花鳥風月-2ちゃんねる-

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    進撃の巨人

    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:29:06 ID:X3L1VeYw

    ネタバレがあります。
    グロも少しあります。
    ハッピーな話ではありません。
    ご注意ください。





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:29:48 ID:X3L1VeYw

    ―845年・ラガコ村・コニーの家―

    コニーの父親「ただいま」

    コニーの母親「あなた、おかえりなさい。どうだった?」

    父親「ああ。子供たちは?」

    母親「今寝かしつけたわ。それで・・・壁が壊されたって本当なの?」

    父親「・・・・・・」

    ―――――
    ――――
    ―――

    コニー(ん・・・しょんべんしたい・・・)ムクッ





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:30:32 ID:X3L1VeYw

    トテトテ

    父親「・・・子供たちは?」

    コニー(あ、父ちゃん帰ってきたんだ)

    母親「今寝かしつけたわ。それで・・・壁が壊されたって本当なの?」

    コニー(かべ?)

    父親「ああ。シガンシナ区の壁が壊されて、ウォールマリアの扉が破られたそうだ」

    コニー(えっ・・・)

    母親「そんな・・・」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:31:11 ID:X3L1VeYw

    父親「人が沢山入ってきたし、この辺にも移住してくるだろう。これからもっと食糧難になるだろうな」

    母親「コニーたちはまだ小さいのに・・・なんてことなの。それに、いつ次の壁も壊されるかわからないわね・・・」

    父親「おい、泣くな。今のうちに備蓄の食糧を確かめておこう。それからこれからの耕作も工夫が必要だな。大丈夫、俺がいるから。お前たちのことは俺が守る。な。お前が笑ってないと子供達も心配するぞ」

    母親「ええ・・・そうね・・・そうだわね」

    父親「ああ・・・」

    コニー(母ちゃん、泣いてるのか・・・)





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:31:46 ID:X3L1VeYw

    コニー「母ちゃん・・・」ギイイ

    母親「コニー!あら、やだ。起きてたのかい?おしっこ?」

    コニー「なんで泣いてるんだ?母ちゃん」

    父親「コニー、こっちにおいで」

    コニー「なんだ?父ちゃん」

    父親「これから、今までより生活が大変になるかもしれない。なあ、コニー。お前は父ちゃんの自慢の息子だ」ナデナデ

    コニー「うん?」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:32:22 ID:X3L1VeYw

    父親「お前は、サニーやマーティンの兄貴として、父ちゃんがいなくなったら、母ちゃんや家族を守らないといけない」

    コニー「俺が?」

    父親「そうだ。できるな?」

    コニー「うーん、よくわかんねぇけど、できるぜ!俺は天才だからな!」エッヘン

    父親「はっはっは!見ろ母ちゃん!コニーがいるから頼もしいな!心配することなんてないぞ!」

    母親「そうね、コニーはいいお兄ちゃんね」ギュッ

    コニー「なんだよ、母ちゃん」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:32:52 ID:X3L1VeYw

    父親(そうだ、俺達はこの、小さな希望のために生きなくてはいけない。今、泣いてる暇は無い・・・)

    コニー(なんだ、父ちゃんも母ちゃんも変だな。・・・俺、何かできることねぇのかな・・・)


    ―846年・ラガコ村・人知れぬ森の中―

    俺はコニー・スプリンガー。11歳。
    この村一番の天才とは俺のこと・・・。
    未来の憲兵団長間違いなしの俺だが、毎日の鍛錬は欠かさない。
    今日も人知れず、自らに課せた厳しい特訓をしている・・・。

    コニー「ぐがああああ、スピイイイイ」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:33:31 ID:X3L1VeYw

    サニー「おにいちゃあん・・・コニー兄ちゃあん」タッタッタ

    コニー「むにゃむにゃ・・・俺は憲兵団長だ・・・」

    サニー「おにいちゃあん!起きてよ!起きてってば!」

    ユサユサ

    コニー「んあ?なんだ、サニーか。どうした?」ボーッ

    サニー「マーティンが、マーティンがあああ。うええええええん」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:34:02 ID:X3L1VeYw

    コニー「なんだ?泣いてちゃわかんねぇだろ?マーティンがお前のおやつでもとったのかよ?」

    サニー「違ううう。私のお人形、いじめっ子に盗られたの、マーティンが取り返すっていって追っかけて行っちゃったよおお」

    コニー「は!?あいつ喧嘩弱いだろ!どこだ!?マーティンは!」

    サニー「わかんないいい!うわあああん」

    コニー「お前がこっち来たのと一緒の方向か?逆か?」

    サニー「うっ、うっ、ぎゃ、逆・・・ヒックヒック」

    コニー「わかった。後は俺にまかせろ。お前は帰って母ちゃんの手伝いしてろ。いいな?」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:34:44 ID:X3L1VeYw

    サニー「私も行く・・・ウッウッ」

    コニー「あぶねぇからダメだ!兄ちゃんにまかせとけ!」

    サニー「で、でも・・・」

    コニー「大丈夫だ!今まで兄ちゃんがお前と約束して、できなかったことあるか!?」

    サニー「・・・無い」

    コニー「な?お前の兄ちゃんは天才なんだから、なんにも心配せず待ってろ!わかったな?」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:35:23 ID:X3L1VeYw

    サニー「うん。でも、あいつ、背がおっきいから兄ちゃん気をつけてね」

    コニー「またあいつか。大丈夫だ!あんな図体だけでかいやつ、俺様の敵じゃねぇ!じゃ、行ってくるからな」タッ

    コニー(ったく、マーティンのやつ、なにやってんだ・・・!)タタタタタッ・・・

    ――――――
    ―――――
    ――――

    ―ラガコ村・馬小屋の裏―

    マーティン「返せよっ!その人形はサニー姉ちゃんのだぞ!返せっ」ピョンピョン





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:36:02 ID:X3L1VeYw

    でかいガキ「へっ。クソちびのくせに、生意気なんだよ。ほ〜ら、俺の手から取れるもんなら取ってみろ!」

    腰巾着なガキ「やーいやーい!マーティンのチビ!お前の背で届くもんか!」

    マーティン「黙れ!僕はチビでも、お前らなんかに負けないぞ!」ピョンピョン

    マーティン(僕も、兄ちゃんみたいに、ちっちゃくても負けないんだ!)

    ――――――
    ―――――
    ――――

    ―ラガコ村・コニーの家の近く―





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:36:33 ID:X3L1VeYw

    コニー(サニーはいつもこの辺で遊んでるから、こっから向こうに向かったとしてもそんなに遠くには行ってねぇだろ・・・)キョロキョロ

    馬「ブルルルルル!ヒヒ〜ン!」

    コニー(ん?なんか馬が興奮してるみたいだな?馬小屋のほうに行ってみるか!)タタタタタ・・・

    ――――――
    ―――――
    ――――

    ―ラガコ村・馬小屋の裏―

    でかいガキ「しつこいんだよ!弱虫マーティン!」





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:37:15 ID:X3L1VeYw

    ゲシッ

    マーティン「あうっ!」ドサッ

    腰巾着なガキ「わーい!弱虫マーティンつまんで捨てろ!つまんで捨てろ!」

    マーティン「ううっ、痛いよお・・・うっ、うっ・・・にいちゃあん・・・!」

    でかいガキ「へっ!また兄貴かよ!なっさけねぇな!」

    マーティン「うえええええええん!」

    でかいガキ「うるせえな!泣いてもお前のチビ兄貴はこねえよ!」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:37:52 ID:X3L1VeYw

    コニー「とおおおう!天才憲兵団長参上!」バッ!

    腰巾着なガキ「!?」

    コニー「くらえ!立体機動キーック!!」シュバッ

    バキッ!!

    腰巾着なガキ「ぎゃんっ!」ズザーッ

    でかいガキ「!?」

    マーティン「兄ちゃん!!!」

    コニー「シュタッ!どうだ!天才による立体機動キックを思い知ったか!」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:38:22 ID:X3L1VeYw

    腰巾着なガキ「た、ただのジャンプキックだろ!うわああん、鼻血でたよおおお」

    でかいガキ「不意打ちするとか卑怯だぞ!」

    でかいガキ(くっそ!コニーのやつチビのくせにすばしっこいからな!兄貴を呼ぼう)チラッ・・・クイクイ

    腰巾着なガキ(あ、兄貴を呼んで来いって?わかった!)タッ

    コニー「うるせー!卑怯じゃなくて隙を突いただけだ!バーカ!おい、マーティン、こっち来い!」

    マーティン「うん!」タタタッ

    コニー「お前は向こうに隠れてろ」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:38:58 ID:X3L1VeYw

    マーティン「うん!兄ちゃん!あいつ、サニー姉ちゃんの人形取ったんだ!やっつけちゃって!」

    コニー「よし、任せとけ!」

    でかいガキ「またボコボコにされたいのかよっ」

    コニー「どっちがだ!お前みたいなやつはこの天才が痛い目見せてやるぜ!」

    マーティン「兄ちゃん頑張れ!」

    でかいガキ「ぶっつぶしてやるうううう!」ドスドスドス





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:39:54 ID:X3L1VeYw

    コニー「へっ、そんな鈍い動き、あくびが出るぜ」ヒョイ

    コニー(避けたついでに足引っ掛けて転ばせてやる!)

    ガッ

    でかいガキ「うわっ!」グラッ

    コニー「とおうっ!憲兵団長体当たり!」

    ドシンッ

    でかいガキ「ぬおっ!」ドッテーン





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:40:30 ID:X3L1VeYw

    マーティン「あはっ!やったああ!兄ちゃんは強いなあ!」

    でかいガキ「うっ・・・うわあああああん、痛いよおおお!うえええええっ!」

    コニー「でかいくせに情けねぇなあ。ほいっ、サニーの人形は返して貰うぜ」ヒョイッ

    マーティン「兄ちゃん!」タッタッタ

    コニー「あ〜あ。人形汚れちゃったな。マーティン、帰るぞ」

    マーティン「うん」

    でかいガキ「うあああああん!兄貴ぃぃぃ!うえええん!」ビービー





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:41:12 ID:X3L1VeYw

    コニー「うるせぇなあ」

    マーティン(・・・やだな///・・・さっきの僕だ・・・)

    腰巾着なガキ「こっち!こっちだよ!」タッタッタ

    でかいガキの兄貴「おい!コニー!てめえまた俺の弟いじめやがったのか!」

    コニー(げっ!こいつの兄貴だ!くっそ〜!)

    コニー「おい、マーティン、お前は先に帰れ・・・!」

    マーティン「えっ、でも」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:41:59 ID:X3L1VeYw

    でかいガキ「兄貴!僕の人形だ!僕の人形、コニーが取った!」

    兄貴「なにぃ〜!?このクソガキィィ!」ザッザッザ

    コニー(まずい!)

    コニー「マーティン!走れ!逃げるぞ!」グイッ

    マーティン「うわっ!」

    コニー(あいつの兄貴、弟の倍くらいでけーから勝ったことねぇんだよな!マーティンもいるし、ここは逃げるしか・・・)ダダダダ・・・





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:42:33 ID:X3L1VeYw

    マーティン「ハアハア・・・兄ちゃん、兄ちゃん、僕、そんな速く走れないよ・・・!」

    兄貴「待てコラー!」ダダダダ

    コニー(ちっ、俺だけなら余裕で逃げれるけど、駄目だ。マーティンは追いつかれる!今更おんぶしてる暇も無いし)

    コニー「マーティン、お前兄ちゃんのこと信じてるよな!?」

    マーティン「う、うん」

    コニー「俺も、お前を信じてる、いいか、いちにのさんで、全速力で家に走れ!いいな!」





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:43:05 ID:X3L1VeYw

    マーティン「で、でも兄ちゃんは!?」

    コニー「俺は未来の天才憲兵団長だからな、心配すんな!いいか、いくぞ!?いち、にの・・・」

    マーティン「!!」

    コニー「さんっ!!」バッ

    マーティン「うわああああ!」ダダダダダ

    コニー「うおりゃああああ!立体機動キーック!」

    ダシッ

    コニー(あ・・・駄目だ。当たったけど全然効いてねえ・・・)スタッ





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:43:37 ID:X3L1VeYw

    兄貴「・・・は?なんだそりゃ」

    コニー「未来の憲兵団長様の立体機動キックだ!」

    兄貴「お前みたいなチビが憲兵団になんか入れるかよ!弱っちい癖に生意気だぞ!今日も捕まえてボコボコにしてやる!」ガッ

    コニー「へっ!誰がお前みたいなウスノロに捕まるかってんだよー!おしりぺんぺん!」

    兄貴「コニーィィィ、いい気になってられんのも今のうちだぞ、このチビガキがああ」ピキピキ

    コニー(うひー、怒ってる怒ってる。でもマーティンは逃げれたみたいだし後は隙を見て俺も逃げる・・・)

    コニー「!!」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:44:08 ID:X3L1VeYw

    兄貴「?」

    コニー(はっ、サニーの人形どこだ!?)キョロキョロ

    兄貴(なんだ?急に焦りだして・・・何探して・・・)キョロキョロ

    兄貴「!!」

    コニー(あっ!マーティンと別れたとこに落ちちまってる!)バッ

    兄貴「探し物はこれかっ!」バッ

    コニー「あっ!(しまった!取られた!)」





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:44:40 ID:X3L1VeYw

    兄貴「ふん、人の弟の人形とろうだなんて、このドロボウ野郎!」

    コニー「違う!そりゃ俺の妹の人形だ!」

    兄貴「俺の弟が自分のだと言ったんだ!嘘つくな!チビ!」

    コニー「嘘じゃねえ!」

    でかいガキ「はあはあ、兄貴ぃ〜」ドッスンドッスン

    兄貴「おい、こりゃお前の人形なんだろ?俺が取り返してやったぜ」ポイッ





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:45:10 ID:X3L1VeYw

    でかいガキ「やったー!流石兄貴だぜ!」パシッ

    コニー「返しやがれ!」バッ

    でかいガキ「嫌だ!これは僕んだ!兄貴!コニーがいじめるよ!」

    兄貴「コニー!弟に手を出したら許さねぇぞ!」

    コニー「うるせえええええ!返せえええええ!」ゲシッ

    でかいガキ「いたっ!なにすんだよ!」バシッ





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:45:44 ID:X3L1VeYw

    コニー「いでっ!このやろう!」ドンッ

    でかいガキ「うわあああん!兄貴ぃぃぃ!」

    兄貴「コニー!てめえ!」バキッ

    コニー「うぐっ!」フラッ

    でかいガキ「兄貴!助けて!(やったやった!殴られた!殴られた!ざまーみろ!)」

    兄貴「コニー!弟に謝れ!」ガッ





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:46:21 ID:X3L1VeYw

    コニー「くっ・・・!」ドテッ

    コニー(ちくしょお・・・力の差がありすぎる。た、立てねぇ・・・けど、けどサニーの人形取り返さねぇと)

    コニー「返せ・・・サニーの人形・・・」フラフラ

    でかいガキ「うわっ!しつこいな!」

    コニー「返せっ!」ガシッ

    でかいガキ「うひい!鼻血が服についたじゃねぇか!この!人形離せよ!」ゲシッ!ゲシッ!

    兄貴「てめえ!いいかげんにしろ!」ドカッ





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:47:10 ID:X3L1VeYw

    コニー「かえせ・・・」グラッ

    コニー(駄目だ。倒れちゃ駄目だ。サニーの人形、未来の憲兵団長の俺様が・・・)

    でかいガキ「離せ!チビ!チビコニー!」ゲシッゲシッ

    コニー「ううっ・・・絶対はなさねぇ・・・」

    兄貴「このチビ!蹴り飛ばしてやる!」ドガッ

    コニー「うぎゃっ!」ゴロゴロ

    ビリッ・・・!ボトッ

    コニー(ああっ・・・サニーの人形、壊れちまった・・・ちきしょう・・・)





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:47:51 ID:X3L1VeYw

    でかいガキ「ああー!半分ちぎれちまったよおお!」

    兄貴「そんな汚ねぇ人形捨てちまえ」

    でかいガキ「でもぉ」

    兄貴「俺が憲兵団に入ったら、上等な人形買ってやるから」

    でかいガキ「ほんとぉ!?兄ちゃん大好き!でも兄ちゃんが訓練兵になったら僕さみしいよお」

    兄貴「なぁに、たったの3年だ。すぐお前も内地に呼んでやるよ。よしよし。帰るぞ」

    でかいガキ「うん!」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:48:25 ID:X3L1VeYw

    コニー(あいつ、訓練兵になるのか・・・)

    でかいガキ(コニー、あっかんべー)ベロッ

    コニー(くっそおー!あのやろー!見てろ、俺も・・・俺も来年は訓練兵になる、お前の兄貴より強くなって、偉くなって、お前ら見返してやるからな・・・)

    ―――――
    ――――
    ―――

    ―コニーの家―

    サニー「お兄ちゃん遅いね」





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:48:55 ID:X3L1VeYw

    マーティン「うん・・・でも大丈夫だよ。僕らの兄ちゃんは無敵だもん!」

    サニー「そうだね!」

    母親「ほら、二人共、テーブルの上片付けて。ご飯並べるからね」

    サニー「はーい」

    マーティン「わーい!ご飯だご飯!」

    コニー「ただいま」

    サニー「あ!兄ちゃんだ!おかえり!」





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:49:28 ID:X3L1VeYw

    マーティン「おかえり兄ちゃあーん!」

    母親「コニー、おかえり。遅かったわね」

    コニー「うん」

    母親「!?・・・どうしたのその顔!それに服も真っ黒じゃない!」

    コニー「森で憲兵団ごっこしてたら木から落ちちまったんだ。母ちゃん、服汚してごめん・・・」

    母親「しょうがないねぇ、アンタは。ほら、こっちおいで、綺麗にして手当しないとね」

    コニー「うん」





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:50:10 ID:X3L1VeYw

    マーティン「兄ちゃん、サニー姉ちゃんの人形は・・・」

    コニー「しっ。母ちゃんにケンカしたの聞かれたら駄目だ。後で渡すから、サニーにはちゃんと取り戻したってだけ言っとけ」ヒソヒソ

    マーティン「うん!やっぱ兄ちゃんはすごいな。僕も、兄ちゃんみたいになりたい」

    コニー「おう、父ちゃんや俺がいなくなったら、お前がサニーや、母ちゃんを守らねぇといけないからな」

    マーティン「うん、僕強くなるよ!でも、兄ちゃんとずっと一緒にいたいな。僕・・・」

    コニー「そっか。ありがとな」ナデナデ

    マーティン「へへっ」





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:50:59 ID:X3L1VeYw

    母親「コニー!さっさとおいで」

    コニー「あ、うん!」タタタ・・・

    母親「全く、今日もケンカしたのかい?」

    コニー「えっ!?し、してねぇっ!してねぇよっ!」

    母親「母ちゃんはお見通しだよ。アンタが元気なのはいいけど、怪我されると心配だわ」

    コニー「・・・だって、あっちが悪いんだ!でも俺は負けなかった」

    母親「そうかい。そうだね。多方マーティンたちのために戦ったんだろ。小さいけど強く育ってくれて母ちゃん嬉しいよ」

    コニー「小さいは余計だろ、俺これからもっとでっかくなるし、たぶん」





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:52:49 ID:X3L1VeYw

    母親「あっはっは、ごめんごめん」

    コニー「なあ、母ちゃん。今日ケンカしたやつ、訓練兵になるって言ってたぜ」

    母親「そうかい。そういやあの子は12歳になったんだね・・・」

    コニー「俺も12歳になったら訓練兵になる」

    母親「何言ってるの、厳しい訓練するんだ。アンタ去年から突然憲兵団になるって言ってるけど、思ってるほどそんな簡単なことじゃないよ」

    コニー「わかってるよ。でも、俺なりたい」

    母親「ここで狩りして、畑作って暮らせばいい」





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:53:53 ID:X3L1VeYw

    コニー「いやだ!一番外の壁がでっかい巨人に壊されて、人がいっぱい入って来たんだろ!狩りしても、畑作ってもそのうち食料が足りなくなって生活できなくなるんだろ!」

    母親「コニー・・・」

    コニー「それに、父ちゃんが言ってたぞ。この間、人を減らすために兵士じゃない人たちが巨人を倒しに行って、いっぱい死んだって。俺たちも、これからそうなるかもしんねぇだろ。そんなの・・・そんなのやだよ!」

    コニー「俺は、強くなって、憲兵団になって、父ちゃんと母ちゃんと、サニーとマーティン連れて内地に行くんだ!」

    母親「アンタがそんなこと心配しなくていい」

    コニー「俺は兄貴なんだ。サニーや、マーティンを守らなくちゃいけないんだ!だから・・・」ウルッ





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:54:31 ID:X3L1VeYw

    母親「母ちゃんは、家族一緒で暮らせたらそれでいいんだよ」ギュッ

    コニー「いやだ。俺は、父ちゃんや母ちゃんやサニー、マーティンを絶対守るんだ・・・憲兵団になるんだ・・・うっ・・・うっ・・・」

    母親(ああ、神様。どうしてこんな小さな子が辛い思いをしないといけないんですか)ウルッ

    コニー「父ちゃんはなってもいいって言ってくれたんだ。俺、絶対、がんばるから・・・!だから母ちゃん心配しないでくれよ」

    母親「わかったよ。アンタも知らない間に成長してたんだね。母ちゃんは嬉しいよ」ナデナデ

    コニー「じゃあ・・・!」





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:55:23 ID:X3L1VeYw

    母親「ああ。アンタのしたいようにしたらいい。ついでにアンタをバカにする奴らも見返してやんな」ニコッ

    コニー「おうっ!見てろ母ちゃん!俺、強くなる!強くなるからなっ!」

    母親「うんうん。アンタならできるよ。ほら、手当するから、顔拭くよ」

    ―――――
    ――――
    ―――

    サニー「コニーお兄ちゃん、大丈夫?」

    コニー「ん?大丈夫だ!兄ちゃんは無敵だからな!」

    サニー「ねえ、私のお人形取り返してくれたの?マーティンが言ってたよ」





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:56:00 ID:X3L1VeYw

    コニー「おお、じゃーん!」

    サニー「あれぇ?お人形のお洋服が新しくなってる!お花の刺繍がしてあるよ!」

    コニー「えっ、ほんとか!?サニーがいい子で待ってたからじゃねぇか!?」

    コニー(ちぎれたとこ上から布くっつけて直したのは上手くできたからバレねぇと思うけど。刺繍っつっても、見よう見まねだから簡単なもんだし下手くそなんだよなあ・・・がっかりすっかな?)

    サニー「うわぁ!!!可愛い!可愛いい!きゃあああ!」ドタバタ

    コニー「お、おい。走り回るなよ」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:56:31 ID:X3L1VeYw

    サニー「マーティン!見て!見て!可愛いでしょ?」

    マーティン「ん?ああ、ほんとだね!良かったね姉ちゃん」

    サニー「コニーお兄ちゃんありがとう!大好き!」チュッ

    コニー「えっ、へへへ、そっか!マーティンが最初に取り返してくれたんだから、お礼言えよ!」ナデナデ

    サニー「うん、マーティンもありがとう!」チュッ

    マーティン「えへへ・・・僕なんにもしてないよ」





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:57:03 ID:X3L1VeYw

    サニー「私、大きくなったらコニーお兄ちゃんのお嫁さんになるんだ」

    マーティン「バカだな、姉ちゃん。兄妹は結婚できないんだよ」

    サニー「うるさい!結婚するの!」

    コニー「あのなあ・・・。なあ、サニー、マーティン」

    サニー「なに?」

    マーティン「・・・・・・」





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:57:33 ID:X3L1VeYw

    コニー「兄ちゃんはな、ずっと家にいるわけじゃねぇんだ。来年、俺は訓練兵団に入る」

    サニー「出て行っちゃうってこと?」

    コニー「そうだ。サニーは母ちゃんのこと手伝ってやれよ」

    サニー「なんで出て行っちゃうの?」

    マーティン「コニー兄ちゃんは憲兵団長になるんだよ」

    サニー「なんでぇ?出てっちゃやだよ・・・」

    コニー「すぐ帰って来るって。なーんも心配することねぇよ」





    45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:58:04 ID:X3L1VeYw

    サニー「コニー兄ちゃんがいないと嫌だああ」

    マーティン「姉ちゃん!兄ちゃん困まらせるなよ!僕だって、僕だって・・・」

    コニー「おいおい、泣くなよ。ったくお前らはしょうがねぇなあ。それに来年の話だぞ?まだ時間はいっぱいあるんだから、いっぱい遊ぼうな!」

    サニー「うん・・・」ギュッ

    マーティン「うん」ギュッ

    コニー「なんだよ、くっつくなよお前ら!暑いじゃねぇか!ったく・・・へへへ!」





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:58:38 ID:X3L1VeYw

    ―――――
    ――――
    ―――

    コニー(今日はあいつの兄貴が訓練兵団に行く日か)キョロキョロ

    でかいガキ「いやだあああ!兄ちゃん兄ちゃん!」ビイイイイ

    兄貴「泣くな!男だろ!憲兵団に入ったら内地に呼んでやるからな!」

    でかいガキ「う、うん・・・」メソメソ

    兄貴(ん?あそこにいるのはコニー・・・)





    47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 02:59:18 ID:X3L1VeYw

    コニー(お、目が合っちまったな)スタスタ

    コニー「よ、訓練兵団、俺も来年行くぜ」

    兄貴「はっ、お前が?笑わすなよ。お前みたいなチビに兵士は無理だ。村の皆言ってるぜ?」

    コニー「けっ、この天才の隠された能力に気づいてない奴らにはわかるまい・・・」

    兄貴「はあ?なにが天才だ。バカの天才だろ、お前はよ!まあ見とけ。俺は訓練兵団で10番内に入って憲兵団になる」

    コニー「俺もなる」

    兄貴「お前にゃ無理だ」





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:00:04 ID:X3L1VeYw

    コニー「んなのやってみねぇとわかんないだろ。俺はなるね。絶対なる。そんでもって、お前らにギャフンと言わしてやる」

    兄貴「ふん。どうせ口だけだ。ま、もし訓練兵団卒業できたら褒めてやるよ。ま、無理だろうがな。じゃあな」ポンポン

    コニー「触んじゃねえよ」バシッ

    兄貴「けっ・・・」スタスタ

    でかいガキ「あにきぃぃぃぃぃ!!!」ビエエエエエエ

    コニー(うっせ・・・)





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:00:37 ID:X3L1VeYw

    ―――――
    ――――
    ―――

    ―847年・ラガコ村―

    コニー(今日でこの村としばしお別れか。さみしくなるな・・・)

    サニー「兄ちゃん。手紙書いてね」

    コニー「ああ。サニー、母ちゃんを助けてやれよ」

    サニー「うん」





    50:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:01:12 ID:X3L1VeYw

    マーティン「僕も、大きくなったら訓練兵団に入る。待ってて兄ちゃん」

    コニー「ああ。父ちゃんのこと手伝って、サニーと母ちゃん守ってくれな。強くなれよ、マーティン」

    マーティン「う、うん・・・」

    父親「コニー、お前は背は小さいが、父ちゃんに似て筋肉質で俊敏だから、きっといい兵士になれる。それに、お前はサニーやマーティンの面倒をよく見るいい兄貴だ。それは自分のことだけじゃなく、周りのことをよく見て、心配して、守ることができる男ってことだ。父ちゃんはお前のそういうところを尊敬しているし、信じてる。だからそれを忘れずがんばれよ」

    コニー「うん、ありがとう、父ちゃん。俺も父ちゃんみたいにかっこいい男になるよ!」

    母親「コニー・・・体に気をつけて」





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:01:49 ID:X3L1VeYw

    コニー「うん」

    母親「アンタはバカなとこあるから、ちゃんと人の話聞いて、間違わないようにするんだよ」

    コニー「わかってるよ。なんだよ息子のことバカって言うなよなー」

    母親「それから、ここでしてたみたいにケンカばっかしてちゃダメだからね」

    コニー「しねぇよ」

    母親「寝る前にはちゃんと歯を磨いて・・・」





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:02:25 ID:X3L1VeYw

    コニー「うん」

    母親「服もちゃんと洗って綺麗に使うんだよ」

    コニー「ああ、わかってるって」

    母親「ご飯もちゃんと食べて・・・」

    コニー「・・・・・・」

    母親「それから・・・それからね・・・」





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:03:01 ID:X3L1VeYw

    コニー「もう、泣くなよ・・・母ちゃん・・・」

    母親「ああ、ごめんね。ダメだね、母ちゃんは」ゴシゴシ

    コニー「もう会えねぇわけじゃねぇんだし」

    母親「そうだね。コニー、・・・怪我するんじゃないよ。無事で・・・無事で帰っておいで」

    コニー「うん、心配すんなよ」

    母親「心配だよ、だって、アンタはいつまでもあたしの子供なんだから・・・」ギュッ





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:03:53 ID:X3L1VeYw

    コニー「母ちゃん、痛いって・・・」

    母親「母ちゃんはずっと、ずっとここにいるからね。辛くなったら帰っておいで」

    コニー「うん。ありがとうな、母ちゃん」

    母親(コニー、あたしの可愛い息子。アンタがいつ帰ってきてもいいように、母ちゃんはずっと待ってるからね。いつもみたいに「おかえり」って、アンタを迎えてあげるからね・・・。だから、アンタが万が一にも巨人と戦ったり、命の危険に見舞われることがありませんように・・・)

    コニー(母ちゃん、俺、絶対帰ってくるぜ。父ちゃんもサニーもマーティンも、皆と笑顔で会えるように、俺・・・がんばるよ)





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:05:16 ID:X3L1VeYw

    ―――――
    ――――
    ―――

    ―第104期訓練兵団・入団式―

    コニー(とうとう来たぞ!なんか・・・俺よりでっかいやつばっかだな・・・)チラッ

    ベルトルト「・・・・・・」

    ライナー「・・・・・・」

    コニー(うわっ、何だあいつら。で、でっけええ〜!!!・・・あのムカつく野郎の兄貴もでかかったけど、あんなでかいやつ見たことねぇぜ。ああ、なんか自信なくなってきた・・・)





    56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:05:46 ID:X3L1VeYw

    キース「次!次は貴様だ!」ザッザッザ

    コニー「!!」ビクッ

    キース「貴様は何者だ!」

    コニー(お、おっかねええええ!)

    コニー「コニー・スプリンガー!ウォール・ローゼ南区、ラガコ村出身です!」バッ

    コニー(えっと、えーと、敬礼はこれで合ってるよな!心臓の上に手を置く!)ドキドキ





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:06:18 ID:X3L1VeYw

    キース「・・・・・・」

    ガッ

    コニー「!?」

    キース「逆だ・・・コニー・スプリンガー」ギリギリギリギリ

    コニー「がっ・・・あががっ・・・(いででででででででっ!!!)」

    キース「最初に教えたはずだ。この敬礼は公に心臓を捧げる決意を示すことを表すものだと・・・!」ギリギリギリ

    コニー(いでででででででで!!!)





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:06:57 ID:X3L1VeYw

    キース「貴様の心臓は右にあるのか・・・」

    サシャ「モグモグモグモグ」

    キース「・・・っ!?」

    ドサッ

    コニー(うぎゃあああ!痛かったああ!!)

    コニー(た、助かったけど・・・なんだあの芋食ってるやつ・・・すげぇバカもいたもんだな。まああんなの、天才である俺とこれから関わりあうことはないだろうけどな)





    59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:07:33 ID:X3L1VeYw

    ―――――
    ――――
    ―――

    ―時は流れ・・・―
    ―第104期訓練兵団・解散式―

    ガヤガヤ ザワザワ

    コニー「やったー!これで俺も憲兵団だ!」

    サシャ「もう食べ物に困りませんね!」

    コニー(なんだかんだ、サシャとは一番仲良くなっちまったな。しかし、俺はがんばった!がんばって10位以内なった。これで、これで皆を内地に呼び寄せて、暮らせるぞ!)





    60:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:08:19 ID:X3L1VeYw

    トーマス「勝てるわけないっ!!!」

    コニー「!?(なんだ?トーマスか?エレンと話してるのか・・・。一体なにが・・・)」

    シーン・・・

    トーマス「エレン、お前だって知ってるよな?今まで何万人食われたか」

    エレン「・・・・・・」

    トーマス「人口の2割以上を失って、答えは出たんだ・・・人類は・・・巨人に勝てない」

    コニー(・・・そ、そりゃ・・・そりゃそうだろ。だから皆憲兵団目指してんだ。勝てないから、守るしかないだろ)





    61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:08:49 ID:X3L1VeYw

    エレン「それで・・・?」

    コニー(?)

    エレン「勝てないと思うから諦めるのか?・・・確かにここまで人類は敗北してきた。それは、巨人に対して無知だったからだ」

    エレン「巨人に対して物量戦は意味がない。・・・負けはしたが戦いで得た情報は確実に次の希望に繋がる!」

    エレン「俺達は、何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄して、大人しく巨人の餌になるのか!?冗談だろっ!?」

    エレン「俺はっ!巨人を一匹残らず駆逐して、狭い壁の中から出る!それが俺の夢だ!人類はまだ、本当に敗北したわけじゃな

    い!」

    コニー(あいつ・・・)





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:09:21 ID:X3L1VeYw

    エレン「くっ・・・」ダッ

    コニー「・・・俺、憲兵団でほんとにいいのかな・・・」

    サシャ「コニー・・・」

    コニー「もし、ウォール・ローゼが壊されちまったら、俺の村も巨人に襲われる・・・」

    サシャ「私の村もです・・・」

    コニー「それに運良くシーナの中に逃げ込めたとしてもよ。お前覚えてるか?領土奪還作戦・・・」

    サシャ「ええ。領土奪還作戦が行われたらローゼの住人が真っ先に犠牲になりますね」





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:10:04 ID:X3L1VeYw

    コニー「・・・憲兵団に入ってても、家族を最後まで守れるかわかんねぇな・・・」

    サシャ「そうですね・・・」

    コニー(バカな俺でも、調査兵団はヤバイってわかるぜ。あんなとこ、死にに行くようなもんじゃねぇか・・・でもよ。でも・・・俺は上位10位内だぞ?巨人を倒す力が他のやつらよりあるってことだ。そんな俺が、弱いやつらをほっておいていいのか?)

    コニー(自分より弱いやつらを守るために戦うのが兄貴なんじゃねぇのかよっ。俺はいつも自分よりでかいやつ相手でも立ち向かっていってたじゃねぇか。なのに・・・なんで忘れてたんだろう・・・。カッコ悪ぃな・・・。エレンの言う通りだ。大人しく餌になるなんかまっぴらごめんだぜ。戦って勝てば、村も、家も守れるんだ)

    コニー「俺・・・調査兵団にする・・・」

    サシャ「え、ええっ!?コニーもですか!?」





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:10:49 ID:X3L1VeYw

    コニー「って、お前もかよ!」

    サシャ「はい、さっきのエレンの演説・・・ぐっときちゃいました」

    コニー「単純だなー、お前は。ま、俺もだけどな」

    サシャ「でも、憲兵団に入って、家族を呼び寄せなくていいんですか?」

    コニー「皆が戦ってるのに、引っ込んでる兄貴なんてカッコ悪いだろ?」

    サシャ「どっちが幸せなんですかねぇ」





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:11:20 ID:X3L1VeYw

    コニー「まあ、俺はバカやってると思うぜ。でも、勝てばいいんだ・・・勝てば」

    サシャ「そうですね。勝てばいいんですよね!」

    コニー(そう、勝てばいい!)

    ――――――
    ―――――
    ――――

    ―ウォールローゼ南城塞都市トロスト区・戦場跡―





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:11:58 ID:X3L1VeYw

    コニー(・・・なんて思って調査兵団にする!って思ったけどよ・・・。まあ、確かに人類は・・・俺達は初めて巨人に勝った・・・けどよ・・・俺は甘かった)

    コニー(ああ・・・ひでぇな。ひでぇよ・・・。なんだこの地獄は・・・)

    サシャ「うぇっぷ・・・」

    コニー「おい、大丈夫かよ?」

    サシャ「は、はい・・・皆もがんばってるんですから、私も。でも、でも・・・私たちもいつかこうなっちゃうんですかね?」ウルッ





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:12:35 ID:X3L1VeYw

    コニー「んなの・・・考えてもわっかんねぇだろ。バカ言ってねぇで、はやく皆を見つけてやろうぜ・・・」

    サシャ「そうですね。うっ、ううっ・・・」

    コニー「泣くなって・・・」

    サシャ「だって、だって・・・」

    コニー「ほら、しゃきっとしろよ」

    サシャ「ふううっ・・・」トボトボ





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:13:11 ID:X3L1VeYw

    コニー(あいつ大丈夫かな・・・。もう調査兵団なんか入らねぇだろうな。俺も・・・俺もこんなことになるなら、やっぱり憲兵団にしよう。まだ間に合う。なんたって10位なんだからな、俺は・・・)

    コニー「・・・・・・」トボトボ

    兵士「・・・・・・ううっ」ユラッ

    コニー(!?あれっ?あそこの人、動かなかったか!?)

    コニー「おいっ」ダッ

    兵士「・・・あう・・・」ユラユラ





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:13:49 ID:X3L1VeYw

    コニー「おいっ!大丈夫か!?」

    兵士「う、うう・・・ふうふう」

    コニー「!!」

    コニー(うっ、下半身がぐちゃぐちゃにっ・・・すごい血だ。でも、い、生きてるぞ!?)

    コニー「ちょっと待ってろ、今手当して・・・!」バッ

    コニー(ああっ、手当ったって、こんな・・・どうすりゃいいんだよ!?)

    コニー「おおい!誰か!!衛生班!こっちだ!生きてる!生きてるぞ!来てくれぇぇぇ!!」





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:14:31 ID:X3L1VeYw

    兵士「だ・・・え」

    コニー「え?」

    兵士「だえ・・・あ」

    コニー「え?なに・・・」

    コニー(!?・・・あれっ、この顔・・・どっかで見たことあるような・・・)

    コニー「そうだ、な、名前は?」ドキドキ





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:15:12 ID:X3L1VeYw

    兵士「なあえ・・・」

    コニー(まさか・・・まさかな・・・いや、でも、たぶんそうだ・・・駐屯兵団のエンブレム・・・)チラッ

    兵士「あう・・・ふうふう」

    コニー「あんた・・・もしかして」

    兵士「・・・だえだ」

    コニー「俺だよ、コニーだよ」

    兵士「あ・・・ああ、こに?おい、おとおと・いじめんな・・・この・・・」





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:16:02 ID:X3L1VeYw

    コニー「やっぱ、あいつの兄貴だな?あんた・・・!おい、しっかりしろよ」

    兵士「な、こに・・・あ、ここは、ふうふう・・・ここ・・・むあ・か」

    コニー「は?いや、ここは・・・」

    兵士「ラガコむあ・・・かえてきたか、はは・・・とおさん」

    コニー「・・・・・・」

    兵士「かさん、おえのおとおと・どこ・・・ああ・・・なつかしな・・・かえてこれて・・・」ジワッ





    73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:16:37 ID:X3L1VeYw

    コニー「お、おい(あ、な、泣いてるのか・・・!?)」

    兵士「よ、よ、よか―・・・」

    コニー「・・・あ・・・」

    兵士「・・・・・・」

    コニー(し、死んだのか?・・・俺の、同郷の・・・死・・・)

    コニー「うぐっ」





    74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:17:17 ID:X3L1VeYw

    コニー(くっそお。なんで、なんでこんなとこで、出会わないといけねぇんだよ!俺は、俺はお前らを見返すためにがんばってがんばって10番になったんだ!憲兵団に入って、お前探して、村に胸張って帰って、ざまあみやがれって、言ってやるつもりだったのに・・・なんで、なんでこんな・・・)

    コニー「こんなとこで死んじまってんだよおおおおお!!」

    コニー「お前、俺よりでかいのによ!俺が!俺が・・・でっかくなって、強くなって、お前らのことぶっ倒してやるって思ってたのに・・・、あんなに強かったのに・・・こんなあっさり死んじまうもんなのか!?なんで・・・なんでだよおおおおお・・・!!」

    コニー「ちくしょう、ちくしょう、死んじまったら・・・死んじまったら・・・」

    コニー(父ちゃん、母ちゃん・・・サニー、マーティン・・・)





    75:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:17:59 ID:X3L1VeYw

    コニー「もう・・・誰にも会えないだろ・・・」

    コニー「うぐっ・・・うっうっ」

    衛生兵「おい、何してる。さっき呼んだのはお前だな?」

    コニー「うっ・・・うっ・・・」

    衛生兵「邪魔だからとっとと立て」

    コニー「うっうっ・・・はい・・・」スクッ





    76:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:18:34 ID:X3L1VeYw

    衛生兵「この兵士の名前はわかるか?」

    コニー「はい。俺の、同郷のやつです・・・」

    衛生兵「そうか」

    コニー「俺より、でかくて、強かったのに・・・死んじまいました」

    衛生兵「余計な話はしなくていい。時間の無駄だ。名前は」

    コニー「名前は・・・です」





    77:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:19:14 ID:X3L1VeYw

    衛生兵「ふむ。わかった」

    コニー「村に連れて帰ってやりたい・・・」

    衛生兵「無理だ。さ、戻れ」

    コニー「・・・・・・」

    衛生兵「おい」

    コニー「・・・・・・はい」

    衛生兵「・・・エンブレムを切り取っていけ」





    78:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:19:45 ID:X3L1VeYw

    コニー「え?」

    衛生兵「駐屯兵団のエンブレムを切り取って、消毒洗浄して、お前が帰る時に一緒に持って帰ってやれ」

    コニー「いいんですか?」

    衛生兵「他は全部燃やす。持って帰れるのはそれだけだ」

    コニー「・・・・・・」

    衛生兵「早くしろ。さっさとしないと取り消すぞ」





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:20:27 ID:X3L1VeYw

    コニー「もっ持って帰ります・・・」

    ビリビリ

    コニー(捧げた心臓の上のエンブレムは、俺たちの選んだ道で・・・生き様で・・・。この薄っぺらい布っきれが、兵団に入って戦う俺たちの心臓なんだ・・・。俺はよ、お前と仲良くできなかったけど、同じ兄貴として、弟を信じて守るお前のこと嫌いじゃなかったぜ。絶対連れて帰ってやるよ。絶対・・・!一緒に、村に帰ろうな。俺たちを待ってる弟たちに会おうな!)

    コニー(俺・・・帰れるのかな・・・)

    コニー「とにかく、兵団は憲兵団だ。俺は憲兵団に行くぜ・・・」





    80:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:21:07 ID:X3L1VeYw

    ――――――
    ―――――
    ――――

    そして、俺は結局、調査兵団になった。

    まだ、選べたはずなのに動けなかったんだよな。

    エレンの演説やジャンの決意表明に気持ちが動かされたのかもしんねぇ。

    兄貴たるもの、守るもののために率先して危ないとこに飛び込んで戦うもんだって気持ちからかもしんねぇ。

    なんかもう最後はどうでもよくなってたけど・・・。





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:22:56 ID:X3L1VeYw

    父ちゃん、母ちゃん、サニー、マーティン・・・皆どう思うだろ。

    やっぱ憲兵団だったほうが喜ぶのかな・・・。

    まあ調査兵団なんて、母ちゃんは悲しむに違いねぇが。

    村、帰りてぇ・・・。

    いつもみたいに母ちゃんに「おかえり」って迎えて欲しいなぁ・・・。





    82:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:23:31 ID:X3L1VeYw

    ――――――
    ―――――
    ――――

    ―ラガコ村―

    コニー「うそだろっ・・・誰かっ・・・!?誰かいないかっ!?」

    コニー「俺だ!コニーだ!帰ってきたぞ!!」

    シーン

    コニー(俺の家・・・!父ちゃん・・・母ちゃん・・・サニー・・・マーティン・・・)





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:24:01 ID:X3L1VeYw

    コニー(あそこだ!あそこに俺の家が・・・!)

    コニー「!?」

    コニー(・・・なんだ・・・巨人?)

    ライナー「コニー下がれ!」

    コニー「お・・・俺の・・・家だ・・・。俺の・・・」

    ――――――
    ―――――
    ――――





    84:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:24:42 ID:X3L1VeYw

    コニー(結局だれもいなかった・・・いたのは俺の家で寝転んでる巨人だけ・・・血の跡がねぇから、皆逃げたみたいだけど・・・皆・・・無事なのか、一体どこ行っちまったんだよ・・・)

    ゴソッ・・・

    コニー(あいつのエンブレム・・・悪ィな。せっかく村に帰ってこれたのに、お前の家も誰もいねぇんだ。でも、村には帰ってきたんだ。おかえり。せめて俺がここに埋めて帰ってやるよ・・・)

    ザクザク・・・

    コニー「これでいいか。ゆっくり眠れよ」

    ゲルガー「松明はもう揃ったな。これより壁の破壊箇所を特定しに行く。出発するぞ」ザッ





    85:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:25:18 ID:X3L1VeYw

    コニー(ああ、これでもうラガコ村ともお別れか・・・)

    コニー「・・・・・・」チラッ

    コニーの家・巨人「・・・・・・」ジーッ

    ゲルガー「行くぞ、コニー」

    コニー「ハイ」タッタッタ

    コニー(うじうじ考えてても仕方ねえ。先輩たちの言うとおり、きっと皆無事なんだ。今は兵士の役目を・・・)カシッ

    コニーの家・巨人「オ・・・アエリ・・・」

    コニー「!?」クルッ

    終わり





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:26:41 ID:X3L1VeYw

    サニーとマーティンがもしかしたら妹弟逆の可能性もありますが。





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:29:03 ID:X3L1VeYw

    そしてタイトルは『コニー「ただいま」』の方が良かったかもしれん・・・。





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 03:52:40 ID:mbLil7XA

    わああああ(´;ω;`)つらい…





    89:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 13:54:08 ID:6a.siBK6

    最初からこれはアカンと思って読んでた
    アカン…これはアカン…(´;ω;`)ウッ





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/05(土) 22:55:38 ID:5nrYTVlc

    コニーってすげえ良い奴だよな…






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:37:44 ID:S6wHa4tg

    リヴァペトっぽい感じのリヴァイ班話
    捏造設定多めです
    アニメ22話を踏襲してますのでまだ観ていない方は注意
    諸々の風習などは欧米のものを参考にしています
    そんなに長くはならない予定です





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:38:44 ID:S6wHa4tg

    オルオ「そういえばエルド、彼女と結婚はしねぇのか?」

    エルド「ん?なんだ唐突に」

    グンタ「おおっ!あの美人とか!」

    ペトラ「気になる~!どうなのエルド」

    エルド「え~ははは、そうだなぁ」

    エルド「まぁ……」

    一同「ふむふむ!」キョウミシンシン

    エルド「……そろそろしたいな、とは思っている///」

    一同「オオーッ!!!」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:39:56 ID:S6wHa4tg

    エルド「ここにいると、なかなか先を見据えて行動するのは難しいが…」

    エルド「家族になれば手当も貰えるし、いずれは子供も欲しいからな」

    ペトラ「そうだねぇ」

    グンタ「うんうん」

    オルオ「こんなこと言いたくはねぇが、何かあった時も安心だしな」

    エルド「そうなんだよな。ただ……」

    一同「ただ?」

    エルド「兵長がまだ結婚されていないのに、俺が先にってのも……」

    一同「ああ…確かに……」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:41:19 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「けど、兵長はそんな序列とかを気にされる方じゃないと思うよ」

    グンタ「うんうん、憲兵団あたりだとそこら辺はきっちりしているらしいが、うちは大丈夫だろう」

    オルオ「そうだぞ、兵長は部下のことを一番に考えてくださる方だ」

    エルド「ああ、もちろん!それは分かっているんだが…」

    エルド「なんというか…兵長は……」

    エルド「……俺の目標、というか……理想とする方なんだ」

    オルオ「な、なにぃ!?俺もだぞエルド!!」

    グンタ「おっ俺もだ!俺も兵長が理想だ!」

    ペトラ「ちょ、私もだよ!!」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:44:28 ID:S6wHa4tg

    エルド「ははは、知ってる知ってる」

    エルド「……いや、だからさ、つまり」

    一同「ふむふむ」

    エルド「結婚なんか考えず、死んだ仲間たちの想いだけを背負って戦っていきたい…という気持ちもある」

    一同「なるほど……」

    リヴァイ「それは間違いだ、エルド」

    一同「!??」ビクッ

    エルド「へ、兵長!?き、聞いてらしたんですか」ガタッ





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:45:51 ID:S6wHa4tg

    エルド「す、すみません…!俺、失礼なことを…」

    リヴァイ「…いや、いい。それより、」

    リヴァイ「エルド、お前がそんなことを気にする必要はない」

    エルド「し、しかし…」

    リヴァイ「………」

    リヴァイ「……俺達は、いつ命を落とすか分からない」

    一同「………」  

    リヴァイ「死んでからじゃ何もできねぇってことくらい、お前らもよく分かっているだろう」

    エルド「兵長……」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:47:14 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「お前らには、死んだ奴らの分まで生きる義務がある」

    一同「………」

    リヴァイ「だから、お前らが最善だと思うものを選べ」

    リヴァイ「…他人に左右されるな。自分が大事にしてるものを一番に考えろ」

    リヴァイ「分かったな」

    エルド「は、はい…!」

    リヴァイ「エルドだけじゃねぇ。グンタ、オルオ、ペトラ、お前らもだ」

    リヴァイ「全員、後悔しないように生きろ」

    一同「は、はい!!」


    ---------





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:49:39 ID:S6wHa4tg

    ―数日後―


    エルド「兵長!あの…」

    リヴァイ「何だ」

    エルド「俺、彼女と結婚することにしました」

    リヴァイ「…そうか、それはめでたいな」

    エルド「は、はい!ありがとうございます!」

    エルド「それで、その…ささやかな式を挙げたいと思っているのですが」

    エルド「よろしければ……兵長も参列していただけないでしょうか?」

    エルド「……というか…その……」モゴモゴ





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:50:59 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「…?何だ」

    エルド「は、はい…!えっと……兵長に…」

    エルド「付添人を、やっていただきたいです…!!」

    リヴァイ「……付添人?」

    リヴァイ「…そういうことは、経験がないんだが」

    エルド「も、もちろん兵長にご面倒はかけません!」

    エルド「雑務などは、他の奴らに任せますので…!」

    リヴァイ「………」

    エルド「俺達の横で………見届けていただけませんか」

    リヴァイ「………」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:52:11 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「……わかった」

    エルド「ほ、本当ですか!?」パアアア

    エルド「やったーーーーー!!!」ガッツポーズ!

    グンタ・オルオ「やったなエルド!!!」

    ペトラ「おめでとう!!よかったね!」

    リヴァイ「…」

    ワイワイキャッキャッ



    グンタ「しかしいいなぁ、結婚かぁ~」

    エルド「グンタは、予定ないのか?」





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:54:54 ID:S6wHa4tg

    グンタ「あぁ、俺はまず相手を見つけないとだからな」

    グンタ「良い嫁さん見つけて、早く爺さんと母さんを安心させてやりたいもんだ」

    エルド「もしあれだったら、知り合い紹介するぞ」

    グンタ「まじか!是非よろしく頼む!」

    オルオ「フッ、結婚となると俺たちはもうちょい先だろうな?」

    オルオ「だが、うちのように子供はたくさん欲しいから、そのつもりでいてくれ」

    ペトラ「何の話してるか分かんないけど、舌噛み切って死ね」

    ギャアギャアワイワイ





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:56:53 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「……」

    ハンジ「あはは、可愛い子たちだねリヴァイ」

    リヴァイ「…覗きとは悪趣味だな、クソメガネ」

    ハンジ「私も花嫁付添人に立候補しちゃおうかなぁ~」

    ハンジ「ほら、リヴァイだけじゃ心配だし?」

    リヴァイ「てめぇはそもそも式に呼ばれてねぇだろ」

    ハンジ「えっウソ!?私呼ばれるでしょ!??」ガーン

    ハンジ「ねぇねぇエルドぉーーー!!!」ダダッ


    ---





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:58:20 ID:S6wHa4tg

    ペトラ(兵長も参加されるということは……)ドキドキ

    ハンジ「あ、今リヴァイの正装想像してドキドキしてるでしょ?」ニヤ

    ペトラ「っ!??」ビクッ

    ペトラ「は、ハンジ分隊長!?いいいいつの間に…!!///」カアアア

    ハンジ「図星だー!あはは、可愛いなぁこいつぅ!」ツンツン

    ペトラ「ちょ…からかわないでくださいっ!///」マッカッカアア

    ハンジ「あはははは」ウリャウリャ

    ペトラ「も、もう…!!!!////」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:00:42 ID:S6wHa4tg

    ハンジ「まっ、私にはあの仏頂面のどこがいいのかよくわからないけどさっ」

    ハンジ「……正装したリヴァイは、なかなかのものだよ」コソッ...

    ペトラ「…!!!」

    ハンジ「我が兵団への出資を募る、クソつまんねぇパーティに時々連れて行かされるけど…」ヒソヒソ

    ペトラ「……」

    ハンジ「…ほら、あの人って潔癖症じゃない?」

    ハンジ「ゴロツキ出身といえど、身なりは完璧なんだよねぇ…」

    ペトラ「…!」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:02:16 ID:S6wHa4tg

    ハンジ「髪はオールバックでさ…」

    ハンジ「なんともいえない色気が……ね」フフ

    ペトラ「ほ、本当ですか……」ゴクッ

    ハンジ「………ペトラ、あなた」

    ペトラ「は、はい…」ドキドキ

    ハンジ「今すっごいエロい顔してるね!」

    ペトラ「はっ!?////」ボンッ

    ペトラ「もおおお、分隊長!!!いい加減にしてくださいいいい!!///」ギャアアアアアア

    アハハハハハ 


    ---





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:04:58 ID:S6wHa4tg

    エルド「ペトラ!」

    ペトラ「ん?なに、エルド」

    エルド「もしよかったら、花嫁の方の付添人をやってもらえないか?」

    ペトラ「えっ!?私!?」

    エルド「ああ」

    ペトラ「で、でも普通、付添人は花嫁さんの身内や親戚がするものでしょう?私なんかじゃ…」

    エルド「いや、あいつは……」

    エルド「小さい頃に両親を亡くして…それからずっとうちで暮らしてるんだ」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:07:21 ID:S6wHa4tg

    エルド「だから、他に身寄りがいなくてな…」

    ペトラ「………そうだったんだ」

    エルド「ああ」

    エルド「お前なら年も近いし……それに、」

    エルド「お前は…俺の妹のような存在だから……」

    ペトラ「エルド……」

    エルド「だから…力を貸してくれると嬉しい」

    ペトラ「………うん、わかった」

    ペトラ「私でよければ是非!」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:08:54 ID:S6wHa4tg

    エルド「よかった、ありがとうな」

    ペトラ「こちらこそ、楽しみにしてるね」

    エルド「……あ、そうだ」

    ペトラ「?」

    エルド「宣誓式の後はパーティがあるだろう」

    ペトラ「うん?」

    エルド「新郎新婦のファーストダンスの後は、参列者のダンスの時間だ」

    ペトラ「そうだね」

    エルド「兵長を誘え。」

    ペトラ「!??」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:10:46 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「ちょ、ななな何言ってんの!!///」ボンッ

    エルド「はは、まだ誤魔化すつもりか?バレバレだぞ」

    ペトラ「そっそんなんじゃ…!!///」カアアアア

    エルド「…ハンジ分隊長に取られても知らないぞ」ボソッ

    ペトラ「へっ!?」

    エルド「いやぁ~あの二人なんだかんだで仲良いからなぁ~危ないよなぁ~」

    ペトラ「…………。」ムゥゥ...



    ---


    ハンジ「エルド、上手くいった~?」ニヤッ

    エルド「バッチリです!分隊長」ニヤッ


    ---------





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:36:41 ID:S6wHa4tg

    ペトラ(ハンジ分隊長が兵長を……?いやいやそんな風には見えな…)

    ペトラ(で、でも確かにお2人はお互い良き理解者って感じで、お付き合いすることになってもおかしくないよね…)

    ペトラ(というかもうそういう関係だったり…!?)

    ペトラ(い、いや、でもどこが良いか分からないっておっしゃってたし…)

    ペトラ(でも…分隊長も何考えてるかよく分からない方だからなぁ…)

    ペトラ(………兵長は…分隊長のことどう思ってらっしゃるんだろう………)モヤモヤ

    リヴァイ「…ペトラ、そんなところで何してる」

    ペトラ「えっ!??」ビクッ





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:41:53 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「わ、へ、兵長!?すすすみません…!!」ペコッ

    ペトラ「す、少し…考え事をしていまして……そ、その……」アセアセ


    “兵長を誘え”


    ペトラ「…!」

    ペトラ「……っ////」カアアア

    リヴァイ「…?どうした」


    “ハンジ分隊長に取られても知らないぞ”


    ペトラ(あぁもうエルドのばかばか!意識しちゃうじゃない…!///)

    ペトラ「あ、いえ、えっと……その………///」





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:44:18 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「あ、あの……わ、私も……付添人をやることになりました!」

    ペトラ「も、もちろん、花嫁側ですが…!」

    リヴァイ「…そうか」

    リヴァイ「俺では不足があるだろうから、お前がいると助かる」

    ペトラ「…!」パァァ

    ペトラ「あ…ありがとうございます!!///」

    ペトラ「せ、精一杯お手伝いさせていただきます…!」ペコッ

    リヴァイ「ああ」


    “兵長を誘え”


    ペトラ(~~っ!///)





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:45:31 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「そっ…それで……その…………」 グッ

    ペトラ「し、式の後は……役目が解かれますので………その……」

    リヴァイ「…?」

    ペトラ「も、もし宜しければ……と、というかっ……可能でしたら……」

    ペトラ「ダ、ダンスを!ご一緒できないでしょうか…!!///」

    リヴァイ「……ダンス?」

    ペトラ「は、はい…」ビクビク

    ペトラ(わああああああ言っちゃった言っちゃったもうどうしよおおおおおおお)ギャアアア

    リヴァイ「………」





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:49:35 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「……ハンジに引っ張られて、」

    リヴァイ「無理矢理踊らされたくらいしか…経験がないんだが」

    ペトラ「だっ、大丈夫です!わ、私がリードしますので……!!」

    ペトラ「もし…可能でしたら…………ですが…………」

    ペトラ(む、無理だよねやっぱり…………)シュン...

    リヴァイ「……………」

    リヴァイ「……お前が、それでいいならかまわん」

    ペトラ「……へっ?」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 20:51:50 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「…裾を踏んでも、文句言うんじゃねぇぞ」

    ペトラ「……っ」

    ペトラ「は…はい!!」

    ペトラ「ありがとうございます……っ!///」ペコッ

    リヴァイ「……」

    リヴァイ「…もう消灯時間も近い。早く部屋に戻って休め」

    ペトラ「は、はい!失礼します!///」

    リヴァイ「……」


    ---------





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:36:25 ID:S6wHa4tg

    ―次の日―


    ペトラ「エルドっ!!聞いて!!」

    エルド「お、その顔はもしかして」

    ペトラ「うん!兵長に、ダンスOKしてもらえた///」

    エルド「そうかそうか、良かったなペトラ」ナデナデ

    ペトラ「うん!ありがとうねエルド」ニコニコ

    グンタ「やったじゃないかペトラ!」ナデナデ

    ペトラ「えへへ///」テレテレ

    グンタ「オルオは俺が引き留めておいてやるから、思いきり着飾って、兵長のこと誘惑しろよ!」

    ペトラ「ちょ、ななな何言ってんのグンタ…!///」アワワワ





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:38:56 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「は、花嫁さんより目立っちゃだめでしょう…!///」

    ペトラ「それに、なんでオルオ?」キョトン

    エルド(オルオ……どんまい……)

    グンタ「下品なのは駄目だぞ。あくまでも慎ましやかに、しかし女性らしく、だ」

    グンタ「清純そうに見えて、でもどことなく艶っぽくも見える…そんな服がいい」

    ペトラ「も、もう…///エルドの結婚式なのに、なんでそんなに乗り気なの…///」カアアア

    グンタ「え?そりゃあもちろん」

    エルド「幸せは多いほうが良い、からな」クス

    ペトラ「………///」ムゥ...


