詰める と、カカシには借りがあり懇願されたので断れなかったという。

    こんな事を言われたら責めるわけにもいかない。懇願するほど行きたい場所がどこなのか、俺には分からなかった。

    ナルト達を集め、捜索対象が里全体に広がったと告げる。二人とも、そして多分俺も蒼白な顔をしていた。





    13:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:26:33.60 ID:LFgMt1P+0

    俺達は手がかりを求め、ガイの家に来ていた。オビトの話を教えてくれた上忍というのもガイだ。そして、カカシの行方に関して快く話してくれた内容も、オビトの事だった。

    今日はそのうちはオビトの命日だったらしい。毎年欠かさず慰霊碑に向かっていたから、今日も慰霊碑の前にいるだろうと教えてくれた。しかし、そっとしておいてやれと追うのはやんわり止められた。

    それでも俺達はガイの忠告を無視し、慰霊碑へと向かった。嫌な胸騒ぎが収まらなかったのだ。この演習場を見ると最初の演習を思い出す。仲間を大切にしない奴はクズだと、カカシはどんな思いで言ったのだろう。

    地面に突き刺さった丸太を目印に、俺達は全速力で慰霊碑を目指した。木の陰に隠れるようにひっそりと、でも確かに慰霊碑はそこにあった。カカシもそこに立っていた。

    クナイすら手に入らなかったのだろうか。ハサミを首に当てているカカシに俺達は飛びかかった。体重を支えきれず、そのままの勢いで地面に倒れ込むカカシの手から、ハサミをもぎ取った。

    「何やってんだよ、カカシ先生!」

    ナルトはカカシの右目を真っ直ぐに見据え、怒鳴っていた。何の反応も示さないカカシの頬をサクラが泣きながら叩く。俺は左の瞼にうっすら残る血の跡が気になって仕方がなかった。カカシは濁った右目を宙に向けるだけで、喋ろうともしない。

    まるで死人のような目に、俺達は戸惑うしかなかった。ふと、慰霊碑の横に置かれた瓶の存在に気づく。透明な液体に満たされた瓶の中で、写輪眼が浮いていた。

    「これはどういう事だ……カカシ!」

    俺の手の中で泳ぐ眼球を目にして、ナルトとサクラは凍りついた。安定しない目線を俺に向け、やっとカカシは口を開 く。

    「俺はもう、オビトの代わりに、見てやれないから。とりあえず、お前らに届けて貰おうかって、思ったのよ。ほら、ただ死んだだけじゃさ、誰の手に渡るかも、分からないでしょ。だから、ガイに手紙が届くようにして、最初に見つけて貰おうと思って」

    どこか浮いた声からは、感情を一切感じなかった。磨りガラスのような虚ろな目は、また視線を宙に漂わせ始める。俺達は一言も発する事が出来なかった。





    14:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:28:19.92 ID:LFgMt1P+0

    しばらくして、病院に駆けつけたガイに殴られても、カカシはもう何も言わなかった。残った右目は虚空を見つめ、誰の姿も映してはいないようだ。誰がこの地獄からカカシを救い出せるのだろう。

    どんなに俺が謝っても、カカシの体は元に戻らない。忍者としてだけでなく、何気ない日常すら送れないのだ。少なくとも、俺にはどうすることも出来ない。ガイにもナルトにもサクラにも、恐らく無理だろう。

    俺が里を抜けようとしなければ、こんなことにはならなかった。どうしようもない後悔ばかりが頭を埋め尽くし、ベッドに力なく横たわるカカシを見つめる事しか出来なかった。

    そんな時、ナルトが言った。

    「俺だけじゃ……無理だ。サスケもサクラ ちゃんでも無理だ。……だから、三人で連れ戻そう。サスケの時みたいに、みんなでやれば何とかなるってばよ」

    いつもの無駄な明るさは無く、とても静かな声だった。それでいて強い決意を感じさせた。

    俺もサクラも、無言で頷いた。





    15:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:30:17.67 ID:LFgMt1P+0

    どうやったのか綺麗に取り出されていた写輪眼は、再びカカシの左目に収まった。反対する者も少なからずいたが、火影はさらりと受け流し自ら処置を行ってくれた。

    しかし、カカシは何の反応も示さなかった。怒りも喜びもせず、ただぼんやりとしているように見えるが、事態はもっと深刻だった。ボロボロの経絡系がチャクラの流れを乱し、ずっと幻術にかかっているような状態なのだという。

    回復は難しい、そもそも意識を保っていられたのさえ奇跡だと、口を揃えて言われても俺たちの決意は変わらなかった。

    処置後もカカシは左目を閉じようとしないので、全員の一致した意見により、額当てを斜めにかけ眼帯の代わりにした。こうすると、以前とあまり変わらないように思える。決定的に違う灰色に曇った右目も、いつか光を取り戻させると三人で誓った。

    ナルトは自来也に旅に誘われていたが、逆に説得して里に引き留めてしまった。サクラはカカシを元に戻す方法を見つけるべく、火影に弟子入りするらしい。俺は、ナルトと一緒に自来也に修行をつけてもらう事にした。

    それから一ヶ月程経った頃、いつまでもやって来ない俺に大蛇丸は業を煮やし里に襲いかかってきた。それを自来也やナルトやサクラと向かい打つ俺を見て、大蛇丸は不気味に笑う。

    「……ねぇ、カカシ君を助けたくはな い?」

    心が揺れなかったとは言えないが、俺はあのナルトの静かな声を忘れる訳にはいかない。

    必死に俺を止めて優しく接してくれたサクラを、身を投げ打ってまで闇から引き上げてくれたカカシを、裏切る事など出来なかった。

    大蛇丸の力など借りなくてもカカシは助け出すし、もう復讐に囚われたりはしないだろう。仲間の大切さに気付かせてくれた皆のために、俺は大蛇丸からも全ての脅威からも里を守ってみせる。いや、俺達で守っていくんだ。

    守られる立場から守る立場に変わるため、俺達は必死に大蛇丸に食らいついた。もう二度と、逃げ出すような真似はしたくなかった。





    16:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:32:03.62 ID:LFgMt1P+0

    大蛇丸を何とか追い返してから数日後、俺達はまた病院にやって来ていた。あの戦いが嘘だったかのように、病室の穏やかさは変わらない。

    「アンタねぇ……お見舞いにユリの花は駄目なのよ」

    「なんでだよ。何か綺麗でいいじゃん」

    「……花が下向きだから、首が落ちるように見えんだよ。縁起悪すぎるだろ」

    「えー!!マジかよ……でも、先生ならこの花の良さが分かるよな」

    カカシは答えない。

    「良さが分かる分からないじゃなくて、 縁起悪いからやめろって言ってんのよ」

    「なんだよー。それなら何の花なら良いんだよ」

    「カカシ先生って何だかサボテンとか好きそうじゃない?確か部屋に観葉植物が ありましたよね?」

    カカシは答えない。

    「サボテンか……。いや、サボテンって花じゃねぇだろ」

    「花もちゃんと咲くわよ。荒野に突っ 立ってるようなのじゃなくて、可愛いの もあるわ」

    「よし決めた!サボテンでこの部屋を埋 め尽くしてやろうぜ!」

    「アンタそれ本当にやったら出禁にするからね」

    「じょ、冗談だってばよ」

    「面白そうだな……」

    「サスケ君……サスケ君も当然、出禁よ」

    結局サボテンで埋め尽くされる事はなく、更に数ヶ月後、今日も俺達は病院に集まっていた。

    「ねぇねぇ……いい加減見たくない?」

    「断る」

    「おいサスケェ!まだ何にも言ってねぇだろうがよ!」

    「私も丁重にお断りするわ」

    「サクラちゃんまで……。だってさぁ、気になるじゃん。カカシ先生だって、そのマスク鬱陶しいよな?」

    カカシは答えない。

    「ずっと隠し続けてんだから嫌なんだ ろ」

    「そうよ。メガネかけてる人とかって、 メガネ外すのと全裸になるの同じぐらい嫌だって言うし」

    「別にパンツ脱がそうって訳じゃねぇの に……そういえばサクラちゃんって先生の裸」

    「ぶっ殺すわよ。介護の方に手出せるわけないじゃない。先生だって裸見られるのは嫌ですよね?」

    カカシは答えない。

    「えっ、サクラちゃんは見たいの?」

    「しゃーんなろー!!」

    「クッ……!エロ仙人とのノリをつ い……」

    「このウスラトンカチ……」

    「アンタなんかもう知らない!」

    「ごめんってばよぉ!見捨てない でぇ!」

    「おい、さりげなくマスクに触るな」





    17:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:36:27.64 ID:LFgMt1P+0

    今日も俺は病室の扉に手をかける。既に室内に居たナルトとサクラが、カカシと楽しそうに話していた。俺は驚きつつも嬉しくて、三人に駆け寄る。

    「元に戻ったのか!」

    「戻るわけ無いでしょ。お前のせいで俺は死ぬしかない」

    虚ろな目を宙に向けたまま、止める暇もなくハサミが首に突き立てられた。血飛沫が辺りを赤く染め上げ、カカシの体はベッドに沈みこんだ。

    「うわあああああああああ!!」

    自分の叫び声で目を覚まし、布団をはね除けた。頭痛が収まらず、まだ体がぐらついている。具合が悪いからとはいえこ んな夢を見るのが申し訳なく、熱に浮かされていたのも手伝って、少し泣いた。

    たまに悪夢にうなされつつ一年が過ぎて も、俺達は病室に居た。身長もあの頃よりは少し高くなっていた。

    「なぁ、サクラちゃん。それってばちょっと買いすぎじゃない?」

    「みんなも食べるでしょ?ここのみたらし本当に美味しいのよ」

    「持ち込みは禁止なんじゃないのか?」

    「ふふ、バレなきゃ何でもアリって事。はい、あーん」

    「キャー!サクラちゃんってば大胆!」

    「違う!サスケ君に決まってるで しょ!」

    「……俺は甘いもんは苦手だ」

    「えー、じゃあカカシ先生食べます?」

    カカシは答えない。

    「カカシも甘いもんは駄目だ」

    「なんでお前がんな事まで知ってんだ よ」

    「緑タイツに聞かされたんだよ」

    「緑タイツって……せめて呼び捨てにしてあげましょうよ」

    「な、なぁカカシ先生の手が!」

    「先生!」

    「カカシ!」

    カカシは答えない。

    「……痙攣してるだけだ」

    「そうよね……」

    「……ごめん……」

    「それよりお団子食べましょうよ!一人十本はノルマね」

    「十本!?やっぱり買いすぎだってば よ!」

    「俺はいらねぇからな……」





    18:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:37:54.77 ID:LFgMt1P+0

    地獄の団子事件から更に一年半が経ち、 病室のドアを開けると、サクラがニヤニヤしながら待っていた。

    「なんだよ、気持ち悪いぞ」

    「なぁ、サスケも来たんだし早く教えて くれよ!」

    「フフン、この書類を見てみなさい」

    「……なんか線がいっぱいだってばよ」

    「……今日ほどアンタを力一杯殴りたくな る日は無いわ」

    「いつも殴ってるじゃん」

    「サクラ……これはカカシのデータなの か?」

    「そう!そうなのよ!どうしよう私って超天才!」

    「だとすると、カカシはほぼ健康体だって事か……」

    「えっ……本当なのかサクラちゃん!?」

    「フフフ、誉めちぎってくれて構わない わよ。ナルト君」

    「本当にスゲェってばよ!でもさ、なん でこんな急なんだ?」

    「検査ってすぐ必要じゃない人は後回しにされがちだから……。ずーっと検査してないみたいだったから、やってみたらこの結果だったの。だから急にじゃないと思うわ」

    「そっかぁ、やっぱスゲェなサクラちゃ ん!」

    「フフン、そうよ私は凄いのよ」

    「…………カカシ、もう忍者にも戻れるら しいぜ。……戻ってきてくれよ……」

    カカシは答えない。

    「……気長に待つしか無いわ。ね、ナルト!」

    「カカシ先生ってば遅刻魔だからな。待つのは慣れっこだってばよ」

    「……すまない……」

    「……謝るのはナシって約束したでしょう?誰もサスケ君が悪いなんて思ってないわ。カカシ先生だって、そんなこと望んでないはずよ」

    「そうだってばよ。俺達でカカシ先生を連れ戻すんだから、暗い顔なんかしてたら先生だって戻って来づらいだろ?」

    「……ああ、分かった」

    「じゃ、全快祝いって事で今日こそマスクの下を」

    「断る」

    「せめて最後まで言わせろってばよ!」

    「祝う気ゼロって事ね。ふーん、私が頑張ってきた結果を祝えないと……」

    「じょ、冗談だから殴らないでぇ!」

    「俺を盾にすんじゃねぇよ!ウスラトンカチ!」





    19:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:40:09.27 ID:LFgMt1P+0

    俺が里を抜けようとした時から、もう三年が経った。

    俺達は修行と任務に励み、全員中忍試験に合格する事が出来た。サクラの医療忍術の腕も格段に上がり、覚えたての頃から毎日根気よく治療を続けた結果、皆が匙を投げたはずのカカシは、ボロボロだった経絡系は見事に修復され、体の衰えとチャクラの乱れを除けば健康体と言って良いほどに回復していた。

    これには火影も驚き、サクラを誉めちぎっていたのは半年も前の事だ。未だに俺達はカカシの笑った顔を見ることが出来ていない。相変わらず焦点の定まらない右目は、俺達の方を向く事すらない。小さな糸口でも見逃さないよう、反応が あったと勘違いしては一喜一憂を繰り返した。

    火影も様子を見には来るものの、ずっとチャクラの流れが乱れ続けていたので、 正常に戻すのは中々難しいという。もしかしたら目を覚ます事を拒んでいるのかもしれない、誰かが呟いた。

    それでも、俺もナルトもサクラも誰一人 諦めてはいなかった。毎日病室を訪れては任務内容やどうでもいい日常を話して聞かせ、とにかくマスクを取ろうとする ナルトを、俺とサクラで止めるのが定番になっていた。どんなに時間がかかってもいつか取り戻せると信じて、俺達はカカシの笑顔を待ち続けた。

    今日もすっかり見慣れた病室の扉を開けると、あまりに唐突過ぎて何が起きたのか分からず、俺は混乱した。とても自然に、間延びした声が部屋に溶けていく。

    「お、サスケじゃない。よく来てくれた ね」

    カカシは何事も無かったかのように、上体を起こしこちらを向いていた。柔らかい日差しを浴びた銀色の髪が、体の動きにあわせて揺れている。眠そうに開かれた右目は、確実に俺の事を見ていた。

    これが夢だったら最低の悪夢だ。どうか現実であって欲しいと、このときほど願った事はない。

    俺が無言で立ち尽くしていると、少し遅れてナルトとサクラも病室へやって来た。二人に対しても、カカシはいつもの調子で声をかける。

    「ナルトとサクラも来てくれたのか」

    「先生……!」

    「カカシせんせー!!」

    脇目も降らず素直に飛び付けるナルトが羨ましい。俺はまだこれが幻ではないかと疑って、怖くて動けなかった。サクラも俺の横で呆然としていた。

    「お前らのお陰で戻って来れたよ。本当にありがとね」

    例え幻だとしても、この衝動には勝てそうにない。嬉しそうに笑うカカシを見て、俺は人目もはばからず声をあげて泣き出してしまう。それにつられて、ナルトとサクラまで大声で泣き出してしまった。16才にもなって、中忍でもある俺達は小さな子供みたいに泣いていた。

    カカシは困ったように笑い、扉のそばに立つ俺達を手招きした。いつものスカした俺はどこへ消えたのか、手招きに誘われてサクラと一緒にカカシに抱きついた。ナルトも俺達に押し退けられまいとしがみついている。頭を軽く叩く手が懐かしくて、俺達はもっと泣いた。


    いつもと変わらない病室で、俺達はずっと泣きながらずっと笑っていた。そんな俺達を見て、カカシもずっと嬉しそうに笑っていた。

    ー終わりー





    20:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:42:28.45 ID:LFgMt1P+0

    ―おまけ―

    「なぁなぁ、カカシ先生」

    「んー?」

    「俺達が毎日見舞いに来てたのって覚えてんの?」

    「あー、それ私も聞きたい!」

    「そうだな……ま、サクラが俺の裸を見たいってのは覚えてるよ」

    「随分古いネタを……ぶん殴りますよ?」

    「俺、病み上がりなんだけど」

    「なに言ってやがる。健康そのものなんじゃねぇのかよ」

    「いやー……筋肉は衰えちゃってるからさ。歩くのも無理なんだよね」

    「行きたい場所があんなら、俺がおんぶ してやるってばよ!」

    「それはちょっと……嬉しいかな」

    「あ、そうだ。カカシ先生のために買っ てきてあげましたよ、サボテン」

    「お前も随分古いネタを持ってきた な……」

    「えっと……なんでサボテン?」

    「えー、覚えてないんですか?サスケ君 が冗談言ったのこの時だけなのに」

    「途切れ途切れに記憶があるだけだか ら、サボテンはちょっと分からない な……」

    「なんで裸の話は覚えてんのよ……。そっちを忘れなさいよ」

    「俺さ俺さ!みんなでラーメン食いに行 きてぇんだけど!」

    「アンタって、いっつも唐突よね。でも 私も行きたいかな」

    「別に行ってもいいけどね。顔は見せな いぞ」

    「うっ……遂にハッキリ言い切りやがった な!絶対見てやるもんね!」

    「おい、勝手に外出してもいいのか?」

    「バレなきゃ何でもアリって事!それで 良いんじゃない?」

    「お前は止める側だろうが……」

    「じゃ、おんぶして貰おうかな。オッサ ンなんか背負って、後で恥ずかしくなっ ても文句言うなよ」

    「オッサン?別にオッサンおんぶしたり はしねぇってばよ」

    「ナルト……俺、お前の事好きだわ」

    「やっぱりサスケにおんぶしてもらってくれ」

    「ふざけるな。何が悲しくてこんなオッ サン背負わなきゃならねぇんだよ」

    「サスケ……俺、お前の事嫌いだわ」

    「下らない事言ってないで早く行きま しょうよ。私がお姫様抱っこしてあげるから」

    「うーん……お姫様抱っこはさすがに泣い ちゃうな」





    22:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:43:54.74 ID:LFgMt1P+0

    「全く仕方ねぇな、乗れってばよ」

    「よいしょっと……。本当に大丈夫か?」

    「当たり前だってばよ!俺だって成長したんだからな!」

    「……俺も三十路だもんなぁ……三十路……」

    「泣いてんじゃねぇよ、ウスラトンカチが……」

    「ねぇ、早く行こうって言ってんでしょ ……いい加減にしないと怒るわよ……!」

    「も、もう怒ってんじゃん!」

    「なんでそんなにラーメン食べたい の?」

    「だって三年間ずっと待ち続けたんですから、当たり前でしょ?」

    「そうか……」

    「今日こそ絶対カカシ先生の素顔を見て やるわ!」

    「……待ってたのってそれなのか」

    「つーか、ここでとっちまえよ」

    「なんで見せるって決定なのよ」

    「駄目だってばよ!今とったら俺が見れ ねぇ!」

    「だから、見せないからね。…………ナルト、サスケ、サクラ」

    「なんだってばよ?」

    「どうした?」

    「なんですか?」

    「……本当にありがとね。お前らの先生で良かったよ。大好きだ」

    「なっ……!」

    「へへっ……俺も大好きだってばよ!」

    「私も、大好きです!」

    「お、お前ら……俺も……」

    「どうした?顔が真っ赤だぞ」

    「うるせぇ!おおお俺も大好きだコノヤ ロー!」

    「ククク……」

    「言ってやったのに笑ってんじゃねぇ よ!ふざけんな!」

    「頑張ったわね、サスケ君」

    「偉いってばよ、サスケ」

    「俺に話しかけるな!……さっさと行くぞ!」

    「待ってよサスケ君!」

    「俺達も行くぜ、カカシ先生!」

    「ああ、お前らとまたラーメン食いに行けるなんて夢みたいだよ」

    「ははっ、先生ってば大袈裟だな」

    「おいウスラトンカチ共!チンタラしてんじゃねぇ!」

    「今行くってばよ!」

    ―おしまい―





    23:オータ ◆aTPuZgTcsQ:2013/11/05(火) 18:51:15.38 ID:LFgMt1P+0

    前にpixivにあげたやつをちょびっと改良したものですが、いかがだったでしょうか。

    ここまでお付き合いいただきありがとうございました!





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/11/05(火) 19:26:44.82 ID:9TbY6a4Vo

    おつん





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/11/05(火) 19:30:04.32 ID:UlKzvKVXO

    乙!
    相変わらずナルト愛がヤバいな





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/11/05(火) 20:29:22.55 ID:idgQ4MNEo

    素晴らしい乙乙

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:43:45.68 ID:psj/r1rx0

    「研究機関が地震の原因をセックス時の振動であると発表しました」

    「これを受け、政府はクリスマスにセックスを控えるよう注意を促しています」

    ザー… ガガッ

    「今日は午後から雪が降り、素敵なホワイトクリスマスとなりそうです♪」

    ザー…

    「地震です!!揺れています!!非常に大きな揺れを感じています!!」

    ガガッ ザー

    「先日の震災を受け、政府は全ての男性に去勢、勃起を抑制する処置を義務付けることを決めました」

    「今後、男性は新生児の時点で処置を受け…」

    ザー…

    「DNAから精子を作る技術を使った国内で最初の赤ちゃんが誕生しました」

    ガガッ ザー…


    ―― 100年後…

    医者「勃抑法に逆らえと言うのか!?…クソ…わかった…ああ」

    赤ちゃん「オギャーオギャーキャッキャキャ」







    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:51:57.48 ID:psj/r1rx0

    ― 18年後…

    キーンコーンカーンコーン

    先生「…であるからして、勃抑法以前は性行為を行い子供を作っていたわけだ」

    男子達「うっひょぉぉぉwwwwwwwwwwwwwww」

    女子達「きもぉーいwww」

    先生「教科書の63ページに勃起時の男性器が載ってるな」

    男子達「なんだよこれwwwwwwwwwwww」

    女子達「うわぁ…///」

    先生「次のページには女性器も載ってるが…これは今も変わらんな」

    男子達「お前らこんなん付いてるのかよwwwwwwwwwwwwww」

    女子達「男子サイテー」

    ガヤガヤ

    男「(ヤバい…勃起してしまった…)」ガチガチ





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:57:52.28 ID:psj/r1rx0

    男「(どうしよどうしよ)」オロオロ

    幼馴染「どうしたの?男君?…あ、もしかして男君も女性器に興味あったとか?///」

    男「ち、ち、違うよ///」

    幼馴染「そ、そうだよね///男君は馬鹿な男子達とは違うよね」

    男子達「イチャイチャすんなよwww股間にアワビ付けてるくせにwww」

    女子達「サイテー、男君はあんたらとは格が違うのよ!!」

    男「そ、そんなことねーって」

    男子達「なーwww男も俺らと一緒だよな!」

    ワイワイ

    先生「えー、じゃあ次のページを男君、立って読んで」

    男「――ッ!?」

    先生「どうした…?早く読んで」

    男「は、はい…」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:03:10.54 ID:psj/r1rx0

    キーンコーンカーンコーン

    先生「なんだ終わりか、じゃあ続きは来週」スタスタ

    男「ふぅー…(助かった…)」

    ワイワイ ガヤガヤ

    不思議子「…やっぱり彼が勃起王(ボッキング)か」

    ――

    女子達「男君さよならーまた明日ね♪」

    男「おう、明日なー」

    幼馴染「男君、一緒に帰ろー」

    男「おう」

    下駄箱「パカッ」

    男「ん…?手紙?」

    ― 放課後、教室に来て ―





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:06:32.92 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「…それでさーそこのパフェが美味しくて♪」

    男「…」

    幼馴染「…男君聞いてる?ね、パフェ食べて帰ろうよ」

    男「あー、悪い、ちょっと忘れものした!先に行っててくれ」

    幼馴染「えー…もぉ、早く来てよ?パフェだからね!!」

    男「おう!!」

    スタタタ


    ガラッ

    男「…誰かいるのか?」

    不思議子「…来てくれたのね」

    男「不思議子?これ書いたの…お前??」

    不思議子「…」コクン

    男「何か用かな?実は俺もちょっと人待たせてるから用なら早めに…」

    不思議子「…ちょっとだけ」スリスリ

    男「なっ///」ムクムク





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:12:09.97 ID:psj/r1rx0

    男「や、やめろよっ///」ギンギン

    不思議子「…確かめないといけないから」ジー

    ボロン

    男「あっ…」

    ギンギンビクンビクン

    不思議子「…教科書どおり」シコシコ

    男「くっ…やめっ…ダメだ、不思議子ぉっ…」

    不思議子「凄く固い…初めて見た」シコシコ

    男「あっ…出るっ!!出るぅぅっ!!」

    ビュルルルッ

    不思議子「きゃぅっ!?」ビチャァ…

    男「はぁ…はぁ…」

    不思議子「じゅるっ…うぇっ、変な味…」

    男「ほ、ほら、ティッシュで拭けよ///…で、用ってこれかよ?///」

    不思議子「フキフキ…うん、男君が勃起王か確かめたかった」





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:15:49.70 ID:psj/r1rx0

    男「勃起王…?確かめる…?い、一体どういうことだよ?」

    不思議子「今から時間ある?見せたいものがあるの」

    男「わ、わかった」

    ――

    幼馴染「男君にすっぽかされた…うぅ」

    幼馴染「こうなったらやけ食いだぁっ!!大将ぉっ!!パフェおかわりぃっ!!」

    ――


    不思議子「ただいま…」

    男「お、お邪魔します」

    シーン

    不思議子「さぁ、あがって」

    男「…誰もいないの?」

    不思議子「ええ、パパは昔いたけど」

    男「ご、ごめん…」

    不思議子「ううん、さぁ部屋に行きましょ」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:21:26.64 ID:psj/r1rx0

    ガチャ

    不思議子「ごめんね、女の子らしい部屋じゃなくて」

    男「いやいや…綺麗にしててなんだか不思議子の性格出てるな」

    不思議子「…///」

    男「…ん?もしかして照れてんのか?w」

    不思議子「照れてないっ///」プイッ

    男「…で、見せたいものって?」

    不思議子「これ」

    男「ディスク?」

    不思議子「私のパパが録画した記録、とりあえず見て」

    男「…わかった」

    ピッ

    ザーッ





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:27:38.52 ID:psj/r1rx0

    不思議父「嫁よ、見ているか?やはりDNAから精子を造るのは神の領域だった」

    不思議父「手を出してはいけなかったんだ…」

    ザー

    不思議父「ついにOMANKO化現象を起こした検体を手に入れることができた」

    ドンドン

    女「出せぇぇぇぇぇっ!!おちんぽ吸わせろぉぉぉぉっ!!」ドンドン

    ザー

    不思議父「OMANKO化した人間は非常に危険だ、セックスを求め彷徨うゾンビのようだ」

    不思議父「近づいた男性研究員がセックスできないことがわかると性器の代わりに精気を吸ったようだ」

    不思議父「彼は…精気を吸いつくされ…死んだ」

    ザー

    不思議父「検体を眠らせ膣内を調べたところかなり有効な情報が得られた」

    不思議父「どうやらOMANKO化した者の膣内に勢いよく射精すると、OMANKO化を治すことができるようだ」

    不思議父「…だが、残念なことに現代では勃起し射精出来る者はいない…クソっ!!」





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:35:02.51 ID:psj/r1rx0

    不思議父「赤ちゃんが出来ていたってな」

    不思議父「楽しみだ」ニッコリ

    ザー

    不思議父「やったよ、友人の産婦人科に話をつけた」

    不思議父「男の子一人に去勢、勃起抑制処置を受けさせないよう頼んだ」

    不思議父「私達の子と同級生で、男君という子だ」

    ザー

    男「えっ…お、俺…?」

    不思議子「…そう」


    不思議父「彼だけが希望だ、政府は責任逃れをして公表を避けている…」

    不思議父「だがOMANKO化する者はこれからもっと増え、犠牲者も増えるだろう」

    不思議父「頼む、男君が大きくなったら接触し…」

    パリーン

    女「はぁ…はぁ…おちんぽぉ…おちんぽぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」バッ

    不思議父「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:45:11.83 ID:psj/r1rx0

    ザー…

    不思議子「…これでおしまい」

    男「…これって…」

    不思議子「嘘みたいな話でしょ?パパはあの検体に精気を吸われ死んだ」

    不思議子「そしてママも私が赤子の頃にOMANKO化したレズに精気を吸われて死んだみたい」

    不思議子「パパはこれで顔を見れたけど、ママなんて顔すら覚えてない…」

    男「不思議子…」

    不思議子「そして私は親戚の家で育てられ、このディスクを見つけた」

    不思議子「半信半疑だったけど…同級生に男君を見つけてからはずっと男君を見てた」

    男「…」

    不思議子「…そして今日、射精するとこも見せてもらったってわけ」

    男「…///」

    不思議子「全て忘れて普通に生活しても良いかなって思ったんだけど…」

    不思議子「それじゃパパが報われないから」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:59:06.90 ID:psj/r1rx0

    男「…それで?…俺にどうしろって言うんだよ…」

    不思議子「OMANKO化した人達のため…そしてその犠牲者になるかもしれない人達のために」

    不思議子「戦ってほしい…勃起王として!!」

    男「…」

    不思議子「…ま、まあ急な話だったしすぐに答えは出さなくても良いわ」

    男「…うん」

    ――

    男「じゃあ…また明日」

    不思議子「また明日ね」

    バタン

    男「…勃起王…か」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:08:08.80 ID:psj/r1rx0

    男「ただいまー」

    姉「おっかえりぃーっ!!」ギュゥゥ

    男「ちょっと姉ちゃんっ///抱きつくなって」

    姉「だってだってぇー可愛い弟君が帰って来たんだよぉーっ!!」

    姉「そりゃ抱きついちゃうよぉー!!」ギュゥゥ

    男「わかったわかったwww」

    姉「あー弟君の男臭い匂いがたまらないなぁーっ」スーハー

    男「あ、あのさ、姉ちゃん」

    姉「スーハー…ん?」

    男「俺の…体のこと…なんだけど」

    姉「体…?」

    姉「良いよねぇーっ///男の子って感じで最高ぅ!!お姉ちゃん鼻血出そうだよぉっ!!」

    男「いやそうじゃなくてさ…勃抑法ってあるじゃん?」

    姉「…ついに接触があったんだね」

    男「えっ…!?」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:15:32.69 ID:psj/r1rx0

    姉「生前のお父さんとお母さんからね…聞かされてたから…」

    男「父さんと…母さんも知ってたのか…」

    姉「実の親が知らないわけないじゃない」

    姉「…男君が産まれた日、産婦人科のお医者さんから事情を聞かされたって」

    姉「男君が誰かの希望になれるならって…許可したみたい」

    男「そっか…」

    姉「えっと…不思議さんだったかな、研究してた人…」

    男「うん」

    姉「娘さんが男君の同級生とかって…」

    男「そうだよ」

    姉「…なんだなんだぁ〜?可愛い子なのかぁ〜?www」グリグリ

    男「ちょ、ちょっと姉ちゃんっ///」

    姉「…最後の希望だろうとなんだろうと…私にとっては大好きな弟だから」

    男「…姉ちゃん」

    姉「怖いなら…お姉ちゃんが抱きしめてあげるから…」ギュゥゥ





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:19:16.53 ID:y3L8f5xE0

    何してたらこんなこと思いつくんだよ





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:27:39.89 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    キーンコーンカーンコーン

    ガヤガヤ ワイワイ

    男「…ちょっと良いかな?昼飯一緒に食おうぜ」

    不思議子「…っ///わ、わ、わかった」

    男子達「おいおい幼馴染のことは良いのかよーwwwヒューヒューwwww」

    女子達「男君ってああいう子タイプなんだぁー///」

    ― 屋上

    不思議子「あんな大勢の前で言うから…か、感違いされてたじゃない///」

    男「ふふっ…案外そういうこと気にするんだな」ニコッ

    不思議子「べ、別に気にしてないもんっ///」

    男「…昨日の話、俺やれるだけやってみるよ」

    不思議子「…ほんと?それじゃあ…」

    男「ああ…勃起王だ!!」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:37:19.20 ID:psj/r1rx0

    不思議子「それなら早速だけどこれを渡しておくわ」

    男「これは?」

    不思議子「パパの研究の成果物…変身ディルド」

    男「変身…ディルド…?」

    不思議子「OMANKO化した人の膣内への射精は勢いと量が必要なの」

    男「ああ」

    不思議子「そのディルドをお尻に刺すことで前立腺を刺激するの」

    男「こいつを…ケツに…か」

    不思議子「さらに内部からナノマシンが飛び出し一時的に男性器に取りつくことで勃起力、射精力を高めてくれる…らしい」

    男「…らしいかよ」

    不思議子「し、しょうがないじゃないっ…使ったこと無いんだから」

    男「まあ良いや、使い方はそれだけで良いのか?」

    不思議子「えっと…こうお尻を突き出して…『変身!!勃起王!!』で刺すと良いみたい」

    男「変身!!勃起王!!…だな、わかった」

    男「ところで…OMANKO化した人はどうやって見つけるんだ?」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:43:47.01 ID:psj/r1rx0

    不思議子「それはね…これOMANKOレーダーを使うの」

    男「それスマホじゃなかったんだな」

    不思議子「OMANKO化した人は特殊なフェロモンを発しているみたいなの」

    不思議子「そのフェロモンを察知してレーダーに映せるってわけ」

    男「すげえな」

    不思議子「…あれ?…レーダーに反応がある!!」

    ピッピッ

    男「どうする?…すぐ行くか?」

    不思議子「サボりになるけど…男君は良いの?」

    男「かまうもんかっ」

    不思議子「ドキッ…(あれ?…何この気持ち…)」

    男「どうした?ほら早く行くぞ!」

    不思議子「な、なんでもない///」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:50:26.24 ID:psj/r1rx0

    ダダダッ

    男「う、嘘だろ…本当にここで合ってるのか?」

    不思議子「…?そうだけど…どうかしたの?」

    男「ここ…幼馴染の家だぞ」ゴクリ

    不思議子「まさかっ…そう言えば今日幼馴染さんお休みだったけど…」

    男「くっ…」

    ピンポーンピンポーン

    男「…返事ないな」

    カチャッ

    不思議子「開いてる…?」


    幼馴染母「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

    男「おばさんの声だ!!…おばさん!!俺です!!男です!!」

    不思議子「幼馴染さんっ!?」

    ダダダッ

    幼馴染「おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:00:11.52 ID:psj/r1rx0

    幼馴染母「や、やめて…幼馴染やめるのよ…うぅ…」

    幼馴染「おちんぽ無いの…?おちんぽ…おちんぽ欲しいのにぃ…」クチュクチュ

    男「お、おい幼馴染!!」

    不思議子「男君…幼馴染さんOMANKO化してる…!!」

    男「ああ…必ず助けてやるからな!!…不思議子、おばさんを頼む」

    不思議子「わかった、おばさんこっちです」タタタッ

    幼馴染「男…君…?」

    男「幼馴染…大丈夫だ助けるからな、安心しろ、ちょっと中に出すだけさっ」

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    男「変身!!勃起王!!…そして刺すっ!!」ズブッ

    男「おひょ」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    男「…凄い…力がみなぎってくる…」ギンギン

    幼馴染「あぁ…おちんぽぉ…すっごぃ気持ち良さそぉ…」トロトロ





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:12:09.59 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「ここぉ…おちんぽ私のおまんこに…早くぅ…もぅ待てないよぉ…」くぱぁ…

    男「よし、入れるぜッ!!」ニュチュゥ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    幼馴染「にゃぅぅっ!!しゅごぉっ…おちんぽぎちぎちでっ…おまんこの壁削ってくるぅぅっ」ヒクヒク

    男「うっ…なんだこの吸引力!?…これがOMANKO化のチカラ…!?」パチュンパチュン

    不思議子「もうちょっと堪えてっ!!まだ射精してもOMANKO化は治せないわ」

    男「く…くそっ…」パチュンパチュン…

    幼馴染「あぅっ…ううっ…んっ…気持ち良ぃよぉっ…とろけちゃぅぅっ」トロトロ

    男「それならこれでッ!!」

    ―― バックスタイル――ッッ!!

    男「どうだぁぁぁぁっ!?雌犬みたいに後ろから突かれる気分はぁぁぁっ!?」パチュンパチュン…

    幼馴染「良いれすぅっ…しゅごぃっ…交尾気持ち良くてっ…おまんこっ…いっちゃぅぅっ」

    不思議子「ハッ!!…男君!!フィニッシュよ!!」

    男「よっしゃぁっ!!無許可膣内孕ませフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    幼馴染「んきゅぅぅぅぅっ!!中出しされてイグぅぅぅぅっ!!…妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」プシャァッ





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:18:25.03 ID:psj/r1rx0

    ヌプゥ…

    ゴポポポ…

    男「はぁ…はぁ…だ、出し過ぎたかな…?」

    幼馴染「ハッ…あれ?私…一体…」

    不思議子「幼馴染さん!!やったぁ!!男君!!OMANKO化を治せたわ!!」

    幼馴染「あ、あれ…?男君に不思議子さん…?」トロォ

    幼馴染「きゃぁっ!?…なっ、なにこれっ!?///」

    ――

    幼馴染「…つまりOMANKO化した私を救うために、男君が私の中で射精したってわけね///」

    男「ああ」

    不思議子「そうよ」

    幼馴染「信じられない話だけど…ま、まだお股からそ、その…変な液が垂れて来てるし…///」

    男「精子だ」

    不思議子「精子よ」

    幼馴染「うぅー///信じられる!?性交しちゃったんだよっ!?…あー///どうしよっ///」





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:22:27.43 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「そ、そう言えば…これって赤ちゃんできたりしないよねっ?///」

    男「あっ…」

    不思議子「…そこまで考えてなかったわね」

    幼馴染「ちょっ、ちょっとちょっとぉっ!!で、出来てたら責任とってよねっ///」

    男「あ、あはは…」

    不思議子「まあまあシングルマザーも良いじゃない」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

    男「なっ、なんだっ!?」

    幼馴染「きゃぁっ!?」

    不思議子「きゃぅっ!?」

    ゴゴゴゴ…

    ゴゴ…

    男「収まったか…」

    不思議子「ま、とりあえず初の勃起王ミッションは成功ね」

    男「おう」





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:22:55.32 ID:tT13Jg960

    不思議子さりげにひどい





    55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:26:32.34 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    キーンコーンカーンコーン

    幼馴染「おはよー///」

    男「うーっす」

    不思議子「男君、ちょっと来てっ」グイッ

    男「お、おいおいっ」ダダダッ

    男子達「おい幼馴染、男の奴取られたなwwww」

    幼馴染「なっ…///」

    女子達「幼馴染もガンガンアプローチしないとぉダメよー!!」

    幼馴染「ちょ、ちょっとみんなぁ///」

    男子達「ほら、追いかけろーwwww」

    幼馴染「むー…行って来るっ!!」ダダダッ

    ワイワイ ガヤガヤ





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:32:44.20 ID:psj/r1rx0

    ― 屋上

    不思議子「ニュース見た?」

    男「い、いや…見てないけど」

    不思議子「昨日の地震のこと言ってたわ」

    タッタッタ

    幼馴染「ちょ、ちょっと私も話に入れてよっ!!」

    男「地震…あー地震あってたなー」

    不思議子「のんきね、あの地震の原因…特定されたそうよ」

    幼馴染「…どういうこと?」

    不思議子「あの地震の原因は昨日の勃起王のセックスよ」

    男「なっ…なんだって!?」

    幼馴染「う…嘘…」

    不思議子「政府はセックスした人物を探し特定を急いでるらしいわ」

    男「俺は…追われる立場にもなるってことか…」





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:40:57.14 ID:psj/r1rx0

    不思議子「残念だけど今は地震対策は浮かばないわ…」

    不思議子「考えてはみるけど、あまり期待しないで」


    ― 夜

    男「はぁ…どうしたら良いんだよ」

    コンコン

    男「はーい?」

    姉「お姉ちゃんによる男君もふもふタイムでーすっ♪」

    男「ね、姉ちゃん!?」

    ギュゥゥッ

    姉「あーっ…今日の男君も男の子臭くて良いなぁっ///」スリスリ

    姉「なんだろお股きゅんきゅんしちゃうよぉっ///」

    男「ったく姉ちゃんは…www」

    姉「だーって…男君がしょんぼりしてたんだもぉーん」

    男「姉ちゃん…俺のこと心配して…」





    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:48:07.68 ID:psj/r1rx0

    姉「あったり前じゃん!!お姉ちゃんはただの変態じゃないっ!!」

    男「…ほんとかよー?www」

    姉「ほんとほんと!」

    姉「…でも男君が勃起するならちょっと性交っていうのしてみたい(ボソ」

    男「ただの変態じゃんやっぱーwww」

    姉「だってしてみたいんだもぉーん♪脱げーっ!!」グイグイ

    男「ちょっ、やめろってwww」

    姉「うひひっウソウソ、笑顔見れて良かった」

    男「姉ちゃん…」

    姉「私は特別な力なんて無いし…笑わせるくらいしか、できないからね」ニコッ

    男「…ありがとう」


    ― 深夜…

    チュパッ…レロッ…チュパッ…

    男「ふぁぁ…ん…?」

    姉「おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」キュンキュン





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:04:17.79 ID:psj/r1rx0

    男「ちょっ、ちょっと姉ちゃん!?」ギンギン

    姉「おちんぽぉ…男君…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ

    男「OMANKO化か…クソッ!!」

    ピッピッピ…プルルルル…

    カチャッ

    不思議子「…ふぁぁぁ…もしもしぃ…?」

    男「ふ、不思議子か?」

    不思議子「ふぁっ!?お、男君っ!?ご、ごめんなさい///」

    不思議子「こ、こんな遅くに電話なんて…ま、まさかこ、こ、こ、こくは…」

    男「姉ちゃんがOMANKO化しちまった!!」

    不思議子「く…ああ、OMANKO化」

    男「ああじゃねえって!!どうしよどうしよ!?」

    不思議子「どうするって…変身しかないじゃない、私もすぐ行くから、切るよ」プッ

    男「ああー…くそ、やれば良いんだろやれば!!」

    姉「はやくはやくぅ…おっきぃおちんちんズボズボしてよぉ…」トロトロ





    68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:11:30.43 ID:psj/r1rx0

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    男「変身!!勃起王!!…ケツに刺すっ!!」ズブッ

    男「おひょ」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    男「これで…中に出して子供できたら…どうしよ」ギンギン

    姉「おちんぽぉ…おちんぽ入れてよぉ」クチュクチュ

    男「考えてもしょうがねぇっ!!入れるぜ!!」ヌプププッ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    姉「きゅぅぅっ…しゅごぉっ…し、子宮におちんぽがちゅっちゅしてるよぉっ」ヒクヒク

    男「くっ…ね、姉ちゃんっ…くそ、まだ…堪えなきゃっ」パチュンパチュン

    姉「うっ…んっ…はぁっ…あんっ…お、男君の精子っ…欲しいよぉっ」ガシッ

    男「なっ…これはっ!?」

    ガラッ

    不思議子「はぁ…はぁ…だ、だいしゅきホールド!?…まずいわね自由に体位が変えられない!!」

    男「うぁぁっ…ど、どうすればいいんだぁっ!?」パチュンパチュン





    74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:23:52.27 ID:psj/r1rx0

    不思議子「…そうだ!!クリトリス!!…男君、お姉さんのクリトリスを刺激して!!」

    男「わかったぁ!!…待て、クリトリスってどれだよ!?」

    不思議子「ああ、もうじれったいっ…これよこれ!!」クリクリクリ

    姉「んきゅぅぅぅぅっ!!クリちゃん弄っちゃらめぇぇぇっ!!」プシャァッ

    男「だ、だいしゅきホールドが解けたぞ」ヒョイッ

    ― 駅弁スタイル――ッッ!!

    男「このまま一気に突く!!」パチュンパチュン

    姉「あぁぁぁぁぅぅぅっ…らっ…らめぇっ…」

    パチュンパチュン ズボォッ!?

    姉「あっ…し、しきゅ…子宮にっ…おちんぽ入ってきちゃっ…」ビクンビクン

    不思議子「今よ!!男君!!」

    男「よっしゃぁっ!!無許可子宮に直接注ぎこみフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    姉「んぎゅぅぅぅぅっっ!!弟の精子で受精しちゃぅぅぅぅっ!!妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」プシャァッ

    ビクンビクン

    姉「あ、あへぇ…もぅ…らめぇ…」ヒクヒク





    77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:31:00.78 ID:psj/r1rx0

    男「姉ちゃん、おい、姉ちゃん」

    姉「…ん?ふぇ?…おぉっ!?あれっ!?えっ!?」

    男「おお、良かった」

    不思議子「今回も成功ね」

    姉「えっ…ちょ、なんで??裸っ!?///」

    男「実は…」

    ――

    姉「…ええええっ!?ほんとに!?し、しちゃったの!?…せ、性交…///」

    男「あ、ああ…///」

    姉「えー…記憶ないよぉ!!損した!!」

    男「お、おいおい…www」

    姉「よし、次はしっかり焼きつけるからぁっ!!もう一回、弟君のちんちん貸してっ!!」ガバッ

    男「ちょっ…姉ちゃんっwww」

    不思議子「す、凄いお姉さんね///」





    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:34:58.72 ID:psj/r1rx0

    ゴゴゴゴゴゴ…

    男「くっ…また地震か!?」

    姉「ちゅぱっ…にゃにこれやヴぁいの?んちゅっ」

    不思議子「ちょっとお姉さん///」

    姉「にゃ…ごめんごめん」

    ゴゴゴゴ…

    ゴゴゴ…

    男「収まったか…」

    姉「どういうこと…?」

    不思議子「…実は」

    ――

    姉「…なるほどぉ、OMANKO化を助けると地震を引き起こしちゃうわけね」

    男「うん…」

    姉「難しいとこだね…」

    不思議子「…ですね」





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:42:04.34 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    「先日の地震の原因が判明しました…セックスをしたのは…○○市○○町の…男という人物です」

    「現在緊急指名手配されています」

    キーンコーンカーンコーン

    ガラガラ…

    先生「…男君…警察の方がいらしてるぞ」

    男「えっ…」

    不思議子「――っ!!」

    幼馴染「なっ…」

    警察「男だな、性交し地震を引き起こした容疑で逮捕する」

    男子達「えっ…嘘だろ…」

    女子達「男君が…性交…?容疑…者?」

    ダダダッドンッ!!

    警察「うわっ!?」

    幼馴染「男君!!不思議子ちゃん!!逃げて!!」





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:47:07.97 ID:psj/r1rx0

    男「幼馴染!!?」

    幼馴染「私は大丈夫だから!!早く!!」

    不思議子「い、行こう!!男君!!」

    警察「お、応援を頼む!!」

    警察達「ワラワラ…ワラワラ」

    男「く…廊下いっぱいに…」

    幼馴染「みんな!!男君は悪いことしてない!!正義の味方なの!!」

    幼馴染「…だから、みんな!!男君を助けて!!」

    一同「…」

    男子達「…しょうがねーなwwwま、男のためならひと肌脱ぐわwww」

    女子達「そ、そうだよね、男君が悪者なわけないし…」

    男女達「ってわけだから、突撃ーっ!!」ドドドド

    警察達「う、うわぁぁぁぁぁやめたまえぇぇぇぇぇっ!?」

    男「よし、今のうちに!!」

    不思議子「うんっ!!」ダダダッ





    95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:57:25.62 ID:psj/r1rx0

    ダダダッ…

    不思議子「も、もぉ…走れない…」ペターン

    男「はぁ…はぁ…俺もだ…ヘヘッ」

    不思議子「…怖いけど…男君と一緒なら…なんかちょっと楽しい」

    男「不思議子…」

    不思議子「…男君…私…男君のこと…///」ギュゥゥ

    警察達「動くなッ!!」スチャッ

    不思議子「――っ!!」

    男「く、くそ…ここまでか…」

    警察達「君のお姉さんもこちらの手中にある…抵抗はするな」グイッ

    姉「ご、ごめんよぉー…お姉ちゃん捕まっちゃったよー…」

    男「姉ちゃん!?…ひ、卑怯だぞ!!」

    ― …んぽ…おちんぽぉ… ―

    男「えっ…?」

    不思議子「男君っ…逃げ…おちんぽぉ…て…おちんぽ欲しいよぉっ…」クチュクチュ





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:04:54.13 ID:psj/r1rx0

    警察達「お…おい…なんだあれは…?」

    不思議子「…おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ

    男「お…おい、不思議子…冗談…だろ…?」

    姉「ふ、不思議子ちゃん…!!」

    警察達「と…止まりなさい!!」

    不思議子「おちんぽ欲しいよぉぉぉっ!!」ブワッ

    警察A「えっ…」

    チュプッ

    警察A「あっ…」

    不思議子「ふにゃちんにはお仕置き」

    チュゥゥゥゥゥ…

    警察A「あがっ…がっ…」ゲッソリ

    警察達「お、おいA!?」

    警察A「」ドサッ

    不思議子「…まず…おちんぽ欲しいのに…」キュンキュン





    104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:10:57.15 ID:psj/r1rx0

    姉「き、キスで…精気を吸い取った…?」

    警察達「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

    不思議子「逃がさない…」

    ガシッ

    警察B「ヒィッ…」チュプッ

    チュゥゥゥゥゥ…

    警察B「」ドサッ

    男「や…やめろ…やめろ不思議子ぉぉぉっ!!」

    ビクッ

    不思議子「…うぅ…初めての…キスは…お、おちんぽぉ…はぁはぁ…」ポロポロ

    男「ふ、不思議子…?」

    不思議子「はぁ…男君と…した…かったな…」ポロポロ

    男「…うぅ…ふ、不思議子…か、必ず助けてやる!!」キッ





    108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:22:01.58 ID:psj/r1rx0

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    姉「…頑張って、男君…」

    男「変身!!勃起王!!…ケツに刺すっ!!」ズブッ

    警察達「い、一体何なんだ…!?」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    警察達「な…なんだあの下半身は…!?」

    不思議子「おちんぽぉ…しゅごぃぃ…脈打って美味しそぉ…」キュンキュン

    男「不思議子…全部終わったらキスをしようぜ、でも今はセックスが先だッ!!」

    ヌチュゥッ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    不思議子「うきゅぅぅっ!!にゃにこれっ…しゅごぉっ…おちんぽがおまんこにぃっ」トロトロ

    男「くっ…なんだ…この気持ち…もうイキそうだ…」パチュンパチュン

    姉「好きだからだ…男君が不思議子ちゃんを好きな気持ちが…射精感を早めて…」

    男「まだだ…まだ助けられないっ!!」パチュンパチュン

    不思議子「あぅっ…んっ…はぁっ…もっとぉっ…おまんこしてぇっ」キュンキュン





    111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:30:57.51 ID:psj/r1rx0

    男「だ…ダメだ…もぅ…不思議子…」パチュンパチュン

    姉「だめっ!!…耐えて!!男君!!」

    警察達「頑張れ!!…負けるな!!」ワーワー

    男「ダメ…不思議子…好きだ」ドピュルルルルルルル…

    不思議子「んきゅぅぅぅっ!!おちんぽみるく出されてりゅぅぅぅっ!!」プシャァッ

    姉「あっ…あぁっ…」ガクッ…

    男「…負けた…のか…」

    先生「バカモン!!一発出しただけで終わりか!!」

    男「――ッ!?…先生?」

    ワーワー

    男子達「気合入れろよ、男www好きな子と性交してるんだろ?」

    女子達「男君っ!!しっかり不思議子ちゃんを満足させてーっ!!」

    男「…みんな…」ウルウル





    116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:43:13.44 ID:psj/r1rx0

    男「ケツ穴が裂けても良い!!もう一度だ!!」ストン!!

    ― 対面座位スタイル――ッッ!!

    ズボォッ!?

    男「うほぉぉぉぉぉっ!!おしりにディルド入りこんじゃってりゅぅぅぅぅぅぅっ!!」ギチギチ

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    不思議子「んきゅぅぅぅっ!?しゅごぉっ!?またおちんぽおっきくなったよぉっ!?」キュンキュン

    男子達「男…お前やっぱすげぇわ…」

    女子達「頑張って…」

    警部「…おい、本部に伝えろ!!…彼は容疑者じゃない…救世主だとな!!」

    警察達「はいっ!!」

    姉「男君…頑張って…!!」

    男「不思議子…いっぱい突くから…感じろよ」ニコッ

    不思議子「んきゅぅぅぅ…(…うん、男君…一緒に…///)」キュンキュン

    男「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」パチュンパチュンパチュンパチュン

    不思議子「あっ…ふぁっ…らめぇっ…」ビチョビチョ





    122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:58:08.66 ID:psj/r1rx0

    男「不思議子ぉっ…聞こえているかっ!?」パチュンパチュン

    不思議子「んっ…あぅっ…やっ…しゅごぉっ…」トロトロ

    男「お前はっ…家族の顔を…パパしか知らないって…言ってたっ」パチュンパチュン

    不思議子「んきゅっ…おまんこがっ…とろけちゃぅっ…」トロトロ

    男「俺はっ…お前にっ…家族を教えたいっ!!」パチュンパチュン

    不思議子「うっ…あんっ…やばいよぉっ…おちんぽ無しじゃ生きていけなくなっちゃうよぉっ」ヒクヒク

    男「不思議子が好きだっ!!…俺の子を産めっ!!」パチュンパチュン

    ズブゥォォォォォォォォォッ!?

    不思議子「んぎぃぃっ!?…し、子宮にっ…おちんぽぉ…入ってっ…ビクンビクンっ…してっ…」ピクピク…

    男「…産んでくれるかい?」

    不思議子「あっ…うぅっ…」コクンッ

    男「よっしゃぁっ!!子宮直接結婚前提子作り中出し許可取りフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    不思議子「うきゅぅぅぅぅぅっっ!!精子びゅるびゅるされて子宮喜んでりゅぅぅっ!!交尾最高ゥゥゥッッッ!!妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」

    スプラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッシュッッッ!!





    125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:02:39.82 ID:psj/r1rx0

    男「はぁ…はぁ…」

    不思議子「はぁ…んっ…男君…大好き…です」ギュゥゥ

    キラキラキラ…

    ワーッ!! ウオーッ!!

    男子達「ぐずっ…よがったぁ…よがっだなぁ…」ポロポロ

    女子達「うわぁっwww泣くことないでしょ男子www」

    幼馴染「見て!!虹が出てる!!」

    姉「ふぅー…良かった良かったぁ…しかし、男君取られちゃったなぁー…むすぅ」

    警察達「さて…我々も帰りますか」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

    一同「――ッ!?」

    不思議子「ごめんなさい…私のせいで…地震が…っ!!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

    幼馴染「大きい…収まる気配が無い!?」

    ウワァァァァッ!? キャァァァァァァッ!!





    127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:10:48.70 ID:psj/r1rx0

    男「地震…揺れ…そうか…要するに地震ってのも揺れなんだな」

    不思議子「な…どういうこと…?」

    男「俺のピストン運動による振動で…地震の揺れを相殺する」

    不思議子「そ、そんなことしたら…男君の体が持たないよ!!」ギュゥゥ

    男「やってみるさ!!」スチャッ

    ポト…

    男「えっ…」ヘナヘナ

    幼馴染「さっきの無茶でお尻の穴が広がり過ぎて…」

    不思議子「変身ディルドが…お尻から落ちる…?」

    ザワザワ…

    男「ち…チクショォォォォッッッ!!」ダンッ!!

    姉「えいっ」ヌプッ

    男「ひゃぅっ!?ね、姉ちゃん!?何ケツの穴に指入れてるんだよっ!?」

    ハッ!!

    男「みんな!!俺のケツに指を入れてくれ!!急いで!!さぁ早く!!」グイグイ





    128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:11:30.00 ID:YkxVZ8Nt0

    アッー!





    132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:19:33.52 ID:psj/r1rx0

    警察達「どういうことだ…?」

    幼馴染「良いから、おまわりさんたちも急いで」

    男子達「ケツの穴に指かー…」

    女子達「今はそんなこと気にしてる場合じゃないでしょ!!」

    姉「ほほぉー…お尻の中はこんな感じかぁー」ホジホジ

    男「ちょほっwww姉ちゃんケツをほじるな!!」

    警察達「…頼むぞ、君が最後の希望だ」ズブゥッ

    男子達「良いか、しっかり頑張れよ…」ズブゥッ

    女子達「男君…お尻の穴ヒクヒクしてて可愛いっ///」ズブゥッ

    幼馴染「お願いね…男君」ズブゥッ

    ギチギチ…

    男「よし…不思議子…変身ディルドを差してくれ」

    不思議子「な…なんでそこまでするの…男君」ウルウル

    男「俺が…勃起王(ボッキング)だからだ!!」





    142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:45:42.97 ID:psj/r1rx0

    ― 10年後…

    少年「マジで?パパが世界救ったの!?」

    男「ああ…マジで」

    少年「ウッソだーwwww」

    男「確かに…今のこれを見ても想像できんだろうな」フニャチン

    不思議子「その時の戦いでパパはこうなったからね」

    男「世界にはまだOMANKO化に苦しんでいる人がいる…」

    不思議子「男君…まだこの子には…」

    男「大丈夫、この子ならやれるよ、信じてみよう」

    不思議子「男君が…そう言うなら…」

    男「…なあ、お前もパパの子なら…誰かの希望になってみないか?」

    少年「…誰かの…希望…?」

    男「そう…これを渡そう…変身ディルドだ」

    ザンッ


    〜残業してたfin〜





    143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:46:47.24 ID:5lB0ZZdX0







    145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:48:43.48 ID:K4F+AicC0

    仕事中になにやってんだよ・・・
    才能の無駄遣いにもほどがあるわ





    147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:51:11.31 ID:j+irxYUm0

    >>1乙!面白かった!





    151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:53:59.12 ID:WnG96pLdi

    >>1おつ
    鬼才をみたわ





    158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 19:12:24.59 ID:ohT+LTY5i

    クソ面白かった

    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:07:50.64 ID:T+IltEXr0

    両津「なにい! 食品偽装だと!?」




    両津「(ズルズル)なに? 食品偽装だって?」
    中川「ええ、阪急ホテルで大規模な食品偽装があったんです。
       毎日大変な騒ぎになってますよ」
    両津「そういやニュースでやってたな(ズゾゾー)」
    麗子「汚いわねえ、ラーメン食べながら話さないでよ」
    両津「もう食べ終わるところだ(ゴクゴク)」



    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:09:14.64 ID:T+IltEXr0
    中川「関西で阪神阪急グループといえば大ブランドですからね」
    中川「中川グループのホテルでも、食品の再確認とかで大変な騒ぎで……」
    両津「いやあ、あの会見は面白かったな。さすが関西人だ」
    中川「……というと?」
    両津「ん?」
    中川「いや、面白かったというのは……」
    両津「……あれってコントじゃなかったのか!?」




    4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:10:21.04 ID:bncNb4Uc0

    ラサールで容易に再生される




    5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:10:54.51 ID:T+IltEXr0

    中川「いえ、いちおう真面目にやっていたものと……」
    両津「だってあり得ないだろ、九条ネギと言って普通のネギ出しといて
    『偽装じゃない』だぞ。間違えるレベルじゃない、ぜんぜん違うぞ」
    中川「……ま、まあそうですね」
    両津「あれも面白かったな、中国産のそばを信州そばと言って出してたやつ」
    中川「はい」
    両津「前は信州のそばを使ってたが、
    今はそうでなくなってたことに気付かなかった、だっけか。
    バカじゃないのか、毎日中国語の箱でそばが届いてるだろ」
    中川「ま、まあ信州そばという言葉自体が割と曖昧で……」




    6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:12:37.73 ID:T+IltEXr0

    両津「とびっこ(トビウオの卵)をレッドキャビアと言うのもひどい、
    寿司屋で働いてるから分かるが、あの社長、言い訳で
    「とびっこをレッドキャビアと書いてる業者もいるので、
    書いても問題無いと思った」って言ってるんだぞ。
    両津「ふざけちゃいかん。レッドキャビアととびっこは
    値段が全く違うし見た目もまるで違う。
    そう書いて売ってたら普通に詐欺だしそんな業者おらん。
    築地のオヤジに殴られるぞ」
    麗子「レッドキャビアってキャビアとは違うの?」
    両津「レッドキャビアはマスの卵だ」
    両津「まあキャビアと名前をつけること自体、何かおかしい気はするが……、
    今は置いておこう」




    8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:14:36.11 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし真面目に会見やってたなら、あの社長はバカじゃないのか」
    両津「あの言い訳自体が面白すぎるだろ。よけいに関心が集まってるじゃないか」
    中川「た、確かに……」
    両津「言い訳の内容がコロコロ変わったり、担当者のせいにしたり、
    あの社長は仕事に全然思い入れがない気がするな」
    中川「色々と事情がありまして、あの社長は阪急電鉄系の人なんです」
    中川「ホテル事業は畑違いなので……現場のことは分からないのかも」
    両津「素直に謝ればいいのにな」




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:14:57.63 ID:/BiFQJ+m0

    もうアニメ見なくなって久しいのになぜか再生余裕wwww




    10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:15:37.03 ID:WC5oQFDZi

    すげー面白い




    11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:16:06.97 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし偽装なんてありふれてると思うんだがな」
    麗子「そんなことないわよ」
    両津「あるだろ、だって回転寿司なんか偽装のオンパレードだぞ」
    麗子「そうなの?」
    両津「マグロなんかは本当のマグロ以外に、
    肉質の似てるアロツナスやらガストロやら使ってるからな
    他にもタイと言って実はティラピアだったり、
    アナゴと言ってアンギーラだったりするんだ、どこの怪獣映画だと思うだろ」
    麗子「ふうん」




    12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:18:28.15 ID:T+IltEXr0

    両津「甘エビなんかも種類としての甘エビじゃない」
    両津「アルゼンチンアカエビなんかを「甘いエビ」として売ってるだけだ」
    両津「しかし、そういう安いネタは、原価相応の安さで提供してるからまだ許せる。
    阪急ホテルは完全に儲けるために偽装してるだろ、それがいかん」
    中川「そうですね……」
    両津「ホテルの寿司屋に行ったことがあるが、一人前で二万も取りやがって!」
    両津「どうせ代用魚を使うなら堂々とティラピアの刺身ですと言ってみろ!
    ウミヘビだって美味しいんだからウミヘビのひつまぶしと書いて出せ!
    ネギトロじゃなくてネギマンボウと書け!!」

    麗子「よく分からないわ。食べたことないもの」
    中川「僕もあまり……」
    両津「…………わしの力説は何だったんだ…」




    13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:19:23.07 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし、阪急だけじゃなくて色んなホテルやらデパートに広まりだしたな」
    中川「そうなんです。イメージも悪くなりますし、返金やら謝罪やらで大変な負担に……」
    両津「……返金?」
    両津「……金が返ってくるのか…?」
    中川「そうですね、
       まあレシートなどで支払いを証明できる場合に限られると思いますが…」




    14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:19:50.61 ID:rfsmOZlV0

    こち亀SS久しぶりに見た気がする




    15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:03.18 ID:jB7Q0vBN0

    こち亀はこれだけで場面が想像できるのが凄い




    17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:38.19 ID:/BiFQJ+m0

    >>15
    派出所の入ってすぐの所で喋ってるイメージ




    19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:30.01 ID:jzAuMRE00

    >>17
    んで麗子がお茶持ってくる




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:40.56 ID:Qg/va7/si

    >>17
    そして麗子がお茶を乗せるお盆を持っている




    23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:25:50.89 ID:/BiFQJ+m0

    >>19>>20
    結婚




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:30.57 ID:T+IltEXr0

    両津「うーむ、そうか……」
    麗子「やあねえ両ちゃん。食べてもいないホテルに怒鳴りこみに行かないでよ」
    両津「ば、ばかもの! そんなことするか!」
    麗子「ならいいけど」
    中川「今回のようなことでもないと、普通は返金までは行きませんね」
    中川「一般の人はなかなかその場で店側を追求できないですから」
    中川「多少、おかしいと思っても流してしまうことが多いのかと」
    両津「それもそうだな」
    両津(……。……いや、待てよ)
    両津(あいつなら……)




    21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:40.84 ID:T+IltEXr0

    両津「ふー、食った食った、今のが伊勢エビとアワビの刺身か」
    両津「どうだ、本物か?」
    檸檬「では、ないな」
    檸檬「伊勢エビはおそらくロブスターじゃ、
    アワビもトコブシを酒で煮込んだものじゃな」
    両津「ほう……(サングラス装着)」
    両津「おう、店長を呼んできてくれ」
    店員「は、はい」




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:26:47.78 ID:T+IltEXr0

    店長「お客様、どうかされましたか」
    両津「おう店長、メニューに書いてるのと違う食材が使われてんじゃないか?」
    店長「ははは、ご冗談を、最近そういうの流行ってますがウチは……」
    両津「実はこういう者でな(警察手帳チラッ)」
    店長「えっ(ドキッ)」
    店長「ちょ、ちょっと奥へどうぞ」
    両津「檸檬、ちょっと待ってろ」
    檸檬「? うむ、わかった」




    28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:28:49.23 ID:T+IltEXr0

    両津「最近食品偽装が多いからな、調査に来てみたら案の定だ」
    店長「は、はは、お恥ずかしい」
    両津「フレッシュジュースもただの市販品だな、何が搾りたてだ。
    他にも色々分かってるぞ」
    店長「あの、な、なにとぞ穏便に……」
    両津「まあわしも調査で来ただけだからな、店長が誠意を見せるなら考えなくもない」
    店長「な、なるほど、分かりました」

    両津「それでだな、今日の勘定はタダに…」
    店長「ど、どうぞこれを(万札チラッ)」
    両津「えっ(ドキッ)」




    30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:30:33.18 ID:T+IltEXr0

    檸檬「ずいぶん遅かったのう、何の話をしておったのじゃ?」
    両津「え、ああ、なんでもないなんでもない」
    両津「さあ、次の店行こう」
    檸檬「まだ食べるのか?」




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:31:56.92 ID:T+IltEXr0

    檸檬「ふう、今日もいっぱい食べたのう(ケプ)」
    両津「うーむ檸檬を連れ回して一週間……なんという偽装率の高さだ、
    半分ぐらいの店でやってんじゃねえか」
    両津「なんだかんだで200万ほど稼いでしまった……
    金払い良すぎるぞまったく、あくどく儲けやがって」
    部長「おや、両津じゃないか」
    両津「ふんぎゃあっ!!!!!!!!」




    32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:33:58.04 ID:T+IltEXr0

    部長「なんだ急に大声を出して」
    両津「あ、ああ部長ですか(ぜい、ぜい)
    い、いえ意外なところで会ったもので」
    部長「そこにいるのは擬宝珠くんの妹さんか」
    檸檬「こんにちは(ペコリ)」
    両津「さ、さあ檸檬、わしらはそろそろ帰ろう」
    部長「待て待て、せっかく会ったんだから少しぐらい付き合え」
    両津「い、いえ私(わたくし)はその、もうお腹いっぱいで」
    部長「遠慮なぞするな気持ち悪い、おい、この芝エビの天ぷら一つ、
    あとその子にジュースを」
    店員「はい」




    33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:36:12.26 ID:T+IltEXr0

    店員「お待たせしました」
    部長「ほら両津、エビが好きだったろ。檸檬くんも食べなさい」
    両津「は、はあ、では……」
    檸檬「うむ、これもバナメイエビじゃな」
    部長「ん?」




    35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:37:42.42 ID:T+IltEXr0

    檸檬「しかもこの塩は天然塩と唄ってあったが、普通の化学合成塩じゃな。
    ちょっとミネラルを加えておるだけじゃ」
    両津「あ、れ、檸檬、今はいい」
    檸檬「どうした? 店員さんを呼ばんのか?」
    部長「何の話だ?」
    両津「ぶ、ぶっちょ~~~! 気にしないでください、
    何でもないんですよ~~!!(汗だく」
    檸檬「ふむふむ、このジュースも別に搾りたてではないのう」




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:40:33.75 ID:T+IltEXr0

    部長「……最近、この辺りで食品偽装をネタに飲食店を脅す男がいると聞いていたが、
    まさかお前……」
    両津「いえいえいえいえな~~~んにもやましいことは!!!」
    檸檬「どうした? いつもは偽装が見つかると喜ぶのにのう。
    また大儲けだ、とか言って店長を呼びつけるではないか」
    両津「」
    部長「よく分かった、檸檬くん、ちょっとこの男と話があるから待ってなさい」
    両津「あいてててて、ぶ、部長、耳を引っ張らないでいてててて」




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:41:56.45 ID:T+IltEXr0

    両津「いてててて、部長に思い切りぶん殴られた。
    頭の形が変わるかと思った」
    マトイ「どうしたんだ一体、またなんか悪さしたんだろ」
    ゲパルト「しょうがないやつだねイチローは」




    42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:43:56.55 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし檸檬を連れて色んな店を食べ歩いたんだが」
    両津「あまりにも偽装が多すぎるぞ、騙される方も問題だ」
    マトイ「そうかな?」
    両津「だいたいバナメイエビと芝エビなんか食感もまるで違うんだから、
    食べる方も少しは気をつけんと行かん」
    両津「高級店だからって信じきってるから簡単に騙されるんだ」
    ゲパルト「そんな事はないよ」




    45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:45:08.11 ID:T+IltEXr0

    両津「そ、そうか?」
    ゲパルト「お客が味が分からない、食材の見分けがつかない、
    そんなこたア当たり前なんだよ。よくあることさ」
    ゲパルト「だから料理人がいて、専門の卸売りがいるんだろ」
    ゲパルト「プロはね、何より信頼があるからプロと呼ばれるんだ」
    ゲパルト「それが嘘をついちまったら、プロなんか要らないんだよ」
    両津「うーむなるほど……その通りだな」




    46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:46:31.29 ID:T+IltEXr0

    マトイ「まあそんなことより夕飯にするよ、あたしの作ったアワビの海鮮丼だ」
    両津「やった!! アワビ大好き!!」
    マトイ「あはは、でも今日は本物のアワビが店にもないんだよね」
    マトイ「だからエリンギで作ったなんちゃってアワビ丼だ」
    両津「え…エリンギ……う~~む歯ごたえは似てるが……なんかわびしい…」
    檸檬「うむ、代用でもおいしいのう」


    おしまい




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:46:45.85 ID:D7xVvByp0





    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:50:22.07 ID:T+IltEXr0

    読んでくれた皆さんありがとう
    実は小説形式のこち亀SSも書いてますので、興味がある方はそちらもどうぞ

    「両さんvsTASさん」とかで検索すると見つかると思います




    55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:50:32.73 ID:WhNTECZd0





    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:51:07.77 ID:aFeOULcai

    面白かった




    58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:52:22.14 ID:Qg/va7/si

    面白かった

    まさか結婚相手が見つかるとは




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:54:41.31 ID:T+IltEXr0

    余談、ぶっちゃけ本物の赤貝とか甘エビを食べたことある人のほうが少数派だと思います
    別にええんですよね偽物でも、原価相当の値段なら




    60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:55:42.04 ID:AAkAUF/V0

    おもしろくないけど、ほっこりした。
    あ、でも、こち亀ってこういうもんだよなあ。




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:59:20.74 ID:mTaHbZ920

    良かったわ




    63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:05:21.86 ID:kfIOiVK9O

    おお面白い なんだこれ




    64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:05:41.32 ID:58c4mnVF0

    面白かった




    65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:08:02.68 ID:kfIOiVK9O

    こち亀SSがホモネタじゃないとは
    乙でした




    66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:08:48.19 ID:6Vi4afyG0

    うーむ、面白い!




    67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:10:05.60 ID:hNEmjr8g0

    時事ネタがいいな




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:16:15.17 ID:NAus2rRB0

    おもしろかった




    生まれて初めてナンパした結果わかったことがある
    【画像】世界最強の犬をご覧ください
    有吉弘行の"禁煙の禁断症状"と闘うリアルな日々のつぶやきがツイッターで大反響
    現在のゴマキンゴwwwwwwwwwwwwww
    駅が冠水したンゴwwwwwwwwwwwwww

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:30:31.02 ID:KqX+g4Id0

    兄「夜中にこっそり親父の育毛剤をま○こにふりかけるのやめろ」

    妹「――っ!!」

    兄「その挙句適量ふりかけた後に軽くおま○こ周りマッサージすんのやめろ」

    妹「なっ…///」

    兄「お前がつるつるおま○こマッサージしてる時のぷにぷに音がうるさい、気が散る」

    妹「うっ…うそっ…そんなに音立ててないもんっ!!///」

    兄「その後諦めて鏡に向かって小学生ですっ☆とか言うのやめろ、中学生だろ」

    妹「そっ…そこまで聞いてたのっ!?///」

    兄「勉強の邪魔だからマジでやめろ」

    妹「ぐ、ぐぬぬ…」




    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:35:29.68 ID:KqX+g4Id0

    妹「…お兄ちゃんだって!!」

    兄「なんだよ」

    妹「勉強勉強って言うわりにはしょっちゅうシコシコ音聞こえてくるんだけど?」

    兄「なっ…」

    妹「あー…そう言えばあたしがマッサージしてる時によく聞くなぁ…?」ニヤリ

    兄「――っ///」

    妹「まさか妹のぷにぷに音聞いて興奮しちゃってた?」ニヤニヤ

    兄「おまっ…何言って…」

    妹「あとあのドピュドピュ音?…あれもやめてほしいんだよねー」

    兄「くっ…」

    妹「聞くだけで孕んじゃいそうっ…子宮が怯えるからやめてよね」

    兄「うぅ…」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:37:52.19 ID:2mkkBTCj0

    一体どんだけ大音量の射精音なんだろうか





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:39:52.86 ID:swO8/vxE0

    子宮が怯えるワロタ





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:43:19.87 ID:zVIvmkDb0

    怯えた子宮たんをこんこんノックしたい





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:44:25.26 ID:KqX+g4Id0

    兄「お、お前のくぱぁ音だって聞こえてるんだからなっ!!」

    妹「へぇーそれ聞いて興奮してシコシコ音出してるんでしょっ!!」

    バチバチバチ…

    兄「くっ…それなら…」

    妹「いいよっ…どっちの音がうるさいのか…」

    兄「今ここでっ…」

    妹「確かめようじゃないっ!!」

    バッバッ!!

    兄「(妹のおま○こつるつるだっ…おっぱいも膨らみかけで…ああ…)」ムクムク…

    妹「なっ…なによっ///やっぱ妹で勃ってるじゃんっ///」

    兄「うるせぇこれはちんこが威嚇してるんだよ!!///」

    妹「はっ?嘘ばっかり」ニヤニヤ





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:50:21.77 ID:KqX+g4Id0

    兄「それじゃお前のここは…どうなんだよっ!!」サッ

    プニプニンッ…クチュゥ…

    妹「きゃっ!?…んっ…なにっ…すんのよぉっ///」クチュクチュ

    兄「ほーらみろ…このぷにぷに音…そしてクチュクチュ音」

    妹「やっ…んっ…らめぇっ…」クチュクチュ

    兄「俺の勉強を妨げてるんだよっ!!」

    妹「んっ…そっちだってっ…」

    サワサワ…シコシコ…

    兄「ちょっほっ!?…やめっ…そんなに扱いたらっ…だめだって…///」シコシコ

    妹「んっ…何がっ…威嚇よっ…雌を孕ませる雄のサウンドっ…響かせてるじゃないっ…」クチュクチュ…





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:51:22.00 ID:swO8/vxE0

    いちいち表現が秀逸





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:55:46.67 ID:x5zL7gx20

    雌を孕ませる雄のサウンドwwwwww





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 11:56:54.45 ID:KqX+g4Id0

    兄「うくっ…やめっ…やめろ…もう出るっ…!!」シコシコシコ

    妹「そっ…そっちだってっ…やめっ…もうっ…いっちゃぅっっ!!」クチュクチュ

    兄「ああああっ…出るっ…出るぅぅっ」

    ドピュッドピュッ

    妹「ふにゃぁっ!!いっちゃぅぅっ!!いっちゃぅよぉぉっ!!」

    プシャァッ

    兄「はぁ…はぁ…」

    妹「はぁ…はぁ…」

    兄「お前の…音うるさすぎるんだよ…はぁ…はぁ…」

    妹「お兄ちゃんの…音のほうが…おっきかったもんっ…はぁ…はぁ…」

    兄「フッ…こうやって…兄妹喧嘩したの…何年ぶりかな…」

    妹「プッ…なによっ…急に…」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:04:15.61 ID:KqX+g4Id0

    兄「昔はさ…家族仲良く旅行とか…行ったじゃねーか…」

    妹「うん…そだね…そうだったよね」

    兄「いつからかさ…この家から会話が消えちまった…」

    妹「うん…静まり返ってて…冷たくなっちゃったもんね…」

    ゴロンッ

    兄「なぁ…?俺達でこの家に音を取り戻さないか?」

    妹「音…?」

    兄「この静まり返った家にさ、デカイ音出そうぜ」

    妹「もし…その音で全て壊れるとしても…?」

    兄「壊れてなくても…この静かな家は家とは呼べない」

    妹「…うん、そだね…私は…良いよ」

    兄「よし、決まりっ!」

    妹「うんっ…あの…優しくしてね、お兄ちゃんっ…///」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:13:38.31 ID:KqX+g4Id0

    兄「…入れるよ?」ヌプッ

    妹「うんっ…入れてっ…///」クパァ…

    兄「な?くぱぁ音するだろ?」

    妹「もぅ…ばかぁ…///」

    ヌプププププ…ジュブゥ

    妹「いっ…!!」

    兄「大丈夫?はぁ…はぁ…根元まで入れたよ…」ギチギチ

    妹「んっ…大丈夫っ…お兄ちゃんのおちんちんでいっぱいっ…嬉しいっ…」ズプププ

    兄「一人じゃ…こんな音出せなかった…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    妹「うんっ…うんっ…」ジュブッジュプッパチュッズプッ





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:23:32.41 ID:wiK7MkzG0

    プッパチュッズでわろた





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:28:46.37 ID:KqX+g4Id0

    兄「動物達は…んっ…こんなことを繰り返してるんだな…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    妹「んっ…なにっ…?あっ…らめっ…子宮がっ…んっ…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    兄「兄妹なのにっ…俺のちんこはっ…お前を孕ませたいって…ギンギンにっ…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    妹「あんっ…私のっ…おま○こもっ…言ってるっ…受精したいって言ってるよぉっ…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    兄「生理はっ…生理はきてるのかっ…?」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    妹「きっ…きてるよっ…妊娠準備ばっちりだよぉっ…」ジュブッジュプッパチュッズプッ

    兄「あっ…イクっ…妹っ…一緒にっ…精子と卵子でっ…新たな生命…作ろうっ」

    妹「お兄ちゃんっ…お兄ちゃんっ…出してっ…お兄ちゃんの精子いっぱい出してっ…」

    兄「イクイクイクっっっ!!」

    ドピュゥゥゥゥゥゥンッ

    ザバァァァァ…

    ピチョンッ… ニュルンッ…

    ポワァァァン…

    !!

    オギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:29:41.49 ID:rcCU0iNm0

    早すぎワロタ





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:35:05.77 ID:m+bNL8er0

    はやすぎだろwwwww





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:39:15.82 ID:swO8/vxE0

    音うるせぇwwwww





    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 12:58:40.98 ID:KqX+g4Id0

    妹「はぁ…はぁ…私ね…名前考えてた…」

    兄「聞かせて…?」

    妹「うん…この子はね、奏(かなで)…私とお兄ちゃんで奏でた愛の音の賜物だから…」

    兄「そうだな…俺達の家に音を取り戻してくれた…ありがとう奏」

    オギャァァァァ オギャァァァァ

    ルールールールールールー…


    <名もない竿には名前を付けましょう〜  おちんぽしか浮かばない>

    兄「ほらーパパだぞー」キャッキャキャッキャ

    <冬の寒さに萎えてしまわないように〜  ほんの手コキでまた勃ち上がれるように〜>

    妹「もぉ…お兄ちゃんたらっ…///」

    <ま○このびらびら見るたびに〜  モザイクかけてとまた思う〜>

    父「はっは…ジイジって言ったぞ?ジイジって…今この子言ったぞー」

    <いつまでも変わることの無い〜  無くさないで〜  君の股に すじまぁん…>

    母「…ふふ…」 <生やさないで〜 君の膣に… 毛もじゃぁ…> <ろりまぁん…>

    〜 fin 〜





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/21(月) 13:02:27.23 ID:TXQHWQZ00

       /  ̄  ̄ \
      /  _ノ  ヽ、_  \
    / o゚|⌒|  |⌒|゚o  \   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
    |   | (__人__). |    | _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
    \  | `|⌒|´ |  /    |    |  /    |   丿 _/  /     丿
    / ̄ |川!| ̄|川i| ̄\






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 13:31:18.14 ID:L+TzwDXs0

    灰原「工藤君、あの化け物は…」

    コナン「元太だよ」

    灰原「えっ」

    コナン「なんだかよくわかんねえけど、突然奇声を上げてあんな姿になっちまったんだ…」

    灰原「あんな姿って…どうみてもただの怪獣よ、何で人間と思われる生物の小嶋君が…」

    うな獣「うな重…」



    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 13:36:56.99 ID:L+TzwDXs0

    歩美「2人ともどうしたのってきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

    光彦「なんですかあの怪獣、ウルトラマンに出てきそうですね」

    コナン「元太だ…」

    歩美「そんな…元太君が…」

    光彦「何言ってるんですか、あんなのただのコスプレですよきっと」

    光彦「しかし池沼うな重の元太君にしては凝ってますね、見てて興奮してきます」

    うな獣「うなぁ!」ガブッ

    光彦「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

    歩美「光彦君がだべられてる…」

    うな獣「うなぁ…」ガブッガブッガブッ

    光彦(と思われる肉の塊)「」

    コナン「逃げるぞ!」

    歩美「で、でも…」

    コナン「バーロー!光彦の犠牲を無駄にするつもりか!」

    灰原「博士ならきっと何か知っているわ、行きましょう」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 13:44:39.94 ID:L+TzwDXs0

    阿笠宅

    阿笠「なんと…元太君が…」

    コナン「博士、あれは一体なんなんだ…どうして元太が…」

    阿笠「やはりそういうことか」

    灰原「博士?」

    阿笠「ずっと前の話じゃが、ワシはとある細胞を作りだしたんじゃ」

    コナン「細胞?」

    阿笠「うむ、その細胞は人体に入ることで増殖しやがて宿主の知能を低下させていく」

    阿笠「知能が低下した宿主はうな重のことしか考えることが出来なくなり最終的にあのような怪物、うな獣になるんじゃ」

    コナン「何でそんなものを作ったんだよ」

    阿笠「つい出来心でのう、悪用するつもりは無かったんじゃ…」

    阿笠「しかしワシの管理が適当だったせいでその細胞はどこかへ行ってしまった、それが何らかの理由で元太君の体内に入ったんじゃろう」

    灰原「やっぱり博士のせいだったのね」





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 13:51:17.71 ID:L+TzwDXs0

    阿笠「とにかく奴を止めなければ大変なことになるぞい」

    コナン「え?」

    阿笠「覚醒したうな獣は地球上にある全ての物質を食べつくす…」

    コナン「なんだって…」

    灰原「そうなる前に止めないと…」

    歩美「でも、うな獣を倒したら元太君は…」

    コナン「…」

    阿笠「とにかくじゃ、わしは今からうな獣を止める装置を作るわい、それまでここにいるんじゃ」

    コナン「じっとしていられるわけねえだろ!」

    阿笠「!?」

    コナン「元太は確かにうな重のことしか考えられない奴だった…でも俺たちの親友だ!」

    灰原「そうね…」

    歩美「みんなで元太君を助けようよ!」

    阿笠「わかったわい、君達はうな獣の足止めを頼んだぞい」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 13:56:34.29 ID:L+TzwDXs0

    うな獣「うなぁぁぁ…」ガブガブ

    コナン「聞こえるか元太!」

    うな獣「うな?」

    コナン「お前はそんなコンクリートを食うために生まれてきたのか?」

    コナン「違うだろ!お前はうな重を食うために生まれて来たんだろ!」

    うな獣「うなぁ!」

    うな獣の尻尾がコナンを攻撃する

    灰原「危ない!」

    コナン「グヘッ」

    歩美「コナン君!」

    コナン「平気だ…これも親友を救うためだ…」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:03:28.90 ID:L+TzwDXs0

    コナン「忘れちまったのかよ元太!一緒にうな重を食べたり、旅行したり、光彦を虐殺したりしたあの日々を…」

    コナン「目を覚ましてくれよ元太!また一緒にうな重食べたり旅行行ったり光彦を虐殺したりしようぜ…」

    コナン「なぁ…元太…」

    歩美「そうだよ元太君!これから冬、うなぎの旬が来るわよ!」

    灰原「うなぎの旬が来る前に地球を滅ぼしちゃっていいの?」

    うな獣「うなぁ…」

    コナン「元太…」

    阿笠「出来たぞ!うな獣をとめるスイッチじゃ」

    コナン「待ってたぜ、博士」

    阿笠「成功すればうな獣は倒され元太君は元に戻る…じゃが失敗すれば…」

    コナン「博士、俺と灰原と歩美と元太の絆に不可能があると思っているのか」

    阿笠「そうじゃな、くれぐれも失敗させるんじゃないぞ」

    コナン「わかってるぜ」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:06:56.25 ID:L+TzwDXs0

    コナン「準備はいいか2人とも…」

    灰原「ええ」

    歩美「ええ」

    コナン「元太に届け!」ポチッ

    うな獣「うな?うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ピカーン、ズトーン

    コナン「どうだ…」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:11:10.48 ID:L+TzwDXs0

    うな獣(死体)「…」

    阿笠「まさか…」

    コナン「元太…」

    灰原「嘘よそんな…」

    歩美「元太君…」

    阿笠「せっかくうな重を用意したのにのう…」

    ???「うな重食えんのか?」

    阿笠「そ、その声は…」

    元太「ありがとよ博士!」

    コナン「げ、元太…」

    灰原「成功だったのね…」

    歩美「元太君!」

    元太「おいおいみんな何泣いてんだよ」

    コナン「バーロー…泣いてなんかねえよ…」





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:15:04.91 ID:L+TzwDXs0

    阿笠「一見落着じゃな」

    灰原「今回のは博士のせいでこうなったよの」

    阿笠「すまんのう…」

    元太「そういうなよ灰原」

    阿笠「元太君…」

    元太「特上おごってくれたら許してやるぜ」

    阿笠「ちゃっかりしてるわい」

    コナン「これでこそ元太だぜ」

    歩美「歩美!高級なのがいい!」

    阿笠「そ、そんなぁ…」





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:17:37.83 ID:L+TzwDXs0

    元太「ところでよう、俺すんげえうめえ肉食ったんだけどよそれってどこで売ってるんだ?」

    コナン「肉?」

    元太「ああ、見た目はどこかで見たことあったな、でも忘れちまったしいいや」

    阿笠「やっぱり元太君は元太君じゃのう」

    光彦(骨)「」







    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 14:18:20.65 ID:O9r966N/0



    やっぱり光彦はこういう運命だったか






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:26:15.70 ID:Kp5lHHsx0

    コナン「おお、やるじゃねえか博士!」

    阿笠「まず対象となる人間に照準を合わせるのじゃ。そして1回スイッチを押すごとにその人間の嫌な記憶だけが1つずつ消し飛ぶからの」

    コナン「すげぇ!それじゃあちょっくら借りていくぜ!」

    阿笠「世のため人のために使うのじゃぞー」







    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:30:32.31 ID:Kp5lHHsx0

    ――学校

    歩美「コナン君おはよー」

    元太「よぉ、コナン」

    コナン「ああ、おはよう」

    光彦「あ!コナン君おはようございます!」

    コナン「オラァッ!」ボゴォッ

    光彦「うぐッ……!」ガクンッ





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:32:35.34 ID:4vxo3n4V0

    (さすがにこのスイッチだったら死ぬことはないだろ)





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:33:25.49 ID:Kp5lHHsx0

    コナン「ラァッ!ハァッ!ギュクシッ!」ドゴッ バギッ ズゴッ

    光彦「うげぇッ……!ガハッ……!グギギギ……ゲホォッ!」ドバァッ

    歩美「な、なにやってるのコナン君!?光彦君血を吐いてるよ!?」ガタガタ

    元太「や、やめろよコナン!なんで光彦をボコボコにしてんだよ!」ガタガタ

    コナン「バーロー!理由なんてねえ!光彦がここにいるから殴ってるんだ!」バシッ

    光彦「ぐッ……はぁはぁ……コナン君……や、やめてください……」ピクピクッ……





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:36:27.92 ID:Kp5lHHsx0

    コナン「さてと……照準を光彦に合わせてっと……」ポチッ

    光彦「はぁはぁ……あ、あれ……どうして……僕は傷だらけなのでしょうか……?い、痛い……体中が痛いけど……思いだせません……ハ、ハハハ……うぐ……げほォッ!」ドバァ

    歩美「う、うわあ!また血を吐いてる!」ガタガタ

    元太「ひいい……!」ガタガタ

    コナン「ああ、こいつらにも嫌な光景を見せちまったな……照準を合わせて……」ポチッ ポチッ

    歩美「え?なんで登校早々光彦君満身創痍なの?うわぁ……血吐いてるし……」

    元太「気持ちわりいなあオイ」

    コナン(博士……久々にナイスな発明だぜ!こいつはよォ〜!)





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:40:38.32 ID:95NVNnt20

    これはひどい




    いいぞもっとやれ





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:40:38.48 ID:Kp5lHHsx0

    灰原「……工藤君、また円谷君になにかしたでしょう?」

    コナン「ん?灰原か……そい」むにゅっ

    灰原「!!ちょ、ちょっと!なにするのよ!」

    コナン「バーロー!揉みたいときに揉むためにメスはいるんだろうがよ!」むにゅむにゅむにゅ

    灰原「や、やめ……!」

    コナン「ほい」ポチッ

    灰原「……あれ?工藤君、私になにかした?」

    コナン「してねえよ」

    灰原「そう……とにかく、あまり円谷君を玩具にしないようにね」

    コナン(博士……このスイッチがあれば世の中に童貞はいなくなるぜ……!)





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:44:37.10 ID:4epGluu40

    >>16
    鬼才現る





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:43:43.50 ID:Kp5lHHsx0

    ――下校時刻、帰り道

    とぼとぼ

    光彦「はぁはぁ……どうしてかわからないけれど体中が痛いです……僕は無事に家まで辿りつけるのでしょうか……歯は欠けてるし……目の下は腫れてるし……げほぉッ!」ガクッ

    光彦「う……だ、だめです……もう歩けません……」バタッ

    JK1「!?え?君、大丈夫!?」

    JK2「この子傷だらけじゃない……」

    JK3「君、立てる?家まで送って行こうか?」

    光彦「え、えっと……」

    JK1「ほら、掴まって」もにゅっ

    JK2「顔、汚れてるよ」ふきふき

    JK3「じっとしてね。絆創膏貼っておくから」ペタッ

    光彦「あ……ありがとうございます……」





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:46:38.18 ID:4vxo3n4V0

    ああやっぱ光彦殺していいわ





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:47:50.16 ID:Kp5lHHsx0

    ――光彦宅前

    光彦「あの、お姉さんたち……ありがとうございました……家まで送ってもらっちゃって……」

    JK1「いいよ、いいよ。そんなかしこまらなくても」

    JK2「早く治るといいね」

    JK3「それじゃあ私たち行くね。お大事に」

    トコトコトコ……

    光彦「……」

    光彦(優しいお姉さんたちでした……あれが大人の女性の匂い……う、うへへへ……どうして怪我をしたのかは思い出せませんが得しちゃいました……)ニヤニヤ




    コナン「……」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:50:33.10 ID:Kp5lHHsx0

    コナン(こっそり跡をつけてみりゃあ、光彦の野郎……一人だけいい思いしやがって……!光彦のくせによぉ!)

    コナン(許さねえぞ光彦……)ピッ プルルルルル……

    コナン「もしもし?博士か?大至急『楽しかった記憶を根こそぎ消し去るスイッチ』を作って光彦の家まで来てくれ……ああ、そうだ。光彦だ……奴は越えちゃいけないラインを越えた……!」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:51:45.48 ID:1gNb7/aZ0

    外道じゃねえかナイスコナン





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:54:12.70 ID:Kp5lHHsx0

    ――1時間後

    阿笠「できたぞ!『楽しかった記憶を根こそぎ消し去るスイッチ』じゃ!」

    コナン「さすがだぜ博士!」

    阿笠「わしの科学力は世界一じゃ!さっそく光彦君で試してみるとするかの」

    コナン「よっしゃ!光彦ー!出てこーい!早く出てこねえとドアを蹴破るぞー!」ガンガンガンッ!

    阿笠「光彦くーん!隠れても無駄じゃぞーい!出てくるんじゃー!」ガンガンガンッ!

    バタンッ

    光彦「ちょ、ちょっと!玄関をガンガン叩くのはやめてください!……あ!コナン君に博士……!?ど、どうしたんですか!?」





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:57:02.99 ID:hBb8n5Mvi

    こええ





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/19(土) 23:57:31.74 ID:Kp5lHHsx0

    阿笠「今じゃ!照準を光彦君に向けてスイッチを押すんじゃ!」

    コナン「もうやってるぜ!オラァッ!」ポチッ

    光彦「!?」ビクンッ

    しゅうううううう……

    光彦「あ……あれ……どうしたんでしょう……な、涙が出てきます……」ポロポロ

    コナン「博士!これは成功したのか!?」

    阿笠「ああ!おそらく成功じゃ!光彦君の人生の中のあらゆる楽しかった思い出が消し飛んだんじゃ!」

    コナン「すげぇ!」

    阿笠「後に残るのは痛ましい思い出、悲しい思い出、恥ずかしい思い出など負の記憶だけじゃ!光彦君は今、それら、負の記憶に打ちひしがれておるのじゃ!」

    コナン「やったぜ!」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:00:16.19 ID:Kp5lHHsx0

    光彦「あ、あぁ……僕はなんのために生きているのでしょう……誰にも愛されず……誰からも必要とされない……」ぶつぶつ

    阿笠「光彦君が何かぶつぶつ語っておるぞい」

    光彦「……生きるってなんなのでしょう……生きる喜びって一体……僕はどうしてこの世界にいるのでしょう……僕は……僕は……」ポロポロ

    コナン「なにいってんだこいつ……」

    光彦「う、うう……うわあああああああッ!」ダッ

    タッタッタッ

    阿笠「!?ど、どうしたんじゃ!?いきなり走り出したぞい!?」

    コナン「なんだか知らねえが追いかけっぞ!博士!」ダッ





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:02:49.35 ID:Kp5lHHsx0

    ――どこかの屋上

    ひゅうううううう……

    光彦「……」

    コナン「はぁはぁ……やっと追いついたぜ光彦……」トコトコ

    阿笠「ほら、こっちに来るのじゃ光彦君、そっちは柵が無いから落ちてしまうぞい」トコトコ

    光彦「来ないでください!!」

    コナン&阿笠「!」





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:05:41.94 ID:Kp5lHHsx0

    光彦「僕は……僕は……もう嫌なんです……こんな世界……嫌なことしかないこんな世界が……だからもう……楽になりたいんです……!」

    コナン「ま、まさか光彦……おまえ死ぬつもりなのか!?」

    阿笠「光彦君!考え直せ!阿呆なことを言っていないでこっちに来るのじゃ!」

    光彦「あなたたち……僕の名前を知っているんですね……お気遣いありがとうございます……でも、もういいですから……」

    コナン「な!?光彦は俺たちが誰なのかわからないのか!?」

    阿笠「彼の楽しかった記憶は根こそぎ消し飛んだからの……その記憶の中にはわしらとの出会いの記憶もあったのじゃろう……」

    コナン「くそッ!どうしてこんなことになっちまったんだ……!」





    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:08:36.35 ID:Kp5lHHsx0

    光彦「……」トコ……トコ……

    コナン「ま、まずい!このままじゃあ光彦は本当に飛び降りちまう!」

    阿笠「まだ間に合う!光彦君を助けるんじゃ!」

    コナン「で、でもどうすんだよ!?」

    阿笠「こうなりゃヤケじゃ!嫌な記憶を消すスイッチを連打して光彦君の記憶を空っぽにするのじゃ!そうすればなんとかなる気がするぞい!」

    コナン「わかったぜ博士!うおおおおおおおおおおお!!!!」ポチポチポチポチポチポチ

    光彦「……!」ビクンビクンッ





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:09:21.83 ID:WUSg5jeV0

    光彦は本気でコナンや博士を友達だと思ってたんだな
    いい奴じゃないか





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:11:19.43 ID:18QxeB/P0

    こうなりゃヤケってww





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:11:39.10 ID:Kp5lHHsx0

    コナン「がああああああああああああああ!!!」

    ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ…………

    光彦「……!!」ビクンビクンビクンッ

    ピロリロリーン♪

    コナン「は、博士!今の音は!?」

    博士「光彦君の嫌な記憶がすべて消し飛んだのじゃ!今のはこれ以上消す記憶がないことを知らせる音じゃ!これで光彦君の絶望も消え去ったことじゃろう!」

    コナン「やったぜ!」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:12:07.55 ID:LtH2/KtS0

    やったぜじゃねぇよ





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:14:36.75 ID:Kp5lHHsx0

    光彦「あばばーwwwwwwwじょろろびーにょおおおwwwwww」ぴょんぴょん

    コナン「!?お、おい!博士!光彦の様子がおかしいぞ!?」

    阿笠「こ、こいつはいかん!スイッチで光彦君の脳をいじくり倒したうえに、記憶を消し過ぎたせいで光彦君の人格が崩壊してしまったのじゃ!彼の記憶は空っぽになったがこのままでは……!」

    光彦「うっぷんぶるけwwwwwwすぽぽぽぽぽwwwwwww」ぴょんぴょん

    コナン「やばい!博士!光彦がぴょんぴょん飛び跳ねてやがる!危険だ!」

    阿笠「あわてるな!こんなこともあろうかと奥の手を用意してある!ほら、このカプセルシューターで光彦君を狙い撃つのじゃ!」

    コナン「なんだこれ!?」

    阿笠「実は先日光彦君にイタズラをしたときにこっそり記憶のバックアップを取っておいたのじゃ」

    コナン「な、なに!?」

    阿笠「今の光彦君にならこの記憶カプセルを撃ちこめば彼の記憶は再構成される。元の光彦君に戻ってくれるはずじゃ」

    コナン「でかしたぜ博士!」





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:15:39.94 ID:12ZMVnoV0

    イタズラしたときw





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:19:00.24 ID:Kp5lHHsx0

    光彦「おっぱんぽんwwwwwwぴゃーーーいwwwww」ぴょーん

    ひゅううううーーーー……

    阿笠「!?い、いかん!あーだこーだやってるうちに光彦君がついに落ちたぞい!」

    コナン「まかせろ博士!!カプセルは一発のみ……絶対に外せない……!」カチャッ

    ひゅうううううーーーーー……

    コナン「……光彦ォッ!目を覚ますんだあああああああ!!」グッ

    ダンッ!!!





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:21:10.86 ID:Kp5lHHsx0

    ひゅううううううーーーー……

    ズギョッ

    光彦「痛ッ!あ、あれ……ここはどこでしょう……?やけに浮遊感がありますが……あ!そうだ!今日は夕飯がハンバーグなのでした!早く食べ」


    グチャアッ


    コナン&阿笠「!!」


    光彦「……」グチャリ…… シーン……





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:23:19.31 ID:Kp5lHHsx0

    コナン「……み、光彦……そ、そんな……!カプセルは……命中したのに……くそッ!くそぉッ!」ダンッ

    阿笠「……あまり自分を責めてはいかん……きっと光彦君は記憶を取り戻し、幸せな気分で逝けたはずじゃ……せめて人間らしく死ねたはずじゃ……誰も悪くない……すべては運命が決めたことなのじゃ……」

    コナン「くそッ……くそォッ……!くそォォォォォォ!!」


    光彦は転落死した……光彦はもうこの世のどこにもいない……
    だが俺たちは彼のことを決して忘れない……
    喜びも悲しみも、俺たちはこの胸に刻みつけて明日を生きていくんだ……

    おわり





    52: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:15) :2013/10/20(日) 00:24:28.86 ID:1AuedunR0

    なんてこったい





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:25:58.03 ID:9Y1LkiAXP

    どう考えても悪いのはお前らだ

    やったぜ





    61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/20(日) 00:53:49.98 ID:12ZMVnoV0

    でも光彦はうれしかったんじゃないかな。俺そんな気がするよ。






    カテゴリー「名探偵コナン」のSS一覧
    SS宝庫のオススメSS

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:18:45.31 ID:MkVWR/8m0

    コナン「これで、終わりか?」カンカン

    阿笠「その筈じゃ……ワシの家の窓はこれで、全部、塞がれる筈」

    コナン「そうか……じゃあ、戻らなきゃな、下の部屋に」

    阿笠「そうじゃな。哀くんらが待っとる筈じゃから……」

    コナン「はあ……」





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:19:26.24 ID:MkVWR/8m0

    阿笠「どうした? 新一。そんなため息をついて……後悔、しとるのか?」

    コナン「何を?」

    阿笠「決まっとるじゃろ。こんなことになってしまって……」

    コナン「……ああ、してるよ。博士の家に閉じ込められちまったことも」

    コナン「そこに蘭やおっちゃんを連れてこれなかったことも」

    コナン「街中がこんなことになるのを止められなかったことも……」

    阿笠「新一……」

    コナン「でも、気にしても仕方ない、か。現状的に……はあ……」





    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:20:47.82 ID:MkVWR/8m0

    灰原「あら……終わったの?」

    コナン「ああ、全て塞ぎ終わった。とりあえずは大丈夫だろ」

    灰原「そう……良かったわ」

    阿笠「歩美くんと元太くんは?」

    灰原「そこのソファで寝てるわ。泣き疲れて」

    コナン「そうか……」

    灰原「ねえ、探偵さん」





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:22:07.15 ID:MkVWR/8m0

    コナン「何だ?」

    灰原「どうして、こんなことになってしまったのかしら……?」

    阿笠「……」

    コナン「……開いちまったのさ」

    灰原「?」

    コナン「地獄の釜の蓋が開いちまったのさ」

    灰原「……意外と、詩的な表現をするのね」

    コナン「はは、しゃーねえだろ? それ以外で説明できるかよ。……ゾンビが発生したなんていう、とんでもない状況をよ」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:23:00.13 ID:MkVWR/8m0

    〜数時間前〜

    歩美「おはよー! コナンくん、哀ちゃん」

    灰原「おはよう、吉田さん」

    コナン「よう。元太と光彦は?」

    歩美「もうすぐ来ると思……」

    元太「うわあああああああああああ」





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:25:24.65 ID:MkVWR/8m0

    コナン、灰原、歩美「!?」

    灰原「今の声……」

    歩美「げ、元太くん?」

    コナン「ただ事じゃない悲鳴だったぞ」

    灰原「また、殺人事件かしら?」

    コナン「バーロー、なんで、それで俺の方を見てくんだよ」

    歩美「あ、走って来る」





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:29:22.59 ID:MkVWR/8m0

    灰原「……凄い形相してるわね」

    コナン「殺人犯に追い回されていた時でさえ、あんな顔してなかったぞ」

    歩美「どうしたんだろ?」

    元太「う、うお、み、皆、に、に、に、に」

    コナン「どうしたんだよ、元太」

    元太「に、に、に、に」

    歩美「あはは、にににって何ー?」

    元太「に、に、に、に」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:30:17.28 ID:MkVWR/8m0

    灰原「待って……何か、来るわ……」

    コナン「あれは……光彦と……光彦の姉ちゃん?」

    灰原「……様子が、変ね」

    光彦「……」

    朝美「……」

    歩美「こっちに気づいてないのかな? おーい」タッタッタ

    元太「ば、ば、馬鹿!」ガシッ





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:31:05.64 ID:MkVWR/8m0

    歩美「い、痛っ! 何するの? 元太く……」

    光彦「ヴァア”ア”ア”ア”!」

    朝美「オ”オ”オ”オ”オ”!」

    コナン、灰原「!?」

    歩美「え? ちょっ、やだ、何?」

    元太「や、やべえ!」ギュッ

    歩美「ちょっと、痛いってば、元太くん!」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:31:42.90 ID:MkVWR/8m0

    灰原「……つ、円谷くんの声ってあんなに濁ってたかしら」

    コナン「それに、あんなに歩き方がぎこちなかったか? 全っ然、距離が詰まらねえぞ……」

    灰原「!」チョンチョン

    コナン「? どうした?」

    灰原「つ、円谷くんの口、よ、よく見て!」

    コナン「……あれは………」

    灰原「血、よね?」

    コナン「……! じゃあ、まさか、光彦の姉ちゃんのシャツのあれも……赤い水玉模様じゃなくて……」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:32:26.08 ID:MkVWR/8m0

    灰原「……」ゾオッ

    歩美「ちょっと、元太くん、やめてよ! 引きずらないで! お洋服汚れちゃう!」

    元太「そ、そ、それどころじゃ、ね、ね、ねえんだよお! コナン! 灰原ぁ! お前らも手伝えよぉ!」

    コナン「あ、ああ……歩美ちゃん、どうやら、今は挨拶をしている場合じゃないみたいだ!」

    歩美「え? あ、うん……」

    光彦「ヴォオ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”」

    コナン「……逃げるぞ!」ダッ





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:33:19.45 ID:MkVWR/8m0

    阿笠「あ、哀くん? どうしたんじゃ? 忘れ物か?」

    灰原「それどころじゃないの、博士。入れて!」

    阿笠「あ、ああ……そりゃ、勿論……後ろにいるのはいつもの面子かの?」

    元太「いいから早く! 来る! 奴らが!」

    阿笠「や、奴ら……?」

    元太「早くしてくれよおおおおおおおお!」

    阿笠「ひ、ひい!」ガチャ





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:34:01.99 ID:MkVWR/8m0

    元太「はあ、はあ……」

    歩美「ちょ、ちょっと、博士の家に来て、どうするの? 学校行かなきゃ……」

    元太「それどころじゃねえっつってんだろ!」

    阿笠「……これ、落ち着かんか!」

    元太「で、でもよお! やばいんだって、マジで!」

    灰原「何が……かしら?」

    コナン「そうだ、教えてくれよ、元太。光彦達の様子がおかしかったが、ありゃあ、何だ?」

    元太「か、噛まれたんだよお! 右腕を!」ヌギッ





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:34:41.38 ID:MkVWR/8m0

    コナン、灰原、阿笠、歩美「!?」

    元太「い、いつも通り、光彦の家の前で待ってたら、玄関から、急に、二人が現れて、で、で、で……うわあああああ」

    コナン「バーロー! 落ち着け!」ガシッ

    コナン「灰原、救急グッズを、早く!」

    灰原「え、ええ!」

    灰原「とりあえず、これで大丈夫かしら……確かに、間違いなく噛まれてるわね……」

    コナン「ああ、とりあえず、そこのソファで休んでおけ、元太……」

    「うわああああああああああああああああああああ」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:35:14.45 ID:MkVWR/8m0

    灰原「!?」

    阿笠「今の悲鳴は……」

    コナン「表から、だな……」

    「きゃああああああああああああああ」

    灰原「……また……!?」

    阿笠「今度は別のところからじゃ……」

    ウーウー

    コナン「サイレン……救急車、か。だけど、それにしてもやけに多い……糞、何が起きてんだ!」





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:35:56.56 ID:MkVWR/8m0

    コナン(そこからの数時間は、瞬く間に過ぎて行った)

    コナン(窓から眺める外の景色に映るのは、人の死体と人だった何かだけ……)

    コナン(人が人を喰らったり、死んだ筈の赤井秀一が俺の家から出てきたり、駆け付けた救急車に乗っていた隊員が近くにいた奴らに食われたり……)

    コナン(まさに、地獄の景色だった。それこそ、まるでゾンビ映画の世界に迷い込んでしまった様な……)

    コナン(そんな外へ出るのは危険としか思えなかったので、俺らは籠城を決行することにした、というわけだ)





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:36:32.93 ID:MkVWR/8m0

    灰原「ゾンビ、ね……そう、ね。確かに、ゾンビとしか考えられないわね……」

    コナン「ああ、ほら、このカメラに映っている奴を見ろよ。顎から下がないっていうのに、平然と動いてやがる……」

    灰原「……醜悪ね……」

    阿笠「こっちのハゲたゾンビなんて頭にツルハシが後頭部に刺さっとるぞい」

    コナン「ああ、ハゲのタフ野郎だ……」

    灰原「本当、B級ホラーの世界から飛び出してきたみたい……」





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:37:09.73 ID:MkVWR/8m0

    コナン「ああ……マジでゾンビ映画の世界だ。……だけど、そうなると、まずいよな」

    灰原「まずい?」

    コナン「……」チラッ

    元太「……zzz」グーグー

    阿笠「し、新一!」

    灰原「あ、あなたが言いたいのは……まさか……」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:37:43.06 ID:MkVWR/8m0

    コナン「ああ、そういうことだよ」

    コナン「……ゾンビのルールだと、噛まれたらそいつもゾンビになる」

    コナン「それが今回も適用されているってのは明らかだろ? カメラとか見ても、間違いなく感染している……」

    コナン「むしろ、元太が未だにゾンビになっていないのが不思議なくらいだ。脂肪で守られてんのかな……」

    灰原「小嶋くんが、たまたまゾンビにならない体質だっていう説は、どうかしら?」

    コナン「いや、それはない……既に兆候が出ているからな」

    阿笠「兆候?」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:38:42.97 ID:MkVWR/8m0

    コナン「元太の腕の噛み痕……相当、深かったろ? なのに、大した痛みを感じてねえ……

    灰原「!?」

    コナン「アドレナリンの作用かとも思ったが……今に至るまで苦しんでないのは……」

    阿笠「で、でも新一! だとしたら、どうしろって言うのじゃ!」

    コナン「……」

    バキイ!