    ---





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:42:20 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「オルオ、ちょっといい?」

    オルオ「フッ、なんだ?愛の告白か?」

    ペトラ「うるさい死ね」ドゴォ

    オルオ「グハァ!」ブフーッ

    ペトラ「………」

    ペトラ「…あ、あのさぁ」

    オルオ「何だよ?」

    ペトラ「………エルドの結婚式に、着る服」

    ペトラ「…一緒に選んでもらいたいんだけど。」


    ---------





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:44:11 ID:S6wHa4tg

    ―街の仕立屋―


    ペトラ「ど、どうかな…?」ドキドキ

    オルオ「うん、やっぱりそれが一番良いな」

    オルオ「お前の赤毛に、そのモスグリーンはよく映えるし、品もある」

    ペトラ「ほんと?じゃあこれにしよう!」

    ペトラ「すみません!こちらいただけますか?」

    店員「はーい」

    <アラッオニアイネ
    <ア、アリガトウゴザイマス...!
    <キャッキャッ


    オルオ「…………」





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:46:01 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「……あの、ありがとうね、オルオ」

    オルオ「………ああ」

    オルオ「……でも、何故俺に頼んだ?」

    ペトラ「う…そ、それは……」

    ペトラ「………///」

    ペトラ「……オルオは、さ、」

    ペトラ「もちろん、兵長とは共通点ゼロだし、兵長の真似だってこれっぽちも似てないんだけど…」

    オルオ「おい」

    ペトラ「………………でも、」





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:49:26 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「兵長のこと、いつも見てるだけあって……」

    ペトラ「好みとかは…よく分かるはず……って思って…」

    オルオ「…………」

    オルオ「……フン、当たり前だろう」

    オルオ「お前ごときには分からないだろうが、俺くらいのレベルになるとガチィッ プシャアアアア

    ペトラ「あはは、だから似てない真似はやめなって」

    ペトラ「…………」

    ペトラ「……でも、ありがとう」

    オルオ「……………」





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:50:32 ID:S6wHa4tg

    オルオ「……ペトラ、」

    ペトラ「ん?」

    オルオ「…お前、兵長に気持ちは伝えねぇのか?」

    ペトラ「えっ!?ななな何言って…!!///」アタフタ

    オルオ「…フン、馬鹿め」

    オルオ「気づいてないのなんて、エレンぐらいだ」

    ペトラ「う、うそ…///」

    ペトラ「やだ…恥ずかしい……///」カアアア

    オルオ「………」 チッ





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:52:50 ID:S6wHa4tg

    オルオ「……公私混同はやめてもらいてぇし、」

    オルオ「お前と兵長が恋仲になるってのも、全く想像できんが…」

    ペトラ「ちょ…は、はっきり言わないでよ…!!」ガーン

    オルオ「…………でも、」

    オルオ「俺達は、いつ死ぬか分からん」

    ペトラ「……」

    オルオ「…………兵長もおっしゃってただろう」

    オルオ「……後悔しないように生きろ、と」

    ペトラ「…………」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:54:37 ID:S6wHa4tg

    オルオ「何もせず、壁の中にいるより……」

    オルオ「ほんの僅かでも希望を持って、壁の外へ出て戦う」

    オルオ「……それが俺達、調査兵団だろ」

    ペトラ「…………」

    ペトラ「……ふ、ふん」

    ペトラ「…オルオにしては、良いこと言うじゃん」

    オルオ「……フッ」

    オルオ「フラレたら、俺がもらってやるからよ」


    ---------





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 20:53:42 ID:S6wHa4tg

    ―数日後―


    ペトラ「あ、あの、兵長!」

    リヴァイ「何だ」

    ペトラ「お休み前に、申し訳ありません!」ペコッ

    ペトラ「少し…お時間いただけませんか?」

    ペトラ「もうすぐエルドの式なので…その…今のうちに、打ち合わせをと思いまして…」

    リヴァイ「…ああ、かまわねぇが」

    ペトラ「ありがとうございます!」

    ペトラ「では、動きの確認などもしたいので、会堂を使用してもよろしいでしょうか?」

    リヴァイ「ああ」


    ---





    47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 20:58:45 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「――で、基本的にベストマンの役割も私が兼任しますので」

    ペトラ「兵長は入場されたら、向かって右側に立っているだけでOKです!」

    リヴァイ「…ああ」

    ペトラ「あ、体はひとまず、参列者側に向けてくださいね」

    リヴァイ「……ああ」

    ペトラ「式が始まったら、私と向かい合う感じになります」

    リヴァイ「………慣れねぇな」

    ペトラ「ふふ、大丈夫ですよ兵長」クスクス

    ペトラ「入ったらここに立つ!それだけで良いので」

    リヴァイ「…………了解した」





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:01:02 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「…ペトラ、行程表をもう一度見せろ」

    ペトラ「あ、はい!どうぞ!」サッ

    リヴァイ「……」ジッ...

    ペトラ「……」

    ペトラ(………兵長…)

    ペトラ(よく見ると…睫毛長いんだな……)ジッ...

    ペトラ(………あ、なんだか前より皺が深くなっている気がする)

    ペトラ(……………いつも、何でもないような顔されてるけど……)

    ペトラ(…きっと…この小さな身体に……誰よりも大きなものを抱えて…)

    ペトラ(人知れず……耐えてらっしゃるんだろうな…………)





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:09:22 ID:S6wHa4tg

    ペトラ(他の誰よりも、部下のことを想ってくださって………)

    ペトラ(そして……誰よりも強くて………)

    ペトラ(…………)

    ペトラ(………あぁ…) キュッ...

    ペトラ(好きだなぁ………………)

    リヴァイ「――ラ、ペトラ」

    ペトラ「!?」ビクッ

    リヴァイ「…どうかしたか?」

    ペトラ「へっ!?///」





    50:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:11:52 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「い、いえっ!ななななんでもありませ…


    “兵長もおっしゃってただろう”

    “後悔しないように生きろ、と”


    ペトラ「………」


    “何もせず、壁の中にいるより”

    “ほんの僅かでも希望を持って、壁の外へ出て戦う”


    ペトラ「………」


    “それが俺達、調査兵団だろ”


    ペトラ「……っ」





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:13:58 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「あ、あの…!」

    リヴァイ「…?何だ」

    ペトラ「兵長は…そ、その……」

    ペトラ「……ご、ご結婚とか………は、」

    ペトラ「考えてらっしゃらないのですか…?」

    リヴァイ「…………」

    ペトラ「…い、いえ、その…今すぐとかそういうのではなくって……」

    ペトラ「えっと……いずれ……というか……」

    リヴァイ「…………」





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:15:50 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「……………伴侶を持つ気は、ない」

    ペトラ「…!」

    リヴァイ「……それは…この先もずっとだ」

    ペトラ「……………ど、どうしてですか?」

    リヴァイ「…………」

    リヴァイ「……俺は、いざという時に…人の命をも切り捨てなければならない立場の人間だ」

    ペトラ「………」

    リヴァイ「………それが例え、自分自身であったとしても、だ」

    ペトラ「……」





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:17:20 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「そういう時に、枷となるものがあるのは――」

    リヴァイ「困る、だろう」

    ペトラ「……」

    ペトラ「………そう…ですよね」

    リヴァイ「…………」

    リヴァイ「………お前は、」

    ペトラ「……え?」

    リヴァイ「…考えているのか?」





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:20:23 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「その―――…結婚とか、だ」

    ペトラ「…………」

    ペトラ「……………っ考えていたら…」

    ペトラ「調査兵団には…………入っていません」

    リヴァイ「…………」

    ペトラ「………でも………」

    ペトラ「…何故………調査兵団に入ったかと言うと…………」

    リヴァイ「………」

    グッ

    ペトラ「………貴方が、いたから……です」





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:27:36 ID:S6wHa4tg

    リヴァイ「………」

    ペトラ「………」

    リヴァイ「…………ペトラ、俺は」

    ペトラ「あの…兵長、」

    ペトラ「私と………踊っていただけませんか?」

    リヴァイ「…?式当日だろう。それなら良いと以前…

    ペトラ「いいえ……今、です」

    リヴァイ「今…?こんな格好でか」

    ペトラ「はい…この制服が、いいんです」


    ---





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:34:04 ID:wpLzOaqQ

    切ないですな…





    61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:49:36 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「兵長、御存知ですか?」

    ペトラ「花嫁が冠るベールは、花嫁の服従を示すため…と言い伝えられていますが」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「別の言い伝えだと……元々、ベールは自由を象徴するもので」

    ペトラ「……自由に飛んでいくために…結婚式で冠るようになったそうです」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「………だから…その…」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「私には……ベールは、いらないんです」





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:51:19 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「……私の自由の翼は、ここにありますから…」

    リヴァイ「…………」

    ペトラ「………」

    ペトラ「…………兵長、」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「これ以上は…………聞かないでくださいね」

    リヴァイ「…………」

    リヴァイ「………ああ」





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:55:13 ID:S6wHa4tg

    ペトラ(兵長の手……あったかいな……)

    ペトラ(…………でも、オルオの言うとおり)

    ペトラ(この手を取って……)

    ペトラ(兵長と、幸せに暮らしていくなんてのは……)

    ペトラ(全然、想像できないな)

    ペトラ「ふふ」

    リヴァイ「?何故笑う…?」

    ペトラ「いえ…楽しいですね、ダンスって」クスクス

    ペトラ(………………けど、)





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:58:32 ID:S6wHa4tg

    ペトラ(せめて今だけ…………)

    ペトラ(少しだけ……………許してください)


    リヴァイ「…そうか?」

    リヴァイ「決まった動きに合わせるのは、骨が折れる」

    ペトラ「でも兵長、すごくお上手ですよ」

    ペトラ「流石……何をやっても、素敵です」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「…………兵長が一番…です」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「………」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:02:01 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「…………あ、あの、私…」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「………兵長の、こと…………」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「………」


    ペトラ(好きです……)


    ペトラ「……ッ」


    ペトラ(大好き、です………)





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:04:05 ID:S6wHa4tg

    ペトラ「……尊敬……しています…」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「……だからっ……その……」

    ペトラ「…この先も、ずっと………」

    リヴァイ「………」

    ペトラ「兵長のお傍で…………戦わせていただけますか」

    リヴァイ「………」

    リヴァイ「…………ああ、」

    リヴァイ「勿論だ」



    ---------





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:14:55 ID:S6wHa4tg

    ―数日後―


    グンタ「よし、これで式の準備もばっちりだな!」

    ペトラ「流石に壁外調査の前になると、バタバタしちゃったね」

    エルド「手間かけたな、ありがとう」

    ペトラ「ううん、帰ってきてから準備だと、疲れててそれどころじゃないだろうからね」

    オルオ「なぁに、新兵も混ぜた試運転だからそんなに長くはかからんだろ」

    エレン「オレ、誰かの結婚式なんて初めてです!」キラキラ

    オルオ「フッ、お前は結婚式すら出たことねぇのか?これだからケツの青い新兵はガチンッ プシャアアア

    ペトラ「もーオルオってほんと馬鹿……」ハァー...

    アハハハハ





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:17:02 ID:S6wHa4tg

    オルオ「聞いてください兵長!」

    リヴァイ「?何だ」

    オルオ「こいつが式で着る服、俺が選んだんです!」フンス

    ペトラ「ちょっ、馬鹿オルオ!言わないでよ!!」ギャアアア

    エルド「ははは、じゃあお礼にオルオとも踊ってやらないとな」

    ペトラ「え、やだ。」

    オルオ「即答!?」ガ-ンッ

    ペトラ「エレンならいいよー♪」

    エレン「えっオレですか!?」

    グンタ「やったなエレン!」

    アハハハハ





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:19:45 ID:S6wHa4tg

    ハンジ「むふふ、リヴァイ楽しみだねぇ~?」

    リヴァイ「…何がだ」

    ハンジ「ペトラのドレス姿に決まってるじゃんー!」

    リヴァイ「……別に、そういうのはねぇが」

    ハンジ「アハハ!とかなんとかいってさ」

    ハンジ「リヴァイはむっつりだからなぁ~」ニヤニヤ

    リヴァイ「削ぐぞクソメガネ」

    アハハハハ



    ---------
    ------
    ---





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:26:51 ID:S6wHa4tg

    ディター「リヴァイ兵長………自分は……」

    リヴァイ「…………」

    リヴァイ「……これが、奴らの生きた証だ」



    “私には、ベールはいらないんです”


    “私の自由の翼は、ここにありますから”



    リヴァイ「………俺にとってはな」





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:28:18 ID:S6wHa4tg

    ディター「………ッ……兵長………っ」




    “だから”


    “この先も、ずっと”



    “兵長のお傍で、戦わせていただけますか”





    リヴァイ「…………」





    73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:29:38 ID:S6wHa4tg

    以上で終わりとなります
    ここまで目を通してくださった方、お付き合いいただきありがとうございました





    74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:36:24 ID:nxo6Mshs

    ペトラさんの話は最後必ずこうなると分かっていてもメンタルやられる

    良かったぜ(*^ー゚)b





    75:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:49:50 ID:Ago9z5U.

    乙!
    なんて切ない話や…





    76:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:54:54 ID:v1SbAsJg

    切ないな。乙。





    77:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:14:54 ID:ZycU56/s

    くそおおお切ねえええええ
    おつ!






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:34:54 ID:xo8UdBv.

    証言者、アルミン

    アルミン「エレンがそう言った瞬間でした」

    アルミン「僕達の後方で、何かが倒れる音が聞こえたんです」

    アルミン「振り向いたら見えたのは、倒れたイスと、空中を滑空するミカサでした」

    アルミン「状況を考えれば、椅子を踏み台にしたんだと思います」

    アルミン「でも、それを加味しても。食堂の天井ギリギリまで飛び上がるミカサの姿は」

    アルミン「その……恐怖すら感じました」





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:36:38 ID:xo8UdBv.

    証言者、ジャン

    ジャン「エレンが悪い」

    ジャン「何度だっていう、エレンが悪い」

    ジャン「羨ましすぎるだろう」

    ジャン「あんな一撃を、ミカサからもらえるなんて……」

    ジャン「間違いなく、良い匂いがしたはずだ」

    ジャン「エレンは、あの死に急ぎ野郎は、自分の立場が恵まれていることに気づいていない」

    ジャン「だから、あいつが悪い」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:39:32 ID:xo8UdBv.

    証言者、ライナー

    ライナー「その、何だ」

    ライナー「ジャンはずっと、エレンが連れ去られた後もエレンが悪いと連呼していたが」

    ライナー「正直な話、俺はジャンの意見にそこそこ同調している」

    ライナー「それと一緒に、我慢を続けたミカサに対する同情心も強い」

    ライナー「下世話な話かもしれないが」

    ライナー「エレンは、一発やれば良かったと思う。多分ミカサは拒否しないだろう」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:43:10 ID:xo8UdBv.

    証言者、ベルトルト

    ベルトルト「えっと……僕は、あんまり社交的じゃないけど」

    ベルトルト「それでも、ミカサがエレンを物凄く好きで。エレンとミカサが幼馴染と言うのも知っている」

    ベルトルト「ミカサとエレンの第一印象は、この二人は付き合っているんだなと思ったよ」

    ベルトルト「だから、あの二人が付き合っていないとアルミンから聞かされた時は」

    ベルトルト「正直、驚いたね」

    ベルトルト「どっちが悪いか……?うーん……比べるなら、エレンかな」

    ベルトルト「あんな美人に、好意をド直球で投げつけられてるわけだし……多少でも自分の意見をぶつけるべきだったと」

    ベルトルト「ズルズルと、幼馴染の関係を続けていたから。ミカサはエレンを襲っちゃったんだと思う」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:46:24 ID:xo8UdBv.

    証言者、コニー

    コニー「俺は頭が悪いが」

    コニー「ミカサがエレンを好きな事ぐらいは分かる」

    コニー「でも、なぁ……滑空して、エレンに飛びついたミカサは」

    コニー「普段から、訓練の時は怖い奴だと思ってたけど」

    コニー「あの時のミカサは、本気で怖かった」

    コニー「多分エレンは、生きた心地しなかっただろうな」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:51:05 ID:xo8UdBv.

    証言者、ユミル

    ユミル「まぁ、同じ女子だから。エレンを除けばそんじょそこらの男子よりは話す機会は多かったよ」

    ユミル「ミカサ、あいつは、エレン一筋のエレン馬鹿と言っても過言じゃないね」

    ユミル「ミカサは普段からエレンへの行為を全く包み隠さずさらけ出していたけど」

    ユミル「エレンは、恥ずかしいのかどうかは知らないけど。ミカサの事は何ともねーよみたいな態度しかとらなかったね」

    ユミル「本当に何とも思ってないなら、そういう言葉すら出さないのにね」

    ユミル「だから、これで良かったんじゃないのかなぁ……エレンは否定するけど、相思相愛だろあれは」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:53:58 ID:xo8UdBv.

    証言者、アニ

    アニ「そうだね……襲われた方、被害者であるエレンには悪いけど」

    アニ「エレンは、自分が襲われる切っ掛けと言うか。理由を年単位で積み重ねているとは思ったね」

    アニ「だから、ミカサがエレンに向かって飛びかかった時。ついに来たかとしか思わなかったね」

    アニ「いつかそうなるだろうなと思ってたから、驚きはしなかったね」

    アニ「まぁ、ミカサの顔を見た連中は青ざめてたから。今までで一番怖かったんだろうね」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 20:57:08 ID:xo8UdBv.

    証言者、クリスタ

    クリスタ「その……襲っちゃったミカサが悪いってのはわかるんですけど」

    クリスタ「私も、ミカサと同じ女の子だから」

    クリスタ「好意を持つ相手から、あんな風に。口先だけとはいえ、何とも思ってない風に相手されたら」

    クリスタ「傷つきますね」

    クリスタ「でも、ミカサはそんなエレンの姿を見ても。今まではずっと家族だったから、恥ずかしいのねって」

    クリスタ「物凄く、前向きに捉えてました」

    クリスタ「……まぁ、最近は。そろそろ限界かなとは思ってましたけど」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:00:49 ID:xo8UdBv.

    証言者、ミーナ

    ミーナ「エレンが悪い!」

    ミーナ「だって、私ミカサの事ずっと見てたけど、かわいそうだったよ!」

    ミーナ「最近何て、ぶつぶつ呟いてるかと思ったら」

    ミーナ「エレンは私の事が好き、私の事が好き、私の事が好き」

    ミーナ「エレンも男だから、迫れば立つし射精出来る」

    ミーナ「私に魅力が無いわけじゃない、って言う風に」

    ミーナ「思いっきり自己弁護繰り返してたよ!振りすらしないエレンが悪いに決まってるわ!!」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:03:26 ID:xo8UdBv.

    証言者、サシャ

    サシャ「ミカサはパァン!をくれます」

    サシャ「エレンはくれません」

    サシャ「だから、エレンがきっと悪いのです!」

    サシャ「と言うのは置いておいて……最近はミカサがくれるパァンの量は多かったです」

    サシャ「食欲すら、失せていたんでしょうね」

    サシャ「エレンにいくら好意を投げつけても、何の反応も帰ってこないから」

    サシャ「だからエレンがムラムラするって言ってからのあの行動は」

    サシャ「私を使って―!と言う意思表示だったんでしょうね」





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:08:31 ID:VLRGPHrs

    エレンフルボッコだな

    イイゾモットヤレ





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:29:23 ID:xo8UdBv.

    証言者、マルコ

    マルコ「あの、何で僕が最後なんですか?もしかして忘れてました?」

    マルコ「まぁ、それは良いです。エレンとミカサの事ですね」

    マルコ「まぁ、エレンに対しては。嫉妬心は確かにありましたよ」

    マルコ「ジャンほど露骨には出さないし、強烈でもなかったけど」

    マルコ「羨ましすぎるだろド畜生が、この死に急ぎ野郎」

    マルコ「これはジャンの言葉ですけど、近い言葉で同じ意味の事は考えてましたね」

    マルコ「ミカサって、よく見なくても美人だから」

    マルコ「僕が嫉妬するぐらい、許されますよね!?」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:33:00 ID:xo8UdBv.

    被害者(?)エレンの証言

    エレン「ソラキレイ」

    エレン「オホシサマ……キレイ……」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:36:18 ID:xo8UdBv.

    加害者(?)ミカサの証言

    ミカサ「手近な草むらに連れ込みました」

    ミカサ「エレンならば、やろうと思えばもっと強烈に抵抗できたはず」

    ミカサ「でも、草むらに連れ込むための労力は、そこまで大きなものではありませんでした」

    ミカサ「だから、エレンは本気で抵抗していない」

    ミカサ「つまり、プレイのうちだった!同意はあった!射精すればレイプじゃない!!」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:41:34 ID:xo8UdBv.

    被害者(?)エレンの証言2

    エレン「ミカサ……ヤメロ、ミカサ、ズボンを引っ張るな、服を脱ぐな!!」

    エレン「ミカサ、服を着ろ!来るな、全裸で来ないで!」

    エレン「対人訓練、ソンナわけがあるカ!!?ミカサ、ヤメロ!うああああ!?」

    エレン「ヤダヤダヤダ!吸わないで!ヤダ、ヤダ!立つな、俺の俺、気持ち良いなんて思わないで!!」

    エレン「ヤダ!ヤダヤダ!!出したくない!脱童がこんなのイヤダ!」

    エレン「ウワアアアアアア!!!!?」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:42:56 ID:nUukTCbE

    搾り取られたイェーガー





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:47:44 ID:XqMSl7Ho

    見事にエレンの味方がいないなw





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:50:07 ID:xo8UdBv.

    加害者(?)ミカサの証言2

    ミカサ「私があの時、エレンに何をしたか?」

    ミカサ「まずは、エレンのズボンをはぎ取りました」

    ミカサ「お尻を半分露出させた所で、エレンは陰茎を勃起させていました」

    ミカサ「つまり、性的興奮を覚えていたという証拠だと考えています」

    ミカサ「もちろん、私も服を脱ぎました。エレンが脱いでいるのに、私が脱がないのは不公平で不健全だから」

    ミカサ「その後は、エレンの下半身に中途半端に残ったズボンを取り除きながら」

    ミカサ「エレンの陰茎を私の口で―

    この先の情報は、現在の貴官には公開され得ぬ情報の為。
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    ジャン「クソッタレがあああ!!」

    ライナー「そこが重要なんだろう!エレンはどんな目にあったんだ!!」

    マルコ「ナニを何されたかが分からないんじゃ!使えないじゃないか!!」

    コニー「なぁ、何に使うんだ……?俺、頭悪いから分からないし、あんまり分かりたくないというか」

    アルミン「大丈夫、僕にもわからないから。エロは好きだけど、友人の凌辱ネタは使いたくない」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:54:11 ID:aZRRjUYs

    言ってるセリフがヒロインみたいだな。エレン。





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:54:13 ID:xo8UdBv.

    ジャン「マルコ、ライナー!どうする!?」

    ライナー「諦めきれるか!エレンがどんな目にあったか、俺たちにも知る権利はある!!」

    マルコ「ムラムラしてるのは、エレンだけじゃないんだよ!こんな禁欲生活!!」

    ジャン「おうよ!なのに、エレンは!いつでもムラムラを解消できる立場なんだぞ!!」

    ライナー「許されるか!俺だって、何度エレンを見つめたか!」

    マルコ「羨ましすぎるよね!裏山死刑だよね!?」

    ベルトルト「ライナー落ち着いて。それから君の発言だけ、ちょっとピントがずれてる気がするんだけど」





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 21:59:03 ID:xo8UdBv.

    ライナー「どうする!?エレンの所に行くか!?ヤルか?今ここでヤッちまうか!?」

    ジャン「なんで死に急ぎ野郎の所に行くんだよ!!会えても喋れねーだろ、あの様子じゃ!!」

    マルコ「ミカサの所に行こう!ミカサの口から真実を聞くんだ!?」

    ジャン「ワクワクしてきたぜぇ!ミカサの口から淫語が聞けるんだぜ!!?」

    コニー「落ち着けよ、猿ども。後ライナーだけ、何かキモイ」

    ライナー「ミカサは全裸のエレンを見たんだよな!風呂時とは違う、非日常のエレンを!?」

    ベルトルト「ライナー。暫く、お風呂の時僕の方見ないでね」

    アルミン「風呂時のライナーの視線……気のせいじゃなかったのか」





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:04:01 ID:xo8UdBv.

    ジャン「行くぞぉ、野郎どもおお!!」

    マルコ「オナネタよこせー!」

    コニー「言っちゃったよ!絶対に言わないようにしてたのに!!俺だって妄想だけじゃ限界あるから欲しいのにさ!!」

    ライナー「じゃあコニー、お前も来いよ!!気になるだろ、エレンの事!?」

    コニー「お前は切り口が何かおかしいんだよ!何でエレンばっかり気にかけるんだよ!?」

    ライナー「男を中心に好いて、何が悪い!!」

    コニー「両刀かよ!なおタチが悪いぞ!」

    ライナー「タチでもネコでもどんとこいだ!」

    コニー「お前何言ってるんだ!?」

    ベルトルト「ライナー、君とは対人格闘訓練、二度とやらないから」

    ライナー「お前じゃ勃たねーんだよ!安心しろ!どっちかと言うエレンアルミン系の可愛さが欲しいんだ!」

    アルミン「コニー、ベルトルト。帰ろうか」





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:11:00 ID:xo8UdBv.

    ミカサ「つまり、アレは同意の上だった」

    クリスタ「……///」

    アニ「まさかミカサ、一回で済ませた何てことないよね?」

    ミカサ「合計で三回射精した。通常、一回の射精でも相当体力を消耗する」

    ミカサ「つまり、エレンが私に覚えていた性的興奮は、尋常ではなかったはず!」

    ユミル「……あんたのその自身はどこから来るんだよ」

    ミカサ「もちろん、エレンの尊厳が一部傷ついたのは自覚している」

    ミーナ(一部じゃないと思うけどね……予想以上にハードだった)

    ミカサ「それを埋めるために、エレンは今度は私を押し倒しに来るはず」

    ミカサ「ふふっ……ふふふふふふふ」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:16:24 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者アルミン

    アルミン「ジャンはともかくとして。マルコの暴走っぷりは、正直意外でした」

    アルミン「ライナー?思い出したくもありません」

    アルミン「まぁ、エレンが復活したのは良しとするべきなのかなぁ……ライナーのお陰と言うのが引っかかるけど」

    アルミン「エレンがたまに、ミカサを見て小動物みたいにびくつく以外は」

    アルミン「今は、おおむね平和です」





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:17:18 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ジャン

    ジャン「……」

    ジャン「マンコクラッシュを食らったので、満足です」

    ジャン「……ふぅ」

    ジャン「しかし、良い匂いだった」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:18:38 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者マルコ

    マルコ「なんで!ジャンだけが、ミカサの一撃を食らって!」

    マルコ「僕が回し蹴りなの!?」

    マルコ「僕もジャンみたいに!マンコクラッシュするべきでしょう!!?」





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:21:41 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者コニー

    コニー「マンコクラッシュ……?なんだよ、その下品な名前は」

    コニー「あー……あの後もう付き合いきれなくて、アルミンとベルトルトと一緒に部屋に帰ったんだけど」

    コニー「ミカサが相手だから当たり前だけど、ジャンとマルコがぼろぼろになって帰ってきたんだよな」

    コニー「ライナー?あの時にはもういなかったな。二人に聞いても、いつの間にか消えてたみたいだし」

    コニー「その時には、エレンの所に行ってたんだろうな」





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:25:22 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者エレン

    エレン「くたばれ!ホモはくたばれ!!」

    エレン「巨人と一緒に駆逐してやる!!」

    ミカサ「エレン、私も手伝う」

    エレン「ヒイイイイ!?ミカサ、に、逃げないと!」

    ミカサ「無い。ここは三階、出入り口は私の後ろだけ。戦わなければ、逃げる事は出来ない」

    エレン「イヤアアア!!?」

    ミカサ「飛び降りた!?」

    エレン「イヤアア!!」

    ミカサ「見事な着地術……エレン、成長したのね」





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:30:23 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ベルトルト

    ベルトルト「ライナーですか?何の事ですか?」

    ベルトルト「……アルミンとエレンに話を聞いたのなら分かってると思いますが」

    ベルトルト「僕も、あんまり思い出したくないんですよ……ええ、申し訳ないんですけど」

    ベルトルト「マンコクラッシュ?ジャンが良くそれをミカサに食らったことを自慢してるよ」

    ベルトルト「マルコも食らいたいらしくて、今もたまにミカサにちょっかい出してるね」

    ベルトルト「ミカサも分かってるらしくて、殴るか蹴るかで相手してるね」





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:33:11 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ユミル

    ユミル「あの三馬鹿が、あの日あの時草むらで何があったか知りたくて乗り込んできたね」

    ユミル「ジャンとマルコは、ミカサミカサうるさかったけど」

    ユミル「ライナーだけは、エレンエレンうるさかったね」

    ユミル「ついでに、エレンの居場所をしりたがっていたから。あれで確信できたね」

    ユミル「怪しいとは思ってたんだけどね、でもいざ確信と確証を得ると引いたね」

    ユミル「まぁ……確かに、ホモと言われても何か納得してしまうのが癪だけど」





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:37:56 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ミカサ

    ミカサ「何度でも、言う。エレンは射精した、アレはレイプではない、射精すればレイプではない」

    ミカサ「死んだエレンのお母さんも、そう私に教えてくれた」

    ミカサ「……それは今関係ない?その後の事について?」

    ミカサ「ジャンマルコライナーの三人が、話を聞きたくて乗り込んできた」

    ミカサ「ジャンとマルコは、私からの猥談を目的にしていようだったけど。ライナーだけは感触が違った」

    ミカサ「明らかに、エレンの事だけにしか興味がなかった」

    ミカサ「前から怪しいと思っていた、あの場で削げなかったのは痛恨の極み」

    ミカサ「なので、ライナーだけは集中的に攻撃した。ジャンが羨ましいぞと言ってきてうるさかったので」

    ミカサ「またぐらで顔を挟んで、窒息させて落とした。その後、マルコもうるさかったので蹴っておいた」





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:41:05 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ライナー

    ライナー「男も好きで、何が悪い!!」

    ライナー「クリスタの事?いや、俺は男も愛せるだけだ。クリスタももちろん好きだ、結婚したいぐらいに」

    ライナー「女ではクリスタ、男ではエレンと結婚したい。ただそれだけの話だ」

    ライナー「おい、何で後ずさるんだ?」





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:45:47 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者エレン2

    エレン「ミカサは?逃げ切れたか……えっと、話の続きだな」

    エレン「まぁ……何もする気がしなくて、ずっとベットの上で寝てました」

    エレン「そしたら、ドアが開いたんだ……ミカサならさっきみたいに窓から飛び降りてでも逃げただろうけど」

    エレン「横目で見たら、ライナーだったから。お見舞いに来てくれたのかと思って、何もしなかったんだ」

    エレン「ああ……申し訳ないと思ったけど、本当に動く気になれなくて……それが不味かったんだろうな」

    エレン「……思い出すと、今でも寒気がする。ライナーの奴、いきなり服を脱ぎやがった」

    エレン「女が無理なら、男と言う道がある!?わけわかんねーよ!?アイツ、マジで気持ち悪いよ!!」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:50:31 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ミカサ2

    ミカサ「三人を撃退した後?」

    ミカサ「エレンを探しに行った。寝台のある場所や、医務室の場所は殆ど把握しているから」

    ミカサ「第一、エレンを探すのに、いくら時間がかかろうと。私はそれを苦とは思わない」

    ミカサ「ただ……できれば、エレンの居場所は自力で見つけたかった」

    ミカサ「エレンの悲鳴で、場所を知りたくはなかった」

    ミカサ「……訂正してほしい、あの時のエレンが上げていたのは嬌声。これはホモに襲われた悲鳴」

    ミカサ「多少強引だったかもしれないが、私とエレンは、プレイを行っていた」

    ミカサ「アイツに襲われているエレンは、勃起していなかった。それがすべての証拠だ」





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 22:55:18 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者エレン3

    エレン「ミカサですか……確かに助けに来てくれました」

    エレン「俺一人でも、ギリギリ勝てたかもな状況だったので……まぁ、勝負はすぐに決したよ」

    エレン「問題は、その後だった……」

    エレン「ミカサは……俺の下半身をいきなりまさぐってきて…………ウウウ」

    エレン「すいません、でも、涙が止まらないんです……」

    エレン「ライナーに襲われた時は、俺、全然下半身が固くなんてなっていなかったのに」

    エレン「ミカサにまさぐられて、確認されたら……ウウウ」

    エレン「勃起しちゃったんです…………俺、ミカサにまさぐられて、気持ち良いと思っちゃったんです」





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 23:01:04 ID:xo8UdBv.

    その後の顛末について、証言者ミカサ

    ミカサ「エレンはムラムラした、私に下半身をまさぐられて、ムラムラした」

    ミカサ「私に陰茎を刺激されて、性的興奮を覚えた」

    ミカサ「これで十分、エレンはホモではない。さっきまで柔らかかったのに、私が触った途端」

    ミカサ「これ以上の証拠はない、私はエレンが好き、エレンも私で性的興奮を覚えてくれる」

    ミカサ「男女がそう言う事をするには、十分すぎる理由」

    ミカサ「だから、私は― 

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    ジャン「ド畜生があああ!!」

    マルコ「マンコクラッシュを食らった事のあるジャンですら悔しいんだよ!?食らってない僕の気持ちはそれ以上だよ!?」

    ライナー「エレーン!!!」

    ベルトルト「黙れ、ホモ!」

    コニー「うるせぇんだよ、三馬鹿!!」

    アルミン「さっさと寝ろおお!!」

    終わり





    45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 23:04:32 ID:C/fOYitE

    うーん面白かったぞー!





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/10(火) 23:08:01 ID:kobkqmE2

    痛快だなー(白目)






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 20:47:14 ID:mxk.WvH2

    ____________________

    ______________

    _______



    アルミン「エレン!エレーン!」

    エレン「どうしたよアルミン」

    アルミン「これ見てよ!またじいちゃんの書庫から持ってきたんだ。外の世界について書かれている本だって」

    エレン「外の世界についてだって!?本当か!?見せてくれよ!」

    アルミン「わわっ!ちょっと待って。落ち着いてよ。今開くから……」ペラッ

    ………

    ……




    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 20:51:05 ID:mxk.WvH2

    エレン「すげぇ……外の世界ってすげえな!」

    アルミン「光のカーテンってどんなものなんだろう?空にカーテンがかかってるなんて、想像つかないね」

    エレン「暑いところは草や木や川がなくて、一面が砂で、 その中をコブ生えた馬が歩いてんだろ!?すげぇよ……。なあ、アルミン!」

    アルミン「なに?」

    エレン「オレはいつか絶対、外の世界探検するよ!」

    アルミン「僕もだよ。外の世界をこの目で見たい。この本に書いてある場所、全部に行ってみたい……」

    エレン「なら、二人で世界中を探検しよう!」

    アルミン「うん!でも、僕らの一生で廻りきれるかな? 外の世界はすごく広いんだ。壁内なんか比べ物にならないくらいだよ」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 20:53:35 ID:mxk.WvH2

    エレン「一生かけたっていいさ。オレはこんな壁の中でのんびり生きて死ぬのは嫌だ。外の世界を探検して……新しいものを見て、それで死ねたら本望だ」

    アルミン「エレン……」

    エレン「な。アルミン、一緒に……」



    __________________

    _____________

    ________









    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 20:59:01 ID:mxk.WvH2

    アルミン「………………」パチッ


    アルミン「……………ふぁあ………懐かしい夢だったな………」ムクッ


    マルコ「おはよう」

    アルミン「あ、おはよう」

    マルコ「エレンって今日も自主練習してるんだよね?」

    アルミン「ん……」チラッ

    隣のベッド カラッ

    アルミン「……だろうね」

    マルコ「すごいよなぁ。早朝から走るのは分かるけど……筋トレもして、立体機動の練習だろ?僕には真似できないよ」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:01:12 ID:mxk.WvH2

    アルミン「はは……僕にもだよ」

    マルコ「あれ、でもジャケット忘れてるな」

    アルミン「いつも忘れて行くんだよ……。大丈夫。僕が届けるから」

    マルコ「着てても邪魔だろうからね。届けてもらえるから置いていってるんじゃない?」

    アルミン「それはあるかもしれないね。僕は宅配屋さんじゃないんだけどな」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:05:14 ID:mxk.WvH2

    _____



    アルミン「エレン!エレーン!」

    エレン「ん」ピタッ

    アルミン「おはよう。はい。ジャケット。もうすぐ朝食だよ」

    エレン「おはよう。悪いな。もうそんな時間か……」

    アルミン「エレンさ……自主練習はすごく良いことだけど、朝からそんなに汗かいてどうするの?着替えなく ちゃいけないんじゃない?」

    エレン「汗臭いかな?」クンクン

    アルミン「香水でも付けたら?」

    エレン「やだよ。あれ好きじゃねぇ。拭いときゃ大丈夫だろ?どうせ訓練で汗まみれになるんだ」

    アルミン「手拭きはある?」

    エレン「ない」

    アルミン「はい」

    エレン「すまねぇ………はぁー」フキフキ





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:09:26 ID:mxk.WvH2

    アルミン「……。もうすぐだったね。……総合成績の中間発表」

    エレン「あぁ」フキフキ

    アルミン「10位以内に入れてるといいね」

    エレン「別に順位とかはどうでもいいんだよ……いや良くねぇけど。オレはただ巨人をぶっ殺すために強くなりてぇだけだから、誰が何位とかには拘らねえ。ミカサには負けたくねえけど。自分が強くなったことが分かりゃいい」

    アルミン「エレンは憲兵団狙いでもないしね」

    エレン「え?……あぁ。………お前はまた座学一位だろうな。どうやったらそんな頭よくなれんだ?」

    アルミン「エレンが体を動かしているときに、僕は机に向かってるってだけの話だよ」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:16:12 ID:mxk.WvH2

    エレン「オレだったら10分で机を蹴飛ばしてやるぜ」

    アルミン「エレンらしいや。さ、行こうよ」

    エレン「おう」


    アルミン「……頭でっかちじゃ何の役にも立たないよ」ボソッ


    エレン「ん?何か言ったか?」

    アルミン「何でもない」ニコ

    エレン「手拭き洗って返すよ」

    アルミン「うん」


    エレンが早朝に体を鍛えるようになったのは、訓練兵になって半年が過ぎた頃のことだ。

    日々の鍛練に体が慣れて、段々と筋肉もついてきていたエレンは、空っぽの胃を揺らしても平気なようだった。

    自主練習は、3年目に至る今日まで欠かさず続けている。

    時間が許す限り、昨日の疲れを癒していたい僕とは大違いだった。





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:33:47 ID:mxk.WvH2

    アルミン「今日、すごく懐かしい夢を見たんだ」

    エレン「へえ。どんな?」

    アルミン「二人で本を広げてさ、外の世界のーー……」

    エレン「……あ、夢といえばさ。昨日コニーが、夜中に寝ぼけて叫んだの気づいたか?」

    アルミン「あ、ううん」

    エレン「あいつさ、芋の大群がオレの体を食おうとしてる!って。どんな夢見てんだって話だよ。なあ」

    アルミン「うわ。怖いね」


    エレンは自主練習を始めてから、僕に話さなくなったことがある。

    外の世界の話だ。

    それまでは寝る場所が隣同士だったのをいいことに、消灯時間が迫っても外の世界の話で盛り上がっていた。

    でも急に、エレンは話すことを止めた。

    正確には僕が話題に出しても、すぐ違う話にすり替えるようになった。

    やがて僕も話しづらくなって、でもエレンとは一緒にいたかったから、違う話で彼との時間を作った。

    そうして、いつしか外の世界の話は僕らの間で禁句となった……ような気がしている。





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:39:33 ID:mxk.WvH2

    実際に、僕は今さら口に出すとなると躊躇してしまう。

    母を奪われた復讐心が全てになっているエレンに、外の世界の話をして、幼い頃の思い出を否定されるのが怖かった。

    それから、エレンが外の世界について話したがらないのはきっとーー。

    アルミン(僕が、弱いからっていうのも、あるんだろうな……)

    外の世界は周知の通り巨人達に支配されていて、僕みたいな力の弱い劣等生は一分だって生きていられない。

    エレンが外の世界に出たとき、巨人を駆逐するとき、隣に立っているのが僕では頼り甲斐がない。

    今だって、度々謂れのない嫌がらせを受けては、エレンやミカサに助けて貰っている僕だ。

    訓練兵一人追い返せないようでは駄目だと分かっているのに、僕は今年卒業できるかも怪しい成績をキープしている。





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:40:46 ID:GuUXfNmY

    アルミン…………





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:43:05 ID:mxk.WvH2

    ____


    対人格闘訓練

    クリスタ「アルミンっ。私、今日は本気でいくから。アルミンも本気で、きて!」

    アルミン(可愛い)

    アルミン(でも彼女も僕よりずっと体力があるんだ。油断できない)

    クリスタ「いくよぉっ!」ザザッ

    アルミン「わっ!」パッ

    クリスタ「えいっ!」バッ

    アルミン「ちょっ。ちょっと待ってクリスタ!」ササッ

    クリスタ「今日はっ!いつもの私じゃっ。ないのっ」ザ ザザッ!

    ガシッ





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:46:53 ID:mxk.WvH2

    アルミン「へっ……?」

    クリスタ「やぁっ!」ブンッ

    アルミン「い゛っ!!」ドサッ

    クリスタ「投げれた……!」

    アルミン(投げられた)ガーン

    クリスタ「ライナーできたよ!教えられた通りに、投げることができたよ」 ピョンピョン

    ライナー「結婚しよ」

    アルミン(クリスタに……あんな可愛い女の子に……投げられた……)ガーン

    アルミン(女の子に投げられるのは初めてじゃないよ…… 寧ろ慣れているよ……)マッサオ

    アルミン(なのに……まずい……かなりショックだ……立てないよ……)マッサオ





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:50:43 ID:mxk.WvH2

    エレン「…………」チラッチラッ

    アルミン「ハッ!」

    アルミン(エレンが見てる!)

    クリスタ「アルミン。大丈夫?どこか痛めちゃったかな…?」

    アルミン「だっ。だいじょうぶ!立てるよ」ムクッ

    クリスタ「あの……アルミン。私ね、今の技を色んな人に試してみたいの……。だから、これで終わってもいいかな?」

    アルミン「あっ、うんっ。そうだよねっ。もちろんだよ」

    クリスタ「ごめんなさい。ありがとう」ニコッ

    アルミン(可愛い)

    ライナー「結婚した」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:51:59 ID:FwrB8ur6

    ライナー声でてるぞ





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 21:55:00 ID:mxk.WvH2

    アルミン「イテテ……」

    アルミン(誰と訓練しようか……エレン……は絶対嫌だし……ミカサは……ジャンとか。邪魔したら蹴られるな)キョ ロキョロ

    アルミン「ん?」

    アニ「……」ウロウロ

    アルミン「アニ」

    アニ「……!……なんだ、アルミンか」

    アルミン「なんだ。って酷いなぁ……。またサボリ?」

    アニ「そっちこそ随分な言い様じゃない?事実だけどね」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:00:57 ID:mxk.WvH2

    アルミン「ごめん。そういうつもりじゃ……。ねえ、僕でよかったら相手してくれないかな。受け身の取り方を教えてほしいんだ」


    アニ「可愛こちゃんに投げられたときの対処法?」

    アルミン「あ…………見てたんだ………」ギクッ

    アニ「……何で私なの?」

    アルミン「アニは強いし、エレンも相手したがるくらいだから。きっといいかわし方を知ってるだろ?」

    アニ「………いいけど」

    アルミン「弱いからって手加減しないでね」

    アニ「わかったよ」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:04:47 ID:mxk.WvH2

    アルミン「じゃあ僕にかかってきっ」

    アニ「」ブンッ

    アルミン「」ドサッ

    アニ「終わったよ。もういい?」

    アルミン「いったぁ……まだだよっ」ムクッ

    アニ「ちゃんと受け身取れてたよ。じゃあね」

    アルミン「ま、待って!投げられないようにするには、 どうすればいいの!?」

    アニ「………」

    アルミン(うっ……怖い……)

    アニ「さっさと構えて」

    アルミン「う、うん」





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:08:51 ID:mxk.WvH2

    アニ「」ザザッ

    アルミン「わっ!」パッ

    アニ「すぐ捕まる」ガシッ

    アルミン「うっ」グググ…

    アニ「技術の問題だけじゃない。アンタは遅い」ググッ

    アルミン「………くっ……」グググ…

    アニ「それに………………………………」グググッ

    アルミン「い、いたい………」

    アニ「…………」

    アニ「」パッ

    アルミン「はっ!はあっ!はあっ、はぁ」ドサッ

    アニ「…………じゃあ、もういいよね。問題点は挙げたから」





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:11:49 ID:mxk.WvH2

    アルミン「ど、どうやったら速く動けるか教えてよ」

    アニ「……体力つけなよ」プイッ

    アルミン「あ……ちょっとアニ……」

    アニ「」スタスタ

    アルミン(……基本的なことがなってないんだな。僕は……。3年も経つのに……)


    アルミン(これじゃあ本当に、卒業できるか分からないよ……)





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:16:36 ID:mxk.WvH2

    ___



    エレン「は?」

    アルミン「……だから、明日から自主練習、僕も一緒にやる」

    エレン「……オレは別にいいけど。大丈夫かよ?お前は他人より体力ないのに、急に……」

    アルミン「………!…………平気だよ。だから、エレンが起きたときにまだ寝てたら起こして。起きるけど!おやすみっ」

    エレン「あ、おい」

    アルミン(これ以上成績が落ちるのは嫌だ)

    アルミン(……………………足手まといには、ならない!)





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:20:21 ID:mxk.WvH2

    ______


    ミカサ「おはよう」

    エレン「おう」

    アルミン「おはよう。今日はミカサもいるんだね」

    ミカサ「……………」

    アルミン(驚いてる)

    ミカサ「アルミン……」

    アルミン「僕も今日から体を鍛えようと思ってさ」

    ミカサ「……………」

    アルミン(心配してる)





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:23:32 ID:mxk.WvH2

    ミカサ「……そう」

    アルミン「うん」ニコッ

    エレン「オレ先に行くぜ」タッ

    ミカサ「待って。アルミン。またあとで」 タタッ

    アルミン「うん」

    アルミン(二人は肩を並べて走ることができるんだ)

    アルミン(よーし!僕も!)





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:33:30 ID:mxk.WvH2

    _____



    アルミン「い、いたい……」


    アルミン(朝は走っただけなのに朝御飯あんまり食べられなかったし、その後の立体機動の訓練で気持ち悪くなるし、足と腕が張って痛いし、エレンとミカサには追いつけなかったし。散々だよ……)フラフラ

    アルミン(一日目だから。まだ一日目だから。続ければ体がついてくるようになる)


    アルミン(……よね?)フラフラ





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:37:17 ID:mxk.WvH2

    書庫


    アルミン「あれ……」

    アニ「………」ジー

    アルミン(あの本を取りたいのかな?)

    アニ「………」ジー

    アルミン「これ?」ヒョイ

    アニ「…………!」

    アルミン「あ……違った?」

    アニ「…………ありがとう」

    アルミン「どういたしまして。それって小説だよね?アニは本を読みに来たの?」

    アニ「そうだよ。アンタは違うの?」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:41:55 ID:mxk.WvH2

    アルミン「僕は勉強」

    アニ「座学トップはやることが違うね」

    アルミン「あはは…。いつまでトップでいられるかなんて、分からないからね」

    アニ「そう」

    アルミン「うん」

    アニ「………」

    アルミン「…………………あ、じゃあ僕、行くね」

    アニ「アンタさ」

    アルミン「え?」

    アニ「朝、走ってたね」





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:44:58 ID:mxk.WvH2

    アルミン「え……うん。見てたの?」

    アニ「大丈夫なの?体。体力ないんでしょ」

    アルミン「はは。エレンと同じこと言うんだね」

    アニ「そうなの?……なんか嫌だね」

    アルミン「気に障った?ごめんね。平気だよ。心配してくれてありがとう」ニコッ

    アニ「……どういたしまして」

    アルミン「…………」

    アニ「…………」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/31(土) 22:49:43 ID:mxk.WvH2

    アルミン「そうだ。アニ。明日の対人格闘訓練って誰とやるか決まってる?」

    アニ「決まってない。決まっているわけないでしょ」

    アルミン「じゃあまた僕の相手をしてくれない?」

    アニ「どうしようかな。あんた弱いからね」

    アルミン「う……そうだね……。君だってやるなら強い相手の方がいいよね」

    アニ「……冗談だよ。少しくらいなら、いいよ」

    アルミン「……!ありがとう。約束だよ」ニコ

    アニ「……」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:21:26 ID:mxk.WvH2

    翌日


    アルミン(い゛……す……すごい……いたい……筋肉痛……………。全身ガッチガチだよ……)

    アルミン「う゛っ……」ズキッ

    エレン「おい大丈夫か?練習しねぇで休んだ方が……」

    アルミン「エレン………。まだ二日目だよ?自主練習は続けるよ」

    エレン「お前がそう言うんなら強くは止めねぇが…………。無理はすんなよ」

    アルミン「してないよ……」ズキズキ

    エレンに気遣われたときの、僕の心情の複雑さといったらない。

    アルミン(すごく嬉しいのに…………すごく嫌だ)





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:26:29 ID:mxk.WvH2

    対人格闘訓練


    アニ「ねえ、本当にやるの?」

    アルミン「えっ?」ズキズキ

    アニ「あんた、朝から動きが変だよ」

    アルミン「そ……んなことない……よ?」ズキズキ

    アニ「そう。……なら、さっさと構えてくれる?」

    アルミン「うん!い゛っ」ズキッ

    アニ「…………ねえ」

    アルミン「平気だ!何ともないから。きて」

    アニ「……。わかった」ザザッ

    アルミン「わっ」パッ

    アニ「」ゲシィッ

    アルミン「っ!」ドサッ

    アニ「終わったね。じゃあ」





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:30:00 ID:mxk.WvH2

    アルミン「ま、待ってよアニ!もう一回だよ!今度は僕が君を襲う番だ!」ムクッ

    アニ「……なら、それで終わりだから」

    アルミン「うん。行くよ!」ザザザッ

    アニ「……」ヒョイ

    ガシッ

    アルミン「あっ!」

    アニ「…………」グググ…

    アルミン「う゛………」ググ

    アニ「……………あんたさ、ちょっと失礼じゃない?」グググッ





    45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:33:01 ID:mxk.WvH2

    アルミン「えっ?いっ……いだだ」グググ

    アニ「私はちゃんと相手をしているでしょ?こんな近くに乙女の顔があるっていうのに…………よそ見するなんて、 紳士のやることとは思えないね」グググ

    アルミン「………!」ギクッ

    アニ「」パッ

    アルミン「」ドサッ

    アニ「もういいよね。次はもっと腕をあげてから私を誘いなよ」

    アルミン「……………………………アニ!」

    アニ「」スタスタ

    アルミン「う゛っ」ズキッ





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:36:28 ID:mxk.WvH2

    書庫

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「やあアニ。邪魔じゃなかったら、隣いいかな?」

    アニ「……!なんだ……アルミンか。いいよ」

    アルミン「誰か待ってた?」ガタッ

    アニ「なんで?」

    アルミン「なんだって言うから……」

    アニ「違うよ。びっくりさせるからでしょ?」





    47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:41:06 ID:mxk.WvH2

    アルミン「驚かせてごめんね」

    アニ「謝らなくていいよ」

    アルミン「アニはさ、読書してると周りが見えなくなっちゃうタイプ?」

    アニ「集中はするよ」

    アルミン「僕も!本を読み始めるとさ、周りの音が聞こえなくなって、目も本の文字しか見えなくなるんだ」

    アニ「へえ」

    アルミン「でもずっと無音な訳じゃないんだよ。本の中の音が聞こえてくるんだ」

    アニ「……」

    アルミン「川のことが書いてあったら、川のせせらぎが聞こえるし、森のことが書いてあったら、小鳥のさえずりが聞こえる。目も文字を追っているだけじゃなくて、 瞼の裏に本の中の景色が浮かんでくるんだ。深く集中すると、臭いまで感じることができる」

    アニ「すごいね」

    アルミン「アニにもない?小説の主人公に自分を当てはめたりしないの?」

    アニ「しないね」





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:46:45 ID:mxk.WvH2

    アルミン「そっか……僕だけなのかな?でもそうすると、 アニも今より本の内容に入り込めて面白いと思うよ」

    アニ「あんた、よく喋るね」

    アルミン「えっ?」

    アニ「私に用があるんでしょ?」

    アルミン「………」

    アニ「どうしたの?」

    アルミン「……………………。…………あの。昨日の対人格闘訓練のことなんだけど」

    アニ「…………」

    アルミン「僕がよそ見してるって。……どういう意味かなと、思って」

    アニ「別に。そのまんまの意味だよ」

    アルミン「……そのまんまって?」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「気づいてないの?それとも、もっとハッキリ言ってほしいの?」





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:54:56 ID:mxk.WvH2

    アルミン「あ…………ええと…………」

    アニ「あんた、訓練中にエレンの方を見てるでしょ?」

    アルミン「……!」

    アニ「気になるなら、最初からそっちと組めばいいのに。あんた達、仲良いんでしょ?」

    アルミン「……それは………………………………嫌だ」

    アニ「なんで?」

    アルミン「…………」

    アニ「別に、話したくないならいいよ。でも、私をあんな死に急ぎ野郎の代わりにしないで」





    50:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 21:58:15 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………」

    アニ「…………」ペラ



    それから僕は無言で座学の復習を済ませ、書庫を後にした。

    僕の顔は、劣等感に歪んでいたに違いない。

    アニの言葉は事実だった。

    僕は訓練中、エレンの姿が気になって仕方がなかった。

    同期に軽々と投げられ、倒されている貧弱な僕は、彼の目にどう映っているのだろう。

    これ以上僕の弱さを実感させたくない。確信させたくない。

    だから力量が明確に分かる一対一の訓練では、エレンと組むことを避けた。

    僕の悪あがきだった。





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:01:26 ID:mxk.WvH2

    ______



    エレン「なあ、明日の買い出し、お前も来ねぇか?コニーとじゃ不安でさ。アイツすぐ寄り道するから」

    アルミン「僕はいいかな。ちょっと勉強したいんだ」

    エレン「またか?勉強ばっかしててよく疲れねぇな」

    アルミン「好きなことだから平気なんだよ。エレンだってそうだろ?体を鍛えるのは好きじゃない?」

    エレン「んー……そんなもんか?」

    アルミン「ミカサなら買い出しに付き合ってくれるよ」

    エレン「アイツはうるせえから」





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:08:26 ID:mxk.WvH2

    アルミン「なら、適役じゃないか。コニーを上手く止めてくれるよ」

    エレン「そうか?」

    アルミン「そうだよ。おやすみ」


    アルミン(……………体が痛い……)

    アルミン(朝走ることは慣れてきたけど、続けて訓練することがまだ辛い………)

    アルミン(休みの日は一日中眠いし…………。最近、座学の授業に集中できない。……………これじゃあ、ますま す………………)

    アルミン(でも、自主練習は止めたくない。止めて、やっぱり僕には無理だったんだって、エレンに思われたくないんだ)





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:12:59 ID:mxk.WvH2

    書庫


    アニ「…………」ペラ

    アルミン(アニの隣しか席が空いてない……。この前あんなことを言われたから、顔合わせづらいんだけどな…………)

    アニ「…………」ペラ

    アルミン(……でも、特に話すこともないか)ガタッ

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「…………」カリカリ





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:18:56 ID:mxk.WvH2

    アニ「……また勉強?」

    アルミン「えっ……」ピタッ

    アニ「…………」

    アルミン「うん。復習しておきたくて………。アニは、小説読んでるんでしょ?」

    アニ「うん」

    アルミン「面白い?」

    アニ「普通」

    アルミン「そっか。ここって結構面白い小説置いてるよね」

    アニ「そうだね」

    アルミン「…………」

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「…………」カリカリ





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:50:52 ID:mxk.WvH2

    …………


    …………………


    …………


    ミン……

    ………………………え………………んた……………


    ……………よ

    ………


    .





    59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:53:09 ID:mxk.WvH2

    ………………え


    …………ねえ



    アニ「アルミン」

    アルミン「はっ…………!?」パチッ

    アニ「もう日が暮れるよ」

    アルミン「えっ………ア、アニ?え?あれ?僕…… 」

    アニ「ぐっすり寝てたよ」

    アルミン「え!?い、いつから?どどどうしよう復習……」

    アニ「昼前には寝てたよ。あんたのお昼ご飯はサシャが食べてた」

    アルミン「うわ。え?そんなに……?よだれ出てたかな?」ゴ シゴシ





    60:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 22:57:02 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………ねえ」

    アルミン「え?」 ゴシゴシ

    アニ「書庫に来てるんだから、勉強じゃなくて、好きな本を読んだらどうなの?」

    アルミン「……う、うん。僕もそうしたいけど。卒業も近いし、今は勉強しようかなって……」

    アニ「そのうち頭がパンクしそうだね」

    アルミン「…………」

    アニ「…………」

    アルミン「でも。…………。………うん。そうだね」

    アニ「あんたの、好きな本ってなに?」

    アルミン「えっ?」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「なに驚いてるの?」





    61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:02:27 ID:mxk.WvH2

    アルミン「あ。いや。僕の好きな本だよね。割となんでも読むよ。小説も読むし、小説だったら推理ものが好きだな。図鑑を眺めるのもいいし、辞書も新しい言葉が発見できて楽しいよ。あとは研究書を見るのも好きだよ。 歴史や外の世界について書かれているものは興味深いね」

    アニ「……外の世界?」

    アルミン「うん。ここには置いてないけど、僕のじいちゃんが持ってたんだ。外の世界の本」

    アニ「…………」

    アルミン「……あ。アニは、憲兵団に行くんだったよね。気を悪くしたかな。ごめん」

    アニ「憲兵にはなりたいけど、別に王政府のやり方を尊重してるわけじゃないから」

    アルミン「そっか。ならよかった」

    アニ「でもジャンとは一緒にしないで」

    アルミン「そうなの?じゃあ何で憲兵になりたいの?」

    アニ「…………外の世界の本って、何が書いてあるの?」





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:10:08 ID:mxk.WvH2

    アルミン「え?」

    アニ「…………」

    アルミン「海とか……」

    アニ「海って?」

    アルミン「海、はね。外の世界の陸地を囲んでいる塩水のことだよ。壁内にいては分からないけど、この世界の大半は海なんだ。海はとても深いんだけど、太陽の光が届かないくらい深い場所でも、何かしらの生物が存在してると言われているんだ。それからそうだね。海はほとんどが青い色をしているよ。塩水自体は透明なんだけど、塩水に太陽の光が反射しているのを僕ら人間の目は青色だと認識してしまうんだ」

    アニ「見たことあるの?」

    アルミン「えっ?あるわけないよ」

    アニ「見たように言うから」

    アルミン「本の内容を全部覚えてるだけだよ。海だけじゃないよ。砂漠っていう、砂や岩石ばかりの土地もあるんだ。雨の量がとても少ないところで、水がないから植物はほとんど育たなくて……」

    ……………

    ………

    ……





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:14:02 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………で、炎の水は流れながら冷えて固まっていくから、いろんな形にーー」

    アニ「…………」

    アルミン「あ。ごめん」

    アニ「なにが?」

    アルミン「誰かに話すのは久しぶりだから、夢中になっちゃったよ」

    アニ「エレンとは、こういう話はしないんだ」

    アルミン「……うん」

    アニ「面白かったよ」

    アルミン「……!ならいいんだ」

    アニ「あんたの顔」

    アルミン「えっ?」

    アニ「じゃあね」フイッ

    アルミン「……顔?」サワサワ





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:21:31 ID:mxk.WvH2

    僕の顔が面白いと言ったアニは微笑んでいて、何故だかその表情が寝床に潜った後も頭から離れなかった。

    外の世界のことを、他人前で目一杯語ったのは久しぶりだった。反応も悪くはなかった。

    禁忌とされていようが、それは僕の夢そのものだ。

    夢を語って、少しでも理解を得られるのは嬉しかった。


    アルミン「…………エレン……もう寝た?」

    エレン「……………………」

    アルミン「…………」


    エレンとも、いつかもう一度外の世界について話したい。

    二人で日が暮れるまで、暗くなっても月明かりの下で、 空腹になるのも忘れて、この喜びを分かち合いたい。


    エレンがそれを許してくれる日は、まだ見えない。





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:25:19 ID:mxk.WvH2

    数日後、恐れていたことが起きてしまった。


    ザワザワ

    ザワザワ

    サシャ「ヒャッハー!!このままいけば、美味しいご飯がたくさん食べられます!」

    ジャン「なんで死に急ぎ野郎より下なんだよ……」

    マルコ「中間発表だから、まだ巻き返せるよ」

    コニー「8位だっ!よしっ!憲兵団にいけるっ!母ちゃんに手紙書くぜ!」

    エレン「気が早ぇーな」

    アルミン「…………………………………………………………うそだ」

    エレン「アルミン、お前はどうだった?」

    アルミン「……!」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:30:26 ID:mxk.WvH2

    エレン「………座学で4位じゃねえか!やっぱりお前すげぇな。オレそっちは順位すらついてねぇよ……」

    アルミン「うん。ありがとう……。1位はミカサだね……。 すごいな。本当に」

    ミカサ「ありがとう」

    それまで首位を守ってきた座学の成績が、落ちてしまった。

    アルミン(体を鍛えるのに必死で……確かに勉強が疎かになっていた部分はあるだろう。でも、3つも下がるなんて……)

    アルミン(身体面での向上は見られないし……。いや、 貼り出されているのはそれぞれ成績上位10名までだから、評価自体はあがっているかも。……いいや。もし上がっていたとしても、僕なんかたかが知れてる)

    アルミン(エレンが僕を頼ってくれるのは、これだけだったのに…………)





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:34:53 ID:mxk.WvH2

    コニー「よぉエレンっ!」バシッ

    エレン「って!何すんだ」

    コニー「見たかよ!オレ8位だったんだぜ?お前はいつもバカバカ言うけどな、教官殿はちゃああんと見てんだな。お前はどうだったんだよ?」

    エレン「5位だよ」

    コニー「お前悔しいからって見栄張ってんじゃね…………アアッ!!マジだ!エレンお前5位じゃねぇか!」

    エレン「教官殿はちゃああんと見ててくれるからな」

    コニー「マジかよ!?すげぇな!マジかよ!?」

    エレン「マジだよ。うるせぇ」

    アルミン「あはは……」

    ミカサ「…………」





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:38:07 ID:mxk.WvH2

    コニー「じゃあ……あれだな?お前5位だし8位のオレを労って今度飯でも奢れよ」

    エレン「なんでだよ!おかしいだろ!」

    コニー「げっ!冗談だっつぅのに!」ダッ

    エレン「何が冗談なんだよ!」ダダッ

    ミカサ「…………」

    アルミン「二人とも元気だね」

    ミカサ「…………アルミンは?」

    アルミン「え?」

    ミカサ「元気?」

    アルミン「……元気だよ?」

    ミカサ「エレン、楽しそう」

    アルミン「そうだね。なんだかんだコニーとは気が合うんだと思うよ……」





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:42:52 ID:mxk.WvH2

    ミカサ「エレンに新しい友達ができるのは、悪いことじゃない」

    アルミン「そうだね」

    ミカサ「またあとで」

    アルミン「うん」

    マルコ「アルミン」

    アルミン「マルコ。どうだった?」

    マルコ「僕か?何とか10位以内に入れたってところだよ」

    アルミン「着実に憲兵に近づいているね。うらやましいよ」

    マルコ「そういえば、アルミンは入団先決めたのかい?」

    アルミン「ううん…………。僕の場合、入団先を選ぶ権利があるのかって話なんだけどね……。卒業模擬戦闘試験に受かる自信がないし、今回で座学の成績も、落ちてしまった」





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:45:24 ID:mxk.WvH2

    マルコ「でも、まだ中間発表だよ。卒業までの評価がどうなるかなんて、今の時点では誰にも分からないさ。僕だってこの成績を維持できるか、正直自信はない」

    アルミン「マルコ……」

    マルコ「あまり気に病むなよ」

    アルミン「うん。ありがとう」

    コニー「よしっ!ここは間を取って7位のマルコにオムレツを奢ってもらおうぜ!」

    エレン「おぉ、いいのか?」

    マルコ「え?」ビクッ

    アルミン「どうしてそうなったのかな……」





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/01(日) 23:57:44 ID:mxk.WvH2

    書庫


    アニ「…………」パラ

    アルミン「やあ、アニ」

    アニ「……!……どうも」

    アルミン「向かいに座ってもいいかな?」

    アニ「いいよ」

    アルミン「ありがとう」ガタッ

    アニ「……また勉強?」

    アルミン「うん。今日、中間発表があっただろ?座学の成績が落ちてたんだ……。ちょっと本気で巻き返さないと、 まずいんだ。僕はこれ以外では、評価されないから」

    アニ「…………」

    アルミン「アニは総合で4位だったね。すごいや」ニコ

    アニ「どうも」





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:00:39 ID:mxk.WvH2

    アルミン「アニはいつもその小説読んでるね。それってどんな内容なの?」

    アニ「え…………」

    アルミン「?」

    アニ「……女の子が読むんだから、恋愛小説に決まってるでしょ?」

    アルミン「あ……そうだよね」

    アニ「あんた、思ってることが全部顔に出てるよ」

    アルミン「えっ?」アタフタ

    アニ「うそだよ」

    アルミン「…………」ドキドキ

    アニ「…………」パラ





    73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:04:58 ID:mxk.WvH2

    アルミン「今、どの辺?主人公はどうなってるの?」

    アニ「………今はね。主人公はずっと好きだった男の子を諦めて、新しくアプローチしてきた男の子に目移りしてるよ」

    アルミン「三角関係なの?」

    アニ「そう。この主人公はハッキリしない性格なんだ。読んでてイライラするよ」

    アルミン「え?なら、読むのやめた方がいいんじゃ……」

    アニ「いやだよ。続きが気になる」

    アルミン「なんでずっと好きだった子を諦めたの?」

    アニ「読みたい?」

    アルミン「アニが良かったら、聞かせてくれないかな」

    アニ「……。……主人公はさ、鈍くて、気づいてないんだ」

    アルミン「うん」





    74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:08:52 ID:mxk.WvH2

    アニ「ずっと好きだったのに、それが恋だって気づかなかった。気づかないまま、諦めた。諦めたことも気づいてない」

    アルミン「……それって恋なの?」

    アニ「恋だよ」

    アルミン「僕にはよく分からないな。自覚のない恋なんて……」

    アニ「分からないなら、それでいいんじゃない?」

    アルミン「うん。教えてくれて、ありがとう」ニコ

    アニ「どういたしまして」





    75:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:10:42 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」パラ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………私、花嫁になるのが夢なんだ」

    アルミン「へ?」ピタッ

    アニ「だから、こういうので勉強しとこうと思って」

    アルミン「…………あ。そうか。だから憲兵団に入るんだね?内地の方がいいお婿さんが見つかるだろうし……」

    アニ「……あんた達って、冗談通じないよね」

    アルミン「……たち?」





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 04:06:03 ID:WPiBvImo

    アニさん…真顔で冗談仰られても…





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 20:41:46 ID:mxk.WvH2

    それから、元の成績を取り戻すために、僕は机に向かう時間を増やした。

    自主練習も毎日かかさず続けていた。

    卒業までの少ない日々の中、僅かでも体力と知力の向上を目指した。

    けれど相変わらず座学の授業は身に入らなかったし、自習中に睡魔に負けてしまうことが多くなった。


    コニー「わからねぇ。全然わからねぇ。なんで課題なんて出るんだ?オレ8位なんだから、もう勉強なんてしなくたっていいのに」

    アルミン「うん。それはさっきも聞いたよ。どこが分からないの?一緒にやっていこうよ」

    コニー「え?全部……」

    アルミン「そっか……。じゃあまず今日の」

    エレン「アルミン。オレは全部じゃねぇぞ。半分だからな」

    アルミン「うん。じゃあ今日の授業の復習を一緒にしようよ」





    82:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 20:47:02 ID:mxk.WvH2

    コニー「今日さ、授業中に教官殿の眼鏡がずれてたんだぜ……。右の方にずれてんのに、教官殿は全然気づかないで話してて、なんでだ?あれみんな指摘しねぇんだよ。 だからオレも教えてやれなくてよ。近くに来たとき笑いこらえんの大変だったぜ」カリカリ

    エレン「そうなのか?気づかなかったな」カリカリ

    コニー「マジかよ!サシャがオレの前の席で芋食ってたのは気づいたか?アイツいつもなら皮のままかぶりつくくせに、今日は丁寧に皮剥きながら食べてたんだよ。 で、剥いた皮はポケットにしまっててさ、授業終わってから皮どうすんのか聞いたら夜中の非常食ですよぉ、とか言いやがって。アイツほんとバカな」カリカリ

    エレン「バカだな」カリカリ

    アルミン(早速脱線してるよ……)

    コニー「隣はアニだったんだけどさ、アイツ授業中に全然動かねえんだよ。目ぇ開けたまま眠ってんのかと思っ……あれ?アルミンこれって答えなんだ?」

    アルミン「どれ?」

    エレン「あ。そこオレも分かんねぇ」

    アルミン「そうなの?これはね。…………………………………あれ」

    エレン「どうした?」

    アルミン「いや。ちょっと待って。これはこれ……………」

    コニー「で、眠ってんのかと思って、ずっと顔見てたらすっげぇ睨まれた」

    エレン「それはお前がわりぃだろ……」





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 20:56:31 ID:mxk.WvH2

    アルミン(こんな問題、今日の授業中に出ていたっけ?今までと同じ解き方をしては問題自体がおかしくなってしまうし、だからといって)

    エレン「アルミン?」

    アルミン「あ…………。ええと………」

    コニー「?」

    アルミン「……………ごめん。僕も分からない…………」

    コニー「え!?……アルミンにも分からねぇ問題、課題に出してどうすんだよ……」

    アルミン「い、いや。僕にも分からないことは沢山あるよ」

    エレン「他に分かる奴いねぇかな?」

    アルミン「……!」

    コニー「おいっ。おーいジャン!お前、この問題解いてみろよー」

    ジャン「ハァ?お前それ解かんねぇってことだろ?それが他人に物を頼む態度かよ」

    エレン「ジャンに分かんのか?」

    ジャン「チッ。おいエレン。なんだって?」

    マルコ「ちょっと、よしなよ。どの問題?」





    84:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 20:59:49 ID:mxk.WvH2

    ジャン「マルコ!そんな失礼な奴等ほっとけ」

    マルコ「そうはいかないだろ。……あーこれか。これは引っかけでさ……」カリカリ

    アルミン「…………」

    エレン「へぇ。なるほどな」カリカリ

    アルミン「…………」

    コニー「解けた!ありがとなマルコ!」

    アルミン「……」

    エレン「アルミン?」

    アルミン「……!」ハッ

    エレン「どうした?」

    アルミン「え?…………………え、あぁ、なんでもないよ……。ありがとう、マルコ。僕も分からなかったから、 助かったよ……」

    マルコ「どういたしまして。役に立ててよかったよ」

    アルミン「…………」





    85:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:16:20 ID:mxk.WvH2

    _________

    _______


    書庫


    アルミン「…………」カリカリ

    アルミン「…………」カリカリ

    アルミン「…………」ケシケシ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」

    アルミン「…………?」ピタッ

    アニ「…………」

    アルミン「わっ!アニ!?いつからそこに…………」





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:24:32 ID:mxk.WvH2

    アルミン「あ。もしかして隣の席?見ての通り空いてるから、どうぞ」

    アニ「……どうも」ガタッ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「……随分がんばってるんだね」

    アルミン「え?うん…………」カリカリ

    アニ「どうして?」

    アルミン「どうしてって?」カリカリ

    アニ「あんたは、勉強にこと関してはいつも余裕そうに見えたよ」

    アルミン「そんなことないよ……。今回なんて、解けない問題が出てきちゃったし……」カリカリ

    アニ「…………そう」

    アルミン「うん…………」カリカリ

    アニ「…………」

    アルミン「…………」カリカリ





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:27:18 ID:mxk.WvH2

    アニ「……あんた、顔色悪いよ」

    アルミン「えっ?」ピタッ

    アニ「…………」

    アルミン「そうかな?そんなことないよ……」

    アニ「……」

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「……」パラ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:29:54 ID:mxk.WvH2

    翌日

    書庫


    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「ここ、いい?」

    アルミン「えっ?あ。おはようアニ」

    アニ「おはよう」ガタッ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「休みなのに朝から勉強するの?」

    アルミン「うん」カリカリ

    アニ「…………」パラ

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………」





    89:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:32:53 ID:mxk.WvH2

    翌日

    書庫


    アルミン(なんだろう…………。ボーッとする…………)フラフラ

    アニ「…………」パラ

    アルミン「……………アニ」フラフラ

    アニ「……!……アルミン」

    アルミン「隣いいかな?」

    アニ「どうぞ」

    アルミン「…………」カリカリ

    アニ「…………あんた、寝不足?」

    アルミン「え?」

    アニ「目がとろんとしてるよ」

    アルミン「そうかな?ちゃんと眠れてるよ。ちょっと目眩はするけど……」





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:37:13 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………疲れてるんじゃない?」

    アルミン「いいや。このくらい平気だよ」

    アニ「止めたら?……自主練習」

    アルミン「…………え?」

    アニ「あんた弱っちいから、運動量に体がついていってないんだよ」

    アルミン「……そんなことは」

    アニ「だから頭も回らないんじゃないの?」

    アルミン「……!」

    アニ「…………」

    アルミン「……そうかも。しれないけど。……………………でも、止めないよ」

    アニ「なんで?」

    アルミン「弱いって……思われたくないから……」

    アニ「誰に?」

    アルミン「……エレンに」





    91:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:40:34 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」

    アルミン「いや。エレンだって僕が弱いことくらいは知ってるよ。知ってるだろうけど、少しはできるってところを見せたいんだ」

    アニ「…………」

    アルミン「勉強だって。エレンが僕を頼りにしてくれるのはこれだけだったんだ。なのにこんなに成績を落としてしまって……この前なんて上手く教えられなかったし。 このままじゃ、いけないんだ」

    アニ「…………」

    アルミン「エレンやミカサはどんどん強くなる。呆れられたり、置いてかれるのは嫌なんだ」

    アニ「…………あんたがもっと落ちこぼれたら、エレンはあんたを嫌うってことなんだね」

    アルミン「え?………………ち、違うよ」

    アニ「そうなの?……そう聞こえた」

    アルミン「…………」





    92:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:45:54 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………」

    アニ「……他に友達いないの?」

    アルミン「え?いるけど……」

    アニ「…………なら、死に急ぎ野郎にこだわる必要はないんじゃない?」

    アルミン「でも、エレンは一番の友達なんだ」

    アニ「よく分からない」

    アルミン「……なにが?」

    アニ「……一番の友達って……体調を崩してまで……引き留めないと……だめなの?」

    アルミン「………」

    アニ「……。……私にはいないから、分からないだけかもね」





    93:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:49:24 ID:mxk.WvH2

    _______


    エレン「アルミン。お前さ……なんか顔色悪くねぇか?」

    アルミン「え?」

    エレン「元々白かったけど、いつもより白い気がする。 夕飯の時もボーッとしてたし」

    アルミン「そんなことないよ……。えっと……。ああでも、 今日はいつもより疲れてるかも」

    エレン「大丈夫か?」

    アルミン「平気だよ。エレンこそ、僕なんかよりずっと身体を動かしてるんだ。早く休もう?」

    エレン「ん?あぁ……おやすみ」

    アルミン「おやすみ」





    94:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:54:18 ID:mxk.WvH2

    アニ『一番の友達って……体調を崩してまで……引き留めないと……ダメなの?』


    アルミン(…………………エレンやミカサは僕から離れていったりしない)

    アルミン(僕が怖いのは…………)


    アニ『他に友達いないの?』


    アルミン(…………………)

    アルミン(…………エレンは…………僕と一緒じゃなくてもいいのか…………)

    アルミン(………………………)

    アルミン(僕より強くて……頼りがいがあって、エレンと肩を並べて歩ける人なんて……世の中にたくさんいる)





    95:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:56:19 ID:mxk.WvH2

    アルミン(…………エレンは……本当に忘れているのかもしれない……)

    アルミン(子供の頃の口約束なんて…………)


    アニ『じゃあ、死に急ぎ野郎にこだわる必要はないんじゃない?』


    アルミン(…………………………………)

    アルミン(……………………………………………………嫌だ)


    ……………………

    ……………

    ………







    96:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 21:59:26 ID:mxk.WvH2

    ザッザッザッ

    ザッザッザッザッザッ


    キース「アルレルト!また貴様だけ遅れているぞ!」

    アルミン「く…………」ヨロヨロ

    ライナー「アルミン!この坂越えりゃおしまいだ!踏ん張れ」

    アルミン「う……ん…………」ヨロヨロ

    アルミン「…………」ヨロヨロ

    ドサッ

    ライナー「アルミン!?」


    ………………………

    ………………

    ………





    97:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:02:05 ID:mxk.WvH2

    __________

    ________

    ______



    アルミン「……………」パチッ

    アニ「……!……おはよう」

    アルミン「…………………。……?…………………!?」ガバッ

    アニ「ちょっと、アルミン……」

    アルミン「……アニ?あれっ?ここどこ!?」

    アニ「医務室だよ。あんた、兵站行進中に倒れたんだ」

    アルミン「え?」





    98:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:06:05 ID:mxk.WvH2

    アニ「過労が原因だろうから、休めば問題ないって聞いたよ」

    アルミン「そうなんだ……。…………………?」

    アニ「うん」

    アルミン「…………」

    アニ「…………なに?」

    アルミン「アニって……看病していてくれたの?」

    アニ「いいや。何もしてないよ。…………訓練が終わって、 暇だったし…………。あんたに、悪いことしたと思っていたから…………話そうと」

    アルミン「悪いこと?」

    アニ「昨日、事情も知らないのに、色々言ったでしょ?……それを……謝ろうと思っただけで……」

    アルミン「なんだ。そんなのいいのに。気にしてないから」

    アニ「本当?」





    99:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:12:29 ID:mxk.WvH2

    アルミン「……ちょっと気にしたかも」

    アニ「悪かったよ」

    アルミン「あ。でも。本当にいいんだ」

    アニ「……エレンとミカサが、心配してたよ」

    アルミン「え?」

    アニ「食事当番だから、戻ったけど……二人ともここにいたんだ。ミカサはよく分からないけど……エレンは真っ青になってた」

    アルミン「そっか……。また…………。……。どうしてこう、 上手くいかないんだろう」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「まだ寝てなよ」

    アルミン「あ、うん」モゾモゾ





    100:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:16:21 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………じゃあ。これで」

    アルミン「アニ」

    アニ「え?」

    アルミン「…………あ。えっと。……小説!……小説読み終わった?」

    アニ「あぁ……うん。読み終わったよ」

    アルミン「主人公、どうなったの?三角関係だったよね?」

    アニ「主人公は、どちらとも幸せにはなれなかったよ」

    アルミン「えっ?なんで?」

    アニ「鈍いって言ったでしょ?」

    アルミン「うん」

    アニ「ずっと好きだった男の子……まぁトーマスでいいよね。トーマスに恋しているとを気づかないまま、新しい方……サムエルでいいよね。サムエルにも恋をして、どっちも大事にしようとしたんだ」





    101:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:20:26 ID:mxk.WvH2

    アルミン「二股ってこと?」

    アニ「どちらとも恋人にはなってないけどね。それで、二人にプロポーズされるんだけど」

    アルミン「うん」

    アニ「主人公は選ぶことができなくて、二人を怒らせて……一人になって…… 終わり」

    アルミン「…………恋愛小説なのに、ちょっとあんまりな最後だね」

    アニ「……どっちも取ろうとするから」

    アルミン「…………」

    アニ「どっちもだなんて、欲張りなんだよ」

    アルミン「……。……そうだね」





    102:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:00:09 ID:mxk.WvH2

    翌日、倒れたことをいい理由にして、僕は自主練習を止めた。

    エレンは「そうか」と言って、少し安堵したような顔を見せていた。

    疲労はすぐに回復したし、日が経つにつれ、座学の授業にも打ち込めるようになった。

    書庫でアニと会うことはなくなった。

    僕は自習や読書のために通っていたけれど、アニは新しい小説を読む気にはならなかったらしい。

    毎日食堂や訓練で顔を合わせているから、別に会う必要もないのだけど、そうなると特に話すきっかけもない。

    時々、また外の世界の話を聞いてくれないかな、とぼんやり思っていた。

    その後、卒業模擬戦闘試験に奇跡的に合格した僕は、同時に座学での首位を奪還した。

    解散式を控え、明日からは最後の連休だった。

    故郷がトロスト区からほど近い訓練兵は、里帰りする者が大半だった。

    ジャンやマルコは里帰り組だ。

    「オレも早く帰って、村のみんなに8位だって報せてやりてぇよ。そしてひれ伏せ」と居残り組のコニーが嘆いていた。

    帰る家がない僕も、もちろん居残り組だ。





    103:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:19:45 ID:mxk.WvH2

    廊下


    アルミン「あれ?………やあ。アニ」

    アニ「……アルミン」

    アルミン「アニも残ってたんだね。みんな里帰りしてるから、てっきり……」

    アニ「うん」

    アルミン(そういえば、アニの故郷ってどこなんだろう?)

    アニ「どうかしたの?」

    アルミン「あ。えっと、アニってどこ出身だったっけ?」

    アニ「……ウォールマリア内北東にある小さな街だよ」





    104:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:27:25 ID:mxk.WvH2

    アルミン「え?そうなんだ……そっか……」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「それだけ?」

    アルミン「あ。いや。…………あ、そうだ。アニ!明日もここにいるよね。予定はある?」

    アニ「どうして?」

    アルミン「何も予定がないんだったら、明日、僕と街に買い物に行かない?」

    アニ「…………は?」

    アルミン「前に看病してくれたお礼に、何か美味しいものをご馳走するよ」





    105:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:36:11 ID:mxk.WvH2

    アニ「……看病なんて、してないんだけど」

    アルミン「そ、そうだ。そう言ってたね……」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「…………何でもいいの?」

    アルミン「え?」

    アニ「食べるの」

    アルミン「……!うん!いいよ。アニの好きなものをどうぞ」 ニコ

    アニ「牛の肉でも?」

    アルミン「うし……!?」

    アニ「うそだよ。いいよ」

    アルミン「ありがとう。じゃあ昼に訓練所の入り口で待ち合わせしようか」

    アニ「わかった」

    アルミン「じゃあまた明日」ヒラヒラ

    アニ「じゃあね」





    109:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 00:20:23 ID:F2A9TrKI

    途切れがちな会話が二人、特にアニらしくていいな
    続きも楽しみにしてる





    112:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:27:48 ID:mxk.WvH2

    翌日


    アルミン「やあ、アニ。もう来てたんだ」

    アニ「うん」

    アルミン「もしかして、待たせた?」

    アニ「待ってないよ」

    アルミン「よかった。じゃあ行こうか。食べたい物決まってるの?」

    アニ「決まってない。……あんたは?」

    アルミン「え?」

    アニ「食べたい物、ないの?」

    アルミン「僕かい?……うーん……特に…………。あっ。魚かな?」

    アニ「それでいい」

    アルミン「へっ?」

    アニ「魚でいいよ」

    アルミン「え?そうなの?」





    113:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:32:02 ID:mxk.WvH2

    アニ「うん」

    アルミン「でもさ、それって僕が食べたかった物だし……。今日はアニにご馳走するつもりだったから、僕が好きな物を食べるのは、気が引けるよ」

    アニ「………」

    アルミン「レストランの通りまでは屋台も出ているし、見ながら行こうか。食べたいものが見つかるかもしれない」

    アニ「……そうだね」

    アルミン「うん」

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「……。………………あんたさ」

    アルミン「え?」





    114:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:37:11 ID:mxk.WvH2

    アニ「女の子が、私服を着てきたのに……。感想のひとつも言えないの?」

    アルミン「えっ……。あ。ごめんよ。……アニ、いつもフード付きの上着着てるよね。好きなんだ?」

    アニ「…………」

    アルミン「に、似合ってるよ」

    アニ「…………」

    アルミン「………」

    アニ「………あんたこそ。そのカーディガン好きだね。水色の」

    アルミン「これ?父さんのお下がりなんだ。 小さい頃はぶかぶかだったんだけど……今はピッタリなんだよ」

    アニ「そう」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「……毛玉」プチッ

    アルミン「ありがとう。古いから、すぐ出来ちゃうんだ……」





    115:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:43:16 ID:mxk.WvH2

    街の中

    ガヤガヤ

    ザワザワ


    屋台のおばさん「甘い木苺のジャムがあるよー」

    屋台のおにいさん「新鮮な魚が並んでるよ!買っていってくれ」

    通行人「内地で人気のブランドから、新作の帽子が出たんですって」

    通行人B「私、レースが欲しい。安い店ないかしら」

    カップル男「この口紅、君にとても似合っているよ」

    カップル女「そんな……///こんなそばかすだらけの顔、化粧したって変わらないよ」

    通行人C「あんた、荷物くらい持ってくれたらどうなんだい!?」

    カップル男「何言ってるんだよ!僕は君のそばかすごと君を……君を愛しているよ!」





    116:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:46:51 ID:XwHkel3g

    カップルおいwwwwww





    117:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:48:06 ID:mxk.WvH2

    カップル女「本当……?///」

    通行人D「うっせババァッ!両手塞がってんの見えねぇのか!?これ以上持てねぇんだよ!」

    カップル男「あぁ……何があっても僕が君を護るよ……」

    屋台のおじさん「みんな安くしとくよー」

    ガヤガヤ

    ザワザワ


    アルミン「……人が多いね。はぐれないようにしよう」

    アニ「あんた、休日なのにエレンはいいの?」

    アルミン「エレン?」

    アニ「いつも一緒にいるじゃない」

    アルミン「エレンやミカサとは、昨日の午前中に散歩しに来たよ。今日はエレンは……自主練習して、あとは寝てるって言ってたな」

    アニ「買い物はしなかったんだ」

    アルミン「僕は用事もなかったからね。エレンはしていたよ」





    118:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:53:36 ID:mxk.WvH2

    アニ「そう」

    アルミン「うん」

    屋台のおばさん「そこの二人!」

    アルミン「装飾品とかも売られているね。アニはアクセサリーはつける?」

    アニ「付けない」

    屋台のおばさん「そこの若いの二人!アンタ達だよ!水色の!」

    アルミン「……え?」キョロキョロ

    アニ「…………」

    屋台のおばさん「ふふふ」ニコニコ

    アルミン「僕らみたいだね。行ってみようか」

    アニ「……」

    屋台のおばさん「木苺のジャムはどう?砂糖は使ってないけど、とっても甘いんだよ」

    アルミン「へえ……すごい。真っ赤だ。見てよ、アニ」

    アニ「そうだね」





    119:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:56:41 ID:mxk.WvH2

    屋台のおばさん「よかったら実を摘まんでみて?煮てなくたって甘いんだから!」

    アルミン「あ。ありがとうございます……」モグモグ

    アニ「………」

    アルミン「……本当だ!甘い」

    屋台のおばさん「でしょう?」

    アルミン「はいっ。……すっごく甘いよ。ほら、アニも」ズ イッ

    アニ「え…………」

    アルミン「食べてみてよ」

    アニ「…………」

    アルミン「…………?」

    アニ「………………………自分で……食べられるよ」

    アルミン「あ。そっか。はい」ポトッ

    アニ「どうも」





    120:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:00:56 ID:mxk.WvH2

    屋台のおばさん「兄妹で御使い?」

    アニ「…………」パクッ

    アルミン「え?いえ、違います。兄妹じゃなくて僕らは……」

    屋台のおばさん「そっかそっか!ごめんね。あ。ねえねえ、じゃあさ、結婚はするの?いやね、私がアンタぐらいの時はもう決まった人がいたもんさ」

    アルミン「結婚?」

    アニ「…………」ムグ……

    アルミン「…………。……………………そうか。そういう風に……。結婚はしないです。僕らはただ」

    アニ「」ケホッケホッ

    アルミン「えっ……。アニ、大丈夫?」

    アニ「………………酸っぱいよ……これ」ケホケホ





    121:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:05:44 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」ピタッ

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」

    アルミン「…………?あれ?アニ?」ピタッ

    アニ「…………」ジー

    アルミン「何かあった?」

    アニ「……え……うん」ジー

    アルミン「靴屋さん?」

    アニ「うん」ジー

    アルミン「わっ。すごいな……この靴。キラキラしてるね」

    アニ「うん」

    アルミン「付いてるのってリボンと……宝石かな?内地ではこういうのが流行ってるのかもね」





    122:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:11:14 ID:mxk.WvH2

    アニ「肩にレースが付いたドレス」

    アルミン「え?」

    アニ「……とかも……流行ってる……」

    アルミン「へえ……」

    アニ「本で読んだから……」

    アルミン「…………」

    アニ「………………あんたが言いたいこと、当ててやろうか」

    アルミン「えっ?」アタフタ

    アニ「冗談だよ」

    アルミン「…………」ドキドキ

    アニ「内地じゃ、こんなの履いて歩いてんだ。幸せだね」

    アルミン「アニも内地に行ったら、履く機会があるかもよ」

    アニ「履きたい訳じゃないよ」

    アルミン「汚れたら、どうやって洗うんだろう?」





    123:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:19:47 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」

    アルミン「宝石は取り外すのかな?」

    アニ「……そうだね……。靴洗い専門の……召し使いがいるんじゃない?」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「…………?……なに?」

    アルミン「こうして近くで見ると、アニって結構小さいよね……」

    アニ「は?」

    アルミン「普段は感じないんだけど……。私服だからそう見えるのかな?」

    アニ「…………嬉しくない」

    アルミン「あっ。バカにした訳じゃないよ?女の子らしいって意味で……」

    アニ「…………」

    アルミン(うっ……怖い……)

    アニ「…………」

    アルミン「本当だよ?でも、気に障ったなら、ごめん」

    アニ「……どうも」





    124:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:24:06 ID:mxk.WvH2

    僕らは、食べ物から装飾品に至るまで、色んな物を見て歩いた。

    アニは表情こそ変わらないけれど、興味があれば長いこと見つめているようだった。

    レストランの看板が見えてから、アニにもう一度食べたい物を聞いたけれど、彼女の答えは「ない」の2文字だった。

    遠慮している様子もなかったので、結局僕が食べたかった味の薄い白身魚の煮付けとパンのセットを、二人で注 文した。

    アニは、食事中の一口がとても小さくて、そんなところも女の子だと思った。

    アニにご馳走するという目的は、無事に達成された。

    メニューが僕のリクエストだったことだけが悔やまれた。

    ……。

    本気で……牛の肉が食べたかった……という可能性は、考えないようにしよう。





    125:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:29:58 ID:mxk.WvH2

    アルミン「今日は付き合ってくれてありがとう」

    アニ「……こちらこそ。……美味しかったよ」

    アルミン「よかった。……僕さ、これから本屋に寄って行こうと思うんだ。アニは帰るかい?」

    アニ「…………そう……だね」

    アルミン「……うん。じゃあ気をつけて」

    アニ「いいや。私も、新しい小説が読みたいから……」

    アルミン「そうなんだ。なら一緒に行こうか」

    アニ「そうだね」

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク

    アニ「…………」テクテク

    アルミン「…………」テクテク





    126:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:32:22 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………狭い路地だね。こんな所に本屋があるの?」

    アルミン「うん。結構古い本屋さんだったよ。僕も昨日、エレン達と来たときに見つけたんだけど……」

    アニ「……そのときは行かなかったの?」

    アルミン「うん……。急だったからさ。二人を付き合わせるのも悪いだろ?」

    アニ「…………」テクテク








    127:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:36:22 ID:mxk.WvH2

    本屋


    アニ「…………」ジー

    アルミン「いいの見つかりそうかい?」

    アニ「……うん。これだけ量があれば……一つくらいはありそうだよ」

    アルミン「僕、奥の方にいるね」

    アニ「うん」

    アニ「…………」ジー

    アニ「…………」ヒョイ

    アニ「…………」

    アニ「…………」ペラ

    アルミン「…………アニッ」

    アニ「え?」





    129:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:45:13 ID:mxk.WvH2

    アルミン「ちょっと、来てくれ……!」グイッ

    アニ「えっ……アルミン?」

    アルミン「これを見てくれよ」

    アニ「……古い本だね」

    アルミン「外の世界の本なんだ……!」

    アニ「……外の世界の?」

    アルミン「うん。今、少し中身を見たんだけど……海について書いてあった」

    アニ「…………」

    アルミン「すごい!本当に置いてあるとは、思わなかったんだ。でも、もしかしたらって……すごい。やった!」

    アニ「そう。……よかったね」

    アルミン「うん……」

    アニ「…………。……そんなに好きなんだね。外の世界が」

    アルミン「好きだよ。だってこれは……僕の夢なんだ」

    アニ「夢?」





    130:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:52:53 ID:mxk.WvH2

    アルミン「僕はね。いつか外の世界を探検したいんだ。じいちゃんの本にあった、海、氷の大地、炎の水、砂の雪原……全部。この目で、見たい」

    アニ「…………」

    アルミン「一生かかってもいいから、外の世界を探検し尽くすって、子供の頃に決めたんだ」

    アニ「…………」

    アルミン「うん。決めた。僕、決めたよ。調査兵団に入る」

    アニ「え?」

    アルミン「外の世界へ行くには、巨人を倒さないといけないだろ?壁の外に出たら、弱い僕なんかは、教官殿の言うように餌になるだけかもしれない」

    アニ「…………」

    アルミン「でも……少しでも外の世界に近づきたい。この世界のことを知るための、役に立ちたい……」

    アニ「…………そう」





    131:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 00:58:39 ID:mxk.WvH2

    アルミン「うん……」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」ニコニコ

    アニ「…………あのさ」

    アルミン「うん?」

    アニ「…………手……痛いんだけど……」

    アルミン「え?…………あっ!ごめん!」パッ

    アニ「…………」

    アルミン「ごめん。掴んだままだったね……。わ、ちょっと赤くなってるや」サワサワ

    アニ「……いいよ。平気」

    アルミン「本当かい?」

    アニ「……あんたの顔、面白かったし……。それでいいことにしてあげるよ」

    アルミン「え?」

    アニ「…………」フイッ





    132:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 01:05:14 ID:mxk.WvH2

    アルミン「……僕の顔って……そんなに面白い……?」 サワサワ

    アニ「…………」

    アルミン「これって買えるのか?買ったら罪になるかな……」

    アニ「………」

    アルミン「あ……。高い……」


    貯金をはたいても買えないような値段のそれを、 僕は床に座り読み耽った。

    腰をあげたのは、空がオレンジ色に焼けてから。

    今帰らなければ、門限に間に合わないという時だった。

    アニは小説を読んでいたけれど、購入はしなかった。

    帰り道、アニとの間に目立った会話はなく、訓練所の入り口で僕らは別れた。





    138:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:32:05 ID:mxk.WvH2

    ________



    書店で見つけた本には、海に関する記述しかなかった。

    それでも僕は高揚していた。

    じいちゃんの書庫から内緒で持ち出して、エレンと一緒に読んだ外の世界の本は、シガンシナ区にある実家で眠っている。

    壁が破られた混乱の中で、あの本だけを持ち出すのは不可能だった。

    禁忌とされた内容の本を並べる書店はまず見ない。

    開拓地に身を移してから今日まで、外の世界の情報を文字で得ることはついぞなかった。





    139:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:34:57 ID:mxk.WvH2

    5年ぶりだったのだ。

    埃臭い本の、インクの滲んだ文字を追いながら、僕は書かれた内容を頭の中で絵にしていた。

    立つ波の高さ。

    白くて細かい浜の砂。

    貝殻から産まれた宝石の輝き。

    水平線に沈む夕日の眩しさ。

    両手で抱えられる本の中に、僕の知らない世界が詰まっていた。





    140:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:41:30 ID:mxk.WvH2

    エレン「街で何してきたんだ?」

    アルミン「お昼ご飯を食べて、街を探索してきたよ。お昼はね、白身魚とパン。味は薄かったけど、魚の身が大きくてお腹いっぱいになった」

    エレン「一人飯か?なんだよ。オレも誘えよ」

    アルミン「いいや。アニと一緒だったよ」

    エレン「アニ?……今更買い出し当番だったんじゃねぇよな」

    アルミン「うん。完全にプライベートだよ」

    エレン「ってことはお前!……デートか?」

    アルミン「……まさかあのエレンに、そっちでからかわれるとは、思ってなかったよ」

    エレン「あのってなんだ!あの、って」

    アルミン「あはは。デートじゃないよ。ちょっと彼女に、お礼がしたかっただけさ。楽しかったよ。屋台を見てまわって……ご飯を食べて……本屋さんに行ってきたんだ」





    141:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:46:21 ID:mxk.WvH2

    エレン「お前は本の虫だからな……。気に入ったのは見つかったか?」

    アルミン「うん。…………。………僕の好きな本があった」

    エレン「どんなのだ?見せてくれよ。読まねぇけどな」

    アルミン「…………高くて買えなかったんだ」

    エレン「なんだ。残念だったな」

    アルミン「……うん。でもエレンにも……」

    エレン「オレ?」

    アルミン「何でもない。明日は大事な解散式だし、もう寝ようよ」モゾモゾ

    エレン「そうだな」モゾモゾ

    アルミン「訓練兵でいられるのも、あと数日だね」

    エレン「長かったな。この3年間。早く力をつけて、卒業したくて堪らなかった」

    アルミン「…………」

    エレン「…………」

    アルミン「…………エレン。エレンは……調査兵団に入るんだよね」





    142:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:49:32 ID:mxk.WvH2

    エレン「…………あぁ」

    アルミン「君は小さいときから、そう言って……」

    エレン「そうだ。やっと、これで巨人どもをぶっ殺せるんだ。一匹だって生かしてやらねぇ。この手で、この世から。あいつらの存在を消し去ってやる」

    アルミン「…………そうだね。…………その為に、ここまで頑 張ってきたんだ」

    エレン「あぁ」

    アルミン(エレンが追いかけているのは、それだけなんだ……)

    エレン「……………………」

    アルミン(僕の夢は…………)





    143:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:54:25 ID:mxk.WvH2







    エレン「オレは……。オレには夢がある……」











    144:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:00:14 ID:mxk.WvH2

    翌日。

    解散式を終え、一悶着あった送別会もお開きになって、僕はエレンと寮に戻った。

    消灯されるまで、他愛のない会話を楽しむ。

    いつもと変わらない夜の時間だ。

    違うのは、僕の手が緊張で湿っていることだけだった。


    アルミン「最後まで喧嘩していられるなんて、君達はある意味仲良しなんだよ」

    エレン「んな訳ねぇだろ……。誰があんな敗北主義者と馴れ合うんだ」

    アルミン(この3年間、関係が全く修復されないのもすごいな……)

    エレン「…………」モゴモゴ

    アルミン「どうかした?」

    エレン「口ん中が染みる」

    アルミン「切れたんだよ。顔を殴られてたじゃないか」

    エレン「…………」モゴモゴ





    145:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:06:33 ID:mxk.WvH2

    アルミン「……舐めない方がいいんじゃないかい?」

    エレン「気になっちまう」モゴモゴ

    アルミン「……………」

    エレン「なんかこの痛いのが癖になるよな」モゴモゴ

    アルミン「それはちょっと分かる……」


    いつ切り出そうか迷っていた。

    こんなことなら、コニー先輩の積極性をもっとよく観察して学んでおくべきだった。


    アルミン「…………」

    エレン「…………」モゴモゴ

    アルミン「…………」

    エレン「……?アルミン。眠いのか?」

    アルミン「……眠いといえばさ!ちょっと前に夢の話をしたの、覚えてるかい?」

    エレン「え?」





    146:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:10:38 ID:mxk.WvH2

    アルミン(我ながら……下手だな……)

    エレン「夢っていつのだよ?お前はよく夢の話するじゃねぇか。ベルトルトが便所の入口塞いで、みんな入れなくて困ってたやつか?」

    アルミン「いいや。えっと……ちょっとじゃないか……結構前だ」

    エレン「なら多分、覚えてねぇな」

    アルミン「正確には……話すことはできなかったんだけど………。僕らが子供の頃……」

    エレン「…………」

    アルミン「僕のじいちゃんが持っていた…………外の世界の本を、一緒に読んだときの夢なんだ……」

    エレン「……お前はいつも、じいさんの書庫から、何か引っ張り出してきてたよな」

    アルミン「う。うん……」

    エレン「…………」





    147:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:15:07 ID:mxk.WvH2

    アルミン「それでさ。僕たちは、外の世界に憧れただろ?……」

    エレン「あぁ」

    アルミン「……!……憧れて、一生かかったっていいから……外の世界を全部探検するって……」

    エレン「言ったな」

    アルミン「エレンは…………………」


    エレンは、送別会でジャンに向かってこう言った。


    エレン『オレは……。オレには夢がある……』

    エレン『巨人を駆逐して、この狭い壁内の世界を出たら』


    エレン『…………外の世界を、探検するんだ』





    149:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:48:24 ID:mxk.WvH2

    彼の中で、外の世界への憧れはまだ生きている。 なら、聞きたいことはひとつだ。


    アルミン「その後に、何て言ったか覚えてる?」


    エレンにも、書店で見つけたあの海の本を読ませたかった。

    でもエレンはもうきっと、外の世界に興味はない。

    あの日から、エレンの瞳には、カルラさんの死に様が焼きついたままだから。

    その目蓋の裏に僕との思い出は残っていない。

    以前から薄々感じていたことは、解散式の迫る夜には、急に現実味を帯びていた。

    もしエレンが覚えていても、彼の背中ばかり見てきた僕だ。

    どんなに足掻いたって、同じ目線で夢を追えるはずがなかった。





    150:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 00:55:27 ID:mxk.WvH2

    僕はそう思っている。


    アルミン「……………」


    僕の夢が僕だけのものになる。

    何もおかしい事ではないのに、僕はその瞬間をずっと恐れている。


    エレン「オレと一緒に、外の世界に行こう。男同士の約束だ!……だろ?」





    151:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 01:01:43 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………!」

    エレン「忘れねぇよ。大事なことだからな」

    アルミン「…………い。いま。……今は!?今も……そう、思っているの?」

    エレン「当たり前だ。……男の約束は破ったらゲンコツだって、お前のじいさんが言ってたんだろ?」

    アルミン「そうだった」

    エレン「お前は……。……言い出したら、聞かねぇしな」

    アルミン「うん。……ははっ」

    エレン「だろ」ニカッ

    アルミン「…………」

    エレン「…………」

    アルミン(エレンは……覚えてくれていた………)

    エレン「?」

    アルミン(僕の夢は、まだエレンと一緒に追いかけることができるんだ…………)





    152:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 01:08:17 ID:mxk.WvH2

    エレン「…………」

    アルミン「…………」

    エレン「…………」

    アルミン「…………」

    エレン「やっぱり眠いのか?」

    アルミン「……エレン」

    エレン「ん?」

    アルミン「寄りかかってもいいかな?」

    エレン「え?」

    アルミン「…………」

    エレン「……………」パチクリ

    アルミン「…………」

    エレン「…………」パチパチ

    アルミン「え?」





    153:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 01:13:35 ID:mxk.WvH2

    エレン「ん?」

    アルミン「ごめん……。子供みたいなこと、言ったよね?僕……。ごめん」

    エレン「いや。いいぜ?別に寄り掛かるくらい」

    アルミン「え?」

    エレン「ほら」グイ

    アルミン「……」ポスッ

    エレン「…………」

    アルミン「……………………」ジワッ

    エレン「急にどうしたよ。じいさんの事でも思い出したか?」ポンポン

    アルミン「……そうか。そうかもしれない……」





    154:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 01:22:21 ID:mxk.WvH2

    エレンの手に宥められながら、僕は色んな事を思い出していた。

    シガンシナ区にある僕の家。

    暖炉の前で、ロッキングチェアに腰かけたまま居眠りをしている祖父。

    祖父の書庫の匂い。

    日常会話の合間に挟まれる母親からのキス。

    父は幼い僕に、自分の夢を熱く語って聞かせた。

    ガキ大将に叩かれて愚図る僕を、笑わせようとするエレン。

    初めて見たミカサの笑顔。

    夕焼けの下で拡げた外の世界の本。

    あの日まで、僕の周りはこんな風に温かかった。





    155:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 01:23:58 ID:mxk.WvH2

    …………。


















    ……………アニの手も、温かかったな。





    158:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:29:24 ID:mxk.WvH2




    アルミン「あれ?」

    アニ「…………」ビクッ

    アルミン「アニ?……どうしたの?こんな時間に……。一人で」

    アニ「…………」

    アルミン「……?」

    アニ「……別に……。ただの、散歩だよ」

    アルミン「あぁ……今日は星が綺麗だから、眺めて歩くにはいいよね」

    アニ「……あんたは、何してんの?」

    アルミン「僕かい?僕は……少し涼みにきたんだ」

    アニ「そう」

    アルミン「うん」





    159:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:37:03 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「…………」

    アルミン「アニ」

    アニ「……なに?」

    アルミン「良かったら、少し話さない?」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「…………いいよ」

    アルミン「よかった。じゃあ……。あそこの階段に座ろうか。灯りもあるし」

    アニ「…………」

    アルミン「…………」ストン

    アニ「…………」ストン





    160:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:43:14 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………?」

    アニ「…………」

    アルミン(……なんだろう?…………怒ってる……?いや……落ち込んでる?)

    アニ「…………」

    アルミン&アニ「あの」

    アルミン「あ。ごめん」

    アニ「…………なに?」

    アルミン「えっと……アニからどうぞ」

    アニ「いいよ。あんたの話を聞く」

    アルミン「いや。アニの話を聞くよ」

    アニ「…………」

    アルミン「ほら。レディーファーストだから」





    161:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:47:31 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」

    アルミン「話してよ」

    アニ「…………何か、良いことあったの?」

    アルミン「え?」

    アニ「嬉しそうだよ」

    アルミン「そうかな……?」

    アニ「顔、ニヤけてるよ」

    アルミン「えっ」サワサワ

    アニ「…………」

    アルミン「…………」サワサワ

    アニ「……」

    アルミン「うん……。確かにさっき、嬉しいことはあったんだ」

    アニ「そうでしょ?」

    アルミン「うん。………エレンがさ」





    162:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:52:02 ID:mxk.WvH2

    アニ「………」

    アルミン「小さい頃の約束を、覚えていてくれたんだ」

    アニ「約束?」

    アルミン「外の世界を探検する事が僕の夢だって、話しただろ?」

    アニ「うん」

    アルミン「それは、一人でじゃないんだ。二人で一緒に探検しようって……小さい頃に、エレンと約束していたんだ」

    アニ「……そういや送別会で、あの死に急ぎ野郎も言ってたね。外の世界がどうたらって」

    アルミン「うん。僕らは、同じ夢を持っていたんだ」

    アニ「…………」

    アルミン「でもエレンは、ここに来てから外の世界の話をしなくなった」

    アニ「…………」





    163:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 21:56:32 ID:mxk.WvH2

    アルミン「それどころじゃないのも、あったんだろうけど。忘れてしまったか……僕と一緒に夢を叶える気がなくなったんだと、思っていたんだ」

    アニ「…………そう」

    アルミン「うん」

    アニ「…………」

    アルミン「でもそれは僕の思い過ごしだったよ。エレンはちゃんと、覚えていてくれたんだ。二人で、外の世界を探検しようって、約束したこと」

    アニ「…………」

    アルミン「今もそう思っているって、言ってくれたんだよ!」

    アニ「………よかったね」

    アルミン「……けど、それでやっぱり、僕は今のままじゃ駄目だって思ったよ」

    アニ「…………」





    164:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:01:04 ID:mxk.WvH2

    アルミン「今までみたいに、エレンに助けられながら生きていては駄目だ。同じ夢を追うなら、エレンと対等でありたい………。僕は、エレンと同じ物を見たいんだ」

    アニ「…………そう」

    アルミン「だから、僕は強くなってみせる。逆にエレンを助けてあげられるくらい、強くなってやるんだ」

    アニ「……強いあんたなんて、想像できないけどね」

    アルミン「はは……。そうだよね……。いや。ムキムキになってやるよ」グッ

    アニ「ムキムキ?あんたが?」

    アルミン「あぁ!」

    アニ「そりゃ楽しみだね。期待してるよ」

    アルミン「……!」

    アニ「……?なに?」

    アルミン「あ。ううん」

    アニ「……?」

    アルミン(また笑ってくれた……)





    165:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:13:07 ID:mxk.WvH2

    アニ「…………」

    アルミン(アニの笑顔って、僕にとっては貴重だよね)

    アニ「……どうしたの?」

    アルミン「あ……。アニの、夢はさ」

    アニ「え?」

    アルミン「花嫁になることだったよね?」

    アニ「…………」

    アルミン「あれ?違った?」

    アニ「……そうだよ」

    アルミン「合ってた?よかった」

    アニ「それがなに?」

    アルミン「アニも夢を叶えるために、頑張って。応援してるよ」

    アニ「…………」

    アルミン「アニなら良いお嫁さんになれるよ。料理が上手いって聞いたことあるし」





    166:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:16:27 ID:mxk.WvH2

    アニ「……そんなことないよ」

    アルミン「そんなことあるよ!お嫁にしたいって人、 きっと沢山いると思うな」

    アニ「……どうも」

    アルミン「どういたしまして」

    アニ「からかってるの?」

    アルミン「えっ?本心だよ」

    アニ「そう」

    アルミン「……」ニコ

    アニ「……」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「…………」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「……なに?」

    アルミン「……アニってさ。他人に興味がなさそうなのに、実はよく見ているよね」





    167:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:20:27 ID:mxk.WvH2

    アニ「は?」

    アルミン「さっきも僕が嬉しそうだって、言ってただろ?前に僕が体調を崩した時も、一番最初に気づいたのはアニだったよ。鋭いんだね」

    アニ「…………それは……」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「…………」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「………………」

    アルミン「…………」ジー

    アニ「…………」フイッ

    アルミン「…………アニ?なんか顔赤」ジー

    アニ「ちょっと」グイ

    アルミン「わぷっ!?……アニ!手、すごく冷たいじゃないか」ギュッ





    168:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:24:57 ID:mxk.WvH2

    アニ「~~……」

    アルミン「中に入った方が……」サワサワ

    アニ「……いつもそうだから、気にすることじゃないよ……。女の子ってのはさ、冷え性なんだ」

    アルミン「でも……」

    アニ「……。……あんたの手が、温かすぎるんでしょ」

    アルミン「僕は普通だよ」

    アニ「いいや。……子供の手みたいだよ」

    アルミン「世間から見たら、アニも子供だよ」

    アニ「……そうだね」

    アルミン「うん」

    アニ「……ささくれ。取ってやろうか」

    アルミン「痛そうだから遠慮しとくよ……。装置の整備とかで、すぐ荒れちゃうんだ。でも、アニはそんなことないね?綺麗な手をしてる」

    アニ「………」





    169:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:29:30 ID:mxk.WvH2

    アルミン「乾燥していないし、爪もぴかぴかだね」

    アニ「………」

    アルミン「羨ましいな」ニコ

    アニ「…………」

    アルミン「……」ニコニコ

    アニ「…………」スクッ

    アルミン「アニ?」

    アニ「そろそろ戻らせてもらうよ。消灯の時間も近いでしょ?」

    アルミン「そうだね。夜だし、寮まで送っていこうか?」

    アニ「それはこっちの台詞だよ……」

    アルミン「え?僕はいらないよ」

    アニ「私もいらない」





    170:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:32:52 ID:mxk.WvH2

    アルミン「そうかい?なら、おやすみ」

    アニ「…………」

    アルミン「……?」

    アニ「…………手」

    アルミン「あ。ごめん」パッ

    アニ「…………」

    アルミン「…………」

    アニ「……おやすみ」

    アルミン「うん。また明日」





    171:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:34:23 ID:mxk.WvH2

    アルミン「…………」ヒラヒラ


    アルミン「…………」ポツン


    アルミン「…………」


    アルミン「……星が……。……今日は本当に綺麗だな」





    173:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:36:46 ID:mxk.WvH2

    あの星空が続く場所に、僕の夢がある。

    辿り着くまでにどれほどの時間がいるのだろう。

    僕が海辺を歩ける頃……

    その頃には、アニはとっくに誰かの花嫁になっているんだろうな。

    内地は裕福な家庭が多いと聞いたから、ウエディングドレスというものも着たかもしれない。


    ………。








    174:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:40:35 ID:mxk.WvH2

    そうだ。アニに手紙を書こう。


    入団が決まれば、会う機会もないだろうから、話したいことは文字にして送ろう。


    僕の顔ほど面白い話は書けないだろうけれど、


    外の世界のことでも、エレンのことでも、楽しい内容なら何でもいい。


    僕の目に映るものを、アニにも見て欲しいんだ。








    175:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:43:54 ID:mxk.WvH2

    ___



    アニ「…………」ポツン


    アニ「……他人をじろじろ見る趣味なんてないよ」


    アニ「…………」


    アニ「………………………アルミン……」


    アニ「…………」


    アニ「…………あんただから、だよ」



    終わり **





    176:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:46:30 ID:mxk.WvH2

    以上です。
    読んでくれた方、ありがとうございます。





    177:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:47:28 ID:HfBIR6qA

    良いにやにや!乙





    178:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 22:50:12 ID:/D1hhTYc

    乙!!!!本当に原作らしいアルミンで……
    二人のこの先に涙を禁じ得ない





    179:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/05(木) 23:04:48 ID:y75WIWHA


    終わるのさみしい…





    184:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/06(金) 00:40:08 ID:szLYuqKo

    すごく良かった
    原作の二人で脳内再生されたよ乙





    185:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/06(金) 01:17:23 ID:MZ/ebBDU

    終わるのが寂しいです…

    乙でした





    186:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/06(金) 01:27:03 ID:FIydtOBg


    この後のこと考えると切ないな





    188:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/06(金) 01:44:13 ID:s3U2u856

    乙でした

    アルアニは切ないのも含めて魅力だと思うんだ





    191:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/06(金) 20:26:27 ID:FRBCicK.


    ほのぼのして切なかった






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 17:45:29 ID:8VuQI18w

    アニ「……ホラ、訓練生になった訳だしもうあんまり話せないだろ?だからこういうのあったら便利かと思ってさ」

    ライナー「お、おう、えらく唐突だな」

    アニ「……駄目ならいいんだけどさ」シュン…

    ライナー(たかが交換日記を断る理由もないだろう)フム

    ライナー「いいぞ」

    アニ「!じゃ、じゃあこれ、明日の朝ごはんのときに帰してくれたらいいからさ」スッ

    ライナー「おう」







    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 17:51:51 ID:8VuQI18w



    ライナー(……とは言ったものの)

    ライナー(いざ人に見せる日記となると書けないものだな)ウ-ム

    ライナー(……っていうかなんで俺一人なんだ?ベルトルトの方が色々面白いこと考えてそうだが……)

    ライナー(まぁ、深く考えず思った事を書けばいいだろ、たかが交換日記だしな)サラサラサラ





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:01:55 ID:8VuQI18w

    ライナー(交換日記なんてあいつも意外と乙女だな)

    ライナー(だがこういうのってもっと大人数でやった方がいいんじゃないか?)サラサラ

    ライナー(いや、あいつ結構人見知りなところがあるからな、まずは俺でウォーミングアップってところか)ピタ

    ライナー「っていうか……」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:02:57 ID:8VuQI18w

    ライナー「………」

    ライナー(……深く……考えず……)サラサラサラ

    ライナー(思ったことを……)サラサラ

    ライナー(書けばいい……んだよな……?)サラ


    ライナー(……)ピタ


    ライナー(なんかよそよそしいな、消そう)ゴシゴシ





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:03:19 ID:CT0HQ4Tk

    (交換しよ)





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:12:23 ID:8VuQI18w

    次の日 夜

    アニ(……さてあいつがどんな事を書いたのか)

    アニ(楽しみだね)フフフ

    アニ(えっとー?なになに?)





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:21:31 ID:8VuQI18w

    ●月×日  記入者 ライナー

    交換日記、ありがとな!一番初めの記入者が俺とは、少し恥ずかしいぜ……。何を書けばいいのかさっぱりだ。

    そういや、座学の試験が迫っているがしっかり対策はしているか?

    お前がたまに座学の時間寝てるから心配なんだが……。





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:36:04 ID:8VuQI18w

    アニ(……ほとんど試験の話ばっかじゃないか)ハァ

    アニ(もっとさ、私がびっくりするような普段話せないこととかを期待したんだけど)ペラ

    アニ(変なところ真面目だな、あいつ)カキカキカキ



    アニ(……交換日記で説教されたらたまんないよ)カキカキカキ





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:37:15 ID:8VuQI18w

    ●月△日 記入者 アニ

    座学の試験はこの前あなたが教えてくれたのでなんとかなりそうです。

    そういえばライナーは最近、ベルトルトに身長を抜かれたそうですがどう思っていますか?


    アニ(完璧だね)





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:39:50 ID:8VuQI18w

    次の日 夜

    ライナー(……なんで敬語なんだ?)





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:44:19 ID:DMOFjlVE

    敬語w
    かわいいww





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:45:30 ID:8VuQI18w

    ●月□日 記入者 ライナー

    おお、そういや座学教えたこともあったな。まぁお互い頑張ろうぜ!

    あとな、俺はまだ身長伸びる予定だ!ていうか、お前全然身長伸びてないお前に言われたくないんだが(笑)

    そういえば、牛乳飲めば身長伸びるらしいぞ?

    お前いつも残してるし飲んでみたらどうだ?





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:48:20 ID:8VuQI18w

    次の日 食堂

    アニ(牛乳……苦手なんだよね)ハァ

    アニ(でも……)ゴクリ

    アニ「……」ゴクゴクゴク


    ミーナ「あれ?今日は牛乳飲むんだね。何かあったの?」ビックリ

    アニ「……別に、私だってそういうときもあるよ」マズ





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:49:16 ID:XBPsqREE

    素直なアニぐうかわ





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:51:20 ID:8VuQI18w

    ●月☆日 記入者 アニ

    私は別にこれ以上身長延ばさなくても問題ないから牛乳は飲むつもりはありません。

    ところで、明日格闘術の訓練がありますが覚悟はできていますか?

    私は今、どの技をあなたに極めるか決められなくて困ってます。





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:53:33 ID:8VuQI18w

    次の日 夜

    ライナー「……今日は死ぬかと思ったがこれのせいだったか……」イテテ





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 18:57:49 ID:8VuQI18w

    ●月◆日 記入者 ライナー

    調子に乗ってすまなかった、今日ので勘弁してくれ……。

    そういえば全然関係ないが、身長といえばジャンによるとハグするときの身長差は20センチがベストらしい。

    クリスタにはこれ以上成長して欲しくないんだが、お前はどう思う?





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:01:20 ID:8VuQI18w

    ●月Σ日 記入者 アニ

    どうでもいいと思います。

    ……ライナーはそういうところ、かっこ悪いなと思います、直してください。





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:04:51 ID:8VuQI18w

    ライナー(冗談のつもりだったんだが……)ハハハ

    ライナー(もう少し優しくしてくれていいんじゃないか?)カキカキ





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:10:15 ID:8VuQI18w

    ライナー「……」カキカキカキ

    コニー「ん?」チラ

    コニー「お前さ、たまに何か書いてるけど何書いてんだ?」ジ-ッ

    ライナー「お、お前も書くか?」ニコ

    コニー「なんか面白そうだな!!ペン貸してくれ!オレも書く!!」パァ





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:13:46 ID:8VuQI18w

    ●月Ψ日 記入者 コニー

    アニ! 初めましてだよな? 俺、コニー、よろしく!!

    確か、格闘術、スゴイやつだよな?俺、いつも教官に怒られているから、尊敬してるぜ!!

    じゃあな!!