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:39:23.48 ID:MkVWR/8m0

    コナン、阿笠、灰原「!?」

    コナン「しまった! どっかの窓が破られたか!」

    灰原「あっちの方よ!」ダッ

    阿笠「待つんじゃ、二人とも! これを持つんじゃ!」

    コナン「? ……これは……銃?」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:40:34.76 ID:MkVWR/8m0

    阿笠「新一と哀くんが窓を塞ぐ板を探している間に作っておいた……ワシら三人の分だけしか作られなかったが……」

    阿笠「反動は出来るだけ抑えた作りにしとるから、二人とも、今の体でも十分撃てるじゃろ……」

    阿笠「弾は数ダースしかないが……」

    コナン「いや、とりあえずは十分だ。サンキュー博士!」

    阿笠「さあ、早く行かねば!」ダッ

    コナン「おう!」

    元太「……う、う、う”」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:41:20.19 ID:MkVWR/8m0

    灰原「……! もう、入って来られている!」

    コナン「……すまねえ! 見知らぬおっちゃん!」バン

    「ウ”ア”ア”ッ”」バタリ

    コナン「やはり、弱点は頭みてえだ!」

    阿笠「了解じゃ!」バン バン バン

    灰原「どうにか、ここで食い止めたいわね……あの子たちの為にも……」バン バン バン

    コナン「ああ……」バン バン バン





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:42:00.32 ID:MkVWR/8m0

    元太「ウ”、ウ”、ウ”ナ”……」ガバッ

    元太「ウ”ウ”ウ”ウ”ウ”ウ”……」キョロキョロ

    歩美「ママ……zzz」グーグー

    元太「! ウ”ウ”ウ”……」





    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:42:39.42 ID:MkVWR/8m0

    コナン「糞、まだいるのかよ!」バン バン バン

    灰原「窓は、完全に破られちゃったわね……」バン バン

    阿笠「全く! 何匹おるんじゃ!」バン バン バン

    コナン「ちっ、弾切れだ!」

    灰原「リロードを! 早く!」

    コナン「バーロー! 分かって……ら……?」

    灰原「? どうしたの?」

    コナン「め、目暮警部……」ボトッ





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:43:14.96 ID:MkVWR/8m0

    目暮「オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”」

    灰原「ちょっと! 早く、拾って!」バン バン バン

    コナン「あ、ああ……」

    灰原「!」ボトッ

    阿笠「哀くんまで! 何をやっとるか!」バン バン バン

    灰原「小林先生……!?」

    小林「ヴヴヴヴヴヴヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”」





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:43:50.97 ID:MkVWR/8m0

    阿笠「躊躇しとる場合じゃないぞ!」バン バン バン

    灰原「そ、そんなこと、わ、分かって……」ガクガク

    コナン「ひ、拾うよ、す、すぐに……」

    ガチャッ

    阿笠「ん? 誰じゃ?」バン バン バン

    コナン「……歩美?」

    歩美「……」

    灰原「よ、吉田さん! ここは危険よ! 早く出てって!」

    歩美「……」

    コナン「歩美!」

    歩美「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」ガブウ





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:44:28.48 ID:MkVWR/8m0

    阿笠「う、うわああああ!」

    コナン「博士!?」

    ガチャ

    元太「ウ”ウ”ウ”ウ”ウ”ウ”ナ”ナ”ナ”ア”ア”ア”」

    灰原「小嶋くん……!?」

    コナン「く、糞……それに、ま、まずい! 前後塞がれ……!」

    阿笠「ち、地下……じゃ……」

    コナン「博士……?」

    阿笠「隣の部屋に、地下室への階段がある……二人とも、早く、そこへ……」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:45:03.48 ID:MkVWR/8m0

    歩美「」ガブガブ

    元太「」ガブガブ

    コナン「わ、分かった、博士! は、灰原、行くぞ!」

    灰原「……う、うん…」

    ガチャ

    阿笠「二人共、行ったか……」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:45:51.88 ID:MkVWR/8m0

    目暮「オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”!」ガブガブ

    小林「ヴヴヴ……!」ガブガブ

    英理「」ガブガブ

    服部「ア”ア”ア”」ガブガブ

    阿笠「うおおおおおお! 糞! 寄ってたかってきやがって!」

    阿笠「ワシの肉で窒息しやがれ! ショーコドノー! うわああああああああああ」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:47:11.90 ID:MkVWR/8m0

    ワシノニクデチッソクシヤガレ! ショーコドノー! ウワアアアアアアアアアア

    灰原「今の声……」

    コナン「博士……」

    灰原「……」

    コナン「……」

    灰原「これで、わたし達、二人だけになってしまったわね……」

    コナン「そうだな……」





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:48:05.32 ID:MkVWR/8m0

    コナン「糞、どうすりゃ……この地下室に何かあればと思ったけど、何もねえじゃねえか!」

    灰原「工藤くん、あなた、弾は残りどれくらい?」

    コナン「……5」

    灰原「……奇遇ね。わたしもよ」

    コナン「そうか……」

    灰原「この弾数じゃ、全員駆逐するのは無理ね……逃げることなんて、論外……」

    コナン「ああ、そうだな……」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:49:07.06 ID:MkVWR/8m0

    灰原「ここで死を待つだけってところかしら」

    コナン「……」

    コナン「……なあ、灰原」

    灰原「なに?」

    コナン「最後、ゾンビ共に食われないうちに、俺のことを撃ってくれねえかな?」

    灰原「!」

    灰原「……なんで? 死ぬのは良いけどゾンビにはなりたくないとでも言うの?」





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:49:40.23 ID:MkVWR/8m0

    灰原「わたしに言わせれば、どちらも結局死ぬんだから一緒だと思うけれど」

    コナン「……どうせ死ぬなら、好きな女の手で死にたいって言ったら、笑うか?」

    灰原「! ……い、いきなり、何を言い出すのよ!」

    灰原「す、す、好きな女って、あ、あなたには、あの子がいるでしょ? し、白々しい嘘を!」

    バキイ

    ボトッ

    蘭「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:50:13.73 ID:MkVWR/8m0

    コナン「……」バン

    蘭「ア”ッ”……」バタリ

    コナン「……これで、信じてくれるか?」

    灰原「……馬鹿、ね」

    コナン「ほら、早くしてくれねえと……どんどん、落ちてくる……」

    ボトッボトッボトッ





    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:50:43.45 ID:MkVWR/8m0

    灰原「分かったわ。けど、それなら……」

    灰原「同時に、わたしのことをあなたが撃ってくれない?」

    コナン「! ……ああ、勿論」

    灰原「……ずっと、好きだったわ、工藤くん」バン

    コナン「ああ、俺もだ」バン





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:51:17.99 ID:MkVWR/8m0

    コナン(――灰原の弾は無事、俺の頭に着弾したらしい。意識が、遠のいていく……)

    コナン(薄れゆく意識の中、頭に浮かんだことは二つ……)

    コナン(一つは、俺の弾も灰原の脳をちゃんと射ぬけたかなということ……)

    コナン(もう一つは……)

    コナン(今朝聞いた、博士のあの言葉……)

    ――阿笠『できたぞ新一! 光彦くんをゾンビにするスイッチじゃ!』

    〜完〜





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:52:10.55 ID:MkVWR/8m0

    終わりです。
    お付き合いいただいた方がいましたら、ありがとうございました。
    それと、色々とすいませんでした





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:54:09.69 ID:jJPxc2nE0

    光彦また変な扱いされてると思ったらそういうwwww

    おつ





    56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:55:12.48 ID:HpDUEgAf0

    おつ





    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:00:51 ID:e5.0rGaA

    …ビュオォオォオー!…ガタガタガタ…

    気象予報士「本日の未明、本州に上陸した超大型台風は日本列島上空に停滞する梅雨前線とぶつかり、スーパーセルへと変貌しつつあります!…外出は極力控えてくだ…」

    社畜「………さて、行くか」ガチャ…

    BGM 【 ユニコーン】 ガンダムucより



    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:09:51 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「身の程知らずが!…風速135?/時の豪風で跡形もなく消し飛べ!」
    …ビュオォォー!…

    車「うわあぁー!」ゴロゴロ…

    電柱「ぐふ…!」ぽっきり…

    ビル「ぬわーー!」めりめり…どしーん!

    社畜「…ふ」スタスタスタ…

    超大型台風「…!…なぜだ!なぜ貴様は耐えられる!?」

    社畜「向かい風には馴れているんでな」ゴゴゴ…

    超大型台風「…ならば!」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:19:04 ID:e5.0rGaA

    …ゴロゴロゴロ…バチ!バチバチ!…

    超大型台風「この数億ボルトの雷の嵐で塵となるがいい!」

    ―カッ!―

    …ピシャーン!…ズドドドド!…

    街路樹「やあぁん」ばっさり…

    新幹線「我が安全神話が…このような形で終焉を迎えるとは……無念!」ちゅどーん!

    社畜「…」スタスタ…

    超大型台風「…!…あの神雷を受けて…無傷だと!?」

    社畜「あの程度…部長の雷に比べればどうということはない!」

    超大型台風「…ふ…ふふ…」

    超大型台風「…後悔するなよ…お前は俺を……」

    超大型台風「お こ ら せ た !」



    ┠゛┠゛┠゛┠゛┠゛┠゛





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:28:28 ID:e5.0rGaA

    …どばあぁぁぁぁ!…

    アナウンス「只今、堤防が決壊しました!市街地にお住まいの方は慌てず急いで最寄りの避難場所まで避難して下さい!…繰り返します!」

    超大型台風「ふはははは!」

    鉄橋「やだ…私……流されてる///」きゅん…

    東○ビッグサイト「俺、終了…ワロタwww…ワロタwww……」ごごご…

    社畜「ぐ…うぅ……!…」

    超大型台風「がはははは!貴様もこれまでのようだな!このまますべてを飲み込む濁流に飲まれるがいい!」

    社畜「……あ、あぁ…あ……」ガクガク…





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:35:07 ID:e5.0rGaA

    社畜「ぐっ…………うぅ……!」ビクンビクン

    …ドドドドドド…

    超大型台風「くやしいのぅwwwwくやしいのぅwwww」

    …ズドドドドドド!…

    社畜「がっは……」どさっ…

    超大型台風「見たか!我が力!…悪いことは言わん!今日は休め…誰も貴様を責めたりはせんわ!」ククク…

    社畜(部長………すみません…………)





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:38:58 ID:e5.0rGaA

    …Prrrr…Prrrr…

    携帯電話『只今電話に出ることが出来ません…御用の方はピー、という発信音の後にご用件をお伝え下さい』

    …ピー…

    ???『聞こえるか?社畜…今日は……』





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:40:28 ID:e5.0rGaA

    ―――――…




    …残業代がでるぞ…




    ―――――…





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:41:30 ID:9nxLGf.o

    !?





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:49:02 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「またつまらぬ新雪をしてしまったわ…ふはははは!」

    社畜「…」むく……ゆらり……

    超大型台風「む?まだやる気か?…だがそんなボロボロの体で何ができ…」

    社畜「モードN・T・D(Nekketu・ Tuukin・Denkou-sekka)…起動!」ヴン!

    超大型台風「…!?」


    【トランザムライザー!】ガンダムOOより
    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:58:18 ID:e5.0rGaA

    …ドバアァアァアァ!…

    社畜「うおぉおぉ!」ダダダダ!

    超大型台風「なにィ!?」ビクッ!

    ワゴン車「ちょっと通りますよー」どんぶらこ…

    社畜「ネイムカード(名刺)シュート!」シュッ!

    ワゴン車「俺…あんたのそんなとこ……嫌いじゃないよ……」ずばっ…

    ビル「ふ…流れに流されるこのみっともない姿……笑えよ?」どんぶらこっこ…

    社畜「ネクタイ…パージ!」するりんこ…

    超大型台風「…?…何をするつもりだ!?」

    社畜「タイブレード…レイズアップ!」ヴゥン!…バチバチ…

    社畜「とあぁあぁー!」

    …ガトキイィン!…

    ビル「………あぁ…これで……やっと………」すっぱりんこ





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:02:47 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「ば、馬鹿なあぁー!?」

    超大型台風「なんなんだ…なんなんだ!お前は!?」

    社畜「俺は……」

    社畜「……リーマン(企業戦士)だ!」ドンッ!





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:08:00 ID:e5.0rGaA

    社畜「俺は…会社を抱ける!愛しているんだ!」ドドン!

    超大型台風「………ふ………ふふ……認めよう…俺の敗けだ……」



    ―――――…

    社畜「……着いた」

    会社「まってたわよ」うふふ…

    自動ドア「入ってきて…ほぉらぁ…はやくうぅ///」くぱぁ…





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:17:00 ID:e5.0rGaA

    社畜「…おはようございます」

    部長「おぅ」

    社畜「…」スタスタ…

    部長「ちょっと待て」

    社畜「…?…なんでしょう?」

    部長「お前…今日から主任な」

    社畜「…!…俺が……主任…!」

    平社員「おめでとう」

    係長「おめでとう」

    OL「おめでとう」

    同僚「チッ…」

    先輩「おめでとう」

    社長「おめでとう」

    社畜「ありがとう……ごさまいます」ブワッ…


    ―完!―





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:25:30 ID:M2QQzQBs

    このガンダム推しは何なんだよww





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:28:30 ID:e5.0rGaA

    …次回予告!…

    ゴゴゴゴ!

    …迫りくる超弩級の天変地異!…

    超大型地震「ブルアァアァ!」

    …寸断される交通網!…

    道路「いやぁあぁー!」めりめり…

    …名物ランドマーク、無慈悲な崩壊…

    東○スカイツリー「たわばっ!」へにょり…

    …【悲報】富士山、大噴火…

    超大型地震「…ところでぇ、貴様ァ…おじさんのこれ見てぇどぉおもっちゃうのォよォ?」

    富士山「すごく……おっきいれす……///」ドッピォ…

    超大型地震「ふぅははは!見たか?こォれがおじさんのォ…実力っでやつよォ…」ゴゴゴゴ…

    …驚異の破壊力に、人々はもはやひれ伏すしかないのか?…





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:45:19 ID:e5.0rGaA

    …だが…

    …彼は諦めなかった…

    社畜(主任)「これが社畜のやり方だッ!」ドンッ!


    【出勤開始!】ガンダムSEEDアストレイより
    25:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/10/17(木) 23:01:35 ID:eFPGTMMo

    社畜かっこよすぎワロタ






    カテゴリー「擬人化・人外・動物」のSS一覧
    管理人のオススメSS

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:54:29.17 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    幼馴染「ねえ、起きてよ。今日は北の道場に出稽古に行く日でしょ?」

    男「ぐう……ぐう……」

    幼馴染「起きろぉっ!」シュッ

    男「むっ、敵か!?」ババッ

    バチィッ!

    男「あっぶねえなぁ……。
      寝てる人間のミゾオチに、ヒジを落とす奴があるかよ」ビリビリ…

    幼馴染「アンタが全然起きないからよ……。
        にしても、寝起きにしちゃいいケリしてんじゃない」ビリビリ…

    二人は互いに互いの攻撃をガードしていた。



    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 18:59:17.73 ID:L23GzJeU0

    男「兄貴! これから幼馴染と北の道場に行ってくる! 留守はよろしくな!」

    兄「お〜う、行ってこ〜い。
      もうお前がこの道場の当主なんだから、しっかりやれよ〜」

    男「分かってるよ!」

    幼馴染「おはようございます、お兄さん!」

    兄「お〜う、幼馴染ちゃん。また美人になったんじゃないのか?」

    幼馴染「お兄さんこそ、仕事探し頑張ってね〜!」

    兄「うぐっ……!」

    道場を出る二人。

    男「──にしても、お前までついてこなくてもいいのに。
      西の道場は大丈夫なのか?」

    幼馴染「平気、平気! 今日は稽古ないしね。
        それに、門下生ゼロのボロ道場を少しは手伝ってやんなきゃ!」

    男「ちぇっ……」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:05:17.01 ID:L23GzJeU0

    < 北の道場 >

    北の道場は町で一番栄えている道場で、今日も大勢の門下生が集まっていた。

    ザワザワ……

    男「おはよう」
    幼馴染「やっほ〜!」

    友人「やあ、いらっしゃい!」

    友人「二人が来てくれると、本当に助かるよ」

    男「なあに、俺もこうして出稽古にでも呼ばれないと、食ってけないしな」

    幼馴染「そうそう、お互い様ってこと!」

    友人「ありがとう。それじゃ向こうで支度をしてもらえるかな」





    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:10:18.96 ID:L23GzJeU0

    友人「まずはストレッチだ!」

    「はいっ!」 「はいっ!」 「はいっ!」

    友人「突きを50本、始めっ!」

    「えいっ!」 「やあっ!」 「とうっ!」

    友人「組み手開始! くれぐれも怪我をしないように!」

    ワァァァ……!  ワァァァ……!

    男(友人はすごいなぁ……。俺と同い年なのに、こんな大勢の門下生を相手して……)

    男(腕が立つ上に、優しいし……そりゃ慕われるよな)

    男(それに比べて、俺と東の道場ときたら……)

    男(歴史だけは町一番だが、時代錯誤な猛稽古やら古いしきたりやらで、
      死んだ親父の代から門下生はゼロ……)

    男(まったく、情けなくなるぜ)





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:16:54.77 ID:L23GzJeU0

    稽古が終わり──

    < 公園 >

    友人「二人とも、今日は来てくれてありがとう。
       やっぱり他流の人に来てもらうと、空気が引き締まるよ!」

    男「……どういたしまして」

    幼馴染「? どしたの? 元気ないじゃん」

    男「いや……北の道場はこのとおり町一番の規模だし、
      幼馴染の西の道場もダンスを取り入れた武術が女性や子供に好評だってのに……」

    男「ウチはクソ親父のせいでお袋は死んで、門下生も集まらず……。
      お前たちに出稽古に誘ってもらわなきゃ食ってもいけねえ」

    男「俺は情けないな、と思ってさ」

    幼馴染「そんなこと……なにいきなり弱気になってんのよ」

    男「悪い……しんみりさせちまった」

    友人「…………」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:23:00.53 ID:L23GzJeU0

    友人「ねえ、ちょっと勝負しようか」

    男「勝負?」

    友人「稽古じゃ、なかなかボクら同士で試合なんかできないだろ?」ザッ…

    男「なんだよ突然……まぁいいけど」ザッ

    構える男と友人。

    幼馴染「え、こんなとこでやるの? やっちゃうの? じゃ、始めっ!」

    男「うおおおおっ!」ビュアッ
    友人「はああああっ!」ビュバッ

    バチィッ!

    ドガッ! ドゴッ! ドズッ! ドゴッ! バキィッ!

    男(オーソドックスながら鋭い打撃! 全然隙がない!
      しかも見切りの技術がすごいから、決定打が全然入らねえ!)

    友人(足は波や柳のようにゆるやかに動かし、徹底的に力んだ拳を叩き込む、
       東の道場独特の拳法! 200年の歴史はやっぱり凄まじい!)





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:26:22.74 ID:L23GzJeU0

    しばらく攻防を続けた後、間合いを取る両者。

    男「ハァ……ハァ……」

    友人「ゼェ……ゼェ……」

    幼馴染(ちょっとちょっと……二人ともマジじゃないのよ)オロオロ…

    友人「はあっ!」ババッ

    ベシィッ! ドズッ! ガキィッ!

    下段、中段、上段と友人の蹴りがヒット。

    男「ぐおっ……!」ヨロッ…

    幼馴染(友人の得意技、三連蹴り! 痛そう!)

    男(友人……本気か! だったら俺も、ウチの道場のとっておきを出す!)スッ…





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:32:19.78 ID:L23GzJeU0

    男(徹底的に力を緩めた足で、しゃがみ込み──)ユルユル…

    男(それを一気に爆発させて立ち上がり、その加速を右拳一点に伝え──
      打つッ!!!)

    男「ぬぉりゃあっ!!!」



    ズドンッ……!!!



    友人「ぐあっ……!」

    渾身の拳が、友人の腹に突き刺さった。

    ドサァッ!

    幼馴染「そ、それまでえっ!」

    男「だ、大丈夫か!?」

    友人「あ、ああ……とっさに身を引いてなければ、病院行きだったね」ゲホッ

    男「さすが見切りの達人……」ホッ…





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:37:28.50 ID:L23GzJeU0

    友人「今の技……すごいな。下半身から上半身に一気に力を伝え、高速の突きを出す……。
       しかも、がら空きになる腹部もしっかりガードされていた……。
       防ぎようも……カウンターをしようもなかったな」

    友人「あれは、なんて技だい?」

    男「東の道場奥義、緩急拳……」

    男「正式名称は“下半身上半身緩急伝達一点集中高速拳”なんだけど……
      俺と兄貴はこう略してる」

    幼馴染&友人(長い……)

    男「腹をガードってのは、ウチの4代目だか6代目だか8代目だかが、
      この拳を放ったところにモロに腹にカウンターもらってゲロったから、
      こうするようになったらしい」

    幼馴染「とりあえず偶数の代ってことだけは覚えてるみたいね」

    友人「ま、とにかく……君は町のボクらの世代の中じゃ一番強いだろう。
       自信を持てよ」

    男「!」





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:44:16.32 ID:L23GzJeU0

    友人「ボクが君を出稽古に誘うのは、同情や友情なんかじゃない……。
       君の技やクセを掴んで、いつか君を倒したいと思ってるからだ!」

    友人「おっと……本音が出ちゃった」

    友人「ボクの目標が、そんな弱気になってくれるなよ」ニコッ

    男「…………!」

    男(コイツ、俺を励ますために……勝負を……)

    男「お前って──本当に優しいなぁ……! ありがとう……!」

    友人「いやいや」

    幼馴染「ふふっ、いい友だちを持ったわねアンタたち」

    すると──

    「おうおう、こんなところに東、西、北の道場のホープが集まってんじゃねえか!」

    男(こ、この声は……!)





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:48:08.05 ID:L23GzJeU0

    声の主は、手下を大勢引き連れた一人の若者。

    男「南の道場の──不良!」

    不良「よぉう、ここで会ったが百年目!」

    友人「なんで君がここに?」
    幼馴染「なにしに来たのよ! 空気読んでよバカ!」

    不良「決まってんだろ? 南の道場が一番だってことを分からせに来たのさ。
       お前らにゃ、道場の“資金集め”をいつもジャマされてっからな」

    男「道場って……お前たちは町の人に迷惑かけまくってるチンピラ集団じゃねえか。
      一緒にされたくねえよ」

    幼馴染「それにカツアゲは資金集めなんていわないわよ! バカじゃないの!?」

    友人「君たちもマジメにやれば、きっといい格闘家になれるよ」

    不良「──るっせぇ! 今日こそてめぇらまとめてぶっ潰してやる!
       覚悟しやがれ!」

    手下「南の道場の恐ろしさ、思い知れ!」

    「やっちまえ!」 「ぶっ殺せ!」 「なめんじゃねえよ!」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:52:01.93 ID:L23GzJeU0

    三人と二十数人との、乱闘が始まった。

    男「うおりゃっ!」

    幼馴染「えーいっ!」

    友人「はあっ!」

    ドガァッ! バキィッ! ドゴォッ!

    「ぐわぁっ!」 「いっでぇ!」 「ぎゃんっ!」

    手下「ちっ……さすがに強い!」

    不良「ビビってんじゃねえよ。ヤツらもだいぶ疲れてやがる。
       三人のうち一人でもやりゃ、一気に潰せる!」ダダダッ

    男に向かっていく不良。

    不良「ボロ道場から引導渡してやるよォ! だららららぁっ!」ブンブンッ

    ドガガガガガガッ!

    男(ぐ……この馬鹿力が! ガードの上からも重く響いてくるラッシュをしやがる!
      コイツがまともなパンチ打つようになったらヤバイかもな……!)





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:54:30.01 ID:L23GzJeU0

    男「うりゃっ!」シュッ

    バキィッ!

    不良「ちいっ! ──お前ら、囲め、囲めぇっ! 一気に勝負つけんぞ!」バッ

    手下「フォーメーション“フルボッコサークル”だ!」サッ

    不良の手下たちが円を描くように、男たちを囲みだす。

    ザザザッ……!

    男「やべぇ! このまま一気にかかってこられたら──」ババッ

    幼馴染「不良のくせにチームプレイとか生意気よ!」ザッ

    友人「まずいな……!」ジリ…

    不良「へへっ、泣いて土下座したら許してやっても──」

    「そこまでだっ!!!」

    不良「あぁ!?」





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 19:59:39.14 ID:L23GzJeU0

    突如、覆面を被った怪しい男が現れた。

    覆面「南の道場の悪人たちよ……。このような卑怯な戦法は許せん!
       この俺が成敗してくれる!」

    不良「く……またてめえか!」

    覆面「友人君、幼馴染ちゃん、男! 助太刀するぞっ! でやああっ!」

    バキィッ! ドボッ! ズドッ!

    手下たちを、みるみる蹴散らす覆面。

    幼馴染「ねえ、あれって──」
    友人「声で分かるけど、あの人は──」

    男「頼むっ! 気づかないフリをしてやってくれ!
      あれで本人はバレてないつもりなんだ、頼むぅ……っ!」

    覆面「どうしたどうした? 一発ぐらい当ててみろ! フハハッ!」

    ドゴォッ! ガスッ! ベキィッ!

    手下「め、メチャクチャつええ!」

    不良(ちくしょう……戦い方は東の道場の拳法っぽいが、いったい何者なんだ!?)





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:05:37.97 ID:L23GzJeU0

    幼馴染「ま、いいか……助かったしね。不良、覚悟っ!」タタンッ

    ドゴォッ!

    幼馴染のリズミカルな回し蹴り。

    不良「うげっ!」ヨロッ…

    友人「もう悪いことするなよ!」

    友人のオーソドックスな右ストレート。

    バキィッ!

    不良「ぐほっ!」ガクンッ

    男「とっとと帰れっ!」

    ドゴォンッ!

    男の怒りの右ストレート。

    不良「ぐべぇっ……!」ドサァッ

    「ゲ、不良さんがやられた!」 「逃げろぉっ!」 「いや、名誉ある撤退だぁっ!」

    ダダダッ……!

    手下たちは全員逃げ出した。





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:12:00.48 ID:L23GzJeU0

    覆面「お〜う、大丈夫か?」

    幼馴染「だいじょぶでぇ〜す!」
    友人「ありがとうございます!」
    男「…………」

    覆面「そうか、よかった! だが、もっと修業に励むことだ!
       そうすれば、不良君たちに追い詰められることはなくなるだろう!」

    幼馴染「は〜い」
    友人「はいっ!」
    男「…………」

    覆面「ちなみに俺の正体はヒミツだ! 知ろうとするとヤケドするぞ!
       では、さらばっ!」ダダダッ

    幼馴染「さよ〜なら〜!」
    友人「お元気で!」

    男(バレバレなんだよ、バカ……)





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:16:47.00 ID:L23GzJeU0

    < 食堂 >

    男「う〜……食った食った」

    友人「ごちそうさま」

    幼馴染「あ〜おいしかった!」

    幼馴染「でもさっきは危なかったね。お兄さん来なきゃアウトだったわよ」

    友人「ああ、不覚だったね」

    幼馴染「でもお兄さんって、なんで道場継がなかったのかしら。
        あんなに強いのに……」

    友人「継がないにせよ、あれだけの使い手なら、どこででもやっていけるだろうにね」

    男「……バカなんだよ、兄貴は」

    幼馴染「そんなこというもんじゃないわよ。たしかに、あの覆面はどうかと思うけどさ」

    男(兄貴……)





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:21:35.16 ID:L23GzJeU0

    その夜──

    < 東の道場 >

    男「なあ、兄貴」

    兄「お〜う?」

    男「緩急拳を放ったら、腹にパンチ喰らってゲロったのって何代目だっけ?」

    兄「5代目だろ」

    男(マジかよ……)

    兄「もしかして忘れてたのかぁ? しっかりしろよ、15代目!」

    男「わ、忘れてるワケねーじゃん! アハ、アハハ! 冗談はよしてくれよ〜!」

    兄「ま、そうやって切磋琢磨しつつ、初代から数えて200年、
      ウチの道場の技は受け継がれてきたわけだ」

    男「200年か……」





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:27:27.34 ID:L23GzJeU0

    男「ところで初代ってのはどんな人だったんだ?」

    兄「さあ……自分で流派を開くぐらいだ。強かったってのは間違いないだろう」

    兄「でも……」

    男「でも?」

    兄「俺たちの流派を開いてまもなく、なんかの大会に出て、
      王様の親戚筋にあたる格闘家に勝ってしまった」

    兄「で、怒った王様に不死の泉を探しに行けっていわれて──
      そんなもんあるわけないから、実質上の追放みたいなもんだな。
      ──そのまま行方不明になったってハナシだ」

    兄「せっかく開いた流派も潰すことになったから、初代の息子である二代目は
      国から逃亡して今のこの道場を建てたんだ」

    男「ひでえ話だな……」

    兄「今みたく、気がねなく格闘技をやれる時代じゃなかったってことだな」

    男(俺の先祖が必死こいて作って、守ってきたこの道場……
      やっぱり俺の代で潰すわけにはいかねーよな!)





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:31:02.77 ID:L23GzJeU0

    数日後──

    < 東の道場 >

    幼馴染「起きてぇっ!」シュッ

    男「うおっ、あぶねっ!」バババッ

    バチィッ!

    互いの攻撃をガードする男と幼馴染。

    幼馴染「さ、出稽古に行こう!」

    男「おう!」ザッ

    幼馴染「あれ? なんか今日はやけに張り切ってるじゃん」

    男「友人が俺を倒すために俺を呼ぶってんなら、
      俺も東の道場のために北の道場から色々吸収しなきゃならねえからな」

    幼馴染「ふぅ〜ん、少しはふっ切れたみたいね」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:36:07.55 ID:L23GzJeU0

    < 北の道場 >

    友人「今日も来てくれてありがとう。参考になったよ」

    男「こっちこそな」

    友人「ところでこんなニュースを知ってるかい?」

    友人「なんでも最近、凄腕の道場破り集団が各地の道場を荒らし回ってるらしいんだ。
       重傷者もかなり出ているとか……」

    男「道場破り……?」

    男「禁止されてるわけじゃないが、やってる奴なんかいたのかよ。
      ずいぶん古風な奴らだな」

    友人「うん……でも、時代に逆行したことをやるってことは、
       それだけ腕にも自信があるってことなんだろう」

    友人「この町は道場が四つもあるから、もしかしたらやってくるかもしれない……」

    男「来たら返り討ちにしてやればいいさ!」

    男(しかし、ウチの道場ははたして道場だと見なしてもらえるのだろうか……)





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:40:22.64 ID:L23GzJeU0

    さらに数日後──

    < 隣町の道場 >

    拳法家「つ、強すぎる……」ゲホッ…

    刺青「もっと根性出せやァ! オラッ、オラッ、オラァッ!」

    ドゴォッ! ドボォッ! ドズゥッ!

    ダウンしている拳法家を蹴りまくる刺青の男。

    拳法家「がふぅ……っ!」ガクッ…

    長身「その辺にしておけ……。死んでしまう……」

    刺青「ケッ、死んだってかまうもんかよォ! オラッ!」ドゴッ

    金髪「オイオ〜イ、道場破りとはいえ死なせたらヤバイことになっちゃうぞ。
       しっかし、この道場もてんで手応えがありませんでしたねえ」

    首領「やはり今の格闘技など、この程度だということだ」

    首領「三人とも、もうここに用はない。出るぞ」ザッ…





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:16.34 ID:L23GzJeU0

    翌日──

    < 北の道場 >

    男「隣町の道場が……!?」

    友人「うん。ボクもたまにお世話になってたんだけど、
       道場主である拳法家さんを始め、ほとんどが重傷らしい……」

    男「どんな奴らなんだ?」

    友人「道場破りのメンバーは全部で四人。全員かなりの実力者だけど、
       特にリーダー格の男は、恐ろしい強さだったらしい」

    幼馴染「そいつら……この町にも来るかなぁ」

    友人「……来る可能性は高いだろうね」

    友人「来たら、下手に応戦はしないで、へりくだった方がいいかもしれない。
       子供や女性が多い西の道場は、特にね」

    幼馴染「うん……」

    男「お前も気をつけろよ。この町で一番デカイのは北の道場なんだからな」

    友人「分かってる。ボクも門下生を危険な目にあわせたくないしね」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:50:56.75 ID:L23GzJeU0

    その夜──

    < 東の道場 >

    男「兄貴」ムシャムシャ…

    兄「お〜う? どうした」モグモグ…

    男「最近、道場破りやってるグループがいるらしくてさ。隣町に現れたらしい。
      もしかしたらウチにも来るかもしれないけど──」

    男「もし来たら、俺がやる」

    男「兄貴は余計な手出しすんなよな」

    兄「ほほぉ〜う」

    兄「いいだろう。俺は一切手出ししない!」キリッ

    男(とかいって、俺がヤバくなったらバレバレの変装して
      駆けつけてくるんだよな……まったく)





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:55:00.56 ID:L23GzJeU0

    < 隣町の宿屋 >

    長身「次に向かう町にある道場について……調べてきました」

    首領「聞かせろ」

    長身「東西南北に四つ、道場があります……」

    金髪「すげぇ、四つもあんの!? で、それぞれの特徴はどんなもん?」

    長身「一番大きいのが北の道場で、次が西の道場……。
       東の道場は門下生が一人もいなくて、
       南の道場は道場というより町のチンピラの溜まり場らしい……」

    金髪「ハハッ、道場っていえるのは実質二つだけじゃんか。
       首領さん、どっからにします?」

    刺青「どっからでもいいだろォ! どうせ全部叩き潰すんだからよ!」

    首領「ふむ……」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:59:17.43 ID:L23GzJeU0

    そして、その日は訪れた。

    < 南の道場 >

    ギャハハハハ…… ワイワイ……

    「でよぉ〜!」 「マジかよ!?」 「ヤベーなそれ!」

    はしゃぐ手下たちをよそに、腕立て伏せをする不良。

    不良「ふんっ……ふんっ……」グッグッ…

    手下「不良さん、なにやってんです?」

    不良「いや……今度こそアイツらに勝ちたいからよ」グッグッ…

    手下「んなもん、マジメに鍛えなくてもいくらでも方法はありますって!
       こないだだって変な覆面が来なきゃ、こっちのもんだったんですし」

    不良「まあ……そうなんだけどな」グッグッ…

    ガラッ……!

    刺青「おっほォ〜いやがるぜ。社会のゴミがウヨウヨと」

    不良「あ?」





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:06:23.97 ID:L23GzJeU0

    手下「てめぇら、ここをどこだと──」ズカズカ

    ドゴッ!

    刺青に殴り飛ばされる手下。

    不良「あ、てめぇ……!」

    刺青「感謝しろよォ、チンピラども。こんな道場ともいえない粗大ゴミ置き場に、
       道場破りに来てやったんだ。準備運動代わりによォ」

    長身「そういう言い方は……よくない」

    金髪「へぇ〜、人数だけはけっこう多いな。少しは楽しめるかな?」

    首領「この時代の格闘技の退廃ぶりを象徴しているような道場だ……。
       とっとと片付けてしまうぞ」

    不良「…………」ビキッ

    不良「やってやるよ、クソどもがァ……!」

    ─────

    ───






    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:11:36.14 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    幼馴染「起きろぉぉぉっ!」ブンッ

    男「敵襲!?」ババッ

    男「──って、幼馴染! なんで来たんだよ!? 今日は出稽古ないだろうが!?」

    幼馴染「出稽古がなきゃ来ちゃいけないの!?」

    男「いや、いいけど。で、なんの用だ?」

    幼馴染「あ、そうだ。昨夜ね……南の道場が道場破りにあって、
        不良たちが全員、病院送りにされたんだって……」

    男(不良が……!)

    男(──ついにこの町に来たのか!)

    幼馴染「友人も病院に行くっていってるし、あたしたちも病院に行こう!」

    男「そうだな。あんな奴でも、町の仲間だからな」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:16:28.24 ID:L23GzJeU0

    < 病院 >

    病室には、包帯まみれの不良が横たわっていた。

    不良「ケッ、ゾロゾロときやがって。俺らを笑いに来たのか?」

    友人「そんなんじゃない。町の仲間がやられたら、心配するのは当然だろう」

    不良「相変わらず、お優しいことだぜ」

    男「お前こそ、日頃からやられてるだけあって相変わらず頑丈だな」

    不良「うるせぇ!」
    幼馴染「ぷっ……」

    不良「ち、ちくしょう! アイツら……下手すりゃお前らより強いぜ!
       次はお前らの番だ! ここで来るのを待っててやるよ!」

    男「そんなに強いのか?」

    不良「悔しいがな……。それに一人、お前に戦い方が似てる奴がいたぜ。
       顔もどことなく似てたし、もしかしたら親戚なんじゃねえのか?」

    男(俺に、戦い方が似てる……?)





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:22:14.44 ID:L23GzJeU0

    病室を出た三人。

    友人「不良も手下たちも、そこまでの怪我じゃなくてよかったね。
       日頃からあたしらに負けまくってたおかげかも、なぁ〜んて……」

    男「…………」

    幼馴染「どしたの?」

    男「いや……」

    友人「さっきの不良の話かい? あまり気にしないことだよ」

    幼馴染「そうよ! アイツに他人の戦い方を見分ける目なんかあるわけないしね!」

    男「…………」

    男(いや……こないだ不良とやり合って分かったが、
      アイツは単なる荒くれ者じゃない。あんなデタラメをいうような奴じゃない……)

    男(でも、今や俺と兄貴の他に、ウチの流派の人間はいないはずなのに……
      絶滅危惧種のハズなのに……)

    男(う〜ん……)





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:29:46.51 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    男「なあ、兄貴」

    兄「お〜う?」

    男「俺たち以外に、俺たちの流派の技を使えるヤツっているのかな?」

    兄「ん〜……なにしろこの道場は歴史は長いし、世界は広いし、
      絶対にいないとはいえないが……」

    兄「一族だけで細々と流派を維持するのは無理があるって、
      外部からの門下生を受けるようになったのも最近の代になってからのことだしな」

    兄「しかも外部生は、みんなすぐ辞めてる」

    兄「いる可能性は低いだろうな」

    男「だよなぁ……。俺ら絶滅危惧種だよなぁ……」

    男(やっぱり不良の勘違い、か)





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:32:26.58 ID:L23GzJeU0

    そして翌日──

    < 北の道場 >

    ワイワイ……

    友人「よぉーし、突きをあと50本! ちゃんと声を出すんだよ!」

    「はいっ!」 「はいっ!」 「はいっ!」

    稽古が始まろうとしていたその時であった。

    ザンッ……!

    友人「!」

    刺青「一番デカイっていわれてるだけあって、雑魚がウジャウジャいやがるぜ!」

    長身「……土足で上がってはダメだ」

    金髪「ど〜も! いやぁ〜、こんなに大きい道場は久々だな」

    友人「一応聞いておこう……。あなたたち、用件はなんだ?」

    首領「道場破り」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:36:17.45 ID:L23GzJeU0

    ザワザワ…… ドヨドヨ……

    友人「あなたたちのことは知っている……。
       今の世は昔とちがって、こんな真似をしなくても他流との交流は可能だ。
       ──なぜ、こんなことをする?」

    首領「昨今の軟弱な格闘者に、格闘技の強さと恐ろしさを教えるためだ」

    友人「……あなたたちにも色々理由だとか使命があるんだろうが──
       ボクはあなたたちの行動には賛成しかねる」

    友人(思った以上に危険な連中のようだ。ここで止めなきゃ──
       男と幼馴染が危ない!)

    友人「ボクが相手をしよう」

    門下生「若先生!」

    友人「大丈夫、心配いらない」

    金髪「へぇ〜、ずいぶん潔いな。今まで破った道場のほとんどが、
       道場破りって聞いてあたふたしてたけど」

    刺青「よぉ〜し、俺がやってやる! ホンモノの格闘技ってヤツを教えてやる」ズイッ

    友人「……来い!」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:22.67 ID:L23GzJeU0

    刺青「オラッ! オラオラァッ!」シュシュッ

    刺青の素早いラッシュを、やすやすとかわす友人。

    長身「……あの人、強い」
    金髪「へえ、すごい見切りだ。やるじゃん!」

    刺青「ちょこまか逃げ回りやがっ──」グルッ

    ピタッ……

    刺青「!?」

    刺青の顔面に拳が寸止めされていた。

    友人「ボクの……勝ちだ」

    刺青「ざけんなよ……こんなんで負けを認めるとでも──」ピクピクッ

    首領「よせ。お前の手に負える相手ではなさそうだ。金髪と代われ」

    金髪「──ってわけだ。選手交代!」

    刺青「ぐっ……!」ギリッ…





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:43:25.74 ID:L23GzJeU0

    金髪「んじゃ、始めるかぁ。準備はいいかい?」ザッ…

    友人「来い!」ザッ

    金髪「ほっ!」ビュッ

    友人(右ストレートか! これをかわして──)サッ

    ──ガゴォッ!

    友人の顎に拳がヒットした。

    友人「ぐっ……!?」ガクッ…
      (な、なんで!? たしかに拳はかわしたはずだ!)

    金髪「たしかにすごい見切りだ。けど、あいにくオレには通用しないよ〜ん」

    ドッ! ボスッ! ガスッ! バキィッ! ガゴンッ!

    次々にクリーンヒットを許す友人。

    友人(よ、避けたと思ったら……拳が当たる……なんでだ!?)

    金髪「オレの拳は必中なのさ」ダッ

    ゴッ!





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:46:31.98 ID:L23GzJeU0

    かわせないと悟った友人が、打ち合いを挑むがダメージの差は大きく──

    友人「う……ぐっ……!」ドサァッ

    金髪「ハハッ、かなり強かったよ。オレも何発かもらっちったし。
       ……で、他に挑戦者はいる?」

    シ〜ン……

    金髪「いないのか残念。こないだのチンピラどものが、まだ根性あったなぁ」

    友人「……ま、待て! まだ……ボクは……」ズル…

    金髪「へぇ、すごい。だけど、もうやめときな。目が泳いじゃってるもん」

    刺青「まぁ、待てよ」ズイッ

    刺青「どうしてもまだやりてえんなら、俺が相手してやるよォ!!!」

    ドゴンッ! ガゴンッ! グシャッ!

    友人の顔面を踏みつける刺青。

    長身「よせ……! 死んでしまう……!」ガシッ
    刺青「おお、わりいわりい。 ──ふん、スッとしたぜ!」





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:53:08.44 ID:L23GzJeU0

    首領「もうここに用はない……行くぞ」

    金髪(ったく刺青のヤツ……余計なことしやがって……。
       いずれ再戦したかったけど、あれじゃもう無理だな……)

    長身「はい……」

    刺青「へっ、寸止めした報いだ! 優しけりゃいいってもんじゃねえんだよ!」

    友人「…………」ビクビクンッ

    「ヤ、ヤバイ!」 「ケイレンを起こしてる!」 「早く病院に!」

    首領「…………」チラッ

    首領(なかなかの若者ではあったが、やはりここでもなかったか……)



    ─────

    ───






    56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:58:21.34 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    男「──友人が!?」

    幼馴染「うん……病院に運ばれて……ずっと意識が戻らないんだって……。
        まさか……こんなことになる、なんて……」グスッ…

    幼馴染「どうしよ……どうしよ……」ヒック…

    男「…………!」

    男「……心配すんな。アイツは絶対すぐ回復するさ」ガシッ

    幼馴染「う、うん……」

    男「次に狙われるのはウチかお前んとこだろうが、十中八九、西の道場だろう。
      少しの間、お前んとこに滞在しても大丈夫か?」

    幼馴染「もちろん……いいけど……」

    男「なら決まりだ! 俺がヤツらを迎え撃って、全員ブチのめしてやる!
      友人も不良の奴も退院して、めでたしめでたし、だ」

    男「兄貴、道場の留守は任せた!」

    兄「お〜う、行ってこ〜い」





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:04:00.30 ID:L23GzJeU0

    < 西の道場 >

    男「いつ来てもここはオシャレな道場だな〜。ウチのオンボロ道場とは大違いだ」

    幼馴染「ウチは美容とか健康のために、武術をやる人をターゲットにしてるからね。
        ま、見た目もそれなりでないとね」

    幼馴染「──といっても」

    ビュアッ!

    幼馴染の蹴りが、男の顔面をかすめる。

    男(あっぶねえ……!)ドキドキ…

    幼馴染「あたしは強くなるための鍛錬もやってるけどさ」ニヤッ

    男「ハハ、俺なんか必要ないかもな」

    幼馴染「そんなことないよ……」

    男「え……!」ドキッ





    59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:09:55.05 ID:L23GzJeU0

    幼馴染「なんかさ……今日のアンタは妙に頼もしくって、ビックリしちゃった!」

    幼馴染「あたし迷ったんだよ? アンタに友人がやられたこと伝えるの。
        絶対キレると思ったから」

    男「バカ、俺はいつだって頼もしいし冷静だよ」

    男(……ホントはコイツの弱々しい姿を見たから、なんだけどな。
      あんなとこ見たら、嫌でも頭を冷やさざるをえないだろ)

    男(いつもの俺だったら多分……“友人の仇!”とかいって無策で道場破りに挑んで、
      今頃病院送りになってたはずだ)

    男(不良はともかく、友人を倒すほどの相手──だが)

    男(頭を冷やして、ここで迎え撃てば勝機はある!)





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:15:14.60 ID:L23GzJeU0

    翌日──

    女門下生「あのっ……怖そうな人たちが道場にやってきます!」タタタッ

    幼馴染「ありがと!」
    男「……ついに来たか」

    幼馴染「みんな、今日の稽古はもう終了よ! すみやかに出ていって!」

    「はいっ!」 「は〜いっ!」 「幼馴染ちゃんも気をつけてね〜!」

    女性や子供を中心とした門下生たちが道場から出て行く。

    そして──

    ガラッ……!

    刺青「なんだァ? カップルだけかよ! 道場セックスってかァ!?
       だったら見学してやってもいいぜェ!?」

    長身「……土足で上がるな」

    金髪「オレらが来るのを読んで、強い奴だけでお出迎えってとこかな?」

    首領「…………」

    男(コイツら、か……! あの金髪が友人を倒した格闘家……。
      そして一番後ろにいる、いかにも強そうなアイツが、リーダー格だな!)





    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:19:25.90 ID:L23GzJeU0

    金髪「そっちの彼が、西の道場の代表者?」

    男「俺は……西の道場の人間じゃない。東の道場の人間だ」

    金髪「へぇ、なんでここにいるの?」

    男「西の道場はあくまで健康や美容のための道場で、
      あいにくアンタらが道場破りをするような場所じゃない」

    男「だから……俺が相手だ。さあ、だれから来る?」ザッ

    男が構えると──

    刺青&長身&金髪「!!!」

    首領(こ、この構え……間違いない……! 私の……私の……!)

    首領「君とは……私がやろう」ヌゥッ…

    男(え、なに、いきなりボスから!? ある意味、ありがたいけど……)

    首領「やっと会えた……」ザッ…

    首領が構える。

    幼馴染(なにあれ!? 男とほとんど同じ構えじゃない!)

    男(コイツか……コイツが不良のいってた、俺と似た戦い方をするってやつか!)





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:24:27.94 ID:L23GzJeU0

    首領「行くぞ」シュバッ

    バチィッ!

    首領の軽い突きが、男の顔面を打つ。

    男「ぐっ……! うおぁっ!」ビュアッ

    男の突きは、簡単にかわされてしまう。

    男(な、なんだコイツ……俺とほとんど同じ突きなのに──
      なんつうか……密度というか、練度というか……中身は全然ちげえ!)

    首領「今ので、だいたい分かった」フゥ…

    首領「こんなものか」

    首領「今の軟弱な格闘界は、我が流派をも腐らせてしまったというのかッ!」

    男(我が流派? なに勝手なことほざいてんだ、コイツ──)

    ドゴォッ!

    極限まで力まれた拳が、男の顔面にめり込んだ。





    71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:29:30.09 ID:L23GzJeU0

    ドゴォッ! バキィッ! メキィッ!

    男「げほっ……ごほっ……」ドサッ…

    首領「話にならんな……。こんなことなら、出会わなければよかった」

    幼馴染(ウソでしょ……!? アイツがここまで手も足も出ないなんて……!)ゾクッ

    男(強い……! まちがいなく俺と同じ技の使い手だ……!
      そして──俺より遥かに鍛錬を積んでいる! なんなんだコイツ……!?)ググッ…

    首領「もう動けんか。ならば──トドメをくれてやる」

    幼馴染「!」ハッ

    幼馴染「やめてぇっ!」バッ

    首領の前に立ちはだかる幼馴染。

    首領「どけ……小娘。決闘に割り込むのなら、容赦せんぞ」

    幼馴染「……どかない!」

    首領「なら──お前からだ」

    ブオンッ!





    76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:35:17.22 ID:L23GzJeU0

    ガシィッ!

    首領「! ……ほう、私の拳を受けるとは」ググ…

    覆面「この辺にしといたらどうだ?」ググ…

    首領「そうはいかん。一度始めた勝負は、決着までやらねばな」ググ…

    覆面「……だったら、この俺が相手をしよう!」バッ

    拳を打ち合う首領と覆面。

    ガッ! バシィッ! バキッ! ドズッ! ドゴォッ!

    金髪「へぇ、やるじゃん。マスクはダッサイけど」
    長身「首領さんとまともにやり合えてる……」
    刺青「ケッ、マグレだろ!」

    幼馴染(お兄さん……!)

    バッ!

    覆面(ウチの道場と同じ技……!)ザッ

    首領「ふざけた格好だが大したものだ。なるほど、お前が今の“当主”か。
       お前ならば、まだ私も納得できる」





    81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:41:28.13 ID:L23GzJeU0

    覆面「いや……今の当主はアイツだ」

    首領「なぜだ? あの小僧より、お前の方が力量は上と見たが」

    覆面「色々あってな……。それにアンタの話じゃ、まだ決着はついてないんだろ?
       だったら──アイツに再戦のチャンスをくれないか?」

    覆面「アンタだって……“もっと強い現当主”と戦いたいだろ?」

    首領「……いいだろう。私もあの程度の実力で我が流派の当主とは、認めたくない」

    首領「日時は一週間後、この町の道場破りの総仕上げとして、
       東の道場に我々四人で乗り込む」

    首領「何人用意してもかまわん。我々四人を撃退できるよう──
       せいぜい腕を磨き、人を集めておくことだ」

    刺青「ちょっと待てよ! 一週間もこんな町にいなきゃなんねえのかよ!」

    首領「黙れ」ギロッ

    刺青「うっ……」ゾクッ

    首領「では、一週間後に」

    道場破りたちは西の道場から出て行った。





    86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:45:22.39 ID:L23GzJeU0

    覆面「さらばだ!」ダダダッ

    幼馴染「あ……お兄さんも行っちゃった」

    幼馴染「ちょっと、大丈夫!?」ユサユサ

    男「ああ……なんとかな。ありがとよ、お前と兄貴がいなきゃ、やられてた……」

    幼馴染「なんか一週間後に決戦することになっちゃったけど──
        もちろんあたしも出るからね! アイツらのうち、一人くらい倒してみせる!」

    男「……そう、だな。頼むよ」

    男「…………」

    男(手も足も出なかった……!)

    男(たった一週間で……どうにかなるのかよ、あんな相手……!)





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:50:34.18 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    男「……ただいま」

    兄「お〜う……どうした!? なんか怪我してるじゃないか。
      もしかして、幼馴染ちゃんとケンカでもしたか?」

    男(白々しいっつうの……)

    男「西の道場で、道場破りと戦った」

    兄「ふうん……で、どうだった?」

    男「勝負無しだけど負けたようなもんさ。で、ここで再試合することになった」

    兄「そ、そうか……でも一週間もありゃ、対策の一つや二つ余裕で立てられるだろ。
      次こそは、なんとしても現当主として──」

    男「それなんだけどさ、兄貴……」

    兄「なんだ?」

    男「俺の代わりに──戦ってくれないか?」

    兄「!」





    95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:54:17.38 ID:L23GzJeU0

    兄「……どうして俺なんだ?」

    男「だってよ……あのリーダー格の奴、メチャクチャ強いんだ!
      しかも、俺とほとんど同じ技を使うし……。そう、まるで──」

    男「気の遠くなるくらい長い間、ウチの道場の鍛錬をこなした人間と
      戦ってるような──」

    兄「…………」

    男「ハッキリいって今の俺じゃ勝てない……!
      でも兄貴ならもしかしたら、勝てるかもしれない!」

    男「恥を承知で頼む! 兄貴……! 俺の代わりにアイツと──」

    兄「…………」

    兄「……ダメだ」

    男「!?」

    男「なんでだよっ!」

    男「なんでなんだよ!」





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:58:22.31 ID:L23GzJeU0

    男「そりゃ俺だって、こんな時に兄貴を頼るのは心苦しい……。
      これまでだって、何度も助けてもらってきたからな……」

    ─ 回想 ─

    父「これしきの鍛錬でへばってんじゃねえ、グズどもがッ!!!」

    ガッ! ゴッ! バキッ!

    男「兄ちゃん……もう俺イヤだよ……こんな生活……」

    兄「心配するな……俺もお前もこんな道場は継がない。
      もう少しして俺が大人になったら、一緒に逃げ出そう」



    兄「こないだの大会で優勝したら、国立の武術指導場からスカウトが来た!
      もちろんお前も連れてってやるからな! 一緒に道場出るぞ!」

    男「うん!」



    兄「風邪をこじらせるなんて……。死ぬ時はあっさりだったな……親父……」

    男「ああ……」グスッ…





    101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:03:32.54 ID:L23GzJeU0

    兄「これでこの道場も終わりだ。一緒に──」

    男「いや、兄貴……俺、道場継ぐよ。やっぱり俺、この道場が好きなんだ」

    兄「!」

    兄「そうか……分かった。それがお前の答えなら、好きにすればいいさ」



    男(とはいえ門下生ゼロの状態からどうしたもんか……)
     「──って、兄貴!? 国立の指導場からスカウトが来てたんじゃないのかよ!?」

    兄「ああ、やっぱ断った。しばらく道場に残るよ。悪いな」

    男(兄貴……俺のために……)



    覆面「助けに来たぞ! とうっ!」

    幼馴染「ねえ、あれお兄さんでしょ?」ボソッ

    男(俺のメンツを保つためなんだろうけど、わざわざ覆面しなくていいって……)





    103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:22.05 ID:L23GzJeU0

    男「──色々あったな」

    男「俺のためにスカウト蹴ったり、変な覆面して俺を助けてくれたりよ……」

    兄(え、ちょっと待って!? 覆面バレてたの!?)

    男「だから頼む! これで東の道場まで負けたら、
      この町の道場が全部、あんな奴らに屈したことになっちまう!
      不良や友人のためにも、そんなのはイヤなんだよ!」

    兄「……ダメだ」

    男「なんでだよっ!」

    兄「あの人は多分……現当主であるお前が倒さなきゃいけない存在だからだ。
      お前だって本当は分かってるんだろ?」

    男「!」ハッ

    兄「もしどうしても俺にやらせるってんなら──お前にこの道場を継ぐ資格はない。
      当主を辞めて、この道場を畳むんだ」

    男「……分かったよ、兄貴。兄貴の力は借りない。俺、なんとかやってみるよ」

    兄「ああ、お前にならやれる」
     (覆面がバレてたことのショックで、俺はしばらく戦えそうもないしな……)





    104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:13:24.87 ID:L23GzJeU0

    < 東の道場 >

    男は幼馴染を呼び、道場で特訓することにした。

    兄「さぁ〜て、残り一週間、みっちり鍛え上げてやるからな」

    男「頼むぜ」
    幼馴染「はいっ!」

    すると──

    不良「話は聞いたぜ……俺も試合に参加させてくれ!」ザッ

    男「不良!? ちょっと待て、もう退院したのかよ! 相変わらず回復早いな!」

    不良「おう、どうしても借りを返したくてな」

    不良「あんだけ手下ごとコテンパンにやられて……このままでいられるかよ!
       頼む……俺も仲間に入れてくれ!」

    男「……分かった。悔しいのは俺も一緒だ。不良、力を貸してくれ」

    不良「へっ、任せとけ!」





    105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:19:13.67 ID:L23GzJeU0

    男と幼馴染と不良は、兄とともに特訓を開始した。

    兄「──今の組み手でだいたいの力量は分かった」

    兄「幼馴染ちゃんは今のままでオーケーだ。
      ダンスを取り入れた武術で、文字通り相手を舞わせてやりな」

    幼馴染「はいっ!」

    兄「不良君は腕力はすごいから、ただ殴るだけで十分武器になる。
      あと一週間で防御技術の基礎を身につけよう」

    不良「防御か……やるっきゃねえか」

    兄「そしてお前は──生まれてからの俺や親父との鍛錬、
      幼馴染ちゃんや友人君、不良君との修業の日々を、振り返るんだ」

    兄「そうすれば、必ず勝てる。自分とみんなを信じろ」

    男「……分かった。やってみる」

    兄「よし、じゃあ休憩したら基礎練から再開だ!」パンッ





    106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:24:16.53 ID:L23GzJeU0

    < 病院 >

    友人を見舞いにやってきた男と幼馴染。

    幼馴染「──よかった。命に別状はないって。
        でも、まだしばらくは目を覚まさないかも、だって……」

    男「そうか……。とにかく無事でよかった……」

    男「友人を半殺しにした奴も、友人を破った金髪の格闘家も相当な腕だ」

    男「あのノッポな奴も、かなりやるだろう」

    男(そして、俺が手も足も出なかった道場破りのリーダー……)

    男「厳しい戦いになりそうだな……」

    幼馴染「うん……でも、あたしたちなら必ず勝てるよ! 絶対に!」

    男(勝てる……のか、俺は……)





    107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:28:57.21 ID:L23GzJeU0

    < 酒場 >

    刺青「ったくよォ、なんで一週間もこんな町にいなきゃならねえんだよ」

    金髪「そうぼやくなって。なにしろ……首領さんがずっと出会いたかった相手なんだ」

    金髪「元々オレたちは、首領さんの旅に付き合うという形で仲間になったんだし」

    長身「うん……」

    首領「いや、私情を挟んですまなかった。
       我々四人は、強さを求めるという当たり前のことすら許されなかった、
       真の格闘者の同志だ」





    110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:34:21.71 ID:L23GzJeU0

    首領「滅びゆく拳法の最後の継承者である、金髪」

    首領「実力は高いが、大人しい性格ゆえに道場で認められなかった、長身」

    首領「試合で相手に重傷を負わせた結果、格闘界を追われた、刺青」

    首領「そして、この私……」

    首領「だからこそ我々は、道場破りを繰り返し、
       今の軟弱な格闘技界に格闘技の強さと恐ろしさを叩き込まねばならないのだ!」

    金髪「くさってたオレを誘ってくれたこと、感謝してますよ」
    長身「お、俺も……」

    刺青(くっだらねえ……。俺はただ道場破りっていう
       合法的な暴力ゲームを楽しみてえだけなんだ。
       ま、この三人と一緒にいりゃまず負けることはねえってのは魅力だがな……)





    112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:40:22.62 ID:L23GzJeU0

    試合前日──

    < 東の道場 >

    兄「よし、今日はここまでだ。あとはゆっくり休もう」

    不良「よっしゃ、じゃあ俺は帰るぜ! じゃあな!」

    男「おう、明日はよろしくな!」
    幼馴染「じゃあね〜!」

    兄「さて、と……俺も休むかな。掃除をやっといてくれよ、二人でな」ニヤッ

    男「…………」
    幼馴染「…………」

    男「明日、どんな形式でどんな組み合わせで試合するかも決まってないけど──
      俺はあのリーダー格の男とやるつもりだ。俺、勝てるかな……」

    幼馴染「なにいってんの、もちろん──」

    男「気休めはよせっ!!!」

    幼馴染「!?」ビクッ





    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:45:38.63 ID:L23GzJeU0

    男「お前も見てただろ? まったく歯が立たず、床に転がってた俺を!
      お前や兄貴がいなきゃ、今頃俺も病院で寝ててもおかしくなかった!」

    男「あんな奴に……俺が……!」

    幼馴染「……ごめん」

    男「え?」

    幼馴染「たしかに……今度の敵はいくらアンタでも100パーセント勝てるって
        相手じゃない……それぐらいあたしでも分かる……」

    幼馴染「アンタの不安な気持ちも知らず……ごめん……」

    男「う……」
     (どうして、コイツはこういう時に限ってしおらしくなるんだ!?)