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:14:24 ID:8VuQI18w

    アニ(誰だこいつ……)





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:34:50 ID:8VuQI18w

    ●月α日 記入者 アニ

    勝手に人に見せるのは駄目だと思います。それにk


    ミーナ「わっ!!!!」

    アニ「!!」ビクッ

    ミーナ「何書いてるの?アニ~?」ニヤニヤ

    アニ「か、関係ないよ」アセアセ

    ミーナ「見せて見せて!」

    アニ「あ、ちょ!」





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:41:53 ID:8VuQI18w

    ●月α日 記入者 ミーナ

    初めまして、アニの友達のミーナって言います!*´∀`)ノ ヨロシクオネガイシマス♪ 

    ライナーってこの前の総合成績2位だったよね、すごいなぁ(*´▽`*)

    また今度私にも色々教えてよ!!




    PS アニは根は良い子だからよろしくね!


    ミーナ「こんな感じかな?」フフン

    アニ「最後の文章いらないよ」

    ミーナ「まったく、アニも私が知らないうちにこんなに良い男を捕まえているとはねぇ~」ニヤニヤ

    アニ(やっぱり見せるんじゃなかったか……)ハァ





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:49:34 ID:8VuQI18w

    ライナー(……あのいろんな意味で特徴的な髪形の子か?)ウ-ム

    ライナー(とにかくアニにも友達がいたのかl、安心したな)カキカキ



    ●月θ日 記入者 ライナー

    こちらこそ初めましてミーナ、アニとよろしく頼むぞ!

    そういやベルトルトも前からずっとやりたそうなんだが、別にいいよな?





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:52:13 ID:8VuQI18w

    ●月!日 記入者 アニ

    あんまり多くの人に見せると書きづらくなるじゃないですか。

    でも、ベルトルトなら大丈夫です。

    ……さっきからずっとミーナが見せろとしつこいのでこの辺で。





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 19:58:26 ID:8VuQI18w

    ■月▼日 記入者 ベルトルト

    やぁアニ!いざ書くとなると何書いたらいいか分からないね、難しい……。

    そういえば、明日座学の試験だけどアニは大丈夫?

    たまに授業で寝てるから心配だなぁ……。





    アニ(驚くべき内容のシンクロ率……どっちも馬鹿だね)フフフ





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:01:24 ID:8VuQI18w

    ●月Υ日 記入者 アニ

    座学、追試じゃないけど、ギリギリでした。

    あなたが教えてくれていなかったらまずかったと思います。

    ちなみにミーナは試験があったことも知らず、追試らしいです。馬鹿だと思います。



    馬鹿じゃないよ!!Byミーナ





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:07:08 ID:8VuQI18w

    ●月¶日 記入者 ライナー

    ははは、ミーナも大変だな(笑)

    だが安心しろ。こっちにはアルミンとマルコで二人係で教えても駄目な奴もいるからさ(笑)

    そういやアルミンは満点らしいぞ。なんか別次元って感じだなぁ





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:15:39 ID:8VuQI18w

    ●月〒日 記入者 アニ  と  クリスタとミーナだよん((・´∀`・))ンフッ♪

    アルミンはすごいと思います。

    格闘術も私に敵いもしないのに、「本気でやってくれ!」なんて言うからちょっと困っちゃいます。

    彼は努力の天才ですね。


    初めまして、クリスタです!

    アニはもう寝ちゃったんだけど、ミーナが書いてもいいよって言うからちょっと書いてみるね!

    最初から読ませてもらったよ!ライナーって怖い人だと思ってたけど、良い人だったんだね。ごめんなさい誤解してましたっ。

    でも身長はもう少し伸ばしたいかなぁ……なんちゃって、無理だよね……。


    おぉ天使天使Byミーナ

    ↑もう!やめてよByクリスタ





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:23:19 ID:F5KzaoxY

    何げに好きな人暴露





    47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:25:08 ID:8VuQI18w

    ライナー(……結婚したい……///)


    ●月Η日 記入者 ライナー


    よろしく、クリスタ!

    そういえば身長伸ばすのには牛乳だけじゃなく日光にもあたるといいとか聞いたことあるな……。

    まぁ、普段から外で走っているから、あまり変わらないだろうが……。

    しょうもないアドバイスしかできなくてごめんな!!



    そうなのか、じゃあ今日から外で寝るぜ!!Byコニー

    夜に太陽は出てないよ……Byベルトルト





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:28:36 ID:8VuQI18w

    食堂

    アニ「……ミーナ」

    ミーナ「ん?なに?」モグモグ


    アニ「……今日から外でご飯食べない?」

    ミーナ「えっ、べ、別にいいけどどうしたの?」ビックリ

    アニ「……別に、私だってそういうときもあるよ」





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 20:39:38 ID:8VuQI18w

    ●月χ日 記入者 アニ

    今日は外でミーナと一緒に食べました。

    いつもと同じ味なのにおいしく感じますね、不思議です。

    あと、資料室で勉強しているとアルミンに声をかけられました。

    「明日、兵站行進頑張ろうね」だなんて私に笑顔で言う前に彼はもっと鍛えた方がいいと思います。

    でもそんな優しいところも彼の良いところなのかなと思います。



    あんたって奴は……分かりやすいね(?v?)ニヤリ…Byミーナ

    何が?Byアニ





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:06:36 ID:8VuQI18w

    ●月η日 記入者 ライナー


    俺もミーナが何が分かったのかさっぱりわからん。

    今日はあいにくの悪天候で俺でもかなりきつかった(笑)

    そういえばアルミンは弱音吐かずに走り切っていたな。

    あいつ、毎日朝走っていたから、大分速くなってるぞ?

    お前がこの前言ったようにアルミンは努力の天才かもな。



    アニ(あいつ、そんなに頑張ってたんだ、知らなかったな)

    アニ(……?下に何か書いてある……)ムム





    話がある。明日の夜、このノートを持っていつもの場所に Byベルトルト



    アニ(……?)





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:12:13 ID:8VuQI18w

    夜  訓練所裏

    アニ(突然なんなんだろう)

    アニ(いつもはライナーも加えて三人でしか話し合いなんてしないのに……)ウ-ン





    ベルトルト「アニ」

    アニ「!!」ビク





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:19:05 ID:8VuQI18w

    ベルトルト「ごめん……びっくりさせちゃったかな?」アセアセ

    アニ「い、いや、そんなことないよ」(そういえば

    アニ「で、話ってなんだい?」



    ベルトルト「ものすごく勝手でさ、いいにくいんだけどそのノート……」






    今すぐ捨てた方がいいよ





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:50:40 ID:skGlmUq6

    なんやて





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:53:24 ID:XBPsqREE

    どういう事やベルトル





    56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/15(木) 21:58:46 ID:I/RlL3Z2

    なんでや





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:14:46 ID:8VuQI18w

    アニ「えっ……?」

    ベルトルト「君を思ってのことなんだ、いや、君にはああなって欲しくないんだよ!」

    ベルトルト「分かるだろ?二人とも僕を置いて行かないでくれ!」ガシッ





    アニ(……ベルトルトが何を言っているのか分からない……)

    アニ(……いや、まだ分かりたくない……?)





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:17:22 ID:8VuQI18w

    アニ「私には何のことかさっぱりだ。私はベルトルトを置いて行ったりしないよ」フフフ

    アニ「だって私たちは-----」




    アニ(……あれ?私は何のためにここにいるんだ?)



    ベルトルト「……」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:24:33 ID:8VuQI18w

    ベルトルト「君は------------------」



    戦士だろ?





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:33:15 ID:8VuQI18w

    ベルトルト「ライナーはもう駄目だ、駄目なんだ!」イライラ

    ベルトルト「でも君はまだ間に合うかもしれない!!頼むよアニ!!」ユサユサ





    アニ「……わ、わたしには」ボソ

    ベルトルト「!!」





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:42:42 ID:8VuQI18w

    アニ「やっぱりあんたが何を言っているのかわからないね、ごめん」ハハハ





    ベルトルト「!!!」





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:43:45 ID:8VuQI18w

    ベルトルト「な……何を言っているんだよアニ!」


    アニ「……あんまり夜に騒いでいると教官が来ちまうよ、じゃあね」タタタ

    ベルトルト「待って!待つんだアニ!」





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:46:10 ID:8VuQI18w

    ---------------------------------------

    食堂

    アニ(ベルトルトは……諦めたのか、追っても来ないな)チラ

    アニ(戦士……か)ハァ


    そろそろ、潮時なの?



    ???「おい、こんなところで何してんだ?」

    アニ「!!」ビクッ





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:50:23 ID:8VuQI18w

    ライナー「消灯時間前だぞ?しっかり体調管理しておかないと……」

    アニ「あ、あんたか……」ホッ

    なんで私安心しているんだろう



    ライナー「……お前泣いてるのか?」

    アニ「えっ」





    73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 08:54:53 ID:8VuQI18w

    ライナー「な、なんかあったのか!?」アセアセ

    アニ「……別に」ゴシゴシ


    ライナー「おいおい、お前は昔から泣き虫だったが、もう兵士になったんだ、だからその----…」アセアセ




    アニ(兵士……か)





    76:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 18:27:13 ID:8VuQI18w

    ライナー「……ん?お前、それ交換日記か?」

    アニ「……」コク


    ライナー「……交換日記を始めてからお前はあいつらとよく笑うようになったなと思っていたが……」

    ライナー「今度はそれを持って泣いているとは、忙しい奴だな」ハハハ


    ライナー「だが、お前はここにきてからあまり感情を出さなかったから」



    ライナー「今日くらいは秘密にしておいてやる、思いっきり泣いてもいいぞ?」ニヤ





    78:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 18:36:27 ID:8VuQI18w

    アニ「……」ギュ

    ライナー「……」ギュ



    アニ「……」

    アニ「……」ヒックグズ

    ライナ「……」ヨシヨシ





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 18:45:57 ID:8VuQI18w

    アニ(本当はあんたも弱いくせに)

    ライナー「……」ヨシヨシ

    アニ(自分のほうがもっとつらいくせに、あんたは私を……)






    アニ(-----------------私は)




    …………





    80:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 18:57:02 ID:8VuQI18w

    アニ「……ライナー」ボソ

    ライナー「……もう大丈夫か?」

    アニ「いや、そのままで……聞いてほしいことがある」グス

    ライナー「……」





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 19:24:21 ID:8VuQI18w

    アニ「……この日記、捨てるよ」


    ライナー「……!」


    ライナー「……そうか」


    アニ「私から始めたのに自分勝手だよね、ごめん、でも」




    アニ「私は戦士だ」





    82:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 19:35:11 ID:8VuQI18w

    ライナー「……そうか」

    アニ「……ごめん」


    ----------------実はさ





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 20:42:21 ID:8VuQI18w

    アニ「私は……兵士にはなれないんだ」


    -----あの交換日記を始めた理由、私を止めて欲しかったからなんだ


    ライナー「……」


    -----少しだけ、兵士として生きるというのも悪くないかなって思っている私を昔みたいに叱って欲しかったんだ





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 21:59:54 ID:8VuQI18w

    -----でもさ、あたしも馬鹿だよね。あんたに私が止められるわけないのにさ

    ライナー「……お前がそれでいいならそれでいい。お前が嫌ならやめればいい」

    ライナー「俺はいつだってお前の味方だぞ?」ニコ


    -----あんたは優しすぎるから





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 22:13:29 ID:8VuQI18w

     月 日  記入者 


    これで最後ですね。

    私は「戦士」として「兵士の私」を殺すことにしました。

    兵士としてのあなたを守るため。

    戦士としてのあなたの帰りを待つため。

    どちらの立場も愛してしまったあなたに

    同じように愛してしまった私ができるのは、このくらいのようです。

    ごめんなさい。





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 22:48:14 ID:8VuQI18w

    ---------------------------------------------

    --------------------------

    ----------




    アニ(……)


    アニ(私は戦士に成り損ねた)

    アニ(結果、兵士にも戦士にもなれず、人間としても巨人としても駄目駄目だったね)

    アニ(……)

    アニ(フフフ……結局似た者同士だったって訳か)

    アニ(……あんたも私に兵士であって欲しかったんだろうね)

    アニ(……馬鹿な話だよ)



    ミカサ「アニ 落ちて」


    終わり





    91:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 23:22:40 ID:8VuQI18w

    ベルトルト「」

    ↑忘れてた





    92:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 00:54:56 ID:1X2p.pHg

    ベルトルト ぶっちゃけ一番キツかったと思う





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 22:51:22 ID:tMq6ozJc

    乙、次こそは…ハッピーエンドを…!






    1: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:11:07 ID:u.ABTrpc

    ライナー・ブラウンと賢者の意思

    の続編です





    2: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:17:18 ID:u.ABTrpc

    【主な登場人物】

    ライナー・ブラウン……主人公。ゴリラ。

    アルミン・アルレルト……ライナーの親友。頭がいい

    クリスタ・レンズ……可愛い。天使。(結婚したい)

    フラッフィー……三つの頭を持つゴリラ。音楽が好き。

    ノーバード……ノルウェー・リッジバック種の魔法ゴリラ。火を吐ける。

    ニシローランドゴリラ……地下の女子トイレでライナーに倒されるが…?

    ハグリッド……禁じられた森の番人。ゴリラ。

    ポチ……もともと犬だったが、ゴリラになった。





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/26(月) 20:21:26 ID:nbtlXFPY

    実に3/4がゴリラ







    4: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:22:39 ID:u.ABTrpc

    ―ブラウン家―

    ライナー「もう遅いし、部屋で寝よう…抜いてから」ファー

    ガチャ

    ドビー「む!!」

    ライナー「何だお前!?ゴブリン!?」

    ドビー「違います、屋敷しもべ妖精のドビーでございます」

    ライナー「しもべ妖精…って!何俺のエロ本読んでんだ!どうやって見つけた!!」





    6: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:25:58 ID:u.ABTrpc

    ドビー「それはさておき、ドビーめはライナー・ブラウンに大事なお話があってきました」

    ライナー「おいとくなよ…!」

    ドビー「ライナー・ブラウンに危険が迫っております!ホグワーツに行ってはなりません!」

    ライナー「はぁ?危険?」

    ドビー「本当でございます!絶対、ホグワーツに行ってはなりません!」

    ライナー「いやだね!あの学校には友達がたくさんいるんだ!!」





    7: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:29:41 ID:u.ABTrpc

    ドビー「でも、そのお友達から、手紙が一通も来てないんでしょう?嫌われてるんじゃありませんか?」

    ライナー「くっ……って、なんでお前がそんなこと知ってるんだ!」

    ドビー「ギク」

    ライナー「その後ろに持っているものは何だ!さてはお前が手紙を盗んでいたのか!ホグワーツに行かせないために!!」

    ドビー「うぅ…ドビーめはライナー・ブラウンのためを思って……」

    ライナー「だからって…こんなひどい…」

    ドビー「うわああ!!」バッ





    8: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:34:08 ID:u.ABTrpc

    ドビー「ドビーはエロい子!ドビーはエロい子!!」ガンガン

    ライナー「否定はしないが落ち着け!!」

    ドビー「すみませんライナー・ブラウン、取り乱してしまって……」

    ライナー「とにかく!俺はホグワーツに行く!」

    ドビー「どうしても行くのなら……実力行使しかありません!」バッ

    ライナー「あっ!俺のエロ本を!」

    ドビー「!」ダッ

    ライナー「窓から外に!待ちやがれ!」





    9: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:36:15 ID:u.ABTrpc

    ドビー「」ダダダ

    ライナー「どこまで逃げるんだ!待ちやがれ!」

    お姉さん「~♪」スタスタ

    ドビー「」サワサワ

    お姉さん「きゃああ!!痴漢!!」バッ

    ライナー「ちょ!俺じゃない!」





    10: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:38:16 ID:u.ABTrpc

    ライナー「こいつが…!」

    ドビー「ふふん」パチン

    ライナー「消えた!!」

    お姉さん「何わけの分からないこと言ってんのよ!」パッシィア!!

    ライナー「ぐあ!!」

    警官「何事ですか!!」

    お姉さん「この人、痴漢です!!」





    11: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:39:33 ID:u.ABTrpc

    警官「お前か!」ガシ

    ライナー「俺はやってな……」

    警官「はいはい。続きは署で聞くからね……」ガチャ

    ライナー「くっ…!!」ギリッ





    12: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:42:54 ID:u.ABTrpc

    ―ダンブルドアの書斎―

    フクロウ「ピィーッ」

    ダンブルドア「フクロウ便?なになに……」カサ

    ダンブルドア「何!ライナーが痴漢で逮捕されたじゃと!?」

    ダンブルドア「ライナー…君はエロいが、決して女性に手を上げるような人ではない…そう信じておるよ……」

    ダンブルドア「今すぐ魔法省にフクロウ便を飛ばそう!」カキカキ





    13: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:45:56 ID:u.ABTrpc

    ―数日後・刑務所―

    ライナー「俺は何もやってないのに……」グスグス

    看守「ライナー・ブラウン!君に面会人だ」

    ライナー「面会…?いったい誰が……?」

    看守「面会時間は20分だ」ガチャ

    ライナー「誰だよ…ってアルミン!?」

    アルミン「君をここから出す…そのために来た!」





    14: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/26(月) 20:50:29 ID:u.ABTrpc

    ライナー「アルミン!俺は…俺は…!!」ブワッ

    アルミン「君が女性に手を上げたりしないことくらいわかってる!!」

    アルミン「だから落ち着いて!」

    ライナー「うぅ…でも、出すって……?」

    アルミン「君が出所するころには、ホグワーツの入学式なんてとっくに終わってるよ。それじゃあ遅い」

    アルミン「今日の深夜、寝ずに起きていてくれ。必ず助け出す」

    ライナー「アルミン!すまない…!」

    アルミン「何言ってるんだい、親友じゃないか」ニコ

    ライナー(父さん、母さん、俺はいい友達を持ったよ…)グス





    18: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:19:37 ID:u.ABTrpc

    ―深夜・独房―

    ライナー「鉄格子の窓から見える星がきれいだ…」

    ライナー「ん?なんか飛んでくるぞ」

    ライナー「あ、あれは車!?」

    アルミン「助けに来たよ!」

    ライナー「アルミン!それにアルミンの兄で双子のフレッドとジョージ!」

    フレッド「説明乙!」

    ジョージ「危ないから壁から離れてろ!」

    ライナー「おう」ササッ

    アルミン「コンフリンゴ(爆発せよ)!!」





    19: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:22:32 ID:u.ABTrpc

    ドゴーン!

    アルミン「壁は壊したよ!早く乗るんだ!」

    ライナー「よっしゃ!」

    フレッド「出発!」ゴォォォォ



    看守「第7独房の壁が破壊され、囚人番号143番のライナー・ブラウンが脱獄した模様!」





    21: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:26:20 ID:u.ABTrpc

    ゴォォォォ

    ライナー「空飛ぶ車か!すげえ!」

    ジョージ「パパの車なんだぜ!」

    フレッド「パパはマグルの物が大好きだからな!」

    ライナー「そうなのか。で、どこに向かってるんだ?」

    アルミン「隠れ穴、僕らの家さ!君の荷物はすでに運んであるよ!」

    ライナー「本当か!すまんな!」





    22: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:29:23 ID:u.ABTrpc

    フレッド「着陸」

    ジョージ「ゲッ、夜が明けちまったぜ!」

    アルミン「ただいま~」

    ライナー「お邪魔します」

    モリー「あんたたち!パパの車で勝手に出かけてたでしょ!」

    モリー「あら、その子は?」

    アルミン「ライナーだよ」

    モリー「あなたがライナーね。話はアルミンから聞いてるわ」





    23: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:32:10 ID:u.ABTrpc

    モリー「お腹が減っているでしょう。朝ごはんにしましょう」

    ジョージ「やったぜ!」

    アーサー「ただいまんこ」

    フレッド「おかえりパパ!」

    モリー「おかえりなさい、あなた」

    アーサー「あぁ、君はライナーだね?会えて嬉しいよ」アクシュ

    ライナー「こちらこそ」アクシュ





    24: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:34:23 ID:u.ABTrpc

    アーサー「そうそう、マグルの新聞に君がのってたぞ」バサ

    『ライナー・ブラウン脱獄』

    『壁を爆弾のようなもので破壊したと思われ―』

    『以前足取りはつかめず』

    『全国指名手配』

    ライナー「」





    25: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:37:38 ID:u.ABTrpc

    フレッド「全国指名手配!?すげぇ!」

    ライナー「マジか…」

    アーサー「心配しなくてもいい。ダンブルドアが魔法省に連絡して、対処してくれるそうだ」

    ライナー「ダンブルドア先生が!?」

    モリー「話はそれぐらいにして、早く食べちゃいなさい」

    一同「はーい」





    26: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:40:56 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    アーサー「今日はダイアゴン横丁に教科書などを買いに行くぞ」

    アーサー「ライナーは煙突飛行ネットワークは初めて?」

    ライナー「はい」

    フレッド「俺がお手本を見せるぜ!」





    28: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:45:41 ID:u.ABTrpc

    フレッド「ダイアゴン横丁!」ボゥ

    ライナー「おお!」

    ジョージ「次は俺だな、ダイアゴン横丁!」ボゥ

    モリー「さあライナー、はっきり発音するのよ」

    ライナー「だ、大納言横丁!」ボゥ

    アルミン「あ」





    30: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:53:56 ID:u.ABTrpc

    ライナー「ほぐあ!」ドサァ

    ライナー「いてて…着いたのか……?」

    『夜の闇(ノクターン)横丁』

    ライナー(風俗街に来ちまった…!)

    ライナー「ともかく、ここは店の中のようだな」

    <ガチャ

    ライナー「やっべ!人が来た!」





    31: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 08:58:47 ID:u.ABTrpc

    ライナー(とりあえずこの箱の中に!)

    マルフォイ「…」

    ルシウス「…」

    ライナー(マルフォイ!?よりによってあいつかよ…!)

    ルシウス「ここは大人のおもちゃを売っている店だ。」

    ルシウス「ここは私のお気に入りだ…ゴムなどはここで買いたまえ」

    マルフォイ「はい、お父上」

    ライナー(子供に何を教えてんだ…)





    32: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:03:48 ID:u.ABTrpc

    ライナー「今のうちに…」サササ

    ルシウス「む……」

    マルフォイ「どうかしましたか?」

    ルシウス「いや、ちょっと人の気配がな…」

    --------------------------------

    ライナー「はやくダイアゴン横丁に行かなくては……」

    風俗嬢「ダンディーなお兄さ~ん、よってかな~い?」ギュ

    ライナー「お…おうぅ……」

    ???「おうぅじゃねぇよ」ガシ

    ライナー「ハ、ハグリッド!!」





    33: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:06:52 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「何やってんだこんなところで」

    ライナー「ハグリッドこそ」

    ハグリッド「俺は、あれだ。その、紳士の嗜みをな」

    ライナー「ヤりに来てんじゃねえか」

    ハグリッド「とにかく!子供がいていい所じゃねぇ!」

    ライナー「教師がいていい所でもねぇだろ!」

    ハグリッド「教師だってこういう所くらい行くわい!」

    ハグリッド「それに俺は森の番人であって教師ではない」ドヤァ

    ライナー「ぐっ」





    34: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:09:12 ID:u.ABTrpc

    ―ダイアゴン横丁―

    アルミン「あ、ライナー!」フリフリ

    ライナー「アルミン!それにクリスタ!なんで?」

    クリスタ「私も今日買い物に来てたの!」

    アルミン「どこにいたんだい?」

    ライナー「ちょっと迷っちまってな」





    35: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:11:49 ID:u.ABTrpc

    アルミン「そうなの?ハグリッド」

    ライナー(ハッ!こいつに風俗街にいたことをばらされてはマズイ!!)

    ハグリッド「ああ。隣町にいたんだ」

    ライナー(ハグリッド!)パァ

    ハグリッド「俺も風俗街にいたことがダンブルドアにばれたらやばいからな、お互い様さ」ボソボソ





    36: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:19:12 ID:u.ABTrpc

    ―書店―

    アーサー「む、誰かのサイン会があっているようだな」

    ロックハート「私の著書、『女子の口説き方』の累計発行部数2億部突破記念サイン会にようこそおいでくださいました!」

    ワーワー

    クリスタ「誰?」

    アルミン「ギルデロイ・ロックハート。有名な魔法使いさ」

    ロックハート「む!君はライナー・ブラウンではないか!」





    37: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:23:14 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「今日はこの私と生き残った男の子、ライナー・ブラウンがであった記念すべき日だ!」

    ロックハート「君は私の本を読んだかな?」

    ライナー(うぜえ…適当に話合わせとこ)

    ライナー「はい。読みました(嘘)」

    ロックハート「なんと!かの有名なライナー・ブラウンまでもが私の本を読んでいるだってぇーーー!?」

    アルミン「イメージよりはるかにウザいね」

    クリスタ「なんかあの人いやだわ」





    38: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:27:32 ID:u.ABTrpc

    ライナー「あ、あの、用事があるんで…」バッ

    ロックハート「あ」

    ライナー「ふぅ…えらい目にあった」

    アルミン「ウザいね」

    ライナー「あぁ…くそうぜぇ」

    アルミン「はやいところ買い物すませてこの店を出よう」

    ライナー「それがいいな。この本とこの本と……」

    アルミン「でも、あの人の本は役に立ちそうだよね」

    ライナー「あぁ…」

    ライナー・アルミン(一冊買っとこ)





    39: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:34:38 ID:u.ABTrpc

    アーサー「全員買い物は済ませたな、行くぞ」

    ルシウス「おやおや、アーサーではないか」

    ルシウス「相変わらず貧乏な恰好をしておりますなぁ」

    ルシウス「今年の教科書もおさがりばっかりでしょうな」

    マルフォイ「フォイフォイフォイ…!!」

    アーサー「黙れ風俗大好き野郎が!イカ臭いんだよ!」ボコッ

    ルシウス「フォイ!?」

    ジョージ「ヒュー!!さすが俺らのパパだぜ!」

    フレッド「さすがよアーサー!ヒュー!」

    ルシウス「覚えておけよアーサー!」ソソクサ

    アーサー「うるさいぞルシウス!インポにでもなれ!」





    40: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:38:25 ID:u.ABTrpc

    --------------------------------------

    キングズ・クロス駅

    アルミン「僕らで最後だね、行こう!」ダダダ

    ライナー「まだ壁に突っ込むのは慣れないな」ダダダ

    ドンガラガッシャーン!!

    ライナー「ぐあああ!!」バタン

    アルミン「おうっ!!」ドサ

    ライナー「なんだ!?通れないぞ!?」

    アルミン「玉が…玉が……」ジタバタ

    ライナー「このままじゃ学校にいけない!」

    アルミン「玉が……!」





    41: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:40:36 ID:u.ABTrpc

    ライナー「どうしようアルミン!」

    アルミン「玉が…死ぬ……」

    ライナー「そうだ!空飛ぶ車だ!」

    アルミン「僕が必死に玉が痛いアピールしているのに大丈夫の一言もないのか…うぅっ」

    ライナー「結構余裕だろ」





    42: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:45:11 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    ライナー「この車で汽車に追いつけるのか?」

    アルミン「大丈夫だと思うよ!発進!」ゴォォ

    ライナー「下の人がガン見してるけどいいのか?」

    アルミン「やば!ステルスするの忘れてた!」ポチ

    <ガタン・・・ゴトン…

    ライナー「汽車の音が近づいてきてるな」

    アルミン「もうすぐだと思うよ」





    43: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 09:47:39 ID:u.ABTrpc

    <ガタン!!ゴトン!!

    ライナー「音はだいぶ近いぞ?」

    アルミン「でも汽車なんてどこにも…ん?」

    アルミン「後ろだぁぁぁぁぁぁ!!!」

    ライナー「ほあああああああああ!!!!」

    ドガシャァァァァン

    アルミン「衝突したぁぁぁぁ!!」

    ライナー「落ちるぅぅぅ!!」

    アルミン「操縦不能ぉぉぉぉ!!」

    ライナー「ぢゃぁぁぁぁぁぁ!!」





    45: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:14:40 ID:u.ABTrpc

    アルミン「汽車に飛び移るんだ!ホイヤ!」バッ

    ライナー「ホイヤ!」バッ

    アルミン「なんとか屋根に飛び移れたね」

    車「」ヒュウウウウ ドサ

    アルミン「パパの車が!どうしよう!」

    ライナー「俺たちが生き残った、それだけで十分じゃないか!」キリッ





    46: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:16:42 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    クリスタ「二人とも!見なかったけど、どこにいたの?」

    ライナー「ちょっとね」

    スネイプ「ほう、『ちょっと』か」

    アルミン「スネイプ先生!」

    スネイプ「ブラウン、アルレルト、来たまえ」

    アルミン「ごめんクリスタ、先に言ってて」

    クリスタ「うん」





    47: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:27:20 ID:u.ABTrpc

    ―スネイプの部屋―

    スネイプ「大勢のマグルが空飛ぶ車を目撃した。魔法省は大忙しだ」

    スネイプ「何かいいわけは?」

    ライナー「9と4/3番線へいく壁が通れなかったんです!」

    スネイプ「吾輩にそんな幼稚な嘘が通ずるとでも思っておるのか?」

    アルミン「本当なんです!」





    48: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:29:31 ID:u.ABTrpc

    マクゴナガル「まぁもういいじゃありませんか」

    スネイプ「!」

    マクゴナガル「彼らは私の寮の生徒です。処罰は私が決めます」

    スネイプ「ふん」

    マクゴナガル「二人とも、広間に行って、夕食を食べてらっしゃい」

    ライナー・アルミン「ありがとうございます!」





    49: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:30:51 ID:u.ABTrpc

    ライナー「今思い出したんだが」

    アルミン「ん?」

    ライナー「俺たちの荷物、車に入れっぱなしじゃね?」

    アルミン「あ」

    ライナー「どうすんだよ!」

    アルミン「なんてね」ドヤァ

    ライナー「さすがアルミン!」





    50: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:40:02 ID:u.ABTrpc

    アルミン「アクシオ!荷物!」

    アルミン「これで荷物はぼくらの所に飛んで来るはずさ」

    ライナー「あいかわらずアルミンはすご「また良からぬ事をしているのではないのかな?」

    アルミン「スネイプ先生!別にそんなことは…」

    スネイプ「そのうち退学にぐあぁ!!」

    ライナー「俺たちの荷物がスネイプの後頭部に!!」

    スネイプ「」ドサ

    アルミン「…これは事故だよね」

    ライナー「…ああ」





    51: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:43:58 ID:u.ABTrpc

    秘密の部屋は、話をあまり覚えていないので、前回よりも話がとんとん拍子になります





    52: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:47:56 ID:u.ABTrpc

    ――――
    ――


    ロックハート「今年の闇の魔術の授業を担当するギルデロイ・ロックハートだ」

    ロックハート「ここにはプリティーな可愛い子ちゃんが大勢いるね☆」ウインク

    女子「イケメンね」

    女子2「かっこいいわ」

    女子3「ハンサムよ」

    アルミン「僕達はあいつのウザさを知ってしまったからもうね…」

    クリスタ「うん…」

    ライナー「授業サボろうかな…」





    53: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 10:58:05 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「今日の授業では、ピクシーの対処法を勉強しよう」

    ロックハート「そしてその温め終わったピクシーがこちら!」ドン

    アルミン「料理番組か」

    ライナー「ツっこむなアルミン…」

    ロックハート「では、ピクシーをこの部屋に解き放つ!各々で対処してくれたまえ!」

    シェーマス「えぇ!?」

    ロックハート「大丈夫!もしもの場合は私が対処しますからね!そおれ!!」ガチャ





    54: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:01:17 ID:u.ABTrpc

    ピクシー「ケケケケケ!!」ブーーン

    ライナー「うわあ!!」

    アルミン「ちょっ!」

    クリスタ「きゃあ!!」

    ロックハート「さあみなさん!頑張って!!」

    ピクシー達「ケケケ!」

    トーマス「うわぁぁ持ち上げられたぁ!!」

    ベルトルト「逝ったなトーマス!」

    ネビル「ぎゃあ!!ひっかかないで!!」

    アルミン「うわあ!髪の毛を引っ張るな!!」





    55: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:05:23 ID:u.ABTrpc

    ライナー「カオスすぎる……」

    トーマス「やめて!殴らないで!!」

    ピクシー達「ケッケッケ!!」

    クリスタ「意外と強い!!」ブンブン

    マルフォイ「クラップ!ゴイル!助けろフォイ!」

    クラップ「乳首引っ張らんどいて!!」

    ゴイル「チンコ引っ張らんどいて!!」





    56: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:07:43 ID:u.ABTrpc

    ピクシー「ケッ!」ドゴッ

    トーマス「うっ…ゴフッ…ガハッ!」

    ラベンダー「もうやめて!トーマスのライフはゼロよ!!」

    ロックハート「そろそろやばいな…私がピクシーを止めてやろう!」

    ピクシー「ケケッ」パシッ

    ロックハート「あぁ!杖を返せ!!」





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/27(火) 11:08:13 ID:kl8/QsJc

    ひどいなw





    58: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:11:47 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「戦うのも勇気。だが潔く撤退するのも勇気!さらば!」バタン

    シェーマス「てめぇ!ふざけんな!!」

    ライナー「どうすればいいんだ!!」

    アルミン「イモービラス!!!!」バシュゥゥ!!

    ピクシー「ケケケ!?(動けない!?)」

    ワァァァァ!! サスガアルミン!! アンナヤロウトハチガウゼ!! ミナオシタゼ!! ハヤクトーマスヲイムシツヘ!!





    59: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:14:35 ID:u.ABTrpc

    ――――
    ――


    ライナー「なんだこれ!廊下がベチャベチャだ!!」

    アルミン「あれを見て!」

    ミセス・ノリス「」

    ライナー「フィルチの猫…死んでいるのか?」

    クリスタ「…」

    アルミン「クリスタ?」





    60: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:17:40 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「壁に…血で文字が……!」

    ライナー「なんだこれは……」

    『秘密の部屋は開かれた!リア充よ気をつけろ!!』

    フィルチ「貴様らが私の猫を殺したのか!」

    クリスタ「フィルチさん!これは…」

    フィルチ「言い訳はいい!!」ガシッ

    ライナー「なんで俺!?苦しい!!」ギリギリ





    61: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:22:00 ID:u.ABTrpc

    ダンブルドア「落ち着くのじゃフィルチ!」

    ライナー「ダンブルドア先生!!それにその他の先生方!!」

    ダンブルドア「ミセス・ノリスはまだ死んではおらん!石になっただけじゃ!」

    フィルチ「そうなのですか?おぉ…私の可愛い猫……」

    クリスタ「ライナー!大丈夫!?」

    ライナー「なんとかな」ゲホッ





    62: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:28:10 ID:u.ABTrpc

    ダンブルドア「石になったものを戻すには、マンドラゴリラから作った薬が必要じゃ」

    マクゴナガル「説明乙ですアルバス」

    ダンブルドア「たしか、ちょうどマンドラゴラが栽培されていたのう」

    スプラウト「描写を忘れていたけれど、確かにあるわ」

    ダンブルドア「早急に製造に取り掛かるのじゃ。野次馬の生徒諸君も、寮に戻りなさい」

    <ハーイ





    63: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:30:18 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「あの!この文字は…!!」

    ダンブルドア「文字?ここからは角度的に見えんかったわい」

    『秘密の部屋は開かれた!リア充よ気をつけろ!!』

    ダンブルドア「なん…じゃと……」

    アルミン「うわ!」ツルン ドサ バキ

    アルミン「杖が!!」





    64: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:34:00 ID:u.ABTrpc

    ―後日・マクゴナガルの変身術の授業―

    マクゴナガル「このコップをネズミに変えてみましょう」

    ライナー「おら!」ボン

    ライナー「ゴリラになっちゃった!!」

    アルミン「えい!」

    アルミン「ゴリラになっちゃった!」

    トーマス「ライナーはまだしも、アルミンまでゴリラになるなんて!」

    ライナー「俺はまだしもってなんだ!!」

    アルミン「杖が折れちゃって…」

    シェーマス「ていうかトーマス、退院したんだね!!」





    65: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:36:28 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「あの、先生」

    マクゴナガル「どうしました、ミス・レンズ」

    クリスタ「秘密の部屋って、何なんですか?」

    シ――ン

    マクゴナガル「はぁ…そうですね。生徒の皆さんは、知っていた方がいいでしょう」

    マクゴナガル「かつて、このホグワーツの創設者である4人の魔法使いがいました」





    66: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:41:06 ID:u.ABTrpc

    マクゴナガル「ゴドリック・グリフィンドール。ロウェナ・レイブンクロー。ヘルガ・ハッフルパフ」

    マクゴナガル「そして、スリザリン」

    マクゴナガル「伝説ではこう伝えられています。」

    マクゴナガル「グリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフの三人は、モテていました」

    マクゴナガル「しかし、スリザリンは不細工で、コミュ障でした」





    67: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:45:50 ID:u.ABTrpc

    マクゴナガル「スリザリンは、夜な夜な三人のベッドでヤっている事に耐えられませんでした」

    マクゴナガル「そしてついにしびれを切らし、Amazonでエロ本を数十冊購入したのです」

    マクゴナガル「しかし、彼は購入する数の桁を間違え、数千冊のエロ本が届いたのです」

    マクゴナガル「これがもしバレれば、スリザリンはとんだ笑いものです」

    マクゴナガル「そして彼は、秘密の部屋を作り、そこに大量のエロ本を隠したのです」





    68: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:50:15 ID:u.ABTrpc

    ベルトルト「今までに秘密の部屋を見つけた人はいなかったんですか?」

    マクゴナガル「今まで何回も捜索が行われましたが、見つかりませんでした」

    シェーマス「秘密の部屋が開かれたということは、スリザリンがまだ生きているんですか?」

    マクゴナガル「スリザリンは、その部屋を自分の継承者のみが開けられるよう細工しました」

    マクゴナガル「なので、その継承者が部屋を開いたと考えるのが打倒でしょう」





    69: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 11:55:19 ID:u.ABTrpc

    ―――――――
    ――――
    ――


    ロックハート「君は実にラッキーな人だ。罰則が私へのファンレターの返事書きとは」

    ライナー(さすがマクゴナガル先生…きつい罰則をさせるぜ)カリカリ

    ロックハート「おっと、もうこんな時間か。今日はここまで。夜更かしはお肌に悪い」

    ライナー(女子か)

    『ライナーァ………』

    ライナー「!?」ビク

    ロックハート「どうかしたかね?」





    71: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:03:43 ID:u.ABTrpc

    ライナー「なんか、今変な声が聞こえませんでした?」

    ロックハート「何も?変なこと言ってないで寮に戻りなさい」

    ライナー(たしかに聞こえたような…)スタスタ

    『殺す……殺す……』

    ライナー(まただ!)キョロキョロ

    <殺す…

    ライナー「声が動いている…こっちか!」ダッ

    ライナー「今度はこっち…」

    ライナー「!!」

    フランツ「」

    ライナー「フランツが石化して倒れている!」

    フィルチ「説明乙……現行犯だ、逃げられんぞ……」

    ライナー「これは!違います!!」





    72: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:07:28 ID:u.ABTrpc

    フィルチ「こいつです!こいつが犯人です」

    ダンブルドア「ライナーが石にした犯人なわけなかろう」

    ライナー「先生!!」

    フィルチ「でも…現行犯で…」

    ダンブルドア「冷静に考えるのじゃ。2年生の子供が友達を石にしたりする術を持っていると思うのかね!?」

    ライナー(去年アルミンがやってたけどな)

    ダンブルドア「ライナー。君は寮に戻りなさい。気を付けての」

    ライナー「はい、ありがとうございます」





    73: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:16:58 ID:u.ABTrpc

    ―次の日―

    フランツガヤラレタッテ?  キノドクニ…  リアジュウダカラカ

    ウッド「今日は絶好のクィディッチ日和だな」

    マーカス「ちょっとまったグリフィンドール」

    ウッド「今日はグリフィンドールが練習する日だぞ!」

    マーカス「こっちはスネイプ先生の許可書があるのさ」スッ

    『新しいシーカーの育成のために優先的にスリザリンに競技場を使わせること。byスネイプ』

    ウッド「新しいシーカーだって?いったい誰なんだ?」





    74: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:19:54 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「僕さ!」

    フレッド「ゲッ、風俗大好き野郎の息子さんだ!www」

    ジョージ「風俗大好き息子かwww」

    マルフォイ「僕は風俗大好きじゃないフォイ!!」

    ウッド「ん?そ、それは!」

    マルフォイ「さすがにキャプテンは気づいたか」

    アルミン「何?」

    ウッド「マルフォイの箒を見ろ」

    クリスタ「え?」





    75: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:23:22 ID:u.ABTrpc

    ライナー「チンカス2001!?」

    マルフォイ「チンカスシリーズの最新型だフォイ!」

    フレッド「金の力かよ!」

    ジョージ「その有り余った金で風俗に入り浸ってんだろ!!」

    アルミン「その金でせいぜい腰でも振ってろ!!」





    76: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:25:45 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「そうよ!クィディッチのうまさはお金だけじゃない!」

    マルフォイ「なんだと穢れた血め!」

    クリスタ「!!」

    アルミン「よくもクリスタに!アクメくらえ!!」バシュ

    アルミン「ぐああ!」ドサ

    マルフォイ「ははは、呪文が自分に跳ね返ってやがるぜ」





    77: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:28:07 ID:u.ABTrpc

    ウッド「てめえ、俺たちの天使になんてこと言いやがるんだ!!半殺しにしてやる!!」ボコッ

    マルフォイ「フォイ!?」

    フレッド「一生風俗に行けない体にしてやるぜ!!」バキ

    ジョージ「穢れたペニスが!!」ドゴッ

    マルフォイ「やめてフォイィ!!」





    78: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:30:19 ID:u.ABTrpc

    アルミン「ん…あぁあ…」ビクビク

    ライナー「大丈夫かアルミン!!」

    アルミン「んあああ!!アクメ来ちゃうのおおおおお!!」ビクンビクン

    クリスタ「ハグリッドに見てもらいましょう!」

    ライナー「アルミン!肩かせ!!」

    アルミン「んあああああああ!また来るのぉぉぉぉぉぉ!!」





    79: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:33:11 ID:u.ABTrpc

    ―ハグリッドの小屋―

    アルミン「んああああああ!!」ビクンビクン

    ハグリッド「なるほど、杖が折れてて、呪文が跳ね返ったのか」

    ハグリッド「でも、どうしてこんな呪文を使ったんだ?」

    クリスタ「アルミンは私を守ろうとしてくれたの…」

    クリスタ「私が…穢れた血って言われたから…」グス

    ハグリッド「何!?」ガタ





    80: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:37:24 ID:u.ABTrpc

    ライナー「その、穢れた血ってどういう意味なんだ?」

    ハグリッド「モテない奴が、学校などのアイドル的存在にある奴に言う差別用語だ」

    ハグリッド「『このたらしが!死ね!』みたいな意味さ」

    ライナー「何!?クリスタがたらしだと!?」

    クリスタ「私のせいで…ごめんねアルミン……!」グスグス

    ハグリッド「クリスタ!」ガシ





    81: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:41:01 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「いいか、お前さんは悪くねぇ。悪いのはマルフォイだ」

    ハグリッド「可愛いのは悪いことじゃねえんだ。お前さんの笑顔は、みんなの心に光を与えてくれる」

    ハグリッド「何も気にする事はねぇ。お前さんはありのままのお前さんでいいんだ」

    クリスタ「うぅ……ハグリッド……」グスッ

    ライナー(このヒゲゴリラ、たまにはいい事言うじゃねぇか)





    82: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:46:00 ID:u.ABTrpc

    -------------------------------------

    ―――ー
    ――


    ライナー「おれは、マルフォイが継承者じゃないかと思う」

    クリスタ「どうして?」

    ライナー「マルフォイの一家は純血だ」

    ライナー「それにクリスタにあんな事を言うなんて、相当ひがんでる」

    アルミン「そうか!これであの壁の『リア充よ気をつけろ!!』とつながるね!」

    クリスタ「そういえば以前、マルフォイがハンナとフランツを見て舌打ちしてたわ」

    ライナー「善は急げだ!さっそく調べよう!」

    アルミン「僕にいい考えがある」





    83: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 12:49:30 ID:u.ABTrpc

    アルミン「ポリジュース薬さ」

    クリスタ「ポリジュース薬?何それ」

    アルミン「特定の人に変身できる薬さ。」

    ライナー「よし!それで行こう!」

    アルミン「作り方は知ってるんだけど、一か月煮込んでおく場所がない」

    クリスタ「それなら、私、いい場所を知ってるわ!」





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/27(火) 13:26:58 ID:Qow18e4M

    何故こんなにもゴリラ推しなんだwww





    88: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:28:22 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    クリスタ「この女子トイレ、しばらく使われてないのよ」

    ライナー「故障してるのか?」

    クリスタ「ううん」

    ???「私がいるからよ」バッ

    アルミン「うわっ!びっくりした!」

    クリスタ「彼女は嘆きのマートル。幽霊よ」

    マートル「よろしく」

    ライナー「嘆いてないじゃん」

    マートル「嘆き疲れたのさ…」フッ

    アルミン(また変な人きたー)





    89: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:30:04 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「私たち、薬を調合する場所が欲しいんだけれど、ここを使っていいかしら?」

    マートル「いいわよ」

    クリスタ「ありがと!」





    90: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:32:45 ID:u.ABTrpc

    ―そして一か月後―

    クラップ「お!マフィンだ!」パク

    ゴイル「もらい!」パク

    アルミン「単細胞め…」

    ライナー「たまにお前毒舌になるよな」

    アルミン「そう?」

    クラップ「ふんが」バタ

    ゴイル「どうしたクラップふんが」バタン

    ライナー「成功だ!」





    91: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:35:06 ID:u.ABTrpc

    ライナー「髪の毛ゲット!」ブチブチ

    アルミン「こいつらは掃除道具室に閉じ込めておこう」バタン

    ライナー「よし!トイレへ急ごう!」

    ―――
    ――


    クリスタ「二人とも成功したのね!よかった!」

    ライナー「そっちはどうだ?」

    クリスタ「ゲットしたよ!」





    92: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:37:50 ID:u.ABTrpc

    アルミン「じゃ、自分の薬に髪の毛を入れて」

    ライナー「おっけ」チャポン

    クリスタ「うええ…まずそう…」

    アルミン「ラ、ライナー、飲まないの?」

    ライナー「レ、レディーファーストだから…」

    クリスタ「えぇ!?」

    アルミン「女の子に飲ませるなんて最低だよ!」

    ライナー「じゃあお前が飲めよ!」





    93: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:40:06 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「アルミン!頑張って!」

    アルミン(神様…)ゴク

    アルミン「しまった!つい勢いで!おげええええええ!!」バタン

    ライナー「アルミーーン!!」

    アルミン「不味すぎだろ……」ムク

    ライナー「うわあ!ゴイルになってる!!」

    アルミン「え?本当だ!」





    94: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:42:40 ID:u.ABTrpc

    ライナー「う…よおし!」ゴク

    ライナー「おげあああああああ!!」バタン

    アルミン「ライナーーーーー!!」

    ライナー「死ぬかと思った……」ムク

    アルミン「クラップになってる!」

    ライナー「おお!すげえ!!」





    95: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:45:35 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「わ、私だって!」ゴク

    ※クリスタのイメージを損ねないために吐きかけるシーンはカットさせていただきます
     ご了承ください

    クリスタ「うええ…」ムク

    アルミン・ライナー「ゴリラになってる!!」

    クリスタ「え!?きゃあああああああ!!」

    アルミン「天使が毛むくじゃらにぃぃぃ!!」ウワァァァァァァァ

    ライナー「ぎゃあああああああああ!!」グァァァァァァ





    96:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/27(火) 13:47:46 ID:EKbg.WBU

    ゴリスタの誕生である





    97: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:48:00 ID:u.ABTrpc

    クリスタ「見ないで!!」バタン

    アルミン「個室に閉じこもった!」

    アルミン「作戦はどうするんだ!?」

    クリスタ「二人でやって!!」

    ライナー「天使が天使が天使が」ブクブク

    アルミン「ライナーは精神が崩壊している!どうすればいいんだ!カオスすぎるよ!!」





    98: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:51:17 ID:u.ABTrpc

    マートル「ピーピー嘆くな嘆かわしい!!」バ―――ン

    アルミン「マートルさん!!」

    マートル「そこの精神崩壊ゴリラ!」ゲシ

    ライナー「ぐは!幽霊のはずなのに!」

    マートル「お前のクリスタへの思いはそんなものか!!」

    ライナー「!!」

    マートル「お前がクリスタを好きになった所はどこだ!!」





    99: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:53:55 ID:u.ABTrpc

    ライナー「すべてです!!」

    マートル「その通りだ!クリスタがゴリラ化したのは外見だけ!」

    マートル「つまり6割近くはクリスタのままだ!!」

    マートル「お前は外見で人を判断するのか!!」

    ライナー「え…でもゴリラはちょっと……」

    マートル「お前もゴリラだろうが!!」ボコッ

    ライナー「ふげえ!!」





    100: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 13:56:52 ID:u.ABTrpc

    マートル「人は中身だ!お前には任務がある!行ってこい!!」

    ライナー「イエッサー!!行くぞアルミン!!」

    アルミン(すごい!ライナーを説得した!話はわけ分からなかったけど!)

    マートル「クリスタ、あんたも嘆くんじゃないよ。一時間したら元に戻るんだから」

    クリスタ「うん…ありがと…」グスッ





    101: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:01:01 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    マルフォイ「二人とも、どこに行ってたんだ」

    ゴイルミン「ちょっとトイレにね…ゲフンゲフン、トイレにいってたでごわす」

    マルフォイ「ごわす?何言ってんだ?寮に戻るぞ」

    ゴイルミン「あれ?ごわすじゃないの?」ボソボソ

    ライナップ「本当にごわすとか言う奴いるわけないだろ!!」ボソボソ





    102: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:04:40 ID:u.ABTrpc

    ―スリザリンの談話室―

    マルフォイ「まあ座れよ」

    二人「…」スッ

    マルフォイ「お菓子食わないのか?」

    ライナップ「俺は…ゲフンゲフン、オラは腹がいっぱいだど!!」

    マルフォイ「はぁ?オラ?」

    ライナップ「あれ?ダメ?」ヒソヒソ

    ゴイルミン「ダメに決まってるだろう!!」ヒソヒソ

    マルフォイ「何かお前ら変だぞ。なにか悪いものでも食ったのか?」

    ゴイルミン「なんでもないぞ!」ハハハ





    103: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:10:42 ID:u.ABTrpc

    ライナップ「マルフォイ…秘密の部屋についてどう思う?」

    ゴイルミン(ド直球すぎるよ!)

    マルフォイ「リア充を殺すんだろ?万々歳だね」

    ゴイルミン(意外と怪しまれてないな)

    ゴイルミン「もしかして…継承者は君なのか?」

    マルフォイ「そんなわけないだろ?冗談がすぎるぜ」

    ライナップ「!!」

    ゴイルミン「?」

    ライナップ「髪の毛が金髪になってきてるぞ?」ヒソヒソ

    ゴアルミン「え!?もう1時間!?」ヒソヒソ

    ライナップ「やべえぞ!もうゴしか残ってない!!」





    104: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:14:41 ID:u.ABTrpc

    ゴアルミン「君も顔がホモ臭くなってきたよ!!」ボソボソ

    ライナープ「マジか!!」ヒソヒソ

    ゴアルミン「もうプしか残ってない!どうしよう!!」

    ライナープ「ちょ、ちょっとトイレに行ってくるクラ!!」

    マルフォイ「え!?ちょっ」

    ゴアルミン「俺もだゴリ!!」

    マルフォイ「えぇ!?」ポ―――ツン





    105: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:19:13 ID:u.ABTrpc

    ―女子トイレ―

    ライナー「危なかった…」ハァハァ

    アルミン「ほんとだよ…」

    クリスタ「二人とも!大丈夫!?」

    ライナー「おお!クリスタが元に戻っている!!」

    アルミン「ゴリラ化がとけたんだね!!」

    クリスタ「それで、何か分かった?」

    ライナー「ああ。マルフォイは継承者じゃなかったんだ」





    106: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:27:44 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    リー「今日の試合はグリフィンドール対スリザリン!!」

    ワアアアア

    アルミン「ライナー!」

    クリスタ「がんばってー!!」

    フーチ「では試合開始!!」ピーッ

    ワーワー

    グリフィンドールガニテンセンシュ!!!

    アブナーイ!!





    107: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:31:13 ID:u.ABTrpc

    ライナー「うおあ!!」バッ

    ライナー「ブラッジャーか…あぶねぇ…!!」

    ブラッジャー「」ゴオオオオ

    ライナー「またか!!」バッ

    ハグリッド「ブラッジャーがライナーばっかり狙っておるぞ!!」

    マルフォイ「ははは、ブラッジャーに好かれてるようだな!!」

    ライナー「だまれ…ん?あれは!!」ビュン

    リー「おーっと!ブラウン選手、早くもブラッジャーを見つけたようです!!」

    ライナー(こうなったら、ブラッジャーから逃げながらスニッチを捕まえるしかない!)ゴォォォ

    マルフォイ「負けるか!!」ゴォォォ





    108: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:34:14 ID:u.ABTrpc

    ゴオオオオオオ

    マルフォイ「待てブラウン!!」ゴォォォ

    ライナー「前には行かせないぞ!!」ヒュンヒュン

    マルフォイ「こっちは2001だ!!追い越してやる!!」

    ライナー「ふん!」ブッ

    マルフォイ「くっさ!!」

    マルフォイ「やばっ!!」グラッ

    マルフォイ「うああああああ!!」ズザザザザザ

    リー「おお!マルフォイ選手が突如箒から落ちてしまった!どうしたのか!」





    109: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:37:17 ID:u.ABTrpc

    アルミン「まさかライナー!ヒップランチャーをつかったのか!!」

    クリスタ「でも!こんな序盤で使ったら!!」

    ライナー「くっ…パワーを使いすぎた……!!」ゴォォ・・・

    アルミン「ほら見たことか!!スピードが落ちている!!」

    マルフォイ「フォイ!!」ビュン!!

    ライナー「マルフォイ!?いつの間に後ろに!!」





    110: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:40:51 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「着地の瞬間、マントをソリのように使い、反動を軽減したのさ!!」ゴォォォ

    マルフォイ「おかげでマントが破れちゃったがな!!」

    ライナー「くっ……」ゴォォォ

    マルフォイ「その体力の消耗から見て、あと発射できるのは一発だと見た!」ゴォォ

    ライナー「くっ…図星だぜ」





    111: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:43:59 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「フォイ!?」バッ

    ライナー「うおっ!!」バッ

    マルフォイ「ブラッジャー、こいつがいたか…!」

    ライナー「スニッチが上に!!」ヒュン

    マルフォイ「逃がすか!!」ヒュン

    ライナー「くっ…!!」ゴォォォォ

    マルフォイ(この直線だ!ここで抜くしかない!!)バッ

    ライナー「させるか!!」プッ

    マルフォイ「見切った!!」ビュン





    112: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:46:32 ID:u.ABTrpc

    ライナー「かかったな!!さっきのは残った屁のたったの30パーセントよ!!」

    マルフォイ「何!?さっきのは布石!?」

    ライナー「こっちが本命さ!!」ブバァ

    マルフォイ「ぐあああああ!!」ツルッ

    マルフォイ「手が滑った!!」

    ライナー(この高さから落ちれば、骨折は確実!!)

    ライナー「スニッチはもらったぜ!!」





    113: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:49:31 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「まだだ!!」ゴォォォォ

    ライナー「何!?落ちる途中でブラッジャーに飛び移っただと!?」

    マルフォイ「このブラッジャーはなぜか自動的にお前に向かっていく!それを利用させてもらうぜ!!」ゴォォォォ

    ライナー(チンカス2000をあっさり捨てるとは…!!)

    マルフォイ「箒の3倍は速いぞ!!」ゴォォォォォ

    ライナー「チッ!!」





    114: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:52:21 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「フォオイ!!」バッ

    ライナー「飛び移ってきた!?」

    マルフォイ「うらぁ!」ボコッ

    ライナー「ぐあ!!」

    ライナー「人間二人の重みにこの箒は耐えられない!」ヒュゥゥゥ

    ライナー「このままじゃ二人とも落ちるぞ!!」ヒュゥゥ





    115: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:54:20 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「お前をクッションにして僕が助かる!!」バキッ

    ライナー「がはっ!!」

    ライナー「くそ!お前ひとりで箒から落ちろ!」ボコッ

    マルフォイ「ふん!!」ガッ

    ライナー「ぐああ…首がああ!!」

    マルフォイ「このまま落としてやる!!」





    116: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 14:57:35 ID:u.ABTrpc

    リー「いまだかつてここまで白熱した試合があったでしょうか!!」

    リー「シーカーどうしの真っ向勝負です!!」

    ライナー「ぐあああ!!」メキメキ

    マルフォイ「くっ!しぶといゴリラめ!!」ギリギリ

    ライナー(い……意識が……!)

    ライナー(薄れ………)

    マルフォイ「!!!!!」ドゴッ





    117: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:01:08 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「がふ……!?」ゴプ・・・

    マルフォイ「ブラッ……ジャー……」グラッ ヒュゥゥゥ

    ライナー「はっ!ゲホゲホ…助かったぜ!!」

    ライナー「でもスニッチを見失ってしまった!」

    マルフォイ(ブラッジャーで左肩をやられた……!!)

    マルフォイ(受け身が…取れない……!!)ヒュウウウウウ





    118: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:07:20 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ(死……)

    パシッ

    マルフォイ「!?」

    マルフォイ「落ちてない……!?」

    マーカス「大丈夫かマルフォイ!」

    マルフォイ「キャプテン!?」

    マーカス「左肩をやられたようだな…片手でも箒には乗れるな?」





    119: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:10:01 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「フォイ!」スタッ

    マーカス「勘違いするな、これはスリザリンの勝利のためだ」

    マーカス「せいぜいがんばれ」ビュン

    マルフォイ「……」

    マルフォイ「…」バッ

    マルフォイ「第2ラウンドだフォイ!!」ゴォォ





    120: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:26:01 ID:u.ABTrpc

    ライナー「スニッチ発見!」バッ

    マルフォイ「フォイ!!」ゴォォ

    ライナー「マルフォイ!?落下したはずじゃ…!!」

    マルフォイ「お前には関係ない!」ガッガッ

    ライナー「くそっ!」ガッガッ

    リー「これは激しいチェイスだ!!」





    121: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:33:50 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「喰らえフォイ!」ビュ

    ライナー「ぐわ!くっさ!!」

    マルフォイ「ゾンコの臭い玉だフォイ!」

    ライナー「うがあ!息が!!」

    マルフォイ「お先に失礼!!」ビュン

    ライナー「くっそ!!」ゲホゲホ





    122: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:36:36 ID:u.ABTrpc

    アルミン「道具を持ち込むのは反則だろ!審判は何やってるんだ!!」

    クリスタ「ライナー!!」

    ハグリッド「頑張れライナー!!」

    クラップ「マルフォイ!いまだ!行け!!」

    ゴイル「頑張れ!!」

    パンジー「頑張ってドラコ!!」





    123: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:39:46 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ(この勝負だけは…!!)

    ――ルシウス「同学年のライナーは一年生でシーカーになったというのに……」

    マルフォイ(絶対に……)

    ――ナルシッサ「ドラコ!チンカス2001よ!頑張ってね!」

    マルフォイ「負けられないんだフォイ!!」ゴォォォォ





    124: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:44:00 ID:u.ABTrpc

    ライナー「げほげほ…もうマルフォイがあんなところに!」

    ライナー「負けてたまるか!!」ゴォォォ

    マルフォイ「追ってきたか!だが距離的には十分!」バッ

    マルフォイ(チンカス2001の速度はスニッチよりも上……!!)

    マルフォイ(両腕が使えれば簡単に取れるのに…!)

    マルフォイ(手を箒から離したら、確実に落ちてしまう…!!)





    125: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:47:32 ID:u.ABTrpc

    ライナー「くっそぉぉ速えええ!!」ゴオオオオオ

    マルフォイ(そうだ!去年ブラウンがやっていた方法を使えば……!)