    男(こんなもん……奮起するしかねーだろうが!)

    男「心配すんな……。俺にも秘策があるし、それさえハマれば勝てるさ!」

    幼馴染「ホント!? 秘策なんてあるの!?」

    男「もちろん! ま、大船に乗った気持ちでいろよ!」
     (ないけどな!)





    117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:48:55.37 ID:L23GzJeU0

    試合当日──

    < 東の道場 >

    不良「よう」
    幼馴染「おはよ〜!」

    男「おう、早いな。お前たち」

    不良「アイツらがいつここに来るか、分からねえからな。今日は絶対勝つぜ!」
    幼馴染「あたしも!」

    男「しかし、相手は四人で、こっちは三人……。厳しい戦いになるな」

    兄「四人のうち、一人ぐらいはこの俺が引き受けても──」ボソッ…

    ガラッ……!

    友人「その残り一人……ボクを入れてくれないか?」

    男&不良&幼馴染「!?」

    兄「えっ」





    118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:53:39.99 ID:LDug/02R0

    兄は被り物してなきゃ戦えないもんな





    122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:03:15.42 ID:L23GzJeU0

    男「友人、お前大丈夫なのかよ!? 包帯も取れてないのに……」

    幼馴染「そうよ! この一週間、ずっと意識がなかったのよ!?」

    不良「……俺よりだいぶひどいやられ方をしたって聞いてるぜ?」

    友人「大丈夫……。悔しくて悔しくて、夢の中でずっと戦ってたからね。
       あの金髪の彼と」

    男「ゆ、夢って……。睡眠学習じゃあるまいし……」

    友人「頼むっ! このまま彼に一矢報いられないのなら、ボクは──
       死んだ方がマシだッ!」

    男「…………」

    男「……分かったよ。だけど絶対に無理すんなよ。
      今のお前はイイのを一発もらっただけで、ヤバイはずだ」

    友人「分かってる! ありがとう!」

    兄「…………」
     (あぶれたし、審判やるか……)





    124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:10:19.07 ID:L23GzJeU0

    男「よし……」

    男「どういうわけか、東西南北の道場を担う四人が揃っちまった」

    男「俺たち四人で、この町の道場のプライドを守り切ろう!」

    幼馴染「うんっ!」

    友人「そうだね!」

    不良「おうよ!」

    円陣を組む四人。

    男「いくぞぉっ!」

    男&幼馴染&友人&不良「オーッ!!!」

    兄(お〜うおう、青春しやがって……)





    128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:18:20.95 ID:L23GzJeU0

    日が高く昇った頃、道場破りの一団が現れた。

    長身「よろしく……」

    刺青「さァ〜て、引導を渡してやるよ、ゴミども!」

    金髪(お? 北の道場の彼がいる。もしや、オレへのリベンジ狙い?)

    首領「始めよう」

    男「さて……俺たちは猶予をもらった側だ。
      試合のやり方はアンタらに任せるのがスジだろう。どうやって試合を進める?」

    首領「そっちから適当に出せ。そうすればこちらも一人出す」

    男(アバウトすぎんだろ……)
     「で、ルールは?」

    首領「当然何でもアリだ。どんな技を使ってもかまわん。
       審判は、そこでヒマそうにしている男にやらせればよかろう」チラッ

    兄「任せてくれ。俺も格闘家のはしくれ。中立にジャッジする」キリッ





    130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:26:43.82 ID:L23GzJeU0

    男「じゃあ最初は──」

    不良「俺が出るぜ!」ザッ

    幼馴染「ちょっと、大丈夫!?」

    不良「おうよ! こういう時に真っ先に突っ込むのが俺の役目だからな!」

    男「頼んだ!」

    金髪「こっちはどうする? オレはいきなりってのはヤなんだけど。緊張するし」

    刺青「俺だってあんなザコと戦いたくねえなァ、つまんねぇ」
      (女とやるのが一番オイシイに決まってるしな……)

    長身「……俺が出るよ」ザッ

    金髪「長身、お前なら楽に勝てる相手だけど、油断しちゃダメだぞ」

    長身「うん……」コクッ





    133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:33:37.29 ID:L23GzJeU0

    兄「両者、前へ!」

    ザッ……!

    不良「こないだはてめぇらにボコボコにやられたが、今日はそうはいかねえぜ」

    長身「すぐ終わらせる……」

    兄「始めっ!」

    不良「うおおおおっ!」ダダダッ

    ろくに構えもせず、突っ込む不良。

    兄「ちょっ」

    男「なにやってんだ!?」
    幼馴染「特訓の意味がないじゃん!」

    不良(悪いな……だが、コイツらはやっぱり俺のやり方でブチのめさねえと──
       気が済まねえっ!!!)

    長身(ヤツの間合いに入る前に……カウンター!)

    バキャアッ!

    ふっ飛ばされる不良。





    136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:39:50.65 ID:L23GzJeU0

    刺青「少しは進歩してると思いきや、なんも変わってねえ! サルかよ!」ギャハハッ

    不良「うおおおおっ!」ダダダッ

    長身(しつこいな……)スッ…

    バキィッ!

    再び長身の長いパンチが入る。しかし、不良はひるまない。

    不良「ま、まだまだこっからだぜぇっ!」ブオンッ

    ドゴォッ!

    長身「うっ……!」グラッ…

    金髪「下がれ下がれ! 手足が長いお前なら、ヒットアンドアウェイで完封できる!」

    不良「まだまだァ!」ダッ

    長身「…………」

    長身「いいだろう……付き合ってやる」





    138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:49:18.29 ID:L23GzJeU0

    不良「うおおっ!」
    長身「ふんっ!」

    バゴォッ!

    ドゴィッ! バキィッ! ガスッ! ドズッ! メキィッ!

    両者、足を止めて、防御も捨てた壮絶な殴り合い。

    友人(よし! こうなれば、身長差はあるが不良の腕力なら十分勝機はある!
       でも、相手はなんで殴り合いに付き合ってるんだ……?)

    長身「でえやっ!」バキッ
    不良「うおりゃっ!」ドボッ

    長身(そうだ……俺は別に格闘技に恨みなんか持っちゃいない……)

    長身(ただこうやって……思いっきり戦えれば……それでよかったんだ……)

    ガゴンッ!

    長身「ぶっ!」ヨロッ…

    不良「どうしたァ! なにボケっとしてやがんだ!」
    長身「おう!」





    139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 00:55:22.59 ID:L23GzJeU0

    ドゴォッ……! バキィッ……! ボゴォッ……!

    男(二人とも……手数が減ってきた……。そろそろ決まる!)

    不良「くたばれやァ!」ブオンッ
    長身「なんのォ!」ブンッ

    メキャアッ!!!

    ドシャッ……

    互いの拳が、互いの顔面にめり込み──両者、ノックアウト。

    兄「え……と、これは……引き分けってことで……」サッ

    男(……よくやったぜ、不良)

    首領「……やむをえまい」

    刺青「ケッ、ウドの大木が! あんなサル相手に、なにやってやがんだ!」

    金髪「まあいいじゃんか。本人は楽しそうだったし」

    男「じゃあ次は──」

    幼馴染「あたしが出るわ!」ザッ





    141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:05:23.07 ID:L23GzJeU0

    刺青「よっしゃ、女は俺がもらうぜ」ザッ

    兄「両者、前へ!」

    向き合う幼馴染と刺青。

    刺青「おいネエちゃん、この試合は何でもアリだ。
       試合中にどんな“ハプニング”があっても文句はいえねぇぞ?」

    幼馴染「その言葉、そっくり返すわ」ギロッ

    兄「始めっ!!!」

    刺青「オラァッ!」ブンッ

    ガッ!

    いきなりの右ストレート。ガードしたにもかかわらず、幼馴染の体がよろける。

    刺青「オラオラオラァッ!」

    ドゴッ! ガッ! バキッ!

    刺青の猛ラッシュ。





    144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:13:30.95 ID:L23GzJeU0

    刺青「さぁて、客も退屈してるだろうし……ストリップでも始めっか!」

    幼馴染の道着に手をかける刺青。

    ビリィッ!

    幼馴染「な、なにすんの!?」

    バシッ!

    幼馴染「きゃっ!」ヨロッ…

    刺青「女で格闘技やってんなら、ひんむかれるぐらいの覚悟できてんだろ!?」

    男「ま、まずい……!」
    友人「ああ、このままじゃ……!」

    ドゴォッ!

    幼馴染「うぐっ……」ゲホゲホッ

    刺青「立てや、オラァッ!」ドゴッ





    147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:17:30.61 ID:iVjJdF9h0

    清々しいまでのクズっぷり





    148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:20:37.84 ID:L23GzJeU0

    男「や、やめろ……それだけは……」
    友人「ダメだっ……!」

    刺青「やめるわきゃねーだろォ! さあ楽しませて──」

    幼馴染「楽しませてあげる」



    ズンッ……!



    刺青の股間に、幼馴染の蹴りがモロに入った。

    刺青「おごぉぉぉっ……!?」

    ドザァッ!

    男「や、やっぱり……! やりやがった……!」キュンッ

    友人「か弱い女性のフリをして、油断した相手に金的蹴り……。
       ボクも男もやられたことのある、彼女の最凶最悪の必殺技だ……」キュンッ

    兄「これはひどい……!」キュンッ

    金髪「うっわ……」キュンッ

    首領「…………」キュンッ





    149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:24:08.51 ID:55Jyp9kMO

    キュンッ





    150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:24:17.47 ID:CAZeUhRA0

    キュンッ





    151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:29:31.80 ID:L23GzJeU0

    刺青「あうっ……あうっ……」ブクブク…

    兄「潰れちゃいないだろうが……泡吹いてるな。勝負ありだ」

    幼馴染「ふん! アンタみたいなゲスと、まともに勝負する気なんかないのよ!
        タマ押さえながら反省なさい!」

    男「恐ろしい奴だ……」
    友人「ボクは彼に半殺しにされたけど……こればかりは同情するよ」

    金髪「さて! キンタマも引き締まったところで、第三試合だ!
       オレの相手は、当然君だろう?」

    友人「ああ、ボクがやる」スクッ

    金髪「まだとても戦える状態じゃないのに、オレに再び挑む気力は大したもんだ」

    金髪「オレもできれば人殺しにはなりたくないけど……手加減はしないよ?」

    友人「それでいい……そうでなきゃリベンジする意味がない」ザッ

    金髪「いぃ〜ねぇ」ニィ…

    兄「始めっ!」バッ





    153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:35:19.60 ID:L23GzJeU0

    金髪が、一気に間合いを詰める。

    友人(思い出せ……夢で延々と繰り返した彼との戦いを!)ス…
    金髪(無駄だ! オレの拳は避けてもかわせない!)タンッ

    金髪が右拳を繰り出す。

    ブオンッ!

    金髪(空振り! ──外した!? このオレが!)

    金髪(なら、もう一撃ッ!)

    ブオンッ!

    金髪(また外された! マグレじゃないッ!)

    友人「はあっ!」

    ガッ! ドゴッ! ガゴンッ!

    友人の三連蹴りが、金髪にヒット。

    金髪「ぐはぁっ……!」ガクッ

    友人「あなたの“絶対当たる拳”の正体……夢の中でようやく割り出せた」





    159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:42:31.20 ID:L23GzJeU0

    友人「正体は──その異常なまでに曲がる肘関節だ。
       だからかわされても、即軌道を変えて、拳を当てることができる……!」

    友人「もちろん普通のまっすぐな突きに比べると威力は劣るが──
       かわしたと思い込んだ相手を倒すには十分だ」

    金髪「……ご名答」

    金髪「オレの流派では、肘関節を徹底的に柔らかくする」グニィ…

    肘を本来ありえない方向に曲げる金髪。

    幼馴染「えぇっ!?」
    男「おいおい、あれで折れないのかよ……!」

    兄(そうか……友人君は“相手がどう軌道を変化させるか”まで見切って、
      パンチをかわしていたのか! 彼じゃないとできない芸当だな……)

    首領(ほう……一度やられただけで、あの拳法を見切るか)

    金髪「……でもね、オレの拳法はタネが割れたら無力化するような、
       大道芸じゃないんだよ」ヒュバババッ

    まるで蛇のようにうごめく拳が友人を襲う。

    ズドドドドドッ!

    友人「ぐあ……っ!」





    161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:47:55.86 ID:L23GzJeU0

    金髪「拳ばかり警戒してるようだけど、もちろん蹴りもあるよォ!」シュバッ

    ドゴォッ!

    友人「ぐっ……!」ヨロッ…

    男(まずい! 打ち合いになったら、退院したばかりの友人が不利!)

    金髪「こうやってじわじわ攻めて……君が倒れるのを待たせてもらうよ」ヒュバババッ

    バシッ! ドカッ! ガッ! ベシッ! ゴッ!

    友人(このまま削り合ってたら、先に倒れるのは間違いなくボクだ……)

    金髪「そぉら!」ギュルッ

    バキィッ!

    友人「くっ……(だったら──“ここ”を狙う!)」ビュバッ

    ベキィッ!

    金髪「ぐおおっ!?」ミシッ…

    幼馴染(拳で、相手の右肘を狙った!)





    163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:52:58.65 ID:L23GzJeU0

    金髪「ぐがあっ……!」メキメキ…

    男「な、なんだ!? メチャクチャ痛がってる!」

    友人「やっぱりそうだ……あんなに肘関節を曲げられるようにしたら、
       当然肘関節は最大の弱点、ともなる」

    金髪「くっ……まさかピンポイントで狙われるなんて……」ミシッ…

    友人「あなたの拳法は非常に破るのが難しい拳法だ……。
       だけど、格闘家としての寿命は決して長くない拳法のハズだ」

    金髪「そのとおり……」

    金髪「オレの拳法は肘に重大な負担がかかる……。
       昔のような勝たなきゃ死ぬような時代ならともかく、今の平和な時代じゃ
       こんな拳法、習う物好きなんていやしない」

    金髪「こんな滅びゆく拳法に目をかけ、オレを仲間に入れてくれたのが首領さんだ」

    金髪「だからこそオレは最後の使い手として、
       現代格闘技の使い手を破って破って、破りまくってやるのさ!」

    友人「……来い!」





    165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:56:09.78 ID:L23GzJeU0

    友人「はあっ!」シュッ

    ベキィッ!

    友人は右肘に続いて、左肘にも拳をヒットさせる。

    金髪「ぐう……っ!」メキッ…

    友人「もうここまでだ。両腕とも激痛で、まともに動かせないハズ──」

    金髪「ぐぐっ……!」ミシミシッ…

    金髪「オ、オレは……オレは、オレは……! ──勝つッ!」ググッ…

    ブオンッ!

    男「な!?(激痛が走ってる右腕で!)」

    ドゴンッ!!!

    フルスイングされた金髪の拳が、友人にクリーンヒットした。

    友人「うぅっ……」ガクッ…

    兄「……それまで!」バッ





    167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 01:59:29.15 ID:L23GzJeU0

    男「友人、大丈夫か!」
    幼馴染「しっかりして!」

    金髪「…………」スタスタ

    首領「よくやった。これでこっちも一勝、格好がついた」

    金髪「首領さん。アイツ……アイツ……!」

    金髪「オレの肘を……“壊さない”程度の力で……打ちこんでやがった……!
       壊せたハズなのに……!」

    首領「……だが、勝ちは勝ちだ」

    金髪「……はい」ギリッ…

    首領(勝敗はさておき……リベンジは果たされた、というところか)

    そして──

    友人「ご、ごめんよ……。負け、ちゃった……」ゼェゼェ…

    男「ったく、どんだけ優しいんだよ! お前は!」

    男(あんな試合やられたら──燃えざるをえないだろうが!)





    170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:07:26.41 ID:L23GzJeU0

    兄「最終試合──両者、前へ!」

    幼馴染「頑張って!」

    男「おう!」ザッ

    首領「一勝一敗一分け、か。我々が勝つか、お前たちが誇りを守れるか。
       この試合で決めようじゃないか」

    男「……アンタの正体は分かってる」

    男「とても信じがたいが、信じるしかない。
      アンタは200年前に行方不明になった──ウチの流派の初代だ!」

    首領「うむ」

    首領「私は時の王の不興を買い、“不死の泉探し”という永久追放刑を命じられた。
       ところが、私は見つけてしまった」

    首領「あるはずもない、見つかるはずのない、不死の泉を」

    首領「老いることもなく、死ぬこともなく、孤独に鍛え続け──200年!
       私はついに格闘界への復讐の旅に出ることを決意した」

    首領「そして旅の途中で、かつての私のように格闘界から弾きだされた三人を
       同志としたのだ……」





    173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:14:05.97 ID:L23GzJeU0

    首領「あの不死の泉を離れ──道場破りを始めてから、私は無敗だ。
       奥義を出すに値する相手にすら出会えなかった」

    首領「私はまだまだ格闘技の恐ろしさを知らしめねばならん」

    首領「さぁ始めよう。私を止められるか、現当主ッ!」

    兄「始めっ!」バッ

    しなやかな足さばきから、固めた拳を打ち合う二人。

    スパパパァンッ!

    男「ぐおっ……!」ヨロッ…

    首領「ぬるい! 200年も経てば、どんな流派も腐るものだ──なァッ!」シュバッ

    ベシィッ!

    柳のような足さばきから放たれる、鞭のようなローキック。

    男「がっ……!」ビリビリ…





    175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:19:54.94 ID:L23GzJeU0

    首領「とはいえ仕方のないことかもしれんな」

    ドゴォッ!

    首領「仮にお前と私の才能が同等だとしよう」

    バキィッ!

    首領「だとするなら、勝敗を分けるのは当然、鍛錬の量」

    ボゴォッ!

    首領「200年間休まず鍛えた私と、せいぜい十数年のお前──」

    ドゴォッ!

    首領「差は歴然だ」

    ベキィッ!

    男「がはっ、ごほっ、がはっ……!」

    男(ちくしょう……! 運動能力にはほとんど差はねえけど──
      やっぱり精度がちがいすぎる! これが200年の差、か!)





    177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:27:17.02 ID:L23GzJeU0

    首領「せめてトドメは、私が生み出した我が流派の奥義──」

    首領「“下半身上半身緩急伝達一点集中高速拳”で決めてやろう」スッ…

    男(ついに来た、緩急拳……! これを喰らったら……終わりだ! どうする!?)

    足の力を緩め、爆発力を蓄える首領。

    男(──ってあれ?)

    首領「至近距離から放たれたこの技を破る術がないのは、お前も知っていよう」ググッ…

    男(あっ、そうか! ──初代は知らないんだ!)

    首領「安心しろ、一撃で済む」グッ…

    ビュバァッ!

    男「そこだっ!」シュッ

    ズドンッ……!!!

    首領のがら空きの腹部に、カウンターとなる突きがめり込んだ。

    首領「げぶっ……!?」





    180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:35:57.69 ID:L23GzJeU0

    首領「あがっ! ごふぁっ! ……ぐっ、小僧!」ヨロッ…

    男「やっぱり知らなかった、か」ダンッ

    ドゴッ! バキッ! ガスッ! ガッ! ズガッ!

    首領「おぐぅ……!」ゲホゲホッ
      (まさか……下半身上半身緩急伝達一点集中高速拳に、弱点が……あっただと!?)

    男「一人で鍛錬し、道場破りでも奥義を出すまでもなかったアンタじゃ
      気づかなかっただろう」

    男「俺には200年この流派を継いできた、
      アンタや親父を含めた、歴代当主の力がついてる!」

    兄(あれ俺は?)

    ドボォッ!

    首領「ぐおっ……!」

    首領「ぜああっ!」シュッ

    ゴッ!

    首領の鋭い突きで反撃する。

    首領「いい気になるなよ……! それでもまだ、私の方が上に決まってる!」





    182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:41:35.86 ID:L23GzJeU0

    男「だったら、これはどうだ?」シュッ

    ベシィッ! ベシィッ! ガゴッ!

    首領「ぶはっ……!(この蹴りは、さっきの!?)」

    友人「三連蹴りだ! いつの間に覚えたんだ!?」
    幼馴染「ちょっとヘタだったけどね」

    男「さらに幼馴染直伝──」タタンッ

    ガガガッ! ガッ!

    首領「ぐあぁっ……!(まるで踊るように……なんだこの動きは!)」

    友人「どう?」
    幼馴染「う〜ん、45点」

    兄(そうだ! お前はこの町で仲間と共に修業してきた! これは立派な武器だ!
      このままいけば勝てる! ──って俺、全然中立じゃねえ!)

    首領「ぐ、ぐぁっ……」ヨロヨロ…

    長身「首領さん……!」
    金髪(くっ……オレたち四人は一緒に鍛錬することがなかったもんな……)





    183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:48:10.63 ID:L23GzJeU0

    男(このまま、初代が未体験の技で攻めまくれば勝て──……)

    首領「ぐっ……!」サッ

    男「……だけど。こんな勝ち方じゃ、あまり意味がない」スッ…

    首領「!?」

    男「殴り合いを挑んだ不良や、優しくあることを貫いた友人のように……
      俺は格闘家ってのは、勝ち方を選ばなきゃダメだと思う」

    幼馴染「あたしは?」

    男「お前はキンタマ蹴っただけだろうが!」

    男「……とにかく、せっかく初代と戦ってるんだ。
      俺だって勝ち方は選びたい。やっぱ最後はこの技で決める」ザッ…

    男が緩急拳の構えを取る。

    男「来い……初代!」ググッ…

    首領「私を侮辱するか……! いいだろう……受けてやる!」ググッ…

    兄(なにやってんだ!? あのまま初代が知らない技で攻めまくれば、
      十分勝ち目はあるっつうに!)





    186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:55:03.82 ID:L23GzJeU0

    ザッ……

    男(不良……友人……幼馴染……兄貴……。親父、お袋……)

    男(俺は勝つ!!!)

    首領(私の200年に決着をつけるため──)

    首領(勝負ッ!!!)

    シュザッ……

    両者、足の力を緩め──その力を一気に上半身へ伝達。

    そして、拳へ!

    男「ぬぉりゃあッ!!!」
    首領「ぐぉあッ!!!」



    ドォンッ……!!!





    187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 02:59:34.45 ID:L23GzJeU0

    立っていたのは──男だった。



    男(お、俺が……勝った、のか……?)ヨロッ…

    首領「み、みごとだ……」シュウウ…

    男「え!?」
     (初代の、体が……崩れて……!?)

    首領「我ながら、よくぞここまで持ったものだ……」シュウウ…

    金髪&長身「首領さん!」

    首領「不死の泉は……飲み、続ける限り……不老不死を保てるが……
       代償として……一度飲めば、飲み続けねば体は崩壊するようになり……
       泉にも限りが、あった……」シュウウ…

    首領「私は……200年……泉の近くで……鍛錬して暮らし……
       泉がついに枯渇した時……静かに一人で死のう、と決心した……」シュウウ…

    首領「だが……」

    首領「どうしても……どうしても……私の流派が……どうなったか……
       知りたくなってしまった……。
       もしいるのなら……子孫たちに……会いたかった……」シュウウ…





    189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 03:10:39.02 ID:L23GzJeU0

    首領「そして……私は、自分の流派を継ぐ者と出会え……
       その者に……倒される、ことが、できた……」ボロッ…

    首領「格闘家として……これほど……幸せ、なことは……なかろう……」

    男「初代……」

    兄(そういうことだったのか……)

    首領「最後に、頼みが……ある……」

    男「! ──な、なんですか!?」

    首領「一連の道場破りは……全て私が他の三人をそそのかしたことに……よるもの……」

    首領「金髪も、長身も、刺青も……不運な格闘家だったのだ……。
       だから私は……それにつけこみ彼らを利用した……。全ての責任は……私に……」

    金髪「ちがう! アンタはオレらを拾ってくれた!」
    長身「うぅっ……」

    男「…………」





    193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 03:26:40.80 ID:L23GzJeU0

    男「分かりました。道場破り自体は禁止されてるわけではないですし、
      俺はこれ以上何もしません」

    首領「感謝、する……」シュウゥ…

    シュゥゥゥゥゥ……

    幼馴染「あっ……! そんな……」

    友人「消えた……」

    不良「マ、マジかよ……!」

    金髪「オレたちなんかのために……」

    長身「うっ……うっ……」グスッ…

    男「ありがとうございました……初代」

    兄(初代に勝つだけなら俺でもできたかもしれないが……
      俺は勝ち方を選ぶことしなかっただろう)

    兄(この試合で確信した。俺はもう、必要ないな)

    ─────

    ───






    195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 03:36:23.98 ID:L23GzJeU0

    その夜──

    刺青「くそっ、くそっ、あの女! よくも俺のタマを……!」キュンッ

    刺青「イラつくぜェ! こうなったら、東西南北の道場、全部火ィつけてやる!
       俺はまだまだ道場破りをやめねぇ……こんな面白いことやめてたまっか!」

    覆面「お〜う、なるほどなるほど……。
       途中から姿が見えないと思ったら、こんなところに……」ザッ

    刺青「あァ!? だれだテメェは!?」

    覆面「他の二人のように、心を入れ替えるつもりはないのか?」

    刺青「ハァ〜!? テメェみたいな変態覆面に説教されたくねぇな!」

    覆面「変態覆面……!?」ピクッ

    刺青「まずはテメェから血祭りにしてやらァ!」ダダダッ

    覆面「これが俺の最後の仕事だ。まずは変態っていったこと謝れ!」ダッ



    ドゴンッ!!!

    ギャアァァァ……





    196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 03:45:33.63 ID:L23GzJeU0


    ───

    ─────

    < 東の道場 >

    幼馴染「起きろ──ってあれ!? もう起きてる!」

    男「おはよう」

    幼馴染「なぁんだ、つまんない。
        今日こそ、熟睡してるとこにエルボーかまそうとしてたのに」

    男「もう兄貴も道場から出てったし、
      いつまでもお前を目覚まし時計代わりにしてらんないだろ」

    幼馴染「それにしてもお兄さん、出てく時はあっさりだったね」

    男「まぁ……昔から変な奴なんだよ、兄貴は」

    男「それはともかく、北の道場に行こう。友人が待ってる」

    幼馴染「うん!」





    198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 03:56:03.11 ID:L23GzJeU0

    < 町 >

    男&幼馴染「!」



    タッタッタ……

    不良「おっしゃ、あと10周だ!」タッタッタッ…

    手下「は、はいっ!」タッタッタ…

    「ひえぇ〜っ!」 「横腹いてえ……」 「ゼェ……ゼェ……」

    手下たちを連れて、ジョギングをする不良。



    幼馴染「あの事件以来、不良たちも少しはマシになったみたいね」

    男「三日坊主にならなきゃいいんだがな」





    202:ありがとうございました:2013/10/17(木) 04:11:58.20 ID:L23GzJeU0

    < 北の道場 >

    長身「でやあっ!」ビュバッ
    金髪「だっ!」シュッ

    バシィッ! ガッ! バシッ!

    ガララッ……

    男「よう」
    幼馴染「おっはよ〜!」

    友人「やあ、よく来てくれた。今は自由組み手をやってるんだ」

    男「そういやあの二人も、北の道場に入門したんだったな」

    友人「うん、二人ともよくやってくれているよ」

    男(どうせなら、門下生ゼロのウチに入ってくれればよかったのに……ま、いいか)

    幼馴染「んじゃさ、たまには私と組み手しない?」

    男「おう! あ、キンタマだけは絶対狙うなよ!」



                                       < 完 >





    204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 04:16:31.26 ID:I+zpCAaE0







    205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 04:18:00.27 ID:/qoLsxmj0

    1乙
    面白かった





    206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 05:17:13.80 ID:55Jyp9kMO

    乙!





    207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 05:21:40.29 ID:/A91pmpw0


    オーソドックスだったけど丁寧で面白かった!





    210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/17(木) 06:54:40.33 ID:0fKoM/Y40

    お疲れ
    王道は素晴らしい






    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:11:24.00 ID:l4w5TQ0M0

    灰原哀中心のコナンSSです。

    後半鬱展開が多いのと、【エログロ注意】でお願いします。





    2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:14:13.87 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「雨......止まないわね」

    こう長雨が続くと気が滅入る。

    暗い気分がいつまで経っても晴れはしない。

    まるでこの空模様はそのまま私の心みたい。

    常に晴れないモヤモヤが消えない。

    灰原「良いことなんてこの先ないのかもね」

    今でこそこうして今の体にも慣れ生活している。

    でも組織の影はつきまとう。

    常に不安にかられて生きなくてはならない。

    それに、私は孤独だ。寂しさを消しきれない。

    阿笠博士や探偵団の子供達。

    とても良くしてくれている大切な存在。

    でも、彼等でも私の闇は全てはらえる訳じゃない。

    本当の意味で私を理解してくれる人なんて、この暗い気持ちを晴れやかにしてくれる人なんていない。

    ......ただ1人を除いては。

    灰原「ハァ、もう今日は昼寝でもしちゃおうかしら」

    ピンポーン

    灰原「あら、誰かしら」タッタッ

    灰原「はーい」ガチャッ

    コナン「よう灰原」

    灰原「あら工藤君、どうしたの?」

    コナン「いや、麻酔銃の調子が悪くてさ。博士に見てもらおうと思ったんだけど」

    灰原「そう、でも残念だけど博士は今買い物に出ていないわよ」

    コナン「そっか、いつ戻るかな」

    灰原「分からないけど、麻酔銃なら預かりましょうか?予備の場所は知ってるから」

    コナン「いや、どーせ暇だし待たせてもらうよ。入っていーか?」

    灰原「え、ええもちろん。どうぞ」

    コナン「じゃ、お邪魔しまーす」

    ......案外、悪いことばかりでも無いかもね。




    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:17:13.22 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「ワリーな、忙しくなかったか?」

    灰原「別に平気よ」

    コナン「そっか、しっかし雨ひでーよな」

    灰原「ええ、明日も休みなんだし明日にすれば良かったのに」

    コナン「まあ、暇だったしな。オメーの顔色伺いついでにな」

    灰原「え?」

    コナン「こう長雨だとまたシケた面してんじゃねーかと思ってよ」ニカッ

    灰原「バカね、大きなお世話よ」ドクン

    何、この胸の高鳴り......

    コナン「お、博士新しいゲーム作ったのか、灰原!暇なら一緒にやんねーか?」

    灰原「え?ええ、いいけど」

    コナン「おっしゃ、準備するか」

    灰原「あ、待ってて。お茶煎れるわ」

    コナン「お、ワリーな」

    灰原「コーヒーでいいかしら」

    工藤君......何故アナタは私の心を見透かすの?

    寂しいと思った時に来てくれて、あんな事言うなんて。

    工藤君、工藤君......。

    そんな工藤君を、私は......。

    灰原「あ、もうお湯沸いたかしら」コポコポ

    灰原「さて、持っていかなくちゃ」

    灰原「工藤君のはこっちでいいかしら」

    灰原「工藤君の、飲む方。工藤君の......」
    工藤君が飲むコーヒー。

    彼と一緒に......。

    ツー、ポタンッ





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:19:21.35 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「はっ」

    何考えてるの私、工藤君のコーヒーにヨダレ垂らすなんて......。

    灰原「取り替えなきゃ」

    そう、取り替えなきゃ。

    私のヨダレの入ったコーヒーなんて彼に飲ませるわけには......

    彼に、飲ませる?

    私のを、彼に......。

    灰原「お待たせ」

    コナン「お、サンキュー」

    灰原「アイスコーヒーの方が良かったかしら」

    コナン「いや、これでいいよ。ありがとな」スッ

    灰原「あ」ドクン

    コナン「どうした?灰原」

    灰原「あ、熱いから気をつけて」

    コナン「あ?ああ、変なヤツだな」ニカッ

    ......止めるなら今。

    ダメよ、あんなの飲ませたら。

    私のヨダレなんて、恥ずかしい......

    ダメダメダメダメ、止めなきゃ!

    コナン「ゴクッ」

    灰原「あ......」

    コナン「ふう、ウマいなこのコーヒー」

    灰原「そ、そう良かったわ」





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:22:05.41 ID:l4w5TQ0M0

    の、飲んじゃった。あのコーヒー。

    私何てバカな事を......。

    恥ずかしい。

    でも、私のを彼が飲んだって事は。

    【間接キス】


    キス、キス、キス。

    工藤君と、キス。

    ......何喜んでるの私。ちょっと変だわ。

    コナン「どうした?灰原」

    灰原「あ、何でもないわ」

    コナン「そっか、ならゲームしようぜ」

    灰原「え、ええ」

    これくらいはいいかしら。

    今更遅いし。キス。フフッ。

    コナン「だーっ、また負けた!」

    灰原「あらあら威勢の割には弱いのね」フフッ

    コナン「くっそー、も一回だ!」

    灰原「ええ、いいわよ」ニコニコ

    コナン「何かオメー今日機嫌いいな」

    灰原「え?そうかしら」ニコニコ

    コナン「いつもそのカオでいろよ、その方が絶対可愛いからよ」

    灰原「か、可愛い?そうかしら////」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:24:20.45 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「ああ、その方が絶対いいぜ」

    灰原「ありがとう、一応受け取っておくわ」

    コナン「ったく、そう言う所が可愛くねーんだっつーの」

    灰原「あら、普通に答えたつもりだけど」ニコニコ

    ああ、楽しい。

    何故こんなに気持ちが晴れやかなのかしら。

    工藤君。私の心を救ってくれる人。

    私を誰よりわかってくれる人。

    ホントの気持ちには気づいてもらえないけど。

    でもアナタかいてくれたら私は......。

    コナン「そーいや博士帰ってこねーな」

    灰原「え?あ、そうね」

    今はいいじゃない、博士なんて。

    暇なんでしょ?

    コナン「ま、いーけどよ。暇だし」

    灰原「その内帰ってくるわよ」

    そうそう、今は私を見て。

    他はその時でいいじゃない。

    灰原「ちょっとトイレ行ってくるわね」ニコニコ

    コナン「おう」

    コナン「なんか妙に上機嫌だな?ま、いっかイライラしてるより」





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:26:16.42 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「ふぅ......何か変ね、私」

    何かおかしい。

    気持ちが妙に高揚してるのか、どこかおかしい。

    灰原「らしくないわね」

    そう言って覗き込んだ鏡に写る顔は、何とも言えない不安を感じさせた。

    まるで自分の顔じゃないような。

    ガチャッ

    灰原「お待たせ」

    コナン「おう、始めっか」

    まあ、今はどうでもいい。

    楽しい時間を過ごしてるのに余計な事は不要だ。

    しばらく後。

    コナン「んとにおせーな、博士」

    灰原「ホントね」Prrrrr......

    灰原「あら、電話」ガチャッ

    灰原「はい、阿笠です」

    阿笠「おお、哀君か。ワシじゃよ」

    灰原「博士?どこにいるの今?工藤君が来て待ってるのよ?麻酔銃の調子が悪いからって」

    阿笠「おうそうか、すまんのう。実は発明に必要な道具を買いにちと遠くまで来たんじゃが車が調子悪くてのう」

    灰原「また?」

    阿笠「すまんが、しばらく帰れんわい。自力で帰るから心配は無用じゃが、晩御飯は悪いが1人ですませてもらえるかの」

    灰原「わかったわ、工藤君にも伝えとくわ」ガチャッ

    コナン「博士か?何だった?」

    灰原「しばらく帰れないそうよ」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:37:03.42 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「い?!マジかよ?」

    灰原「ええ、どうする?待つなら食事用意するわよ?」

    そう、そうして欲しい。

    ここまで待ったんだからいいじゃない。

    コナン「んー、でも蘭が怒るからな」

    ピクッ

    灰原「そ、そう」

    結局そうだ。

    私がどう思っても彼は彼女の下に帰る。

    帰っちゃう。

    私はまた1人。

    コナン「また明日来るからよ、博士に伝えといてくれよ」

    灰原「ええ」

    コナン「どーした?元気ねーな」

    灰原「何でもないわ」

    そうよね、私の気持ちなんて分かるはずもない。

    私がアナタにどんな思いでいるかなんて。

    コナン「じゃ、また明日な」

    灰原「あ......」

    イヤ、帰っちゃイヤ。

    灰原「帰らないで」

    コナン「え?」

    何言ってるの?私?





    10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:47:06.28 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「どうしたんだよ、灰原?」

    分からない。分からないけど帰っちゃうのはイヤ。

    灰原「お願い、帰らないで」

    コナン「灰原......何かあったのか?」

    灰原「いえ、そうじゃないの」

    お願い、1人にしないで。

    コナン「何か悩み事か?」

    灰原「ううん、違うの」

    コナン「何か今日変だな、大丈夫か?」

    灰原「......」

    コナン「なんだったら一回帰って戻ってくるよ、待ってな」

    灰原「あ」

    お願い、離れないで。

    短い時間でも私を1人にしないで。

    イヤ、工藤君!離れないでー!

    バシュッ

    コナン「うっ」プス

    コナン「ま、麻酔銃?なんで?灰...原...」ドサッ

    灰原「ハァ、ハァ、ハァ」

    灰原「......もう後には引けない」

    何かが音を立てて崩れた。

    私の中の何か、私を律するものが砕け散った。





    12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 00:56:30.15 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「ん......ここは?」ボーッ

    コナン「何で俺はこんな所に?」ガチャッ

    コナン「な?腕も足も手錠で繋がれてる?」

    コナン「くそ、この薄暗い部屋はどこなんだ?何故俺はここに?誰が......」

    ギイィィ...

    灰原「大丈夫?工藤君」

    コナン「は、灰原か?良かった、何でか分からないけどこんな所にいて......」

    灰原「そう、痛くない?」

    コナン「ああ、それより助けを呼ぶか手錠を外してくれ!」

    灰原「それは無理ね」

    コナン「え?」

    灰原「アナタはここにいるの。私と一緒に」

    コナン「灰原?一体何を......?」

    コナン「待てよ?そう言えば博士の家から帰ろうとしてそれから......まさか、灰原?」

    灰原「ええそうよ。私がやったの」

    コナン「な、何で?どうしてオメーがこんな事を?」

    灰原「何故、か。やっぱり分からないのね」

    灰原「いいわ、教えてあげる。ゆーっくりとね」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 01:08:36.55 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「ねぇ、工藤君。私があなたにどんな想いを抱いていたか、わかるかしら」

    コナン「俺に?」

    灰原「最初は、ただ同じ敵を持ち同じ境遇の人間でしかなかった」

    灰原「でもアナタを知るうちにどんどん変わっていった」

    灰原「あなたの優しさ、強さ、真っ直ぐなまなざし、子供っぽさ、推理オタクな所、いろいろ......」

    灰原「それに触れる内、私はどんどん癒やされ、そしてアナタに惹かれた」

    灰原「いつしかアナタの存在はどんどん大きくなっていったわ」

    灰原「いついかなる時もアナタの顔が浮かびアナタの声を思い浮かべ夢の中までアナタがいる」

    灰原「アナタが近づいてくる足音を聞くだけで胸が高鳴る!同じ部屋にいるだけで満たされる!」

    灰原「同じ空気を吸うだけで幸せ、アナタの声を聞けは天国にいる気分!アナタの眼差しを向けられるだけで絶頂しそう!アナタに触れられればもうこれ以上の幸せはない!」

    コナン「......」

    灰原「ごめんなさい、大声出して」

    灰原「アナタが暗い世界から私を救ってくれた、地獄から解き放ってくれた」

    灰原「アナタは私の全て、私を照らしてくれる太陽」

    灰原「そう、私はアナタのおかげで生きていられるの」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 01:19:32.16 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「なら、何故こんな事を?」

    灰原「アナタが帰るって言ったから」

    コナン「え?」

    灰原「アナタが彼女の下ふ帰るって言ったから」

    コナン「彼女......蘭か?それでこんなことを?」

    灰原「いいえ、それは正解ではないわ」

    灰原「言ったでしょ?アナタは太陽だって」

    灰原「そう、アナタの魅力は太陽のように人を惹きつける」

    灰原「彼女はもちろん、博士、探偵団の子供達、服部平次」

    灰原「あのFBIですらアナタを信用してる」

    灰原「アナタと言う光に照らされてね」

    コナン「......」

    灰原「でも、アナタが人を惹きつけるほど私に当たる光は少なくなってしまう」

    灰原「それは耐えられない」

    灰原「私はアナタと言う光を手放したくない、いつでもそばにいたいの、愛していたいの」

    灰原「わかるかしら?この狂おしい程の気持ちが?」

    灰原「いえ、狂ってかまわない、アナタを愛する喜びに比べたら正気など不要よ!!」

    灰原「彼女が引き金になったのはただ単にアナタから受ける光の量が多い人間だからよ、私に取ってはアナタ以外の全ての人間は等しく邪魔でしかないわ」





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 01:32:18.99 ID:l4w5TQ0M0

    コナン(目が、イっちまってる)

    コナン「何故なんだ灰原、こうなる前に何故言ってくれなかったんだ!」

    灰原「言ったところでどうなると言うの?アナタが永遠に私のそばにいてくれると言うの?例え彼女を捨て私の元に来たとしても私をずっと見てくれる保証がどこにあるの?」

    コナン「だからってこんな!」

    灰原「こんな事は間違い?だから何よ?常識は私を救ってくれる?キレイゴトは私を助けてくれるの?私を救ってくれるのはアナタを愛するこの気持ちだけよ、他に何もないわ!!!」

    灰原「世の中なんか知ったコトじゃないわ!私はアナタがいればそれでいいの、神様仏様イエスキリストそんなモノは何も価値がない!私に価値があるのはアナタだけよ!」

    コナン「組織はどうするんだ!2人で奴らを倒すんじゃなかったのか!」

    灰原「どうでもいい。そんなもの」

    コナン「な?奴らはオメーの姉さんの敵なんだぞ?」

    灰原「だから?死んでしまった人が私を癒せるの?それともアナタお姉ちゃんを生き返らせられるの?無理でしょ?奴らなんてもうどうでもいい。関わらなければ良いだけの話よ。体も別に戻らなくて良いわ、アナタさえいればね」





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 09:46:21.95 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「こんな事をして、すぐ周りにバレて終わりだぞ?」

    灰原「そんな事ないわよ、私達は戸籍上存在しないんだし変声機と解毒薬があればそれなりの立ち回りは可能よ。この場所だって決して見つからないわ、叫ぼうがどうしようが聞こえはしないし」

    灰原「そうなったとしてもその時はその時よ」

    コナン「そんな......一体何がオメーをそこまで......」

    灰原「あら、まだ私を気遣ってくれるの?ホントに優しいわね。嬉しいわ。そう、アナタは優しいからだから怖い、色んな人に優しいからその内私を忘れてしまいそうで怖いの」

    灰原「色々考えたの。どうしたらアナタを私のモノに出来るか。目の前で死ぬ?ダメダメ。一時は悲しんでもその内忘れる」

    灰原「じゃあ殺す?ダメよ、アナタの声が聞こえなくなるのはイヤ。その目を見れなくなるのはイヤ」

    灰原「クローンやあなたの子供でも作って私だけを愛するように仕込もうかと思ったけどそれじゃやっぱり意味がないし。今のアナタじゃなきゃやっぱりイヤ」

    灰原「だからこうしたの」ニィィ

    コナン(笑いが完全に狂ってる、でも何故だか見ていると引き込まれそうだ......ダメだしっかりしろ!雰囲気に呑まれるな!)

    コナン「こんな事でホントに俺がオメーを愛するとでも思ってんのか?!バカにするなy」

    灰原「思ってないわよ?」

    コナン「え?」

    灰原「アナタにはこれからここで暮らしてもらう。身の回りの世話は全て私がするから心配ししないで」

    灰原「食事も下の世話も何もかも、性処理だってする。アナタが快感を感じるなら何でもするわ」

    灰原「私もアナタを感じたいしね」

    灰原「私はその課程でアナタの中に私を刻み込み永遠のものにすればそれでいい、アナタが私に永遠に感情を向けてくれるならそれでいいの」

    灰原「それが愛情だろうが性欲だろうが哀れみだろうが憎しみだろうが何でもいい、私を永遠に忘れない程の何かをアナタが持ってくれれば」





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 10:02:32.65 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「楽しみだわ、アナタが私にどんな感情を向けてくれるか。想像しただけで興奮する」

    灰原「怒りに震え睨みつけるかしら、哀れみの涙を流すかしら。性欲に溺れ虚ろな目で私を見るのか。それともそれ以外?」

    灰原「あぁ、たまらない!考えるだけで幸せだわ!」

    コナン「灰原......」

    灰原「好き」

    コナン「え?」

    灰原「工藤君が好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き、好き」

    灰原「こう言うだけで何て幸せなのかしら、もっと早く言えたら良かったのに」

    コナン「まだ間に合う、引き返すんだ。俺はオメーを憎んでない。明日からまた元に戻ってやり直そう」

    コナン「オメーの思いにも応えられるようにする、だから」

    灰原「バカね、そんな理性的な言葉がでる内はまだまだダメよ」

    灰原「私も壊れたんだからアナタにも壊れてもらわなきゃね」

    灰原「こっちに来ればアナタも救われるかもね、一切の迷いの無い世界よ?狂気の中は。アナタにもこの幸せをわかって欲しいわ」

    コナン「灰原......」グスッ

    灰原「あらあら泣かないで、嬉しいけど」ペロッ

    コナン「え」ドキッ

    灰原「んー、しょっぱい」ニイィ





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 10:17:12.99 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「私の為に流した涙何だから無駄にしたら勿体無いわ」ペロッ

    コナン「や、やめろ灰原、やめ......」

    灰原「あら?気持ちいいのかしら?」

    コナン「ち、違う!とにかくやめてくれ」

    灰原「泣き止んだら自然にやめるわよ」ペロッ

    コナン「くっ」

    灰原「あら?もう終わっちゃったみたいね」クスッ

    コナン「当たり前だ、んなことされたら誰だって」

    灰原「感じちゃうかしら」

    コナン「ば、バーロ!とにかく今ジタバタしてもムダみてーだから1つ約束しろ!」

    灰原「あら、何かしら」

    コナン「他の奴らには手を出すな!蘭や博士、歩美達、他の人に危害を加えるな!」

    灰原「バカね、そんなのアナタ次第でしょ?反抗するのはかまわないけど逃げようとしたらそうするかもね」

    コナン「くっ!」

    灰原「それにまだ私をわかってないのね、他人に意識が向く時点でアウトよ。まあ、しばらくはアナタの望み通りにしておきましょうか」

    灰原「じゃ、私は食事の支度するから。おとなしくしててね」クスッ

    コナン「待てよ、まだ話は!」

    灰原「はいはい、後でね。愛してるわ工藤君」バタン





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 10:44:08.24 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「灰原、灰原ぁぁあ!!」

    コナン「何故なんだよ、灰原......」

    しばらく後。

    灰原「工藤君、ご飯よ」

    コナン「......」

    灰原「あらあら、今度はだんまりかしら。可愛いわね」クスッ

    コナン「......」

    灰原「まあいいけど食事はキチンと食べないと逃げることも出来なくなるわよ?」クスッ

    コナン「うっせー、第一どうやって食べるんだよ。それに変なもんでも入ってんじゃねーのか?」

    灰原「言ったでしょ?お世話するって」

    灰原「それに変なものは入ってないわ、心配しないで」

    コナン「......わかった」

    灰原「じゃ、いくわね」パクッ

    コナン「え?」

    灰原「んっクチュクチュ」チュッ

    コナン「んー!?」ゴクッ

    灰原「どう?おいしい?」

    コナン「な、何で口移しで」

    灰原「食べやすいでしょ?その方が。自然とキス出来るし」

    コナン「な」

    灰原「次いくわね」パクッ、クチュクチュ

    灰原「んー」チュッ

    コナン「んー!」チュッ、レロレロ

    コナン(し、舌が絡んでくる......すげぇ滑らかだな......)

    コナン(ってバカ!やってる場合じゃねぇ!やってる場合じゃ......)

    灰原「んっ」クチュ

    コナン(ダメだ、動けねぇ......)

    灰原「ハァ、どう?」

    コナン「き、気持ち......いや、違う!」

    灰原「あらあら、強情ね」

    コナン「こんなことで......う!?」

    灰原「あら、どうしたの?」クスッ

    コナン「か、体が熱いっ」

    コナン(なんだ?何が?体が熱い!でもAPTX4869の解毒薬とは違う......単純に体が熱い)





    21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 10:56:41.61 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「な、何をした?」

    灰原「あら、ちょっと筋弛緩剤と興奮剤をね」

    コナン「オメー、変なものは入れてないって」

    灰原「変なものは入れてないわよ?私にとってはね。あ、私は解毒薬事前に飲んでるから安心して」

    コナン「く、そ......体が熱い!力が入らない」

    灰原「あらあら、顔にも力が入ってないわね」チュッ

    コナン「ん、んー」クチュ

    灰原「フフ、気持ちいいわね。キスってこんなに気持ちいいものなのね」

    コナン「や、やめてくれ、こんな......」

    灰原「あらあら、まだそんなセリフを吐けるのは立派だけど体はそうじゃないみたいよ?」

    コナン「え?あ......」ギンギン

    灰原「体はコドモでもアソコは違うのね」クスッ

    灰原「とりあえずズボンは邪魔ね」スッ

    コナン「ひゃ、ひゃめ」

    灰原「あら?舌にまで回っちゃったかしら?明日から分量に気をつけるわ」スッ

    灰原「工藤君の......おっきいわね」ニコッ

    灰原「どうしてあげたらいいかしら。まずは」パクッ

    コナン「んあっ!」

    灰原「んっ」チュプチュパッ

    コナン「う、あ」

    灰原「フフ、ひもひいい(気持ちいい)?」





    22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 11:41:58.46 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「う、あ」

    灰原「フフッ」チュパッチュパッ

    コナン(ダメだ、気持ちいい)

    コナン(ちきしょう、思考が薄れていくっ)

    灰原「んっんっ(カオは正直ね、気持ちよさそうよ?工藤君)」チュッチュパッ

    コナン「も、ダメ......うっ!!」ビュルビュル

    灰原「んっ......んー」ゴクッゴクッ

    コナン「は、灰原......の、飲んだのか?」

    灰原「うっ!あああっ!」ガクッ

    コナン「は、灰原?大丈夫か?」

    灰原「......フフフ、イっちゃった」

    コナン「え?」

    灰原「なめてるだけでイキそうだったけど、飲んだら我慢しきれなかったわ」

    コナン「な」

    灰原「これが工藤君の味なのね。おいしいわ」

    灰原「ねぇ聞こえる?この音」クチュクチュ

    コナン「う、うん」

    灰原「私ももう限界なの、工藤君の、挿入てもいいかしら」

    コナン「え、あ」

    コナン(いれる?何を?なんかもう考えらんねー)

    コナン(でも今気持ちよかったし、気持ち良くなれるのかな......)コクッ

    灰原「フフッ、ありがと」

    灰原「体が縮んでもこういう機能はちゃんと使える点については、神様に感謝しなきゃね」フフフ

    灰原「私の初めて、あげる」

    灰原「代わりに工藤君の初めてをもらうわね」





    23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 12:11:25.39 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「ハァ、ハァ、ハァ」

    灰原「挿入ると思うだけでもうイキそう」

    灰原「いくね、工藤君」ズッ

    コナン「あ、あ」

    ブチッ!

    灰原「あああっ!」ガクッ

    灰原「ハァ、挿入ただけでイっちゃった」

    灰原「初めてって痛いと聞いたけどそうでもないわね、凄く......気持ちいい」ハァ、ハァ

    灰原「アナタを想って毎日自慰してたからかしら」ハァ、ハァ

    コナン(......灰原?何で俺の上に乗ってるんだ?)

    コナン(わかんねーけど気持ちよさそうな顔だな......)

    コナン(何も考えらんねーけど、気持ちいいしいいや、もう)

    灰原「うっ!?」ズッ

    灰原「あ、ああ......」

    灰原「一回動くだけでイキそう......っ」

    コナン(動いたら気持ちよさそうな顔したなあ、こうかな)ズッ

    灰原「あうっ!あああっ!」ハァ、ハァ

    灰原「う、動いちゃイヤ、もっとゆっくり」ズッ

    灰原「あああっ!」

    灰原「あ、半ば意識が無いのに......やっぱり本能ね」クスッ

    灰原「あ、またイキそう......あああっ!」 

    コナン「あ、う......で、る......」ビュルビュル!

    灰原「あああっ!な、中に///」ガクッ





    24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 12:22:46.78 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「ハァ、ハァ、気持ち良かったかしら、工藤君」

    コナン「......」

    灰原「フフッ、薬が効き過ぎてダメみたいね」

    灰原「でもまだまだコレは始まりにすぎないわ、まだまだこれから」

    そう、まだまだこれから。

    アナタの体に、細胞に、心に、魂に。

    私を刻み込むまで。終わりはない。

    灰原「見て、私から流れた血がシーツに染み込んでる」

    灰原「これは始まりの合図よ、私とアナタのこれからのね」

    時間はたくさんある。

    工藤君と一緒にいられる時間はまだまだ。

    一緒に堕ちましょう?狂いましょう?

    どこまでも2人で。

    灰原「あ、また大きくなってきたわね」

    灰原「続きをしましょうか」クスッ

    その夜、私達の行為は一晩中続いた。

    気持ち良すぎてあまり覚えていない。

    目覚めた時には彼も意識を失っていた。





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 13:01:31.67 ID:l4w5TQ0M0

    翌日。

    灰原「目が覚めた?どう気分は?」

    コナン「いいわけねーだろ、まだ頭がボーッとするぜ」

    灰原「そう、それは悪かったわね。朝ご飯よ」

    コナン「いらねーよ、そんな怪しいもん食わねーよ」

    灰原「今度はホントに何も入ってないわ、一晩中あんなことして朝からする元気はないわ」

    コナン「......なあ、ホントに俺達」

    灰原「ええしたわよ?セックス」

    コナン「デケー声で言うなよ!」

    灰原「別に誰が聞いてるわけじゃなし、今更何を憂うの?」

    コナン「いや、あまりに現実味がなくて。すまねぇ」

    灰原「おかしな人ね、犯したのはどちらかと言えば私よ?何を謝るの?」

    コナン「いや、ただ......」

    灰原「ホントに優しいのね、アナタは。でも私にとっては天国に等しい時間だったわ。気にしないで」

    コナン「......」

    灰原「とにかくホントに何もないから食事にしましょ?ま、食べさせ方は昨日と同じだけど」パクッ

    コナン「......」チュッ

    コナン「ん......」レロレロ

    コナン(やっぱり灰原の舌、気持ちいいな......)

    灰原「んんっ」レロレロ

    灰原「ハァ、どう?何ともないでしょ?」

    コナン「ああ、とりあえずは」

    灰原「疑いは晴れたわね、じゃ残りを」パクッ

    コナン(口の動きもエロく見える......バカか俺は!しっかりしろ!)





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 13:42:06.21 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「ふぅ、終わったわね」

    コナン「な、なあ、灰原」

    灰原「なあに?工藤君」

    コナン「あの、逃げないからトイレ行きたいんだけど」

    灰原「ああ、そこですればいいわ」

    コナン「は?」

    灰原「ちゃんとそれ用のシーツは引いてあるしきちんと処理するから大丈夫よ」

    コナン「そういう問題じゃねぇ!犬猫みたいに垂れながせってのかよ!?」

    灰原「まあ、そうね」

    コナン「なっ」

    灰原「今それを恥ずかしいと思うのはアナタに羞恥心があるからでしょ?それも取り払ってもらわなきゃね」

    コナン「ふ、ふざけんな!ホントに逃げないから頼む!」

    灰原「イ・ヤ・よ」クスッ

    灰原「今のアナタに自由は無いことを自覚なさい」ニイィ

    コナン「そんなっ、クソ!」ガチャガチャ

    灰原「無駄よ、手錠もベッドも壊れるシロモノじゃないわ」

    灰原「安心してそこでしなさい」

    コナン「うわああぁ!!」ガチャガチャ

    灰原「そうだ、ついでに良いことしてあげる」スッ

    コナン「な、なんだそれ?」

    灰原「メガネ型のプロジェクターよ?かけると映像が見えるわ」カチャ

    コナン「な、おいこれってまさか」

    灰原「ええ、昨日の私達の夜の営みの映像よ。薬で覚えてないでしょ?しっかり目に焼き付けてちょうだい」

    コナン「な、そんな」

    灰原「あとこれ、ヘッドホン」カチャ

    コナン「あ!?これは?」

    灰原「私の声よ、まあ喘ぎ声と大好きと愛してるしか入ってないけどね」

    コナン「うう、うああぁぁ......」

    灰原「しばらくそれを見て、意識に私を焼き付けてちょうだい」クスッ





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 16:20:57.26 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「あと猿ぐつわもしときましょうか」カチャ
     
    コナン「んー!んんー!」

    灰原「いい絵ね、しばらくそうしてて。私はやることがあるから」バタン

    壊す。彼のプライド、自制心、羞恥心。 

    全てを破壊する。  

    壊れて最後に残るものはなにかしら。

    楽しみね。

    コナン「んー!んん!」

    コナン(は、灰原......何て気持ちよさそうなカオなんだ)

    コナン(とても幸せそうなカオ、妖しいカオだ)

    コナン(くっダメだヘッドホンからも音が)

    ヘッドホン(好きよ、工藤君。大好き、大好き、大好き、愛してるわ)

    コナン(くっ灰原、灰原ぁ!)

    コナン(目を閉じても消えない、耳は閉じられない。だ、ダメだ頭の中が灰原で......塗りつぶされていく......)

    彼は映像や音の他に便意とも戦っていた。

    しかし、徐々に彼の意識は侵食されていった。

    羞恥心が屈服するのに、さほど時間はかからなかった。

    灰原「工藤くん、どうかしら」ガチャ

    灰原「あらあら、盛大にやったみたいね」クスッ

    コナン「あ、あ......」

    灰原「さ、キチンと処理しないとね」サッ

    コナン「うぁ、あ」

    灰原「うん、両方出たのね。我慢は良くないわ、いい傾向ね」クスッ

    灰原「でもそれ以外の匂いもする。映像に興奮してイっちゃったのね」ニイィ

    コナン「あ、は、灰原......」

    灰原「何かしら?ヘッドホンとってあげるわ」カチャ

    コナン「灰原が」

    灰原「私がなあに?」

    コナン「き、気持ちよさそう」

    灰原「あら、そうなの。アナタはどうなのかしら?」

    コナン「き、気持ちいい......」

    灰原「フフッ、いい子ね」ナデナデ

    コナン「は、灰原......」

    灰原「哀よ、哀。言ってごらんなさい」

    コナン「あ、哀......」 

    灰原「よく言えました、偉いわね」





    29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 16:36:53.94 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「それで?工藤君は今何がしたいのかしら?」

    コナン「は、灰原と」

    灰原「哀よ」

    コナン「哀と、キスしたい」

    灰原「それだけかしら」

    コナン「あ、哀とやりたい」

    灰原「そう、わかったわ。素直でいいわね」クスッ

    彼の様なタイプはプライドが崩れるともろい。

    いい傾向だわ。

    でもまだまだ。1日じゃ足りない足りない。

    もっと魂を染め上げないとね。

    薬にも道具にも頼らず私だけを見る。

    そういう風にしなくてはね。

    灰原「とりあえず下の処理が先ね」クスッ

    コナン「灰原、灰原......」

    灰原「哀だってば。そこも直さないとね」

    灰原「でも素直な工藤君にはご褒美をあげないとね」





    30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 16:57:07.12 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「んっ」チュッ

    コナン「ん、んー」チュク

    コナン(長いな、ずっと舌が絡んでる)

    コナン(気持ちいいや......)

    その後一時間位キスは続いた。

    灰原「ふぅ、気持ちいいわね」

    コナン「灰原......」

    灰原「哀よ、何かしら?」

    コナン「し、して」

    灰原「んーダメ」

    コナン「な、なんで?」

    灰原「まだまだアナタからは正気が感じられるから、おあずけよ」 

    コナン「そ、そんな」

    灰原「さ、晩御飯までもう一度こうしてなさい」カチャ

    コナン「ん、んー!」

    灰原「欲に素直になってきたのは良いことだけどね、また後でね」ガチャ
     
    コナン(なんでダメなんだろ?)
     
    コナン(あ、哀って言わなかったからかな)

    コナン(わからない、また頭がボーッと......)





    31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 17:14:12.72 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「さて、しばらくしてどうなったかしらね」ガチャ

    コナン「......」

    灰原「あらあら、お疲れみたいね」カチャカチャ

    コナン「あ」

    コナン(誰だっけこの人......)
     
    コナン(このキレイな人誰だっけ)

    コナン(ああ、そうだ)

    コナン「あ、い」

    灰原「あら、やっと言えたのね。偉いわ」ニイィ

    灰原「じゃあご飯にしましょうか。特製のね」パクッ

    コナン「うん」チュッ

    コナン(また、体が熱い......)

    コナン(もう何も考えられない......)

    灰原「ありがとう工藤君、名前で呼んでくれて」

    灰原「お礼にたくさん快楽をあげる」クスッ

    こんな生活がしばらく続いた。

    自我はどんどん失われ快楽に潰されていく。

    一週間も経つ頃には、完全にコナンは外のことなど考えなくなっていた。

    更に崩壊しつつある理性は生命を保つため彼に幼児退行を引き起こしつつあった。





    32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 18:14:18.40 ID:l4w5TQ0M0

    あくる日。

    灰原「工藤君、入るわよ」ガチャ

    コナン「あ、哀おはよう」ニカッ

    灰原「ええ、おはよう」チュッ

    コナン「えへへ」

    灰原「どう、気分は?」

    コナン「うん、へーきだよ。でも手と足が邪魔だよ。これ取って」ガチャ

    灰原「ごめんね、まだ取れないわ。もう少ししたら取ってあげる」

    コナン「はーい」シュン

    少しずつ目から正気は消えているわね。

    でもまだね。今は体が精神を安定させる防衛反応にすぎない。

    そろそろ次のステップに進んでもいいかしらね。

    灰原「じゃあ私は出かけるわ」

    コナン「え?どこ行くの?」

    灰原「学校に行くのよ。アナタについては手を打ったからとりあえずいいけど私は病気ってことにしてあるからそろそろ怪しまれるわ」

    コナン「じゃあ僕1人?」

    灰原「ちょっとの間よ、我慢しなさい」クスッ

    コナン「待って、お願いだから1人にしないで!寂しいよ!」

    灰原「そうよ、私もそう。でももうすぐ寂しくなくなるわ。じゃあね」

    コナン「待って哀、待って!」

    灰原「ちゃんと帰るから心配しないで」バタン





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 18:39:10.47 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「こんな暗い所で1人はやだよ!」ガチャ

    コナン「1人にしないでよぉぉ!」ガチャガチャ

    それが、私の生きている世界よ。

    ゆっくり味わってね。

    道具も薬も無く1人でいれば、落ち着きを取り戻して自我を取り戻すかも知れない。

    でもね、その時改めて気付くはずよ。

    如何にアナタの魂が今傷ついているかがね。

    それを自覚したら、アナタはもう逃げられない。

    いえ、逃がさない。

    もうアナタは私のモノ。それを嫌と言うほど思い知ることになる。

    帰って来た時のアナタのカオが楽しみだわ。

    コナン「......疲れた」

    コナン「そもそも僕なんでここにいるんだっけ?」

    コナン「僕は誰だっけ?」

    コナン「僕は......」

    「工藤君」

    コナン「そうだ、工藤......工藤新一だ」

    コナン「頭がボーッとしてたけど、だんだん晴れてきた」

    コナン「俺は閉じこめられていつの間にかだんだん思考が......」

    コナン「くっ、しっかりしなきゃ!ここから出るんだ!」





    34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/13(日) 18:53:19.86 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「そうだ、外に出て俺は!」

    コナン「出て......どうするんだ?」

    コナン「哀を裁くのか?」

    「好きよ、工藤君」

    コナン「くっ、頭が」

    「愛してるわ」

    コナン「やめろ、頭が!消えない、声が消えない!」

    「アナタが大好きよ」

    コナン「お、俺は......」

    「工藤君、愛してるわ」

    コナン「うわああぁぁあ!!」

    コナン「出来ない、哀を裁くなんて」

    コナン「もしそんな事したら、哀の声が聞けなくなる、顔が見れなくなる、触れなくなる」

    コナン「何言ってるんだ?俺は?」

    コナン「でもダメだ、もう目を閉じてもアイツの顔が浮かぶ」

    コナン「意識に声がこびりついている」

    コナン「ダメだ、おかしくなりそうだ!」

    コナン「でも無理だ、アイツのいない世界なわんてもう考えられない」

    コナン「しっかりしろ、自我を保つんだ!」

    「工藤君、気持ちいい?」

    コナン「っ!!」

    コナン「ダメだ考えるな!でも......」

    コナン「体にもう感覚が染み付いてる」

    コナン「ハハ、思い出すだけで下半身が反応してら」

    コナン「もう、どうでもいいや」

    コナン「早く帰って来てくれよ、哀」

    コナン「一緒にいないともう、気が狂いそうだ......いや狂ったのかも知れねぇ」

    コナン「顔が見たい、声を聞かせてくれ!」

    コナン「うわああぁぁああ!!」ガチャガチャ





    37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 12:31:00.64 ID:l4w5TQ0M0

    コナンの頭の中から次々と色んなものが壊れていく。

    阿笠(新一......)

    コナン(あれ?このメガネのじいさん誰だっけ?)

    「誰でもいいじゃない」

    もちろん今はいない灰原の声が響く。

    コナン(うん、誰でもいいや)パリン!

    歩美・元太・光彦(コナン(くん)!)

    コナン(こいつら、誰だったかな)

    「ダメよ、こっちを見て」

    コナン(そうだ、どうでもいいや)パリン!

    服部(何しとんねん工藤!)

    コナン(この色黒は?誰だったかな)

    「工藤君、こっちを見て」

    コナン(うん、知らねー。誰でもいい)パリン!

    現れては砕けていく人達。

    過去の全てがどうでも良くなる程灰原の呪縛は強かった。

    そして......

    蘭(新一)

    コナン(コイツは......記憶にあるな......)

    コナン(何かコイツに言いたいこともあった気が)

    「行ってしまうの?彼女の元へ」

    コナン(え......)

    「私を置いて、行ってしまうの?」

    コナン(俺は......)

    コナン(行かない)

    コナン(ここにいるよ、キミと)

    蘭(新......)パリン!

    彼の一番の支えが今、崩壊した。





    38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 12:55:56.24 ID:l4w5TQ0M0

    しばらく後。

    灰原「さて、彼はどうなったかしら」ガチャ

    コナン「あ、哀!帰って来てくれたのか!」

    灰原「あら、随分嬉しそうね」

    灰原(目の色が大分変わった。やっと入って来たみたいね、私と同じ狂気の世界へ)クスッ

    コナン「もう、何処にも行かないか?」

    灰原「あらあら、何故そんなことを?外に出たいんじゃなかったの?」

    コナン「そんなこともうどうでもいいんだ!哀と一緒にいたい、声を聞いていたい、見つめていたい、見て欲しいんだ」

    コナン「もう一分一秒たりと離れたくないんだ、好きなんだ、愛してるんだ」

    コナン「お願いだ、離れたくない!一緒にいてくれ!」

    コナン「もう、でなきゃ生きられない......哀がいないともう無理なんだよ......」

    灰原(やっと......堕ちて来てくれたのね。さて、もう一押し)

    灰原「ありがとう、嬉しいわ」

    灰原「でも私後悔してるの、アナタにこんな仕打ちをしたことを」

    コナン「え?」

    灰原「手錠を今外すわ、そして外へ行って」

    灰原「私の事は忘れて、幸せになって」ガチャ

    コナン「あ......」

    灰原「さぁ、アナタは自由よ。好きにすればいいわ」





    39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 13:10:25.40 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「さあどうしたの?行って?」

    コナン「嫌だ」

    灰原「何故?外の様子が気にならないの?博士や彼女たちが今どうしてるか」

    コナン「うるせー!そんなものどうでもいいんだ!」

    コナン「俺は今灰原哀さえ、オメーさえそばに居てくれればいいんだ!他のヤツなんか知らねー!」

    コナン「世界がどうなろうともう知るか!頼む、そばにいさせてくれ」

    灰原「じゃあ、誓う?」

    コナン「誓い?」

    灰原「永遠に私のモノでいるって、誓う?」

    コナン「ああ、誓うよ!工藤新一は一生灰原哀に忠誠を誓う!」

    コナン「そうすれば一緒に居てくれるんだな?」

    灰原「ええ、勿論」クスッ

    灰原「じゃあ、証を見せて?」

    コナン「証?」

    灰原「まあ色々あるけど、とりあえずまずは私を抱きしめて、キスして」

    コナン「勿論、喜んで」ギュッ

    灰原「嬉しいわ、ずっとこうして欲しかったの。でも手錠があったら出来ないし」

    コナン「すまない」チュッ

    ようやく、ここまで来たわ。

    後は最後の仕上げに彼が耐えられるかどうか。

    楽しみね。





    40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 19:14:39.32 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「じゃあ次は、アナタの全身を使って私を愛して?」

    コナン「わかった!」

    灰原「じゃあ、これ飲んで?」

    コナン「これは?」

    灰原「今まで飲んでた興奮剤よ、もっと強力なの。興奮剤というより媚薬ね」

    灰原「今回は、私も飲むから」ゴクン

    コナン「わかった」ゴクン

    コナン「うっ!」ドクン

    灰原「あっ!」ドクン

    コナン「ま、まさかコレは」

    灰原「そ、そうよ。媚薬も入ってるけどAPTX4869の解毒薬よ」
     
    灰原「どうせなら大人の姿で、ね」

    コナン「う、うおあぁああ!」プシュー

    灰原「うああああっ!」プシュー

    コナン「ハァ、ハァ、戻ったな」

    灰原「ハァ、ハァ、成功ね」

    コナン「うっ!今度は違う感じで体が熱く!」 

    灰原「わ、私も......工藤君、もう我慢出来ないわ」ガシッ

    コナン「お...れも、もう我慢できね......」ギューッ

    それから私は押し倒され、あとは薬が切れるまで獣の用にお互いを求め合った。

    ああ、なんて快感なのかしら。

    工藤君が私を求めてくれる。

    私だけを見て私だけを愛してくれる。

    この世にこれ以上の快楽と愉悦があるかしら。

    愛してる、工藤君。

    何度言っても何回言っても足りないわ。

    アナタが欲するならいくらでもこの身を差し出す。

    アナタが側にいてくれるなら何でもする。

    地獄に落ちてもかまわない。

    アナタさえいれば地獄でも天国に変わる。

    アナタを失う恐怖に比べれば何も怖くない。

    邪魔するものは誰だろうと容赦はしない。

    工藤君を奪おうとするものは何であれ......消す。

    そうだ、まだ仕上げが残っていたわ。

    ま、それは後。今はこの快感に身を委ねましょう。





    42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 21:13:42.11 ID:l4w5TQ0M0

    薬が切れた後、私達は疲れ切って意識を失っていた。

    先に目覚めた私は、彼の子供の様な寝顔を眺めていた。

    灰原「寝顔はいつ見ても変わらないのね、子供そのもの。本当に可愛らしいわ」

    人が見たらきっと彼を見つめる私の目は狂気に満ちているのでしょうね。

    でも、私は昔と変わっていない。

    ただ常識というサングラスを外したにすぎない。

    ただ一点に彼を見るために、私は邪魔なものを捨てた。常識、正気、社会性、その他諸々。

    捨ててみてわかった。

    そんなものは必要ない。

    あればあるだけ邪魔になる。

    彼を愛するのに邪魔なら全て払えばいい。

    道を進むのにゴミがあって通れなければ誰だってどけるでしょ?

    そう、そして彼にもどけてもらう。

    私を愛してくれるのに必要ないものは、全て排除してもらう。

    私も手伝うが、メインは彼の仕事だ。

    それを持ってきっと私たちは完全に取り払えるだろう。

    人の皮を。

    かろうじて人の体裁を保っているものを。

    完全に破壊出来るだろう。





    45:名無し:2013/10/15(火) 07:36:52.54 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「んっ」

    灰原「目が覚めた?」
     
    コナン「うん、おはよう」

    灰原「ええ、おはよう」チュッ

    コナン「へへへ」

    灰原「ねぇ、工藤君?私を見て?」

    灰原「どう想うかしら?今は薬の切れて縮んだ体だけど」

    コナン「キレイだよ、ずっと眺めてたい」

    灰原「ありがとう。私をずっとアナタのモノにしたい?」

    コナン「勿論だ!いつまでも哀と一緒にいたい」

    灰原「そう、ならお願いがあるの」

    コナン「何?」

    灰原「私とアナタが生きるのに邪魔な人達がいるの」スッ

    灰原「それを、コロシテホシイノ」ボソッ

    コナン「殺す?」

    灰原「ええ、そうよ」

    コナン「殺せば、哀はずっと一緒にいてくれるのか?」

    灰原「ええ、もしそれをしてくれるなら」

    灰原「私は永遠にアナタのモノよ」

    灰原「出来るかしら?」クスッ

    コナン「うん、やるよ!」

    コナン「哀がいてくれるなら何でもするよ!」ニカッ





    46:名無し:2013/10/15(火) 07:46:49.12 ID:l4w5TQ0M0

    ああ、その目、その笑顔。

    とてもいいわ。

    澄んだ、迷いのない目。

    けれど壊れきった目。

    今あなたは私と同じ世界にいる。

    勿論アナタだけに手を汚させはしないわ。

    フタリデイッショニ、コロシマショウ。

    ワタシタチガトモニイキルノニジャマナモノヲ。

    コナン「何か今の哀の顔......凄くキレイ」ゾクッ

    灰原「ありがとう。そう思えるのはアナタが私を愛してくれるからよ」

    灰原「とっても嬉しいわ。工藤君、来て」

    コナン「うん」スッ

    もうしばし快感に身を委ねよう。

    それが済んだ時、仕上げの始まり。

    私達自らの手で消し去る。

    障害となるものを。

    人としての良識や正気を捨て去り、私達は生まれ変わる。

    ただお互いを愛すると言う目的のみで生きる、純粋な生命体に。





    49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 10:35:56.11 ID:l4w5TQ0M0

    しばらく後。

    灰原「さあ、それじゃあそろそろ行きましょうか」

    コナン「ああ、誰を殺すんだ?」ヘラッ

    そのゆがんだ笑い、いい感じね。

    これならきっと躊躇いも無いでしょう。

    灰原「まず最初は......」

    同日深夜、阿笠宅。

    阿笠「全く、最近哀君は何をしとるのかのう」

    阿笠「必要だからと新一の身元を消すのを手伝ってとも言われたが......新一も一体どこへ」

    ガチャ

    阿笠「ん?」

    コナン「......」

    阿笠「おお新一!一体今までどこにいたんじゃ!」

    コナン「博士」

    阿笠「何じゃ?とりあえず話を聞くから座ろうじゃないか、哀君は今おらんがの」

    コナン「博士、悪いんだけどさ」

    阿笠「ん?」

    コナン「俺、博士を殺さなきゃいけないんだ」

    阿笠「は?いきなり何を言い出すんじゃ新一......ハッハッハ」

    阿笠「冗談がすぎるぞい、全く」

    コナン「冗談なんかじゃないんだよぉ、博士」ガチャ

    阿笠「な、新一!?」





    50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 10:46:29.67 ID:l4w5TQ0M0

    阿笠「な、何故じゃ?!何故ワシを?!」

    コナン「いや、恨みはないんだ。でもさ」

    コナン「博士を殺さないとさ、哀が一緒にいてくれないんだよ」

    阿笠「何の話じゃ?哀君が一体」

    灰原「ごめんなさいね、博士」

    阿笠「あ、哀君?」

    灰原「博士に恨みは無いんだけどね。寧ろ感謝してるわ」

    灰原「でも悪いんだけど、サヨナラよ」

    阿笠「な、何故?何故なんじゃ!」

    コナン「ワリーな、博士」パシュッ

    阿笠「な、ぜ...新...一......」バタン

    灰原「とりあえず眠ったわね、後はイスに座らせて麻酔銃を大量に撃ち込んでショック死させましょう」

    コナン「わかった」パシュッパシュッパシュッパシュッパシュッパシュッパシュッ

    灰原「あらあら、まだ早いわよ」クスッ

    阿笠「......」

    灰原「うん、心停止。瞳孔も開いてるし。博士はもうこの世を去ったわね」

    コナン「これでいいんだよな!褒めてくれる?」

    灰原「ええ、偉いわ。よくやってくれたわね」クスッ





    51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 12:02:21.66 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「うん、これで終わり?」

    灰原「残念だけどまだなの、もう少し頑張ってくれるかしら」

    コナン「勿論、何でもするよ。哀が望むなら」

    灰原「ありがとう、嬉しいわ」チュッ

    ごめんなさいね、博士。

    でも仕方ないの。

    私に取って最優先で消さなければならないのは組織ではない。

    彼を正気に戻す可能性がある人間。

    昔から関わっていたり、仲の良かった人間。

    例え私達が組織に殺されたとしても、今のまま死ねるなら。

    魂が傷つき狂ったまま死ぬならきっとあの世でも一緒にいれるでしょう。

    でも彼が正気に戻ってしまったら。

    その可能性を断つ。

    彼は既に一線を越えた。

    正気に戻す事など不可能、と思うけど。

    僅かな憂いも消してしまおう。

    そして私もまた消してしまおう。

    自分に残る僅かな人間性を。

    少しずつ手段も過激なものにしていく。

    より自分の手で犯行をしていることを自覚出来るように。

    麻酔銃でのショック死など、まだまだ軽いものだ。

    より残虐になっても躊躇いを見せなくなれば。

    それで私の理想が完成する。

    楽しみだわ、その時が。





    52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 12:41:16.79 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「博士はどうする?」

    灰原「放っておきましょ、訪ねてくる人もいないし。麻酔銃の在庫は回収したしデータも消したから変死にしか見えないわ」

    コナン「でも昴さんが来るかも」

    灰原「ああ、もういないわ」

    コナン「え?」

    灰原「もうこの世にはいないわ」

    コナン「哀が、殺したのか?」

    灰原「ええ、工藤君がいなくなったのを訝しく思ったようだけどまさか私が犯人とは思わないでしょうし、油断したのね」クスッ

    灰原「彼なら殺気で気づくのが普通でしょうけど、感じられなかったのね。私の殺気」

    灰原「まあ当然よね。普通の人が殺気を出せば不自然だけど狂った私にとっては不自然こそ自然体。違和感など感じられるはずもない」

    灰原「意外と呆気ないものだったわ。彼の正体には多少驚いたけどそれもどうでもいいことね」

    コナン「そっか...何か嬉しいな」ニイィ

    灰原「何が?」

    コナン「これで同じだろ?俺達」

    灰原「ええ、そうよ。私達は人の道から外れた者同士」

    灰原「でもアナタと一緒ならそれで構わないわ」

    コナン「ああ、俺も......」

    灰原「いい子ね」クスッ

    まあ、別に捕まることも殺される事も恐れてはいない。

    そうなる前に死ぬだけだから。

    ただ、標的を消すまではなるべくならスムーズに行きたい。

    ブレーキの壊れた車に乗ってる人はきっとこんな気分何でしょうね。

    混乱の極み。でもそれを通り越して快感。

    どこまで止まらずいけるかしら。





    53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 14:26:26.63 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「次は誰を?」

    灰原「今日はもう遅いし、明日にしましょう」

    灰原「それより頑張ってくれたご褒美をあげるわ、いらっしゃい」

    コナン「うん!」

    さて、次は......。

    最後はもう決めてある。

    道中をどういう手順にしていこう。

    人殺しの手順を考えているのにこんなに楽しいなんて。

    もう立派な殺人鬼ね。私達。

    そうだ、なら殺人鬼らしくやりましょうか。

    今更躊躇は不要ですもの。

    翌日午後。帝丹小学校理科室。

    元太「あーあ、理科の実験なんてつまんねーな」

    光彦「元太君には集中力ってものが無いんですか?」

    歩美「それより哀ちゃんも来ないし、コナン君は突然転校しちゃうし、寂しいよ」

    元太「何のあいさつも無しにいなくなるなんてよ!」

    光彦「ちょっとガッカリですね」

    歩美「きっと何か事情があるんだよ」

    小林先生「アナタ達、手が止まってるわよ?」

    歩美「あ、ごめんなさい先生」

    コナン「理科室を吹き飛ばす?」

    灰原「ええ、このスイッチを押せばね」

    灰原「探偵団の彼らはあっと言う間に吹き飛ぶわ。痛みを感じる暇も無いでしょうね」

    灰原「どう調べても薬品の事故にしか見えないから心配はいらないわ」

    灰原「でもアナタがやめたいならやめても」パッ

    灰原「あ」

    コナン「これを押せばいいんだろ?」

    灰原「ええ、そうよ。じゃあ一緒に押しましょう?」

    コナン「ああ、せーの!」ポチッ

    歩美「コナン君......」カッ!

    ドーン!

    凄まじい轟音。

    理科室のあった辺りは跡形も無く吹き飛んだ。

    ごめんなさい、歩美ちゃん。

    他の2人だけなら、殺さなくても良かったのに。

    アナタの純真さなら、彼を正気に戻しちゃうかも知れないから。

    灰原「どう?感想は?」

    コナン「別に無いよ。それよりまだあるのか?早く終わらせようぜ!」

    灰原「焦らない焦らない。行きましょ」





    54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 14:48:54.02 ID:l4w5TQ0M0

    別に無い、か。

    あれほど正義感に燃え仲間を大事にするアナタが仲間を殺して何も無いとはね。

    予想以上の壊れ具合ね。

    素晴らしいわ。

    そんなアナタと一緒にいるだけで倒れそうな程興奮してる。

    何だか彼を壊すのを悦んでるのか彼と殺人を犯すのを楽しんでるのか分からなくなって来たわ。

    まあ、彼と一緒ならどちらでもいいわ。

    灰原「次は今日の夜だけど大丈夫かしら」

    コナン「いつでも大丈夫!哀と一緒にいる為だもんな」

    灰原「ホントにいい子ね」チュッ

    次は、大阪から呼び出した彼を。

    これは重要な試金石ね。

    今度は目の前で自分の手で犯行を行う訳だから。

    彼を相手にやれるかしら。

    余計な心配ね。ある意味では彼は私以上の怪物になっている気がする。

    善と悪が表裏一体な様に。

    崩れたバランスが一気に悪へ傾いた。

    そんな気がする。





    58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 16:51:34.25 ID:l4w5TQ0M0

    同時刻、新幹線内。

    服部「全く、しばらく連絡つかんと思ったら公衆電話から電話してきてすぐ来いやと?」

    服部「しかも誰にも内緒で。こんな平日に呼び出すんやからよっぽどの重要な話なんやろな」

    服部「もしそうやなかったらタダじゃ済まさへんぞ工藤!」
     
    ジロッ

    服部「あ、すんません」

    服部(ハァ、ホンマに災難やな)

    しかし、本当の災難はこの後に訪れる。

    彼にとってあまりに残酷で悲しい現実が。

    工藤君と彼との今生の別れが。

    同日深夜、堤無津川河口付近。

    服部「ったく、地理もよーわからん俺をこんな所に呼び出しよって」

    服部「おーい工藤!どこや?」

    コナン「よう、服部」

    服部「お、工藤!お前何考えとんねん!しばらく連絡よこさんでいきなり呼び出しよって!」

    服部「大体なんでこんな時間にこんな目立たん場所に呼び出すんや?これでも学生やからな?オトンとオカン騙くらかすのにどんだけ苦労したか」

    コナン「ワリーな、服部。でももう頑張らなくていいよ」

    服部「なんやて?」

    パシュッ

    服部「っ!な、体が、動かへん......」

    服部「こ、声も出んようになって来た......」

    灰原「どうかしら、気分は」

    服部「ア、アンタは......な、何しよった?」

    灰原「麻酔銃の成分をちょっと変えた改良品をね。意識はあっても動けないし声も出せないでしょう?」





    59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 17:08:38.17 ID:l4w5TQ0M0

    服部「なっ」

    コナン「ワリーな、服部。せっかく来てもらったんだけど、ここでサヨナラだ」ガチャ

    服部「な、何を」

    コナン「こうしないと、哀が一緒にいてくれないんだ」パスッ

    服部「ぐああっ!」

    コナン「まだ膝を撃っただけだよ、死にはしないさ」

    服部「な、何でこんな事を......」ハァ、ハァ

    灰原「ごめんなさい。アナタの存在は私達には邪魔なの」

    灰原「アナタが生きていると工藤君が正気に戻ってしまうかも知れないから」

    コナン「恨みはないんだけどな、ワリーな、服部」

    服部「な、何言うてんねん工藤!」ハァ、ハァ

    服部「お前に何があったかはわからんけどな」

    服部「俺の知っとる工藤はそんな男やない」

    服部「よ、要は女のいいなりになって人殺ししとるんやろ」ハァ、ハァ

    コナン「そうだな、他にもやったよ。オメー以外にも」

    服部「!」

    服部「ま、まさか......」ハァ、ハァ

    服部「キチンと見とった訳や無いけど、ニュースでやっとった米花町の小学校で起きた爆発事故は......まさか!」ハァ、ハァ





    60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 17:21:38.26 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「そうだよ」

    服部「ア、アホか...何のために」ハァ、ハァ

    コナン「哀の為だよ」

    服部「ふ、ふざけるんやないで」ハァ、ハァ

    服部「お前はそんなヤツやないやろ」ハァ、ハァ

    服部「真実を導き出し、正義を貫くんが工藤新一と違うんか!」ハァ、ハァ

    コナン「うるせーな、哀が不愉快になるだろ」パスッパスッ

    服部「ぐああっ!め、目を......」ハァ、ハァ

    服部「目を覚ませ工藤!」ハァ、ハァ

    服部「今からでも、罪を償うんや」ハァ、ハァ

    服部「こ、このままやったら...お前は組織のヤツら以下の屑やぞ」ハァ、ハァ

    服部「自分を取り戻せ工藤!」ハァ、ハァ

    灰原「目を覚ますか、じゃあ私達の目を見てもう一度言ってご覧なさい」

    服部「め、目やと?それで何が......うっ?!」

    彼等の目を見て服部は悟った。

    人間の目じゃない。

    話の通じるモノじゃない。

    出血多量で感覚を失いかけた体に、失血のショックとは明らかに異なる悪寒を感じる。

    コイツ等は人間じゃない。

    人の形をした......化け物だ。





    61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 17:42:11.12 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「あの薬を打ってそこまで口が回るのは大したものだけれど、理解してもらえたかしら?」

    灰原「私達は、もうアナタの常識の範疇にいない事を」

    服部「あ、あ......」ガクガク

    服部「ア、アンタのせいか?アンタのせいで工藤は」

    灰原「確かに、そうかもね。恨むなら私を恨みなさい」

    服部「く、くそっアカン、意識が...」ハァ、ハァ

    灰原「どうやら限界のようね、工藤君。終わらせましょう」

    コナン「ああ、じゃあな。服部」グッ

    服部「く、くそったれ......」ハァ、ハァ

    コナン「......真実、か」

    服部「え?」

    灰原「工藤君?」

    目の色が違う、まさか正気に?

    いや、何か違う。

    コナン「いつか言ったよな?どれだけ信じられないものでも、出来ないものや不可能なものを除いて残ったものが真実だって」

    コナン「最初は俺も......いや、オレも狂ったんだと思ったよ。自分がさ」

    コナン「でも違ったんだよ」

    コナン「頭の中を整理して、何度も考えた」

    コナン「そしてわかったんだ」

    コナン「こうする事がオレの望み。哀といることがオレの望みだってな」





    62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 17:56:58.18 ID:l4w5TQ0M0

    コナン「壊れていると言えばそうなんだろう」

    コナン「だがきっかけはどうあれオレは心から哀を愛してしまった」

    コナン「だからオレは何があっても哀の側にいたい」

    コナン「哀の望むことは全てしてあげたい。それが人殺しでもな」

    コナン「今のオレには、人殺しの罪悪感より彼女の悦んでる顔を見る幸せの方が遥かに勝っちまってるんだ」

    コナン「例え許されなくても血みどろの道でもオレは彼女と堕ちていく」

    コナン「それが工藤新一の......たった1つの真実だ」

    灰原「工藤君......」

    工藤君、アナタは......。

    コナン「お前の事は忘れない。そしてお前のお陰でオレは狂気の先の自分の真実に辿り着いた」

    コナン「ありがとう、服部」

    服部「ア、アホ......殺したい位腹立っとんのに」ハァ、ハァ

    服部「そんな顔した人間......殴れんやないか」ハァ、ハァ

    コナン「ああ、ワリーな」

    服部「も、もうええから早よやれや」ハァ、ハァ

    服部「あの世で待っとんで、工藤」ハァ、ハァ

    コナン「ああ、サヨナラ。服部」パスッパスッ

    服部「く...どう...」ニッ

    刹那、服部は思った。

    どうあっても許せないのに、これでいいかと思った自分がいる。

    何故なのかはわからない。

    とりあえずあの世で考えよう。

    それが服部平次が最期に考えた事だった。





    65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/16(水) 07:00:02.86 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「く、工藤君。アナタは」
     
    コナン「ん?」

    灰原「どっちなの?」

    狂っているの?正気なの?服部平次を殺した事を見てもまともとは思えない、けれどあの言動は......。

    コナン「さあな、どっちだと思う?」ニッ

    灰原「っ!!」ゾワゾワッ

    こ、この目......。

    今まで見た常人の目とも犯罪者の目とも違う。

    組織の人間すら比較にならない深い闇の色。

    コナン「自分でもわからねーんだよ」

    コナン「でも頭は妙にすっきりしてる」

    コナン「気持ちが落ち着いてるんだよ」

    コナン「こうして服部を殺しても何も感情が浮かばないんだ。さっきの発言も別にアイツを気遣った訳じゃ無いしな」

    灰原「え?」 

    コナン「醜く足掻く人間を殺しても気分の悪いだけだしな、死ぬ覚悟に至った人間だけが美しいとは思わないか?」

    灰原「は、はい」ゾクッ

    なんて静かだけど威圧感のある声。

    そして余りに美しい目。

    震えが止まらない、恐怖ではなく悦び?

    コナン「でも、さっき言ったのは事実だよ」

    コナン「オレは哀を愛してる」

    コナン「こんなオレだけどどうか地獄まで一緒に来てくれないか。そしてまだ哀が望むなら仕上げをしよう。2人で」

    コナン「その標的が地球人類全てだとしても、躊躇いは無いよ。哀と共にどこまでも行くよ」

    コナン「愛してる」





    66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/16(水) 07:22:34.79 ID:l4w5TQ0M0

    灰原「あ、ああ」ゾクッ

    工藤君、アナタは突き抜けてしまったのね。

    狂気も何もかも突き抜けた領域まで。

    恐らく万人が辿り着けない極致まで。

    灰原「私は、アナタの領域まで至っていないわ。こんな壊れた私をアナタは愛してくれるの?」

    コナン「当たり前じゃないか、いつまでも側にいてくれ」

    コナン「さあ、行こう」スッ

    灰原「は、はい」ゾクッ

    私が間違っていた。

    彼を意のままにしようなんて間違っていた。

    この人を操る事なんて出来ない。 

    私にはこの人の器は計り知れない。

    彼を意のままにするのではなく、私が彼の意のままになる。

    ああ、震えが激しくなる。悦びに打ち振るえる。

    望んだ形を遥かに越えた結果に辿り着けた。

    灰原「私は......永遠にアナタについて行きます」

    灰原「永遠にアナタのモノです、奴隷です」

    灰原「愛しています」

    彼になら何をされてもいい。

    殺されてもいい。

    ああ、私もまた突き抜けたのかも知れない。

    彼とは違った形の狂気の先に。

    どうか私を支配して。

    その圧倒的な存在感で私を支配して。

    ああ、今ようやっと本当の意味でアナタしか見えない。

    今まで余計なものに振り回されていたのね。

    今なら余計な雑念も恐怖もない。

    工藤君が好き。

    その想い以外は胸中から消えた。





    67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/17(木) 12:44:42.09 ID:l4w5TQ0M0

    さて、最後の仕上げをしなくては。

    この劇にも幕を降ろさないと。

    彼も気づいてる。

    この一連の流れの終着点がどこなのか。

    あそこがある意味始まり。

    この狂気の。

    そしてこの狂気の終着点は、あそこに他ならない。

    毛利探偵事務所、そう彼女こそ。

    この劇の幕を降ろす人物だ。

    コナン「終わらせに行くか」

    灰原「ええ、そして始めるために」

    そして私達は闇の中に姿を消した。

    数日後、毛利探偵事務所......。

    蘭「ふぅ、練習で遅くなっちゃった」

    蘭「最近新一から連絡来ないけど、何してるのかな......」

    蘭「会いたいなあ、新一に」

    蘭「コナン君も、いなくなっちゃったし」ハァ

    蘭「とにかく御飯作らなきゃ」ガチャ

    蘭「ただいまお父さん、何してるの電気もつけないで」カチッ





    68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/17(木) 12:58:49.41 ID:l4w5TQ0M0

    蘭「お父さん?何してるの?おと...」ハッ

    小五郎「......」

    蘭「ま、まさか......お父さん?」

    コナン「死んでるよ」

    蘭「え?」パシュッ

    蘭「あっ......ち、力が......」カチッ

    蘭「で、電気が...誰なの?」

    コナン「俺だよ」

    蘭「し、新一?」

    蘭「な、なん...で...しん...い」

    コナン「服部の時とは違って舌にも回ったみたいだな」

    蘭「は?」

    コナン「何のことかわからないか、まあ死体はまだ見つかってないみたいだから仕方ないか」

    蘭「?」

    コナン「まあいい、手短に話そう。おっちゃんだが俺が殺した」

    蘭「え...?」

    コナン「そしてワリーが、お前も殺す」

    蘭「な......」ガクガク

    コナン「まあ声は出ないだろうが助けを読んでもムダだぜ、ポアロの安室ってヤツも邪魔なんで処理したから。色々ホントに邪魔だったんでな」

    蘭「な、なんで」ポロポロ

    コナン「ん?小さいが声が出るか?意志の力かな」





    69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/17(木) 14:44:50.73 ID:l4w5TQ0M0

    蘭「何で新一が...こんなことを...本当にあなたは新一なの......?」

    コナン「さあ、何でだろうな?今となってはわからないが。でもやらなきゃいけないんだ」

    コナン「それが今までの俺との決別だから」

    蘭「あなたは...新一じゃあない......新一は...そんな恐ろしい目をしていない!」

    蘭「お父さんを返して、新一を返して!」

    コナン「出来ない相談だな、それと俺の...オレの名を呼ぶな」

    コナン「オレの名を呼んでいいのはこの世に1人だけだ」

    蘭「しんい」

    コナン「じゃあな、蘭」パスッパスッ

    バタン

    蘭「......」

    灰原「お疲れ様」

    コナン「ああ」

    灰原「気分はどう?悲しい?」

    コナン「別に。ただ」

    灰原「ただ?」
     
    コナン「絶望しきった死に顔も悪くはないかな」

    灰原「そう、良かったわね」
     
    ここの空気に触れて一瞬前の彼に戻った気がしたけど、すぐ消えた。

    彼女を手にかけた事で、遂に彼は自分を殺し新しい自分になった。

    最早彼が今後どうするか分からないし制御出来るとも思えないけど。

    永遠についていこう、添い遂げよう。

    彼への愛に生きることが私の全てだから。

    灰原「行きましょうか」

    コナン「ああ」

    蘭「......」

    コナン「......さよなら、蘭」バタン

    その後の彼等の行方はようとして知れない。

    だがきっと今もどこかで2人で生きているのだろう。

    そう、いつまでも2人で。

    灰原「ねぇ?」

    コナン「ん?」

    灰原「私達......」

    灰原「ずっと一緒よ、工藤君」








    70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/17(木) 14:48:41.18 ID:l4w5TQ0M0

    ご観覧ありがとうございました。
    御支援いただいた方にはお礼を言えず申し訳ありませんでした。

    拙い話でしたが読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。





    71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/17(木) 16:31:55.65 ID:7iwLkAAMO

    いい感じに壊れてるな
    最高だ






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:40:11.87 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「よう、授業中悪いね!お前らは今から全員人質になってもらおうか」

    先生「な、なんだね!?君たちは!!?」

    テロリストB「黙って命令にしたがえ命はないぞ?」

    生徒たち「ざわざわ・・・」

    俺(テロリストは全員で10人・・・しかも全員銃を持ってるぞ・・・)

    俺(とりあえず>>5をしてみるか・・・)





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:40:53.03 ID:94jpp0UH0

    マカンコウサッポウ!





    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:11.07 ID:1CiVhaER0

    寝返り





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:21.41 ID:qOUJdy9Q0

    トランザム





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:28.08 ID:hSFdkIm/0

    仮面ライダーに変身





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:42:27.89 ID:DZLzxCM80

    まさかの特撮モノ





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:43:12.87 ID:6nz9kCLc0

    こいつらショッカーか





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:44:00.85 ID:IQFLIj1Ui

    イーッ




    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:04.43 ID:QHBBQ2XK0

    俺「待て!!!!」

    テロリスト達「な、なんだ!?」

    俺「らいだああああああ!変身!!!!」

    パカンッ

    俺「」

    テロリストA「動くなと言ったろ?ワザとはずしたんだ二度目は無いぞ」

    俺(俺は仮面ライダーではなかったから変身できないんだ・・・もうおかしなマネはやめよう)

    俺(怖いテロリスト怖いよ・・・>>18をして落ち着こう・・・)





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:41.36 ID:xd6xW3wW0

    カンニング





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:46.81 ID:6XJog28c0

    オナニー





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:48.65 ID:BgN2WSP20

    オナニー





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:54.03 ID:ZCS+5+yY0

    オナニー





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:47:18.04 ID:/4dMYo+H0

    オナニー





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:47:25.40 ID:ZCS+5+yY0

    連続オナニーて・・・





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:49:16.50 ID:erlrUQeY0

    オwwwナwwwニーwwwwwwwwww





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:50:23.38 ID:9lj0IQDK0

    今日もVIPは平常運転





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:52:01.19 ID:QHBBQ2XK0

    俺(そうだオナニーして落ち着こう・・・昨日のおかずを思い出して・・・)

    シコシコッ

    女子生徒たち「きゃあああああああああああかあ」

    テロリストC「うわ、こいつなにしてんだ!!!」

    パンパンパンッ

    女子生徒たち「ぎゃああああああああ」

    テロリストA「うるせえんだよ、てめえ、面白い奴だな殺すのは後にしてやるよ」

    俺(俺のせいで声をあげた女子達が射殺されてしまった)

    俺(次はどうするか・・・試しにテロリストBに話しかけてみるか・・・話題は>>34だ)





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:31.11 ID:DZLzxCM80

    オナテク





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:31.17 ID:/4dMYo+H0

    アニメ





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:33.86 ID:9lj0IQDK0

    広島電鉄





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:55:29.16 ID:erlrUQeY0

    ひwwwろwwwでwwwんwwwwwwwwww





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:56:30.66 ID:9Rx2G2ex0

    広島県民だけど正直ワロタ





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:59:51.60 ID:Tii5G+720

    >>1多分困ってるな





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:02:18.16 ID:QHBBQ2XK0

    俺「おいそこのやつ」

    テロリストB「あ?なんだよ」

    俺「広島電鉄って知ってるか?」

    テロリストB「知らねぞ、なんだそりゃ?」

    俺「俺も知らない」

    テロリストB「は?ふざけてんのかよ!!?」

    俺「ご、ごめんなさい」

    テロリストE「広島電鉄株式会社(ひろしまでんてつ、英: Hiroshima Electric Railway Co., Ltd.)は、広島県を主たる事業対象地域としている鉄道・軌道事業、バス事業、不動産事業を行う会社[1]。略称は広電(ひろでん)。」

    テロリストB「なんだE詳しいな」

    俺「へえー」

    俺(俺は数十分間Eが語る広島電鉄についての話をBと聞いた、すこしためになった)

    俺(こんなことをしてる場合ではない俺の好きな女の子が気になるな・・・)

    好きな女の子(ビクビク・・・)

    俺(どうやら怯えてるな、>>54をして励ましてあげよう)





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:27.08 ID:erlrUQeY0

    オナニー





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:28.68 ID:P+krEJPJI

    スマブラ





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:30.81 ID:r37yyxKd0

    セックス





    80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:13:55.57 ID:QHBBQ2XK0

    俺「好きな女の子ちゃん・・・」

    好きな女の子「な、なに俺くん・・・?」

    俺「セックスしてあげよう」

    好きな女の子「え」
    ガバッ!!

    俺「好きな女の子ちゃん!!ひとつになろう!!!!」

    好きな女の子「やだ・・・!やだよ俺くん・・・!」

    俺「おいおい、大声出すと他の女の子みたいに撃ち殺されちまうぜ?」

    好きな女の子「そ・・・んな・・・」

    ドガッ!!!
    俺「うがあああああああ!!」

    テロリストD「やめな、このくずやろうめ」

    俺(思いっきりなぐられた、痛い痛い)

    テロリストF「こいつは女子とは離しておこう」

    俺はひとり教室の隅に立たされた

    俺(くそ・・・もうすこしだったのに・・・そうだ武器が欲しいな、たしかロッカーに>>85があったな・・・)





    82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:14:54.30 ID:puSO8Vsv0

    デリンジャー





    83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:14:59.27 ID:tETEC7ww0

    ゴジラ





    84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:04.35 ID:9lj0IQDK0

    バールのようなもの





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:05.20 ID:5/cBLxhK0

    ブルドーザー





    93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:41.01 ID:mUfO2F/k0

    >>85
    ワロタwwwwwwwwwww





    96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:16:16.25 ID:Hxs17VxU0

    >>85
    ロッカーでかすぎわろたwww





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:35.81 ID:I0kgTpT50

    格納庫の間違いじゃねえのかwwww





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:14.07 ID:QHBBQ2XK0

    俺(たしかブルドーザーがあったはずだ・・・しかしこのままロッカーからブルドーザーを出そうとしたら見つかって殺される・・・)

    たかし(大丈夫か俺)

    俺(ああ・・・)

    たかしは俺の大親友、だからアイコンタクトでお互いなにが言いたいのか解るのだ

    俺(そうだ、たかしにテロリストの気を引いて貰おう・・・たかし!>>102をしろ!!!)





    101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:28.75 ID:Gaq28UO10

    敵味方構わず無双する未来しか見えない





    102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:38.83 ID:9lj0IQDK0

    京福の説明





    107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:20:57.08 ID:erlrUQeY0

    まーた鉄道かよw





    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:30:08.15 ID:wGYawJ0ci

    >>1を困らすなwwww





    117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:30:40.34 ID:QHBBQ2XK0

    たかし「テロリストの奴ら話がある!」

    テロリストA「なんだ?」

    たかし「京福電鉄の話だ」

    テロリストA「なんだそりゃ?」

    たかし「京福電気鉄道株式会社(けいふくでんきてつどう)は、京都市内で軌道事業(路面電車)とケーブルカー及びロープウェイを運営している会社である。東証二部に上場している。」

    テロリストA「へー」

    俺「へー」

    テロリストE「君とは話があいそうですね」

    テロリストと俺は数十分間京福電鉄についての話を聞いた、ブルドーザーの事はすっかり忘れていた

    テロリストA「で、何が言いたかったの?」

    パンッ

    たかし「あっ・・・」ドサッ

    テロリストA「俺は興味ないんだよ」

    俺(さて、どうしようか・・・そうだたしか携帯があった>>120に電話だ!!!)





    118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:11.09 ID:9lj0IQDK0

    警察





    119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:15.74 ID:WUrTCzt40

    楽しんご





    120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:20.34 ID:XX2/kyQ10

    いいとも





    129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:34:12.39 ID:5RZlp/wO0

    たかしwwwww





    130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:34:19.41 ID:85McdWeq0

    なんでだよwww





    137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:39:17.17 ID:QHBBQ2XK0

    ぷるるる

    タモリ「あれ?なんかかかってきたぞぉ」

    客「ざわざわ」

    ガチャッ

    タモリ「はい、タモリですが」

    俺「あ、あどうもはじめまして、お、俺と言います!」

    タモリ「はぁ、いま収録中なんですよ、なんの用事ですか?」

    俺「実は今教室をテロリストに乗っ取られていまして」

    タモリ「そりゃあ大変だねえ、まあいいや明日きてくれるかな?」

    俺「いいとも!」

    パンッ!パリーンッ!

    テロリストA「よくねえよ」

    携帯を壊された





    138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:00.69 ID:dXxB1j640

    わろた





    140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:15.16 ID:tETEC7ww0

    いいとも!じゃねぇよwwww





    141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:16.30 ID:5RZlp/wO0

    テロリストノリがいいwww





    142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:17.29 ID:FIG+e54t0

    もう殺されろよwwwwwwwwwwwwww





    143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:48.75 ID:9btzn/eY0

    ショッキングな電話だな





    144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:41:17.63 ID:9lj0IQDK0

    >>143誰がうまいこといえと





    148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:07.70 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「こいつもう隣の部屋で見張ってろ」

    俺はテロリストH.I.Jと一緒に隣の教室に連れていかれた

    テロリストH「おとなしくしとけよ、お前はAの言いつけで殺さないが、下手な事すりゃ痛い目にみるぜ?」

    俺(テロリストIとJはトイレに行った、いま目の前にいるのはHだけ・・・やるしかない、先手必勝>>150をお見舞いしてやる!)





    149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:42.41 ID:5RZlp/wO0

    せいし





    150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:42.93 ID:9lj0IQDK0







    155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:50:10.81 ID:QHBBQ2XK0

    俺「くらえ!!」

    俺はおもいっきり氷を投げつけた

    テロリストH「うあ、冷え!!!」

    俺「うらあああああああああああ」

    俺は氷でテロリストの頭を殴るっ!!!

    ドシャアアアッ

    血しぶきが舞う

    テロリストH「ぎゃああああああああ」

    俺「とどめの>>161だああああああああ」





    158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:01.38 ID:5+kA+nDb0

    セックス





    159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:03.72 ID:wl+5nbwZ0

    去勢





    160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:05.82 ID:puSO8Vsv0

    ディープキス





    161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:09.22 ID:kZ34vI2F0

    アナル開発





    167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:52:48.41 ID:MQdk1nJsI

    >>161 ちょwwwww





    168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:54:35.39 ID:gGKvmxd3O

    >>161
    らめぇぇぇぇぇぇぇえええ





    179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:00:06.49 ID:QHBBQ2XK0

    俺は倒れているHのズボンとパンツを速やかにおろす・・・ッ!!

    テロリストH「な、なにをするきだぁ!?」

    俺「フッ・・・お前を壊すのさ・・・!!!」

    俺は俺自身の硬く!太い!尖った氷!をテロリストのケツのあなにぶち込んだ!!

    テロリストH「ふが!?」

    テロリストHの口を塞ぎ声をださせないようにする、奴は狂ったように暴れるが俺は容赦無く腰を動かす!!

    数分後奴は壊れた

    俺(さて、こいつから銃を奪うか・・・そろそろ他のテロリストが戻ってくる・・・こいつ変装をするか・・・倒れているテロリストHはどうするか・・・>>185)





    182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:00:56.15 ID:4xMFBKoC0

    死姦





    183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:10.89 ID:aQo1OA/F0

    kskst





    184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:15.64 ID:k1DCEoXM0

    ポイ捨て





    185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:18.14 ID:XoZq8Hw30

    追撃のアナル





    192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:03:17.17 ID:kgiAXgix0

    もうやめて!
    Hのライフはゼロよ!





    193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:06:24.32 ID:QHBBQ2XK0

    俺(とりあえずロッカーにでも隠しておこう・・・だがその前に・・・)

    ズボッズボッ!!

    俺「うんぁ・・・うぉぉ・・・」ビュルビュル

    テロリストH「・・・」ビクンビクン

    俺(さて、気は済んだしロッカーに入れよう)

    ガシャンッ

    テロリストI「もどったぞ、あれ?あのガキはどこいった?H?」

    俺「えーっと・・・>>200」





    195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:07:26.19 ID:wl+5nbwZ0

    ロッカーに隠れてるみたいで…





    196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:07:41.55 ID:o+5XKPa40

    ロッカーの中さ!





    197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:14.40 ID:dXxB1j640

    アナルの中さ!





    199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:23.28 ID:WUrTCzt40

    ママに連れてかれたよ





    200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:25.75 ID:kZ34vI2F0

    俺が美味しく頂きました





    211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:11:40.30 ID:p7fbyXeq0

    どっちの意味の美味しく・・・





    213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:14:23.86 ID:QHBBQ2XK0

    俺「俺が美味しくいただいちゃったんだ?」

    テロリストI「は?どういうことだ?」

    俺「だからいただいたの」

    テロリストI「おい、もしヘマをして逃がしたならAがただじゃおかないぞ、とりあえずAに報告しに行くぞH」

    テロリストJ「Hくん・・・?どうしちゃったの?いつもならそんなヘマしないでしょ?」

    俺「美味しかった」

    テロリストI「だめだな、こいつあのガキに影響されたか」

    テロリストJ(どうしようこのままじゃH君が殺されちゃう・・・)





    219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:21:35.69 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストI「A、どうやらHがあのガキを逃がしたみたいなんだ」

    テロリストA「なんだと・・・?本当かH?」

    俺「美味しかったよ」

    テロリストA「はは、覚悟しろよ?」カチャッ

    テロリストJ「待ってください!Hもワザとやったわけでは無いんです!私たちがトイレに言ってたから!」

    テロリストA「だが逃がしたのは事実だろ?」

    テロリストJ「そ、それは・・・」

    テロリストA「わかったこうしよう!」パンパンッ

    テロリストJ「そ、そんな・・・H君・・・す・・・」ドサリッ

    Jは殺された

    俺(なんだ、なんか知らないがテロリストが減ったぞ)





    222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:23:36.57 ID:si+hUYC30

    このまま内部崩壊まで持ってくか





    223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:23:43.48 ID:5RZlp/wO0

    パンパンッ(意味深)





    225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:28:00.52 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「前からテロリストには女はいらないと思っていたんだ」

    パンッパンッ

    テロリストI「あがぁ・・・」

    テロリストA「こんなガキの変装も見破れない無能のIも死ねよ」

    ばれていたようだ

    テロリストA「さーて、もうお前には十分楽しませてもらった、死んでもらおう」カチャッ

    俺「くっ・・・敵は7人・・・こっちにも銃はあるが不利だ・・・しかしやるしかない・・・>>228するぞ!」





    226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:28:45.28 ID:z4MLlYAQ0

    ダイナマイトで自爆





    227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:29:10.21 ID:6aOMIte30

    開発





    228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:29:16.01 ID:ltX83sdR0

    南斗獄屠拳





    234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:39:12.27 ID:QHBBQ2XK0

    俺「南斗獄屠拳!!!」

    俺はがむしゃらに飛び蹴りでテロリスト達に突っ込んだ

    ババババババババババッ

    生徒たち「ぎゃああああああああああああああ」

    テロリスト達「うおああああああああああああああ」

    わりとうまくいった、生徒たちとテロリスト達の四肢が吹っ飛んだ、この中に好きな女の子ちゃん居たことをすっかり忘れていた

    テロリストA「くそっ!なんてやつだ!」

    テロリストB「ちくしょう!!?なんてことを!人質みんな殺しやがった!こっちも4人やられたぞ!」

    俺「俺はこんなにつよかったのか・・・ふふふ!はっはっはっ!」

    テロリストD「なにがおかしい!!?クソ野郎め!!!」

    俺「俺はつよい!!!!なんでもできるぞ!!!まずはBに>>241してやる」





    239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:40:43.79 ID:kwTovEyR0

    すごく強いパンチを





    240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:40:57.26 ID:kZ34vI2F0

    ジャンピング土下座





    241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:41:04.20 ID:UfftbHB/0

    マッサージと見せかけてまん地固め





    244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:46:40.40 ID:QHBBQ2XK0

    俺「マッサージしてやるよ」

    テロリストB「は!?誰がさせるかよ!!!」

    バンバンッ

    テロリストB「ひぎゃあああああああああ足が亜ああああああ」

    俺「言うこと聞けよ」ガシッ

    テロリストB「な、なにするきだああああああ」

    卍    が    た    め    だっ!!!