    マルフォイ(でも…)

    ――ルシウス「同学年のライナーは一年生でシーカーになったというのに……」

    マルフォイ(落ちるかも…)

    ――同学年のライナーは……

    マルフォイ(恐いフォイ……)





    126: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:50:37 ID:u.ABTrpc

    ――ライナーは……

    マルフォイ「そうだ!ブラウンにだってできたんだ!!僕だってできるフォイ!!」スッ

    リー「おーっと!マルフォイ選手!もしや昨年のブラウン選手のように箒の上に立つつもりなのか!?」

    マルフォイ(箒の上に足は置いたけど…立ち上がれないフォイ……!!)

    クラップ「やめろマルフォイ!危険だ!!」

    マルフォイ「いや!怖くなんかないフォイ!!」





    127: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:53:15 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「僕は高潔なるマルフォイ家の後継者!!」

    マルフォイ「ドラコ・マルフォイだ!!」バッ

    リー「おおお!!なんと!!」

    パンジー「ドラコが立った!!」

    マルフォイ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

    マルフォイ(勇気を出せフォイ!!)ゴオオオオ

    ライナー「くっ!!」ゴォッ

    リー「おーっと!ここでブラウン選手、さらに加速!!」





    128: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 15:58:05 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「手を伸ばすんだフォイ!!」バッ

    マルフォイ「あと1センチ!!」ゴォォォォ

    ゴイル「ブラッジャーだ!よけろ!!」

    マルフォイ「フォイ!?」

    クラップ「避けろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

    マルフォイ「ふぉおおおおお!!」イナバウアー

    リー「ななな何と!!マルフォイ選手がイナバウアーでブラッジャーをよけた!!」

    マルフォイ「フォイッ!!」

    リー「すかさず体制を立て直す!しかしそこでブラウンが横に並んだ――!!」





    129: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 16:00:53 ID:u.ABTrpc

    ライナー「うおおおお!!」

    アルミン「ライナーも箒の上に立った!?」

    クリスタ「そんなどうして!?危険よ!!」

    ハグリッド「意地だ!」ドン!

    トーマス「意地!?」

    ハグリッド「お互い同じ条件で戦いたいという、男の意地だ!」

    ハグリッド「これはもうただのクィディッチの試合じゃねぇ!!」

    ハグリッド「男の戦いだ!!」





    130: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/27(火) 16:04:16 ID:u.ABTrpc

    リー「お互いの箒が1ミリでも接触すれば、確実に二人とも転倒するというギリギリの状況!!」

    リー「果たしてどうなってしまうのか!!」

    マルフォイ(こいつ、僕が左腕をつかえないのを計算して左に並びやがった!)

    マルフォイ「だが僕たち二人は時計回りに進んでいる!僕の方が内側だから速いフォイ!!」

    ライナー「くっそぉぉぉ!!」





    134:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/27(火) 16:28:29 ID:.CL3X.Hs

    熱いのに笑えるとは…





    136:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/27(火) 17:59:24 ID:S/zAwNHM

    主人公がライナーの時点で楽しい

    ライナーは偉大





    138: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 09:47:38 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「取ったフォオオオオイ!!」バッ

    ライナー「させるかあああああ!!」グイ

    マルフォイ「ちょっ」グラ

    ライナー「取ったどおおおおおおおおお」ガシィ

    マルフォイ「フォイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」ズザザザザザザザザ





    139: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 09:51:41 ID:u.ABTrpc

    リー「グリフィンドールの勝利だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    フゥゥゥゥゥゥゥ!!

    ライナー「」コロンビア

    マルフォイ「ま…負けた……!!」ガクッ

    マーカス「」ザッ

    マルフォイ「キャ、キャプテン!!」

    マルフォイ「す、すみませんフォイ!!」

    マーカス「何、気にするな」

    マーカス「グリフィンドールには負けたが、ハッフルパフとレイブンクローを倒せばいいだけのこと」

    マーカス「頼りにしておるぞ、若きシーカーよ」フッ

    マルフォイ「キャプテン……」





    140: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 09:55:44 ID:u.ABTrpc

    ダンブルドア「」パチパチパチ

    先生たち「」パチパチパチ

    全校生徒「」パチパチパチ

    イイシアイダッタゼ!! ミナオシタゼ!! マ・ル・フォ・イ! マ・ル・フォ・イ!!

    マルフォイ「みんな……」

    ライナー「なかなかやるじゃねぇか」アクシュ

    マルフォイ「次はぼくが勝つから覚悟しとけフォイ!」アクシュ

    ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!





    141: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 09:58:36 ID:u.ABTrpc

    トーマス「危ない!!」

    ライナー「!!」バッ

    マルフォイ「フォイ!?」バッ

    アルミン「試合が終わったのに!まだブラッジャーがライナーを狙っている!!」

    ライナー「あぶなっ!」サッ

    マーカス「ひでぶ!!」ゴヌン

    マルフォイ「キャプテーン!!」





    143: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:06:22 ID:u.ABTrpc

    パンジー「ブラッジャーがマーカスの顔面を直撃した!」

    マーカス「」チーン

    ライナー「うわあ!なんで俺ばっかり狙うんだ!!」

    ライナー「うおっ!!」サッ

    クリスタ「助けに行かなきゃ!!」ダッ

    マルフォイ「キャプテン!しっかりして下さいフォイ!!」

    ダンブルドア「こりゃぁたいへんじゃぁぁぁ」





    144: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:10:09 ID:u.ABTrpc

    アルミン「ライナー――!!」

    ライナー「アルミン!早いところこいつを止めてくれ!!」

    アルミン「OK!」サッ

    アルミン「フィニー「フィニート・インカンターテム!!」

    ブラッジャー「ぎゃああああ!!」ボゴォォン!!

    ベルトルト「他愛もないことよ」フッ

    アルミン「」デバントラレタ





    145: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:13:11 ID:u.ABTrpc

    ライナー「うぐぅ……!!」ドサァ

    アルミン「ライナー!!どうしたんだい!?」

    ライナー「腕が骨折したみたいだ…」

    ロックハート「私におまかせを」

    ライナー「ちょ」

    ロックハート「ブラキアム・エンメンドー!!」

    ライナー「腕が」フニャァ





    146: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:16:27 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「こ、これで骨はなくなったけど、骨折はしていない」

    ロックハート「お後がよろしいようで」

    アルミン「何もよろしくねーよ!!」バキッ

    ロックハート「痛い!!」

    クリスタ「ライナーの骨を返して!!」

    ロックハート「む!君可愛いね!ぜひ私の秘書に」

    アルミン「死ね!!」ボコッ

    ロックハート「いぎゃ!!」

    ライナー(アルミンがキレた…)





    147: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:18:43 ID:u.ABTrpc

    ウッド「とにかく、ライナーを医務室へ!」

    フレッド・ジョージ「「担架持ってきたぜ!!」」

    ウッド「マーカス!立てるか?」

    マーカス「」コク

    ウッド「肩を貸せ!」グイ





    148: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:21:39 ID:u.ABTrpc

    ―医務室―

    マルフォイ「ZZZ」

    マーカス「ZZZ」

    ライナー「腕を再生するのには結構な痛みが伴うから寝れねぇ……」

    ???「説明乙ですライナー・ブラウン」ヒョコッ

    ライナー「おまえはドビー!」ガシ

    ライナー「よくも俺を刑務所にぶち込みやがったな!!」ギュウウ





    149: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:24:57 ID:u.ABTrpc

    ドビー「仕方なかったんですよライナー・ブラウン……」ギギギ

    ライナー「お前のせいで近所から冷たい目で見られるんだぞ!!」

    ドビー「落ち着いてください!」

    ドビー「それよりも、ブラッジャーに襲われて、それだけの怪我で済むとは……」

    ライナー「なんで知ってんだ!さてはブラッジャーに細工したのもお前かぁ!!」ギリギリ

    ドビー「ギクッ!!」





    150: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:32:02 ID:u.ABTrpc

    <ザワザワ

    ドビー「人が来たようです!寝たふりを!」ガバッ

    ライナー「人がいなくなったら殺すからな!」ガバッ

    ドビー「えぇ!?」

    ダンブルドア「三人目の犠牲者じゃ…」

    ライナー「あ、あれは一年生でいつもカメラを持ち歩いているコニー・スプリンガーじゃないか!!」ボソボソ

    ドビー「説明乙!!」パチン

    ライナー「逃げやがった!!」

    ドビー「あ、忘れてた」

    ライナー「出てきた!!」





    151: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:34:05 ID:u.ABTrpc

    ドビー「この学校に危機が迫っています。一刻も早く学校を去りぎゃあ!!」

    ライナー「捕まえたぞ!殺す!!」

    ドビー「その程度じゃドビーめを捕まえることはできませんよ」パチン

    ライナー「ちくしょう!!」

    ダンブルドア(何一人でブツブツいっとるんじゃライナーは…)





    152: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:37:26 ID:u.ABTrpc

    マクゴナガル「それよりも、注目すべき点はこのカメラです」

    スネイプ「もしや、敵の姿を捉えているやもしれませんなぁ」

    ダンブルドア「よし、カメラをこじ開けるのじゃ!」バコッ

    ボン!!

    ダンブルドア「あっつ!!」

    マクゴナガル「フィルムが焼け焦げている!」





    153: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:40:36 ID:u.ABTrpc

    ―――――
    ―――


    ライナー(怪我治った)「トイレトイレ……うわあ」

    ライナー「水浸しだぜ…誰がこんなことを…ん?」

    ライナー「なんだこれ?」

    『トム・マールヴォロ・リドルの日記』

    ライナー「誰だろ?聞いたことないな…持って帰ろ」





    154: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:43:30 ID:u.ABTrpc

    ―談話室―

    ライナー「あれ?この日記何も書いてないぞ」パラパラ

    ライナー「やべ、インク落ちた」ポトン

    スゥゥ……

    ライナー「インクの染みが消えた!?」

    ライナー「何か書いてみよう」





    155: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:46:00 ID:u.ABTrpc

    ライナー「俺の名前は…ライナー・ブラウン……っと」カリカリ

    スゥゥ・・・

    『こんにちは、ライナー・ブラウン。私の名前はトム・マールヴォロ・リドル』

    ライナー「すげえ!会話ができるぞ!」

    ライナー「どのくらいの…おっぱいが…好きですか……と」カリカリ

    スゥゥ・・・

    『程よいサイズで』





    156: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:48:52 ID:u.ABTrpc

    ライナー「大きすぎても何かな…こいつはよくわかってる」ウンウン

    ライナー「秘密の部屋について…なにか……知っていますか……と」カリカリ

    スゥゥ…

    『知っています』

    『見せてあげましょう』

    ライナー「え!?」





    157: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 10:52:27 ID:u.ABTrpc

    コォォォォォォォォォ

    ライナー「うわ!」ヒュン

    ライナー「ここは……階段……?」

    ダンブルドア「秘密の部屋マジやばいわ」スタスタ

    ライナー「ダンブルドア先生若っ!!」

    ダンブルドア「…」スタスタ

    ライナー「聞こえないんですか先生うおっ!!」スカッ

    ライナー「すり抜けた!?」





    159: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:21:55 ID:u.ABTrpc

    ダンブルドア「トム!」

    トム「ダンブルドア先生!」

    ダンブルドア「秘密の部屋が開かれた今、監督せいであろうと夜中に歩き回るのは感心せんのう」

    トム「すみません」

    ダンブルドア「さ、寮におかえり」

    トム「はい」スタスタ

    ライナー「後をつけよう!」





    160: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:24:09 ID:u.ABTrpc

    トム「…」ガチャ

    ライナー「何だこの部屋は?」

    トム「ハグリッド」

    ハグリッド「なんだトム!」

    トム「おまえが秘密の部屋を開いたんだろ!」

    ハグリッド「は?」

    トム「お前だろ!」

    ハグリッド「いや違…」

    トム「お前に決まってる!」





    161: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:26:06 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「なんで俺がそんなこと…」

    トム「お前がしそうだもん!」

    ハグリッド「俺はそんなことは…」

    トム「お前っぽいもん!!」

    ゴォォォォォォォォ

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ライナー「ハッ!!」

    ライナー「以前にも秘密の部屋が開かれていた…!そして開いたのはハグリッド!?」





    162: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:31:10 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    ―夜ハグリッドの小屋―

    ライナー「以前に秘密の部屋は開いたのはハグリッドなのか?」

    ハグリッド「は?」

    アルミン「何言ってるの!?」

    クリスタ「そうよ!ハグリッドがそんなことするわけ……」

    <コンコン

    ハグリッド「誰か来た!マントをかぶって隠れろ!!」





    163: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:49:36 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「はい、どなた?」

    ???「魔法省大臣のコーネリウス・ファックだ」

    ダンブルドア「そしてワシじゃ」ドヤァ

    ハグリッド「あ、あぁ。どうぞどうぞ」

    ライナー(いまさら気づいたんだけど)

    アルミン(このマントの中という狭い空間の中で)

    ライナー(クリスタと…)

    アルミン(なんかいい匂いが……)

    クリスタ「どうかしたの?」ボソボソ

    二人「いや別に」キリッ





    165: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:53:53 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「そして、どんなご用件で?」

    ファック「ハグリッド、君を秘密の部屋を開いた疑いでアヘカバンへ連行する」

    ハグリッド「な!なんで!!」

    ファック「君には前科があるからな」

    ハグリッド「でもあれは…勘違いだったということで…」

    ファック「しかし、また同じようなことが起きた。君以外に疑われる人物がいないのだ」

    ハグリッド「そんな…だからって……」





    166: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 12:57:05 ID:u.ABTrpc

    ハグリッド「もし、犯人を見つけたいのなら、蜘蛛を追えばええ」

    ファック「君が犯人だ。いまさら逃れようとも……」

    ダンブルドア「ハグリッド、ワシが君の弁護人になろう。今は潔く連行されるのじゃ」

    ハグリッド「先生……」

    バタン

    ライナー「どういうことだ?ハグリッドが真犯人じゃないのか!?」バサ+





    167: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:00:00 ID:u.ABTrpc

    アルミン「とにかく、ハグリッドはぼくらにヒントを残した」

    クリスタ「蜘蛛の後を追うって…」

    アルミン「僕はハグリッドを信じるよ」

    アルミン「ハグリッドが犯人なわけない!」





    168: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:01:45 ID:u.ABTrpc

    ―後日・クィディッチの試合―

    ウッド「今日の対戦相手はハッフルパフだ」

    ウッド「気を引き締めて行けよ」

    マクゴナガル「みなさん!」

    フレッド「?」

    マクゴナガル「今日の試合は中止です」

    ジョージ「そんな!なんで!」





    169: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:04:57 ID:u.ABTrpc

    マクゴナガル「ブラウン。アルレルトを呼んで医務室へ」

    ライナー「え?はい」

    ----------------------------------------

    クリスタ「」カキーン

    アルミン「そんな…」

    ライナー「クリスタが……」

    マクゴナガル「君たちがレンズの友達だということで話しましたが、くれぐれも内密に」

    アルミン・ライナー「はい」





    170: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:07:30 ID:u.ABTrpc

    ――――
    ――


    アルミン「まさかクリスタが被害にあうなんて……!」

    ライナー「俺死のうかな…ん?」

    蜘蛛「」カサカサカサ

    ライナー「『蜘蛛の後を追え』……」

    アルミン「行こう!」

    ライナー「おう!」





    171: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:09:54 ID:u.ABTrpc

    アルミン「禁じられた森の中に……!ていうか僕、蜘蛛大嫌いなんだけど…」

    ライナー「行くしかねぇだろ!」

    ―――
    ――


    アルミン「大分奥深くまで来たね…」

    ???「誰だ……」

    ライナー「うおっ!でっかい蜘蛛だ」

    アルミン「」ビクビク

    ???「わが名はアラゴグ…!!」





    172: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:11:48 ID:u.ABTrpc

    アラゴグ「人間がここに来るとは……無知とは恐ろしい物よ…」

    ライナー「お、おれたちはハグリッドの友達で!」

    アラゴグ「ほう」

    アラゴグ「我々はハグリッドに恩がある」

    アラゴグ「故にハグリッドに手は出さぬと誓った」

    アルミン「ほっ」





    173: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:13:38 ID:u.ABTrpc

    アラゴグ「だが貴様らに手を出さぬとは誓っておらぬ」

    ライナー「えぇ!?」

    アラゴグ「人間は栄養価が高いからな……」

    アルミン「え…」

    アラゴグ「皆の者!かかれ!!」

    蜘蛛軍団「」ワサワサワサワサ

    アルミン・ライナー「ぎゃああああああああああああ!!」





    174: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:15:51 ID:u.ABTrpc

    ライナー「死にたくない!!」

    アルミン「」放心状態

    <ブロロロロロロ…

    アルミン「ん!?あの音は……」ピクッ

    ライナー「アルミンのパパの車だ!!」





    175: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:17:40 ID:u.ABTrpc

    いまさらだけど決闘クラブわすれてた(絶望)





    176: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:22:37 ID:u.ABTrpc

    車「ブルルルルルン!!」ドゴォ

    アラゴグ「ぐああ!!」

    車「ブロロン!!」ガチャ

    ライナー「乗れってことか!」

    アルミン「ていうかなにこれ!車に意思が!?」

    ライナー「魔法は不思議なものなのさ」ドヤ

    アルミン(なんだそれ)





    177: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:26:15 ID:u.ABTrpc

    車「ブルルン!」

    ライナー「勝手に走り出した!」

    蜘蛛「」バッ

    アルミン「蜘蛛が車に飛び移ってきた!」

    パリーン

    ライナー「うあああ!ガラスが破壊された!!」

    車「ブロロンブロン!!」ギャリリリリリ

    アルミン「急カーブの遠心力で蜘蛛を払い落としたんだね!すごい!!」

    アラゴグ「にげられたか…!」





    178: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:34:35 ID:u.ABTrpc

    ―森の外―

    車「ブルン」キキッ ガチャ

    ライナー「ありがとな!たすかったぜ!」

    車「ブロロ…」

    アルミン「どこに行くの!?」

    車「ブル…」キキッ

    車「」カチ

    車「あの日に戻れたら...意味のない望みならもう捨てた交わしてた約束も根拠なんてないよ」

    アルミン「ラジオの音楽?」

    ライナー「この曲の名前は確か・・・」

    車「I'll be back 死ぬほど抱きしめたくてI'll be back 一人きり立ちすくんだ十字路You're Beautiful 君はきっと大丈夫」

    車「どんな言葉を残せるかじゃない歩き出すことだけを勇気と呼んで行こう事実は嘘をつかない」

    ライナー・アルミン「『I'll be back』…!! 」





    179: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:35:34 ID:u.ABTrpc

    車「……」ブロロロロ・・・

    アルミン「野生に帰ったのさ……」

    ライナー「ありがとな…車……」

    そうして車は夜の闇に消えた……!!





    180: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:38:54 ID:u.ABTrpc

    ―後日・医務室―

    アルミン「クリスタ……」

    ライナー「む?」

    アルミン「どうしたの?」

    ライナー「クリスタが…手に何か握ってる」

    アルミン「鏡だろ」

    ライナー「違う!逆の手だ!」

    アルミン「え!?」

    ライナー「紙?」カサカサ

    アルミン「クリスタは、答えにたどり着いていたのか……」





    181: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:41:58 ID:u.ABTrpc

    『バジリスク』

    『巨大な大蛇。猛毒』

    『目を見たものは死ぬ』

    アルミン「これが敵の正体だっていうのか…」

    ライナー「でも、誰一人として死んでないぞ?」

    アルミン「そうか!直接見ていないから死ななかったんだよ!」





    182: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:44:19 ID:u.ABTrpc

    ライナー「?」

    アルミン「ミセスノリスは床の水に反射していたバジリスクの目を見たんだ!」

    アルミン「クリスタは鏡越しに」

    アルミン「コニーはカメラ越しにさ!」

    ライナー「でもフランツは?」

    アルミン「愛で目がかすんでいたのさ!!」

    ライナー「フランツだけ納得いかないけれどそういう事か!」





    183: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:47:20 ID:u.ABTrpc

    ―廊下―

    ライナー「でも、そんな大蛇がどうやって構内をうろついていたんだ?」

    アルミン「クリスタは答えにたどり着いていたみたいだよ」スッ

    『パイプ』

    ライナー「バイブ…」

    アルミン「パイプだよ!!」ゴン

    ライナー「思春期だから仕方ないだろ!!」





    184: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:49:45 ID:u.ABTrpc

    アルミン「シッ!かくれて!」グイッ

    ライナー「え!?」

    マクゴナガル「大変なことが起きました」

    マクゴナガル「ジニー・アルレルトが秘密の部屋にさらわれました」

    ライナー「アルミンの妹か?」

    アルミン「うん。」





    185: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:53:54 ID:u.ABTrpc

    ダンブルドア「なんじゃと……」

    スネイプ「校長」

    ダンブルドア「セクロス、どうしたんじゃ」

    スネイプ「レンズの石化が全校の男子に広まり、医務室はパニックに陥っております」

    スネイプ「マダム・ポンフリーが鎮圧にあたっておりますが、全員レンズのまわりを動こうとせず」

    ダンブルドア「セクロス、君も鎮圧に当たれ」

    スネイプ「わかりました、校長」





    186: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 13:58:07 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「お困りのようですな皆様」

    ライナー「すでにウゼェ」

    ロックハート「秘密の部屋など、私がちょいと本気になればチョチョイのチョイですがな」

    スネイプ「では、その腕前をとくと拝見いたしますかな」

    ダンブルドア「そうじゃのう!まかせたぞ!」

    マクゴガナル「頼りにしてます(笑)」

    ロックハート「えっ!!ちょっ!!」





    187: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/28(水) 14:01:30 ID:u.ABTrpc

    ドビー「今日の更新はここまでのようですね」

    ドビー「まだ蛇語も出てきてないというのにどうやって話をまとめるのか!」

    ドビー「>>1は非常に反省しております」

    ドビー「ではこの辺で」パチン





    188:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/28(水) 14:04:20 ID:BeZ4hoEs

    おいドビー!ジニーが唐突に出てきたぞどうなってんの?





    195: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 09:48:25 ID:u.ABTrpc

    ドビー「>>188様、なあなあでお願いします」

    ドビー「さて!蛇語どころか不死鳥すら出ていないことに気づいた>>1!!」

    ドビー「再開です!!」パチン





    196: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 09:50:45 ID:u.ABTrpc

    ライナー「ロックハート先生!」ガチャ

    ロックハート「!!」

    アルミン「な!何を荷造りしてるんですか!ジニーはどうなるんです!!」

    ライナー「逃げるつもりだったのか!」

    ロックハート「う、うるさい!!」





    197: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 09:53:18 ID:u.ABTrpc

    ライナー「あなたは数々の功績を成し遂げた人でしょ!」

    ロックハート「ふっふっふ…」

    アルミン「まさか、全部嘘なんですか!?」

    ロックハート「私の一番得意とする呪文は忘却呪文でしてな」

    アルミン「他人の功績を手柄にしてたってことか!」





    198: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:00:24 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「私の秘密を知った者はただではおかん!オブリビエ…」

    アルミン「エロスペリアームス!!」バシュゥ

    ロックハート「杖が!!」

    ライナー「ふん!!」バキ

    ロックハート「杖がぁぁ!!」





    201: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:18:19 ID:u.ABTrpc

    ライナー「ジニーを助けに行くぞ!ついて来い!」

    ロックハート「帰りたい…」

    アルミン「逃げたら呪いをかけるからな!!」

    ライナー「でも、まずは秘密の部屋を見つけないと……」

    アルミン「一つ思い当るところがあるんだ」





    202: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:19:43 ID:u.ABTrpc

    <ライナー!!

    ライナー「どうしたんだネビル」

    ネビル「君のベッドが!何者かに荒らされてたんだよ!」

    アルミン「なんだって!?」

    ライナー「大変だ!!」





    203: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:21:56 ID:u.ABTrpc

    ―グリフィンドール寮―

    ネビル「何か盗まれてないかい?」

    ライナー「あった!エロ本は無事だ!」

    アルミン「よかったねライナー!!」

    ライナー「でも…」

    ライナー「日記がない…!」

    アルミン「日記?」

    ライナー「アルミン!その思い当るところとやらに急ごう!」





    204: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:24:23 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    アルミン「ここさ」

    ライナー「ここは女子トイレ?」

    マートル「なに、また嘆きに来たの?」

    アルミン「君が死んだときのことを教えてほしいんだ」

    マートル「……」

    マートル「私はトイレで泣いてたの」





    205: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:26:33 ID:u.ABTrpc

    マートル「そしたら物音がして…後ろを見たら…」

    マートル「黄色い目玉が二つあって……死んだの」

    アルミン「やっぱりそうか……」

    ライナー「なあ…アルミン」

    アルミン「ん?」





    206: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:28:35 ID:u.ABTrpc

    ライナー「この蛇口の所…蛇の紋章が彫ってあるぜ」

    ライナー「それにここだけ水が出ないんだ」

    アルミン「まさか…」

    ライナー「そのまさかのようだぜ」

    ライナー「シュゥゥゥ…シャァァァァ…(開け)」

    アルミン「それは…蛇語!!」





    207: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:31:29 ID:u.ABTrpc

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^

    ―2学期―

    ロックハート「みなさんが自分の身を危険から守るため、ここに決闘クラブを開催します!!」

    パチパチパチ

    ロックハート「紹介しましょう!私の相手を務めてくれるスネイプ先生です!!」

    スネイプ「…」ザッザッ

    ライナー「今日だけはスネイプを応援するぜ」

    アルミン「ぼくもだよ」





    208: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:35:33 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「まずは…杖を顔の前へ…!」シャッ

    スネイプ「…」サッ

    ロックハート「お辞儀!」ペコリ

    スネイプ「…」スッ…

    ロックハート「杖を構えて!!」

    スネイプ「エロスペリアームス!!」バシュッ





    209: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:38:03 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「あはん!!」ドッサァァ

    生徒「ワァァァァァァ!!」

    ロックハート「こ、このように、武装解除の呪文はとても有効で…」

    スネイプ「ふつうは敵が吹き飛んだりしないのですがな」クルッ スタスタ

    フウウウウウ!! カッケェェェェェェ!!

    アルミン「なんかスネイプが輝いて見えるよ」

    ライナー「おれもだ」





    210: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:41:48 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「では、次は生徒から選手を…ライナー・ブラウン!!」

    ライナー「はぁ!?」

    ロックハート「さあ!こっちへ!!」

    スネイプ「ならばスリザリンからはマルフォイを」

    マルフォイ「フォイ!?」

    スネイプ「クィディッチの仮を返したいのだろう?」

    マルフォイ「ありがとうございますフォイ!!」





    211: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:44:53 ID:u.ABTrpc

    ライナー「マルフォイ……」

    マルフォイ「クィディッチでは負けたが、今度こそ勝つフォイ!」

    ロックハート「決闘開始!!」

    ライナー「エロスペリアームス!!」バシュ

    マルフォイ「プロテゴ!!」ガキィィン

    マルフォイ「コンフリンゴ!!」ボゴォン

    ライナー「プロテゴ!!」カキィン





    212: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:50:15 ID:u.ABTrpc

    マルフォイ「サーペンソーティア!!」バシュッ

    蛇「シャァァ・・・」

    スネイプ「!!」

    ベルトルト「ひえええ!こっちくんな!!」ブンブン

    ライナー「シュァァァァァ(やめろ)」

    蛇「!!」クルッ

    スネイプ「ヴィペラ・イヴァネスカ」

    蛇「死ぬ」ボォォ・・・





    213: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:53:20 ID:u.ABTrpc

    ベルトルト「お、驚かせないでよライナー…」

    ザワザワ ミタカ? ヘビヲアヤツッタゾ

    ライナー「なっ……!!」

    アルミン「きみ、パーセルマウスだったのかい!?」

    ライナー「パーセルマウス?」

    アルミン「蛇語のことさ!」

    ライナー「蛇語?僕は普通に蛇にやめろって言って……」

    クリスタ「私たちからは、なんかシューシューって聞こえたよ」





    214: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 10:58:35 ID:u.ABTrpc

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    ライナー「ここが…」

    アルミン「秘密の部屋の…」

    ロックハート「入口か…!」

    ガコン・・・





    215: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:01:41 ID:u.ABTrpc

    ライナー「深いな…」

    アルミン「下には罠とかあるんじゃないかな?」

    ライナー「よし!ロックハート!降りろ!」

    ロックハート「はぁ!?ていうか呼び捨てにすんな!!」

    アルミン「あなたはもう先生でもなんでもないんだよ!」ゲシッ

    ロックハート「ちょっ!!うわああああああああああああああ!!」

    ドサッ

    ロックハート「いてぇぇぇぇぇ!」





    216: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:04:09 ID:u.ABTrpc

    ライナー「生きてたな。俺らも行こう」ピョン

    アルミン「あぁ!」ピョン

    ゴォォォォォォォォ

    ドサッ

    ライナー「何だ!?エロ本だらけじゃないか!!」

    アルミン「エロ本がクッションになって助かったね!!」

    ロックハート「ほいや!」バッ

    アルミン「あ!!杖を取られた!」





    217: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:07:09 ID:u.ABTrpc

    ロックハート「ふっふっふっ…君たちの運もここまでのようだな…」

    ライナー「なんか調子に乗り出したぞコイツ」

    ロックハート「君たちの記憶は消してエロ本は私がもらう!!オブリビエイ!!」

    バッゴォォン

    ロックハート「ぎゃあああ逆噴射した!!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    アルミン「なんかやばいよ!!」

    ライナー「崩れるんじゃね!?」





    218: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:09:44 ID:u.ABTrpc

    ガラガラガラガラ・・・!!

    ライナー「分断されたぞ!!」

    アルミン「ライナー!こっちは無事だよ!」

    ライナー「こっちも大丈夫だ!!」

    アルミン「君は先にジニーを助けに行ってくれ!」

    アルミン「こっちは岩を崩しておく!」

    アルミン(エロ本を読みながらね)

    ライナー「おう!」ダッ





    219: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:38:01 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    ジニー「」

    ライナー「ジニー!こんなに冷たくなって…!でも脈はある!」

    ライナー「ん?これは…日記?」

    ザッ

    ライナー「!?」

    ???「やぁ。ライナー・ブラウン」





    220: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:40:12 ID:u.ABTrpc

    ライナー「お前は!トム・リドル!」

    ライナー「でも、お前は昔の生徒じゃ…!」

    トム「これは記憶だよ」

    トム「記憶が形となって表れているんだ」

    トム「この一連の事件はジニーがやったことだ」

    ライナー「!?」





    221: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:44:29 ID:u.ABTrpc

    トム「僕が日記でジニーを操り、やらせたんだ」

    ライナー「お…お前は…」

    ライナー「何なんだ…!?」

    トム「…」スッスッ

    『Tom Marholo Riddle(トム・マールホロ・リドル)』

    トム「これを並び替えると」スッ

    『I am Lord holdemort(私は掘るデモート卿だ)』

    ライナー「お前が…」

    ライナー「掘るデモート…!?」





    222: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:47:38 ID:u.ABTrpc

    トム「その通り」ザッザッ

    ライナー「ぐああ!尻の傷が……!!」

    ライナー「それ以上近づくな!!」

    トム「この掘るデモート卿を葬り去った伝説のライナー・ブラウンと」

    トム「我がしもべバジリスクの世紀の対決と行こうじゃないか」

    ゴゴゴゴゴゴ

    バジリスク「クァァ…」ズルズル

    ライナー「目を見ちゃだめだ!」バッ

    トム「相手を見ずに戦えると思っているのか!!」





    223: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:50:22 ID:u.ABTrpc

    <ピィィィィィ!!

    トム「あれは、ダンブルドアの不死鳥…!?」

    不死鳥「ピィ!」ドサ

    ライナー「これは、組み分け帽子……!?」

    トム「ははは!ダンブルドアが教え子に託した武器が鳥とそんなボロ帽子だとは!」

    ライナー「いや、それだけじゃないようだぜ」スッ・・・

    トム「それは…!!」





    224: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 11:53:26 ID:u.ABTrpc

    トム「グリフィンドールのバイブ!?」

    ライナー「なんだこれは」ブブブ・・・

    トム「真のグリフィンドール生だけが扱え、その大陸をも動かす振動で敵を分子レベルにまで粉砕するという伝説の…!?」

    ライナー「見かけはちょっとあれだが強力な武器らしいな!!」

    トム「だがバジリスクを見れない以上、勝つことは不可能だ!」





    225: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:00:23 ID:u.ABTrpc

    フォークス「ピィィィ!!」ザシュッ

    バジリスク「クァァァァ!!」

    ライナー「目を潰した!すごいぜ!」

    トム「だがバジリスクは音で貴様を探知する!!」

    バジリスク「クァァ!!」ガブズバッ

    ライナー「ぐああああああ左乳首が!!」ブシャアアア

    トム「ふははは!!」





    226: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:02:28 ID:u.ABTrpc

    ライナー「このやろう!」バッ

    ライナー「うおおおおおおおおおおおおお!!」ザクッ

    バジリスク「クァァァァァァァ!!」

    ライナー「スイッチオン!てめえの脳を粉砕してやるぜ!!」ブブブブブブブブ

    バジリスク「ク…アァ……」ドサ





    227:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/29(木) 12:06:07 ID:bcD5M4Fc

    なんて恐ろしい武器なんだ...!





    228: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:10:56 ID:u.ABTrpc

    トム「何だと……!!」

    ライナー「勝…った…!」ドサッ

    ライナー「!?」

    トム「バジリスクは倒れたが僕の勝利だ!バジリスクの毒はじきにお前を死に至らしめるだろう!」

    ライナー「う…うぐ……」ズリズリ

    トム「ジニーに近づいて…どうするつもりだ?」

    トム「助けられませんでしたごめんなさいか?」

    ライナー「…」スッ

    トム「!!」





    229: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:13:52 ID:u.ABTrpc

    トム「それはバジリスクの牙!!まさか日記を…!」

    ライナー「ふん!」ザクッ

    トム「ぐおおおおおお!!」

    トム「貴様だけでも!道づれに…!!」

    ライナー「さらにもう一発!!」ザクッ

    トム「ぐあああああああ!!」

    トム「ライナー・ブラウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」カッ

    ライナー「散滅すべし!トム!」バーン





    230: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:16:11 ID:u.ABTrpc

    ライナー「ぐぅ…!ここまでか……!」

    ライナー「最後に……ヤりたかった……」ガクッ

    フォークス「ピィ…」ドピュ

    ライナー「!!」

    ライナー「傷が…癒えていく……!」

    ライナー「そうか…!不死鳥の精子には癒しの力が……!」





    231: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:17:40 ID:u.ABTrpc

    ―――
    ――


    ライナー「アルミン!」

    アルミン「ジニーは助かったのかい?」

    ライナー「あぁ…って何エロ本読んでんだよ!!」

    アルミン「いや、岩は崩したし…」

    ライナー「じゃあ助けに来いよ!!」





    232: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:20:25 ID:u.ABTrpc

    アルミン「けど、どうやってこの穴を上るんだ?」

    フォークス「ピィ!」

    ライナー「フォークスは力持ちだからな!ここに居る全員くらい運べるさ!」

    ロックハート「あへぇ…」グタァ

    アルミン「しかたない…一応こいつも連れて行ってやろう…」ハァ





    233: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:23:36 ID:u.ABTrpc

    ――――――
    ―――
    ――


    ―校長室―

    ダンブルドア「バジリスクを倒してくれたそうじゃな。ようやったのぅ」

    ライナー「いえ…フォークスのおかげです」

    ガチャッ

    ルシウス「…」ツカツカ

    ドビー「…」テクテク

    ライナー「ドビー!!お前、マルフォイの所のしもべ妖精だったのか!」





    235: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:26:19 ID:u.ABTrpc

    ルシウス「およびでしょうかな?ダンブルドア校長」

    ダンブルドア「ああ。これ君のじゃろ?ほれ」ポイ

    ルシウス「なんですこれは?日記?」

    ルシウス「私のですと?違いますな」ポイ

    ライナー「わわっ」

    ルシウス「他に用がないのでしたら失礼しますぞ。私も忙しい…さっさと行けドビー!!」ゲシッ

    ドビー「うぎゃ!」ドサッ

    ライナー「……」





    236: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:28:58 ID:u.ABTrpc

    ―廊下―

    ライナー「あの!待ってください!」

    ルシウス「何だね」

    ライナー「これ、差し上げます。記念に」ポイ

    ルシウス「何の記念だね…バカバカしい」

    ルシウス「ゴミはゴミが持っているのが似合う。ドビー!」ポイ

    ドビー「わっ」キャッチ

    ライナー「ドビー、それ開いてみて」

    ドビー「?」ペラ





    237: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:31:43 ID:u.ABTrpc

    ドビー「ご主人様がドビーめに着るものを下さった!」

    ルシウス「!?」

    ドビー「ご主人様がドビーめに靴下を下さった!ドビーは自由です!」

    ライナー(計画通り)ドヤァ

    ルシウス「ぐぬぬ…!!」





    238: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:33:53 ID:u.ABTrpc

    ドビー「ドビーは自由な妖精だ!ドビーは自由!!」

    ルシウス「貴様ぁ…!アバダ…」

    ドビー「ライナー・ブラウンに手は出させない!!」バシュゥ

    ルシウス「ぐああああ!!」ドサァ

    ドビー「ライナー・ブラウン!ありがとうございます!」

    ライナー「いいんだ。いま助けてくれたし、お互い様だ」





    239: ◆s5OU0vpqtg:2013/08/29(木) 12:37:16 ID:u.ABTrpc

    ――――――
    ―――
    ――


    ドビー「ハグリッドは無事、アへカバンから解放されました!」

    ドビー「秘密の部屋にあったエロ本は図書室の18禁コーナーに収められることになりました」

    ドビー「こうして、ホグワーツに平和が戻ったのです!!」



    ドビー「完!!」





    240:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/29(木) 12:39:36 ID:RMz8NUIo

    乙~
    賢者の意思から見てるよ
    アへカバンの囚人も楽しみにしてる





    245:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/29(木) 14:00:12 ID:09TPlbzg

    不死鳥の精子で草不可避






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:14:56 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「エレン、どういうこと?」

    エレン「そのままだよ」

    ミカサ「?…わからない」

    エレン「なんだよ、ミカサも頭働かねぇな」

    ミカサ「ごめんなさい」シュン

    エレン「あ~、別にいいよ、謝んなよ」

    ミカサ「それで、入れ替わり…ドッキリ?どういうこと?」

    エレン「だからな、俺とミカサが入れ替わるんだよ」




    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:15:46 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「…ごめんなさい、まだわからない」

    エレン「あ~、だからさ、俺とミカサの中身が入れ替わるんだよ。見た目はこのままでな?」

    ミカサ「中身?性格ということ?」

    エレン「まぁ、そうだな」

    ミカサ「そんなことが、エレンはできるの?」

    エレン「だからさ、ドッキリって言ってるだろ?フリだよフリ」

    ミカサ「フリ?」

    エレン「そうだよ、ミカサは俺になりきる、俺はミカサになりきる」

    ミカサ「エレンになりきる…」

    エレン「ずっと一緒にいるんだ、俺の口調とか態度を真似するくらいできるだろ?」

    ミカサ「それはできるけど…」

    エレン「それでみんなにドッキリ仕掛けるんだ」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:16:29 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「ドッキリ?何故?」

    エレン「あ~、わかんねぇ奴だな」

    ミカサ「ごめんなさい。でも何故そんなことをする必要があるのか、私には理解できない」

    エレン「単純に面白いだろ?」

    ミカサ「う~ん…面白い?」

    エレン「面白いだろ。訓練は好きだけど、たまにはこういう遊びみたいなことして、息抜きもしないとな」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:17:01 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「エレンの息抜きになるなら協力するけど…」

    エレン「よし、じゃあ決まりだな。明日の休みに決行だ」

    ミカサ「…わかった」

    エレン「バレないようにするんだぞ」

    ミカサ「やるとなれば、私は大丈夫。エレンこそ気をつけて」

    エレン「俺も大丈夫だ!よ~し、楽しみになってきたぜ」

    ミカサ(それにしてもいきなりこんなことを言い出して…エレンはどうしたの?)





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:18:33 ID:MCRA/.9Q

    ~翌日~

    アルミン「おはよう。あれ?エレンとミカサは?先に食堂に来てると思ったんだけど…」

    ジャン「へっ、あいつらが一緒じゃないと飯も食えねぇのか?」

    アルミン「もう、ジャンは朝一番からひどいなぁ」

    クリスタ「そうだよ、ジャン。そんな言い方しなくてもいいでしょ?」

    ユミル「ほっとけほっとけ。あの馬面にゃ何言っても無駄だ」

    ジャン「んだと?そばかす女」

    ユミル「へっ、図星突かれて馬面が顔赤くしてら」

    ジャン「てめぇ!」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:19:22 ID:MCRA/.9Q

    クリスタ「もぉ~うっ!せっかくの休日なのに朝から喧嘩しないでっ!」

    ユミル「あぁ、クリスタ。すまんすまん。今日は2人で楽しい休日を過ごすのに、気分悪くしちゃってすまんな」

    コニー「元はと言えば、ジャンが悪いぞ」

    ジャン「ちっ、どいつもこいつもうるせぇな…」

    サシャ「アルミン、2人ならさっき出て行きましたよ?」モグモグ

    アルミン「そうなんだ、ありがとう。ご飯も食べずにどうしたのかな?」

    ライナー「おぉ、アルミン、それならこっちで一緒に食うか?」

    アルミン「ありがとう、ライナー。でも多分すぐ戻ってくると思うから」


    ???「アルミン!みんな」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:21:33 ID:MCRA/.9Q

    アルミン「?……ミカ、サ?」

    ミカサ「アルミン、みんな!大変なんだ!俺とミカサが入れ替わっちまった(こ、これでいいの?思った以上に恥ずかしい///)」

    ライナー「はぁっ!?何言ってるんだ、ミカサ?」

    ジャン「ミカサ、死に急ぎ野郎と一緒にいすぎて、おかしくなっちまったんだな?」ガシッ

    ミカサ「うるせぇぞ、馬面野郎!何で俺が死に急ぎ野郎なんだよ!あと気安く触るんじゃねぇ!(これは素直に言える)」

    ジャン「」チーン





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:22:12 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「あぁ!ジャンが意識をっ!」

    コニー「な、なぁ!どういうことなんだ?これは俺がバカだから、意味わからないんじゃねぇよな?」

    ユミル「…ちょっと黙っててくれ、バカ坊主」

    クリスタ「と、いうことは…」チラッ

    エレン「…本当。私とエレンは入れ替わってしまったみたい」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:23:17 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ(エレンが私の真似を…な、なんか変な感じ///)

    ライナー「おいおい、マジかよ…」

    クリスタ「そ、そんなことってあるの?ユミル?」

    ユミル「いやぁ驚いているクリスタも可愛いなぁ」

    クリスタ「もうっ!そんなこと言ってる場合じゃないでしょっ!?」プンスカッ

    ユミル「まぁそうカッカするなよ、私の天使。…まぁそうだな、こういった話、聞いたことはなくはないが……おとぎ話くらいだな」

    エレン「でも現実に起きている」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:24:33 ID:MCRA/.9Q

    コニー「すげぇな!こんなことあるんだなっ!」

    サシャ「となると…例えば私とライナーが入れ替わったら、体積が増える分、もっと沢山のパァンを食べられるのでしょうか?」

    コニー「そういうことになるよなっ!」

    サシャ「っ!エレン、ミカサ!入れ替わり方を教えて下さいっ!」ドゲザーッ

    ライナー「おっ、おい!妙な策略に俺を勝手に巻き込むなよっ!」

    サシャ「だってパァンがっ!ぐぇ…」

    ユミル「まぁこの芋女の目的はさて置き、どうやって入れ替わったのかは興味あるな」

    サシャ「ちょ、ちょっと、ユミル!頭を踏みつけるのは、やめてくださぁいっ!」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:25:50 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ!(エレンの言う通り、やはり聞いてきた…)」

    ミカサ「…落ちた物を取ろうとしたら、2人で同時に拾おうとして、思いっきり頭をぶつけたんだよっ!」

    ユミル「これまたベタな…」

    クリスタ「そ、そんなことで人って入れ替わっちゃうの?」

    ユミル「こいつらの頭が異常なだけだろ…」

    エレン「こうなってしまったのは仕方ない。ので、問題はどうすれば元に戻れるかということ…」

    ライナー「そうは言ってもなぁ…」

    エレン「早く戻りたい。いつものようにエレンを愛でようと思っても、これでは自分を撫でているだけ」ナデナデ





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:27:04 ID:MCRA/.9Q

    クリスタ「わっ!なんかこれだと、エレンがミカサを撫でてるように見えて…なんか恥ずかしいねっ///」

    ジャン「はっ…俺は何をっ!?気を失ってたのか…ん?」

    エレン「…」ナデナデ

    ジャン「うぉっーー!てめぇ、この死に急ぎ野郎!何してやがるっ!」

    ユミル「うるせぇ!馬面!」


    ミカサ「…(はわわっ!エ、エレンが私を撫でてくれてるっ!///)」

    アルミン「……」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:50:45 ID:phkXrc0o

    これは新しいな、期待





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:55:33 ID:MCRA/.9Q

    エレン「…(お、おい!ミカサ、いつもの俺みたいにしろよっ)」ボソッ

    ミカサ「(はっ!)お、おい!ミカサ、やめろよっ!」バッ

    コニー「おぉ!エレンの反応だ!本当に入れ替わっちまったんだなっ」

    サシャ「ライナーッ!」ゴチン

    ライナー「うおっ!痛ぇっ!サ、サシャ何するんだ!」

    サシャ「うぅぅ~…い、いたい~……はっ!コニー!私は?私はどうなってますかっ?」

    コニー「は?サシャだろ?」

    サシャ「違います!見た目です?サシャですか?ライナーですか?」

    コニー「は?サシャだろ?」

    サシャ「あぁ!もう、あなたはオウムですか!」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:56:37 ID:MCRA/.9Q

    ライナー「おい、こっちを見ろ!サシャ」

    サシャ「はっ!これは……入れ替わった私の姿?」

    ライナー「ライナーだ!俺がライナー・ブラウンだっ!お前もわけ分からなくなってるじゃないか!」

    ユミル「……カオスだな」

    ジャン「んだよ…俺が気を失う前に聞いたのは空耳じゃなかったのかよ…」

    ユミル「残念ながらな」

    ジャン「ってか、こんなこと本当に起こるのかよ?…エレンの狂言じゃねぇのか?」

    エレミカ「」ドキッ





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:57:02 ID:tN10nGuc

    エレンもミカサもかわええ





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 19:59:19 ID:MCRA/.9Q

    クリスタ「ちょっと、ジャン!2人とも困ってるんだから、そんな言い方しないであげて、お願い…」

    ライナー(結婚しよ)

    サシャ「はっ!クリスタと入れ替わったら、私も女神様になって、パァンのお供え物とかもらえるんでしょうか!」

    クリスタ「わ、私、お供え物なんかもらったことないよっ!…少ししか///」

    サシャ「やっぱりもらえるんじゃないですかぁ!」ジリジリ

    ユミル「クリスタの中身が芋になるなんて世界の終わりだ。私が許さん」ゴゴゴ

    サシャ「冗談ですよ!ってかさりげなく芋女の『女』を省略しないで下さいよっ!これじゃあ私が芋みたいじゃないですかっ!」

    ユミル「お前は芋だっ!」

    サシャ「芋じゃないですっ!芋女ですっ!」

    ライナー「芋女はいいのか…」

    コニー「ん?サシャは芋と入れ替わったのか?」

    ジャン「ユミルまで…おい!お前ら落ち着けっ!」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:00:20 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ(確かにみんなパニックになっている…これをエレンは見たかったの?そんなに面白いようには思えないけど…)

    エレン「……私自身を抱いても、何の面白味もない」ダキッ

    ミカサ(は、はわわっ!エエエ、エレンが私に抱きついてっ!)

    ジャン「うぉっ!てめぇ、エレン!今すぐミカサから離れろ!」

    エレン「今は私がミカサ」ギュッ

    ミカサ(な、何?私の身に何が起きようとしてるの!?///)

    ジャン「あ、そ、そうか!というか、何でもいいから離れてくれぇ!頼む頼む!早く離れてくれ」ブワッー

    エレン「ジャンはよくわからない」パッ

    ミカサ「///」プシュー





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:01:14 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「うわ、ジャン号泣してますよ」

    コニー「おい、ジャン!鼻水、床に垂らすなよっ」

    クリスタ「あぁ~、もうめちゃくちゃだよぉ…アルミン!」

    アルミン「…何だい、クリスタ?」

    クリスタ「何だい?じゃないよぉ!」

    アルミン「あぁ、ごめんごめん。あまりの出来事にあっけにとられちゃって…」

    クリスタ「そ、そうだよね。こんなことありえないもんね。どど、どうしよぉ~」

    ユミル「おい、アルミン!私の天使がお困りだ。何とかしろよ」

    アルミン「もう、めちゃくちゃ言ってくれるなぁ」





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:02:38 ID:MCRA/.9Q

    ジャン「そうだ!お前の幼馴染の問題だろ!?このままじゃ、ミカサがエレン、エレンがミカサ…うわぁぁ!」

    サシャ「ジャン…もう末期ですね」

    コニー「ん?結局、エレンの中身はミカサ、ミカサの中身はエレンってことか?違うか?さっき言ってたサシャと芋も関係あるのか?」

    ライナー「と、とにかくアルミン、なんか良い手はないのか?」

    アルミン「そうだね……じゃあ2人で街でも行ってきたらどうかな?」

    ユミル「はぁ?この後に及んで、街だぁ?何でだよ」

    クリスタ「街に行けば2人は元に戻るの?」

    アルミン「ははは、そんな簡単に行けばいいけど……とりあえず2人きりでいる時に入れ替わったなら、また2人きりにしてみたらどうかなって思ったんだよ」





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:03:42 ID:MCRA/.9Q

    ジャン「2人でデートするってことかっ!?そんなの許さねぇぞ!」

    アルミン「2人を戻したくないのかい?」

    ジャン「い、いや…それは…」

    ユミル「ってかさ、頭を打って入れ替わったなら、また頭を打てばいいんじゃねぇのか?」

    サシャ「でも私とライナーは入れ替わりませんでしたよ?」

    ユミル「知らねぇよ、私はただ思いつきで言ったたけだ」

    アルミン「ショック療法ってやつだね?確かにそれもありだけど、危険が伴うからね。2人のことを考えるとそれは最終手段にしたい」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:07:04 ID:MCRA/.9Q

    ライナー「なんかアルミンにしては、雑な作戦だな?」

    アルミン「ははは、正直言うと、具体策がなくてね。まぁ2人が街に行ってる間、文献でも調べてみるよ」

    エレン「アルミンには正解を導く力がある。私はアルミンに従う。エレンもそれでいい?」

    ミカサ「あぁ、別にいいけどよ(エレンとデート…普通ならとても嬉しい。けど、正直今は、混乱が勝っている…)」

    ライナー「まぁ、2人がそれでいいってんなら、とりあえずそうしてみるか?」

    クリスタ「うん、そうだね」

    ジャン「あぁ~、くそぅ、2人でデートかよぉ…うぉぉ…」

    ユミル「あぁもう、うるせぇな」

    コニー「ん?結局のところ、エレンはエレン、ミカサはミカサなのか?…あぁもうよくわかんねぇし…もうそれでいいだろ!」





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:38:55 ID:MCRA/.9Q

    ~街~

    エレン「結局、街に出てきちゃったな」

    ミカサ「えぇ。でもエレンはこれで良かったの?」

    エレン「ん?あぁ、そうだな、あいつらの驚く顔が見られて楽しかったな」

    ミカサ「そう、それなら良かった。この後はどうするの?戻ってみんなに本当のこと言う?」

    エレン「いや、せっかくだし、もう少し続けようぜ。どうせあいつら付けてきてるだろうし」

    ミカサ「うん、確かに気配を感じる。私たちの声が聴こえる距離ではないけど」

    エレン「やっぱな。じゃあ動きだけはそのままにしよう」





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:39:29 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「動きだけ?」

    エレン「あぁ、声が聴こえないから喋りは気にせずいつも通り。でも監視はされてるから行動は逆」

    ミカサ「ちょっと複雑」

    エレン「出来るか?」

    ミカサ「エレンがやれと言うならやる」

    エレン「……そっか。ま、無理するなよ。嫌なら…やめていいんだからな?」





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:40:35 ID:MCRA/.9Q

    ライナー「結局、気になって付いてきてしまった」

    ジャン「当たり前だろ!見張っとかねぇと、いざって時、行動に移せねぇじゃねぇか!」

    サシャ「いざって時ってどんな時なんでしょうねぇ?」

    コニー「さぁな?ミカサが巨人になるとかか?」

    サシャ「そ、それはいざっていうか、この世の終わりの時じゃないですか…」ブルブル

    ユミル「ってか、あいつら私たちがいるって気づいてんじゃねぇか?」

    クリスタ「えぇ!だってこの距離だよ?アルミンが…」


    アルミン『気になるだろうけど、ミカサを刺激しないためにも、声が聴こえる距離まで近づいちゃダメだよ?』





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:42:11 ID:MCRA/.9Q

    クリスタ「って言うから、こんなに離れてるのに」

    ユミル「どうだかね…ミカサの感覚は人並み外れてるからな。ってか刺激しないようにって猛獣かよ、くっくっく」

    サシャ「あながち間違いじゃないですね」

    コニー「あぁ、たまに本能で逃げそうになる」


    ジャン「くっそ!それにしてもこの距離、もどかしいぜっ!」

    ライナー「おい、ジャン、気持ちはわかるが落ち着け」

    サシャ「あっ!歩き出しましたよ」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:43:26 ID:MCRA/.9Q

    エレン「あぁ、そういや朝飯も食べず出てきちまったな」

    ミカサ「そういえば」

    エレン「じゃあちょっと早い昼飯にするか」

    ミカサ「賛成」

    エレン「じゃあ、屋台でなんか食おうぜ」

    ミカサ「エレンは昔から屋台のご飯が好き」

    エレン「だってさ、屋台飯食うと、街に来たー!って感じがするんだよな」

    ミカサ「ふふふ、じゃああの屋台にしましょう。人が賑わっている」





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 20:52:21 ID:02cNcMl6

    なんかみんなかわいいな





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 23:30:50 ID:MCRA/.9Q

    ジャン「屋台で飯食うみたいだな。くそっ、俺もミカサと屋台デート…」

    クリスタ「あ、そういえばあの2人、朝ご飯食べてないもんね…お腹すいてただろうなぁ」

    ユミル「おーおー、さすがわたしの天使、お優しいことで」

    クリスタ「もーう!ユミル、からかわないでよっ!」プンスカ

    ライナー(結婚しよ)

    サシャ「はっ!あの屋台はっ…」

    コニー「何だ?知ってるのか?」





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 23:49:51 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「はい!トロスト区名物、『ジャイアントホットドッグ』。巨人を食らう、をコンセプトにした、巨大ホットドッグです。サイズが大きいので、普通の人なら一つで満足。しかし、真価は大きさではなく、味。ビックサイズフードにありがちな、味は二の次、という風潮に真っ向から勝負し、完全完勝の美味しさ。それはもうトロスト区の住人の胃袋を…」ペラペラ


    コニー「ふ~ん」

    サシャ「一度食べたらやめられぬ…サシャ・ブラウス、進撃っ!」

    ライナー「お、おい!何やってんだ」ガシッ

    ユミル「てめぇ、バカか!?バカだろ!?」ボカスカ

    クリスタ「ちょっと、ユミル!手荒な真似はやめてよ!」

    サシャ「えぇ~い!離せ!私はいくんやっ!」ジタバタ





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 23:52:47 ID:MCRA/.9Q

    エレン「おぉ!うまそうだなぁ!」

    ミカサ「美味しそう」

    エレン「がふパリッ…っうま!何だこれ、すっげぇうまいぞ!」

    ミカサ「美味しい…今まで食べた屋台の中で一番かもしれない…」

    エレン「あぁ、うまいうまい!…おっ、ミカサはチリソース買ったんだよな?一口くれよ」ヒョイ

    ミカサ「あっ!」

    エレン「はぐっ、おっ、うまぁ!からぁっ!…これソースだけじゃなくて、ソーセージもピリ辛なんだな」

    ミカサ(はわわ!エレンが私の食べかけをっ!今までもこういうことあったけど…なんか今日は恥ずかしい///)





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/23(金) 23:54:09 ID:MCRA/.9Q

    エレン「ミカサも俺の食うか?俺のは普通のだけど」

    ミカサ「あ、う…」

    エレン「いらねぇならいいけど」

    ミカサ「た、食べるっ!」

    エレン「ほれ」

    ミカサ「うぅ…(今までだってこういうことあったんだから、恥ずかしくないっ///)」パクッ

    エレン「美味いか?」

    ミカサ(あ、味がわからない…私としたことが、身体をコントロール出来てないっ///)コクリ





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:02:04 ID:MCRA/.9Q

    クリスタ「あぁ!ホットドッグ交換してるっ!」

    ジャン「何ぃっ!くそっ!…もういい!俺は行くぞっ」

    ライナー「やめろ、ジャン!」ガシッ

    サシャ「そうですよっ!私だって我慢したんですからっ」ボロッ

    コニー「あぁ~、腹減ったなぁ」

    ユミル「今のミカサってエレンなんだよな?…そうやって見ると、なんかいつもより従順に見えないか?…え~、どう思いますか?クリスタ特派員?」

    クリスタ「っ!…むむむ!そうですねっ、あれはいつもと違うシチュエーションなので、エレンは動揺しているのではないでしょうかっ」





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:14:37 ID:MCRA/.9Q

    ユミル(くくく、冗談のつもりが、思いっきり乗ってきた。可愛いなぁ、クリスタ)

    ライナー(何この可愛い生き物)

    サシャ「なるほど…動揺しているため、大人しく見えるということですか?クリスタ特派員?」

    クリスタ「と、私は考えます。あとは、諦めでしょうか?なるようになれ、という開き直りが、あのような態度をさせているとも思います」

    コニー「すげぇな!クリスタ特派員っ!」

    クリスタ「いえ!任務であります」ケイレイッ

    サシャ「ご苦労様でした!クリスタ特派員」ケイレイッ

    クリスタ「ありがとうございます!サシャ特派員」ケイレイッ

    ジャン「お、おいっ!てめぇらが遊んでる内にあいつら動き出したぞ!」





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:23:48 ID:MCRA/.9Q

    エレン「せっかくだし、雑貨屋とかいってみるか?」

    ミカサ「雑貨屋?」

    エレン「なんか小物とかいっぱいある店だ。女はそういう店好きだって聞いたぞ?」

    ミカサ「…そういうお店に行ったことがないからわからない」

    エレン「なんだよ、興味ないのか?」

    ミカサ「ないわけじゃないけど…」

    エレン「…じゃあなんで行かないんだよ?」

    ミカサ「優先することがあるから」

    エレン「何だよ?」

    ミカサ「エレンのこと」

    エレン「はぁ?何だそりゃ?もういいや、よくわかんねぇ!行くぞ///」

    ミカサ(え?エレン…照れてる?)





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:36:13 ID:MCRA/.9Q

    エレン「とは言ったものの、俺もこんな店、初めて来るんだよなぁ」

    ミカサ「…なのに何故、来ようと思ったの?」

    エレン「…別にいいだろ」

    ミカサ「私はエレンが楽しいなら構わないけど…」

    エレン「…ミカサはこういうところ、楽しくないか?」

    ミカサ「? エレンと一緒なら、私はどこでも楽しい」

    エレン「っ!な、何だよっ!…そ、それって…」

    ミカサ「?」クビカシゲ

    エレン「っあ~…まぁ、いいや、せっかくこんな店来てんだし、記念になんか買ってやるよ?」

    ミカサ「エレン…?どうしたの、いきなり?」

    エレン「何だよ、なんか欲しくないのか?」

    ミカサ「いや、欲しくないことはないけど…(何だろう?やっぱりエレンは昨日から変…でも嫌な気持ちはしない)」





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:38:55 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「あぁ!コニー特派員!ターゲットは雑貨屋に入りましたよっ!」

    コニー「何ぃっ!クリスタ特派員!ちなみにここは何をするところなんだ?」

    クリスタ「ここはですねぇ、主に女の子のお洒落小物を多く取り揃えてるところでありますっ」

    サシャ「ということは、ミカサが入ろうと決めたのでしょうか?クリスタ特派員?」

    クリスタ「おそらくは…エレンから誘ったと考えるのは、少し難しいものがありますっ!」





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 00:54:54 ID:MCRA/.9Q

    ジャン「ぐぅぅ…なんか声が聴こえないから、入れ替わりを意識できなくて、普通にあいつらのデートを見せつけられてる気しかしねぇ…」

    ライナー「確かにな。ま、これはこれで楽しいが」

    ジャン「お、お前はいいかもしれねぇけどよ…」

    ユミル「はん、嫌なら帰ればいいだろ?」

    ジャン「馬鹿野郎!帰れるかよっ!ミカサが困ってるんだぞ?そんな時、力になれなくてどうすんだ!」

    サシャ「ミカサはあんまり困ってなさそうでしたけどねぇ?」

    クリスタ「あぁ!ターゲット!急接近でありますっ」





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 11:35:05 ID:MCRA/.9Q

    エレン「お、この髪飾りとかいいんじゃねえか?」

    ミカサ「わ、私はエレンが選んでくれたのならど、どれでも///」

    ミカサ(エ、エレンが一生懸命私の髪飾りを選んでくれてるっ!こんな幸せなら、ちょっとの疑問なんて吹き飛んでしまう)

    エレン「ミカサは綺麗な黒髪だからな。白とか薄い色とかのがいいのかもな」

    ミカサ「エ、エレン!?い、今私の髪を…」

    エレン「あ、あ~、い、いいだろ。で、ど、どれがいいんだよ?ちゃんと決めろよな」

    ミカサ「こ、こっちか、こっち…エレン、選んで?」





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 11:36:14 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「クリスタ特派員!髪飾りを選んでおります!」

    クリスタ特派員「むむむ!完璧なデートムードですねっ」

    ジャン「だっあらぁぁぁ!うっおぉぉぉ!」ドバッー

    ユミル「うるせぇな!泣き叫ばないと耐えられないくらいなら、もう帰れよ、お前!」

    ジャン「うぅぅぅ…お、俺は帰らねぇぞぉぉ!」

    ライナー「クリスタ特派員!ミカサ…いや、今はエレンか、エレンが照れてるように見えるが?」

    クリスタ「う~む、これはですねぇ、きっと見た目はミカサとは言え、中身は男の子エレン、なので単純に女の子ものの髪飾りをあてがわれているのが、恥ずかしいのだと思われます!ライナー特派員っ」ケイレイッ

    ライナー「なるほど!さすがだな、クリスタ特派員!(結婚しよ)」ケイレイッ





    50:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 11:38:36 ID:MCRA/.9Q

    サシャ「それにしても何故今の状況で、髪飾りを買おうとしてるのでしょうか!?クリスタ特派員!」

    クリスタ「それはですね、おそらくミカサの考えと思われますっ」

    コニー「ミカサの考え?」

    クリスタ「はいっ!今のミカサの目の前には、自分の姿がある…そして今の自分の目線は、エレンの目線…」

    サシャ「ふむふむ!」


    クリスタ「ミカサは、戻った時のことを考え、この状況をフルに利用し、エレンに見せるためのベストの髪飾りを選ぼうとしていると思われますっ」

    ジャン「ふぉぉぉぉぉっ!」チノナミダー

    サシャ「なるほどっ!」ケイレイッ

    コニー「天才だなっ!クリスタ特派員っ!」ケイレイッ

    クリスタ「いえっ!恐縮でありますっ」ケイレイッ





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 11:44:17 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ(エ、エレンに髪飾りを選んでもらった!)

    エレン「あ~、今のお前は俺ってことになってるから、すぐに髪飾りつけさせてやれなくて悪いな」

    ミカサ「大丈夫(それにしても今日のエレンは特別優しい気がする…)」

    ミカサ(こんな幸せな日が私たちに許されるのだろうか…何か起こりそうで、私は…怖い)

    エレン「さ、そろそろ帰るか!戻ったら口調も戻さないとだぞ?」

    ミカサ「わかってる(それにしても、エレンはいつまでこれを続けるのだろう?)」





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:12:45 ID:MCRA/.9Q

    アルミン「やぁ、みんな、おかえり。エレンとミカサはどんな感じだい?」

    ユミル「あぁ、そろそろ帰ってくるだろうが…」

    ライナー「2人が戻る気配は、微塵も感じられなかったぞ、アルミン」

    ジャン「そうだぞ!普通にデートしてるあいつらを見せられただけじゃねぇか!お、俺は…俺は…うぅぅ…」

    コニー「お、おい。泣くなよジャン。夕食のパン半分やるから元気出せって」

    サシャ「あぁ!私も悲しいっ!この悲しみに耐えるには、パンをもらわないとっ!」

    コニー「…」

    サシャ「ちょっと!コニー!無視ですか!?」

    クリスタ「ふふふ、でもなんかみんなで探検してるみたいで、楽しかったね」

    アルミン「そっか、普通にデートしてるみたいだったんだ」ニコニコ





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:13:56 ID:MCRA/.9Q

    エレン「ただいま、アルミン」

    ミカサ「結局戻れなかったぞ!アルミン」

    アルミン「…おかえり」

    ジャン「てめぇらっ!何普通にデートしてんだよっ!戻る気あったのかぁ!?」

    ミカサ「あるに決まってんだろ!この馬面野郎っ!もううるせぇから、どっか行ってろよ!(申し訳ないけど、ジャンへの言葉は、何故かスムーズに出てくる)」

    ジャン「っ!あぁ…中身がエレンとわかってても、ミカサに罵られるのは、俺には耐えられない……いい人生だった…」バタッ

    コニー「お、おいっ!ジャンしっかりしろよっ!」

    サシャ「あぁ!ジャンが冷たくなってきましたっ」





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:14:45 ID:MCRA/.9Q

    ライナー「で、いよいよどうするんだ?」

    ユミル「めんどくせぇ、もう2人に頭ぶつけさせろよ。こいつらのせいで、クリスタとの休日が潰れちまったじゃないか」

    クリスタ「ユミル!ねぇ、アルミン?何か他に手はないの?」

    アルミン「そうだね…なくはないかな?」

    エレン「アルミン、早く教えて?」

    アルミン「わかった…じゃあエレン…あぁ、今はミカサか。ちょっと来てくれるかい?」

    エレン「私だけ?」

    アルミン「そう、君だけだ」





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:35:52 ID:MCRA/.9Q

    ~外~

    エレン「何、アルミン?解決策が見つかったの?」

    アルミン「…そうだね、見つかったと言えば見つかったかな」

    エレン「…それならもったいぶらずに早く教えて?」

    アルミン「まぁまぁ、これから話すよ」

    エレン「それに、何故私1人なの?2人の問題だし、エレンも呼んでほしい」

    アルミン「呼んでいいのかい?ミカサ…いや」

    アルミン「エレン」





    56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:36:57 ID:MCRA/.9Q

    エレン「……いつからわかってた?」

    アルミン「最初から疑ってたよ。確信を持ったのは、頭を撫でた時だけど…」

    エレン「マジかよ!ずっとじゃねぇか…恥ずかしいな」

    アルミン「ははは、何年一緒にいると思ってるのさ?まぁ、それでもみんなは最後まで気づかなかったから、大したものだけど」

    エレン「そりゃそうか…まぁ、アルミンは昔からの親友だもんな」

    アルミン「ありがと。で、」

    アルミン「何でこんなことしたんだい?」





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:37:50 ID:MCRA/.9Q

    エレン「…みんなにドッキリ仕掛けたくてさ、訓練ばっかで娯楽少ないだろ?」

    アルミン「エレン……親友の僕にも本当のこと、言えないのかい?」

    エレン「……アルミンには敵わねぇなぁ」

    アルミン「水くさいよ、エレン」

    エレン「あぁ、すまん…ちょっと恥ずかしくてさ」

    アルミン「ミカサのことだよね?」

    エレン「…あぁ」

    アルミン「話してくれるかい?エレンのペースで良いから」





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:38:40 ID:MCRA/.9Q

    エレン「……あいつとはさ、ずっと家族みたいに暮らしてきた」

    アルミン「そうだね、本当の家族に見えたよ」

    エレン「あぁ、俺はあいつのこと、姉のようにも、妹のようにも思ってた」

    アルミン「うん」

    エレン「だけどさ、最近俺…変になったみたいでさ、ミカサを姉でも妹でもない目で見るようになっちまった」

    アルミン「……」





    59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:39:19 ID:MCRA/.9Q

    エレン「早い話がさ…俺、ミカサを女として見ちまってるんだ。家族に対して…おかしいよな?」

    アルミン「…おかしくないよ」

    エレン「いや、おかしいさ。ミカサは俺のこと、家族としか考えてない」

    アルミン「そんなこと……いや、どうだろうね」

    エレン「最近のあいつは、姉貴が出来の悪い弟の面倒を見るように、俺の言うことを聞く」

    アルミン「だからあんなことを?」





    60:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:40:21 ID:MCRA/.9Q

    エレン「あぁ…だからあんなことを計画したんだ。いつもと違うシチュエーションで……ミカサの反応を見るためにな」

    アルミン「で、わかったのかい?」

    エレン「ははは、それがさ、情けないことに…わかんなかったよ。確かにいつもと違うから、戸惑ってる場面は多かったけど…あんまりいつもと変わらなかった」

    アルミン「それは…そう、だろうね」

    エレン「卑怯だし、気持ち悪いよな…ミカサが俺の言うことを何でも聞くのを利用して、あんなことしてさ」

    アルミン「…うん、確かに卑怯だし、気持ち良いことでもないね」

    エレン「…だよな」

    アルミン「エレンはさ、ミカサもエレンのこと好きって考えたことなかったのかい?」





    61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:41:10 ID:MCRA/.9Q

    エレン「…考えてみたさ。だけど、あいつは小さい頃に一緒に住むようになってから、ずっと態度が変わらない。昔も今もだ」

    アルミン「うん…だろうね」

    エレン「それはさ、俺のこと家族としてしか見てないからだよ…」

    アルミン「家族……まぁ、家族と言えばそうなのかもしれないね」

    エレン「え?家族は家族だろ?」

    アルミン「……いやぁ、僕は鈍感な友達を持ったもんだ」

    エレン「?」

    アルミン「…それも、2人もね」

    アルミン「ミカサ!もう出てきていいよ」

    エレン「なっ!」





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:42:02 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「…」ガサッ

    エレン「おい!アルミン、嵌めたのか?」

    アルミン「ははは、初めに嵌めようとしたのはエレンじゃないか」

    エレン「くっ…」

    アルミン「僕はね、怒ってるんだよ。僕に相談しようとしなかったエレンに。親友なのにさ」

    エレン「それは…すまん」





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:42:47 ID:MCRA/.9Q

    アルミン「だからここでは、僕は何もしない。ちゃんと2人だけで、本音を話すんだよ?」

    エレン「ア、アルミン!」

    アルミン「ミカサ、できるね?」

    ミカサ「」コクリ

    アルミン「ミカサはできるみたいだよ、エレン?」

    エレン「くっ!出来るよ!するよっ!」

    アルミン「そっか、それなら良かった。出来ればあとで結果を聞かせて欲しいな」スタスタ





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:43:45 ID:MCRA/.9Q

    エレン「…」

    ミカサ「…」

    エレン「…あ~ミカサ」

    ミカサ「!な、なに?エレン」

    エレン「全部話聞いてたと思うから言うけど…ごめんな、騙しちゃって…」

    ミカサ「…うん」

    エレン「汚いよな、あんな真似してさ…ミカサの…気持ち、確かめようとして」

    ミカサ「……」

    エレン「でもな、もう抑えられなかったんだ。俺…」

    エレン「ミカサのことが好きだ」

    ミカサ「!」





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:44:21 ID:MCRA/.9Q

    エレン「家族としてじゃなくて……女として」

    ミカサ「……」

    エレン「あぁ、初めからこうやってハッキリ言えば良かったな…そうすれば、あんな回りくどいことして卑怯者にならずにすんだ」

    ミカサ「エレン」

    エレン「…なんだ?」

    ミカサ「あんなことをした理由を聞いて、私はビックリした」

    エレン「…そりゃそうだよな」

    ミカサ「同時に…」

    ミカサ「嬉しかった」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:45:28 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「とてもとても!…嬉しかった」

    エレン「ミカサ…」

    ミカサ「胸が張り裂けそうになったし、今も夢かもしれないと思っている」

    エレン「夢じゃ…ねぇよ」

    ミカサ「ふふふ、そうみたい」

    ミカサ「だから、とてもとても幸せ」

    エレン「…そっか」


    ミカサ「エレン、私もあなたが好き」





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:46:36 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「ずっとずっと!大好きだった」

    ミカサ「あなたと始めて会ってから今日まで、ずっと…」

    エレン「そう、だったのか…だから」

    ミカサ「私が小さい頃から今までずっと『こんな日が来たらいいのに』と思っていた日が…きた」





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:47:18 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「初めて会った時、この残酷な世界で、エレンは私に暖かさを思い出させてくれた」

    ミカサ「そして今日…美しさを教えてくれた」

    ミカサ「この世界は美しい」

    ミカサ「あなたがいてくれるから」

    エレン「それ俺もだ」

    ミカサ「エレン、私は幸せ。本当に幸せ」

    エレン「俺もだっ!」

    ミカサ「ふふふ、これからもよろしくね」





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:48:09 ID:MCRA/.9Q

    ミカサ「それにしても、あんな風に私の気持ちを確かめようとしたのは、とても残念」

    エレン「そ、そりゃそうだよな」

    ミカサ「なので、その罰として…」

    エレン「…あ、あぁ、何でもするよ」

    ミカサ「今度は普通にデートしましょう」ニコ

    おわり





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 12:52:46 ID:ahPPc9OQ

    いいもん見た 乙





    74:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 13:18:00 ID:hsKl9ni.

    エレミカ可愛い
    乙であった





    75:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/24(土) 16:05:13 ID:UgOr04fw

    キュンキュンしたわ







    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 20:54:49.31 ID:FAUvaBdxO

    シガンシナ区 イェーガー家

    エレン「オレは調査兵団に入って外の世界を見るんだ!!」

    グリシャ「…そうか、お前に見せたい物がある」

    カルラ「あなた、まさか…!」

    グリシャ「エレン、地下室を見せてやろう…」ガタッ

    エレン「本当に!?」




    2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 20:58:10.99 ID:FAUvaBdxO

    カツーン…カツーン…

    エレン「父さん、まだつかないの…?」

    グリシャ「もうすぐだ…着いたぞ」

    ガチャッ

    エレン「うわ…真っ暗だ」

    エレン「父さん?あれ?どこに行ったんだ?」

    バッ(明かりのついた音)

    巨人「ォォオ…」

    エレン「こ、これは!?」ガクガク





    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:03:04.87 ID:FAUvaBdxO

    カルラ「人の作りし最後の砦、人型汎用決戦兵器、エレンゲリオン。これはその初号機よ」

    エレン「どう見ても普通の巨人に紫のペンキ塗ってるだけじゃんか!!て言うかなんで母さんまでいるんだよ!!」

    カルラ「私は母さんじゃないわ、私の名前は葛城ミサト、貴方の直属の上司よ」

    エレン「なんだよそれ!これも父さんの仕業かよ!!」

    「その通りだ」

    エレン「!?」

    グリシャ「久しぶりだな…エレン」ニヤリ

    エレン「さっきまで一緒だっただろ!!て言うかそのグラサンなんだよ!!」





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:14:49.58 ID:FAUvaBdxO

    グリシャ「エレン、私が今から言う事を聞け」

    エレン「え、やだよ」

    グリシャ「…これにはお前が乗るのだ」

    エレン「無視するなよ!!」バンッ

    グリシャ「そして使徒と戦うのだ」

    エレン「なんだよ使徒って!!」

    カルラ「まって下さい司令!!レイでさえシンクロするのに7ヶ月かかったんですよ!?今日来たばかりのこの子にはとても無理です!!」

    グリシャ「座っていればいい、それ以上は望まん」

    エレン「座るって巨人のどこに座りゃいいんだよ!!て言うか無視するなよ!!」バンッ





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:22:10.71 ID:FAUvaBdxO

    アルミン「葛城一尉!今は使徒撃退が最優先事項です、そのためには誰であれわずかでもシンクロ可能な人間を乗せるしか方法はありません!」

    エレン「おいアルミン…お前までどうしちまったんだよ…」

    アルミン「紹介が遅れたね。私の名前は赤木リツコ、E計画担当主任だ」ニコッ

    エレン「だからなんなんだよそれ!!わけわかんねぇよ!!なんの設定だよ!!」

    アルミン「…葛城一尉、それとも他にいい方法があるとでも?」

    カルラ「……指示に従うわ」

    アルミン「さ、エレン君、こっちへ」

    エレン「いやだから勝手に話進めるなよ!!て言うか無視すんなよ!!三回目!!三回目ですけど!?」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:32:44.19 ID:FAUvaBdxO

    エレン「と言うか地下室の秘密ってこれかよ!!もっと核心に迫る物だとおもってたよ!!」

    エレン「て言うかどうやって乗るんだよ!巨人だろコレ!?」

    アルミン「巨人じゃない、これは汎用人型決戦兵器、エレンゲリオン」

    エレン「いやだから巨人紫に塗ってツノ刺してるだけじゃねえかよ!!しかもさっきと汎用と人型の順番もう間違えてるじゃん!!て言うかアルミンは黙ってろよ!!!」カベドンッ

    カルラ「エレン君、落ち着いて」オロオロ

    エレン「落ち着けるかよ!!まさか両親が親友まで巻き込んでこんな事してて落ち着いてる奴の方が凄えよ!!やるならせめてもう少しまともな説明しろよ!!!」ドカベンッ

    エレン「とにかくこれには乗らねえよ!!!」





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:36:34.65 ID:FAUvaBdxO

    グリシャ「…そうか、おまえなど必要ない、乗らないなら帰れ」

    エレン「もちろんそうさせてもらうけど帰る以前にここ家なんですけど」

    グリシャ「冬月、レイを起こせ」

    ハンネス「使えるか?」

    グリシャ「死んでいるわけではない」

    ハンネス「わかった」

    エレン「さりげなくハンネスさんまでなにしてんだよ!!」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:43:42.84 ID:FAUvaBdxO

    ガラガラガラガラガラガラガラ…

    ミカサ「ウゥー(棒)」

    エレン「え?ミカサじゃん」

    カルラ「違うわ、彼女は綾波レイよ」

    ミカサ「ソウヨ、ワタシハアヤナミレイヨ(棒)」

    エレン(もう突っ込むのもめんどくせぇ…)

    グリシャ「ミカs…レイ、予備が使えなくなった、もう一度だ」

    ミカサ「はい」

    エレン「今ミカサって言ったよな?」

    ミカサ「…ウゥ(棒)」ガクガク

    ミカサ「クッ…ウウゥ(棒)」ガクガク

    エレン(え?何これ?オレが行きますって言わなきゃいけないやつ?)





    9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:50:03.53 ID:FAUvaBdxO

    ズズン…ゴゴゴ…

    エレン「えっ、何今の音」

    グリシャ「奴め…ここに気づいたか」

    エレン「いや、これ超大型が扉破ったんじゃないの?」

    グラグラ

    エレン「うわっ!」ヨロヨロ

    ミカサ「エレン、危ない!」ガシッ

    巨人「うぁー…」頭かばい

    アルミン「そんな…エレンゲリオンが搭乗者も無しに動いた!?」

    エレン「いやどう見ても自己防御だろ」

    カルラ「エレン君、君しか居ないのよ?」

    エレン「…乗るよ、この巨人に乗るまでやめる気ないんだろ…母さん…」

    カルラ「巨人じゃないわ、エレンゲリオンよ」

    エレン「…」





    10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 21:55:12.37 ID:FAUvaBdxO

    エレン「で、どうやって乗ればいいんだよ」

    グリシャ「自分の腕を噛め、そうすればお前の身体から巨人の身体が生成される」

    エレン「えっ、目の前のコレに乗るんじゃないの?」

    グリシャ「それはあれだ…雰囲気だ」

    エレン「なんの為の地下室だよ!!もはや巨人がただのインテリアだよ!!」

    エレン「ああもうやけだやってやる!!」アーン

    アルミン「待って!」

    エレン「!?」

    カルラ「司令…本当にいいんですね?」

    グリシャ「…」ニヤリ

    カルラ「発進!!」

    エレン「調子狂わせんなボケェエエエエ!!!!」ガリッ





    11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:00:10.57 ID:FAUvaBdxO

    地上

    鎧の巨人「ウオオオオ!!!」

    駐屯兵「もうダメだ!!撤退だ!!」

    ドゴオオオオン!!!

    鎧の巨人「!?」

    エレンゲリオン「…ォオオオ…」ゼーゼー

    「なんか新しい巨人が地面から出て来たぞ!!」

    「なんか心なしか息切らしてないか?」

    ~~~~

    アルミン「そうそう、地下室から地上に出るにはここから掘り進めるしかないから」

    ~~~~

    エレンゲリオン(あいつら後でぜってーしばく…)ゼーゼー





    12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:06:08.87 ID:FAUvaBdxO

    カルラ「エレン君!まずは歩く事だけを考えて!!」

    鎧の巨人「ウオオオオオ!!!」トッシン

    エレン(うなじ)「んな事言ってる場合かよ!!!」

    エレンゲリオン「ウガアアアアアアア!!!」ガシッ

    鎧の巨人「ウオッ!!!!」パンチ

    エレンゲリオン「グオッ!!!」ズシャァッ

    鎧の巨人「ウオオッ!!」キック

    エレンゲリオン「グオアッ!!!!」ゴシャァッ

    エレン(うなじ)「な…んだコイ…ツ…めっちゃ強ぇぇ…」ゴフッ

    アルミン「初号機、沈黙!!」

    カルラ「そんな!!」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:14:19.34 ID:FAUvaBdxO

    その時、エレンの脳裏にこれまでの人生の思い出が走馬灯のように駆けた!!

    ーーーー

    ちびエレン『父さん…僕を保育園に置いていかないでよぉ!!』

    グリシャ『達者に暮らせよ、エレン』

    保母『いや、イェーガーさん、もう時間ですんで…』

    ーーーー

    グリシャ『大丈夫だ!!お前ならできる!!』

    ちびエレン『やだよ!!水の中で息なんかできないよぉ!!』

    カルラ『これは直接肺の中で酸素を取り入れてくれるのよ!!我慢なさい!!男の子でしょう!!』

    ーーーー

    グリシャ『エレン!何故お前は嫌がるんだ!!』

    ちびエレン『こんなピチピチな服着たくないよぉ!!!』

    カルラ『プラグスーツと呼びなさい!!!』

    ーーーー










    ドクンッーーーー







    エレン「ふざけんなクソがぁああああああ!!!!!!!!」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:26:11.24 ID:OATIipoDO

    走馬灯ひでぇww





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:30:57.07 ID:FAUvaBdxO

    アルミン「エレンゲリオン…再起動…」

    カルラ「そんな…まさか…」

    ミカサ「暴走…!?」

    ハンネス「勝ったな…」

    グリシャ「あぁ…」

    エレンゲリオン「ウオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」

    鎧の巨人「!?」

    エレン「もう限界だ!!!」ドゴォッ

    いま わたしの ねがいごとが

    エレン「こうなりゃ全部鬱憤吐き出してやる!!」バゴォッ

    かなうなら つばさがほしい

    エレン「まず積極的に育児放棄しようとするんじゃねぇ!!!」ベゴォッ

    このせなかに とりのように

    エレン「いきなりシンクロテストとか言って真冬の川に沈めるな!!!」ズドゴォ

    しろいつばさ つけてください

    エレン「あとわけのわからない趣味押し付けんな!!」ボゴォ

    このおおぞらに つばさをひろげ とんでゆきたいよ

    エレン「変な世界観子供に吹き込もうとするな!!」ゴシカァン

    かなしみのない じゆうなそらに

    エレン「そんな変人、俺が…!!!」キュイイイイ

    つばさはためかせ

    エレン「全部!!!駆逐してやる!!!!!」ズギャァアアアアン!!!!

    ゆきたい…

    鎧の巨人だったもの「」





    16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:42:46.51 ID:FAUvaBdxO

    アルミン「エレンゲリオン初号機もとい、エレン・イェーガーの活躍により、シガンシナ区は無事奪還された」

    アルミン「両親の妄想から逃れる為、そして自身の夢を叶える為エレンは訓練兵団に入団する」

    アルミン「しかし、それは彼の新たな戦いの幕開けに過ぎなかった…」

    アルミン「次回、『エレンゲリオン:破 You can(not) titan.』」

    ミカサ「次も…サービス…サービスゥ…」



    おわれ





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:49:36.65 ID:FAUvaBdxO

    おまけ

    エルヴィン「今日は新たなパイロットの紹介だ」

    エレン(あ、なんか嫌な予感)

    リヴァイ「ドイツから来ました、リヴァイ・アスカ・ラングレーですっ!よろしくっ!」

    エレン「ドイツってどこだよ!!」バンッ

    リヴァイ「あんたバカァ!?そんな事もわからないの!?」

    エレン「わからねぇよ!!」

    ジャン「出会って早々夫婦喧嘩か、仲のよろしい事で…」ヤレヤレ

    エレン・リヴァイ「「誰が夫婦だ!!!!!」」

    この世界は残酷だ…

    そして…とても美しい…?


    今度こそおわれ





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 22:55:23.45 ID:FAUvaBdxO

    急に思いついたのでやった。エレンゲリオンって確かにエヴァと似てる気もする。
    それでは。



    はだしのゲンドウ
    アルミン「あれは…『両さんの巨人』!?」
    アルミン「新世紀エレンゲリオン」NEW!





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 23:04:12.00 ID:9QvcK/roo

    乙乙!





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/24(土) 23:19:42.17 ID:OATIipoDO

    乙!!おもろかったぜ!!







    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 18:51:26 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「おい、お前のしたい事は何だ?答えろ」

    エレン「俺は...」

    エレン「...調査兵団に入って、とにかく団長の髪をぶっ殺したいです」

    リヴァイ「ほう....悪くない」

    リヴァイ「特別に認めよう、調査兵団への入団を許可する」





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 18:56:10 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「早速仕事だ、エルヴィンの髪を殺せ」

    エレン「ハッ!!」タタッ


    エルヴィン「ん?後ろから誰か走ってくる...誰だ?」

    エレン「ふんっ!」プチ

    エルヴィン「痛たっ!?」

    エレン「やった!討伐数1!!」タタタッ





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:02:27 ID:RDxESWtg

    エルヴィン「私の髪の毛一本取ってどこか走り去っていった...」

    エルヴィン「彼は一体何がしたかったんだ....?」

    本部

    エレン「リヴァイ兵長、俺やりましたよ!早速戦果を上げました!」

    オルオ「....たかが一体ぐらいで騒ぐんじゃねーぞ新入りがよぉ」

    エレン「え!?」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:05:55 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「コイツの言う通りだ、一体ぐらいで騒ぐな」

    エレン「あの....この方達は?」

    リヴァイ「俺の直属の部下....エルヴィン狩りのエース部隊だ」

    エレン「エース部隊!?」

    リヴァイ「お前はまだまだ甘い」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:12:56 ID:RDxESWtg

    ペトラ・ラル 討伐10本 討伐補佐48本

    オルオ・ボサド 討伐39本 討伐補佐9本

    エルド・ジン 討伐14本 討伐補佐32本

    グンタ・シュルツ 討伐7本 討伐補佐40本

    リヴァイ「これが実力の差だ、しかも一度も気づかれずにやっている」

    リヴァイ「前のキース団長はコイツ達が中心になって討伐した」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:15:18 ID:FT0OAq7M

    団長になんの恨みがw





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:18:25 ID:RDxESWtg

    エレン「一度も気づかれずにって....まさか!?」

    リヴァイ「そう、キースはまだ自分の頭の惨劇を知らない」

    エレン「な!?」

    リヴァイ「お前もエルヴィンに悟られる事無く討伐しろ」

    エレン「は...ハッ!」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:28:45 ID:Xp20m8O.

    キース鏡見ろw





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:37:56 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「今夜は大規模な作戦を実行する」

    エレン「大規模な作戦...ですか?」

    リヴァイ「そうだ、調査兵団の総力を上げてエルヴィンの頭を開拓する」

    エレン「!?」

    リヴァイ「エルヴィンの髪の毛の犠牲は避けられない....だがやるしかない」

    リヴァイ「お前は俺達リヴァイ班と行動しろ」

    その夜 人類の存亡を賭けた戦いが始まろうとしていた...





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:44:37 ID:RDxESWtg



    エルヴィン「眠い...しかし今夜中に作戦企画書を完成させなければ...」カリカリ

    ペトラ「エルヴィン発見....目標との距離10!」ソロ~

    エルド「夜はエルヴィンの行動が鈍る....チャンスだ」

    リヴァイ「お前達....行くぞ!」ダダッ

    エレン「常に変革を求める人間の集まり....これが調査兵団!」ゴクリ





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:50:14 ID:RDxESWtg

    オルオ「ていっ」プツン

    エルヴィン「....」

    ペトラ「はっ」プチン

    エルヴィン「....」

    エルド「人類の力を...」プツッ

    グンタ「思い知れ!!」プチプチッ

    エルヴィン「....」カリカリ

    エレン「スゲぇ...こんな鮮やかな技初めて見た!」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:54:52 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「揃いも揃って...」

    リヴァイアサン「面白れぇ生え際しやがって..」ダダッ

    エレン「出た!人類最強!」

    リヴァイ「はぁっ!!」ブチブチブチィ!

    エルヴィン「さっきから痛ってぇぞお前等ァ!!!」

    リヴァイ「ヒッ!.....ごめんなさい...」

    エレン「まずい!」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 19:56:28 ID:uNRmv7TA

    バレバレワロタw





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:03:13 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「総員退避だ!総員退避!!」

    エルヴィン「待て!何故そんな事をする!理由を教えろ!」バッ

    エルド「うわぁ!?」

    エレン「エルドさんが捕まった!」

    リヴァイ「くそったれが....何故俺の毛抜き裁きがバレたんだ!?」

    エレン「(俺のせいだ....俺の毛抜きが最初にバレたせいで...)」

    エレン「(エルヴィンは警戒態勢に入ってたんだ!)」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:10:57 ID:RDxESWtg

    エルド「うわぁああああ助けてぇええええ!!」

    エレン「最初から.....こうしてれば!」ガリ

    ピカッ!!

    オルオ「あのガキ!巨人化しやがった!?」

    グンタ「エルドを助ける気だ!しかしさすがに単騎行動は....」

    オルオ「....俺達も加勢すれば....あるいは...!」

    ペトラ「私はオルオに賛成する!クソエルヴィンに報いを!」

    リヴァイ「お前等.....」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:15:36 ID:s2l8PTd6

    エルヴィンが一体何を…
    ってアイツ目的のためには犠牲も厭わない奴だったな





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:45:29 ID:RDxESWtg

    リヴァイ「俺が指揮する、エレンを援護しろ!突撃!!」

    リヴァイ班「了解!!」ドドッ

    巨人エレン「オオオオオオオオッ!」

    エルヴィン「ま...待て!私が何をしたっていうんだ!?意味無く毛を抜かれたから怒っただけだ!やめろ!」

    巨人エレンはエルヴィンの髪の毛を掴むと、力一杯引き抜いた

    エルヴィン「ぐあぁああぁぁあ!」ブッッッチィ

    エレン「オオオオオオオオ!!」勝利の雄叫び





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:47:23 ID:uNRmv7TA

    普通に痛そう





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 20:53:02 ID:RDxESWtg

    人類はエレンという切り札を使い勝利した。しかしエルヴィンの髪の毛は全滅....代償も大きかったのだ

    ピクシス「....なるほど....お主もか」

    エルヴィン「ピクシス指令、ではあなたも部下に....」

    ピクシス「その通りじゃ、今日の朝に美容院に行ってやっと気づいたわい...リコに問い詰めると3年前にはもうワシの頭は...」

    エルヴィン「心中お察しします」





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 21:07:01 ID:RDxESWtg

    エルヴィン「しかしご安心下さい、私は技術班こんな物を作らせました」フサァ

    ピクシス「!....その摩訶不思議な物は一体!?」

    エルヴィン「『ヅラ』と命名しました、これを被ると」かぶり

    ピクシス「何と!!見事じゃ!!」

    エルヴィン「反撃はこれからです!一人残らず追い詰めましょう!我々の髪の毛の仇を!!」

    知将エルヴィン(ヅラ)
    彼の本当の戦いが始まる!!

    次回【二千年後に生える】

    おわり





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 22:03:13 ID:UT1LXF/Q

    クソワロタ





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 22:58:38 ID:KmwUkt/o

    つまりこの世界でははげ=駆逐済みって事か、恐ろしい






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:17:04 ID:FoeFQYHs

    ユミル「え?」

    クリスタ「だーかーらーユミルのおっぱいがおっきくなったって言ってるの!」

    ユミル「そうか?あまり自分じゃわかんねえけど」

    クリスタ「私は毎日頭の上におっぱいのせられてるからわかるよ!」

    クリスタ「最近重くなったもん!それに比重してのせられる時間も増えたもん」

    ユミル「それは前よりクリスタが好きになったから抱き着いてたいなぁとだな」

    クリスタ「嘘!おっぱいを丁度のせられて楽だと思ってるでしょ!」





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:42:35 ID:/ygoruhk

    これって…現パロ?





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:53:52 ID:FoeFQYHs

    >>26巨人中の方が自由に出来そうだったから




    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:22:27 ID:FoeFQYHs

    ユミル「いやまあそれもあるけどよ」

    クリスタ「やっぱり」

    ユミル「でもクリスタが好きだから抱き着いてんのも本当だぜ?」

    クリスタ「本当?」

    ユミル「ああ、本当だ」

    クリスタ「大好きユミル!」

    ユミル「私もだよクリスタ」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:27:13 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「毎日おっぱいをのせられてばかりは悔しいので今日は逆です!」

    ユミル「逆?」

    クリスタ「ユミルしゃがんで!」

    ユミル「ん、こうか?」

    クリスタ「うん!そして後ろから私が」ペタン

    クリスタ「どうユミル?私の気持ちがわかった?」

    ユミル「え?もうのせてんのか?」

    クリスタ「なっ!」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:30:43 ID:1NDcov/Y

    男とおっぱいは揉まれて大きくなるのです





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:41:26 ID:FoeFQYHs

    ユミル「なあ、こう言っちゃあれだが……もう少し大きくなってからさ」

    クリスタ「ひどい!どうせ私は胸がないもん!」

    ユミル「そんな事言ってないだろ?」

    クリスタ「言った!」

    ユミル「はぁ、仕方ない大きくするの手伝ってやるよ」

    クリスタ「え?本当!?」

    ユミル「ああ、だから後ろ向いて目閉じてな」

    クリスタ「わかった!目閉じたよ!」

    ユミル「よし行くぞ!」モミモミ

    クリスタ「ちょっ!何してるの!ダメ!あっ!」モミモミ

    ユミル「ほら揉まれると大きくなるっつうだろ?」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:47:03 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「ユミルは誰かに揉まれて大きくなったの?」

    ユミル「違います」

    クリスタ「じゃあなんで私で試したの!?」

    ユミル「クリスタの胸が可愛かったのでつい……」

    クリスタ「誰の胸が控えめで小さくて可愛いよ!」

    ユミル「そこまでは言ってません」

    クリスタ「うるさい!」

    ユミル「すみません」

    クリスタ「それでユミルはどうやって胸が大きくなったの?」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:52:20 ID:FoeFQYHs

    ユミル「いや、特には何もしてないぞ?」

    クリスタ「嘘!隠れてバストアップ体操とかしてるんでしょ!」

    ユミル「してねぇよ、つかお前してんのか?」

    クリスタ「しっしてない!それに私は今関係ないでしょ!?」

    ユミル「いやだって私毎日クリスタと一緒にいるし」

    クリスタ「そういわれると……」

    ユミル「だろ?一緒にいるときは抱き着いてるか胸のせてるかだしさ」

    クリスタ「それだわ!」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 03:57:12 ID:FoeFQYHs

    ユミル「何がだ?」

    クリスタ「毎日私に押し付けて圧迫することで刺激を与えてたのよ!」

    ユミル「そんなもんで大きくなるか?」

    クリスタ「試しましょう!」

    ユミル「どうやって?」

    クリスタ「今日から私が毎日ユミルに抱き着くの!いいでしょ!?」

    ユミル「いいぞ!24時間何時でもOKだ!」

    クリスタ「ありがとユミル!大好き!」ダキッ

    ユミル「ああ、幸せだ……」




    おわれ





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 04:09:32 ID:6vefLy1A

    いや、まだやれるハズだ!





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 04:53:56 ID:6KqZWT.2

    好きだぜこういうの!





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 06:51:05 ID:Cl/5uoNE

    クリスタかわえええええええええ





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 07:10:16 ID:2k6TByIw

    終わらないで!





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 08:45:02 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「という事で今日はユミルの家に泊まります!」

    ユミル「私は別に構わないけど着替えとかどうすんだ?」

    ユミル「私のを貸してもいいがその、サイズがさ……」

    クリスタ「酷い!また小さいって言った!」

    ユミル「言ってねえよ、むしろぼかしただろ」

    クリスタ「じゃあ一度家に着替え取りに帰るね、ユミルも来てね」

    ユミル「仕方ねぇなぁ」

    クリスタ「お泊りなんて久しぶりだからワクワクするね」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 08:53:23 ID:FoeFQYHs

    眼鏡「クリスタ、ユミル話はまとまったか?」

    クリスタ「先生、聞いてたんですか!?」

    眼鏡「あのなぁお前等、今は授業中だぞ?見ろ、お前等が胸の話をするから」

    眼鏡「ライナーがベルトルトと中腰でトイレに行ってしまった」

    ユミル「うわっ、あいつらマジかよ……」

    眼鏡「お前が言うな、お前等も性別が違うだけで似たようなもんだ」

    ユミスタ「すみませんでした」

    眼鏡「もういい、授業に戻るぞ」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 08:54:34 ID:RRpyCBXw

    先生寛大だなw





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:02:02 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「さっ、授業も終わったし帰ろ!」ギュッ

    ユミル「わかったから腕を引っ張んなって」

    クリスタ「腕に胸を押し付けるのダメ?」

    ユミル「ダメじゃないって、引っ張んなって言ってんだ」

    クリスタ「えーいいじゃない、早くユミルの家に行きたいの!」

    ユミル「引っ張る子はお泊り禁止だ」

    クリスタ「ええ!?嘘でしょ!?ごめんね!!」

    ユミル「はいはい、じゃあゆっくり帰ろうな?」

    クリスタ「うん!」





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:15:38 ID:FoeFQYHs

    ユミル「いやー何回来てもでけえなお前ん家」

    クリスタ「そう?まあとりあえず入りましょ?」

    ユミル「そうだな」

    クリスタ「ただいま~」

    ユミル「お邪魔しま~す」

    クリスタ「あれ?誰もいないのかな?いっか、お泊りセット取って来るね」

    ユミル「おう、リビングで待ってるわ」

    ユミル「おー広い広い、何畳あんだここ?つーかお泊りセットって……」

    ユミル「今日金曜だけど、そういやあいつ何日泊まる気だ?」





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:29:46 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「お待たせー」ガラガラ

    ユミル「おう、早かったなっ、てなんだそのキャリーバッグ」

    クリスタ「え?一応五日分の着替えとかだけど?」

    ユミル「仮に土日も泊まったとしてもそんなにいらねーだろ」

    クリスタ「そうかな?でもあれよ、備えあればって奴!」

    ユミル「備えすぎだ、まあいいや、じゃあ私ん家行くか?」

    クリスタ「行く!あ、夜ご飯どうする?」

    ユミル「どっかスーパー寄るか」

    クリスタ「賛成!」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:38:18 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「今日は何食べるの?」

    ユミル「決まってるだろ、鯖の味噌煮だ」

    クリスタ「またぁ?ユミルって他に作れないの?」

    ユミル「いや別に出来るけど鯖味噌うまいだろ」

    クリスタ「ユミルの鯖味噌美味しいけどさぁ、じゃあ明日の朝食は?」

    ユミル「今日残った鯖味噌だ、一晩寝かせると味が染みてうまいぞ」

    クリスタ「ちゅっ昼食は?」

    ユミル「さばみ」

    クリスタ「はいダメー!鯖味噌禁止でーす!」





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 09:51:07 ID:FoeFQYHs

    ユミル「えーいいじゃんかよー」

    クリスタ「ダメですー」

    ユミル「デザートにイチゴ買ってやるからさ」

    クリスタ「本当!なら晩御飯は鯖味噌でもいいよ」

    ユミル(明日の朝食分まで黙って作るか)

    ユミル「じゃあ明日は何食いたい?作ってやるよ」

    クリスタ「鯖味噌以外の和食!卵焼きとか食べたい!」

    ユミル「そんなんでいいのか?楽だからいいけど」

    クリスタ「後はおまかせコースで」

    ユミル「当店は全てのコースに鯖味噌がついてきますがよろしいですか?」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:12:48 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「鯖味噌抜きでお願いしまーす」

    ユミル「本当にいいのか?」

    クリスタ「いいよ?何で?」

    ユミル「胸が大きくなる秘密は鯖味噌かも知れないぞ?」

    クリスタ「はっ!確かに!ユミルの大半は鯖味噌で出来てる」

    ユミル「いやそこまでは食ってねえよ」

    クリスタ「毎日学校に鯖缶持ってきてるじゃない」

    ユミル「いいじゃん、体にいいんだぞ鯖缶、ダイエット効果あるみたいだし」

    クリスタ「水煮だけでしょ?それにユミルはダイエットの必要無いじゃない」





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:16:08 ID:Cl/5uoNE

    あほの子クリスタかわいすぎ
    結婚しよ





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:23:22 ID:FoeFQYHs

    ユミル「誰かと違ってチンチクリンじゃないしな」

    クリスタ「誰の事かなー?」ニコッ

    ユミル「すまん、なんでもない」

    クリスタ「あ!納豆!納豆食べたい!」

    ユミル「はいはい、他はなんかないか?」

    クリスタ「アイス!」

    ユミル「イチゴも食べてアイスも食うのか?」

    クリスタ「別腹だから大丈夫」

    ユミル「私は太るぞって言いたいんだが」

    クリスタ「今日は体育頑張ったから大丈夫だよ」





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:34:52 ID:JN4sUSRs

    お前らもう付き合っちゃえよ。いや、付き合ってるのか?





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:38:21 ID:FoeFQYHs

    ユミル「よし、じゃあ帰るか」

    クリスタ「なんか新婚さんみたいだね!」

    ユミル「スタイル的には私が奥さんだけどな、料理も私だし」

    クリスタ「私だって料理出来るよ!目玉焼きとか」

    ユミル「目玉焼きくらいで自慢されてもなぁ」

    クリスタ「掃除や洗濯は私の方が頑張るよ!」

    ユミル「一回泡だらけになりかけたけどな」

    クリスタ「う~、意地悪!」

    ユミル「冗談だって、クリスタは私の嫁さんだよ」

    クリスタ「ユミルも私のお嫁さんだよ!」





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 11:46:28 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ただいま~っつっても誰もいないけどな」

    クリスタ「お邪魔しま~す」

    ユミル「はあ、疲れた~」

    クリスタ「もぅ、玄関で寝ないの!制服シワになっちゃうよ?」

    ユミル「いいって、どうせ洗うから」

    クリスタ「じゃあ私も横になる!」

    ユミル「お前は私服に着替えてるからな、あー寝てる暇ないわー」

    クリスタ「どうしたの?」

    ユミル「アイス早く冷凍庫入れないと溶けるだろ」

    クリスタ「忘れてた!」





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 13:49:14 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「アイスよし、イチゴよし、納豆よし」

    ユミル「自分のだけじゃなくて鯖も冷蔵庫に入れろよ」

    クリスタ「もう作るかと思って」

    ユミル「あーもう6時過ぎてんのか、じゃあ作るか」

    クリスタ「何か手伝おうか?」

    ユミル「じゃあ米洗って炊いてくれ」

    クリスタ「オッケー、何合炊く?」

    ユミル「2、3合でいいだろ」

    クリスタ「じゃあ3合炊くね、洗剤どこ?」

    ユミル「え?」

    クリスタ「え?」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 13:57:46 ID:FoeFQYHs

    ユミル「あっいや悪い、釜を洗おうとしたんだよな?」

    クリスタ「うん、後お米もね」

    ユミル「一応、念のために聞くけど米はどうやって洗うかわかるか?」

    クリスタ「当たり前じゃない!洗剤を水にとかして濯ぐんでしょ?」

    ユミル「すまんが全部私がするからその間に風呂でも入っててくれ」

    クリスタ「えっ!?何かおかしかった!?」

    ユミル「全部だ」

    クリスタ「そんなぁ~」

    ユミル「はぁ、わかったわかった、教えてやるから横で見てろ」





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 14:09:35 ID:FoeFQYHs

    ユミル「大体これを繰り返すだけだ、わかったか?」

    クリスタ「本当に洗剤使わないんだ……でもこれなら私でも出来そう!」

    ユミル「簡単だろ?後で家庭科の教科書見てみろよ、書いてるから」

    クリスタ「気が向いたらね!」

    ユミル「そんなんじゃ誰も嫁にもらってくれないぞ?」

    クリスタ「いいもーん、私にはユミルいるから」

    ユミル「そうだな、誰にもクリスタはやらん!」

    クリスタ「へへへー」

    ユミル「でももう少し家事を覚えような?」





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 14:20:16 ID:FoeFQYHs

    ユミル「鯖味噌も大体出来たし、みそ汁いるか?」

    クリスタ「いる!」

    ユミル「じゃあ油揚げ切れるか?」

    クリスタ「切れるよ!豆腐だって切れるよ!」

    ユミル「いや豆腐はやめてくれ、この時間に病院には行きたくない」

    クリスタ「もう心配性なんだから」

    ユミル「じゃあ葱も切るか?」

    クリスタ「任せて!みじん切りね!」

    ユミル「違う……」

    クリスタ「えっ?小さく切ってるのに?」





    45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 14:32:55 ID:FoeFQYHs

    スーッ スーッ

    クリスタ「簡単そうに切るね、手の上で危なくないの?」

    ユミル「そうか?まあ慣れだよ慣れ、後は豆腐と油揚げ入れて味噌入れるだけだな」

    ユミル「どうする?米が炊けるまでまだ時間あるけど」

    クリスタ「一緒にお風呂入る?」

    ユミル「そんなに広くないぞ?」

    クリスタ「大丈夫、胸を押し付けて入るから!」

    ユミル「いや入りづらいだろそれ、大体クリスタが押し付けても変わらんだろ」





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 22:34:42 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「ユミル早くー」

    ユミル「呼ばなくても行くから大丈夫だって」

    クリスタ「うわぁ~、これが毎日私の頭の上に……」

    ユミル「そんなまじまじとみるな、いくらクリスタでも恥ずかしい」

    クリスタ「神様は不公平よ!」

    ユミル「そうだな、金持ちと一般人だもんな」

    クリスタ「そうじゃなくて!スタイル!何でこんなに……」

    ユミル「えー、クリスタみたいな方が楽でいいって」





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 22:45:34 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「アニも言ってた」

    ユミル「あ?アニがなんて?」

    クリスタ「あんたみたいな胸に生まれたかったよ、邪魔で仕方ないって」

    ユミル「あいつ身長低いのにデカイからなぁ、確かに邪魔だろうな」

    クリスタ「どうして私だけ小さいの……」

    ユミル「あんまり気にすんな、ほら頭洗ってやるから目閉じろ」

    クリスタ「むぅ~、いいよー」

    ユミル「いくぞー」モミモミ

    クリスタ「ちょっ!ユミル!ダメ!ちがっ!」モミモミ





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 22:53:50 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「もうユミルは私の後ろ禁止!」

    ユミル「えーいいじゃんかよ、ちょっと揉んだだけじゃん」

    クリスタ「それがダメなの!大体私が押し付けるはずだったでしょ!?」

    ユミル「押し付けるほどないくせに」

    クリスタ「あっ!また言った!夏までにはおっきくなってるもん!」

    ユミル「夏ねえ、何で夏?」

    クリスタ「私も可愛くてセクシーな水着が着たいの!」

    ユミル「今の体形ならスクール水着が似合いそうだな、キャップ被って」





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 22:59:58 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「絶対嫌だ!」

    ユミル「胸のとこにクリスタって私が書いてやろーか?」

    クリスタ「絶対見返してやるんだからね!」

    ユミル「はいはい、楽しみにしてますよ」

    クリスタ「もう!ほら私が背中洗ってあげる」ゴシゴシ

    ユミル「そこは普通に洗うんだな」

    クリスタ「えっ?」

    ユミル「てっきり胸を押し付けて体で洗うのかと」

    クリスタ「それいい!ユミル天才!」

    ユミル「すまん冗談だ、いけない気分になりそうだからやめてくれ」





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 23:06:06 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「えー、いいと思ったのに」

    ユミル「私がダメだから普通に頼む」

    クリスタ「しょうがないなー、お客様力加減はどうですか?」ゴシゴシ

    ユミル「もう少し強めでお願いします」

    クリスタ「これくらいでしょうか?」ゴシゴシ

    ユミル「そうそうそれくらいで」

    クリスタ「次は前ですねー」

    ユミル「いや前は自分でするから」

    クリスタ「そう?じゃあ流すからシャワー取って」

    ユミル「はいよ」





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 23:15:05 ID:FoeFQYHs

    ユミル「よし、じゃあ次は私がクリスタの背中洗ってやる」

    クリスタ「また胸揉むつもりでしょ」

    ユミル「大丈夫だって信用しろって」

    クリスタ「絶対だよ?」

    ユミル「絶対絶対」

    クリスタ「じゃあお願いするね」

    ユミル「了解、ほら後ろ向いて」ゴシゴシ

    クリスタ「ユミル上手~」

    ユミル「そうか?」ゴシゴシ

    クリスタ「うん、気持ち~」

    ユミル「それは良かった、アッスベッター」モミモミ





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 23:21:11 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「もうユミルとはお風呂入らない……」

    ユミル「ごめんって、ほら納豆もう1パック食べていいから」

    クリスタ「いらない、そのかわり後でユミルのアイスちょっと頂戴?」

    ユミル「わかったわかった、全部やるから許してくれって」

    クリスタ「言ったからね?全部だよ?」

    ユミル「わかってるって」

    クリスタ「なら許してあげる、でも次はないからね?」

    ユミル「大丈夫だって、ごめんなクリスタ」





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 23:30:03 ID:FoeFQYHs

    ユミル「おっ、飯も炊けてるぞ!食べるか?」

    クリスタ「食べる!」

    ユミル「じゃあ冷蔵庫から納豆出して、後はご飯ついでくれ」

    クリスタ「りょーかい」ガチャ

    クリスタ「ん?もずく?ハッ!ユミル、もずく食べてもいい?」

    ユミル「ああいいぞ、どうせ貰いもんだし」

    クリスタ「やったー」

    ユミル「もずくそんなに好きだったか?アニみたいだなってそういう事か」

    クリスタ「そういう事です!」





    59:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/18(日) 23:37:34 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ほら、鯖味噌とみそ汁、後一応サラダな」

    クリスタ「サラダ!?いつのまに!?」

    ユミル「んなもんちょっと切るだけだろ、ドレッシングいるか?」

    クリスタ「何があるの?」

    ユミル「胡麻ダレと和風醤油、マヨネーズもあるぞ」

    クリスタ「じゃあ和風醤油!」

    ユミル「はいよっと」

    クリスタ「早く食べよ!」

    ユミル「はいはい」

    ユミスタ「いただきます」





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 00:59:08 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「おいしー!頬っぺたが落ちちゃいそう!」

    ユミル「嬉しいがその褒め方する奴初めてみたぞ?」

    クリスタ「そう?でもやっぱりユミルの鯖味噌は完璧ね」

    ユミル「そりゃ愛情が沢山入ってるからな!」

    クリスタ「その表現もあまりいないよ?でも嬉しい!」

    ユミル「ご飯もまあ初めてにしては上出来だな」

    クリスタ「愛情が詰まってるからね!」

    ユミル「ははは、ありがとよ」

    クリスタ「あっ!見たい番組あったの!見ていい?」

    ユミル「いいけど何だ?」





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:05:47 ID:FoeFQYHs

    テレビ「例えば地球温暖化だ。CO2排出量増加による地球温暖化は常識だね?」

    テレビ「常識?」

    ユミル「おい、何だこのアニメは」

    クリスタ「え?ユミル知らないの?今密かに流行ってるんだよ?」

    ユミル「本当かよ、この同性レイプアニメがか?」

    クリスタ「同性愛アニメ!」

    ユミル「いやこれはダメだろ、ゴールデンでやるなよ」

    クリスタ「でもユミルはこの温暖化先輩に似てるって女子の間じゃ話題だよ?」





    64:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:12:32 ID:FoeFQYHs

    ユミル「えっ!?この同性レイパーにか!?嘘だろ!?」

    クリスタ「嘘じゃないよ?女子だけのファンクラブもあるよ」

    ユミル「いつのまにそんなことに……まさかクリスタもファンクラブに?」

    クリスタ「私は入ってないよ?入らなくても皆の知らないユミルのいいところ一杯知ってるし」

    クリスタ「ファンじゃないもん!お嫁さんだもんね!」

    ユミル「クリスタ~大好きだぞ!」

    クリスタ「もうユミルったら、早くご飯食べましょ?」





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:19:30 ID:FoeFQYHs

    ユミル「しかし男会員のみのクリスタファンクラブは知ってたが私まであったのか」

    クリスタ「えっ!私のファンクラブもあるの!?」

    ユミル「ああ、噂じゃライナーが会長らしいぞ」

    クリスタ「ライナーってよく私たちの方見てるよね、ユミルを見てるんだと思ってた」

    ユミル「悪い奴じゃないんだが最近ちょっと気持ち悪いよな」

    クリスタ「私を見てたんだ……」

    ユミル「おい、なんだその反応!まさかお前あのゴリラ野郎のこと!?」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:32:02 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「違う違う、私を見てたんだと思うと鳥肌が……気持ち悪いなって」

    ユミル「だよなー、たまにこっち見てニヤニヤしてたし、あいつ危ねえわ」

    クリスタ「でもユミルが守ってくれるから大丈夫」

    ユミル「おう!任せとけ!私があんな半分ホモ野郎から守ってやる!」

    クリスタ「ユミルかっこいー!」

    ユミル「だから鯖味噌もう一個食おう」

    クリスタ「私も食べるー!」

    ユミル「大丈夫か?イチゴもあるんだぞ?」

    クリスタ「うっ、だっ大丈夫!……多分」





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:41:06 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「はぁ~、お腹一杯~」

    ユミル「結構食べたんじゃないか?」

    クリスタ「だってユミルの料理美味しいんだもーん」

    ユミル「はいはい、ありがとうございます」

    ユミル「少し横になってテレビでも見てろ、食器片付けるから」

    クリスタ「私も手伝うよ?」

    ユミル「いやいい、この前やらせて皿三枚割っただろ」

    クリスタ「それは本当にごめんなさい」

    ユミル「いいって、今日は客なんだからゆっくりしてろ」





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:46:23 ID:FoeFQYHs

    ユミル「~♪~♪」ガチャガチャ

    クリスタ「ふふ、なんだかお母さんみたい」

    ユミル「ん?なんか言ったか?」ガチャガチャ

    クリスタ「んーん、何もないよ」

    ユミル「そうか?」ガチャガチャ

    クリスタ「さて私はバストアップ体操しよっと」





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 01:52:30 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「んっんっんー!」グイグイ

    ユミル「何やってんだ?」

    クリスタ「えっ!なっ何でもないよ!?」

    ユミル「ああ、それが例のバストアップ体操って奴か」

    クリスタ「……うん、なっ内緒よ!誰にも言っちゃダメだからね!?」

    ユミル「ははっ、わかったわかった」

    クリスタ「もー、絶対だからね?」

    ユミル「はいはい、イチゴ洗ったけど食うか?」

    クリスタ「食べる!」

    ユミル「腹一杯じゃなかったのかよ」





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 02:03:06 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ミキサーあるからイチゴジュース作れるぞ?」

    クリスタ「ユミル、今はフードプロセッサーって言うのよ!」

    ユミル「ミキサーだよ、でジュース作るか?」

    クリスタ「作る!」

    ユミル「じゃあイチゴ半分に切るか、氷入れるか?」

    クリスタ「ミキサーに氷?大丈夫なの?壊れない?」

    ユミル「大丈夫だよ、つーかミキサーっつってんじゃねえか」

    クリスタ「ユミルに合わせてあげたの!」

    ユミル「はいはいどーも」





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 02:09:15 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「じゃあ氷入れてみよっかな」

    ユミル「了解、後は牛乳と練乳とグラニュー糖どっち入れる?」

    クリスタ「うーん、グラニュー糖!」

    ユミル「じゃあここ押さえてスイッチ入れてみな」

    クリスタ「ここ?」ポチッ

    ガガガガガガガガガガ

    クリスタ「こっこれ、だっ大丈夫なの!?ねえユミル!?」

    ガガガガガガガガガガ

    ユミル「大丈夫だって、ちゃんと押さえてろよ?」

    ガガガガガガガガガガ





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 02:15:32 ID:FoeFQYHs

    ユミル「もう止めていいぞ」

    ガガガガガガガガガガ

    クリスタ「壊れてないよね……?」ポチッ

    ユミル「ほら見ろよく出来てる、コップ持ってきてみな」ドロッ

    クリスタ「はい、早く!」

    ユミル「焦んなって、ほら」ドロドロ

    クリスタ「結構ドロドロなんだね」

    ユミル「まあ安いミキサーだからこんなもんだろ、ほら飲んでいいぞ」

    クリスタ「いただきまーす」ゴクッ





    73:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 02:22:36 ID:FoeFQYHs

    ユミル「どうだ、うまいか?」

    クリスタ「美味しいよ!甘さ控えめで丁度いいし氷もいい感じ!」

    ユミル「そりゃよかった、私も飲むかな」ゴクッ

    ユミル「ああ、こりゃうまいな」

    クリスタ「でしょ?もうお店でイチゴジュース買えないよ!」

    ユミル「それは言い過ぎだろ」

    クリスタ「そうかな?でもそれくらい美味しいよ!」

    ユミル「そっか?ありがとな」





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:06:54 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ほらちょっと余ったから飲めよ」ドロッ

    クリスタ「ありがとユミル」ゴクッ

    ユミル「さてミキサーも洗うか」

    クリスタ「私が洗う!」

    ユミル「いやこれは刃物ついてるからダメだ」

    クリスタ「えー大丈夫だよ」

    ユミル「そういうのは皿を割らなくなってから言おうな?」

    クリスタ「はーい……」

    ユミル「はぁ、じゃあ今使ったコップ濯いで冷蔵庫の中にあるお茶ついでてくれるか?」

    クリスタ「了解!」





    80:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:15:11 ID:FoeFQYHs

    ユミル「明日も泊まるのか?」

    クリスタ「そのつもりだけどダメだった?」

    ユミル「そうじゃなくてお前ん家大丈夫なの?」

    クリスタ「へ?」

    ユミル「親とか心配してないの?」

    クリスタ「ああ、大丈夫!ユミルちゃんにならクリスタを嫁に出してもいいって言ってたから」

    ユミル「いつのまに親公認になってんだよ、しかもやっぱり私が旦那かよ」

    クリスタ「それに一応置き手紙もしてきたから大丈夫だよ」

    ユミル「結構簡単だなお前ん家」





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:23:23 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「私いい子だから信頼されてるのよ」

    ユミル「あのなぁ、いい子は自分でいい子なんて言わないんだよ」

    クリスタ「ふふ、それもそうだね」

    クリスタ「でもそんなこと言ったらユミルだって一人暮らしじゃない」

    ユミル「まあそこはご都合主義だよ、両親は海外だからな」

    クリスタ「何それ、変なのー」

    ユミル「変なのでいいんだよ、それじゃあ明日は何する?」

    クリスタ「鯖味噌以外!」

    ユミル「料理の話じゃねえよ」





    82:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:31:22 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「え?」

    ユミル「明日何して遊ぶかって事だよ」

    クリスタ「あー、考えてなかった」

    ユミル「だと思ったよ」

    クリスタ「別にユミルにくっつきにきただけだからなぁ」

    ユミル「今普通に向かいに座ってるけどな」

    クリスタ「じゃあくっつくね!押し付けるからね!」

    ユミル「はいはい、どこでもどうぞ」

    クリスタ「えいっ!」ギュッ

    ユミル「はぁ、柔らかくねえのが悲しいな……」

    クリスタ「これから!これからだから!」





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:37:21 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「どうやったら大きくなるのー?」モミモミ

    ユミル「揉みながら聞くなよ」

    クリスタ「だって気持ちいいんだもん」モミモミ

    ユミル「自分の揉めよ」

    クリスタ「私のこんなに揉みごたえないんだもん……」モミモミ

    ユミル「そろそろ揉むのやめてくれ」

    クリスタ「後ちょっとだけ!後ちょっとだけだから!」モミモミ

    ユミル「その言い方は色々とよくないからやめてくれ」

    クリスタ「はーい」





    84:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:45:17 ID:FoeFQYHs

    ユミル「やることねえなあ」

    クリスタ「私は一緒にいるだけで楽しいよー?」

    ユミル「まぁ私もそうだけどさ、暇だなぁ」

    クリスタ「じゃあ宿題する?」

    ユミル「そういやあったな……やるかぁ!」

    クリスタ「オー!」

    ユミル「終わったらアイスな」

    クリスタ「やる気出てきたよ!」

    ユミル(風呂での約束は忘れたみたいだな)

    クリスタ「どうしたのユミル?」

    ユミル「いや何でもない」





    85:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 03:54:24 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「終わったー!」

    ユミル「よし、じゃあアイス食うか」

    クリスタ「やった!アイスだー!」

    ユミル「ほらイチゴ味」

    クリスタ「ハゲーンダッツのイチゴ!」

    ユミル「私はスパーカップのバニラだ」

    クリスタ「ユミルもハゲーンダッツにすればよかったのに」

    ユミル「いやハゲーンのバニラはなんか脂っこいから苦手なんだよ」

    クリスタ「へぇ、イチゴ味しか食べないから知らなかった」

    ユミル「なんか死が見えたりするんじゃねえか?」

    クリスタ「え?」

    ユミル「いや何でもない」





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 04:02:29 ID:FoeFQYHs

    ユミル「はー食った食った」

    クリスタ「うん、美味しかった」

    ユミル「そろそろ布団引いて寝るか?」

    クリスタ「え?一緒のベッドで寝ようよ!そうしないとくっついて寝れないじゃん」

    ユミル「いやいいけど寝づらくないか?」

    クリスタ「大丈夫だよ!朝にはおっきくなってるから!」

    ユミル「理由になってねえよ」

    クリスタ「いいじゃん一緒に寝ようよ」

    ユミル「はいはい、じゃおやすみ」

    クリスタ「おやすみユミル」ギュッ




    おわれ





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 04:06:09 ID:FoeFQYHs

    9レスでこのスレは終わってたはずなのに……
    誤字脱字あったらすまんかった、読んでくれた人はありがとう





    89:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 04:11:38 ID:xHMcM6K.