    ギリギリギリ

    テロリストB「うああああああああああああああ」ビュルビュル

    数分後大量出血でBは死んだ

    俺「あれ?Dは逃げたか?まあいい、残るは貴様だけだなA」

    テロリストA「ふっふっふっ・・・おもしれえやってやる!!」

    俺「くらえ・・・>>250だ!!!」





    249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:48:23.30 ID:Q/EqHAD80

    テクノブレイク





    250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:48:33.95 ID:cqtbM/cJ0

    謝罪





    253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:49:02.72 ID:8iHfO2KQ0

    これはwwww





    257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:54:02.94 ID:QHBBQ2XK0

    俺「悪かった」

    テロリストA「な・・・なんだと・・・?」

    俺「俺が悪かったよ、ごめん」

    テロリストA「・・・な、なぜあやまる!!今からだろ!!今からが楽しいんだろ!?あやまったら全部終わっちまうんだぞ!!」

    俺「俺はたくさんお前の仲間たちを殺した、それは悪いことなんだ・・・」

    テロリストA「そんな事は知ってる・・・」

    俺「だから俺のクラスメイトを殺したお前も俺に謝らなくちゃいけないんだ」

    テロリストA「・・・」





    258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:55:35.10 ID:n2G/Ykfv0

    女の子襲おうとしたのは悪くないのかよwwwww





    264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:59:19.88 ID:QHBBQ2XK0

    俺「どうだ?」

    テロリストA「はは、そうだな・・・・・・ごめん、ごめんなさいだ!!」

    俺「なんだ、テロリストだって謝れるんだな」

    テロリストA「まったく恥ずかしいぜ、このクラスを乗っ取ってアレコレしてやろうとしたのにこのざまだ」

    俺「死んだ部下にもあやまっておけよ」

    テロリストA「お前も巻き込んで殺したクラスメイトにあまれよ」

    俺「そうだな」

    ごめんなさい、俺たちは死んだ友達にも謝罪をした





    265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:05:42.13 ID:wl+5nbwZ0

    感動した





    267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:06:17.51 ID:CD4oLVyn0

    全俺が泣いた





    269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:07:27.30 ID:QHBBQ2XK0

    窓から見える景色は綺麗な青空だ、まるで俺たちの心を写したように

    テロリストA「でも俺って本当にひどいことしちまったんだよなぁ、死んだやつらには許してもらえないからな、ちょっと胸が痛むよ」

    俺「・・・俺が許すよ」

    テロリストA「・・・なんだと?」

    俺「人は許しあうことで強くなり、成長できるのさ・・・だから俺はお前を許す」

    テロリストA「なるほどな・・・なら俺もお前を許すよ・・・」

    こうして俺たちは死んだみんなに見守られながらお互いを許しあい、罪から解放されたのだった・・・



    テロリストD「お前らなんかしんでしまええええええええ!!!!」ギャルルルルルッ

    バキバキバキバキバキバキバキバキッ!グシャベシャベシャ!!!

    俺たちはブルドーザーに轢かれて死んだ

    おわり





    273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:04.75 ID:qo6axq6e0

    ちょwwwwwwwwwwwwwww





    275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:30.38 ID:aaBwZh5hi

    いや、よくやったよ

    俺は評価する





    276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:42.86 ID:KW8BkBNki

    最後台無しじゃねーかwwww





    278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:13:52.97 ID:I64rL9LS0

    笑い過ぎて泣いたよ





    280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:14:54.85 ID:HIKRYV4J0

    ブルドーザーで締めたのは評価する





    284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:18:57.19 ID:7XP1xUPm0

    中々の良スレだった。
    一乙!





    287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:24:32.28 ID:JTSQMZEO0

    伏線回収していきやがった





    288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:25:25.71 ID:6nz9kCLc0

    ブルドーザーは伏線だったのか…





    293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:37:19.14 ID:lJJnVbiNI

    ちゃんとブルドーザーを忘れずに使ったとは・・・やりおる








    ※グロ描写あり

    1: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:03:34.44 ID:ZqZKzP3U0

    毎日、外の音に怯えていた。
    例えまともな来客があろうと、俺はドアを開けなかっただろう。
    扉の向こう側の話し声が怖くて、カーテンを締め切った薄暗い部屋で、一人布団を被っていた。

    耳を塞いでいても、甲高い子供の声だけは鮮明に聞こえた。それが家に向けられたものであろうが無かろうが、俺には関係無かった。すべての音が俺を蝕んでいく。

    所詮、俺にできることは指を耳に突っ込むぐらいだった。その程度ではほとんど変わるはずもなく、少し音量を絞っただけの騒音が、今日も響き渡る。

    扉を壊さんばかりのノックの音、何かのスプレーを噴射する音、窓に固いものがぶつかる音、ガラスが割れる音、そして極めつけはドアを蹴飛ばし大人が怒鳴る声、防ぎきれない多様な音に俺はもう耐えられなかった。

    次第に俺は俺自身の音さえも必死に押さえ込むようになり、居留守を使うようになった。どんなに小さな音でも心臓が止まるほど緊張し、家の中いるのがバレてしまうのではないかと恐怖に囚われた。
    実際は、そんなことをしようとしなかろうと、俺が中にいるのはバレバレだった。

    まだアカデミーにも通っていない俺に、家以外の居場所などなかったからだ。
    明らかに俺に向けた罵詈雑言か、扉の向こうから聞こえてくることもあった。

    あの薄い扉一枚だけが自分を守る砦だと思うと、俺は抱えきれないほどの不安に苛まれた。
    それでも俺には逃げる場所すらない。

    無駄だと頭では分かっていても、とにかくここにはいないと思わせたくて、音の出ることを徹底的に避け始めた。
    水を流す音が怖くて、トイレに行くこともできなくなった。
    冷蔵庫のドアを開ける音さえ、聞き耳をたてられているような気がした。

    中でもビニール袋のカサカサいう音が苦手だった。
    恐らく外に響くことはないが、妙に大きな音に感じてしまう。
    うっかり触れてはその度に冷や汗をかいた。
    未だにビニールの音は、俺にとって恐怖の象徴であり続けている。

    その結果、俺は本当に一日中、布団の中で過ごしていた。

    遂には、自分の呼吸さえ鬱陶しく思うほど、俺は追い詰められていた。
    耳を塞いだまま分厚い布団の裏側を見上げ、気まぐれに呼吸を止めては、また息を吸ってしまう自分に嫌気が差す。
    もう、いっそ死んでしまいたかった。

    そんな俺でも、鍵が開く音だけは楽しみにしていた。父さんが任務から帰ってきたという合図だからだ。
    その音が聞こえたらやっと一日が始まる。
    俺は嫌でも夜型になるしかなかった。





    2: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:05:20.53 ID:ZqZKzP3U0

    とある日、いつもよりかなり早く、家のドアはあの待ち望んだ音をたてた。
    父さんと話している間だけは、やむことのない騒音を忘れることができる。
    任務明けにいつも待ち構えている俺は、父さんからしたら迷惑だったかもしれない。

    それでも、父さんは嫌な顔一つせず俺の相手をしてくれた。
    世間がなんと言おうと、俺にとってはただ一人の味方であり最高の父親だった。

    そして今日もまた、いつもと同じ笑った父さんの顔を見ることができるはずだった。

    その日も俺は日中に活動することはなく、鍵が開く音がするまで眠っていた。
    まだ重く垂れ下がる瞼をこすり、ゆっくり布団から這い出たとき、俺の耳は異常事態を敏感に察知しとっさに屋根裏へと隠れた。

    狭く埃っぽい屋根裏で音をたてないよう慎重に体をよじり、わざと開けられた板の隙間から自室を見下ろす。
    月明かりに照らされた見覚えの無い男が二人、金属製の棍棒を担いで中へと入ってくるのが見えた。

    二人共、父さんがつけているベストと同じものを着ている。中忍以上であることは確実だった。

    いくら気配を消しても、見つかるのは時間の問題だと身構えた時、片方の男が歩みを止める。

    そして何を思ったのか、おもむろに棍棒を振り上げ家具に叩きつけた。
    木製のタンスは大きくひしゃげ、上に飾られていた写真立てのガラスと木片が散らばった。
    ゲラゲラと笑い声をあげる男は、土足のまま室内をうろつき、鈍器を振り回した。
    白色の枠に囲われた母の写真が、何気ない足の下敷きになる。

    もう一人の男も何がおかしいのか、笑いながら扉や壁を蹴り飛ばし穴を開けていた。
    そのまま男は別の部屋へと移動し、様々な音をたてる。
    破壊音であることだけは間違いなかった。

    その間も眼下では棍棒がところ構わず振るわれる。
    部屋の全ての物が、何かしらの損傷があることを確認し、目の前の男も別の部屋へと消えていった。
    家中からありとあらゆる破壊音と下卑な笑い声が響く。

    余りの出来事に、俺は叫び声すらあげられなかった。
    次元の違う恐怖に手足は小刻みに震え、歯はガチガチと音を立てる。
    涙こそでなかったものの、数分も経たない内に強烈な睡魔に襲われ、地獄のような現状から逃げるようにして俺は深い眠りに落ちた。

    そのお陰かどうかは知らないが、男達は最後まで俺を見つけ出すことはなかった。
    この日の事は今も鮮明に俺の頭に刻み込まれている。





    3: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:06:45.41 ID:ZqZKzP3U0

    しばらくして正気づくと、男達はすでに引き上げていたようだった。
    気配を入念に探り慎重に天井から降り立つと、執拗に荒らされた部屋は、上から見ていた様子よりずっと酷い有り様に思えた。

    蛍光灯とカバーは見るも無惨に散らばり、他の残骸と共に床を埋め尽くしている。
    これでは電気をつけることすら出来ない。

    それでも月の弱い光を受けて浮かび上がる部屋でさえ、俺にとっては愕然とするものだった。
    所々塗装が抉られ歪んだ家具に、穴の空いた窓や壁、廊下まで吹き飛んだ扉やヒビの入った姿見を見て、俺は意識が遠くなる気がした。

    だが、現実は再び気絶することさえ許してはくれなかった。
    ただ呆然と立ち尽くしている訳にもいかず、俺の足は箒が置いてある台所へと向かった。

    二人組による被害は家全体に及んでいた。当然、台所だけが免れているはずもなく、食器類や棚のガラスはやはり粉々に打ち砕かれていた。

    割れた窓から月明かりと冷たい夜の空気が侵入する。
    記憶と薄明かりを頼りに、箒を探した。

    台所の床一面に陶器の破片が散乱し、箒より先に一際月光を反射する白いコップの残骸を見つけてしまった。
    母が生前大事にしていたらしい、いつも食器棚の手前にしまってあったコップだ。
    見覚えのある花の模様と持ち手の一部だけが残り、粉砕されていた。
    この時も、まだ俺は涙が出てこなかった。





    4: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:08:05.04 ID:ZqZKzP3U0

    暗がりの中をモソモソと動き、鋭利な凶器と化した床を箒を左右に滑らせながら歩く。
    そのときには、すでに俺の両足は血まみれになっていた。
    真っ先に靴を玄関に取りに行けば、もっと楽だっただろう。

    それを選ばなかったのは、単純に怖かったからだ。
    まだ扉の外にアイツらがいるかもしれない。
    そう思うと玄関に近寄ることなど出来なかった。

    仕方なく台所にあった大嫌いなビニール袋を足に履いて、明かりが灯らない廊下を進んだ。
    立っているだけで激痛が走ったが、なにかやっていないと、どうかしてしまいそうだったのだ。

    破片がぶつかり合う高い音と箒が床を擦るザッザッという音、それにビニールの不愉快な音が重なり、いつしか足の痛みも忘れ単調な騒音だけが頭を支配する。
    きっと、俺なりの自衛であり現実逃避だったのだろう。だから、誰かがドアを開けた音さえ、俺は気がつかなかった。


    「カカシ……」


    大人の声が背後で突然響く。度肝を抜かれた俺は、聞き慣れた声だとも気がつかず反射的にクナイを構えた。
    そんな俺を見て、父さんは悲しそうに呟いた。


    「………ごめんな……」


    俺は、父さんの姿を見てやっと涙が溢れだした。
    箒はいつの間にか手から滑り落ち、痛覚を取り戻した足を引きずって、地獄に現れた唯一の味方にすがり付いた。
    このままいつまでも何も考えず、父さんに抱きついて泣いていたかった。

    もしかしたら父さんも泣いていたのかもしれない。
    暗くて顔はよく見えなかったが、体が小刻みに震えていたのを覚えている。

    鬱陶しく泣きじゃくる俺を父さんは嫌がることなく、朝まで抱きしめていてくれたんだと思いたい。
    でも、実際はどうだか分からない。

    いつの間にか泣き疲れて寝ていたらしく、やっと目が覚めた時には、父さんはすでにクナイで首を切り裂き自殺していた。
    冷たい体から、血液が一滴残らず排出されたのかと思うほど、床一面が赤く染まっている。
    壁にも血飛沫が飛んでいた。

    静まり返った部屋を、朝を告げる小鳥の鳴き声だけが、いつも通り響いていた。





    7: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:36:15.84 ID:ZqZKzP3U0

    あれだけの扱いをしておきながら、葬式だけはしっかり行う木の葉を、この時ほど恨んだことはない。

    見たくもない顔が形だけの喪服を纏い、死者を悼む表情を作り込んでいる。
    どの面下げて参列しているんだと、怒鳴り付けられるほど俺は成長していなかった。

    その気味の悪い集団に、俺はあの二人を見つけてしまった。
    明るいところで見ると、男というより少年と言った方が正しいように思える。
    あろうことか、二人揃って涙を流していた。
    俺の涙は枯れてしまったかのように、一滴も出てこなかった。
    なのになぜあんな奴等の方が堂々と泣けるのだろう。

    すすり泣きや嗚咽が不気味に響き渡り、俺は吐き気をもよおした。
    いっそ吐いてやれば良かったと今なら思えるが、その時の俺は父さんを自殺に追い込んだ他人などに気を使い、吐き気を必死に押し込んでいた。

    誰が喪主なのかも分からないまま、白煙がゆらゆらと空に上っていくのをぼんやりと見つめ、自分はなぜこんな所に立っているのかふと疑問に思った。

    父さんが間違っていたのだろうか。
    確かに忍者にとって、仲間の命よりも任務の方が大事に決まっている。
    それは俺でも分かることだ。
    しかし、それはこれほどまでの仕打ちを受けなければいけない事だったのだろうか。
    自殺しなければいけない程のことを、父さんはしてしまったのだろうか。
    ルールや掟の方が、父さんの命よりも重かったのだろうか。


    ……きっとそうなのだろう。
    でなければ、俺はこれから木の葉の里でどう生きていけばいいのか分からない。
    里を恨んで生きていく道など、当時の俺は思い付きもしなかった。
    大多数の意見の方が正しいに決まっていると、自分に言い聞かせてしまった。


    ここで、俺は里の方針通りの歪みきった決断をする。
    父さんのようにはならないと、誓ってしまったのだ。
    幼さが俺をルールや掟に固執させ、それに忠実に従うことで無駄に自信をつけていった。

    その呪縛は何年にもわたり俺を縛り付け、大きな犠牲を払うことになる。
    そして、俺は「写輪眼のカカシ」として、生き始めることになった。





    9: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:39:35.00 ID:ZqZKzP3U0

    年を重ねるごとに喪失感は増していき、あまりに愚かすぎた自分への後悔は膨らむばかりだった。
    慰霊碑にいくら足を運ぼうと、誰も帰って来はしない。
    それでも、ふと気がつくと俺は慰霊碑の前に居た。

    あの時、どんな判断をしていれば最善だったのだろう。
    里を憎み、反発していれば良かったのか。
    それとも、俺も父さんの後を追っていれば良かったのだろうか。
    今さら何を思おうと全てが無意味だった。
    何時間、石の前で佇んでも、何かが変わることは無い。
    俺はすべてを諦め、惰性で生きていた。


    そんなある日、火影様に呼び出された俺は、また下忍試験の試験官を任せると言い渡された。
    俺にはやる気が無いことを、いい加減気が付いてくれないものだろうか。
    うんざりしながら仕方なくリストを確認すると、そこには心を揺さぶるような名前が連なっていた。

    うずまきナルトがミナト先生の息子だということは知っていた。
    俺が面倒を見れるなら嬉しくはあっても、拒絶する理由がない。
    うちはサスケについても、写輪眼を有する上忍が俺以外にいないので、俺が適任だと言えるだろう。

    しかし、春野という名字を見た瞬間、俺は凍りついた。あの葬式の日、俺は件の二人の後をつけたのである。
    いくら父さんが間違っていたとしても、この二人だけは許せなかったのだ。

    片方は残念ながら途中で見失ってしまった。
    仕方なく残った一人を尾行すると、そいつは瓦屋根の家へと消えていった。


    表札の名前は忘れるはずもない。“春野”という二文字が、立派な桐の板に彫りこまれていた。





    11: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:42:28.57 ID:ZqZKzP3U0

    俺がいくら二人のことを訴えても、警務部隊は俺を軽くあしらい、調査もそこそこに引き上げていった。
    がらんどうの家と、血溜まりだけを残して、俺の周りからはたちの悪い連中も父さんも姿を消した。

    もう一人の少年は警務部隊の関係者だったのではないかと、勝手に憶測を巡らせたりもしたものだ。
    しかし、それは想像の域を出ることはなく、俺には春野という名字だけが刻まれた。

    それをこれだけの年数が経ち、まさか自分の担当する下忍試験のリストで見ることになるとは、露ほども思わなかった。
    だが、俺の手の中にある簡素な文書には、確かに春野サクラと記されている。

    尋常ではない気配を察知したのか、三代目は声をかけてくれた。
    柔らかい声に俺はふと我に帰る。

    同時に俺の中で、どす黒い考えが沸き上がった。
    火影様は全てを知って、ほくそ笑んでいるのではないか。


    「大丈夫か?今から一緒にナルトの家へ来てもらおうと思ったのじゃが……」


    すぐに下らない考えを振り払い、俺は火影様と共にナルトの家へと向かった。
    想像以上に汚い部屋と卓上の腐った牛乳が、一人暮らしの侘しさを物語っている。

    ナルトもまた孤独と戦ってきたのだと、物が散乱した部屋は、彼の波乱に満ちた人生を反映しているようだった。
    彼を下忍にしてやりたいなんて、試験官が思うべきではない感情が頭をよぎる。

    しかし、そんな思いにさえふっと影が差す。
    ナルトを部下にするということは、春野サクラを部下にするということと同義だった。

    ナルトの家を後にした俺は、遂に春野サクラについて一言も口に出さないまま、三人と顔を合わせることになる。

    どんなことを思えばいいのか、正直分からなかった。
    もしかしたら、名字が同じなだけの赤の他人かもしれない。

    もし、他人でなかったとしても、サクラには何の罪もないのである。
    当時産まれてすらいなかった彼女は、どうこじつけても復讐の対象にはならないはずだ。

    ……こんなに冷静に頭が回っていたのかと聞かれれば、全くの逆だと答えるしかない。
    次々と勝手に沸き上がる感情に苛まれながら、彼らの待つ教室の扉を開けた。
    頭上に仕掛けられた黒板消しにさえ、俺は気がつかなかった。

    俺の頭で見事にバウンドした黒板消しを見て、大成功といった体でナルトが飛び跳ねる。
    サスケは不安そうに俺を見た。
    そして、春野サクラは全身で「私は止めたんです」とアピールしていた。
    もしかしたら実際にそう口に出していたのかもしれない。


    それよりも俺は、特徴的な桃色の髪から目を離すことが出来なかった。


    「お前らの第一印象は…嫌いだ」


    やっと言葉を捻りだし、場所を移すことにした。
    解放感のある屋上なら、このはち切れそうな感情も少しは休まるような気がしたのだ。

    実際は屋上へと辿り着く前に、俺は平静を装える所まで落ち着いていた。
    三人の簡単な自己紹介を聞き、それぞれの人物像は俺の中におぼろ気ながら出来上がった。

    ナルトは、こんな里でどうやって真っ直ぐに育ったのか不思議だが、存在が眩しく思えるほど言葉が希望に満ち溢れていた。

    サスケは、やはり復讐に取り憑かれていた。
    何とかしてやりたいが、復讐の無意味さを説けるほど俺は綺麗な人間なのだろうか。

    サクラは、話を聞いた限り普通の女の子だった。
    サスケに恋心を寄せている、年頃の女の子。
    部下にならなければ、なんの接点もなかっただろう。
    つくづく自分の運命を呪うしかなかった。

    しかし、彼らを下忍と認めたからには、上司として責任を持たなければならない。
    下忍試験の演習から数日後、俺達は初任務へと向かっていた。





    13: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:47:26.05 ID:ZqZKzP3U0

    忍者には不似合いな、綺麗な桃色の髪が風になびく。
    俺はそれを見て、何を感じていたのだろう。
    俺に出来ることは考えないようにする事だけだった。

    任務を重ねるにつれ、三人共ある程度俺を認めてくれたらしい。
    慕ってくれるようになるには、後どのくらいかかるのだろう。
    もしかしたらそんな日は来ないのかも知れないが。

    今日も俺達は、雑用と言って良いような低ランクの任務をこなし、汚い声で鳴く猫を依頼主へと引き渡した。

    この時、ナルトがごねなければ未来は大きく変わっていたのかもしれない。
    再不斬や白との出会いもなかっただろう。

    波の国での任務で三人は大きく成長したはずだ。
    ナルトもサスケもサクラも、忍に必要な何かを感じ取ってくれたようで、俺は嬉しかった。

    ……嬉しかった、はずなのだ。
    何の雑じり気もない感情であって欲しかった。
    しかし、俺の記憶はそれを許さない。

    そばにいる時間が長くなっていくほど、心の奥で何かが疼き出していた。
    俺はそれを押さえ込むでもなく、ただ無視を決め込んだ。

    自分の汚い部分など見たい者がどの世界にいるだろう。
    そんな言い訳を自分にしつつ、俺はサクラ達と一緒に任務をこなし続けた。

    結局、俺はあの頃から何も変わってはいない。
    現実逃避しか出来ない人間なのだ。





    15: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 15:53:29.32 ID:ZqZKzP3U0

    自宅から外の景色を最後に見たのは、あの演習の日だっただろうか。
    ぴったりと閉じられたカーテンには、浅く埃が積もっている。
    日光を取り入れなくなってから、うっきー君は段々と萎れていき、遂には枯れてしまった。

    忙しいからと、逃げ続け鉢入れは未だ窓辺から場所を移していない。
    植物すらも枯死した今、陽光を必要とする者はこの部屋からいなくなった。
    しかし、カーテンだけでは全てを遮断する事は出来ず、光だけでなく外の賑わいも遮ってはくれなかった。

    いつまで過去を引きずる気なのかと馬鹿にされるだろうが、俺はサクラに抱く感情も去ることながら、外からの音も未だに苦手だった。
    子供の声が聞こえるとあの頃に戻ったかのような、錯覚に陥ってしまう。
    なので任務が無い時は、日がな一日、耳栓をして過ごしていた。

    音がなければ無いで、厄介な俺の頭は過去や悪意に囚われ始める。
    これについては、最近発症したらしい。
    強い後悔や反社会的な考えが浮かび上がっては、脳裏にこびりついて離れないのだ。
    おぞましい思考を打ち消そうとするたびに、必ず失敗した。
    それでも放っておくのは耐えられず、何とか消し去る方法を探り続けた。

    そんな事を繰り返していると、俺は強烈な睡魔に襲われる。
    昔から変わらない自己防衛の方法ではあったが、これも最近再発したようだった。
    今は任務に影響が無いことを祈るしかない。
    調べれば病名がついていそうなほど深い眠気が、無駄な思考の連鎖を強制的に終了させた。

    そのまま素直に眠りについても、安眠という訳にはいかず、次の日は酷い疲労感に加えどこかしらに不調が出た。
    こんな下らない毎日に終止符が打てるのはいつなのだろう。
    四人で撮った写真を見ては、ただ溜め息をつくしかなかった。





    19: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:03:09.48 ID:ZqZKzP3U0

    あの再不斬達の一件からしばらくたった時、ある些細な事件が起きた。

    本当にそれは些細なことで、気にする必要など無かったはずなのだ。

    なのに、俺は今でもこの日を忘れることが出来ない。

    誰かが、俺の本に落書きをした。

    字からして犯人はナルトだった。

    落書きという行為自体には薄ら寒いものを感じるが、ただのイタズラに本気で怒るほど俺は馬鹿ではない。

    ナルトに注意してその場は収まるはずだった。

    しかし、一ヶ所だけ文体が違う落書きを見つけてしまった。サクラだ、と俺は確信した。

    軽く、本当に何気ない感じでサクラにも注意する。

    ナルトは素直に謝った。サクラはというと……逆ギレした。

    「いつも遅れて来るんだから、そのくらい当然じゃないですか」何が、当然なのだろうか。

    遅刻と何か関連があるのだろうか。

    そのくらいという基準は誰が定めた物なのだろうか。

    なぜ俺が遅刻するのか考えたことがあるのか。

    それは誰のせいなのかお前は知っていて言ってるのか。


    遅刻は事実だし相手は女の子だ。

    むくれているだけの、普通の女の子だ。

    彼女と俺とは何の因縁もない。

    サクラに感情をぶつけるべきではない。

    そもそも全ては俺の責任だ。

    誰も助けられなかった俺が悪いのだ。

    言い訳などしていい筈がない。


    相反する意見が俺の中で交差し、俺は口に出すべきではない一言を吐き出してしまった。

    「……何が、当然なんだ?」

    結果、ただのイタズラに本気で怒る馬鹿に、俺は成り下がってしまった。





    20: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:07:59.47 ID:ZqZKzP3U0

    「だって……先生が悪いんですよ。私達いっつも何時間待たされてると思ってるんですか?それをちょっと落書きされたぐらいで怒るなんてどうかしてます」

    「俺は、遅刻との関連を聞きたいんだよ。どうやったら、この行為が正当化されるのか聞いてるんだ」

    「だから、いつも私達にしてる事を思えば、こんな些細な事どうでもいいじゃないってことよ。なによ、エラソーに……」

    「……遅刻と落書きが何か関係あるのか!」

    場の空気が凍りついたのは分かっていた。

    ナルトとサスケさえも、目を見開いて驚いている。

    それでも、俺の口は止まらない。

    「どこをどうやったら二つの事象が結び付くんだ!お前のやったことは報復にすらなっていない!ただの八つ当たりだ!」

    「か、カカシ先生!きっと、サクラちゃんも反省してるってばよ!なぁ、サクラちゃん!」

    「私は……」

    『報復にすらなっていない。ただの八つ当たりだ』あれは俺に向くべき言葉だった。

    「落書きぐらいで何をごちゃごちゃ騒いでやがる。こんなことどうでもいいだろ」

    「どうでもいい……?」

    「バカ!何言ってんだよサスケ!」

    「ホント、こんな下らない事で騒いじゃって、大人気ないわね」

    「もうやめろってばよ!サクラちゃん!」

    「……俺がどんな思いでお前らの上司やってるのか、考えたことがあるのか……!」

    「へっ?」

    「……元々俺には下忍試験の合否を判定する権利なんて無かったんだ!メンバーを見れば分かるだろ!これは三代目に押し付けられただけの立場なんだよ!なのに何が悲しくて、こんな目にまで遭わされなきゃいけないんだ!」

    「なんだと……!」

    「……最低……!」

    「そんな……そんな嘘だろ先生?合格って言ってくれたじゃねぇかよ……!俺たちの事、認めてくれたんじゃなかったのかよ!」

    吐き出してしまった言葉を取り消せるほど、世の中は甘くない。

    確かに俺の言ったことは、俺の胸の中でわだかまりを作っていた事だった。

    しかし、あの三代目が立場を押し付けてきたりする筈がない。

    事実、強制など一切されてないのだ。

    自分の中でそう納得していたのに、なんて馬鹿なことを口走ってしまったのだろう。

    今さら、全ては出任せだと伝えても、きっと誰も信じはしない。

    第七班はこの日、終わってしまった。





    21: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:15:41.84 ID:ZqZKzP3U0

    数日後、俺達はいつものように雑用をこなしていた。

    しかし、現場に流れる空気は重く、チームワークも壊れてしまった。

    いや、俺が壊してしまったんだ。


    いっそ、本当に思っていることを言えば俺の気持ちだけでも、晴れていたのかもしれない。

    結局のところ、自分を表に出すのが怖かったのだ。

    馬鹿らしい出任せよりはマシだったかもしれないのに、もう取り返しはつかない。


    恐らく本人は気が付いていないのだろうが、隣で作業をするサクラの髪がいちいち俺にぶつかってきた。

    別に作業の邪魔にはならない程度だ。

    本当にどうでもいい事なのに、酷くイラつくのはなぜなのだろう。

    俺はどうかしてしまったのだろうか。

    無言で距離を開ける俺に、鋭い視線が突き刺さった。

    意外にもサスケが俺の事を睨んでいた。

    見れば、サクラはかなり落ち込んでいるようだ。

    だからといってお前に俺を責める権利があるのか、サスケ。

    三時間ほど過ぎたのち、俺達は執務室に居た。

    事務的に任務内容を報告し、俺達は帰途につく。

    この日も第七班は俺以外、誰もいないのかと思うほど静かだった。

    しかし、何とかしようとすら俺は思わなくなっていた。


    扉を閉めて廊下をしばらく進んだとき、突然サクラが立ち止まった。

    予想外の行動に、俺たちも立ち止まり振り返る。

    これでもまだ、一言も発する者はいなかった。

    無言の重圧に苛立ちを覚え、俺は遂に耐えられなくなる。

    「……どうしたの」

    答えなければ無視して帰ろうと思っていた。

    ナルトとサスケも、何も答えないことを期待していたのかもしれない。

    しかし、サクラは口を開いた。

    「……ごめんなさい」

    きっとまた突っかかって来るんだろうと身構えていた俺は、拍子抜けしてしまう。

    同時に自分の馬鹿さを責めた。

    こんな子供が素直に謝っているのに、俺は何をしていたのだろう。

    だが、それに続く言葉がその後の俺達の運命を大きく変えた。

    「カカシ先生も謝ってください」





    22: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:29:34.75 ID:ZqZKzP3U0

    謝れば良かっただけなのだ。

    少し生意気な子供にやり直しのチャンスを貰ったと思えば、それで良かった。

    ただそれだけの事だった筈なのに、俺は本当に馬鹿だった。

    「……どうして俺が謝るのよ。理由は?」

    「いっつも遅刻してきている事に対してです。あの落書きは私だけが悪い訳じゃありません」

    「お前はそれが言いたかっただけなんでしょ。謝る気なんて最初から無かったんだな」

    「私も悪いとは思ってます。でも、先生だって悪いんだと思います」

    「悪いのはサクラちゃんまで巻き込んだ俺だってばよ!だから、これ以上喧嘩しないでくれよ……お願いだからさ……」

    サスケの舌打ちにすら腹が立つ。

    ナルトの無駄な仲裁も神経を逆撫でした。

    俺は本当にどうかしてしまったらしい。

    もう、歯止めはきかなかった。

    「あのね……俺は、お前達の面倒なんかみなくてもいいのよ。俺一人の方が、よっぽど楽だしな」

    「チームワークがどうのって、言ってませんでしたっけ?言うことコロコロ変えちゃって……」

    「お前は別だよ、春野サクラ。お前が俺の部下だなんて、考えるだけで吐き気がするね」

    「……落書きだけでそこまで言うんですか。呆れを通り越して凄いとまで感じますよ」

    「カカシ先生……それはちょっと言い過ぎだと思うぞ」

    「どうかな……。こいつは、俺の親父を自殺に追いやった奴の親族なんだよ」

    「えっ!?ど、どういう事だってばよ?」

    「何よ突然……。意味分かんないんだけど」

    声を荒げておかしな事を口走らないよう、慎重に呪いの言葉を吐いていく。

    サスケだけは表情を変えなかった。

    「お前の父親、桃色の髪だろ」

    「……そうですけど」

    「桃色の髪に春野……年齢的にも多分間違いないだろうな。恐らく、お前の父親が俺の家を執拗に荒らし回ったんだ。何が面白かったのか、馬鹿笑いしながら家中に穴を開けていった。その結果、俺の親父は自殺したんだよ」

    「お父さんはそんなことしません!」

    「なら本人に聞いてみろ。ま、正直に答えるって保証は出来ないけどね」

    「デタラメばっかり……。言い返せないからって嘘まで吐くなんてホント最低ですね!」

    水面下で俺は腸が煮えくり返っていた。

    長年の鬱積したものが、いつ腕を操り首を締め上げてもなんらおかしくはない。

    なんとか寸でのところで押さえ込んではいたが、サクラに罪はないなんて綺麗事はすっかり消え去ってしまったようだ。





    23: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:32:03.68 ID:ZqZKzP3U0

    「……俺は、嘘は吐いてない。聞いてみろって言ってるだろ」

    「じゃあ、本当にそんなことをしたならなぜお父さんは捕まってないんですか?おかしいですよね」

    「俺の家を襲ったのは二人組でね。恐らく、もう一人は警務部隊の関係者だったんだろう。まともな捜査は行われなかったよ」

    「なんですか、だろうって。そんなの憶測に過ぎないって事じゃ無いですか。お父さんが破壊してるのでも見たんですか?」

    「特徴的な桃色の髪の男が、家を荒らしていくのをこの目で見たよ。もう一人は別にして、犯人がお前の親族以外である可能性はほとんど無いだろう。年齢からしてお前の父親である可能性も限りなく高い」

    「ほとんどって……さっきからテキトーな事ばっかり。バッカみたい」

    「なんなら今からお前の家についていって確認してやってもいいぞ。お前の親族に犯人がいなかったら死んで詫びてやるよ。だがな、もし間違ってなかったら犯人の命を差し出せ」

    「何言ってんのよ……!」

    「お前は自分の父親を信じているんじゃないのか?このくらいの約束軽いもんでしょ。それとも親戚に思い当たるやつでもいるのかな?」

    「そんな……!」

    「なぁ、もうやめようぜ!俺ってばこんなの嫌だ!なんでこんなことになっちまうんだよ!」

    「……ナルトの言う通りだ。仲良くしろとは言わねぇが、これはやり過ぎだ」

    「サスケ……お前に俺を止める資格なんてないでしょ。お前だって復讐に囚われているんじゃないのか」

    「俺達は仲間なんだろ。内輪揉めを止めて何が悪い」

    ……俺はサスケに何も言い返せなかった。

    確かに俺達は仲間だったはずなのだ。

    子供に八つ当たりをして、子供に止められて、俺は何をしているのだろう。

    二人のお陰でやっと我に帰った俺は、泣きたくなった。

    どんなに泣きたくても涙が流れることは無かったが。

    「……俺が悪かった、許してくれ」

    「ふざけないでよ……。もうアンタの事なんか先生だと思わないから」

    「サクラちゃん!」

    捨て台詞を吐き、サクラは今度こそ家路についたようだった。

    俺は少し迷ったが、ナルト達との別れも早々に切り上げ、サクラのあとをつけることにした。

    表に出してしまった以上、真実を確認しなければ気がすまなかったのだ。

    今日じゃなくても、今までいくらでもこんなチャンスはあった。

    しかし、俺は敢えて特定しようとはしてこなかった。

    もし何かが間違っていたら、犯人の手掛かりがなくなってしまう。

    誰のせいにすればいいのか、分からなくなるのが怖かったのだろう。

    それか犯人と対面した場合、何か間違いを犯してしまう気がして怖かったのかもしれない。





    24: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:39:08.49 ID:ZqZKzP3U0

    見知らぬ路地を抜け、サクラは一戸建てへと吸い込まれていった。

    どのタイミングでも、顔さえ確認できればそれでいい。

    それまでずっと張り込むつもりでいたが、その時はあっさりと訪れた。

    結論から言うと、あの日の人物はやはりサクラの父親だった。

    年をとってはいたものの、面影は失われていない。

    兄弟という可能性もなくはないが、最早俺はそんな事を言える精神状態ではなくなっていた。

    このときの最大の失敗は、顔を見たらどうなるか考えていなかった事である。

    一目見た瞬間、俺は憎しみではなく恐怖に囚われてしまった。

    あの日と同じように、手足が小刻みに震え体温が急激に失われていく。

    恨みや殺意など抱く余裕はなく、ガクガクと揺れる体を支えきれなくなりその場で膝をついた。

    浅く温度の無い呼吸を繰り返し、早鐘を打つ心臓を押さえたまま体の自由が効かなくなり倒れこんだ。

    固い地面の感触を布越しに頬で感じ、土の匂いが鼻につく。

    強い睡魔が追い討ちをかけるように、俺を襲った。





    25: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:40:14.76 ID:ZqZKzP3U0

    しばらくして目を覚ますと、辺りは暗くサクラの家には明かりが灯っていた。誰も俺が倒れていることに気がつかなかったらしい。

    頭痛が収まらない頭を抱えて、何とか体を起こし地面に座り込んだ。

    ゆっくりと記憶を辿っている内に、ふと疑問に思った。

    任務でさえこんなことにはならなかったのに、なぜ俺はここまで恐怖を感じなければいけないのだろう。

    間髪入れず、自分でも驚くほどの膨大な殺意が沸き上がった。

    今すぐにでも喉をズタズタに切り裂いてやりたい。

    いや、目ん玉抉って口に捩じ込んで顎から脳天へ串刺しにして頭蓋骨カチ割って腐った脳味噌引きずり出して心臓を握り潰してやろうか。

    考えただけで吐き気がするが、目の前でサクラに性的暴行を振るえばあの男を自殺に追い込めるだろうか。

    こんなことを素面で思えるほど、俺は狂ってしまった。

    今までトラウマと対峙してこなかった代償だ。

    だが、今さら悔やんでも遅い。あの男をどうやって生き地獄に叩き込むか、俺の頭にはそれしか無いはずだった。

    しかし、次々と浮かぶ残酷なイメージを必死に引き剥がそうとする俺は確実に居た。

    右足のホルダーに伸びる手を、なんとしても止めなければならない。

    子供は大人の感情に敏感な生き物だ。サクラが妙に生意気なのも、俺の態度によるものだったのかもしれない。

    引き金を引いたのはサクラの落書きではなく、全て自分の責任なのだろう。

    自分の未熟さを自覚し、試験官を断ってさえいればこんなことにはならなかった。

    はたから見れば、忍者がただ座り込んでいるようにしか見えなかったかもしれない。

    衝動と理性で板挟みになり、泥沼にどっぷりと浸かってしまった俺は、そこから一歩も動くことが出来なかった。

    そして、結局俺はいつもしてきたように現実逃避の道を選ぶ。

    この出来事は俺の許容範囲を遥かに越えていた。

    何度も葛藤し悩み抜いた頭は休息を求め、再び睡魔を誘う。

    また倒れてしまう前に、ぐらつく体を引きずって全てから逃げるように自宅を目指した。

    もう、復讐なんてどうでも良くなってしまった。

    俺は心底疲れていた。

    早く眠りについて、何もかも忘れてしまいたかった。





    26: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:50:44.74 ID:ZqZKzP3U0

    しかし、命を絶たない限り、眠りは永遠ではない。

    短い睡眠を何度も繰り返している内に、目覚ましが終わりの来ない日々の始まりを告げた。

    朦朧とする意識の中、俺は寝台の上で身を起こす。

    強い眠気は未だ猛威を奮い、鈍い頭痛も健在だ。

    それでも昨日よりは冷静な自分が居た。

    夢を見ることで頭の中を整理しているのだと聞いたことがある。

    なら、今日の自分はどんな夢を見ていたのだろう。

    何も思い出す事は出来なかったが、かえってその方がいいのかもしれない。

    どうせろくな夢ではないのだ。

    今日も、俺は下忍達と任務に向かわなければならない。

    サクラにどんな顔をして会えばいいのだろう。

    彼らにどんな言葉をかければいいのか、考えたくも無かった。

    カーテンを締め切った薄暗い部屋に、秒針の音だけが響く。

    ずっと前、リンが死んだときに購入した縄の存在がふと頭を掠める。

    ただ、家には梁がない。

    ドアノブなら、もっと細いものの方がいいだろう。

    鉛のように重たい体をのそのと動かし、クローゼットに手をかけた。

    ベルトを一本引っ張り出し、長さを調節する。

    形見としてとってあっただけの、俺の趣味には合わない白いベルトは、長年の癖でまっすぐには伸びてくれなかった。

    あの日と同じように、小鳥の鳴き声が聞こえた。

    止めたはずの目覚ましが、再びけたたましい音をたてた。

    昨日と今日の違いなど、この部屋には何もないように感じる。

    しかし、たった数時間の出来事で俺は酷く疲れてしまっていた。

    重だるい疲労感と鈍痛を伴う全身の浮腫が、俺の心の内を現しているかのようだった。

    催眠術にかけられたかのようにフラフラと玄関を目指す俺の足を止めたのは、控えめなノックの音だった。

    しばらく音の意味が理解できずその場に立ち尽くしていると、扉は再び音をたてた。

    無視しても良かった筈なのに、判断力が鈍っていた俺は鍵へと手を伸ばす。

    そして、扉を開けてしまった事に深く後悔した。

    玄関先に立っていたのは、サクラだった。





    27: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 20:57:36.44 ID:ZqZKzP3U0

    なんと言って招き入れたのか、思い出せない。

    気がつくと俺は、彼女にお茶まで出していた。

    無言のまま正座をするサクラの顔は暗く、黙りこんでいる。

    このまま俺まで黙っている訳にもいかず、仕方なく口を開いた。

    「……どうしたの」

    意図せず昨日と全く同じ台詞を、サクラに投げ掛けることになった。

    彼女もまた、同じ台詞を繰り返した。

    「……ごめんなさい」

    昨日の記憶と結び付いて再燃しそうな何かを意識の外に置き、俺は次の言葉を待った。

    今度は何を言われても謝ってしまおうと、頭の中で予防線を張り巡らせる。

    今はサクラと言い争うより、土下座してでも帰って欲しいほど俺は憔悴しきっていた。

    「私……聞いてみたんです。先生が言ったことが本当なのか怖くなって……否定してもらえるとばかり思っていたら、結果は正反対でした」

    「……何の事?」

    「お父さんが……先生のお父さんを自殺に追いやったって……」

    予防線は全く意味をなさず、土下座するタイミングを失った俺は、何かに亀裂が入るのを感じた。

    あの姿見のような大きなヒビが、映った俺ごと侵食していくような気がした。

    収まらない目眩が俺の意識を徐々に遠ざける。

    「お父さん、後悔してました……謝りたいって言ってました。全て自分の責任だって……」

    サクラの言葉を聞けば聞くほど、崩れるスピードは早くなっていく。

    ただ何が崩れていくのかはさっぱり分からなかった。

    得たいの知れない現象に、猛烈な危機感と焦燥感だけが募る。

    こういう時に限って、日常の些細なことがやけに目についてしまう。

    本の並びが正しくない事や、カーテンに積もった埃や、写真の中の笑顔が俺を日常に引き戻してくれるような、きっとこれもまた現実逃避に違いなかった。

    聞こえてくる小鳥の鳴き声は、相変わらずいつもの調子で響いている。

    部屋はいつもと同じように薄暗く、積み上げられた書類の高さもいつもと変わらなかった。

    多分、俺以外は何もかも日常そのものだったのだろう。

    「先生は全てを知っていたのに、我慢してきてくれたんですよね。私が落書きなんてしなければ……本当にすみませんでした」

    謝罪を耳にしたのを最後に、今までとは比べ物にならない睡魔が俺の意識を奪った。





    28: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 21:02:03.42 ID:ZqZKzP3U0

    俺の意識は途絶えてなどいなかった。

    ただ、正気は失っていたと思う。

    急にニヤニヤ笑い出す俺をサクラはどう感じているのだろう。

    何にしろ、もう手遅れだった。

    サクラは何か勘違いをしたようだが、俺はガキに興味はない。

    俺の腕から逃げようとするサクラの左目に、手近にあったボールペンを突き立てる。

    悲鳴が響かないよう口を右手で押さえつけ、左手で眼球の中身をかき混ぜた。

    長年心を覆っていたモヤモヤが、ペンを動かすたびに晴れていく。

    インクが少しずつ混ざっていき、サクラの綺麗な翡翠の目は、赤黒くドロッとしたものに変化していった。

    何とか逃れようと死に物狂いで暴れているようだが、下忍の力などたかがしれている。

    いい加減飽きてきたのでボールペンを引き抜き、今度は左耳に突き刺した。

    くぐもった悲鳴が、手のひらの下から聞こえてくる。

    一体どこまで奥に入るのだろうか。

    力加減をしながら押し込んだつもりだったのだが、すぐにサクラの耳からは血が垂れてきた。

    右目からは涙を、左目はなんだかよく分からない液体を吐き出して、サクラは暴れている。

    気絶させる訳にはいかず、縛るのも面倒なので手足を切り落とすことにした。

    利き手じゃないとうまくいかなそうなので、左手で口を塞ぎ直し、右手に構えたクナイを垂直に突き立てた。

    サクラの右腕から血液が盛り上がるように吹き出し、鉄の匂いが部屋に立ち込める。

    クナイの先を軸に右手を前後に動かしていると、いつの間にかサクラは白目を剥いて泡を吹いていた。

    とりあえずベッドに寝かせて、気付け薬を与えた。

    寝台との落差を利用し腕を宙に浮かせるようにして、裏側にもクナイを滑らせる。

    しばらくして、クナイが腕を一周すると隙間から骨が見えるようになった。

    勢いよく足で蹴り飛ばす直前に、サクラは意識を取り戻したらしい。

    目を開けた瞬間、右腕は床に叩きつけられ、俺の右足によって踏み潰されていた。

    断面から血と肉の塊が飛び散る。

    サクラの右肩の辺りには、飛び出した骨が少しぶら下がっていた。

    止血のためにベルトを巻こうとしたが、サクラは再び暴れだしてしまい中々狙いが定まらない。

    足を先に切り落とすべきだったと、少し後悔しここで俺は頸椎の存在を思い出す。


    場所さえ誤らなければ、殺すことなく動きを止められるはずだ。

    確か第四頸椎だったか。

    早速サクラを裏返しにし、首の辺りにクナイを突き立ててみると、ピタリと動きが止まった。

    しかし、叫び声をあげているので死んではいないようだ。

    ひとまず成功と言った所だろう。

    もう一回サクラを裏返し仰向けに寝かせ、口を塞ぎつつベルトを腕に巻いた。

    後は特にやりたいことも思い付かないので、頭蓋骨を取り出すことにした。





    29: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 21:04:47.81 ID:ZqZKzP3U0

    「ちょっと静かにしててくれると助かるんだけど」

    そう呟いてみたが、サクラには聞こえていないようだ。

    仕方がないので、頭の脇に立ち右手だけで骨をゴリゴリと削るように切っていく。

    力を込めすぎると突き抜けてしまうので、加減が難しかった。

    広めのおでこを赤い線が真っ二つに横切り、前半分は恐らく切れただろう。

    問題は後ろ半分だった。

    口を押さえつつうつ伏せにし、右手でクナイを操るのは無理がある。

    面倒なので少し計画を変更し、頭の前半分に小さな穴を開ける事にした。

    顔の方に目を向けると、サクラは叫び声もあげず残った右目も固く閉じてしまっている。

    一瞬死んでいるのかと焦ったが、そうではなさそうなので放っておく事にした。

    クナイはそこまで切れ味がよくないので、骨を切るというよりは力で砕いていったという方が正しいだろう。

    蓋を開けるようにして骨を取り除くと、断面はやはりボロボロだった。

    頭蓋骨を枕の脇に置き、拳が入りそうで入らないぐらいの穴に指を伸ばす。

    中身は思っていたよりかは弾力があり、触った瞬間溶けて流れていくなんて事は無かった。

    これが原因でサクラは吐き気をもよおしたらしく、布団の上に吐かれるのは迷惑なので床に体を移した。

    しかし、サクラはえずくだけで嘔吐する様子はない。また脳味噌をつついてみる。

    あまり代わり映えのしない反応がつまらないので、指を突き刺した。

    その瞬間、固く閉じられていた瞼が見開いて少し驚いた。

    ズブズブと沈みこむ人差し指と中指に合わせて、サクラの眼球は忙しく動いていた。

    押さえるのを忘れていた口からは、何語か分からない言葉を吐き出している。

    当初の目的通り、指先を頭の中で動かして、中身をつまみ上げた。

    とはいっても指先に塊がこびりついているだけで、内臓を引きずり出すような派手さは無かったが。

    サクラは涎を垂らし、苦しそうに浅い呼吸を繰り返した。

    もう一度指先を沈みこませ、そのままボールペンと同じようにぐるぐるとかき混ぜた。

    ハンバーグを捏ねる音をもっと激しくしたような生々しい音が響き、サクラは奇妙な叫び声をあげ、何の反応も示さなくなった。

    呆気ない最後に拍子抜けしつつ、俺は壁に寄りかかり天井をぼんやりと見つめた。





    30: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 21:08:37.96 ID:ZqZKzP3U0

    意識を取り戻した時、俺は壁に背を預け天井を見上げていた。

    何気なく床についた右手が水っぽい音をたてたのに驚き、目線を下へとずらす。

    サクラは俺のすぐ隣で絶命していた。

    凄惨としか言い様のない死体は目を見開いたままだ。

    考えるより先に体が反応し、口布をとった瞬間、吐瀉物が堰をきって流れ落ちた。

    肩で息をしながらずりずりと後退し、俺はサクラの死体から距離をとった。

    再び壁に体を預け自分の両手を確認すると、柔らかい薄桃色の物体や血液が、指先と手袋にこびりついていた。

    赤黒い染みはベストにまで及び、誰が犯人なのかは一目瞭然だった。

    どうしようもない絶望のどん底に突き落とされ、俺の目からは自然と涙が溢れる。

    カーテンはいつの間にか夕映えに染まり、サクラに出したお茶はそのままだった。

    しかし、壁や床は赤く染まり、窓際の写真も血にまみれている。

    なぜ、眠くならないのだろう。

    これほどの事が起きれば、気を失うような強い睡魔に襲われてもいいはずだ。

    なのに一向に眠気は訪れず、俺は頭を抱えるしかなかった。

    既に俺は寝ているのかもしれない。悪夢にうなされている俺を起こす人間はいないのだ。

    きっと、もう少しすれば目覚ましの音が響いてくれる……。


    そんな下らない事を考えていたとき、突如腹の底から込み上げる物に俺は困惑する。

    明らかに異常な反応を押さえ込もうとしたが、口角が勝手に歪み、押さえきれない衝動が俺を揺さぶった。

    くぐもった笑い声が指の隙間から漏れだしていく。

    一体俺に何が起きているというのだろう。

    なぜこんなに笑いたいのか、自分でも理解できず、言い知れぬ不安に押し潰されそうになる。

    だが、俺にはもう抗う気力さえほとんど残されてはいなかった。

    やがて悪魔の誘惑に乗るようにして、俺は口を塞いだ手を外した。

    口が大きく開き、内臓が裏返って飛び出るんじゃないかと思うほど、俺は大声をあげて笑った。

    笑っても笑っても笑い足りず、もっと笑い声をあげたくて仕方なかった。

    呼吸困難に陥りそうになっても衝動は収まらない。

    腹筋と頬の筋肉がひきつれ、悲鳴をあげた。

    それでも俺は笑い転げていた。

    なのに、頭だけは冴え渡っていた。

    ずっと目を背け続けてきた真実を、冷静な自分は唐突に受け入れる。

    なぜ親父に毎日任務があり、夜にしか帰ってこなかったのか。

    俺も含めてやっぱりこの里にはクズしかいない。

    今度こそ俺は心の底から腹を抱えて笑った。

    高笑いというよりは馬鹿笑いと言った方が正しい。

    その馬鹿笑いを聞きつけ、大家が扉を叩いた。

    ふと我に帰り、と言いたいところだが、もう俺が我に帰る事はない。

    不気味なほど俊敏に衝動は引っ込み、変化の術で身なりを整えた俺はいつもの調子でドアを開けた。

    「いやー、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」





    31: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 21:11:21.86 ID:ZqZKzP3U0

    それほど経たない内に、第七班には欠員の補充があった。

    根に所属する肌の白い少年が、暗く沈みこむナルト達に作り笑いを向けている。

    サクラは一体どこへ消えてしまったのだろう。

    俺の家の付近で目撃されたのを最後に彼女は姿を消してしまった。

    俺がもっと注意していれば、サクラは消息不明にならずに済んだのかも知れない。

    悔やんでも悔やみきれない思いが、また一つ俺に刻み込まれる。

    ナルトとサスケも、随分口数が減ってしまった。

    和気あいあいとしていた頃が懐かしく、二度と戻れないのだと意識するのが辛い。

    サクラがいなくなってから二人とも、何かに怯えているように見えた。

    理由も分からないまま仲間の失踪を受け入れなければいけないのだから、当然の反応だと言えるだろう。

    里に潜む脅威に、俺も危機感を募らせていた。

    残った二人だけでも、俺は守り抜かなければならない。

    そして新たな第七班のメンバーも、当然その対象だ。

    彼らを守り育てる責任が俺にはある。


    そう思うと、俺は無性に笑いたくなるのだった。

    終わり





    32: ◆aTPuZgTcsQ:2013/10/14(月) 21:22:04.73 ID:ZqZKzP3U0

    グロは初めて挑戦してみたのですがいかがだったでしょうか。ピクシブにもあげているので、見かけたらよろしくお願いします。

    前にssVIPにあげた
    三代目「ナルトはお前に任せる」
    も読んでいただけたら嬉しいです。

    ここまでお付き合いいただきありがとうございました!





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/14(月) 22:11:42.51 ID:Pu8gN3pAO

    おつ





    35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/15(火) 12:24:55.42 ID:cttdDez2o

    原作の設定的にこんな展開も一歩間違えばありえなくは無さそうだから困る






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:05:08.33 ID:UmwhiVNm0

    幼馴染「ねえ、男・・・」

    男「ん?」

    幼「私のスカートの中、見たい?」

    男「え?お、お前なに言って・・・」

    幼「男になら・・・見せれる、から」

    男「お、おい!こんな所で!」

    幼「見て・・・」ペラッ

    男「・・・くっ」チラッ

    幼「残念、パンツじゃなくてスパッツでした!」

    男「・・・」

    幼「・・・ご、ごめんね?怒っちゃった?」

    男「な、なんだスパッツか!びっくりさせんなよー!」

    男(あ、あれ・・・?今のどう見てもパンツだったんだが・・・スパッツ履き忘れたのか?)