    いいもん見た

    乙!





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 04:18:13 ID:lCI2Qk82

    続きありがとう!乙!





    91:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 10:01:56 ID:GHJQW7X6

    可愛かった! 乙!!





    92:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 10:54:32 ID:FoeFQYHs

    ユミル「んっ……朝か、ふぁ~……」

    クリスタ「zzz」

    ユミル「ふふ、幸せそうな顔してやがんなぁ」

    ユミル(仕方ない、朝飯作ってやるか)

    ユミル「よっと」ソーッ

    ユミル(鯖味噌とみそ汁は昨日の夜作ってるから温めるだけでいいしなぁ)

    ユミル(そういや卵焼き食いたいつってたな、納豆もあるし卵焼きだけでいいか)

    ユミル(あー、飯が中途半端だな、余ったのおにぎりにでもして炊きなおすか)





    93:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:04:17 ID:FoeFQYHs

    ユミル「~♪~♪」ジュー

    クリスタ「んー……ユミルー?」

    ユミル「ん?起きたか?おはようクリスタ」

    クリスタ「おはよ~、何作ってるの?」

    ユミル「卵焼きだよ、昨日食べたいって言ってたろ?」

    クリスタ「本当?ありがと~」

    ユミル「目覚めてないだろ、顔洗ってこいよ」

    クリスタ「ん~わかった~」テクテク





    97:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:17:30 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「洗ってきたよー」

    ユミル「おう、丁度出来たからご飯ついでくれ」

    クリスタ「りょうかーい」

    ユミル「朝は鯖味噌定食でーす」

    クリスタ「また鯖味噌ー?」

    ユミル「文句言う子には食べさせませーん」

    クリスタ「鯖味噌大好きです!すみませんでした!」

    ユミル「はいはい、じゃあ食べるぞ」

    ユミスタ「いただきます」





    98:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:24:53 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「朝から豪勢だねー」

    ユミル「まあ一人だとこんな作んないけどな」

    クリスタ「そうなの?」

    ユミル「そもそも平日はギリギリに起きるし休日は昼まで寝てるからな」

    クリスタ「え?でも今日は早くに起きてるよ?」

    ユミル「たまたま目が覚めたからな、ヨダレたらしてて可愛かったぞ?」

    クリスタ「嘘!?本当に!?」

    ユミル「嘘だよ、気持ち良さそうに寝てた」





    100:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:35:32 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「卵焼き美味しいね」

    ユミル「そうか?どれくらいの甘さがいいかわかんなかったけどよかった」

    クリスタ「丁度いいよ?イチゴジュースも丁度よかったしユミル凄いね」

    ユミル「そうだろー、もっと褒めろ褒めろ」

    クリスタ「へへへ、偉い偉ーい!」

    クリスタ「鯖味噌も味が染みてて美味しいね」

    ユミル「だろ?」

    クリスタ「うん、私もこっちの方が好きかも」

    ユミル「気に入ったようでよかったよ」





    101:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:39:30 ID:FoeFQYHs

    朝食編おわり
    クリスタが起きたらユミルが料理してる所を書きたかったのでおまけでした
    読んでくれた方、レスくれた方ありがとうございました





    102:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 11:53:12 ID:/B6P2pTo

    乙!





    103:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 12:04:08 ID:SwrsQ702

    お母さんや………





    104:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 12:11:28 ID:FoeFQYHs

    >>103
    ユミルに家事スキルをつけたらぴったり過ぎたんよ
    何でも出来そうなイメージやったからね





    105:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 12:13:43 ID:SwrsQ702

    「結婚しよ(主婦的な意味で)」





    106:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 13:08:00 ID:kXwSfbB6

    乙!
    お母さんじゃない!嫁だ!





    107:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/19(月) 23:57:38 ID:FoeFQYHs

    ユミル「なあこれからどうする?」ガチャガチャ

    クリスタ「一日ユミルにくっついてる!」ギュッ

    ユミル「それでもいいけど暇だろ、それにおかず買いに一度は出ないといけないぞ?」ガチャガチャ

    クリスタ「出前はー?」ギュッ

    ユミル「出前高いじゃん、私は一般人だぜ?」ガチャガチャ

    クリスタ「む~……」ギュッ

    ユミル「DVDでも借りてくるか?それならくっついて見れるだろ」ガチャガチャ

    クリスタ「賛成!ポップコーンも買おうね!」ギュッ

    ユミル「はいはい」ガチャガチャ





    108:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 00:19:49 ID:FoeFQYHs

    ユミル「うし、片付けも終わったし買い物とDVD借りに行くか」

    クリスタ「着替えるからちょっと待ってて」

    ユミル「洗い物してる時にくっついてないで着替えとけよな」

    クリスタ「だって出掛けると思わなかったんだもん」

    ユミル「買い物に行くくらいはわかるだろ」

    クリスタ「ユミル、髪の毛梳いて」

    ユミル「仕方ねぇなぁ」クシクシ

    クリスタ「ユミルにしてもらうの気持ちいいよ、安心する」

    ユミル「そりゃどうも」クシクシ





    109:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 00:29:37 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「ねっねえ、この髪型変じゃない?」

    ユミル「私が結んでやったんだぞ?信じろって」

    クリスタ「でもツインテールは流石に……」

    ユミル「若く見えるぞ?」

    クリスタ「本当!?」

    ユミル「ああ、小学校低学年みたいだ」

    クリスタ「それ馬鹿にしてるでしょ!」

    ユミル「してないしてない、アポロ買ってやるから行くぞ」

    クリスタ「今日だけだからね?」

    ユミル「やっぱ子供じゃん」





    110:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 00:43:00 ID:FoeFQYHs

    ユミル「何借りる?やっぱホラー系?」

    クリスタ「ええ!怖いのは苦手だからやだよ」

    ユミル「じゃあ何がいいんだよー」

    クリスタ「恋愛映画!」

    ユミル「ええ、何で他人の恋愛なんか見ないといけないんだよ」

    クリスタ「ドキドキしていいじゃない」

    ユミル「ホラー映画もドキドキするぞ?」

    クリスタ「そのドキドキはやなの!」

    ユミル「はぁ、じゃあとりあえず恋愛コーナー行くか?」





    111:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 00:53:24 ID:FoeFQYHs

    ユミル「おい、隠れろ」ヒソヒソ

    クリスタ「へ?どうしたの」ヒソヒソ

    ユミル「アニだ」ヒソヒソ

    クリスタ「本当だ、何してるんだろ」ヒソヒソ

    ユミル「おっ、なんか借りてったぞ、見てみようぜ」ヒソヒソ

    クリスタ「ユミル悪趣味だよー」ヒソヒソ

    ユミル「おい、これってタイタニークじゃんか」ククク

    クリスタ「何で笑うの?名作だよ?」

    ユミル「いや、だってあのアニがタイタニークだぞ?」ククク





    112:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:07:56 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「私達もタイタニーク借りる?」

    ユミル「ええ、これ無茶苦茶長いからやだよ」

    クリスタ「確かに、じゃあ何にする?」

    ユミル「ソオとかどうだ?」

    クリスタ「ソオ?どんな映画なの?」

    ユミル「簡単に言えば閉じ込められた部屋からの脱出ゲームだな、結構シリーズも出てるぞ?」

    クリスタ「へえ人気なんだ、じゃあ見てみよっかな!」

    ユミル「よし決まりだな、後はチャイルドプレイヤーとかもオススメだな」





    113:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:13:41 ID:kmqvXltc

    おもいっきしホラーじゃないですかーやだー(もっとやれ)





    114:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:16:47 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「スポーツ物?」

    ユミル「違う違う、人気の人形が人間になりたくて頑張る映画だ、面白いぞ」

    クリスタ(トオイストーリーみたいなのかな?)

    クリスタ「じゃあその二つにしよっか」

    ユミル「オッケー、借りてくるから待ってな」

    クリスタ「わかった、待ってるね」

    ユミル(はやく帰ってクリスタの泣き顔が見たいな)





    115:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:27:24 ID:FoeFQYHs

    ユミル「DVDも借りたし後はご飯だな、何日か分まとめて買うか」

    クリスタ「私が荷物持ってあげるね」

    ユミル「じゃあ結構買うか、昼飯と晩飯何食いたい?」

    クリスタ「夜はオムライス!」

    ユミル「オムライスか、じゃ昼は?」

    クリスタ「うどん食べたいな」

    ユミル「うどんか、熱いの?ぶっかけ?」

    クリスタ「熱々のがいい」

    ユミル「マジでか?じゃあクリスタのだけ鍋焼きにしてやるよ」





    116:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:34:36 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「やった!大好き!」

    ユミル「お前よく冬でもないのに昼間から鍋焼き食えるな」

    クリスタ「そう?変かな?」

    ユミル「変だろ」

    クリスタ「いいじゃない、どうせユミルしか見てないんだし」

    ユミル「それもそうだな」

    クリスタ「あっ、ポップコーン忘れないでね?」

    ユミル「わかってるって、何なら作ってみるか?」

    クリスタ「え?ユミル作れるの?」

    ユミル「火にかけるだけで作れる奴が売ってるんだよ、出来立てが食えるぞ」





    117:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:42:59 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「作りたい!私でも出来る?」

    ユミル「簡単だからクリスタでも出来るぞ」

    クリスタ「本当!じゃあ私がユミルに作ってあげるね!」

    ユミル「おう、うまく頼むな」

    クリスタ「任せてよ!」

    ユミル「後は、ジュースでも買うか?DVD見るとき欲しいだろ」

    クリスタ「イチゴジュース飲みたい!」

    ユミル「映画にイチゴジュース?ポップコーン食いながらか?あわねえだろ」

    クリスタ「違うよ、ユミル特製イチゴジュースが飲みたいの!」





    121:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 01:56:32 ID:FoeFQYHs

    ユミル「またイチゴで作るのか?イチゴ高いんだよな、バナナじゃダメか?」

    クリスタ「バナナジュースも出来るの!?」

    ユミル「そりゃイチゴがバナナに変わるだけだからな」

    クリスタ「じゃあバナナジュースがいい!」

    ユミル「はいはい、じゃあ牛乳も買わないとな」

    ユミル「でDVD見るときは何もいらないんだな?」

    クリスタ「メロンソーダがいい!」

    ユミル「はいはい、後は欲しいのないな?」

    クリスタ「ユミルが欲しい!」

    ユミル「はぁ、私もクリスタが欲しいですよー」





    122:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:07:13 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「もう、感情がこもってないー!」

    ユミル「あのなぁ、スーパーで感情込めて好きだなんて言わねえよ」

    クリスタ「ユミルって結構照れ屋だもんね」

    ユミル「はいはい、レジ行くぞ」

    クリスタ「もう待ってよユミル!」ヒョイ

    ユミル「何勝手にお菓子入れてんだよ、子供かよ」

    クリスタ「大丈夫、だって今私小学校低学年に見えてるんでしょ?」

    ユミル「さっきマルコが不思議そうにお前見てたけどな」





    123:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:15:22 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「ええっ!嘘でしょ!?私もう4組行けないよ!!」

    ユミル「大丈夫だって、私が親戚の子供連れてた事にしとけば」

    クリスタ「絶対ばれるよ!」

    ユミル「今入れたお菓子買ってやるから元気だせ」

    クリスタ「うっ……うん、わかった」

    ユミル「あっマルコだ」

    クリスタ「え!嘘、どこ!?」

    ユミル「嘘だよ」

    クリスタ「もう!やめてよね!」ヒョイ

    ユミル「勝手に入れんなって、これは元に戻せ」





    124:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:23:53 ID:FoeFQYHs

    ユミル「結構買ったな、じゃ荷物持ち頼んだ」

    クリスタ「え!?これ全部私!?」

    ユミル「だって荷物持ちしてくれるんだろ?」

    クリスタ「もう!わかりました、全部私が持ちます!」

    ユミル「冗談だって、そんな怒んなよ、半分持ってやるから、よっと」

    クリスタ「ありがと、でもそれ重たい方だよ?大丈夫?」

    ユミル「体のサイズ考えろよ、これくらいどうって事ねえよ」

    クリスタ「ふふ、ユミルは優しいね」





    125:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:32:57 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「ただいま~」

    ユミル「とりあえず全部冷蔵庫いれるか」

    クリスタ「りょうかーい」ガチャ

    ユミル「昼まで少しあるな、どうする?」ゴソゴソ

    クリスタ「テレビでも見ようよ、天気予報とか」

    ユミル「じゃあ適当にテレビつけてニュースでもかけてくれ」

    クリスタ「はーい」ポチッ

    テレビ「近年地球温暖化が進み」

    ユミル「あ?昨日の再放送か?」

    クリスタ「違うよただのニュースだよ」





    126:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:45:44 ID:FoeFQYHs

    テレビ「梅雨も明けもうすぐ夏本番と言った感じです」

    ユミル「だってよクリスタ、急がないとな」

    クリスタ「最悪ヌーブラ使うから大丈夫だよ」

    ユミル「そんなに胸を見られたいのか?」

    クリスタ「違うよ!ただ羨ましいの!」

    ユミル「ホモゴリラ見たいなのが皆見てくるぞ?」

    クリスタ「ひっ!それは嫌だ!」

    ユミル「だろ?つーかそういやお前ん家プールなかったか?」

    クリスタ「あるよ?」





    127:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 02:52:48 ID:FoeFQYHs

    ユミル「サシャとかアニとか呼んで女子だけで遊べばいいんじゃないか?」

    クリスタ「それいいね!BBQも出来るよ!!」

    ユミル「いいじゃねえか、夏はそれで決まりだな」

    クリスタ「でもちょっと問題が……」

    ユミル「なんだ?親の説得か?」

    クリスタ「違うの、その、最近使ってないから掃除しないといけないの」

    ユミル「私達で掃除するか!飯用意すりゃサシャも手伝ってくれるだろうし」





    129:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 03:06:26 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「でもきっと大変だよ?」

    ユミル「いいんじゃねえか?多分楽しいぞ?」

    クリスタ「だよね!じゃあ月曜日にサシャとアニ誘ってみよ」

    ユミル「そうだな、一応ミカサとミーナも誘ってみるか」

    クリスタ「いいね!楽しみだな~」

    ユミル「話もキリがいいしうどん作るか」

    クリスタ「作る!何手伝う?」

    ユミル「そうだな、葱切るか」

    クリスタ「また葱?」

    ユミル「昨日は万能だったが今日は白ねぎだ」





    130:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 03:18:17 ID:FoeFQYHs

    ユミル「斜めに切ってくれ」

    クリスタ「はーい」

    ユミル「さて、私は出汁から作るか」

    クリスタ「ねえ、うどんの麺はいつ作るの?」

    ユミル「麺は買ってきたよ、作ってたら日が暮れちまう」

    クリスタ「へえ、結構時間かかるんだ」

    ユミル「作った事はないが結構大変みたいだぞ」

    クリスタ「小麦粉コネるだけだから簡単だと思ってた」

    ユミル「そんなこと言ってたら怒られるぞ?」





    131:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 03:31:23 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ほら出来たから鍋焼きの方自分で持ってけ」

    クリスタ「そのおっきい手袋貸して」

    ユミル「ミトンな、ほら熱いから気をつけろよ?」

    クリスタ「これつけてると何でも出来る人みたい!」

    ユミル「はいはい、馬鹿言ってないでさっさと運べ」

    クリスタ「もう、ちょっとはかまってよ!」

    ユミル「早くしないと麺が伸びるぞ?」

    クリスタ「わかりましたー」





    132:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 03:32:54 ID:FoeFQYHs

    休憩
    今更だけどクリスタって胸あるよね





    133:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 03:41:54 ID:D4uosFlQ

    原作はある
    アニメはない
    というイメージがある





    134:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 04:32:25 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「いただきます」

    クリスタ「んっ!熱っ!」

    ユミル「はは、そりゃそうだ、火傷してないか?」

    クリスタ「んー、大丈夫」

    ユミル「冷やせるように取り皿いるか?」

    クリスタ「お願いします」

    ユミル「ほら、ちゃんと冷やして食べろよ?」

    クリスタ「もう子供じゃないんだから」

    ユミル「はいはい、でもミカサの気持ちが少しわかってきたぞ」

    クリスタ「えー、じゃあ私はエレンなの?何かやだなー」





    135:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 04:40:32 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「ごちそうさまでした」

    ユミル「おいおい、お前汗びっしょりだぞ?髪の毛まで濡れてるし」

    クリスタ「流石にこの季節に鍋焼きうどんは厳しかったよ」

    ユミル「シャワーでも浴びるか?」

    クリスタ「ううん、タオルだけで大丈夫」

    ユミル「いや、やっぱシャワー浴びてきてくれ」

    クリスタ「いいけどなんで?」

    ユミル「私はそのままくっつかれるの嫌だぞ?」

    クリスタ「そっか、そうだね、じゃあちょっとシャワー借りるね」





    136:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 04:51:41 ID:FoeFQYHs

    ユミル「タオル置いとくからな」

    クリスタ「ありがとユミルー」

    ユミル(さて、クリスタがシャワー浴びてる間に片付けるか)

    ユミル(そういや晩飯オムライスって言ってたな)ガチャガチャ

    ユミル(ご飯も炊かないといけないな、まあそれはクリスタにさせてやるか)ガチャガチャ



    現在公開可能な情報

    ユミルは料理したり食器を洗っている時はエプロンを装着している。
    このエプロンはクリスタからのプレゼントである。





    137:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 04:58:54 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「あがったよー」

    ユミル「早かったな、じゃあ私もシャワー浴びようかな」

    クリスタ「どうぞどうぞー!」

    ユミル「私が風呂入ってる間に頼みがあるんだがいいか?」

    クリスタ「何?何でも言って?」

    ユミル「米洗っといてくれ、そうだな、2合半ってとこだな」

    クリスタ「任せて!昨日やり方覚えたからね!」

    ユミル「ああ、でも炊飯器のボタンは何も押さなくていいから」





    138:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:05:52 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「どうして?それじゃご飯出来ないよ?」

    ユミル「後で私が時間予約するから大丈夫だ」

    クリスタ「時間予約?」

    ユミル「指定した時間にご飯が炊けるようにしたり出来る機能があるんだよ」

    クリスタ「へぇー、便利なんだね、でもわかった!洗うだけでいいんだね」

    ユミル「そういうこった、頼んだぞ?」

    クリスタ「任せて!チョチョイのチョイよ!」





    139:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:16:47 ID:FoeFQYHs

    ユミル(火や包丁使わないから大丈夫だろうけど心配だな)

    ユミル(これが親の気持ちって奴か?)

    ユミル(ふふ、何か変な感じだな)



    クリスタ「えっと、2合半だったよね?これくらいかな?」

    クリスタ「えっと水入れて洗剤は入れない!」

    クリスタ「そしたらお米を洗う」バシャバシャ

    クリスタ「水が白くなったら捨てて」ジャー

    クリスタ「また水を入れて洗う」バシャバシャ





    140:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:26:20 ID:FoeFQYHs

    ユミル「出来たかー?」

    クリスタ「ふふーん!完璧よ!」

    ユミル「そうか?確認するぞ?」

    クリスタ「どうぞどうぞ」

    ユミル「ん、よく出来てるがちょっと水が多いな、これじゃお粥みたいになるぞ?」

    クリスタ「え?」

    ユミル「目盛りが色々あるから間違えたな、でも一人でこれだけ出来れば十分だよ」

    クリスタ「ごめんね?」

    ユミル「謝るなって、次間違えなきゃいいんだよ!」





    141:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:32:05 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「怒ってない?」

    ユミル「何で怒るんだよ?むしろ褒めてるよ」

    クリスタ「本当?」

    ユミル「ああ、昨日は洗剤入れて洗おうとしたのにもう一人で出来るようになったんだ」

    ユミル「一日で凄い進歩だろ」

    クリスタ「ユミルありがと!大好き!」ギュッ

    ユミル「はは、じゃあついでに時間予約のやり方も覚えるか?」

    クリスタ「覚える!」

    ユミル「よし、ここのボタン押して、時間あわせて……終わりだ」

    クリスタ「えっ?」





    142:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:40:27 ID:FoeFQYHs

    ユミル「簡単だろ?」

    クリスタ「本当にこれだけ?」

    ユミル「ああ、これだけ」

    クリスタ「今時の炊飯器って凄いのね!」

    ユミル「いや、これそんな新しい機種じゃねえよ」

    クリスタ「そうなの?」

    ユミル「多分クリスタん家の方がいい奴使ってるよ」

    クリスタ「そうなのかな?」

    ユミル「つーかお前ん家ご飯とか炊くの?」

    クリスタ「炊くよ?私がご飯好きだから一食は最低でもご飯だよ」





    143:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:48:13 ID:FoeFQYHs

    ユミル「へえ、まあいいや、とりあえずこれで夜の7時前にご飯が炊き上がるぞ」

    クリスタ「じゃあそれまで遊び放題だね!」

    ユミル「そうだな、じゃあDVDみるか?」

    クリスタ「見る!あっ、ポップコーン作らなきゃ!」

    ユミル「そうだな、後ろで見ててやるから作ってみな」

    クリスタ「えっ?やり方は?」

    ユミル「書いてるだろ、簡単に説明したらコンロで熱したらいいんだよ」





    144:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 05:55:10 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「少し揺らしながらだね?」

    ユミル「ああ、後ビックリしてひっくり返すなよ?」

    クリスタ「え?」

    ユミル「結構大きい音出るからな」

    クリスタ「わかった、気をつける」



    パンッ パパンッ パンッ

    クリスタ「」ビクッ

    クリスタ「凄い!今中で出来てる!」

    パパンッ パンッ パンッ パンッ

    パンッ パパンッ パパンッ パンッ





    145:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:03:09 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「もう音がしなくなったよ?」

    ユミル「じゃあ完成だ、どうだ楽しかっただろ」

    クリスタ「うん!もう一回したい!」

    ユミル「それは一個見終わって次のを見る前に作ろうな」

    クリスタ「わかった!早く見ようよユミル!」

    ユミル「はいはい、メロンソーダもちゃんと注いであるぞ」

    クリスタ「さすがユミル!どっちから見る?」

    ユミル「チャイルドプレイヤーの方が古い映画だからそっちから見ようぜ」

    クリスタ「オッケー!お人形さん人間になれるかな!?」ワクワク





    146:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:12:01 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「えっこのお人形さんが主役?」ギュッ

    ユミル「まあそんなとこだ」ポリポリ

    クリスタ「古いせいかも知れないけど少し気持ち悪いね」ギュッ

    ユミル「まあ見てろって、表情豊かになってくるから」




    クリスタ「いやぁぁああぁああぁあああ!!!」

    ユミル「抱き着いたまま叫ばないでくれ」キーン

    クリスタ「また騙したわね!?」





    147:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:15:47 ID:FoeFQYHs

    ユミル「たまにはいいだろ、こういうのも」

    クリスタ「良くない!チャッティーが男の子襲ってるじゃない!」

    ユミル「だから人間になるために頑張ってるだろ?」

    クリスタ「元は凶悪犯じゃない!ダメよこんなのが人間に戻ったら!」

    ユミル「ここまで見たんだ、最後まで見ようぜ?」ポリポリ

    クリスタ「もうユミルのばかぁ……」ジワッ

    ユミル「ごめんな、泣かせるつもりはなかったんだよ」ポンポン





    148:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:23:37 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ほら終わったぞ」ポンポン

    クリスタ「本当?」ギュゥゥ

    ユミル「本当だって、もう音しないだろ?」

    クリスタ「本当だ、怖かったぁ……」ギュッ

    ユミル「まさか本当に泣くとは思わなかったぜ」

    クリスタ「当分一人で人形の近くによれなくなったじゃない!」ギュッ

    ユミル「ごめんって、ほらメロンソーダ飲んで落ち着けって」

    クリスタ「うぅ~」ゴクゴク





    149:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:32:58 ID:FoeFQYHs

    ユミル「次どうする?続けて見るならポップコーン作ってもいいけど」

    クリスタ「その前にユミル、もう一つのDVDは大丈夫なんでしょうね?」

    ユミル「何がだ?」

    クリスタ「チャッティーみたいなのが出てこないかって事よ!」

    ユミル「大丈夫、人間が3、4人出てくるだけだ!悪魔とかお化けは出てこないから」

    クリスタ「本当?」

    ユミル「ああ、嘘はついてない!」

    クリスタ「ならいいけど……」





    150:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:37:35 ID:FoeFQYHs

    パンッ パンッ パパンッ パンッ

    クリスタ「これ何回やっても楽しいね!」

    パパンッ パンッ パパンッ パパンッ

    ユミル(笑顔に戻ってる、よかった……)

    パパンッ パンッ パンッ

    クリスタ「あっ終わったみたい」

    ユミル「じゃあDVDみるか」

    クリスタ「うん!」ギュッ

    ユミル「よっ、再生っと」





    151:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:43:42 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「えっ!?ちょっと!いきなり死体!?」ギュゥゥ

    ユミル「大丈夫だって」ポリポリ

    クリスタ「えっ!?ええ?!」




    クリスタ「……また騙された」ヒグッ

    ユミル「騙してはないだろ?お化けとか出なかったろ?」

    クリスタ「のこぎりで足を!イヤッ!思い出したくない!」

    ユミル「ほらメロンソーダ飲んで落ち着け」

    クリスタ「んっんっ」ゴクゴク





    152:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:50:32 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「もうユミルが勧めるDVDは絶対見ない……」

    ユミル「悪かったって、そうだ今からバナナジュース作ってやるよ」

    クリスタ「また物で誤魔化す気でしょ!」

    ユミル「うっ!じゃあいらないのか?」

    クリスタ「いる!ちょっと甘めの奴がいい!」

    ユミル「かしこまりました!とびっきりのをご用意させて頂きます!」



    現在公開可能な情報

    ユミルはチャッティー人形を所持している。
    しかしクリスタが泣いたためそれを打ち明けられないでいる。





    153:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:53:57 ID:Xp20m8O.

    なんで持ってんだ………





    154:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 06:58:41 ID:FoeFQYHs

    ユミル「今回も氷入れるか?」

    クリスタ「うん、入れるー!」

    ユミル「さてと」ポチッ

    ガガガガガガガガガガ

    ガガガガガガガガガガ

    ガガガガガガガガガガ

    ユミル「もういいかな?」ポチッ

    ユミル「出来たぞ」ドロッ

    クリスタ「早く早く!」

    ユミル「慌てるな、ほら」

    クリスタ「んっんっ」ゴクゴク

    ユミル「どうだ?」

    クリスタ「おいしー!」ニコッ





    155:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:05:47 ID:FoeFQYHs

    ユミル「じゃあ私も、んっ」ゴクッ

    ユミル「これちょっと甘すぎないか?」

    クリスタ「そう?たまにはこういう甘いのが欲しくならない?」

    ユミル「確かにその気持ちはわかるな、ただどうも私は今じゃなかったみたいだ」

    クリスタ「じゃあ残りは私が飲んであげるね!」ゴクゴク

    ユミル「バナナはまだ余ってるから夜か明日また作ってやるよ」

    クリスタ「やったー!ユミル大好き!」

    ユミル「私もだよクリスタ」





    156:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:14:27 ID:FoeFQYHs

    ユミル「しかしなんだかんだでもう6時半か、お腹空いてるか?」

    クリスタ「あんまり空いてないよ?」

    ユミル「だろうな、結構ポップコーン食べたからな」

    クリスタ「作り立てはあったかくて美味しかったからつい」

    ユミル「泣きながら食べてたもんな」

    クリスタ「もう!泣いたのはユミルのせいでしょ!?」

    ユミル「ビビりながら食べてて面白かったぞ?」

    クリスタ「もう!そんなことユミルは嫌い!」





    157:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:21:41 ID:FoeFQYHs

    ユミル「ごめんって、特別にオムライス凄いの作ってやるから」

    クリスタ「特別ってどんなの?」

    ユミル「ナイフで切ったら玉子が左右にトロッてなるやつ」

    クリスタ「えっユミル出来るの!?」

    ユミル「任せろって、一回成功した事あるから」

    クリスタ「ええ~一回~?出来るのぉ?」

    ユミル「出来るって、コツは大体掴んだからな」

    クリスタ「じゃあ出来たらユミルの事大好きになってあげるね?」

    ユミル「よーし、任せとけ!」





    158:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:32:57 ID:FoeFQYHs

    ユミル「じゃあそろそろ作り始めるか」

    クリスタ「私は何したらいい?」

    ユミル「じゃあ一番大切な奴をしてもらおうかな」

    クリスタ「一番大切?何?」

    ユミル「卵を溶く作業だ」

    クリスタ「これが一番大切なの?」

    ユミル「ああ、黄身と白身がちゃんと混ざるまで掻き混ぜるんだぞ」

    クリスタ「何でそんなに?軽く混ぜるだけじゃダメなの?」

    ユミル「ダメだ!ちゃんと混ぜないと綺麗なオムライスにならないからな!」





    159:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:40:52 ID:FoeFQYHs

    ユミル「綺麗で美味しいオムライスはクリスタにかかってるからな?任せたぞ!」

    クリスタ「ハッ!了解しました!」




    ユミル「クリスタ出来たか?後は卵待ちだぞー」

    クリスタ「ユミル……電動のハンドミキサーはないの……?」カシャカシャ

    ユミル「ん?あるぞ?ほら」

    クリスタ「始めから貸してよ……腕が疲れたよぅ……」

    ユミル「いや、いつ聞くかなと思ったら全然聞いてこないからさ」





    160:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:47:27 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「凄い凄ーい」ウィーン

    クリスタ「サラマ…泡立て器よりはやーい」ウィーン

    ユミル「おい、今何て言おうとした?」

    クリスタ「何でもないよ?それよりこれくらい?」ウィーン

    ユミル「ん?ああ、これくらいでいい、ありがとな」

    クリスタ「えへへ、どういたしまして!」

    ユミル「よし、じゃあ作るぞふわトロなオムライス」

    クリスタ「待ってましたー!」





    161:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 07:56:43 ID:FoeFQYHs

    ユミル「よし、じゃあいくぞ」ジュー

    ユミル「」ジュー

    ユミル「よっと、ふっ、はっ、よっ!」ジュー

    ユミル「よし!このまま上によっと」フワッ

    ユミル「どうだ完成だ!」

    クリスタ「凄い!本当に出来た!」

    ユミル「いやまだナイフで切るまでは安心出来んぞ?ほら、切ってみろよ」

    クリスタ「うん!いくよ?」スーッ

    トロッ トロトロ トロー

    ユミル「ちょっとぎこちないけど上出来だな」





    162:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 08:01:26 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「凄い!テレビで見てるのと一緒だよ!」

    ユミル「どうだ惚れなおしただろ」

    クリスタ「うん!ユミル大好き!」

    ユミル「はっはっはっ!じゃあ私のも作るか」ジュー

    ユミル「よっ!」ジュー




    ユミル「失敗した……なんでだ?」

    クリスタ「落ち込まないでユミル、私の少しあげるから」

    ユミル「ありがとうクリスタ」

    ユミル「よし、後はデミグラスソースかけて完成だ」





    163:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 08:06:53 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「いただきまーす」

    クリスタ「あーん」パクッ

    ユミル「どうだ?うまいか?」

    クリスタ「おいしー!口の中で溶けてるよ!」

    ユミル「そうだろ!よかったな!」

    クリスタ「はい、ユミルもあーん!」

    ユミル「あーん」パクッ

    クリスタ「ね?美味しいでしょ?」

    ユミル「そうだな、さすが私って感じだな!」

    クリスタ「ね!学校で自慢出来ちゃうよ!」

    ユミル「それは言い過ぎだろー」





    165:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 08:14:54 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「そういえば何で卵の中に牛乳入れてたの?」

    ユミル「ん?ああ、あれは生クリームだよ」

    クリスタ「生クリーム?」

    ユミル「ああ、少しだけいれると固まりにくくなるんだよ」

    クリスタ「へぇー、生クリームにそんな効果があったんだ」

    ユミル「牛乳でもいいんだけど生クリームでしか成功したことないからな」

    クリスタ「結構練習したんだね」

    ユミル「テレビで初めてみた時からオムライス作る時に挑戦してた程度だよ」





    166:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 08:24:22 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「でも本当に美味しいよ、デミグラスソースも美味しいもん」

    クリスタ「レストランで食べてるみたいだよ!」

    ユミル「そっかー?そんなに褒められると嬉しいな!」

    クリスタ「また作ってくれる?」

    ユミル「おう、何時でも作ってやるぞ?成功すればだけどな」

    クリスタ「ふふふ、楽しみにしてるね!」

    ユミル「卵一杯買ってきて失敗作はサシャに食ってもらえばいいんじゃねえか?」

    クリスタ「そんなことしたらサシャが死んじゃうよ」





    167:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 08:31:50 ID:FoeFQYHs

    ユミスタ「ごちそうさまでした」

    クリスタ「美味しかったー幸せー」コテン

    ユミル「私もクリスタが喜んでくれて幸せだー」コテン

    クリスタ「食後に横になっちゃダメだよー」ゴロゴロ

    ユミル「クリスタも横になってるぞー」ゴロゴロ

    ゴチンッ

    ユミスタ「痛い!」

    クリスタ「だから言ったのにー」

    ユミル「クリスタこそ」

    ユミル「ははは、ははっ」

    クリスタ「ふふふっふふ」





    170:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 10:17:02 ID:FoeFQYHs

    ユミル「~♪~♪」ガチャガチャ

    クリスタ「ねぇユミル、私にもお皿洗わせて!」

    ユミル「えー、危ないからやめとけって」ガチャガチャ

    クリスタ「一枚だけでいいからお願い」

    ユミル「んー、じゃあ一枚だけな、ほら最後の一枚」

    クリスタ「ありがと!綺麗にするからね!」ゴシゴシ

    ユミル「そうそう、最後は水で流して貸してみな」フキフキ

    ユミル「ほらこれで水も拭き取れてピカピカだ」





    171:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 10:26:43 ID:FoeFQYHs

    ユミル「眠そうだしそろそろ寝るか?」

    クリスタ「うーん、寝るー」ゴロン

    ユミル「ほら寝るならベッドで寝ろ」

    クリスタ「ユミル運んで~」

    ユミル「はぁ?しょうがねえなぁ……よっ!」

    クリスタ「アハハ、お姫様抱っこだ~!」キャッキャッ

    ユミル「暴れんな、落とすぞ」

    クリスタ「はーい!」

    ユミル「そらっ」

    クリスタ「ユミルありがと~」

    ユミル「どういたしまして、お姫様」





    172:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 10:34:42 ID:FoeFQYHs

    クリスタ「ユミルも一緒に寝よーよ」

    ユミル「はいはい、じゃあ電気消すぞ」カチッ

    クリスタ「おやすみユミルー」ギュッ

    ユミル「おやすみクリスタ」






    ……クリス…あさ……

    ……おきてク……タ……

    クリスタ「んっ、もう朝ー?」チラッ

    チャッティー「おはようクリスタ(ユミル低音)」

    クリスタ「キッッッキャァァアアアァアアァァアアアァアア!!!!」




    おわり





    175:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 12:05:00 ID:hdGXv33g






    176:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/20(火) 17:01:11 ID:l6XqQV9A

    おつー






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 21:58:34 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ユミル「つーん」

    ライナー「おいおい、クリスタが泣きながらユミルを殴ってるぞ」

    ベルトルト「全く効いてなさそうだけどね」

    アルミン「どうしたのクリスタ?何があったの?」

    クリスタ「ユミルが私のパンツ食べたああああ!」ポカポカ





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 21:59:33 ID:c.0t6o8E

    サシャじゃないんだから





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:02:45 ID:6G/CPQBA

    お前らよく見ろ、パンじゃなくてパンツだ




    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:04:28 ID:3ZY5BjhM

    エレン「またかよ……」

    ミカサ「ユミル、あまりパンツを食べ過ぎると中毒になる。私もエレンのを食べ過ぎて禁断症状に苦しんだ」

    エレン「」

    アニ「変態過ぎない?」

    ユミル「だって折角の黄金水付きだったし仕方ねえじゃん。なあ?」

    ミカサ「仕方ない」

    アルミン「納得するなよ」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:08:43 ID:3ZY5BjhM

    ユミル「泣くなよクリスタ、また新しいの買ってやるから」

    クリスタ「そして古いパンツを食べるんでしょ!?私は詳しいんだ!」

    アルミン「とりあえず今後パンツの飲食は禁止。と言うかどうやって食べてるのさ……」

    ユミル「普通にソイソースかけて喰ってるよ」

    アルミン「えっ……それは……」(ドン引き)

    クリスタ「うわあああっ!」ポカポカ





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:08:53 ID:5G06H4bY

    これはクリスタでもぶちギレますわ…





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:11:05 ID:3ZY5BjhM

    別の日


    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    ベルトルト「ごめん!ごめんってば!」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ユミル「なんだなんだ?ベルトルさんどうしたんだよ」

    ライナー(羨ましい)

    クリスタ「ベルトルトに関節技極められたあああ!」ポカポカ





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:13:30 ID:.k8muk76

    >>12よし、ベルトル死刑





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:13:42 ID:3ZY5BjhM

    ライナー「おいどういう事だ」

    ユミル「答えによっては容赦しねーぞノッポ」

    ベルトルト「僕にもわかんないんだよ……。昼寝してて、気がついたらクリスタに……」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ライナー「お前……」

    ユミル「寝相の悪さがついにそこまで……」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:21:10 ID:3ZY5BjhM

    ライナー「前はひたすらキース教官の頭磨いてたな……」

    ユミル「その前は木の上で三角座りして、目覚めた瞬間墜落してたよな」

    ベルトルト「うっそぉ……」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ライナー「何か悩みとかあるのか?早いうちにカウンセリングした方がいいんじゃないのか?」

    ベルトルト(大概は君が原因ですけどね)

    ユミル「もう芸術の域だよな」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:25:52 ID:3ZY5BjhM

    また別の日


    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    アルミン「はい、すいませんでした……」ズーン

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    エレン「なんだ?どうしたんだ?」

    ミカサ「クリスタ。アルミンをいじめては駄目」

    アルミン「いや、僕が悪いんだ……」

    クリスタ「アルミンが私のパンツで遊んでたあああ!」ポカポカ





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:26:47 ID:GB.1FpsU

    >>20 アルミンは削がれるべき





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:29:41 ID:3ZY5BjhM

    エレン「えっ」

    アルミン「いや、見たことのない形だったから、つい……」

    ミカサ「アルミン、それはショーツと言って股関節にフィットするように作られたパンツ」

    アルミン「そうなのか……。だから普通のパンツとは違う形を…それに不思議な伸縮性を…」ミョーン

    クリスタ「伸ばすなばかぁーぁあ!」ポカポカ

    アルミン「あっ!ごっごめん!」





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:36:02 ID:3ZY5BjhM

    エレン「確かに変わった形だな。普通のパンツっつったらミカサが履いてるようなコレだし」ペロン

    ミカサ「いやん」

    <ブーッ!
    <うわっ、ジャンが鼻血吹いた!
    <メディーック!メディーック!

    アルミン「だよね!更に小さいリボンやレースがついている意味!探求心をくすぐられるよ!」キラキラ

    クリスタ「やめろあほーっ!」ポカポカ

    エレン「んな邪気の無いツラで言われても……」

    ミカサ「一度熱中すると周りが見えなくなるのがアルミンの悪いクセ」





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:44:40 ID:TMDnWAFI

    リボンが付いてると売れ行きが伸びるんだよ





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:44:50 ID:3ZY5BjhM

    またまた別の日


    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    ライナー「いや、すまん……」

    クリスタ「うわあああああん!」

    ユミル「ライナー死ね」

    ベルトルト「ちょっユミル……!どうしたのさライナー、クリスタ」

    クリスタ「ライナーが私のスカート破ったああああ!」ポカポカ





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:49:30 ID:3ZY5BjhM

    ベルトルト「ライナー……」

    ユミル「……」ボキッボキッ

    ライナー「おい無言で指を鳴らすな怖い」

    アルミン「なになに?セクハライナー?」

    ライナー「語感のいいあだ名を生み出すな!」

    ジャン「またか」

    ライナー「常習犯みたく言うな!」

    エレン「何が問題なんだ?」

    ライナー「お前はもうちょっと男女のあれこれを勉強しような!?」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 22:56:25 ID:3ZY5BjhM

    ライナー「いや、ワザとじゃないんだ。転けた拍子にビリっと、な?」

    ベルトルト「またベタなやらかしを……」

    ユミル「ああ、だが殺す」

    エレン「落ち着け」

    アルミン「ほぼパンツ丸出しじゃないか……///」

    ミカサ「エレンもアルミンも、見ちゃいけない」サッ

    アニ「はいはい、早く隠しな……」バサッ

    クリスタ「ばかー!ライナーのセクハライナー!」

    ライナー「定着しまった……」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:00:08 ID:3ZY5BjhM

    セクハライナー「しかしどうするよ、クリスタ」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    アルミン「んー、とりあえず背中向けとけば?」

    セクハライナー「ん?こうか?」クルッ

    クリスタ「わあーん!」ポカポカ

    ベルトルト「ああ、肩叩きみたいに……」

    セクハライナー「あ゙あ~効くわー……」ジンワ~

    クリスタ「にゃああああああ!」ポカポカ





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:01:44 ID:E1bVzdkc

    なんだこれ面白すぎるwww





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:07:52 ID:3ZY5BjhM

    またまたまた別の日


    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポヨンポヨンポヨンポヨン

    サシャ「やめんかい!///」

    クリスタ「うわあああああん!」ポヨンポヨンポヨンポヨン

    アニ「……えっと」

    ミカサ「クリスタ、サシャの胸を叩いてはいけない」

    ユミル「何があったんだよ?」

    クリスタ「サシャの胸が私より大きいー!」ポヨンポヨン





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:11:39 ID:3ZY5BjhM

    ユミル「逆ギレ甚だしいな」

    サシャ「ああっユミル!ミカサにアニも!助けてくださいー!」

    ミカサ「ほらクリスタ、サシャも嫌がっているから止めるべき」

    アニ「アンタが叩くとますます大きくなるんじゃないの……?」

    クリスタ「ふゆっ」ピタッ

    ユミル「収まったか」

    サシャ「た、助かりましたぁ~……」





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:15:51 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「ならばこうだあああ!」ガッシ

    サシャ「ひゃああああ!?」

    ユミル「胸を鷲掴むな!」

    クリスタ「うおおおちぎれろぉおお!」モミモミモミモミ

    サシャ「ひゃわあああああ!///」

    ミカサ「完全に暴走してる」

    アニ「面倒だし放っておこうよ……」ハア


    ※しばし女神とサシャの美しいゆり……やり取りをご覧ください※





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:19:07 ID:3ZY5BjhM

    数時間後


    クリスタ「くー…」

    ミカサ「泣き疲れて寝てしまった」

    ユミル「幼児退行でも起こしてんのかクリスタは」

    サシャ「ぁう……///」

    アニ「ほら、しっかりしな」

    サシャ「うう、もうお嫁さんになれません……」

    ユミル「なる気でいたのかよ……」

    クリスタ「すひゅー…」





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:22:28 ID:3ZY5BjhM

    ユミル「しかし、ここまで暴れておいて呑気な寝顔だな……」

    ミカサ「しかし可愛い」

    アニ「……あほらし」(ほっぺつつきたい)

    サシャ「説教する気も無くなりました……」

    クリスタ「うにゅ……ふへへー…」スヤァ



    おしまい





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:23:57 ID:o4gATZHk

    かわいい





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:24:42 ID:3ZY5BjhM

    ほら、今日暑かったからさ……仕方無いんだよ。
    みんななら解ってくれるよな?





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:28:56 ID:24iST5Vk

    >>38
    お前・・・ふざけてんのか?(また書いて下さい)





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:35:04 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    ライナー「……」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    コニー「またかよ」

    アルミン「今度はどうしたのさ?」

    クリスタ「ライナーが沢山人を殺したのに、兵士で居たいって言い出したああ!」ポカポカ





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:37:17 ID:1VNJk5.U

    あーそりゃあダメだわ





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:38:02 ID:kuhq8WV6

    おいw一気に重くなったぞw





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:39:27 ID:3ZY5BjhM

    アルミン「それは酷いねー」

    ジャン「おいおい、ライナーふざけてんのかよ?」


    ライナー「いや、俺は」


    コニー「駄目だぞライナー、虫が良すぎるぜ!」

    マルコ「――」

    ジャン「あ、マルコ……って顔が半分ねえから喋れないのか」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:42:44 ID:3ZY5BjhM

    エレン「みんなどうしたんだ?」

    アルミン「あ、エレン。ライナーがさ……」

    エレン「ライナー?誰だそいつ?」


    ライナー「……」


    ジャン「ベルトルトがいつも引っ付いてるアイツだよ」

    エレン「ベルトルト?」

    マルコ「――」

    コニー「エレン忘れちまったのか?馬鹿だなー」

    エレン「馬鹿じゃねえよ!ここにいるのは糞虫じゃねえか」





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:46:47 ID:3ZY5BjhM

    アルミン「あっ、そうだったね……」

    エレン「ライナーやベルトルトなんて、はじめから居なかったんだよ」

    ジャン「居なかったのか、なら仕方ないな」


    糞虫「おい、やめてくれ。俺は兵士なんだ。皆の仲間なんだ」


    ベルトルト「僕らを裏切るのか」


    糞虫「……」





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:52:10 ID:3ZY5BjhM

    アニ「無駄だよ、アンタは私達を裏切れない」

    ベルトルト「君は弱い。犠牲を忘れて生きる事は出来ない」

    アニ「そして強い。いくら犠牲を出そうとも、己に課せられた義務を果たそうとする」


    ライナー「あ、ああ……そうだ。俺は、戦士だ」


    うわあああああん!

    糞虫「いや、違うんだクリスタ。俺は兵士なんだ」

    ライナー。

    戦士「ああそうだ。俺は義務を果たす」





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:53:06 ID:8eP2eO66

    前半のほのぼのはどこいった………





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/10(土) 23:56:44 ID:3ZY5BjhM

    戦士「どうする?道は二つに一つだぞ」

    糞虫「どうするじゃない。俺は兵士なんだ。巨人と戦わないといけないんだ」

    戦士「そうか、ならお前は向こうに行け。俺はこのまま戦う。巨人は戦わないといけないんだ」

    糞虫「ああ、行っちまえ。お前なんて消え失せろ」


    うわあああああん!
    うわあああああん!





    56:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 00:01:56 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「おしまいだよ?」





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 00:03:43 ID:3ZY5BjhM

    ライナーは嫌いじゃないんだ……。ただね、続きを書けと言われたからついね。
    ほら>>39。君の望んだ結末だよ?





    70:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 13:12:55 ID:2IB0u4tU

    >>57
    ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・





    61:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 00:11:56 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    リヴァイ「……」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ


    エレン「」

    アルミン「」

    ライナー「」

    ベルトルト「」

    ジャン「」

    マルコ「」

    コニー「」

    ミカサ「」

    アニ「」

    ユミル「」





    62:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 00:14:58 ID:3ZY5BjhM

    エレン「お、おい……」

    アルミン(アカン)

    ミカサ「クリスタ?どうしたんの?」

    クリスタ「リヴァイ兵長にセクハラされたあああ!」

    ライナー「えっ」

    ユミル「まさか……」

    リヴァイ「すまんな」

    ベルトルト「えっ、ちょっ」





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 11:59:28 ID:TgpGUG8Y

    一切言い訳無しとか男らしいな





    78:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 23:11:29 ID:3ZY5BjhM

    ミカサ「クリスタに何をしたのですか、リヴァイあさん」

    リヴァイ「人を伝説の魔獣みたいな名前で言うな」

    ミカサ「失礼、噛みました」

    リヴァイ「わざとだろ」

    ミカサ「かみま死ね」

    リヴァイ「わざとだな」

    アルミン「ミカサは放っておいて、リヴァイ兵長、一体何が?」

    リヴァイ「挨拶がてら立体起動装置で突っ込んで天高く放り投げたり頬にキスしたりして噛みつかれた」

    アルミン「」

    クリスタ「かみまみたああああ!」ポカポカポカポカ





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 23:16:39 ID:3ZY5BjhM

    また別の日


    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    エレン「やめろっての!」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ミカサ「クリスタ、エレンをいじめては駄目」

    アルミン「クリスタ、エレンが何か失礼なことを……?」

    クリスタ「エレンがミカサの気持ちに気づいてないのおおおっ!」ポカポカ





    80:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 23:25:18 ID:3ZY5BjhM

    ミカサ「なっななな何をいっているのかわからない。私のエレンに対する気持ちは親愛でありそれ以上でもそれ以下でも」

    エレン「そうだぞ、ミカサが恋愛感情なんて抱くわけないだろ」

    ミカサ「……」

    アルミン「エレン……」

    クリスタ「女の敵ぃー!」ポカポカ

    アルミン「確かにそろそろエレンは鈍感なのを直さないと後ろから刺されかねないよ」

    ミカサ「後ろから、挿される?」

    アルミン「うるせぇバカ」





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/11(日) 23:33:58 ID:3ZY5BjhM

    エレン「鈍感っていうけどな、俺は訓練兵の中でも」

    アルミン「そういう鈍い鋭いじゃないからね。もうちょっと人の気持ちを知りなさいってことだからね」

    ミカサ「この鈍さもエレンの良いところ」

    アルミン「その鈍さのせいで傷付いた君が何言ってるのさ……」

    クリスタ「ばかばかばーか!」ポカポカ

    エレン「とりあえずクリスタが俺に怒ってるのは解るぞ!」

    アルミン「人の気持ちが解ってると誉めるべきか、見りゃわかるだろ馬鹿と貶すべきか困ること言うね……」





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:32:14 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

    エルヴィン「本当にすまないと思っている」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ

    ユミル「おいばかやめろ!」

    ライナー「落ち着くんだクリスタ!」

    アルミン「何があったんですか!」

    エルヴィン「実は……」

    クリスタ「エルヴィン団長がワザとヅラをずらして部下に説教してきたああ!」ポカポカ





    84:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:35:12 ID:3ZY5BjhM

    アルミン「何やってるんですかあなた」

    エルヴィン「部下の平常心がどれほどか試したかったのだが、些か意地が悪すぎたようだ」

    ライナー「と言うより団長……。やっぱり」

    エルヴィン「勘違いされては困るな。これは今回の為に剃り上げただけだ」

    ユミル「これだけのために!?」

    エルヴィン「何かを為すには、何かを捨てなければならないからな」

    クリスタ「あほー!」ポカポカ





    85:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:40:17 ID:3ZY5BjhM

    エルヴィン「ペトラなんかすれ違った瞬間「クッヒヒ」なんて声あげて、泣き出しそうな顔しながら去っていったな」

    アルミン「それはそうでしょう……」

    エルヴィン「リヴァイはなかなか手ごわかったが、以前の命令違反を槍玉に挙げ「誰がお前の責任を被ると思っている」って言ったら真顔で吹きだしてたな。あれは楽しかったよ」

    ライナー「おい楽しいっつったぞ」

    ユミル「やっぱ調査兵団は徹頭徹尾、変人の集まりなんだな」

    エルヴィン「今度はカツラを前後逆につけてやってみようかな」

    アルミン「やめてください」

    クリスタ「うわあああああん!」ポカポカ





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:46:29 ID:3ZY5BjhM

    クリスタ「……」ポカポカ

    クリスタ「……」ポカポカ

    クリスタ「……くー」オヒサマポカポカ


    すっかりストレスを吐き出したクリスタちゃんは、ポカポカ陽気の中で眠りにつきました。

    クリスタは不思議な夢を見ました。
    みんなと仲良くポカポカしている夢です。

    そこではライナーもベルトルトもアニも笑顔で、エレンによく似たおじさんとおばさん、アルミンと仲の良さげなおじいさん、ミカサによく似たおじさんとおばさんが居たのです。
    ただし自分のお父さんとお母さんがいないので、クリスタは泣きながらポカポカしたのです。





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:50:23 ID:3ZY5BjhM

    そばかすの女の子はクリスタを抱き締めました。

    クリスタは泣きながらポカポカしています。

    そばかすの女の子は泣きながらクリスタを慰めます。

    泣いて、泣いて、それは川になりました。

    大きな船の上で、クリスタとそばかすの女の子はいつまでも泣き続けました。

    泣き疲れて二人は眠りました。

    そんな二人に、鎧の巨人は優しく毛布を掛けてあげます。

    超大型巨人は船が転覆しないように押さえてくれています。

    女型の巨人は、二人を羨ましそうに見つめています。





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:51:59 ID:3ZY5BjhM

    クリスタは夢だと悟りました。

    いつまでもこの夢を見続けていたいと思っていたのですが、それも出来ないので目を覚ましました。

    クリスタはポカポカをしなくなりました。




    本当におしまい。





    89:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 11:55:47 ID:9Q3PBOaA

    乙!

    目を覚ましたクリスタがベルベルトの野郎を殴るとしたら
    ポカポカじゃなくてバキィィ!なんだろうな~とか考えると切ないよな…





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 12:00:52 ID:.YYmPcJ2


    最後だけ絵本みたいだなw





    91:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 12:04:56 ID:yGfzy95s

    絵本というか神話というか







    92:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/12(月) 12:52:28 ID:YHhxclJQ

    なんかしんみりするな…






    93:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/13(火) 00:11:28 ID:dDN7lars

    なんだかさびしいな

    こんな感じのまた読みたい





    1: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 21:27:14 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「アルミン、エレンを知らない?」

    アルミン「エレンならもうじき来ると思うよ?」

    ミカサ「そう、なら待っている」

    エレン「………」スタスタ

    アルミン「あ、エレンこっちだよ」

    ミカサ「早く座って昼食にしよう、エレン?」

    エレン「おっぱい?」

    アルミン「え?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「……エレン、どうしたの?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「………………」

    アルミン「え?エレン?」




    2: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 21:35:26 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「え、エレン!?一体どうしたんだ!?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「………」

    アルミン「やめなよエレン!?恥ずかしくないのか!?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「」

    ミカサ「アルミン、エレンは恐らく普通に話してるつもり」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「いや何言ってるのミカサ…何処をどう聞いてもおっぱいとしか言ってないよ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/02(金) 21:38:35 ID:dTxTTtFE

    ( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!





    4: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 21:46:06 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「確かにおっぱ…ゴホン…胸部の事を連呼している、でもわかる、エレンは普通に話してる」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「…………」

    ミカサ「私には分かる、エレンは今どうしてアルミンに言葉が通じないのか不思議がっている」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 コクリ

    アルミン「………じゃあなんでミカサはわかるのさ?」

    ミカサ「家族ならツーと言えばカーで通る、当たり前の事」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ブンブン

    アルミン「…エレンがおっぱいおっぱい言いながら首を横に降ってるけどミカサ」

    ミカサ「エレンはなんでも否定したくなる年頃、つまり反抗期だから無理もない」

    アルミン「…………」





    6: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 21:55:11 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「当てずっぽうじゃない、ちゃんと私なりにエレンの事を考えて言った」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「そんな事言っても私がエレンの言葉を理解出来る事実がある、私の方が正しい筈」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「……エレンはいつもそうやって私の意見を聞かない」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「……ねえミカサ」

    ミカサ「なに、アルミン?」

    アルミン「……何を話しているか全く分からないからエレンの通訳をしてくれないかな?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    7: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 22:03:54 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「………ミカサ」

    ミカサ「…私の助けなんて必要無いって言っている」

    アルミン「…エレン、君は困っている時ぐらいは素直にミカサの好意な甘えるべきだよ、というかミカサがいないと僕がエレンと意志疎通が出来ない」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「エレンは頑固過ぎる」

    アルミン「……エレンはなんて?」

    ミカサ「自分は困って無いの一点張り」

    アルミン「………」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    8: ◆TDMjmouVqg:2013/08/02(金) 22:15:48 ID:ePuQupwQ

    アルミン「……仕方ない、エレンがそこまで言うなら通訳以外の意志疎通の方法を探そう」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「…………」

    アルミン「……ミカサ」

    ミカサ「……………」

    アルミン「…ミカサ?エレンはなんて?」

    ミカサ「…………なんでもない」

    アルミン「……エレン、また無神経な事言った?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「………」シュン

    アルミン「…ああもう、紙やインクだって割りと高価なものだから使いたくないのに!!」ゴソゴソ





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/03(土) 09:31:41 ID:VuabMttQ

    ( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!