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:07:38.81 ID:Nsbnv+8KP

    そこは
    ノーパンだろ!!!!!!!!!!!!!!!!





    33: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/10/16(水) 13:09:47.24 ID:72qzyXq/0

    スパッツもありがたいけどね





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:10:25.03 ID:5ysoSerY0

    スパッツのほうがエロい



    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:10:40.14 ID:UmwhiVNm0

    幼「あはは、ごめんごめん!あ、今日うち来るよね?」

    男「え、な、なんで!?」

    幼「なんでって・・・そんなの決まってるじゃん・・・」

    男「お、おおおおお前・・・」ゴクリ

    幼「テスト勉強に決まってるじゃん!」

    男「」

    幼「・・・なんだと思ったの?えっちなこと考えてたでしょ」

    男「ごめんなさいすみません反省してます」

    幼「はあ・・・まあ、楽しみにしてて!じゃ」

    男(あれはパンツだったのかスパッツだったのか・・・後で聞いてみよう)





    55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:17:25.06 ID:UmwhiVNm0

    男(いや、パンツかスパッツというよりもスカートをめくるという行為がエロかったな・・・もう一回見たい)ピンポーン

    幼「はーい!」ガチャ

    男「よ、よっ!」

    幼「うん、上がって上がって!」

    男「お、お邪魔しまーす・・・」

    幼「あはは、今うちに誰も居ないよ?」

    男「あ、そ、そうなんだ・・・」

    幼「どうしたの?なんか変だよ?」

    男「あ、べ、別に!?」

    幼「なんか下ばっかり見てる・・・」

    男「そ、そそそそそんなないよ!?」

    幼(えへへ・・・やっぱりさっきので動揺してる・・・)





    65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:21:49.67 ID:UmwhiVNm0

    幼の部屋

    幼「どう?結構キレイにしてるでしょ?」

    男「あ、うん、そ、そうだな」

    幼(もう・・・こんなんで勉強できるのかな・・・)

    男「・・・」

    幼(まあ、テスト勉強なんてする気なかったけどね・・・)

    男「よ、よし、勉強するか!テスト勉強!」

    幼「ううん、そんなの後でいい・・・」

    男「え・・・?」

    幼「もう一回・・・見たい?」

    男「なんと」





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:25:39.24 ID:UmwhiVNm0

    男「いや、どうせ教科書とかいうオチだろ?そうやって俺を笑う気・・・」

    幼「ううん、スカートの中・・・だよ?」

    男「お願いしますなんでもしますから」

    幼「そんなに見たいんだ・・・変態だね」

    男「おっしゃる通りでございますはい」

    幼「じゃあいいよ・・・ちゃんと見ててね?」

    男(ベッドに座る幼、それを正座で見つめる俺・・・こ、これはエロゲかなにか?)

    幼「・・・はいっ」ペラッ





    106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:31:47.09 ID:UmwhiVNm0

    男「お、お前、それ・・・やっぱりパンt

    幼「えへへ、パンツだと思った!?」

    男「へ・・・?」

    幼「これ、パンツでもスパッツでもなくて水着でした!」

    男「」

    幼「さっきのも水着でした!どう?二重トラップだよー!あはは」

    男「・・・もはやパンツだろうがスパッツだろうが水着だろうが関係ない」

    幼「え・・・?」

    男「スカートを自らめくるという行為そのもので十分なのだよ・・・!!」





    121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:38:35.12 ID:UmwhiVNm0

    幼「え、ちょ、そ、そんな・・・」

    男「もう一回お願いします短パンでもなんでもいいです」

    幼「え、な、なんか嫌だよ・・・あんな風に思われてたら・・・」

    男「そ、そんな・・・」

    幼「も、もうおしまい!勉強しよ勉強!!」

    男「はぁ・・・あぁ・・・はぁ・・・そっかぁ・・・はぁ・・・」

    幼「・・・」

    男「もうダメなのかぁ・・・はぁ・・・帰ろうかな・・・はぁ・・・」

    幼「・・・あと一回だけだからね!ほんとに!」

    男「ありがとうございます神様仏様幼様」





    125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:39:56.52 ID:ENE6VcV00

    男の理性が飛び始めてる













    いいぞもっとやれ





    142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:45:15.09 ID:UmwhiVNm0

    幼「・・・///」チラッ

    男「も、もっと!もっとめくって!」

    幼「え・・・そ、そんな・・・」

    男「さっきはもっとめくってたじゃんか!」

    幼「う・・・うぅ・・・///」ペラッ

    男「は、鼻血が・・・」

    幼「も、もう無理だから!絶対しないからね!」

    男「ありがとうございました我が人生にいっぺんの悔いなし」

    幼「そ、そう・・・じゃ、じゃあ勉強しよう!ほら!」

    男「ごめんちょっとトイレ」

    幼「わ、分かった・・・」





    153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 13:51:49.95 ID:UmwhiVNm0

    幼「トイレ・・・長くない?」

    幼「大きいほうなのかな・・・」

    幼「・・・」

    幼「・・・・・・」

    幼「・・・・・・・・・」

    幼「アカン」

    幼「もしかしたら・・・いや、もしかしなくてトイレでシちゃってるかも・・・」

    幼「ど、どうしよ・・・行ったら気まずいし迷惑だよね・・・」

    幼「って、ここ私の家だし・・・注意しないと・・・」

    幼「で、でも男の子だもんね・・・そういうことするの普通だもんね・・・」

    幼「やっぱりそっとしておいてあげたほうが・・・」

    幼「・・・・・・私、なんでトイレの前にいるんだろう」





    202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:00:21.76 ID:UmwhiVNm0

    男(ふう、今日は腹の調子が悪いな・・・)

    男(・・・しかし、このやや大きくなったマイサンをどうするべきか)

    男(いや、ここでシちゃダメだよな・・・うん、人として最低だ)

    男(家に帰ったら鍛えてやるからな、マイサン・・・)


    幼(し、シてるのかな・・・ど、どうしよ・・・カギは掛かってないみたいだけど)

    男「うっ・・・や、やばい・・・」ギュルルルルルル

    ガチャ

    幼「ちょ、ちょっと!人の家でナニして・・・」





    227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:06:59.46 ID:UmwhiVNm0

    男「え・・・?」

    幼「あ、あれ・・・?」

    男「お、おい!は、はやく閉めろよ!」

    幼「ご、ごごごごごめん!ほんとごめん!!」バタンッ

    男(び、びっくりしたぁ・・・おかげで止まったけど)

    幼(はぁ・・・私、最低だ・・・男は人のうちでそんなことする人じゃないよね)

    幼(男にあやまらないと・・・あっ)

    幼(男の、少しだけ見ちゃった・・・///)

    幼(や、やっぱり・・・昔より変わってた・・・)





    228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:07:00.51 ID:JbIVf8+k0

    まさか和式ってことはないよな・・・





    232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:08:06.09 ID:kTzLuThUO

    >>228
    そりゃ絵面的に残酷な話になってくるやろ…





    253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:12:31.07 ID:UmwhiVNm0

    幼(そうだ、男にお詫びとして・・・)

    ガチャ

    男「お、お待たせ・・・」

    幼「う、うん・・・」

    男「・・・」

    幼「・・・ご、ごめんね?怒ってる?」

    男(別に怒ってないけどここは怒ってることにしたほうが良さそうだな)

    男「あぁ、怒ってる」

    幼「・・・!!」

    男「人が用を足してるのに勝手に無断で入ってくるなんて人として最低だ!」

    幼「ご、ごめん・・・ほんと・・・最低だよね・・・ごめん・・・」

    男(あ、ちょっと言い過ぎたな・・・どうしよ)

    幼「お、お詫びに・・・脱ぐ、から・・・」ヌギヌギ

    男「なんと」





    291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:18:30.25 ID:UmwhiVNm0

    幼「あっ・・・男が脱がせて・・・?」

    男「え、い、いい・・・のか・・・?」

    幼「うん、ボタン・・・外して?」

    男(母ちゃん、父ちゃん、タマ、吉田・・・俺、大人になるよ・・・!!)

    幼「・・・」

    男「・・・あ、あと1つ・・・」ドキドキ

    幼「・・・」

    男「カモンブラジャー!」バサッ





    297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:19:21.29 ID:Gxy8sGzX0

    吉田って誰だよwwwwwwwwwwwwwwwww





    298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:19:28.07 ID:ENE6VcV00

    吉田って誰wwwwww





    301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:19:57.81 ID:HbVtXWZ10

    吉田www





    321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:23:24.60 ID:UmwhiVNm0

    男「き、きたあああああああああああ・・・?」

    幼「残念、ブラジャーじゃなくて水着でした!」

    男「」

    幼「えへへ、気付かなかったの?上も水着だったんだよー!」

    男「・・・ふ、ふふふっ」

    幼「・・・え?」

    男「ふはははははは!!」

    幼「ご、ごめん・・・怒ってる・・・よね」

    男「幼馴染よ、水着と下着の違いはなんだ?」

    幼「え・・・?」

    男「2つとも同じ布じゃないか・・・!!」

    幼「なんと」





    325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:24:07.21 ID:X5Z1M10I0

    なんと

    wwwww





    326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:24:21.09 ID:Hr8AJ6Vr0

    なんとぉおおおおお





    328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:24:33.74 ID:ENE6VcV00

    やられたらやり返す!なんと返しだ!





    359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:29:26.52 ID:UmwhiVNm0

    男「幼、今のお前は下着姿同然なのだよ・・・!!」

    幼「そ、そんな・・・///」

    男「シャツが余計にエロさを際立てている・・・まさにファンタスティク!!」

    幼「な、なんか急に恥ずかしくなってきた・・・///」

    男「頬を赤らめシャツで隠そうとする・・・くぅ〜!」

    幼「ば、ばかぁ!あほ!ばか!変態!えっち!変態!」

    男「何とでも言え・・・この露出狂が・・・!!」

    幼「ろ、露出狂・・・?わ、私が・・・?」





    386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:35:08.29 ID:UmwhiVNm0

    男「外でいきなりスカートを自らめくりパンツ同然の布を見せびらかし・・・!!」

    幼「・・・///」

    男「シャツを俺に脱がせブラと変わらぬ布を水着と言い張り見せびらかす・・・」

    幼「あ、あわわ・・・///」

    男「まさに・・・露出狂の極みッッッ!!」

    幼「私・・・変態だったんだ・・・露出狂・・・だったんだ」

    男(適当に言ったんだが・・・本当に露出狂だったのか・・・)

    幼(そういえば・・・男に見せたらなんかアソコがキュッって・・・)

    幼「そっか・・・私、露出狂だったんだ・・・」ヌギヌギ

    男「なんと」





    475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:48:33.05 ID:UmwhiVNm0

    幼「残念、ヌーブラ付けましたー!あはは、またまた騙されt

    ドサッ

    幼「え?お、男・・・?」

    男「そ、そんなの見せられたら・・・俺、もう・・・」

    幼「え、ま、待って、これヌーブラだよ?ほら、裸じゃな

    男「ブラジャーだろうが水着だろうがヌーブラだろうが関係ない!!」

    幼「・・・ま、待って?ほ、ほら、落ち着いて・・・」

    男「落ち着けるかよ・・・さっきからスカートめくったりシャツ脱がせたり・・・」

    幼「お、男・・・」

    男「もう、我慢できない・・・」

    幼「うん・・・ごめんね?・・・もう騙したりしないから」

    男「幼・・・脱がせてくれ、もう・・・キツキツで破裂しそうなんだ・・・」





    523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 14:55:15.06 ID:UmwhiVNm0

    幼「・・・ほんとだ、大きくなってる」サワサワ

    男「はう」

    幼「すごく・・・固い・・・///」サワサワ

    男「幼・・・は、早くっ・・・」

    幼「うん・・・今にも爆発しそうだね・・・」サワサワ

    男「・・・はぅ」

    幼「いいよ、私のせいでこうなったんだもんね・・・」

    幼「私が・・・楽にしてあげるから・・・」カチャカチャ

    幼(お母さん、お父さん、ポチ、ゆりこ・・・私、大人になるよ・・・!!)

    ボロンッッッッッッ

    幼「きゃっ!!」





    555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:00:57.27 ID:UmwhiVNm0

    男「残念、チ○コじゃなくてビヨヨ〜ンと飛び出すヘビでしたー!」

    幼「」

    男「びっくりしただろ?いやー、仕込んでおいてよかったわ!」

    幼「・・・」

    男「まさか幼が俺のを脱がすとは思わなかったけどな・・・あはは」

    幼「・・・ば、ば」

    男「ま、今までのお返しってわけだ!いやー、気分がいい!」

    幼「ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

    バタンッ タッタッタッタ





    576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:05:29.56 ID:UmwhiVNm0

    男「あ、あれ・・・?」

    男「怒らせちゃった・・・のか?」

    男「で、でもなんで・・・幼も冗談のつもりだったはず・・・」

    男「・・・・・・ま、まさか、本気で・・・・・・」

    男「くっ・・・幼・・・!!」タッタッタッタ ビヨンビヨンボロンボロンッ

    男「どこだ・・・?幼・・・幼・・・!!」ボロンボロンボロンッ

    ドサッッッ!!

    幼「えへへ、きてくれると思った・・・///」





    579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:06:12.27 ID:gTFdaOe+0

    おいへびぶら下げたまま走るなwwwwwwwwwwwwwwwwww





    593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:09:28.94 ID:UmwhiVNm0

    男「幼・・・ごめん、俺・・・お前の気持ち分かってなかった」

    幼「うん、平気だよ・・・」

    男「幼・・・」

    幼「・・・男」

    チュッ

    男「・・・今度は、何もなかったな」

    幼「うん、本物の、本当の唇だよ?」

    男「幼、好きだ・・・」ギュッ

    幼「・・・私も」ギュウウウ





    623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:14:47.69 ID:UmwhiVNm0

    男「俺の・・・ヘビじゃなくて、本物・・・シてくれるか?」

    幼「うん、男のチ○ポ・・・見して?」サワサワ

    男「もう、ずっとギンギンだったんだ・・・」

    幼「ふふ、もう我慢しなくていいんだよ・・・?」ボロンッ

    男「あ、あっ・・・」

    幼「やっぱり昔とは変わってるね・・・」

    男「大きくなってるからで・・・小さいときはあんまり変わってないよ・・・」

    幼「じゃ、じゃあ・・・」

    幼(トイレのときも・・・大きくなってたんだ・・・私の水着で・・・)





    640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:18:06.95 ID:UmwhiVNm0

    幼「でも、さっきよりずっと大きい・・・」シコシコ

    男「す、すごっ・・・人にされるのが・・・こんなに気持ちいいなんて・・・」

    幼「えへへ、気持ちいいんだ・・・ふーん・・・そっかぁ」シコシコシコシコ

    男「あ、うぅ・・・そ、そんなに早くっ・・・」

    幼「あっ・・・お汁出てきた・・・すごい・・・」ペロペロ

    男「はぅ」

    幼「ん、んん・・・んんんっ・・・」ペロペロジュプジュプ...





    647:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:21:00.96 ID:UmwhiVNm0

    ――
    ―――

    幼「えへへ・・・すごい出たよ?」ドロォ...

    男「次は・・・幼の・・・」

    幼「うん、いいよ・・・きて?」

    男「ヌーブラ、取るよ?」

    幼「・・・うん///」

    プルンッッッ

    男「お、大きいな・・・いつの間にこんな・・・」モミモミ

    幼「きゃっ!」





    675:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:25:01.65 ID:UmwhiVNm0

    ――
    ―――
    ――――

    幼「もう・・・触ったり舐めたり・・・すごい長かったよ?」

    男「ご、ごめん、つい・・・」

    幼「もう・・・こっち・・・限界だよ」

    男「あ、あれ?いつの間にスカートはいて・・・」

    幼「あれ?今まで気付かなかったの?」

    男「うん、気付かなかった・・・」

    幼「ねえ、男・・・」

    男「ん?」

    幼「私のスカートの中、見たい?」





    693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:28:07.68 ID:UmwhiVNm0

    男「う、うん・・・見たい・・・」

    幼「男になら・・・見せれる、から・・・」

    男「・・・」ドキドキ

    幼「えへへ、何も履いてないよ・・・?」

    男「・・・」ドキドキドキドキ

    幼「・・・見てっ」チラッ

    男「くっ・・・」チラミ

    幼「残念、マ○コじゃなくてチ○コでした!」





    700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:28:45.45 ID:dkyCOU/I0

    >>693

                    | │                   〈   !
                    | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
                   /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
                   ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    _______∧,、_| | /ヽ!        |            |ヽ i !_ ______
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ {  |           !           |ノ  /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                    \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                      `!                    /
                      ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                          |\      ー ─‐       , ′ !





    702:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:28:52.60 ID:P7uVuXMr0

             _ _
         _, -¬ | |.| .|              \
     __,,-''"´   |.し'' "~,,,,.  ,,へ,              ヽ
    「     _.,.  | ,| ̄ ̄ / ,/´ /             |     ふ
    |__,,-''"~ |  |.,!.__,,..--',/´  /   ___.       |
        _.,_|   |    /   /  /   ノ( \.     |.     ざ
    __,,-''"´   .,;;   く.,   / ./  _ノ  ヽ、_. \.  |
    |   _,,-'' ^      ^"  /ノ((○)  (○)  \. |    け
    |,,-''"´      、、     |  ⌒ (__人__)  ノ( | |
        |.       ヽヽ    \     |!!il|!|!l|   ⌒/`|    ん
         |i       ヽヽ    >   ⌒⌒        |
        .| !      ,     /             |.     な
       .! .{    ノ|   /               |
       i  ヽ--''"  |   {  .,             ./      !!!
       ノ        `<__,//   亅          ̄ヽ
                。 /    \          )へ、_ _
      =     =     、 ゝ.     ヽ          | ,√,/ ,>、
    ー─‐―---,,,,,____  ヽ、     \、        |{r,/_/_/冫
    ー─‐―---,,,___/ | ||  , 、=-     \、      \ヾ匕/」
             ./||  | /  |\.      \、      ヽ
           ./  ||  | >   |  \      \       ヽ
    ____/   ||  | \   ヽ  ヽ、       `丶、..,,,,_  ヽ
         /|.    ||  | ̄´   冫    ヽ、         `ヽ i
         / !     ||  |   /       ` ー .,,,       ,) 、
        ./  |.    ||  |  /              ̄ゝ_、ノ  ヽ
    __/   !     .||  |ー┴---.,,,,,___ /ヽ、         ヽ
       |         ||  |            ` ̄ ̄ `ー―---- .,,,,,__
       .i          ||  |





    709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:29:15.56 ID:kUORKHZF0

    ┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
      _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
           /\___/ヽ
        /ノヽ       ヽ、
        / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
        | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
        |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
    .   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
       /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
      /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
      /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
     /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ





    712:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:29:33.97 ID:ENE6VcV00

                   __‐`'´''"'マ          ____\   ー‐┐    |一
                    Z.    __`ゝ          \      ノ´   ⊂冖
     ∧      /|   ゙仆斗┘リート=┬-、_      \    ー‐┐   ,/
    /   ∨\/   |    `L,.っ,ノ u }ノ ノ   \      ,>   ノ´   \
             |__    兀.!_// i |     l、     く.   ー‐┐ ー|ー
    ー‐┐ ー|一ヽヽ /  u' \ヽ‐'´  !|     ト、     \   ,ノ´   ̄匚ノ
     ノ´   ノ こ  /_____,  }j  ハ、  ヽ ヽ,___/    /  ー‐┐  ┼‐ヽヽ
    ー‐┐  ニ|ニ.     / ___ノ /\_,≧/ u 人.   /     ,ノ´   ノ こ
     ノ´   ⊂冖   く  {上rン´  ,厶../ / ヽヽ   \    ||  ニ|ニ
    ー‐┐  |     /    ̄   ノ{こ, /,〃   !|    \   ・・   ⊂冖
     ノ´   l.__ノ   \     ,.イ !l`T´ | /     |:|     /       |
    ー‐┐ ー‐;:‐    \   //    l  |     |_|   ∠.、       l.__ノ
     ノ´   (_,     /   ヒ_ー--、_|ー、____,ノj┘    /        ┼‐
    ー‐┐   /     /     \ ̄\ー`トー-<    /          ノ こ
     ノ´   \     \      \  ヽ  \  ヽ    ̄ ̄|
     | |   」z.___    >       \. ヽ.  ヽ   l      |/l   /|  ∧  /\
     ・・   /| (_,  /           ) lヽ   ',  l、      |/   | /   V
           ┼‐   \       , イ、_,上ハ   }  小          |/
          ノ こ     \     (乙≧='''"´ ,∠,__ノ/
          ┼‐ヽ    /           厶乙iフ/
          ノ ⊂ト  く               `¨¨¨´
                    \





    741:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:31:34.47 ID:gJjbkDp10

                            ,、ァ
                          ,、 '";ィ'
    ________              /::::::/l:l
    ─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|
      . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|   またまた ご冗談を
    、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、
    .ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
    . \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、           _,,/,,  ,、.,/   }
       ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
         `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
       _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
    ,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
           l;、-'゙:   ,/       ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
         ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
       ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
      '     //:::::::::            {.        V           /
            / ./:::::::::::::            ',       /         /
    .    /  /:::::::::::::::::.            ',.     /   ,.、     /





    756:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:32:41.50 ID:UmwhiVNm0

    男「え・・・え・・・」

    幼「ごめんね?ずっと隠してて・・・怒ってる?」

    男「な、なんだチ○コか!びっくりさせんなよー!」

    男(うわあああああああああああああああああああああ)

    幼「あはは、ごめんごめん!あ、このまま続きするよね?」

    男「え・・・?」

    幼「ほら、舐めて・・・?」

    男「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

    ――
    ―――
    ――――





    783:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:36:09.05 ID:UmwhiVNm0

    ――
    ―――
    ――――

    幼「おーい・・・男ー・・・?」

    男「ん・・・あ、あれ・・・?」

    幼「もう、いつまで寝てるの?」

    男「え・・・ゆ、夢か・・・良かったぁ・・・」

    幼「ん?・・・夢?」

    男「あ、あれ・・・どこまでが現実でどこからが夢だったんだ・・・?」

    幼「どんな夢だったの?」

    男「え、えっと・・・幼にチ○コが・・・」





    813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:39:12.19 ID:UmwhiVNm0

    幼「えー?ないない!あるわけ無いじゃん、私女の子だよ?」

    男「だ、だよな!うん、そうだそうだ!良かったぁ!」

    幼「もう、男ったら途中で寝ちゃうんだもん・・・」

    男「え・・・?」

    幼「覚えてないの?私が男の舐めてイかせたでしょ?」

    男「あ、あれ・・・夢じゃなかったのか・・・?」

    幼「イったら寝ちゃうんだもん、びっくりしたよ」

    男「あ、あはは・・・ごめんな!」

    幼「うん、じゃあ、さっそく続き・・・しよっか?」





    842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:43:37.44 ID:UmwhiVNm0

    幼「ほら、水着・・・脱がせて・・・?」

    男「・・・お、おう」

    幼「・・・///」

    男「・・・」ドキドキ 

    スルスル...

    ボロンッ

    幼「残念、夢じゃなくて現実でしたー!」





    844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:44:00.49 ID:d9T2pO7S0

    >>842
    おおおおおおおおおいいいいい





    848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:44:09.69 ID:wZ3I9iFP0

    >>842
        ,,,..-‐‐‐-..,,,
       /::::::::::::::::::::::::ヽ        _,..-‐‐-..,,,
      l::;;-‐‐-:;;::::::::::::ヽ//-‐,,__ /:::::::::::::::::::::ヽ
      l:l    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      ヽ   /   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-'^~~^'‐;;:l
       ~ヽ/      ::::::::::::::::::::::::::U::ヽミ   .ll
        / / ̄^ヽ   ::::::::::::::::::::::U:::ヽ  ,.ノ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
        /  |  ・ .|     :/ ̄^ヽ:::::::l'^~ .<
      ‐/-,, ヽ,_,,ノ      |  ・  |:::::::l  <
       l  ~^''     `‐'   ヽ.,_,,ノ  :l  <   | ヽ                     / ̄ ̄\
      '''l^^~~~    / ̄ ̄ヽ    -‐‐‐--l-  <   |  ヽ   __                  |
       ヽ、 ,,,,  | |||!|||i||!| |   ~^'‐..,,_/  <  /    \   |ノ      ――――     /
        / (:::::} | | |ll ll !!.| |    ,,,, イ~'''  < /      \ 丿 アアァァ           |
        l:  ~~  | |!! ||ll| || |   {:::::) ::l    .<                            ●
       l:      | | !   | l    ~~  l   <
       l、     ヽ`ニニ'ノ       ,l>    V V V V V V V V V V V V V V V V VV V V V V
       /^‐-,,____,,,,,,,,..................,,,,,,,__,,,.--ヽ
       ~‐‐'~             ^'‐‐~





    845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:44:00.98 ID:yjbvEJB90

      /⌒ヽ
      ∩ ^ω^) な ん だ
      |   ⊂ノ
     |   _⊃
      し ⌒


      /⌒ヽ
     (^ω^ ∩ う そ か
      t⊃  |
     ⊂_   |
       ⌒ J


           /                     \
          /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
        /   </´                `ヾ>  .:;i,
        ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
        |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|
        !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::! な ん で う そ つ い た の ?
       |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
         !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
        ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
          \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/





    852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:44:35.62 ID:CSqgEGSa0

    >>1に弄ばれるお前らかわいい





    875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:47:47.77 ID:UmwhiVNm0

    ――
    ―――
    ――――

    男「い、いてて・・・あ、あれ?」

    男「確か幼にチ○コがついいててそれが夢かと思ったら現実で・・・」

    男「で、でもここ幼の部屋だ・・・さっきは廊下だったのに・・・」

    幼「・・・男・・・まだ、いる・・・?」

    男「・・・!!」

    幼「ご、ごめんね?いきなり出て行っちゃって・・・」

    男「あ、俺・・・ドアにぶつかって気絶して・・・」

    幼「・・・怒ってなかったら、続き・・・したいなっ///」

    男「つ、続きって・・・ど、どこまでしてたっけ・・・」

    幼「わ、忘れたの?男の脱がせたらヘビが出てきたとこだよ・・・」





    881:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:48:20.23 ID:SNSB8Yb/0

    イザナミだ





    913:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:51:43.01 ID:UmwhiVNm0

    男「そ、そうか・・・」

    幼「・・・うん」

    男「ちょ、ちょっと確認なんだが」

    幼「ん?どうしたの?」

    男「お、お前に・・・その・・・ち、チ○コは付いてるのか・・・?」

    幼「・・・ふふっ」

    男「・・・!?」

    幼「・・・スカートの中、見たい?」

    男「・・・お、おう」

    幼「いいよ、見せてあげる・・・」チラッ

    男「・・・」

    1.ついてる
    2.ついてない

    950までで多い√逝く





    976:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:54:29.32 ID:UmwhiVNm0

    幼「ついてないでしょ?当たり前だけど」

    男「ま、まだ・・・触ってみないと」

    サワサワ

    男「・・・」

    男「・・・ない!ないないないない!!!」

    幼「当たり前じゃん、バカじゃないの?」

    男「良かったぁぁぁぁぁぁああああ」

    幼「じゃあ、続き・・・しよ?」

    男「おう!」

    2人は幸せなHをして終了





    989:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 15:55:03.65 ID:om5WCE1i0










    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:00:31.61 ID:ZPnVf/bu0

    キーンコーンカーンコーン


    コナン「」

    歩美「」

    元太「」

    灰原「」

    コナン「」キョロキョロ…


    光彦「」


    コナン「」ニヤリッ





    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:02:03.60 ID:ZPnVf/bu0

    コナン「」カチッ

    光彦「」ウッ!?

    チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!


    コナン「」ニコニコ

    歩美「」クスクスッ

    元太「」ヘヘッ

    灰原「」プッ


    光彦「」スッ





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:04:40.26 ID:ZPnVf/bu0

    コナン「」!?

    歩美「」!?

    元太「」!?

    灰原「」!?


    光彦「」ニッコリ





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:06:53.05 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタッ


    コナン「」ゾクッ…

    コナン「」ダッ

    歩美「」ダッ

    元太「」ダッ

    灰原「」ダッ





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:07:57.55 ID:XC169iz30

    やべえ、何いってんのかわかる……





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:09:50.71 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタッ


    コナン「」ダダダッ

    歩美「」ダダダッ

    灰原「」ダダダッ

    元太「」ダダダッ

    元太「」ズコッ

    元太「」!?





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:10:38.28 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタッ

    光彦「」ピタッ


    元太「」ガクガクブルブル


    光彦「」スパッ

    元太「」グシャアッ

    元太「」バタンッ





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:14:08.50 ID:ZPnVf/bu0

    コナン「」!?

    歩美「」ガクガクブルブル

    灰原「」ガクガクブルブル


    光彦「」スタスタスタッ


    コナン「」ダダダッ

    歩美「」ダダダッ

    灰原「」ダダダッ





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:14:45.80 ID:D9tcp6Fn0

    台詞なんていらなかったんだ…





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:16:18.54 ID:Pjd3O5nv0

    脳内再生余裕





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:17:44.41 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタッ


    歩美「」ハァハァ…

    歩美「」ダダダッ…

    歩美「」ダッ…

    歩美「」テクテクテク…

    歩美「」テクッ…



    光彦「」スタスタスタッ

    光彦「」ピタッ





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:18:33.13 ID:ZPnVf/bu0

    歩美「」!?

    歩美「」ペコペコッ…


    光彦「」


    光彦「」スパッ

    歩美「」グシャアッ

    歩美「」バタンッ





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:19:30.80 ID:ZPnVf/bu0

    灰原「」アアアッ…

    コナン「」グッ…



    光彦「」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタッ

    コナン「」!?

    灰原「」!?


    コナン「」ダダダダダッ

    灰原「」ダダダダダッ





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:20:23.28 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタッ


    灰原「」ハァハァ…

    灰原「」…

    コナン「」!?

    灰原「」…

    コナン「」バーロー!

    灰原「」

    コナン「」…

    コナン「」…コクッ

    コナン「」ダッ





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:21:06.38 ID:XC169iz30

    バーローって効果音の一種だったのか…





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:21:46.94 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタッ

    光彦「」ピタッ


    灰原「」

    光彦「」

    灰原「」ニコッ

    光彦「」



    光彦「」スパッ





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:23:15.78 ID:ZPnVf/bu0

    コナン「」カキーンッ

    光彦「」!?

    灰原「」!?


    コナン「」ニヤッ


    光彦「」


    光彦「」ニヤッ





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:24:43.75 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」ズパズパズパズパッァァァァァ!!!!!!

    コナン「」ブシャアアアアア

    コナン「」バタンッ

    灰原「」ァァァァァッ…

    光彦「」


    灰原「」…





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:25:31.41 ID:ZPnVf/bu0

    灰原「」ヨロッ…


    灰原「」グサッ…

    光彦「」!?


    灰原「」バタンッ


    光彦「」


    光彦「」ウアアアアアアアア





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:26:19.75 ID:ZPnVf/bu0

    アガサ「」ハッハッハッ

    アガサ「」ズズッ(コーヒー)

    アガサ「」♪






    光彦「」ギィィィィ…


    アガサ「」!?





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:27:38.64 ID:ZPnVf/bu0

    アガサ「」

    光彦「」



    光彦「」スパッ

    アガサ「」ブシャアアアア

    アガサ「」バタンッ




    光彦「」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:28:47.98 ID:ZPnVf/bu0

    光彦「」スパッ

    光彦「」バタンッ


    end





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:30:58.42 ID:9JPChK110







    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/11(金) 19:32:53.59 ID:WDE1GbDH0

    面白かったぜ…






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:13:55.68 ID:MMu4kLj/0

    阿笠「押す」

    阿笠「光彦」

    阿笠「爆発」

    阿笠「悪用」

    コナン「はい」





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:14:11.76 ID:Fm3Ty2bA0

    はいじゃな








    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:14:12.17 ID:wrhxP46D0

    把握





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:15:32.79 ID:MMu4kLj/0

    コナン「おは」

    光彦「おは」

    歩美「好き」

    元太「うな」

    灰原「おは」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:16:29.02 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    元太「おお」

    灰原「なに」

    歩美「すごい」





    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:18:56.22 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    灰原「おい」

    灰原「なに」

    コナン「スイッチ」

    コナン「博士」

    灰原「なる」





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:19:13.91 ID:FPjZhWSM0

    なにこれ





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:20:06.08 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    元太「はよ」

    元太「学校」

    灰原「はい」

    歩美「はい」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:20:11.24 ID:JD4HxHgz0

    大抵こうだよなwwww
    よくわかってるな





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:21:00.51 ID:MMu4kLj/0

    学校

    コナン「光彦」

    光彦「なに」

    コナン「爆発」

    光彦「やだ」

    コナン「押す」

    光彦「うわ」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:21:33.23 ID:HJUVb1hX0

    もうコナンじゃなくてよくね





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:22:37.91 ID:MMu4kLj/0

    光彦「痛い」

    コナン「すげ」

    コナン「再生」

    光彦「ぼく」

    光彦「不死」

    コナン「はい」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:23:37.88 ID:oswD/nqv0

    どうしよう、だいたいわかる





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:25:17.05 ID:MMu4kLj/0

    体育/サッカー

    コナン「体育」

    元太「光彦」

    元太「パス」

    光彦「はい」

    光彦「よし」

    光彦「シュート」

    コナン「押す」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:26:28.44 ID:MMu4kLj/0

    光彦「痛い」

    元太「絶許」

    歩美「最低」

    コナン「最低」

    灰原「おい」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:28:51.72 ID:MMu4kLj/0

    光彦「勝手」

    光彦「爆発」

    光彦「ぼく」

    コナン「嘘」

    歩美「嘘」

    元太「嘘」

    灰原「おい」





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:30:02.61 ID:MMu4kLj/0

    灰原「おい」

    コナン「なに」

    灰原「押す」

    灰原「だめ」

    コナン「くそ」





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:30:54.95 ID:MMu4kLj/0

    光彦「うわ」

    光彦「ぼく」

    光彦「椅子」

    光彦「ない」

    小林「はい」





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:32:03.17 ID:CdY+kdua0

    光彦は何も悪くない





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:32:46.36 ID:6+36ymVD0

    小林・・?





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:33:39.26 ID:MMu4kLj/0

    光彦「先生」

    小林「立て」

    小林「授業」

    小林「開始」

    光彦「えっ」

    元太「笑い」

    歩美「笑い」

    コナン「爆笑」

    灰原「おい」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:34:10.56 ID:NWMBqn6o0

    狂気を感じる





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:35:08.32 ID:wrhxP46D0

    コナンSSの最終形態かもしれない





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:35:16.35 ID:MMu4kLj/0

    コナン「(よし)」

    コナン「(いま)」

    コナン「(押す)」

    光彦「うびゃ」

    小林「おい」

    光彦「違う」

    光彦「ぼく・・・」





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:35:44.59 ID:Lq7gV9Et0

    灰原がいかにまともかわかるな





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:37:04.61 ID:MMu4kLj/0

    元太「黙れ」

    歩美「最低」

    コナン「騒音」

    生徒「黙れ」

    光彦「うう……」

    小林「廊下」

    小林「立て」

    光彦「…」

    光彦「はい」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:40:12.15 ID:MMu4kLj/0

    廊下

    光彦「うう」

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    小林「もう」

    小林「帰れ」

    光彦「はい」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:41:11.14 ID:maWkyNjy0

    胸が痛いよ…





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:41:49.02 ID:MMu4kLj/0

    光彦・帰路

    光彦「くそ」

    光彦「工藤」

    光彦「絶許」

    光彦「阿笠」

    光彦「頼む」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:43:29.70 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後

    コナン「笑い」

    歩美「光彦」

    灰原「…」

    元太「爆笑」

    小林「笑い」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:43:30.15 ID:xasMJJgw0

    コナンSSはもうこの「うわ」の中身を変えてるだけなのかもしれない





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:47:28.46 ID:sQuXZ9Vw0

    なんとなくわかるのが悔しい





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:47:54.39 ID:MMu4kLj/0

    阿笠宅

    阿笠「なに」

    光彦「工藤」

    光彦「爆発」

    光彦「装置」

    阿笠「はい」

    阿笠「朝美」

    阿笠「処女」

    阿笠「貰う」

    光彦「はい」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:49:40.96 ID:MMu4kLj/0

    阿笠「よし」

    阿笠「完成」

    阿笠「悪用」

    光彦「はい」

    光彦「では」

    朝美「なに」

    阿笠「ふひ」

    朝美「うわ」

    阿笠「うっ」





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:51:21.34 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後 

    コナン「でさ」

    歩美「あは」

    元太「うな」

    灰原「…」

    ------------------

    光彦「よし」

    光彦「押す」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:55:06.96 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後 

    コナン「うお」

    光彦「(ひひ)」

    コナン「光彦」

    コナン「痛い」

    歩美「光彦」

    元太「光彦」

    元太「酷い」

    灰原「…」

    光彦「えっ」

    光彦「なぜ」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:57:04.07 ID:8Et4ePNE0

    なぜだろうな

    それは本当に誰にも分からない





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:59:00.89 ID:MMu4kLj/0

    小林「怪我」

    コナン「ない」

    コナン「光彦」

    コナン「博士」

    コナン「爆発」

    コナン「俺に」

    コナン「頼む」

    歩美「なる」

    元太「なる」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:59:54.74 ID:MMu4kLj/0

    灰原「それ」

    灰原「貴方」

    灰原「同じ」

    コナン「えっ」

    歩美「えっ」

    元太「えっ」

    灰原「えっ……」





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:03:38.72 ID:MMu4kLj/0

    光彦「くそ」

    光彦「連打」

    コナン「さて」

    コナン「博士」

    阿笠「なに」

    コナン「連打」

    コナン「光彦」

    コナン「爆発」

    博士「なる」

    博士「光彦くんの工藤爆発装置は、連打すると光彦くんが完全にこの世から消し飛ぶように出来とるんじゃよ」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:04:50.15 ID:Lq7gV9Et0

    なる





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:05:01.49 ID:375xc+Yt0

    光彦「連打」

    光彦「ん"""ん"""ん"""あ"あ""""ああ"あ"ああああああああああああああああああ」

    コナン「ふふ」

    コナン「終劇」





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:06:49.67 ID:GN3B+xmo0







    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:10:22.96 ID:375xc+Yt0

    くぅ疲 完結
    ネタレス 代行 開始
    本当 ネタ 無し
    厚意 無駄 駄目 流行 ネタ 挑戦
    以下、コナン達 メッセ

    コナン「あり 腹黒 わり」

    歩美「あり 私 可愛」

    光彦「不遇」

    元太「あり 作中 気持 本当」

    灰原「・・・」

    では、

    コナン、歩美、光彦、元太、灰原、俺「あり」



    コナン、歩美、光彦、元太、灰原「何故 俺 改め あり」

    本当 終





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:18:45.67 ID:FYWdN0E70

    シンプルイズベストってこういう事か





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:22:42.91 ID:miF41GIxO

    前衛的





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:22:45.23 ID:375xc+Yt0

    はい





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:12:26.39 ID:GO/+OQ600

    そうか…SSの骨格ってこうなってたんか







    最近のラノベのタイトルwwwwwwwwwwwwww(最新版)

    【画像】からあげ君に川越シェフが映ってるんだがこれってもしかして

    【NHK】新番組「おとうさんといっしょ」がスタート 新キャラに「シュッシュ」と「ポッポ」

    演出のやり方でここまで違う!?韓国で販売されている「プール付きの豪邸」がヒドすぎる!!

    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:26:35.49 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「なかなかこれは気まずいな……」

    姫「なにをブツブツ言ってるのかしら?」

    魔王「ぬおあっ!? き、キサマ、我々の言葉がわかるのか!?」

    姫「私の側近に魔物に無駄に詳しいのがいるのよ。いつもその人の魔物話を聞くついでにあなたたちの言葉も教えられて。
      それでしゃべれるのよ、書くのは流石に無理だけどね。それより今気まずいって言ったわよね?」

    魔王「キサマら脆弱な人間にこの魔王がそのような感情を抱くわけあるまい。
       馬鹿なことを言うなら口を慎め、人間」

    姫「そうね、下等な人間は黙っておくわ」





    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:29:46.45 ID:nz/DmJaUO/span>

    五分後


    魔王「…………おい」

    姫「あら、下等生物の人間である私になにかようかしら?
      あなたと私の間で会話が弾むような話題があるとは思えないし喋るなと言われたはずだけど」

    魔王「用は無いし会話をしたいわけではない。だが、なにかこの魔王に言いたいことはないか?」

    姫「ないわね、髪の毛一本分すらないわ」

    魔王「……いやいや、たぶん今自分が置かれている状況とかに疑問はあるでしょ?」

    姫「なんなのあなたは? さては相当ヒマなのね、この立派すぎるお城の敷地に生えてる草でも抜きにいったら?」

    魔王「この魔王になんて口のきき方だ!
       あまり生意気な口は叩かない方がいいぞ。キサマら人間はこの魔王が触れただけで……ぬおあぁっ!? イタイいいぃっ!?」

    姫「私が指につけてるこの指輪、うちの賢者たちが何年もかけて魔力を込めて作った魔除けの指輪なの」





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:32:23.90 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「ぬうぅ、まさかそのようか代物をキサマが所持しているとは……」

    姫「まさかこの指輪があなたに効くとは思わなかったわ。
      私を直接さらったあなたの側近には効かなかったのに。不思議ね、あなたには効果があるなんて」

    魔王「な、なかなかやるではないか……その指輪に免じて特別にキサマにこの魔王に質問する権利をやろう」

    姫「なんなのあなた、私とお話がしたいの?」

    魔王「断じてちがうわ! ただ一つの空間に二人っきりでいるのに沈黙しかないというのが気まずいだけだ!」

    姫「無駄に声でかいわね、と言うか気まずいって言っちゃってるし」

    魔王「う、うるさいっ! いいからこの魔王に質問をするのだっ!」





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:34:39.81 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「まあ私もここにいる限りはヒマだし、指輪によってあなたが私になにかするのも無理みたいだし質問してあげるわ」

    魔王「初めから素直にこの魔王の言葉にそうやって従えばいいのだ」

    姫「……まあいいわ。そうね、実のところ気になることはけっこうあるのよね。
      うちの凄腕の兵士たちをどのようにかいくぐって城に侵入したのか、とか」

    魔王「ふむふむ」

    姫「私をさらう理由もよくわからないし、勇者様と闘わないことはもっとわからないわ。
      しかも城へ攻撃するわけでもないし私を連れて魔王城に帰っちゃうし……まさかあなたロリコン!? 
      たしかに私の年齢ならまだロリと言えなくはないし……だとしたら指輪を持ってなかったら危なかったわね」

    魔王「この魔王を愚弄する気かキサマっ!? キサマごときが私の目にかなうとでも!?」
       この魔王がキサマら人間相手に抱く感情など微塵もないわ!」

    姫「さっき気まずいって言ったじゃない」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:36:41.87 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「疑問と言えばまだあるわね、今あなたと私がいる部屋よ」

    魔王「この部屋? キサマが幽閉される部屋だが、なにか問題でもあるのか?」

    姫「逆よ、問題が無さすぎるのよ」

    魔王「ならばよいではないか、いったいなにを疑問に思うことがある?」

    姫「だから問題がなさすぎることが問題なのよ。なんなのこの横たわった瞬間に全身が沈んでしまうような柔らかいベッドは?
      私の部屋より広いし、ピアノまで置いてあるわ!タンスを見てみれば素敵な服がたくさんあるし!
      シャワーまで備えられてるし棚には高級なお菓子がいっぱい並んでるし、私はお客様なの?」

    魔王「ええい! そんなに長々と喋るな、だいたい疑問に思う前に少しは自分で考えんか!」

    姫「自分が質問しろって言ったんじゃない」





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:38:46.57 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「まったく、これだから頭でっかちな人間は困るのだ」

    姫「頭の悪そうな魔王様、質問させたんだから答えなさいよ」

    魔王「 頭の悪い、だと? むぅ…………………………」

    姫「今度は急に黙ってどうしたの?」

    魔王「オレ、あんまり記憶力ないからこの羊皮紙に書いてくれ。
       明日には答えを教えてやろう、前言撤回の準備をしておけ」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:41:21.02 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「あなたって実は……」

    魔王「勘違いするなよ人間、初日から過酷な環境に置けばキサマのような箱入り娘は自殺する可能性があるからな」

    姫「今のところ幽閉されてることを除けば快適そのものなのだけど……書いたわよ、これでいいかしら?」

    魔王「たしかに受け取った。この魔王の解答をせいぜい楽しみにしているがいい、あはははははは」

    姫「……と言うか気まずいなら一緒にいなければそれですんだと思うんだけど、まあいっか。シャワー浴びて寝よう」





    9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:48:32.27 ID:nz/DmJaUO/span>

    次の日


    魔王「ククククッ、待たせたなあ人間んんんっ!」

    姫「無駄にうるさい登場ね」

    魔王「今は気分がいいからなあ。特別にこの魔王への暴言も寛容関大な心で受け止めてやろう」

    姫「はいはい、それで? 私の質問の解答を教えてくれるのよね?」

    魔王「そ、それは……」





    10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:51:09.15 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「なによ? 昨日自信たっぷりだったじゃない」

    魔王「いや、側近に話したら答えてはダメだと言われてしまってなあ……あ、オレはロリコンではないぞ?」

    姫「それは昨日聞いたわよ。
      それはそうとあなたは側近にダメ出しされただけめ私との約束を破るのね」

    魔王「人間ごときとの約束などこの魔王が守るとでも?」

    姫「私が言いたいのはそういうことじゃないわ。部下にダメ出しされることもそうだし。
      だいたい部下に答えるなって言われただけで答えないってダサいわよ?」

    魔王「……だよなあ、たしかに部下に言われたぐらいでなあ……」





    11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 22:54:04.86 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「どうして側近の言葉に従うの? あなた魔王なんだから一番えらいんでしょ?」

    魔王「それは決まってるだろ、あいつがオレより賢いからだよ」

    姫「あなたバカなのね」

    魔王「なっ……またこの魔王のことをバカと言ったな! その生意気な口だけでも聞けぬように……っぬわあおおおおおぉっ、ひゃうぅっ!?」

    姫「生意気な口を叩かせないためになにをするつもりだったのかは知らないけど、指輪をつけてる私には触れることは不可能よ」

    魔王「ふ、不覚……」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:00:34.83 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「ねえ、すごくヒマよ。ヒマすぎてこのままじゃ私、化石になってしまいそう」

    魔王「哀れだな。脆弱ゆえにこの魔王に囚われヒマを持て余すとはな」

    姫「なにを言っているの? あなたがバカで私の質問に答えられないからヒマをつぶせないんでしょ?」

    魔王「なんだとキサマあぁ……ぎょ、ぎょっえええぇえぇえぇ!?」

    姫「だからあなたが私に触れるのは無理なの、いい加減学習しなさいよ」

    魔王「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬっ! もう怒ったぞ、キサマとは口をきかん!」

    姫「どうぞご自由に」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:04:25.83 ID:nz/DmJaUO/span>

    五分後


    姫「…………」

    魔王「……おい」

    姫「あら、なんで私の部屋にまだ魔王様がいるの? さっさと出ていったら?」

    魔王「この城の主はこの魔王だ! 出ていくならキサマが出ていけっ!」 
      
    姫「出てっていいの? じゃあ喜んで」

    魔王「あ、えっと、いや、つまりだねえ、そのだねえ、今のはいわゆる……とりあえずすまん」

    姫「バカねえ」





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:06:23.29 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「だいたい本読んでベッドに寝転がって……くつろぎすぎだろキサマ!」

    姫「やることがないのだから仕方ないじゃない」

    魔王「むうぅ……あ、そうだ! キサマに一つだけいいことを教えてやろう」

    姫「あなたのいいことが私にとってもいいことになるのかしらね」

    魔王「安心しろ、こちらにとってはあまりいい報せではない。
       勇者がパーティを組んでいよいよキサマを取り戻すために街を出たらしい」

    姫「わずか一日でパーティをそろえてもう旅に出るなんて、さすが勇者様ね」

    魔王「どうだ、なかなか良い報せだっただろう?」

    姫「たしかに良い報せだけど、魔王であるあなたがなんでそんなに得意げなの?」





    16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:09:21.91 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「ところでキサマはさっきからなにを読んでるのだ?」

    姫「まだ全部は読んでないけどおそらくこれ、今までの勇者様と魔王の争いの記録ね」

    魔王「……オレみないな魔王や勇者は遥か昔から何代にも渡って争いを続けているらしいからな」

    姫「いつの時代の勇者様も魔王も争い、死んで、また生き返って……延々と同じことを繰り返すのね。世の摂理、とでも言うのかしらね」

    魔王「この魔王と勇者の争いは必然だからな」

    姫「でも……」

    魔王「なんだ?」

    姫「……やっぱりいいわ。それより少し黙っていてくれないかしら?
      もしくはこの部屋から出ていってくれると助かるのだけど。私ってば本を読むときは一人がいいの」





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:10:25.03 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「ふんっ、キサマにとってはこの魔王が部屋から出て行くのが一番の望みのようだな」

    姫「おバカなあなたでも私の気持ちが汲み取れるようになったのね」

    魔王「だがこの魔王、キサマがなにか悪さをしないように見張っていなければならない……ゆえにここからは出ていかん!」

    姫「じゃあ息をする以外のことは一切しないでね。魔王様なら余裕よね?」

    魔王「お安い御用だ!」

    姫「…………」

    魔王「…………」

    魔王(切り替えが早いなあ……)





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:11:32.71 ID:nz/DmJaUO/span>

    五分後


    魔王「うおおおおおおいっ!」

    姫「きゃああぁっ!? なんで急にスカートめくりするのよ!?」

    魔王「キサマこそなぜ二人っきりなのに沈黙を保ち続けられるのだ!? キサマには気まずいという感情はないのか!?」

    姫「あなたって妙に神経質っていうか繊細ね、私の家庭教師にそっくりだわ」

    魔王「キサマは無駄に図太いわ!」

    姫「あなたこそ私のスカートめくるなんて度胸あるわね、褒めてあげるわ」

    魔王「キサマこそなかなか可愛らしい下着だったぞ」

    姫「ありがとう」





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:15:49.70 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「少しあなたたち魔物の見方が変わったわ。見方って言うか、ものの考え方っていうか」

    魔王「なんだ、唐突に」

    姫「あなたの言うとおり私は箱入り娘。だから外の世界なんてほとんど知らないわ。
      魔物も実物を見たことはほんのわずか。あとは本の中だけ」

    魔王「……」

    姫「私にとってのあなたたちは獰猛でなんの感情もない人を食らうだけの化け物だった。でも、それは案外ちがったのかも」

    魔王「勘違いも甚だしいな、人間。この魔王のように感情を持ち言語を操ることができる魔族はほとんどおらんわ」

    姫「そうなの? でもそうじゃなければ私が読んだ本たちは嘘になるものね。
      ふむふむ、また一つ賢くなったわ」





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:21:26.49 ID:nz/DmJaUO/span>

    コンコン


    側近「失礼します、魔王様。実は勇者一行のことでお話が宰相からあるようで……」

    魔王「わかった……よかったなキサマ」
       
    姫「なにがよ?」

    魔王「これからこの魔王は仕事でこの部屋を離れる。一人で読書の時間を堪能できるぞ」

    姫「それは喜ばしいことだわ、この本はなかなか興味深いし面白いわ。でも……」

    魔王「なんだ?」

    姫「あなたとの会話もなかなか楽しいし面白いわ」

    魔王「…………やはりキサマ、図太いな。また来る、この魔王が来るまで首を長くして待っていろ」

    姫「お断りよ」





    21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:22:30.11 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「魔王がいなくなったら急に静かになったわね。まあ彼の言ったとおり読書に集中できるのだけど……あ、側近の方、一ついいかしら?」

    側近「なんでしょうか?」

    姫「今日の私に出してくれた食事は誰が作ってくれたの?」

    側近「私ですが……」

    姫「いえ、とても素晴らしい料理だったから作った方にお礼を言おうと思って。
      あなただったのね、素敵な料理をありがとう」

    側近「いいえ、たまたま人手不足でしたので作らさせていただいただけです」

    姫「握手させてもらえないかしら? こんな素敵な料理を作る方の手に触れるなんておこがましいことかもしれないけれど」





    22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:26:16.22 ID:nz/DmJaUO/span>

    側近「いえ、ありがとうございます。お褒めに預かり光栄です。グローブをつけたままで失礼ですが……」

    姫「…………」

    側近「どうしました、急に凝視なされて? 私の顔に何かついていますか?」

    姫「いいえ、べつに。だいたいあなたの顔はローブで隠れてて見えないじゃない」

    側近「……用がないようでしたら私はこれで」

    姫「ええ、夕食も楽しみにしているわ」





    23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:27:21.09 ID:nz/DmJaUO/span>

    夕食前


    魔王「入るぞ」

    姫「ご遠慮くださいって言っても当然普通に入ってくるわよね」

    魔王「食事前か、あまりいいタイミングではないみたいだな」

    姫「私にとってはあなたが来た時点であまりよくないから関係ないわ……ああ、でも今回に限っては私はあなたを待っていたのかも」

    魔王「オレを待っていた?」

    姫「ええ、ちょうど私はあなたに質問したいことがあったの。質問というよりは確認っと言った方がいいかしらね」

    魔王「なんの話だ?」





    24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:35:37.65 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「あなたに言われたとおりに私、考えてみたの。自分の疑問に対する答えを、自分なりにね」

    魔王「自分の疑問の答え?」

    姫「ずっと気になってたのよ。どうしてあなたにはこの魔除けの指輪が聞くのに、あなたの側近には効かないのか。
      だってあなたは側近さんより遥かに強い魔物でしょ?」

    魔王「そうだ、側近より間違いなくオレは強い」

    姫「そしてあなたにさえ聞くこの魔除けの指輪があなた以外の他の魔物に効かないわけがない。
      なのにあなたの側近は私に直接触れて私をさらった。ここからわかる真実はただひとつ。

       あなたの側近は人間ってことよ」

    魔王「……」





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:36:55.68 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「他にも証拠やそれに近いものはあるわよ。
      この部屋にある本は全部私たちの国の言葉だったり。
      私の口に合う絶品料理を作ったり。
      あの羊皮紙に私が書いた私の国の文字を読めたり……魔王様、あなたには間違いなく私の文字は読めてないわよね?」

    魔王「よ、読めているぞ……」

    姫「嘘はつかなくていいわ、どう? 私の推理は?」

    魔王「むぅ…………」

    側近「まあ誤魔化す必要はもうないのでは、魔王様。
       どうせ遅かれ早かれ知ること、だったら早い方がいいと私は思います」

    魔王「なかなかいいタイミングだな」

    側近「夕食時だったもので」





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:43:15.50 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「さて、それで誤魔化す必要っていうのはいったいなに? やっぱりなにかあるのよね?」

    側近「……」

    魔王「ここからはオレが一人で話そう。お前は他の職務につけ、説明はオレがしておく」

    側近「かしこまりました」

    魔王「そうだな、最初に言っておく。キサマの推理は正解だ。オレの側近は人間だ」

    姫「やっぱり正解だったようね。でもなぜこの魔王城に人間が? ましてあなたの側近って……」

    魔王「前にも言ったはずだ。あの側近はオレより遥かに賢い。いや、おそらくどの魔物よりも、だ」

    姫「なるほど、だからこそあなたの側近としてあの人を置いているのね」





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/08(火) 23:52:49.17 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「キサマの昨日の疑問についでに答えておこうか。
       オレは頭が悪い、だからうまく説明できるかわからんがな」

    姫「あなたのことはなんにも知らないわ。でもバカだってことは知ってるから大丈夫よ、説明しなさい」


    魔王「じゃあ最初に言っておく。

       キサマらの国と我ら魔物は裏でつながっている」


    姫「……ど、どういうこと?」

    魔王「お前は勇者と魔王の歴史についての書籍を読んでいたな」

    姫「ええ、ヒマだったからたしかに読んでいたけど」

    魔王「それを見てなにかに気づかなかったか?」


    姫「ちょっと待って。たしか……勇者様と魔王の戦いの記録を見てみる」





    28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:02:16.45 ID:nz/DmJaUO/span>



    ……XXX年、魔王と勇者激しく争う。


    ……XXX年、新たな魔王と勇者、激闘する。両者の争いにより争いにより小さな集落が滅ぶ。


    ……XXX年、魔王と勇者この世に生を受け、村を舞台に闘う。死者数百人。


    ……XXX年、魔王と勇者また復活、街で死闘を繰り広げその地を破滅に追い込む。死者数千人。


    ……XXX年、何度目の復活か不明、勇者と魔王因縁の争いにより山を二つ消滅させる。




    姫「……いくつか勇者様と魔王の争いの記録を比較してみたけどこれって……」

    魔王「なにかわかったか?」





    30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:15:07.11 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「二人の闘いによる被害がどんどん酷くなってる……?」

    魔王「そうだ、勇者と魔王の争いは年代が新しいものほど規模が大きくなっている」

    姫「じゃあこの先、また新しい勇者様と魔王が現れ争いそれを繰り返して行ったら、これより酷いことがおきるってこと?」

    魔王「おそらく、間違いなくな。今のオレでさえも本気を出さずともキサマらの国を滅ぼすぐらいなら容易い。
       いずれは世界を滅ぼすレベルの勇者魔王が現れてもおかしくない」

    姫「勇者様と魔王の争いは繰り返すたび凄惨なものになっていく……このことに気づいたのは誰なの?」

    魔王「キサマら人間のはずだ。オレも詳しくはわからんがな」





    31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:23:37.27 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「そして勇者にしろオレのような魔王にしろ絶対に片方だけしか存在することはない。
       魔王が存在すれば勇者が存在し、勇者が存在すれば魔王も確実に存在する」

    姫「で、でも……たとえば勇者様が魔王を滅ぼしたとしたら、どうなるの?」

    魔王「記録によると片方が死んだ場合、もう片方もたいていなんらかの理由で十年経たないうちに死んでいる」

    姫「そ、そんな……」

    魔王「そして二人が死ねばまた数年もしないうちに両者はほとんど同じタイミングでなんらかの形で生を受けている。
       勇者と魔王の争いはこのようにして確実に起こるようになっているみたいだ」

    姫「そして争いは規模を広げる……」

    魔王「だから我々は裏で密かにつながっているのだ、世界を滅ぼさないために」

    姫「でもいずれはこのまま勇者様と魔王の新陳代謝が繰り返されて行けば世界は……」





    32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:34:17.38 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「そうだ、オレたちはあくまで終わりへの引き伸ばしをしているにすぎない」

    姫「でも、たとえば……あなたが今このタイミングで勇者様を襲えば確実に勝てるんじゃないの?
      そうすれば街や土地に被害を出さずにすむんじゃ……」

    魔王「それはもっともダメだ、やってはいけない」

    姫「どうして?」

    魔王「オレたちはべつに時の流れとともに強くなっているわけじゃないからだ」

    姫「意味がよくわからないわ」

    魔王「オレたちは最初から最強ってことだ。ただ力の使い方がうまくわからないってだけでな。
       勇者とオレたち魔王では力の扱い方を身体が覚えるスピードがかなりちがう、もちろんオレたち魔王の方が早い」

    姫「……」

    魔王「だが、ここでたとえばオレが今から勇者を襲ったとすればどうなるか。すでに能力はもっている、ただ潜在的なものってなだけで。
       ただ、力の使い方がわからない勇者はオレが襲えば本能で自身の力を無理やり引き出すだろう」

    姫「なんとなくわかってきたわ。つまり、能力の使い方がわからない勇者様は周りに甚大な被害をもたらす可能性があるってことね」





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:41:57.92 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「そうだ、だからこそオレたちは勇者がきちんとした成長を遂げ自分の能力をきちんと扱えるようにお膳立てしてやるわけだ」

    姫「よく勇者様と魔王の物語で魔物が弱い順に出て来たり、勇者一行が都合よく洞窟内でアイテムを手にいれたりするのも……」

    魔王「こちらとそちら側人間の協力のもと勇者がきちんと成長するためのルートをお膳立てしてやってるのだ」

    姫「あの手の物語ってなんて都合がいいのかしら、って思ってたけど実話だったのね……」

    魔王「まあオレはキサマら人間のように書物を読むなどしないからよくわからんがな」

    姫「じゃあ私をさらったのにこんな扱いをしてるのも……」

    魔王「そうだ、キサマら王族の娘はほとんどの場合勇者の旅のきっかけとしてなんらかの害を被る場合が多い。
       たしか側近が言ってたが、「姫様物語」という年代ごとの姫に関する記述があると言っていた。六割以上はキサマのようにさらわれているらしい」

    姫「それもお膳立てされてるってわけね、私のように」

    魔王「ああ、キサマが疑問に思ってた凄腕の兵士たちをかいくぐってキサマをさらうっていうのも城の中からさらってんだから楽勝ってわけだ」





    35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 00:54:15.40 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「じゃああなたの側近の顔を私は知ってる可能性があるわけね」

    魔王「許してやれ、あいつも好きでやってるわけではない」

    姫「優しいのね」

    魔王「オレが生まれたときからヤツには世話になっている。そしてあいつが自分の立場に苦しんでいることも」

    姫「……って、待って。どうして?」

    魔王「なにがだ?」

    姫「どうしてあなたたちは争うの? あなたたちが戦わなければ両方とも生きていられるし被害を生むこともないわ」

    魔王「キサマら人間にとってオレが脅威である限り争わないなんてことはできないだろ?」

    姫「あっ……」

    魔王「お前たちの国のセイジカとか言う連中の中にはオレを殺すことをエサにリッコウホしたりするのだろ?」





    36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:02:47.68 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「そうね、国民は常に魔物に怯えあなたがこの世から消えることを望んでる……」

    魔王「そして勇者はそれを望まれ、皆の希望を託されて旅へ出る。だからこそ勇者一行にはこの事実は伏せられている」

    姫「たしかに勇者様は今の話を信じるとは思えないわ。正義感の塊みたいな人だから。
      でも、どうしてあなたたちはこの話を信じる気になったの? この話は人間から聞いたのでしょ?」

    魔王「いや、未だに半信半疑なところはある。しかし、そもそもオレたち魔族の九割以上は言語を扱えない。
       オレたち魔王でさえ言語を扱えるものが出て来たのはここ千年から数百年の間みたいだしな」

    姫「うそ、意外ね……」

    魔王「感情でさえ発達していないものは多い、だから国なんて集まりはないし、ホウリツなんてものもない。
       さらにオレたちにとっては勇者以外の人間は脅威にはならない。
       さらに人間が論理的にものを考える力を身につけたのに対して、オレたち魔族の大半は本能が優先される」

    姫「そういう色々な要素が重なってあなたたちはその説を信じることができたのね」

    魔王「オレたち魔族にとっては生き延びることこそが目的であり求めていることだからな。そしてそれはオレも同じだ」

    姫「でも……」

    魔王「なんだ?」





    38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:15:08.70 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「こんなこと私が言うのもおかしいけれど、あなたはそれでいいの?
      まるで人間に利用されているように思えるのだけど」

    魔王「そうかもな、それに魔王の行き着く先はほとんどの場合が勇者に殺されるという道だ。
       勇者と魔王では力を扱えるようになるスピードは魔王のほうが格段に上だがポテンシャルは勇者のほうが遥かに上だからな」

    姫「物語でほとんどの場合で勇者が勝つのはそのためね……」

    魔王「……なぜそんな変な顔をする?」

    姫「変な顔じゃないわよ、たぶん。
      ただこんな顔しちゃうのはなんだかやるせない気分だからよ」

    魔王「なぜだ、なぜやるせない気分にキサマがなるのだ?」

    姫「たぶんあなたの行き着く先がもう決まっているからよ。あなたは魔王だけど、でもだからってそんな……」

    魔王「オレの行き着く先は常に決まっているかもしれない。だが、オレが守るものの行く末は変えられるはずだ」

    姫「……」





    40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:24:18.82 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「勇者はオレを倒すことで人間たちを守るのだろう?
       ならばオレはオレの死をもって同胞たちを、そして自分たちの世界を守る、ただそれだけだ」

    姫「…………昔、こんな言い伝えを聞いたことがあるの」

    魔王「え?」

    姫「この世界は勇者と魔王の二人だけのために生まれたっていうおとぎ話。
      勇者と魔王が争うための場所として世界が生まれた。そして世界は勇者と魔王の闘いを彩る装置として空や海を生み出した。
      
      あなたたちの闘いを盛り上げるための舞台装置として山や川、街が生まれ、あなたたちのストーリーを演出するために様々なものが組み合わさっていった。
       あなたたちを中心にこの世界は作り上げられていく……そんなお話よ」

    魔王「初めて聞いたがすごい話だな」

    姫「私はこれを聞いたときふざけるなと思ったわ」

    魔王「なぜ?」





    41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:32:04.79 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「だってそれじゃああなたや勇者様以外はただの舞台装置で人ですらないのよ?
      私はまだまだ未熟で箱入りでなにも知らない子供だけどそれでも舞台装置扱いされる覚えはないわ」

    魔王「……」

    姫「他の人だってそうよ、みんな一生懸命自分の人生を生きて輝いてる……と、まあこんな感じでそのおとぎ話に憤慨してたわ。
      でもちょっと考えが変わったわ。ほんのちょっと、だけど」

    魔王「ほお、どんなふうに?」

    姫「そんなおとぎ話を作りたくなるぐらいにあなたのような魔王や勇者様にはすごい魅力があったんだろうな、って」

    魔王「なるほどなあ、そういう考え方もあるのか」

    姫「だから! 私は私で自分の生き方を貫いてあなたたちみたいな立派な人になるつもり!」

    魔王「そうか……ならばオレはオレのやり方でオレの守るべきものを守る」

    姫「ええ、そうして」

    魔王「だから、勇者が来るまでここで幽閉されていてくれるか?」

    姫「悪いけどお断りよ」

    魔王「へ?」





    42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:37:15.65 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「私はなにもわからないし知らなさすぎるの。だから囚われのお姫様なんてしている場合じゃない」

    魔王「……じゃあどうするんだ?」

    姫「だから、勇者様が私を迎えに来て闘いに来るまでの間にあなたの世界をできるかぎり見せて欲しい。
      私もいずれは人の上に立つ人間よ、そして私が国民を守らなければいけないときが来る。
      そして私はできるならあなたたちの世界も救いたい」

    魔王「本気で言っているのか?」

    姫「馬鹿な箱入り娘の戯言にしか聞こえないでしょうね、でもそれでもいいわ。
      真実を知った上でなにもしないでいるなんてそんなの死んでも無理だわ。
      私たちの世界とあなたたちの世界を救う道、それを探したいの」

    魔王「……まったく、とんだお姫様だなあ。普通、魔王にそんなこと言うか」

    姫「とんでもない真実を知ったんだから言動がとんでもないのは仕方ないでしょ?」





    43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:40:37.02 ID:nz/DmJaUO/span>

    姫「それにあなた、雰囲気からして魔王ぽくないのよ。だから最初からさらされたのになんか怖くなかったし」

    魔王「なんだと!?」

    姫「口調も最初は頑張って「この魔王が〜」って言ってたけど今じゃすっかり崩れているし」

    魔王「これは……いや、まあたしかにオレには魔王としての風格が足りないんだろうな。
       でもそれはお前もだからな、お前にはひめとしてのなあ……」

    姫「知ってるわよ、だからそれもこれから学んでいくのよ」





    44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:42:31.80 ID:nz/DmJaUO/span>

    魔王「……なんで指輪を外すんだよ」

    姫「はい」

    魔王「え?」

    姫「私たちは間違いなく敵どうしよ。でも勇者様が私を迎えに来るまではパートナーでもある。だから、はい」

    魔王「…………まさかな、このオレが人間と握手する日が来るとはな」

    ギュッ

    姫「よろしく、魔王様」

    魔王「こちらこそな、姫」



    お  わ  り





    45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:44:11.33 ID:nz/DmJaUO/span>

    RPGやっててふと疑問に思ったことから生まれた話です
    ここまで見てくれた人、アドバイスをくれた方々ありがとうございました





    46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 01:46:25.53 ID:WkiQ2LlnO

    魔王と姫のイチャラブに期待





    49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/09(水) 02:09:47.65 ID:nz/DmJaUO/span>

    すみません
    今回の話は短いですがこれで終わりです
    実はこの話の続き(って言っても千年ぐらいあとの話なんですけど)は
    もうすでにss速報VIPで書いてるんで……

    もしかしたらこの姫と魔王の話の続きはまた書くかもしれませんがこのスレではやらないので落としてください






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:13:55.68 ID:MMu4kLj/0

    阿笠「押す」

    阿笠「光彦」

    阿笠「爆発」

    阿笠「悪用」

    コナン「はい」





    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:14:12.17 ID:wrhxP46D0

    把握




    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:15:32.79 ID:MMu4kLj/0

    コナン「おは」

    光彦「おは」

    歩美「好き」

    元太「うな」

    灰原「おは」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:16:29.02 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    元太「おお」

    灰原「なに」

    歩美「すごい」





    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:18:56.22 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    灰原「おい」

    灰原「なに」

    コナン「スイッチ」

    コナン「博士」

    灰原「なる」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:20:06.08 ID:MMu4kLj/0

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    元太「はよ」

    元太「学校」

    灰原「はい」

    歩美「はい」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:20:11.24 ID:JD4HxHgz0

    大抵こうだよなwwww
    よくわかってるな





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:21:00.51 ID:MMu4kLj/0

    学校

    コナン「光彦」

    光彦「なに」

    コナン「爆発」

    光彦「やだ」

    コナン「押す」

    光彦「うわ」





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:22:37.91 ID:MMu4kLj/0

    光彦「痛い」

    コナン「すげ」

    コナン「再生」

    光彦「ぼく」

    光彦「不死」

    コナン「はい」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:23:37.88 ID:oswD/nqv0

    どうしよう、だいたいわかる





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:25:17.05 ID:MMu4kLj/0

    体育/サッカー

    コナン「体育」

    元太「光彦」

    元太「パス」

    光彦「はい」

    光彦「よし」

    光彦「シュート」

    コナン「押す」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:26:28.44 ID:MMu4kLj/0

    光彦「痛い」

    元太「絶許」

    歩美「最低」

    コナン「最低」

    灰原「おい」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:28:51.72 ID:MMu4kLj/0

    光彦「勝手」

    光彦「爆発」

    光彦「ぼく」

    コナン「嘘」

    歩美「嘘」

    元太「嘘」

    灰原「おい」





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:30:02.61 ID:MMu4kLj/0

    灰原「おい」

    コナン「なに」

    灰原「押す」

    灰原「だめ」

    コナン「くそ」





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:30:54.95 ID:MMu4kLj/0

    光彦「うわ」

    光彦「ぼく」

    光彦「椅子」

    光彦「ない」

    小林「はい」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:33:39.26 ID:MMu4kLj/0

    光彦「先生」

    小林「立て」

    小林「授業」

    小林「開始」

    光彦「えっ」

    元太「笑い」

    歩美「笑い」

    コナン「爆笑」

    灰原「おい」





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:35:08.32 ID:wrhxP46D0

    コナンSSの最終形態かもしれない





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:35:16.35 ID:MMu4kLj/0

    コナン「(よし)」

    コナン「(いま)」

    コナン「(押す)」

    光彦「うびゃ」

    小林「おい」

    光彦「違う」

    光彦「ぼく・・・」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:37:04.61 ID:MMu4kLj/0

    元太「黙れ」

    歩美「最低」

    コナン「騒音」

    生徒「黙れ」

    光彦「うう……」

    小林「廊下」

    小林「立て」

    光彦「…」

    光彦「はい」





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:38:58.57 ID:uT+VKbj60

    浮かぶのがすごい





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:40:12.15 ID:MMu4kLj/0

    廊下

    光彦「うう」

    コナン「押す」

    光彦「うわ」

    小林「もう」

    小林「帰れ」

    光彦「はい」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:41:49.02 ID:MMu4kLj/0

    光彦・帰路

    光彦「くそ」

    光彦「工藤」

    光彦「絶許」

    光彦「阿笠」

    光彦「頼む」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:43:29.70 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後

    コナン「笑い」

    歩美「光彦」

    灰原「…」

    元太「爆笑」

    小林「笑い」





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:47:28.46 ID:sQuXZ9Vw0

    なんとなくわかるのが悔しい





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:47:54.39 ID:MMu4kLj/0

    阿笠宅

    阿笠「なに」

    光彦「工藤」

    光彦「爆発」

    光彦「装置」

    阿笠「はい」

    阿笠「朝美」

    阿笠「処女」

    阿笠「貰う」

    光彦「はい」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:49:40.96 ID:MMu4kLj/0

    阿笠「よし」

    阿笠「完成」

    阿笠「悪用」

    光彦「はい」

    光彦「では」

    朝美「なに」

    阿笠「ふひ」

    朝美「うわ」

    阿笠「うっ」





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:51:21.34 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後 

    コナン「でさ」

    歩美「あは」

    元太「うな」

    灰原「…」

    ------------------

    光彦「よし」

    光彦「押す」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:55:06.96 ID:MMu4kLj/0

    教室/光彦帰宅後 

    コナン「うお」

    光彦「(ひひ)」

    コナン「光彦」

    コナン「痛い」

    歩美「光彦」

    元太「光彦」

    元太「酷い」

    灰原「…」

    光彦「えっ」

    光彦「なぜ」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:57:04.07 ID:8Et4ePNE0

    なぜだろうな

    それは本当に誰にも分からない





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:59:00.89 ID:MMu4kLj/0

    小林「怪我」

    コナン「ない」

    コナン「光彦」

    コナン「博士」

    コナン「爆発」

    コナン「俺に」

    コナン「頼む」

    歩美「なる」

    元太「なる」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/09(水) 23:59:54.74 ID:MMu4kLj/0

    灰原「それ」

    灰原「貴方」

    灰原「同じ」

    コナン「えっ」

    歩美「えっ」

    元太「えっ」

    灰原「えっ……」





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:03:38.72 ID:MMu4kLj/0

    光彦「くそ」

    光彦「連打」

    コナン「さて」

    コナン「博士」

    阿笠「なに」

    コナン「連打」

    コナン「光彦」

    コナン「爆発」

    博士「なる」

    博士「光彦くんの工藤爆発装置は、連打すると光彦くんが完全にこの世から消し飛ぶように出来とるんじゃよ」





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:05:01.49 ID:MMu4kLj/0

    光彦「連打」

    光彦「ん"""ん"""ん"""あ"あ""""ああ"あ"ああああああああああああああああああ」

    コナン「ふふ」

    コナン「終劇」





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:06:49.67 ID:GN3B+xmo0







    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:09:25.23 ID:TJrtmIdh0

    ひとつの形か





    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:10:22.96 ID:MMu4kLj/0

    くぅ疲 完結
    ネタレス 代行 開始
    本当 ネタ 無し
    厚意 無駄 駄目 流行 ネタ 挑戦
    以下、コナン達 メッセ

    コナン「あり 腹黒 わり」

    歩美「あり 私 可愛」

    光彦「不遇」

    元太「あり 作中 気持 本当」

    灰原「・・・」

    では、

    コナン、歩美、光彦、元太、灰原、俺「あり」



    コナン、歩美、光彦、元太、灰原「何故 俺 改め あり」

    本当 終





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:12:26.39 ID:GO/+OQ600

    そうか…SSの骨格ってこうなってたんか





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:18:45.67 ID:FYWdN0E70

    シンプルイズベストってこういう事か






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:28:56.46 ID:ULLJSEMP0

    博士「なにを言っておるんじゃ新一?」

    コナン「歩美ちゃんのことを滅茶苦茶にしてやりたくてよ」

    博士「なんと・・・哀くんじゃだめなのか?」

    コナン「ああ・・・モグリの小学生じゃだめみてぇだ・・くそっ」

    博士「じゃがのぅ・・13歳未満との性行為は同意があっても強姦罪じゃし・・・」

    博士「なによりそんなことをすれば歩美君には一生残る心の傷が・・・」

    コナン「クソっ・・!」

    博士「そうじゃ!誰も悲しむことなく解決できる発明品があるんじゃった!」





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:29:25.78 ID:hBUBym4e0

    なんやて工藤





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:29:57.99 ID:peaMZpRC0

    ガタッ!





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:30:05.92 ID:ULLJSEMP0

    博士「どうじゃ新一!指紋を光彦君のモノにできる手袋じゃ!」

    コナン「どういうこったよ?」

    博士「まあ見ておれ・・この手袋は他人の指紋を再現することができるんじゃ」

    博士「例えば・・ここにワシの指紋を登録して・・指紋を採取すると・・・どうじゃ!」

    コナン「こ・・これは!!」

    コナン「俺が手袋をはめてるのに指紋は博士のものと一致している!!」

    博士「一応この手袋には3件指紋を保存できるんじゃが・・・」

    博士「今回は光彦君の指紋をあらかじめ登録しておいたぞい」

    コナン「すまねー博士!これで誰も悲しまずにすむぜ!!」

    コナン「それじゃーいってくる!」

    博士「くれぐれも悪用するんじゃないぞいー」





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:31:30.54 ID:ULLJSEMP0

    〜〜学校〜〜

    コナン「この手袋をして歩美ちゃんをレイプ・・・」

    コナン「でも指紋は光彦のもの!これで問題は全部解決だぜ!!」

    コナン「今日は家電量販店でわざわざ最新モデルのデジカメを買ってきたからな・・・!」

    コナン「これで写真を撮ればオカズにも困らねえ!」

    小林「はーい、今日は家庭科で料理実習をしまーす。まず出席をとりまーす」

    小林「江戸川くん」

    コナン「バーロ!」

    小林「円谷くん」

    光彦「はい!」

    コナン「(ククク・・・)」





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:33:10.62 ID:ULLJSEMP0

    〜〜家庭科室〜〜

    コナン「さて・・問題はいつレイプしてやるかだな」

    光彦「さ、コナン君!一緒にゆで卵を作りましょう!」

    コナン「バーロ!わかってるっつぅの」

    コナン「・・・そうだ」

    光彦「まずは熱湯を用意して・・・」

    コナン「おい光彦、ちょっと手出せ」

    光彦「手ですか?」

    コナンは光彦の手に熱湯をぶちまけた!

    光彦「ぎゃああーーーーーーー!!!」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:33:25.14 ID:YRGQKP1w0

    彼が何をしたというのか





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:35:08.92 ID:ULLJSEMP0

    コナン「先生!光彦が大変です!!」

    小林「あら円谷君!手が大やけどじゃない・・もう・・困ったこねぇ」

    光彦「熱い!!熱い!!」

    歩美「じゃあ私保健委員だから保健室連れて行きまーす!」

    小林「面倒だけどお願いね!」

    コナン「ったく光彦・・迷惑かけんなよ?」

    歩美「じゃあ行ってきまーす!」

    光彦「痛いですーーー!!!」

    コナン「(計画どおり)」





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:36:25.37 ID:zAtR8BNJ0

    光彦に生まれてしまったがためにこんな扱い受けるなんて・・・





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:37:36.60 ID:ULLJSEMP0

    ※パンツははいといてください
    ※今回はガチ推理あるやつです


    〜〜保健室〜〜

    歩美「じゃあ光彦君、安静にしててね!」ガラッ

    歩美「(先生はいなかったけど、安静にしていれば大丈夫だよね)」

    コナン「予定通り保健室から出てきたな・・・」

    コナン「しめしめ・・・あとは麻酔銃で・・」プシュン

    歩美「!・・・zzz」

    コナン「よし、手袋をしてトイレに運び込んで・・・」





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:38:58.64 ID:ULLJSEMP0

    〜〜男子トイレ〜〜

    コナン「ふぅ・・よし、服を脱がすぜ…」ドキドキ

    コナン「こ・・これは!想像以上だ・・・!白くてきめ細やかな肌に・・」

    コナン「まだふくらみはじめの未熟な乳房・・しかし乳首の色はほんのりとピンク色で・・」

    コナン「小学生らしい少し骨ばったカラダに・・・」

    コナン「それでいてどこか雌を感じさせる艶やかで妖艶なライン・・」

    コナン「よし・・パンティを脱がす・・・」スルスル

    コナン「!!ぷっくらとした無毛の恥丘に・・紅色に染まった割れ目が・・!!」

    コナン「もう我慢できねえ!!すまねえ歩美ちゃん!初めては貰うぜ!」

    コナン「精液が漏れないようにゴムをつけて・・・」ズプッ!

    パンパンパン!!!

    コナン「LAAAAAAAAAN!!」ドピュウッッ!!

    コナン「ふう・・・よし、と」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:39:34.20 ID:t5+0s/MDP

    外道すぎるww





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:39:49.49 ID:D6cCHoRX0

    やはり…変態か





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:40:42.54 ID:ULLJSEMP0

    コナン「最後に写真を撮ってと」パシャッ!パシャッ!

    コナン「さ、教室に帰るか」


    〜〜教室〜〜

    小林「あら江戸川君、ずいぶん長いトイレね」

    コナン「先生ぇ〜。なんか隣の個室で変な音がしてましたぁ」

    小林「変な音?ちょっと見てくるわね」

    コナン「(これで後始末は完璧だ)」

    その後、学校は大騒ぎとなり学校は臨時閉校。翌日、緊急クラス集会が開かれることとなった





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:42:08.14 ID:ULLJSEMP0

    〜〜翌日〜〜

    小林「というわけで・・そのような事件がありました」

    歩美「ううっ・・・」

    小林「学校側で犯人を特定するために、現場に残っていた指紋を解析しました!」

    光彦「なんだ!じゃあ犯人はすぐに見つかるんですね!」

    コナン「バーロ!はしゃぐんじゃねぇぜ光彦!」

    光彦「でも歩美ちゃんをこんな目にあわせた犯人、すぐに捕まえて死刑にしてしまえばいいんです!」

    元太「光彦〜おめぇ過激だなぁ」

    光彦「火あぶりの刑にしちゃえばいいんですよ!」

    小林「では犯人の名前を読み上げます」

    小林「円谷光彦」

    光彦「!!?」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:43:07.07 ID:D6cCHoRX0

    学校が解析すんのかよwww





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:44:09.59 ID:peaMZpRC0

    光彦www





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:44:18.83 ID:ULLJSEMP0

    コナン「光彦!?おめぇ!」

    元太「光彦!?」

    モブ「光彦君が?!しんじらんない・・・(ざわざわ)」

    光彦「ちょ・・・まってくだ・・・ええ?!」

    歩美「最低・・もう顔も見たくないよ!!」

    コナン「光彦・・・おめぇー同じ探偵団の仲間に・・・!」

    コナン「超えちゃいけないライン考えろよ!!」ガッ!!

    光彦「うげぇ!」

    歩美「コナン君・・・///」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:45:13.77 ID:voKDs+u70

    相変わらずの下衆っぷり





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:45:37.40 ID:ULLJSEMP0

    コナン「光彦は警察に連行された・・・」

    コナン「光彦の異変に気づいてやれなかったのは俺たちの責任でもあるのかもしれない--」

    コナン「さ!今日は帰ってサッカーでも見るかな!!」

    元太「おう!じゃあなーコナン!」

    歩美「じゃあねコナン君!」

    灰原「・・・・」





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:47:52.53 ID:IRALc8It0

    歩美タフすぎんだろwww
    じゃあねコナン君!じゃねえよwww





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:46:21.11 ID:ULLJSEMP0

    〜〜阿笠博士宅〜〜

    コナン「いけ!そこだ!ジーニアス柿谷!!」

    博士「新一、君にお客さんじゃぞい」

    コナン「ちっ・・いいとこで・・誰だ?」

    ガチャ

    灰原「お邪魔するわ」

    目暮警部「やあコナン君」

    コナン「灰原に・・・警部?逮捕されたはずの光彦まで・・!?」

    コナン「どうしたんだよ・・珍しい組み合わせだな・・・」

    灰原「もうすべてわかってるのよ?探偵さん・・・」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:47:57.07 ID:ULLJSEMP0

    コナン「わかってるって何がだよ・・・」

    灰原「学校での強姦犯人が・・・だれかってことよ」

    コナン「!?なにいって・・・あれは光彦の仕業だろ!?」

    光彦「どうしてどんなことが言えるんですか?コナン君・・」

    コナン「だって・・・現場からは光彦の指紋が・・!」

    灰原「円谷君の指紋・・・?」

    コナン「そ・・・そうさ!」

    光彦「僕のこの手の指紋・・・ですか!!」

    コナン「だからそうだって・・・あ!!」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:49:13.19 ID:ULLJSEMP0

    灰原「そう・・円谷君は家庭科室で熱湯をかけられたせいで指紋がつぶれてしまっているの」

    光彦「だから僕の指紋が残るはずはないんですよ・・!!」

    コナン「ばっ・・・!!馬鹿な!!」

    灰原「どうしたの?ずいぶんと顔色が悪いじゃない・・・!」

    コナン「だ・・・だからって・・どうして俺が犯人だって言えるんだよ!」

    灰原「あの時間にクラスにいなかったのはアナタだけなの・・・」

    コナン「そんなもの証拠になるかよ!!」

    灰原「じゃあ・・これを見て頂戴!」

    コナン「こ・・・これは!!」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:50:07.51 ID:fXUJhjEU0

    コナンただのバカじゃねーか





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:50:50.63 ID:ULLJSEMP0

    コナン「(俺のデジカメ!?)」

    灰原「悪いんだけど机の中にあったのを勝手に借りたわ」

    目暮「中に入っている写真データも確認させてもらったよ・・」

    コナン「なっ・・・」

    光彦「これでもシラを切るんですか?コナン君・・・いや!!強姦魔江戸川!!」

    コナン「陰謀だっ!誰かが俺の机に!!」

    灰原「・・往生際が悪いわね。じゃあ今、あなたの目の前でこの指紋が誰のものか確認しましょう」

    灰原「円谷君の指紋が出れば、あの時教室にいなかったアナタだけが犯人であるということになるわね」

    灰原「もしかして油断してカメラは手袋を使わなかった・・なんてことはないわよね?」クスクス

    コナン「・・・」





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:52:40.88 ID:sPKVJdvh0

    指紋が潰れるほどの大火傷を「安静にしていれば大丈夫」と放置する鬼畜っぷりのおかげで
    自分をレイプした真犯人が判明するという超展開www





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:52:46.16 ID:ULLJSEMP0

    目暮「灰原君・・・出たぞ、指紋確認の結果が・・・」

    光彦「さあ、観念してください!強姦魔江戸川!」

    灰原「どうだったの?警部」

    目暮「それが・・・採取できた指紋は・・・」

    光彦「ゴクリ」

    目暮「阿笠博士のもの・・なんだ」

    博士「!?」





    56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:55:21.50 ID:ULLJSEMP0

    コナン「(ククク・・・!!計画どおり!!)」

    コナン「(そう・・俺はこうなった時のことを考えてすでに策を打っていたんだ!!)」

    コナン「(覚えているだろうか、手袋を博士が開発したとき・・一度博士の指紋で実験していたことを!)」

    コナン「(そしてそのメモリーはまだ手袋に保存されていたことを・・!)」

    コナン「(俺は写真を撮る際に・・あえて博士の指紋を使って撮影していた・・・!)」

    コナン「(光彦の指紋が偽造であると気づかれることを見越してな・・!!)」

    博士「な・・なんじゃとぉーー?!」

    目暮「阿笠さん・・詳しい話は所でお聞かせ願いましょう」

    博士「そんな・・・!し・・新一ぃーーーーー!裏切りおったなーーー!!」

    コナン「バーロ!真実は!いつもひとつ!!」





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:56:32.64 ID:dDOC7lrIO

    でもオカズは没収だよな





    61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:57:31.18 ID:ULLJSEMP0

    灰原「ごめんなさい工藤君、あなたを疑ったりして」

    コナン「バーロ、気にすんじゃねえ・・・」

    灰原「それにしても博士は・・・」

    コナン「きっと博士は・・世の中のしがらみに疲れたんだろうな・・・」

    コナン「博士は鳥になりたかったんだよ・・・」

    灰原「鳥に・・・?」

    コナン「真っ白で無垢な・・・小学生のような純粋な鳥に・・さ・・・」





    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:57:35.83 ID:HIC2WMn00

    やっぱりコナンは完璧だった





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 00:59:52.12 ID:ULLJSEMP0

    ーーーこの大空にーーー

    博士はその後、児童ポルノ所持罪などの余罪が明らかとなり死刑になった

    ーーー翼をひろげーーー

    光彦も共犯である線が濃厚であることから死刑になった

    ーーーとんで行きたいよーーー

    俺たちは二度とこんな事件が起きないようにしなくてはいけない

    ーーー悲しみのない自由な空へーーー

    そう、無垢で純粋な小学生たちを守るため・・・

    ーーー翼はためかせーーーー

    真実は、いつもひとつ!!

    ーーー行きたいーーー


    fin





    72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:02:59.04 ID:ULLJSEMP0

    くぅ〜〜〜www


    シリアスもの書いてみたけど難しかったわ・・・
    クオリティ低いけど読んでくれてありがとうおまいら





    74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:03:22.84 ID:JdVFUjuM0

    >>72
    おつおつ

    光彦大逆転ver書いていい?





    78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:05:20.84 ID:ULLJSEMP0

    >>74
    おういいぞww
    楽しませてもらいますww





    73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:03:01.23 ID:YQSnrijL0

    簡単に死刑なりすぎwwwwwwww





    75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:03:25.31 ID:peaMZpRC0

    光彦wwwwwww





    76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:03:45.98 ID:2eDx7kiK0

    なんで光彦まで死刑になってんだよwwww





    83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:10:14.87 ID:rFlZVzVR0

    光彦とばっちりじゃねーかwwwww





    84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:14:56.70 ID:JdVFUjuM0

    >>61の続き

    光彦「それは違いますよ!!」ロンパ

    灰原・目暮「え?」

    コナン「黙ってろソバカス」

    灰原「円谷君……何が違うと言うのかしら」

    光彦「コナン君の供述には、大きな穴があります!」





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:22:08.35 ID:JdVFUjuM0

    目暮「コナン君が言ってることに、何かおかしなことでもあったのかね」

    光彦「さっき言いましたよね、僕の手は火傷をしていて指紋が潰れてしまっていたと…」

    灰原「ええ、それは私が確認済みよ」

    光彦「それなのに現場から僕の指紋が出た……と言うことは、僕の指紋を偽造出来る技術があったということですよね」

    目暮「そうだな、実際に採取した指紋をコピーする技術は存在する」

    光彦「ということは、博士の指紋も偽造されたものであった可能性があるんじゃないですか?」





    87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:32:45.64 ID:JdVFUjuM0

    コナン「はっ、バーロー。所詮可能性の話じゃねーか。第一その方法なら、俺じゃなくても出来るだろ?」

    光彦「目暮警部、そのカメラをちょっと見せて下さい」

    目暮「? 構わんが……」

    光彦「このカメラの型番はCONAN-0721。
    これは犯行前日に発売された最新モデルですね」

    灰原「そのカメラがどうかしたのかしら」

    光彦「真犯人が博士なら、誰も覚えている人は居ないでしょうが……小学校1年生の男の子が発売したばかりの最新型のカメラを購入して行ったら、誰かが覚えていると思いませんか?」

    目暮「し、しかしそれだけでは購入場所や時期が漠然とし過ぎて……」

    光彦「博士ならともかく、僕たちは朝から学校に行っていたので当日購入するのは不可能です。
    つまり、周辺の家電量販店をあたって、犯行前日にこのカメラを購入した小学校1年生くらいの男の子がいないか聞き込みをすれば、真犯人がハッキリするはずです」





    88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:41:52.40 ID:JdVFUjuM0

    灰原「ネットで購入していれば、購入者の詳細は残らないわよ」

    光彦「コナン君が受け取りとして指定出来るのは、探偵事務所か博士の家、もしくはコンビニ受け取りぐらいでしょう。自分以外が受け取ってしまうリスクを考えればコンビニが妥当ですが……これも同様に、夕方の時間帯に絞って聞き込みをかければ誰かが覚えているはずです」

    コナン「バーロー。そりゃ俺がカメラを買ったってだけの証拠だろ?
    俺がやったって証拠にはなってねーじゃねーか」





    89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:45:01.15 ID:JdVFUjuM0

    光彦「そうですね、これだけでは博士が無罪という証拠にはなりません」

    コナン「ほら見ろ。光彦の分際でしゃしゃり出てんじゃねーよバーロ」

    光彦「でもコナン君が有罪だと言う証拠はあります」

    コナン「なにっ!?」





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 01:54:00.47 ID:JdVFUjuM0

    光彦「あの日、歩美ちゃんはどこで襲われたんでしたっけ」

    コナン「どこってそりゃオメー、保健室から帰る途中のトイレだろ?」

    光彦「そう、保健室から帰る途中のトイレ……
    どうして歩美ちゃんは保健室に行ったんですか」

    コナン「バーロー、んなもん俺がオメーに熱湯ぶっかけたからに決まって……!?」





    93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 02:08:56.22 ID:JdVFUjuM0

    光彦「犯人が博士だときたら、教室か家庭科室にいるはずの歩美ちゃんの居場所を知っていたのはおかしいですよね。
    もし僕たちを尾けていたんだとしたら、歩美ちゃんが1人になるかどうか分からないのにわざわざついていくのはおかしいです。

    そもそも指紋やカメラまで準備していた用意周到な犯人が、ターゲットが1人になるか分からないのにずっと待ち続けるのは考えにくい……
    つまり、あの日歩美ちゃんが1人になる原因を作ったことこそが、コナン君が犯人だっていう証拠なんですよ!!」





    94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 02:12:09.26 ID:JdVFUjuM0

    コナン「ははっ……バ、バーローそんな訳が……」

    博士「……新一、もうこんなことは辞めるんじゃ」

    コナン「!?」

    目暮「どういうことですかな阿笠博士」

    博士「目暮警部、ワシはこの子に頼まれて指紋をコピーする道具を作ったんじゃ」

    コナン「バーロー何で今そのことを……」

    目暮「コナン君、続きは署の方で聞こう」





    95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 02:21:12.39 ID:JdVFUjuM0

    ─────────────

    灰原「終わったようね」

    博士「これで良かったんじゃろうか……ボス」

    ??「ええ、彼は組織にとって脅威になることは間違いありませんでしたからね。
    今回、博士が彼に協力してくれたおかげで、彼を排除することが出来たんです」

    灰原「彼には素質があったから、もっと上手く活用することが出来たのかもしれないけれど」

    ??「例の薬を用いた組織の『全人類ロリショタ化計画』を遂行するためには、彼の様な思想は危険因子なんですよ」

    博士「これからもついていきますぞ、ボス」

    ??「自由な鳥の羽をもいでしまって地に堕ちた彼のようにならないように……
    僕たちはこれからも羽ばたいていきましょう」





    96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 02:29:42.69 ID:JdVFUjuM0

    ーーーこの大空にーーー

    コナンはその後、LANねーちゃんのアンテナ違法改造などの余罪が明らかとなり死刑になった

    ーーー翼をひろげーーー

    元太もうな重の消費量が国家基準に達したため死刑になった

    ーーーとんで行きたいよーーー

    組織は活動を続け、全人類の80%が12歳以下になった

    ーーー悲しみのない自由な空へーーー

    そう、全ては無垢で純粋な小学生たちを守るため・・・

    ーーー翼はためかせーーーー

    Yesロリータ、Noタッチ!!

    ーーー行きたいーーー


    fin





    97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/10(木) 02:32:46.60 ID:fXUJhjEU0

    終わったwww






    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:41:07.61 ID:YwIpiJJw0

    男「一目惚れなんだ!」

    後輩「見た目しか見てないんですよね? なおさら嫌です」

    男「と、友達からで」

    後輩「妥協する程度の想いだったんですね。なら告白しなきゃいいのに」

    男「やっぱり付き合」

    後輩「やっぱり? 私の意見に左右されるほど、先輩の意志は弱いんですか」

    男「……出直してくる」

    後輩「女々しくて、キモいのでやめてください」



    2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:44:44.56 ID:YwIpiJJw0

    男「おっす」

    後輩「待ち伏せですか。恋心をこじらせましたか」

    男「だって、後輩は校内じゃ話しかけても、無視するじゃないか」

    後輩「一つ上の知り合いでもない異性が話しかけてきたら、普通は無視をしますよね?」

    男「そ、それはそうだが……」

    後輩「待ち伏せ」

    男「え」

    後輩「キモいのでやめてください」





    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:45:17.04 ID:YwIpiJJw0

    男「やあやあ」

    後輩「待ち伏せはやめろ、と言ったはずなんですが」

    男「事前に言っておいただろ」

    後輩「教室の前で叫んでた人がいましたね。そうえば、先輩によく似ていた気がします」

    男「よく見てるじゃないか」

    後輩「異常者がいたら、視線を向けるのが健常者ですよ」

    男「酷い言いぐさだ……」

    後輩「あれ、やめてくださいね。キモい上に迷惑ですから」





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:45:53.38 ID:YwIpiJJw0

    男「付き合ってくれ!」

    後輩「なぜですか」

    男「お、聞いてくれるのか。後輩と三度話して分かったが、君の性格は君の見た目の可愛さを、ふいにするほどのものではないと判断して」

    後輩「いえ、するな、と言った告白をまたしてきた理由のことです」

    男「意外と話してくれるから、イケるかなって」

    後輩「都合の良い解釈はやめてくれませんか。自意識過剰でキモいです」

    男「……出直すよ」

    後輩「いい加減にしてほしいです」





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:46:25.27 ID:YwIpiJJw0

    男「今日は理由を聞きにきた」

    後輩「なんのですか」

    男「俺の告白を受けてくれない理由だ」

    後輩「キモいから」

    男「さ、最初は嫌なだけだったはずだ! 嫌だった理由を教えてくれ」

    後輩「……私、頭が悪い人は嫌いなんですよ」

    男「え」

    後輩「うちの学校、学年ごとに順位が張り出されますよね?」

    男「お、おう。五十位以上だけだけど」

    後輩「それに先輩の名前が載ってるの、見たことないです」

    男「……で、出直してくる」

    後輩「出直せますかね」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:46:53.79 ID:YwIpiJJw0

    男「友、勉強を教えてくれ」

    友「えぇ、どんな風の吹き回しだよ」

    男「後輩と付き合うためなんだよ。力を貸してくれよ!」

    友「後輩……ああ、あの性格が悪いので有名な」

    男「馬鹿! 可愛くて有名なんだ」

    友「変なのに入れ込んだなぁ」

    男「見た目が良い女の子に魅かれるのは、当然だ」

    友「限度があると思うけどな」





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:47:26.18 ID:YwIpiJJw0

    「やあ」

    後輩「またき――ん」

    友「後輩さんだよね。初めまして、僕は」

    後輩「初めまして。では、急ぎますので」

    友「え、え、ちょっと……行っちゃった。男、よく話しかけれてるなぁ」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:47:56.06 ID:YwIpiJJw0

    友「昨日、後輩さんと会ったんだけど」

    男「てめえ、俺の恋路を邪魔するつもりか!」

    友「いやいや、ありゃ邪魔できないよ。話しかけても、会話をしてくれないんだもの」

    男「そうか、それはよかった……。友、もう後輩に話しかけるなよな。お前は頭がいいから、なんかの間違いでカップルになるかもしれん」

    友「僕は付き合う人を、顔だけで選んだりしないよ」

    男「理解できない考えだな」

    友「お互い様だよ」





    9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:48:33.57 ID:YwIpiJJw0

    男「次のテスト、楽しみにしていると良い!」

    後輩「……久々に現れたかと思ったら、なんですか急に」

    男「ともかくだ、次のテストが終われば、俺は後輩にまた告白しにくるからな!」

    後輩「やめてください。迷惑です」

    男「するって言ってるだろ!」

    後輩「だから、やめてと言ってます」





    10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:49:05.28 ID:YwIpiJJw0

    男「な、なぜだ……」

    友「総合六十二位。まあ、突然の勉強じゃ、こんなもんだよね」

    男「おい、てめえ、上がったけどこれじゃダメなんだよ!」

    友「僕に言われてもなぁ。実際に上がってるわけだし、文句を言われても」

    男「あ、うん、すまん。ありがとな」

    友「いいよ、いいよ。僕も若干上がったし」

    男「ちなみに、何位だ?」

    友「三十二位」

    男「[ピーーー]」

    友「理不尽だなぁ」


    後輩「……今日も、こない」

    後輩「諦めたのかな。……当然か。いつもそうだったし」

    後輩「帰ろ」





    11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:49:46.40 ID:YwIpiJJw0

    男「おい、おい、これで合ってるか」

    友「合ってるよ。というか、もう一人でやってなよ。僕は疲れたよ」

    男「冷たいことを言うなよ。温かいものを奢ってやるから」

    友「もう夏前だよ。ほしいわけないだろ」





    12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:50:21.45 ID:YwIpiJJw0

     
    後輩「……なんですか。道を塞がないでください」

    男「期末の結果、見てくれただろ!」

    後輩「あー、そうですね。見ましたよ」

    男「四十二位だ。どうだ、文句はないだろ。馬鹿じゃないだろ!?」

    後輩「そうですね。見直しましたよ、先輩」

    男「なら」

    後輩「でも、私は普段、二十位前後の成績なんですよ」

    男「え」

    後輩「あと、頭が良いだけで、貧相な体つきの人も嫌なんですよね」

    男「は」

    後輩「私に執着し過ぎるの、キモいですよ。それでは」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:50:56.51 ID:YwIpiJJw0

    友「まだ諦めてないの」

    男「もちろんだ。俺には後輩以外にはいない!」

    友「よくやるもんだよ」

    男「あと、今日からトレーニングも始めるから、お前と遊ぶ時間もなくなるから」

    友「……ふーん」

    男「俺はやるぜ、友!」

    友「もうやり切ってるきもするけどね」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:51:29.72 ID:YwIpiJJw0

    友「後輩さん」

    後輩「はい? どこかでお会いしましたか」

    友「男の友達だよ。ちょっと聞きたいんだけど」

    後輩「……なんですか」

    友「ちょっと、やり過ぎじゃないかな。男の気持ちは真剣だって、分かってるはずだよね?」

    後輩「なんのことですか」

    友「君みたいに可愛い子は、たぶん異性の嫌な部分ばかりを見てきたはずだ」

    後輩「……だから?」

    友「男はそうじゃないよ。長い付き合いだから、僕だって知ってる」

    後輩「そうですか。情報提供、ありがとうございます。それでは」

    友「……なんだかなぁ」





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:51:58.50 ID:YwIpiJJw0

    男「走る、俺は今日、風になる!」

    男「……知り合いに見つかると、なんか恥ずかしいな」

    男「よし、帽子とサングラスをつけていこう。これで誰にも俺だと分からないはずだ!」

    男「行くぜ!」

    タッタッタッタッタ




    後輩「ん、あれは……」





    16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:52:31.15 ID:YwIpiJJw0

    友「なあ、夏休みの話なんだけど」

    男「悪いが、予定は埋まってる」

    友「なんとなく分かるけど、言ってみてくれない?」

    男「トレーニングと勉強だ! 筋肉をつけ、後輩の順位を抜く!」

    友「……まあ、いいけど。時々構ってくれよな」



    後輩「夏休み、か」

    後輩「……べつに、会うような関係じゃないし」

    後輩「いつも通り、いつも通り」





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:53:02.94 ID:YwIpiJJw0

    男「時はきた!」

    友「男、なんかガッチリしたね」

    男「自重、有酸素、プロテイン……やれることは全てやった」

    友「結局、夏休みは一度も遊ばなかったな」

    男「それはすまないと思ってる。また遊ぼうぜ!」

    友「確かにいつでも遊べるけどよぉ」

    男「ともかく、肉体改造と勉強はやり果たした……」

    男「この夏休み明けテストが勝負のときだ!」

    友「男、別人みたいだなぁ」





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:53:50.58 ID:YwIpiJJw0

    後輩「――先輩、ですか」

    男「ああ、久しぶりだな。テストの結果、知ってるよな」

    後輩「ええ、一応。一桁順位とは、驚きましたよ」

    男「そして……この体を見よ!」バサッ

    後輩「え、わ、わ、なにを急に!?」

    男「この体を貧相とは言わせないぜ! 腹筋割れてるぞ、バッキバキだぞ!」

    後輩「分かりました。分かったので服を着てください!」

    男「ちぇ、なんだよ」モゾモゾ

    後輩「……正直、感心しました。ここまでしてくる人は、初めてでしたから」

    男「ん、なんの話? それより告白したいんだけど」

    後輩「そりよりって……まあ、したければすれば良いんじゃないですか」

    男「よしきた! 後輩、俺と付き合ってくれ!」

    後輩「嫌です」

    男「え」





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:54:23.09 ID:YwIpiJJw0

    友「男が三年生になったら、か」

    男「とうとう時間だけだ。いやぁ、ここまで長かった!」

    友「時間だけって、明らかにはぐらかされるじゃない」

    男「なにを言ってる。後輩みたいな可愛い子が、嘘を吐くわけないだろ」

    友「盲目を過ぎて盲信してるね」

    男「目が良くなきゃ、後輩を見れないからな! ほら、あそこによく見え――」

    友「あれ、後輩さんの隣にいるの、同学年のイケメンだね」

    男「……帰る」

    友「え、久々の遊びなのに?」

    男「察してくれ」

    友「ちょ、ちょっと!?」





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:54:49.66 ID:YwIpiJJw0

    男(そうだ、体や頭ならなんとかなる)

    男(けど、顔は無理だ。俺が面食いだから、よくわかる)

    男(そうか……後輩は俺の顔も好みじゃなかったのか)

    男(これはさすがに、諦めるしかないか)

    男「ちきしょう……!」





    21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:55:18.34 ID:YwIpiJJw0

    友「後輩さん」

    後輩「友さん、でしたね。なにか用ですか」

    友「男のことなんだけどさ、本当に三年生になったら、あいつと付き合うの?」

    後輩「……それは」

    友「もしその気がないなら、もう振ってやってほしい」

    後輩「え、そ、そんなことは」

    友「イケメンと君が歩いているのを見てから、男が意気消沈気味なんだよ」

    後輩「イケメン……? 誰ですか、それ」

    友「え」





    22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:55:49.75 ID:YwIpiJJw0

    友「いやぁ、もう三年生だね」

    男「……そうだな」

    友「えっと、後輩さんは?」

    男「……はっはっは、何度も言ってるだろ? 諦めたよ」

    友「嘘吐かないでよ。もう何ヶ月その状態なんだよ」

    男「しつこいぞ。諦めたんだ」

    友「それにしちゃ、体も頭もなまらないね?」

    男「……し、習慣だ」

    友「はぁ」





    23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:56:28.16 ID:YwIpiJJw0

    後輩「友さん」

    友「うわっ! 後輩さん」

    後輩「なんですか、その反応。人を化け物かなにかみたいに」

    友「いや、だって後輩さんに話しけられるとは、ついぞ思わず」

    後輩「私をなんだと思ってるんですか。……先輩のことなんですけど」

    友「男の?」

    後輩「はい。あの、えっと、あの人は……まだ、私を好きですか」

    友「あー……うん、好きだろうね」

    後輩「そ、そうですか。ふぅん」

    友「でも、諦めたって言ってるよ」

    後輩「はぁ!?」





    24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:57:20.65 ID:YwIpiJJw0

    後輩「な、なぜですか。もしかして、私に愛想を」

    友「違う、違う。男はなんか勘違いをしてるっていうか」

    後輩「……もしかして、前の友さんのお話に出た、イケメンとかいう」

    友「まあ、おおむねそんな感じ」

    後輩「そうですか」

    友「ああ、僕は勘違いを解く気はないよ。男を助けることはするけど、後輩さんを助ける気はないし」

    後輩「私を……」

    友「うん。だって、男は告白する気がないみたいだし、僕は君が嫌いだもの」

    後輩「当然、ですね」

    友「親友にあれだけ無茶させればね、そりゃ嫌いだよ。……まあ、後輩さんが何かするなら、邪魔はしないさ」

    後輩「――今、先輩はどこに?」

    友「先に帰るって言ってたから、家に向かってると思うよ。この道をまっすぐだね」

    後輩「ありがとうございます!」

    友「……言わなきゃ良かったかな」





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:57:50.29 ID:YwIpiJJw0

    男(告白、か。……やっぱり整形は無理かな)

    男「はぁ」

    後輩「先輩!」

    男「ぎゃ!」

    後輩「なんですか、先輩までそんな反応で」

    男「いやいや、いきなり大声出されたら驚くわ」

    男「……ん、なんで後輩がここに?」

    後輩「私は」

    「告白されにきました」





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:58:52.12 ID:YwIpiJJw0

    男「告白、ん、あー、それはな」

    後輩「なんですか、早くしてください。するなと言っても、あれだけしてきたじゃないですか」

    男「悪いけど、俺はイケメンには勝てないよ。体も頭も、努力はするけど顔を変えるのは、な」

    男「情けない話だけど、俺は君のためなら何でもできるわけじゃない」

    男「面食いだからこそ、自分の見た目に、人一倍愛着があるんだ。……別にナルシストじゃないぞ?」

    後輩「さっきから顔顔と、なんの話ですか」

    男「え、でも」





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:59:28.50 ID:YwIpiJJw0

    後輩「先輩は私の性格や過去など、どうでも良いキモい面食いでしょうけど、私は違うんですよ」

    後輩「私と付き合うために、無茶苦茶を叶えるために努力して、その姿を何度も見せてきて」

    後輩「好きにさせるだけして、勝手に身を引くような人とは、違うんです」

    後輩「好きなんですよ。高飛車で、男性不信で、口の悪い、自分勝手な私に、あそこまで努力できる先輩が」

    後輩「顔なんて関係なく、好きになったんです!」

    後輩「……だから、告白してください。もう、先輩は三年生でしょう」





    28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:00:07.39 ID:YwIpiJJw0

    男「――そうだな。約束だもんな」

    後輩「はい。言ってしまったものは、仕方ないんです」

    男「後輩、一目惚れだ。君の顔が好きだ」

    男「そして、毒舌で尊大で自分勝手なお前が好きだ」

    男「俺と付き合ってくれ!」





    29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:00:49.65 ID:YwIpiJJw0

    「嫌ですけど」

    「――私も先輩が好きです。渋々ですが、お受けします」

                                   



                                    終わり





    30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:02:27.01 ID:YwIpiJJw0

    初めてのオリジナルでした

    読んでくれてあざました。

    蛇足ですが、イケメンは後輩に付きまとっていただけで、後輩はイケメンを気にも留めてません





    31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:04:54.35 ID:Xzs4eMqUo

    おもしろかった 乙





    32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:07:04.77 ID:3i1epGobo

    乙乙
    よかった





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:09:30.74 ID:2o3oko2Eo

    乙です。
    男かっこいいし、友もいい人で、面白かったです。





    34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:16:30.41 ID:X/piM886o

    ちょうどいい長さで面白かった乙





    35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:27:55.55 ID:tC5KkwOB0

    すごい良かった。乙





    36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:31:06.50 ID:NWf5kSRxo

    乙乙

    今度は後輩が絶対にデレないルート読みたいwwwwwwww






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:29:06 ID:X3L1VeYw

    ネタバレがあります。
    グロも少しあります。
    ハッピーな話ではありません。
    ご注意ください。





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:29:48 ID:X3L1VeYw

    ―845年・ラガコ村・コニーの家―

    コニーの父親「ただいま」

    コニーの母親「あなた、おかえりなさい。どうだった?」

    父親「ああ。子供たちは?」

    母親「今寝かしつけたわ。それで・・・壁が壊されたって本当なの?」

    父親「・・・・・・」

    ―――――
    ――――
    ―――

    コニー(ん・・・しょんべんしたい・・・)ムクッ





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:30:32 ID:X3L1VeYw

    トテトテ

    父親「・・・子供たちは?」

    コニー(あ、父ちゃん帰ってきたんだ)

    母親「今寝かしつけたわ。それで・・・壁が壊されたって本当なの?」

    コニー(かべ?)

    父親「ああ。シガンシナ区の壁が壊されて、ウォールマリアの扉が破られたそうだ」

    コニー(えっ・・・)

    母親「そんな・・・」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:31:11 ID:X3L1VeYw

    父親「人が沢山入ってきたし、この辺にも移住してくるだろう。これからもっと食糧難になるだろうな」

    母親「コニーたちはまだ小さいのに・・・なんてことなの。それに、いつ次