    13: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 18:46:08 ID:ePuQupwQ

    アルミン「エレン、とりあえず筆談をしよう」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「エレン、なら私の必要性を理解してくれる?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「…ミカサ、エレンはなんて?」

    ミカサ「いちいち紙に書くのが面倒だって、でも渋々了承してる…」

    アルミン「……まあ良いか、ミカサへの態度が若干気に入らないけど」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    14: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 19:01:00 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 カキカキ

    ミカサ「………」

    アルミン「…上手く意志疎通が出来れば良いけど…」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 スッ

    アルミン「書き終わった?どれどれ?」

    『これで良いか?』

    ミカサ「……大丈夫、問題無いらしい」

    アルミン「…よし、これでなんとか意志疎通は出来るね」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 カキカキ

    『おっぱい前ら心おっ配しすぎだ、こんなのそのう乳治るっての』

    アルミン「…………どうしよう結構事態は深刻だ」

    ミカサ「…………」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 カキカキ

    『あれ?なんだこれ?』





    16: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 19:13:42 ID:ePuQupwQ

    ライナー「お前ら何を騒いでるんだ?」

    ベルトルト「もうじき昼食の時間終わっちゃうけど?」

    アルミン「ライナーとベルトルト…実は…」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ライナー「えっ」

    ベルトルト「え?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「エレンは大したことじゃないと言ってる、理解出来る?」

    ライナー「理解もクソもおっぱいおっぱい言ってるだけだろ」

    ベルトルト「なんでずっと腕振ってるのエレン」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ムカッ

    アルミン「…やっぱりミカサにしか理解出来ないか」

    ミカサ「やっぱりエレンには私がついていないとダメ」

    アルミン「ミカサ、嬉しそうだね…」

    ミカサ「…そんな事はない、エレンが困っているのに」





    18: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 19:32:49 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ライナー「なんだこれ」

    ベルトルト「意味分かんない」

    アルミン「大丈夫だよライナーにベルトルト、僕にも理解出来ないから」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「エレン、あなたは筆談じゃないと意志疎通出来ない、私以外わかってない」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    『めんどくさいな』

    ライナー「…エレンに何があったんだ?」

    アルミン「分からない、とりあえずエレンに聞いてみないと」

    ミカサ「……エレン、食堂に来る前は何をしてた?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 カキカキ

    『やわ乳と一緒に居た』





    21: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 19:43:59 ID:ePuQupwQ

    ガシッ!!

    ミカサ「……エレン?」ギリキリギリ……

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」ジタバタ

    アルミン「み、ミカサ?!やめるんだ首はまずい!!エレンが窒息…いや首の骨が折れる!?」オロオロ

    ミカサ「………………なら頭を掴む」ギチギチギチギチメキメキメキメキィ…

    エレン「おぱぱぱぱぱぱぱおぱぱぱぱぱぱぱい!?!?」ガクガクブルブル

    アルミン「ミカサ?!エレンが泡吹いてる?!やめて死んでしまう!!?」

    ライナー「ミカサ!!まずはやわ乳が誰なのか聞くのが先だ!!触ったのか!?エレンは触ったのか!?なあ!?」

    ベルトルト「一体誰がやわ乳なんだよ!?どのくらいやわらかくて物に例えるなら何になるのか教えてくれ!!」

    アルミン「君らまで何言ってんの!?」

    ライナー「馬鹿野郎!!重要な事だろ!!」

    ベルトルト「そーだそーだ!!」





    22: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 19:58:07 ID:ePuQupwQ

    エレン「」グッタリ

    ミカサ「…………」ムスッ

    ライナー「エレン!?おいエレン起きろ!!」

    ベルトルト「気絶するならまずやわ乳が誰なのか言ってからにしてくれよ!!なあエレン!!」ユサユサ

    エレン「…おっぱい…おっぱい…」カキカキ

    『ちくしょう…すまん鋼乳に黒乳首』

    エレン「」グフッ

    ライナー(鋼乳)「エレン!?えれぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」

    ベルトルト(黒乳首)「くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

    アルミン「…………名前を書こうとすると何故か胸の特徴を示すのか、なるほど」

    ミカサ「……やわ乳って誰なのか聞くの忘れた」





    23: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 20:08:55 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「…エレン起きて」ガスッ!!

    エレン「おぱっ!?」ビクン

    アルミン「ミカサ無茶しちゃダメだよ!?」

    ミカサ「ただの気付け、大丈夫」

    エレン「………」クラクラ

    アルミン「エレン大丈夫か?」

    エレン「…………ああ、大丈夫だ…頭が軋むように痛いけどな」

    アルミン「っ!!エレン元に戻ったのかよかった!!」

    エレン「ん?伝わるのか?」

    アルミン「ああ、きちんと伝わってる、おっぱいおっぱい言ってないよ!!」

    エレン「……そうか、腹筋のおかげだな」

    アルミン「…腹筋?いや、まあ良いか、とりあえず何故こんな事になったのか知りたいんだけどエレン」

    ライナー「エレン!!やわ乳って誰なんだよ!?」

    ベルトルト「早く教えてくれ!!」





    25: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 20:21:03 ID:ePuQupwQ

    エレン「落ち着けよお前ら、やわ乳はやわ乳だろ他になんて言えば良いんだ?」

    アルミン「……エレン?」

    エレン「なんだよ敏感乳」

    アルミン「」

    ガシッ!!

    ミカサ「…………アルミンに何したのエレン?」ギリキリギリメキメキメキメキ…

    エレン「あががががががが?!?!やめっ?!潰れっ!?」

    ベルトルト「やめるんだミカサ?!エレンの息子がミンチになってしまう!?」

    ミカサ「………無くてもエレンはエレン、私は問題ない」ギリキリギリ

    エレン「やめて!?ホントにやめ…ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」ビクン

    ライナー「………敏感なのか?」

    アルミン「それを聞いてどうするの」

    ライナー「…………」

    アルミン「……」ブルッ





    26: ◆TDMjmouVqg:2013/08/04(日) 20:33:04 ID:ePuQupwQ

    エレン「………ぐぅ…!!」サメザメ

    ミカサ「説明して、全部」

    エレン「…何もしてねーよ!!敏感乳に何かするって俺ホモかよ!?」

    ミカサ「そうは言ってない、アルミンはギリギリのラインで同性愛の範疇から外れるし、つまりエレンはアルミンにいたずらしていたのか聞いてる」

    アルミン「ちょっと待ってミカサそれどういう意味…」

    ライナー「だよな、俺はおかしくない」コクリ

    ベルトルト「ライナーはアルミン以外にも噂立ってるよ、今更だよ」

    ライナー「えっ」

    エレン「……まったく、なんで俺が…」





    28: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:03:14 ID:ePuQupwQ

    ユミル「何騒いでんだお前ら」

    サシャ「エレンがどうかしたんですか?」

    クリスタ「泣いてるけど」

    ミカサ「…………」ムスッ

    クリスタ「…ミカサは怒ってるし」

    アルミン「…うん、ちょっとね」

    ライナー「……なあ、エレン」

    エレン「…なんだよ?」

    ベルトルト「ライナー、確かめるんだね?」

    ライナー「ああ、必ず探し出す…どんな手段を使ってでもだ」

    エレン「……ん?」





    29: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:12:08 ID:ePuQupwQ

    ライナー「エレン、こいつは誰だ」

    ユミル「あん?何いってんだお前」

    ベルトルト「後こっちの二人の名前も言ってくれ」

    サシャ「はい?」キョトン

    クリスタ「私達の名前?」

    アルミン「……手当たり次第って事か、確かにエレンから正しい情報が得られないならそれが確実かもね」

    ライナー「そういう事だアルミン」

    ミカサ「………エレンに触らせた奴が誰か分かれば問題ない」

    アルミン「ミカサはちょっと落ち着こうか」





    31: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:21:54 ID:ePuQupwQ

    エレン「こいつらの名前?今更そんなもん確認させてどうすんだよ…」

    アルミン「良いから言ってみてくれ、エレンの為なんだから」

    エレン「わかったよ……えーとこいつがやわ乳だろ?」

    ユミル「え?」

    エレン「んでこっちがやわ乳」

    サシャ「へ?」

    エレン「最後にこいつがやわ乳、どうだ合ってんだろ?」

    クリスタ「」

    ライナー「…だいたい合ってるな」コクリ

    ベルトルト「きっと間違いないよ、うん」コクリ

    アルミン「いやいやいやいやちょっと待ってなんだそれ」

    ミカサ「」

    エレン「なんだからそれって言われてもな…」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/09(金) 20:29:58 ID:JrJ1b80w

    ミカサ以外はやわ乳かよw
    つかミカサ掴んでたの息子だったんだな





    33: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:34:10 ID:ePuQupwQ

    ユミル「おいこら」グイッ

    エレン「っ?!なんだよ何怒ってんだ!?」

    サシャ「…………………………………いつ触ったんですか」

    クリスタ「…さ、触られた記憶なんか無いのにどうして…」

    エレン「だからなんなんだってば!?おい離せよやわ乳!!ぐぇ…やわらかいじゃんか!!?」

    ユミル「なっ!?テメェ触ったのか!?いつの間にか触ってたのかオラォ!!!!」ギリギリミシミシミシミシ

    アルミン「ユミルやめてくれ!?締まってる!!エレンの首締まってるから!!」オロオロ

    ユミル「この糞エロ猿がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ゴキン

    エレン「おぱっ!?」

    ユミル「…ぜぇ…ぜぇ…チッ!!」





    34: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:50:15 ID:ePuQupwQ

    エレン「」グッタリ

    ミカサ「ユミル、やりすぎ…!!」ジロッ

    ユミル「文句ならそこの発情猿に言えっての!!」

    サシャ「エレンはもしかして気付かない内に私たちのむむむ、胸を触ってたんですか!?」

    クリスタ「…その、あんまりそういうのは…」

    ライナー「おいエレン起きろ…!!また確かめなきゃいけない問題を残して気絶するな!!」

    ベルトルト「バレないように触るテクニックがあるなら教えるのが筋だろ!?独占なんて酷いと思わないのか!?」

    アルミン「だから何いってんのライナーとベルトルトは」

    ユミル「両刀とか余計質が悪いなお前ら」ジロッ

    ライナー「両刀ってなんだよ?」

    ベルトルト「男も女も構わず食べる奴がの事だよライナー」

    ライナー「……」





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/09(金) 20:56:33 ID:mMhse2rk

    このベルトルさんには共感できるな、うん





    36: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 20:59:48 ID:ePuQupwQ

    アルミン「ミカサ、とりあえずエレンに気付けして」

    ミカサ「わかった」ゴキン

    エレン「おぱっ!?」ビクン

    アルミン「エレン、大丈夫か?」

    エレン「…お…」クラクラ

    ミカサ「エレン、起きて」

    エレン「…おっぱい?」

    サシャ「え?」

    クリスタ「…え」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ユミル「……は?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ライナー「…おい、エレン…」

    ベルトルト「エレンが壊れた…」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    37: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 21:13:10 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ユミル「なんなんだこいつ」

    サシャ「なんで腕振ってるんですか」

    クリスタ「…………」ササッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    クリスタ「やっ!?来ないで!?」ビクッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ガーン

    アルミン「エレン、恐がってるから近づいたらダメだよ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ショボン

    ライナー「クリスタ、怖いなら俺の陰に…」

    クリスタ「……」ササッ

    ユミル「ん?ああ私の後ろが良いなら使え使え、変態ばっかりじゃ女の子には怖いもんねー?」ナデナデ

    クリスタ「………ごめんねライナー、ちょっと無理かなって…」

    ライナー「…………」

    ベルトルト「どんまい」ポン





    38: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 21:27:33 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「うん、またおかしくなっている」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「…ミカサ、どうする?」

    ミカサ「エレンはとりあえずユミル達の胸は触ってないらしい」

    アルミン「…そうなの?ならなんで…」

    ベルトルト「女の子のおっぱいは柔らかいに決まっているだろ、当たり前じゃないか」

    ライナー「そうだな」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「今のエレンがそう言っても説得力がない」

    アルミン「…エレンはなんて?」

    ミカサ「胸なんてどうでもいいだろって言ってる」

    アルミン「……ああ、そう」





    39: ◆TDMjmouVqg:2013/08/09(金) 21:45:13 ID:ePuQupwQ

    ユミル「……つまり、こいつが壊れただけであたしらに被害があった訳じゃないって事だな?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「うん、そうらしいよ」

    サシャ「…よ、よかった…私達が寝てる間にあんな事やこんな事されたのかと思っちゃいました」

    クリスタ「…エレン、大丈夫?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「平気だと言ってる、正直全然平気じゃないけど」

    ユミル「…はぁ、下らない事心配した、紛らわしいんだよバカが」

    クリスタ「まあまあユミル、なんにもなかったんだし良いじゃない、ね?」

    ユミル「まあね、あたしとクリスタは大丈夫でよかったな、芋女はあんな事やこんな事されて茹で上がって皮剥かれてても良かったけど」

    サシャ「どういう意味ですか」

    ミカサ「…?私もわからない」

    アルミン「ハイハイわかったから、話し反れるからほんと真面目にやろうよ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/14(水) 10:07:07 ID:hyy.6cMo

     _ _ ∩
    ( ゚∀゚)彡 おっぱい!
     ⊂彡  おっぱい!





    42: ◆TDMjmouVqg:2013/08/14(水) 22:41:20 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ライナー「それで、どうするんだコイツ」

    アルミン「せっかく意思疎通出来ていたのに振り出しだよもう」

    ユミル「あーハイハイ、どーもすいませんでした」シレッ

    ミカサ「謝罪をしてもエレンは治らない」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「……怒ってない、エレンの勘違い」ムスッ

    クリスタ「エレンはミカサになんて言ったのかな?」

    アルミン「今のは僕でもなんとかわかるよ、エレンはミカサを宥めてるんだよ」

    クリスタ「そうなの?」

    アルミン「ミカサはエレンの事になると周りが見えなくなるからね」





    43: ◆TDMjmouVqg:2013/08/14(水) 23:12:11 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ユミル「もう一度首締めれば元に戻るんじゃないの?」

    ミカサ「………」ギロ

    アルミン「ミカサ抑えて、ユミルも確証もないのにそんな事言わないで頼むから!!」

    クリスタ「仮にそれで上手く行ってもまたちょっとの刺激で戻ったら意味がないよ」

    サシャ「えーと、つまりエレンがこうなっている原因を探さないといけないんですか」

    ライナー「そうらしい、皆目見当がつかんがな」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ベルトルト「エレンはきっとおっぱいに触りたいんだよ、多分」

    ユミル「……あり得るなそれ、いやそれが正解じゃねーの?」

    ミカサ「まさか」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    44: ◆TDMjmouVqg:2013/08/14(水) 23:34:16 ID:ePuQupwQ

    ユミル「…よし、芋女出番だぞ」

    サシャ「へ?なんの出番ですか?」キョトン

    ユミル「決まってんだろ、エレンにお前の乳触らしてやれ」

    サシャ「はひっ?!ななななななななんでわたしなんですかぁ!?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ギョッ!?

    ミカサ「ダメ、却下、没、やめなさい!!」

    サシャ「ミカサに言われなくてもやりませんよ!!」

    ユミル「もしお前が触らせてエレンが治ったらエレンの金で肉買って来てやるぞ?」

    サシャ「っ!?」ピクッ

    ユミル「ついでに朝晩のエレンのパンも強制的にお前に譲渡させる、それでも嫌か?」

    サシャ「…………………………………………………………………服の上からなら」モジモジ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「サシャ!!はしたないと思わないの貴女は!!」ユサユサ

    サシャ「だ、だだだだだってお肉とパァンが…!!」ウルウル





    47: ◆TDMjmouVqg:2013/08/14(水) 23:47:31 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「考え直してサシャ、それはダメな事」

    サシャ「…でもお肉とパン」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「エレンも別に触りたくないと言ってる!!」

    ユミル「コイツの意見なんかどうでもいいだろ、実際に触らせたら何か起こるかどうかって話なんだから」

    クリスタ「ゆ、ユミル…やめなよ」オロオロ

    ユミル「クリスタは黙ってな、お前は無償で触らせそうだから、身体の安売りはしちゃダメだからね」

    アルミン「サシャには売らせようとしてるのにね」

    ユミル「あん?安売りじゃねーだろ?たかが胸、しかも服の上からちょっと触らせるだけで肉だぞ?そこらの娼婦でももうちょい良心的な価格で身体売ってるっての」





    49: ◆TDMjmouVqg:2013/08/15(木) 00:05:33 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「それでもダメ、絶対にダメ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 コクコク

    サシャ「…えー、でも…」

    ライナー「……ベルトルト、お前どのくらい金持ってる?」

    ベルトルト「あまり持ってない、現実的に考えるなら購入するより狩りをするべきだよライナー」

    ライナー「…そうだな、行くか」

    ベルトルト「ああ、近くの森で鹿を見かけた事がある、案内するよ」スタスタ

    ライナー「……よし」

    アルミン「………ライナーにベルトルト、この近くは国王の所有地だから勝手に狩猟するのはヤバいよ?」

    ライナー「……止めるなアルミン、男には引き下がれない戦いってのがあるんだよ」

    ベルトルト「僕らは戦士なんだ、だから行く」

    アルミン「…勝手にしたらいいよもう」





    51: ◆TDMjmouVqg:2013/08/15(木) 00:17:15 ID:ePuQupwQ

    アルミン「……サシャ、ライナーとベルトルトが君に肉を取ってくるってさ」

    サシャ「ホントですか!?」クワッ

    ミカサ「……なら、エレンに触らせる必要は無くなった」

    ユミル「…いや、治るかどうかが本題だろ、良いのかこのままで」

    ミカサ「……サシャの胸を触らせるくらいならそのままで良い」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「いやそれじゃエレンが困るだろミカサ、なんとかしてエレンを戻さないと」

    ユミル「サシャがダメならお前が触らしてやんなよ、他人の胸触らせんのが嫌なんだろ?」

    ミカサ「っ…そ、それは…」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    52: ◆TDMjmouVqg:2013/08/15(木) 00:36:02 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「…わ、わかった、これもエレンの為」オロオロ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「…………こっち来て、エレン」グイッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ズササッ

    ミカサ「どうして逃げるの?わ、私は…触られても、いい」ギュ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ブンブン

    ミカサ「何が嫌なの?私に遠慮なんていらない、エレンが好きにしたいだけすれば良い」ズイッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ブンブン

    ミカサ「…ッ!?」ガーン

    アルミン「み、ミカサ?」

    ミカサ「………ひどい」ウルウル

    アルミン「エレン!!ミカサになんて言ったんだ!?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 カキカキ

    『筋肉質すぎる身体とか無理』

    ユミル「………こいつ女の兵士全員敵に回しやがったぞ」





    53: ◆TDMjmouVqg:2013/08/15(木) 00:45:32 ID:ePuQupwQ

    クリスタ「…エレン最低」

    サシャ「……ミカサほどじゃありませんけど私達もかなり筋肉質ですけど」

    アルミン「エレン、それは言ったらいけない事だよ?」

    ミカサ「………」グスッ

    ジャン「てめえこの糞野郎!?黙って様子見してりゃ何ミカサ泣かすような事してんだよオラァ!!」グイッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    アルミン「あれ?ジャン居たの?」

    マルコ「近くにずっと居たよ、ジャンが面倒事はゴメンだって言って会話には参加していなかったけど」

    ユミル「食堂だしな、飯時に居ないほうが不自然だわな」





    56: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 10:39:17 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「ちょっと面貸せ、今日は徹底的にシメてやる」

    マルコ「ちょっと落ち着きなよジャン、またこの前みたいに返り討ちにされるだけだよ」

    ジャン「うるせーぞマルコ!!そんなのわかんねーだろ!!」

    ミカサ「ジャン、エレンに危害を加えるのは許さない」

    ジャン「ミカサも黙っててくれ、俺は男としてコイツをぶん殴らないと気が済まない!!」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」





    57: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 10:50:49 ID:ePuQupwQ

    ユミル「いいぞやれやれ、無駄に暑苦しく殴り合えww」

    クリスタ「ユミル!!」

    アルミン「煽らないでよ!?今はそんな事している場合じゃないだろう!?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「コイツのニヤケ面がムカついて仕方ねぇんだよ!!良いから止めるな!!」グイッ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ガシッ

    ガッ!!

    ジャン「げふっ!!」ビタン

    マルコ「ああもう言わんこっちゃない!!」

    サシャ「キレイに頭から床に叩きつけられましたねぇ」

    ミカサ「自業自得」





    58: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 10:59:00 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「…ふ…っ!!」ヨロヨロ

    アルミン「大丈夫かジャン?」

    ユミル「弱いなお前」

    クリスタ「エレンは対人格闘ならずば抜けてるし仕方ないよ」

    ジャン「………ふ」ブルブル




    ジャン「ふっきん」

    ミカサ「…ジャン?」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    アルミン「えっ」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    マルコ「なにこれ」





    59: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:05:25 ID:ePuQupwQ

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    サシャ「………」

    クリスタ「…ジャンまでおかしくなった」

    ミカサ「何故、腹筋?」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    アルミン「………まさか、感染した?」

    ユミル「…おいおい、なんだよこれヤバい感染症かなんかなのか?」





    61: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:14:44 ID:ePuQupwQ

    マルコ「…感染症だとしたらまずいよ、ジャンはエレンに接触したのさっき投げられた時だけなのに」

    アルミン「ああ、マルコの言う通りだ…僕にミカサ、ユミル…触れただけで感染するとなると本当にまずい」

    ユミル「」

    ミカサ「……クリスタとサシャ、なるべく離れて、貴女達はエレンに触れてない」

    サシャ「わ、分かりました…」ササッ

    クリスタ「み、みんなおかしくなっちゃうの?」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    マルコ「……ジャンが俺はおかしくないって言ってる」

    アルミン「……あ、マルコはジャンの言葉解るんだ?」

    マルコ「…うん、なんか嫌だけどね」





    62: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:27:15 ID:ePuQupwQ

    マルコ「ジャン、君の言葉はみんなには腹筋って連呼してるようにしか聞こえないよ」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    マルコ「……なんでって、知らないよそんなの」

    アルミン「ジャンはなんて?」

    マルコ「なんで腹筋なんだよだって」

    アルミン「……エレンは胸、ジャンは腹筋か…もしかして」

    ミカサ「何かわかったのアルミン?」

    アルミン「……おそらくだけどね」

    ユミル「…もしかしてあれか、何処に劣情催してるかってやつか?」

    アルミン「……多分そうだよ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ブンブン

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」 ブンブン

    ミカサ「エレンは否定してる」

    マルコ「ジャンもだよ」

    アルミン「…恥ずかしいから否定してるんだろうね、僕でもそうする」





    64: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:38:01 ID:ePuQupwQ

    ユミル「…で、マジで解決法どうすんだよ」

    アルミン「ごめん、検討もつかない」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」

    ミカサ「………」

    マルコ「………」ヌギヌギ

    アルミン「マルコはなんで脱ぐの」

    マルコ「…こんなジャンを見ていられないからね、試せる事は試すべきじゃないかな?」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」 ズササ

    アルミン「……ああうん、理屈は解るけど」

    マルコ「僕だってこんな事したい訳じゃないよ?でもミカs…ゲフン女の子にジャンにお腹触らせてあげてなんて頼めないし」

    サシャ「………えーと…わ、私ならパンをくれるならお腹程度なら…」

    クリスタ「サシャはしたないよ、ダメだからね?」

    サシャ「……そ、そうですね…」





    65: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:51:58 ID:ePuQupwQ

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」 ブンブン

    マルコ「嫌なのは分かるけど我慢してくれジャン、君の為なんだし」

    ジャン「( ゚∀゚)o彡゚ふっきん!!ふっきん!!」 ブンブンブンブン

    ユミル「すげー嫌がってるな」

    アルミン「男同士だからね」

    ミカサ「……埒があかない」ガシッ

    ジャン「ふぎっ!?」

    ミカサ「マルコ、お腹」

    マルコ「どうぞ」ニコリ

    ベタぁぁ…!!

    ジャン「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」

    サシャ「…無理矢理顔をマルコのお腹に…」

    クリスタ「…わー」





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 11:59:02 ID:2HTDKAlw

    oh...





    67: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 11:59:52 ID:ePuQupwQ

    …10分後

    ジャン「…………」イジイジ

    アルミン「…食堂の隅で膝抱えて何も話さなくなったね」

    マルコ「…これじゃどうなったのかわからないね」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ポンッ

    ジャン「…ふっきん」ウルウル

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 ウンウン

    ジャン「…ふっきん」グスン

    アルミン「……治ってないか」

    マルコ「でもさっきよりは改善したと思わない?ニヤケ面と腕振りがなくなったし」

    ミカサ「…そうなると、やはりエレンには…」





    70: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 13:02:58 ID:ePuQupwQ

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ミカサ「…エレン、やはり胸を触るべきらしい」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」 タタタッ

    ミカサ「っ!?エレンどうして逃げるの!?エレン!!」

    アルミン「…強情だなまったく」

    サシャ「外行っちゃいましたね」

    クリスタ「追いかける?」

    ユミル「一応ね、こっちもああなるかもしれないし対処法は知っとかないと」

    マルコ「僕とジャンは残るよ、もう少し試して完全に戻るか調べたいから」

    ジャン「ふっきん!?」ガーン

    アルミン「……頑張ってねジャン」

    ジャン「ふっきん!!ふっきん!?」イヤイヤイヤイヤ





    72: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 13:17:15 ID:ePuQupwQ

    …………

    ミカサ「…エレンは何処に」キョロキョロ

    アニ「………」スタスタ

    ミカサ「…アニ、エレンを知らない?」

    アニ「……………あんな奴なんて知らないね」フイッ

    ミカサ「…どうかしたの?」

    アニ「……別に、ムカついたから張り倒しただけ」

    ミカサ「いつ?」

    アニ「お昼前、みんなが食堂へ行く少し前だよ」

    ミカサ「…………アニ、あなただったのね?」

    アニ「何が?」

    ミカサ「エレンに胸を触らせたの」

    アニ「…………は?」キョトン





    74: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 19:37:23 ID:ePuQupwQ

    アニ「なにそれ」

    ミカサ「白々しい、エレンを変にした元凶、つまり、アニが悪い」

    アニ「いや、だからさ?話しが見えないってば」

    ミカサ「では聞く、その時エレンと何していたの?」

    アニ「……別に、普通に組み手の相手してただけ」

    ミカサ「嘘ついていない?それだけならいつもと変わらない」

    アニ「…………えーと、今日はサブミッション系で攻めてたくらいかな、いつもと違うのは」

    ミカサ「……それで、どうしてエレンを張り倒す事に?」

    アニ「………アイツがいきなり気持ち悪い事言ったから」

    ミカサ「なんて?」

    アニ「………私に技決められながら、その……おっぱいって……丁度顔が胸の辺りだったし、ムカッときて」

    ミカサ「…………」





    75: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 19:48:18 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「アニ、最初は知らない風な素振りだったのに」

    アニ「……こんな事言ってどうするの」

    ミカサ「後ろめたいと思うから隠す」

    アニ「………」ムカッ

    ミカサ「…私は間違ってない」

    アニ「そうだね、ミカサは間違ってないよ、確かにエレンとそんな事してたらアンタには隠すから」

    ミカサ「………」ピクッ

    アニ「なに?いつもエレンにべったりのミカサはエレンに胸の一つや二つ見せたり触らせたりしてるんじゃないの?エレンはいつもと違う別の胸の感触に反応しちゃったって事で
    つまりそういうのが許せないんでしょミカサは」

    ミカサ「……ッッ!!」





    76: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 19:57:28 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「………」ギロッ

    アニ「…なに?」

    ミカサ「私はエレンとそんな事しない…!!」

    アニ「…ふーん、なら…私のを最初に触ったって事なんだね、なるほどね…普通の男ならそりゃ反応するかもね」フッ

    ミカサ「ッッ!!」ビュッ

    バチン!!

    アニ「っ!!」ヨロッ

    ミカサ「…アニ、あなた最低な事言ってる…!!」

    アニ「………」ギロッ

    バチン!!

    ミカサ「…ッッ!!」ズキン





    78: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:04:47 ID:ePuQupwQ

    ミカサ「………エレン」ギロッ

    アニ「エレン!!」キッ

    ミカサ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    アニ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    ミカサ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    アニ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    ミカサ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    アニ「( ゚∀゚)o彡゚エレン!!エレン!!」

    アルミン「なんだこれは」

    ユミル「…ミカサもアウトか、アニもだけど」

    サシャ「なんでエレンなんですか」

    クリスタ「へぇ…」





    79: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:13:18 ID:ePuQupwQ

    アルミン「どうしよう状況がどんどん悪化する…」

    ユミル「とりあえずこいつらはほっとこう、流石に手に余るぞ」

    サシャ「いいんですか?」

    ユミル「なら止めろよ、コイツらの喧嘩の仲裁が出来るなら」

    サシャ「………うぐ」

    クリスタ「二人とも強いもんね…」

    ユミル「つーわけで、とりあえずエレン探すぞエレン、良いなアルミン?」

    アルミン「そうだね…何が原因なのかよくわからないけどとりあえずエレンに触らせれば二人は治りそうだし」





    80: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:19:02 ID:ePuQupwQ

    アルミン「…さて、エレンが行きそうな所は」キョロキョロ

    ユミル「訓練場じゃないの?あの馬鹿ほぼ不休で訓練してるだろ」

    クリスタ「よくミカサ達と休みの日も訓練してるもんね」

    アルミン「…よし、ちょっと行ってみよう」





    81: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:28:16 ID:ePuQupwQ

    アルミン「…居た!!」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    ユミル「なんだ、わりと簡単に見つかったな」

    アルミン「エレン、戻ろう…ミカサとアニもおかしいんだ」

    エレン「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!!おっぱい!!」

    サシャ「なんて言ってるんでしょうか…」

    ユミル「……」ガシッ

    エレン「おぱっ!?」

    ユミル「めんどくさい、アルミン悪いな」グイ

    ビリリッ

    アルミン「うあ!?なにするんだ!?」ビクッ

    ユミル「ジャンもマルコで反応してたろ、ならエレンもアルミンでいいよな」ズンムッ

    むにぃぃぃ

    エレン「」

    アルミン(敏感乳)「はふんっ!?////」ビックン





    82: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:39:13 ID:ePuQupwQ

    エレン「」

    ユミル「……はふんてなんだよ…野郎同士で感じてんのかよ気持ちわりぃ」グイグイ

    アルミン「あっ…やめ、ふあ!?」ピクン

    サシャ「なんかイケないものを見てる気分です…」

    クリスタ「…………」ドキドキ

    ユミル「おいエレン、固まってないでちゃんと舌使って乳首を転がすようにだな、おい聞いてんのか」

    エレン「」

    アルミン「やめてよぉ!!?もう良いだろ僕ら男なんだぞ!?!?」ウルウル

    ユミル「だからやらせてんだろ、それとも何か?女の胸にマジで吸い付かせるつもりか?サシャとミカサ以外にだれがそんな事すんだよ」

    サシャ「え、私ですか?」

    クリスタ「サシャはお肉で釣れるみたいだし」

    サシャ「直接はやです、絶対嫌です」





    86: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:47:58 ID:ePuQupwQ

    エレン「ぶはっ!?てめ、ユミルこのくそおんな!?!?」ウルウル

    ユミル「あ、治った」

    サシャ「ホントだ、名前もちゃんと言ってますね」

    アルミン「」シクシク

    クリスタ「…アルミン大丈夫?」

    アルミン「…汚された、僕は汚されたんだ…」グスン

    エレン「……アルミンで治るとか複雑過ぎる…」

    ユミル「良いだろ細かい事は、解決法もこれで良いだろうし万々歳だな」

    アルミン「ちっとも良くないから」

    エレン「まったくだ」





    87: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 20:59:35 ID:ePuQupwQ

    アルミン「…まあ、とりあえずだ、エレンはまだやる事あるからね?」

    エレン「え?」

    クリスタ「ミカサとアニをどうにかしないと」

    エレン「…あいつらどうかしたのか」

    ユミル「お前とおんなじだよ、ニヤケ面で腕振りしながらエレンエレン言ってる」

    エレン「なんだそれ」

    アルミン「あの二人を治せるのはエレンだけだ、頑張ってくれ」

    エレン「え?」

    ユミル「避妊はしろよ」

    エレン「はぁ?!」

    クリスタ「あ、後で三人ってどんな感じなのか教えてね?」ドキドキ

    エレン「どういう事だよ!?」

    アルミン「……まあ、その…性行為は言い過ぎだけどそれに近い事はしないとダメだと思う、身体の一部ではなくてエレンそのものを要求してるし」

    エレン「」





    88: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:10:48 ID:ePuQupwQ

    ………翌日

    エレン「……昨日はえらい目にあった」ゲンナリ

    ミカサ「…私は嬉しかった」

    アニ「………」

    エレン「……女二人に抱き付かれる身にもなれよくそ…俺だって男だぞ」

    ミカサ「でも、エレンは私のような身体は無理と言いつつ顔真っ赤だった」

    エレン「………気のせいだろ」

    アニ「………」

    ミカサ「アニ、どうかした?」

    アニ「私も一緒だったのによく怒らないねミカサ」

    ミカサ「仕方ないと思ってる、あれはあくまでも治療だから」

    エレン「………なんだったんだホント」

    アニ「役得だろ、女二人に抱き付かれるなんて」

    エレン「暑苦しいだけだってば…」フイッ

    ミカサ「エレンは素直じゃない」





    89: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:18:25 ID:ePuQupwQ

    ユミル「思ったよりイチャイチャしてねーな、やってないの?」

    エレン「…するわけないだろ」

    ユミル「……女には反応しない口か?」

    エレン「なんでそうなる」

    ユミル「だってお前、アルミンで興奮してたし」

    アニ「っ?!」

    エレン「してないからな?」

    ミカサ「アルミンは別、しょうがない、たまに女の私よりかわいいと思う事がある」

    エレン「ないない」

    アニ「…エレンは素直じゃないし」

    エレン「お前らそんなに俺をホモにしたいのか」





    90: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:27:30 ID:ePuQupwQ

    ユミル「まあ、どうでもいいか…普段通りに戻るならさして心配もないからな」

    エレン「…普段通り、ねぇ?」

    サシャ「……………………」

    ミカサ「サシャ、どうかした?」

    サシャ「み、ミカサ助けて下さい!!変態二人に追われてます!!」ウルウル

    ミカサ「え?」


    ライナー「( ゚∀゚)o彡゚いもっぱい!!いもっぱい!!」つ猪肉

    ベルトルト「( ゚∀゚)o彡゚おま○こ!!お○んこ!!」つ鹿肉

    サシャ「ひっ!?」ビクッ

    アニ「なんだこいつら」

    ミカサ「…どうしようエレン」

    エレン「…俺にふるなよ」





    91: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:36:28 ID:ePuQupwQ

    ライナー「( ゚∀゚)o彡゚いもっぱい!!いもっぱい!!」つ山菜

    ベルトルト「( ゚∀゚)o彡゚お○んこ!!お○んこ!!」つ砂糖菓子

    サシャ「やっ!?来ないで下さい!!」タタタッ

    ライナー「( ゚∀゚)o彡゚いもっぱい!!いもっぱい!!」タタタッ

    ベルトルト「( ゚∀゚)o彡゚お○んこ!!おま○こ!!」タタタッ

    ミカサ「あのままだとサシャの貞操がヤバいことになる」

    アニ「…とりあえず教官に報告しときなよ、なんとかなるんじゃないの?」

    ユミル「あいつら限度知らなさそうだからな、それがいいだろね」





    92: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:44:37 ID:ePuQupwQ

    エレン「…結局原因わかってないんだよなぁ」

    ミカサ「うん、でも別にいい」

    エレン「なんでだよ」

    ミカサ「エレンの気持ち、少しだけわかったから」

    エレン「……なんだそれ」

    アニ「……お熱いねあんたら」

    ユミル「私とクリスタが大丈夫だったし…いいか別に」

    エレン「…てきとーだな」





    93: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 21:53:02 ID:ePuQupwQ

    ……

    アルミン「……マルコ、ジャンはどうなの?」

    マルコ「…ダメだ、どうしても治らない」

    ジャン「……ふっきん…」サメザメ

    アルミン「…あれからずっと?」

    マルコ「うん、一晩中僕の腹筋を押し付けたり舐めさせたりしてた」

    アルミン「……酷いな」

    マルコ「でも、やっぱり男の腹筋じゃダメらしい、でもミカサに頼んでも無理だと思うし」

    ジャン「…ふっきん…」ゲンナリ

    アルミン「…ミカサはエレン以外には触らせたりしないだろうからね」

    マルコ「うん、そこでだアルミン」

    アルミン「うん」

    マルコ「君で代用しようと思う、お腹出して?」

    アルミン「え?」

    ジャン「ふっきん!?」





    94: ◆TDMjmouVqg:2013/08/16(金) 22:00:36 ID:ePuQupwQ

    アルミン「いやいやいやいや、僕だって男だから」

    マルコ「でもエレンは治せただろ?きっと上手くいくよ」

    ジャン「ふっきん!?ふっきん!?」

    マルコ「ジャン、僕よりはマシだろう?だってアルミンだよ?」

    アルミン「なにその理屈」

    ジャン「…………ふっきん」コクリ

    マルコ「よし、なら早速試そうか」ニコリ

    アルミン「え?え?え?」オドオド

    マルコ「じゃ、脱がすよアルミン、ごめんねホント」

    アルミン「待ってくれ!?おかしいよ!?色々と間違ってるから!?」

    ジャン「ふっきん」ペコリ

    マルコ「ジャンがごめんだって、じゃあ行くよアルミン」

    アルミン「え、うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」

    終っぱい





    95:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:05:20 ID:52RX4g5Q

    乙っぱい





    97:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:08:45 ID:GREm0a.A

    乙!






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:15:42 ID:BOVqpC62

    訓練が終わり夕食を済ませ、訓練兵は宿舎で消灯までの時間を各々自由に満喫している。

    僕はいつも通り、ベッドの隅で体を丸め、本を読んで過ごすことにした。

    ベッドの下は少し騒がしい。
    どうやら皆でトランプをするらしかった。

    コニーが梯子の隙間から顔だけ出して、僕も仲間に入れと誘ってくれたが、曖昧な笑みと言葉でそれを断った。

    本に目を戻そうとした瞬間、楽しそうに机を囲む皆の姿が目に入った。
    この部屋はランプの頼りない灯りしかなくて薄暗い筈なのに、その光景はとても眩しく見えた。


    そして、それは急にキた。




    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:17:02 ID:BOVqpC62

    ズグン、と腹の奥から何かが生まれた。
    自分の鼓動がやけにはっきりと聴こえる。

    くるしい。
    いたい。
    いきが、

    そのよく分からない感情に押し上げられ、じわじわと目に涙が溜まる。今にも零れ落ちてしまいそうだ。
    見られないように顔を伏せながらそっと部屋を出た。
    ライナーに声をかけられたが、震える声を抑えながら、トイレ、とだけ答えた。


    ベルトルト「…うう、うわぁ、あ」


    外へ出て、誰もいない宿舎裏で泣いた。涎と、涙と鼻水が混じったものが次から次へと顔を伝い、暗闇に落ちては消えていった。呼吸が浅く、切れ切れになる。

    徐に、ポケットに忍ばせた折りたたみナイフを取り出す。





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:18:45 ID:BOVqpC62

    震える手でナイフを広げ、その先端を手首の皮膚に押し当てる。
    徐々に力を込めると、ブツ、と音を立てて冷たい金属が肉に食い込んだ。
    そのままナイフを下に滑らせる。

    張っていた皮膚の表面が決壊して、そこから溢れる、
    血が、血が、血が。

    手首に激痛が走り、思わずナイフを落としてしまった。


    ベルトルト「いたい、はぁ…いたいよぉ…」


    こんなことをしても、自分からは逃げられないことはわかっている。

    それでも、感情の逃げ場所を無くした僕は、凝り固まった膿を出すかのように時々こうして手首を切った。

    痛みに耐えかねて、どうせすぐに治してしまうのだけれど。


    ベルトルト「情けない、な…」



    「なにをしてるの?」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:21:49 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「!?」


    見られた。こんなところを。
    ー誰に?

    恐る恐る振り返ると、そこには、夜目にも美しい黒髪をたたえた、1人の少女が立っていた。


    ベルトルト「ミ、カサ…?」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「あ、待ってくれ!行かないで」

    ミカサ「!」

    ベルトルト「…ごめん、その、変なところ見せて…」

    ベルトルト「あの…このことは誰にも言わないでくれ。頼む」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「…ミカサ?」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:23:04 ID:BOVqpC62

    ミカサ「元より、言い触らす気はない。ただ、出血が多いので、誰かを呼ぼうと思っただけ。」

    ミカサ「でも、他人に見られたくないと言うのなら、呼ばない…」

    ベルトルト「そうしてくれると助かるよ」

    ミカサ「…」


    彼女は何か思いつたように、自分のスカートのポケットに手を入れ、刺繍の施されている白い布ーハンカチを取り出した。

    そして僕の前に膝をつき、そのハンカチをそっと手首に巻いてくれた。

    その全ての動作が細工物のように洗練されている、そう思った。


    ベルトルト「汚れちゃうよ」

    ミカサ「構わない。」

    ベルトルト「ごめん…ありがとう」


    鮮血は染み渡り、あっという間に白いハンカチを紅に染めた。

    沈黙が怖い。何か言わなければと目を泳がせていると、ふと彼女の首元に目がいった。





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:24:27 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「は、はは、マフラーとお揃いになったね」

    ミカサ「は?」

    ベルトルト「…その、えっと…これ、色が」

    ミカサ「笑えない」

    ベルトルト「ごめん」

    ミカサ「早く医務室に行くといい」

    ベルトルト「大丈夫だよ。見た目より傷口は浅いから、多分」

    ミカサ「…」



    ミカサ「なぜ自分で切ったの?」

    ベルトルト「…」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:25:42 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「ごめん…気持ち悪いよね、こんなの」

    ミカサ「別に。ただ、純粋に疑問なだけ。…自分で自分を切っても、痛いだけで得るものはないから。」

    ベルトルト「うん、痛いよ」

    ミカサ「うん、痛そう」

    ベルトルト「分かっているんだ。切っても、痛いだけだって。でもこうすると、少しだけ楽なんだ。…許されるような気がして」

    ミカサ「何が?」

    ベルトルト「僕が存在することが、かな…」

    ミカサ「あなたは罪人なの?」

    ベルトルト「…」

    ミカサ「…余計な詮索だった。もうしない」

    ベルトルト「…ああ、助かるよ」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:27:11 ID:BOVqpC62

    ミカサ「それでも、手首を抉ってしまったら訓練に支障がでる。ので、次にやるときは、もう少し切る場所を選ぶといい」

    ベルトルト「…」

    ミカサ「…何?」

    ベルトルト「あ、いや…ごめん、意外だなと思っちゃって…」

    ミカサ「意外?」

    ベルトルト「君はエレンのことにしか興味がないのかと思っていたから、その、少し驚いた」

    ミカサ「それは心外」

    ベルトルト「そうだよね。ごめん」

    ミカサ「アルミンにもある。アルミンは私の大切な親友」

    ベルトルト「その他は?」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「…はは」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:28:59 ID:BOVqpC62

    ミカサ「…あなたの言うとおり、2人以外にはあまり関心が持てないのは事実。」

    ミカサ「エレンは家族、アルミンは親友。そしてその他は」

    ベルトルト「家族?」

    ミカサ「何か?」

    ベルトルト「君とエレンって、恋人同士なんじゃないのか?」

    ミカサ「は?」

    ベルトルト「そ、そんな怖い顔しないでくれ。いつも一緒にいるから、その、勘違いしてたみたいだ。ごめん…」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「…」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:29:57 ID:BOVqpC62

    ミカサ「…エレンには、昔、命を救われたことがある。」

    ベルトルト「…そうなの?」

    ミカサ「ええ、このマフラーはその時もらった」

    ベルトルト「それでいつもしてるんだね、それ」

    ミカサ「うん」

    ベルトルト「大切なものなんだ」

    ミカサ「…うん」





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:32:40 ID:BOVqpC62

    ミカサ「…私はここにいる人達を、大切な仲間だと思っている。それでも1番優先すべきはエレン。その次にアルミン。」

    ベルトルト「順番があるんだね」

    ミカサ「ええ。」

    ミカサ「優先すべき命を自分の中で発揮りさせて置かないと、窮地の時に迷いがでる。…一瞬でも迷っては駄目。人は、簡単に死んでしまう」

    ベルトルト「…」

    ミカサ「…私の目に映る範囲と、この両手で守れるものには限界があるから」

    ベルトルト「………そう、か」



    ーああ、そうか。





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:35:10 ID:BOVqpC62

    コニー『おい、ベルトルト。1人で本読んでねぇでお前も混ざれよ。』



    ベルトルト「そう、だよね」

    ミカサ「…ベルトルト?」

    ベルトルト「両手に溢れるくらい、たくさん抱えたらさ、抱えきれなくて、零れちゃうのに、ね」



    ジャン『俺が勝ったらお前ら、明日朝食のパン俺に献上だからな!』



    ベルトルト「そんなの、自分が辛いだけ、なのに。苦しいだけ、なのに…」



    ライナー『ポーカーに1番向かなそうな奴が何言ってやがる。ははは…』



    ベルトルト「どうして、そんな、簡単なことも、分からない、かなぁ」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:36:21 ID:BOVqpC62

    ミカサ「…何の話をしているのか分からない」

    ベルトルト「…ご、めん」

    ミカサ「分からないから、私には何もできない。ので、泣かないで欲しい」

    ベルトルト「ごめん、…」

    ミカサ「…もう行く。あなたも、落ち着いたら戻るといい」

    ベルトルト「…ああ…」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:37:27 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「あ、ハンカチ!…その、洗って返すよ」

    ミカサ「いい。その様では多分洗っても落ちない。そのまま捨ててくれて構わない。特に思入れのある品でもないから。」

    ベルトルト「……そう」

    ミカサ「では、お大事に。」

    ベルトルト「ミカサ」

    ミカサ「?」

    ベルトルト「ありがとう」

    ミカサ「…どういたしまして」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:39:00 ID:BOVqpC62

    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー

    ミカサ「おはよう、エレン」

    エレン「おう」

    アルミン「おはよう、ミカサ」


    ベルトルト「…あ、ミカサ!」

    ミカサ「?」

    ベルトルト「おはよう、少しいいかな?」

    アルミン「おはよう、ベルトルト」

    ベルトルト「おはよう、アルミン。エレンも」

    エレン「よう。珍しいな、ミカサに用事か?」

    ベルトルト「うん…あの、よかったら2人にしてくれないか。少しだけ」

    アルミン「いいよ。行こうか、エレン」

    エレン「おう」





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:40:59 ID:BOVqpC62

    ミカサ「何?」

    ベルトルト「あの、これ」

    ミカサ「ハンカチ?」

    ベルトルト「新しいのを買ったんだ」

    ミカサ「気にしなくていいと言ったのに」

    ベルトルト「うん、でも流石にね」

    ミカサ「…綺麗な色」

    ベルトルト「その…赤色、好きなのかと思って…赤にしようと思ったんだけど」

    ミカサ「濃紺」

    ベルトルト「ああ」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:42:27 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「汚れて、ボロボロになったら…躊躇なく捨てて欲しいと、思ったから」

    ミカサ「…」

    ベルトルト「…その」

    ミカサ「…ありがとう。使わせてもらう」

    ベルトルト「うん。それじゃあね」







    ジャン「おい!おいおいおいベルトルト!」





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:45:14 ID:BOVqpC62

    ベルトルト「ジャン、おはよう」

    ジャン「おはようじゃねぇよ!どういうこった!?お前もミカサ狙いなのか!?」

    ベルトルト「そんなんじゃないよ」

    ジャン「本当だな!?嘘ついてないだろうな!?」

    コニー「ベルトルトが相手じゃ勝ち目ねぇもんなぁ、お前」

    ジャン「んだとぉ!?」

    ライナー「ジャンよりいい奴なのは確かだな」

    ジャン「てっめぇ!」

    ベルトルト「あはは…」



    大丈夫。

    大丈夫。

    僕は


    捨てられる。







    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:46:43 ID:dQJX9NTs


    面白かった こんな切り口は初めてだな





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:48:22 ID:BOVqpC62

    短くてサーセン。

    11巻読んで、躊躇して一発で首を落としきれなかったミカサを見て、やっぱり訓練兵時代に何かしら絡みはあったんだろうなと妄想して書いた。

    ミカサかわいいよミカサ。





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:57:45 ID:MsvoLdMQ

    シンプルだがとてもいい
    乙!





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:18:23 ID:vqNG9YrY

    乙でした!ミカサは誰のどんな話も淡々と聞いてくれそうな気がする。この2人が仲良しだと癒されるわ。原作がアレなだけにw

    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:58:36 ID:uwcoNotE

    ライナー「もうあれから4年か」

    ベルトルト「そんなになるのか」

    ライナー「この湿った地下での生活もそりゃ慣れてくるな」

    ベルトルト「決していいものとは言えないけどね。
          でも、仕方ない事だよ。僕らのした事を考えれば」





    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:59:45 ID:uwcoNotE

    ライナー「そうだな。とりあえず生かされているだけでもありがたいもんだ」

    ベルトルト「僕らがエレンを故郷に連れて帰ろうとして、失敗して捕まって」

    ライナー「俺たちはこの地下に放り込まれた」

    ベルトルト「本当はその場で殺されるはずだったのにね」

    ライナー「ハンジ分隊長のおかげで命は奪われなかったな」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:01:26 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「彼らは巨人の謎を解明するために僕らの体で実験しなくちゃならなかったから」

    ライナー「4年も経つと身体いじくられる回数も減ってきたけどな」

    ベルトルト「でも回数が減った割に大掛かりな実験が増えてきたよね」

    ライナー「そうだな。このままいくと俺たちは最終的に殺されるんだろう」

    ベルトルト「このまま何年も生かすわけにはいかないだろうからね人間側も」

    ライナー「ああ」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:02:47 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「思い出話でもしようか」

    ライナー「突然なんだよ」

    ベルトルト「ただ、なんとなくだよ。ねえライナー、エレンとジャンはさ」

    ライナー「最初なんであんなに仲悪かったんだろうな」

    ベルトルト「目が合うだけでお互い悪態つくしさ、本当に些細なことで喧嘩してたよね2人。」

    ライナー「んでエレンが言うんだよな。服が破けちゃうだろ!って」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:04:20 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「大切なのはそこじゃないよね」

    ライナー「なんかずれてんだよなエレン」

    ベルトルト「でも、最終的にはエレンもジャンもお互いのいいとこは認めてたよね」

    ライナー「文句言いながらだったけどな」

    ベルトルト「年取ったらああいう2人が親友みたいになってたりするんだよね」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:08:22 ID:uwcoNotE

    ライナー「想像できるな。で、その2人の喧嘩を止めてたのが」

    ベルトルト「ミカサとアルミンだね」

    ライナー「ミカサは本当に強かった。よく投げ飛ばされたもんな俺」

    ベルトルト「リヴァイ兵長が引退したら次の兵長は間違いなくミカサだと思うよ」

    ライナー「それだけの実力があるからな」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:09:29 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「ただエレンに執着しすぎだと思う部分もあったね」

    ライナー「家族なんだって言ってたもんな」

    ベルトルト「家族かあ」

    ライナー「今でもきっとそうやってエレンの傍にいるんだろう」

    ベルトルト「絶対そうだよ。で、参謀役にアルミンだね」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:10:49 ID:uwcoNotE

    ライナー「あいつの発想にはいつも驚かされたな」

    ベルトルト「彼の戦術価値を説きます!!って言ったとき思わず僕鳥肌立っちゃった」

    ライナー「訓練兵時代は正直、可愛い弟みたいに見てた部分があったからな」

    ベルトルト「わかるわかる」

    ライナー「逞しくなったもんだと思ってしまった」

    ベルトルト「ふふ」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:12:56 ID:uwcoNotE

    ライナー「あいつの頭脳があればこの先人類はもっと発展していくだろうな」

    ベルトルト「その様子を見てみたいね。そういえばなんでサシャってあんなに食料盗んどいて」

    ライナー「1回も独房行きにならなかったんだろうな。まあ俺らも分けてもらってたけど」

    ベルトルト「本当に食べ物のことになると凄かったもんねサシャ。命捧げてた」

    ライナー「黙ってれば綺麗な顔してんのになー」

    ベルトルト「言い過ぎだよ。でも彼女のカンの鋭さには目を見張るものがあったよね」

    ライナー「そうだな。さすが狩猟民族」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:14:47 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「狩猟民族といえばコニ―もだったよね」

    ライナー「コニ―なあ、あいつ本当馬鹿だったよな」

    ベルトルト「たまに意思疎通できないときがあった」

    ライナー「お前もたいがいひどい事言ってる気がするぞ」

    ベルトルト「そうかな。ライナー結構コニ―のことお気に入りだったよね」

    ライナー「お気に入りっていうかな、なんつうかあいつ故郷の奴らがどうとか言ってただろ」

    ベルトルト「うん」

    ライナー「だからその、やっぱり気になる部分はあった」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:26:27 ID:A74Si0g6

    泣いてまうやろ…





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:39:48 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「ほうほう」

    ライナー「…サシャもコニ―も、本当に純粋だったんだよな。純粋な、年相応の少年少女だった」

    ベルトルト「一番僕たちが欲しかったものかもね」

    ライナー「そうかもしれんな」





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:41:01 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「…アニは」

    ライナー「あいつは可愛い妹だ。ずっと昔から一緒だった」

    ベルトルト「昔はすごい泣き虫だったよね。今じゃ想像できない」

    ライナー「お前も人の事言えないけどな」

    ベルトルト「恥ずかしい」

    ライナー「頬を染めるな」





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:41:36 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「…助けられなかったね」

    ライナー「ああ。でも、どの道こうなる運命だったんだ」

    ベルトルト「あの時はわからなかったけど」

    ライナー「俺らに、未来なんて最初からなかったんだろう」

    ベルトルト「うん」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:43:10 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「…ねえライナー、クリスタは」

    ライナー「クリスタ…なんであんなに可愛いんだろうな」

    ベルトルト「独り言でよく結婚しよって言ってたもんね」

    ライナー「言ってねえよ!」

    ベルトルト「途中から口に出てた」

    ライナー「」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:43:52 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「でもさ、僕が思うにクリスタもライナーの事好きだったと思うよ」

    ライナー「は」

    ベルトルト「なんとなく。僕のカン」

    ライナー「信用していいもんなのかそれ。じゃあ俺も言うけど」

    ベルトルト「ん?」

    ライナー「ユミルもお前の事好きだったと思うぞ」

    ベルトルト「え」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:44:23 ID:uwcoNotE

    ライナー「なんとなく。俺のカンだ」

    ベルトルト「はは、それ信用していいものなの?」

    ライナー「お前に任せる」

    ベルトルト「…じゃあ、信用しておく」

    ライナー「おう、俺も信用しておく」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:45:06 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「ねえライナー、僕は兵士として生活している間、とても楽しかった」

    ライナー「俺もだ」

    ベルトルト「戦士であるということを忘れるくらい」

    ライナー「実際俺たまに忘れてたし」

    ベルトルト「それは言わない」

    ライナー「すまん」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:54:44 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「みんな、いい奴らだったね。最初はやっぱり見下している部分もあったんだ。
          でもさ、一緒に訓練して、ご飯食べて、喧嘩して、関わっていくうちにさ」

    ベルトルト「みんなといるこの場所が、心地いいと思っていたんだ」

    ライナー「俺たちにそんなこと言う資格なんてないだろうがな」

    ベルトルト「たくさん殺して、大切なものをたくさん奪ったからね」

    ライナー「ああ」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:56:08 ID:uwcoNotE

    ベルトルト「ねえ、本当に自己満足だけど、僕らがこんなこと思うなんて
          絶対に許されないことだとわかってるけど、だけどさ」

    ベルトルト「彼らが、この先幸せであったらいいなって思ってるんだ。
          幸せに、生きていってほしい」

    ライナー「ああ…そうだな」





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:56:53 ID:JKBSb5j6

    何だこれ切なすぎるぞ





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:58:00 ID:uwcoNotE

    最近 君たちの暮らしはどう?
    一体何を話して笑っているんだろう


    ベルトルト「僕たちのいない未来を」





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 00:59:53 ID:uwcoNotE

    終わりです。短すぎたかなー
    お粗末様でした。





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 01:03:45 ID:Cmxynisw

    マルコさんは…







    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 01:05:35 ID:uwcoNotE

    あ、マルコの話忘れてました…ごめんねマルコ





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/17(土) 02:04:20 ID:yJJqcPpc

    乙乙






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:42:00.32 ID:NdqId9apI

    カタカタカタ
    灰原「……ふぅ、そろそろ上に戻ろうかしら。みんなが遊びに来てる頃合いだし……」

    う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!
    ガシャーーン!!ガシャーーン!!

    灰原「!?一体何事!?」タタタタッ


    バンッ!

    灰原「さっきの音はなに!?」

    コナン「灰原!元太を止めてくれ!!」

    歩美「元太くん落ち着いて!!」

    光彦「心配しなくてもウナギはなくなりませんから!!」

    博士「新一!手錠を持ってきたぞい!!」

    コナン「よし来た!元太を抑えるんだ!!」

    ワーワーワー

    灰原「………どうなっているの?」





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:44:17.96 ID:9HVjGzE40

    CV.藤原竜也





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:44:25.42 ID:NdqId9apI

    数分前………
    コナン「そういやこの前ニュースで観たんだけどよー」

    元太「なんだコナン、うな重の話か?」

    歩美「また元太くんはうな重の事ばっかり」

    光彦「本当に好きですね〜。毎日食べてるんじゃないですか?」

    元太「ああ、大人になったら毎日食べるのが夢なんだ!!」

    コナン「いや、そのウナギが絶滅しちゃうかもしれねーんだってよ」

    元太「!?!?!?!?」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:48:58.12 ID:NdqId9apI

    元太「ど、どういう事だよコナン!!」

    コナン「なんでもウナギの乱獲が原因でだんだんウナギの数が少なくなってきてるらしいんだってよ」

    光彦「でも最近は養殖技術が発達してますし……」

    元太「そ、そうだぞコナン!!養殖すれば……」

    コナン「バーロー、ウナギの養殖はこの前成功したばっかりで費用がメチャクチャかかるんだ」

    コナン「養殖ウナギを売ったところで元とるどころか赤字になるんだってよ」

    歩美「そう言えば最近お母さんがウナギが高くなってるって言ってたかも」

    コナン「ま、そういう事だ元太。おめぇも少しウナギ離れしたほう………が……」

    元太「…………だ」プルプル

    コナン「元太………?」

    元太「う"ぞだぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」ガシャーーン!!





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:53:30.60 ID:NdqId9apI

    元太「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」ガシャーーンガシャーーン!!

    博士「ど、どうしたんじゃ新一!」

    コナン「博士!!ウナギが絶滅するかもしれないって話をしたら元太が!!」

    元太「ばがぜぇ"ぇ"ぇ"!!」

    博士「な、なんじゃ元太くん!」

    元太「う"な"ぎ………よ"う"じょ"ぐじでぐれ"よ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"」

    博士「む、無理じゃよ元太くん……流石に費用がかかり過ぎて………」

    元太「う"………う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」ガシャーーン!!

    コナン「このままじゃラチがあかねぇ!博士!なんか拘束できるものを持ってきてくれ!」

    博士「わ、わかった!」タッタッタッ



    コナン「っつーワケなんだ」イテテ

    灰原「まったく……。小嶋くんのウナギ好きも呆れたものね」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:57:17.23 ID:NdqId9apI

    元太「ううう………ウナギぃ………」

    歩美「げ、元気だしてよ元太くん!きっとうな重よりも美味しい食べ物がきっとあるはずだよ!」

    光彦「そうですよ!これはもしかしたらウナギの神様からのお告げなのかもしれませんよ!!」

    コナン「今は落ち着いてるけど次いつ暴れ出すかわからねぇからな……」

    灰原「記憶喪失させる薬もない事はないけれど………、所詮その場しのぎ。解決にはならないわね……」

    灰原「あら?そう言えば博士は?」

    コナン「ん?さっきまでいたはずなんだが……」

    博士「ハァハァ、おーい元太くん!いいものをあげるぞい!!」

    一同「?」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:58:10.12 ID:EQOcBtan0

    博士のいいものって何かな?





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 01:59:11.60 ID:7oIEfM+p0

    わしのウナギじゃ(ポロン





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:02:56.15 ID:NdqId9apI

    コナン「なんだよ博士。いいものって」

    光彦「また発明品ですか?」

    歩美「わーい見せて見せて〜!」

    博士「元太くん、この薬とこのコンタクトを付けるんじゃ」

    元太「なんだよ………これ……」

    博士「ふふふ、これはじゃな食べ物がうな重の味になる薬と食べ物がうな重に見えるようになるコンタクトじゃ!!」

    一同「!?」

    元太「ほ、本当かよ博士!!」

    博士「そうじゃ!これさえあればたとえウナギかま絶滅しようと元太はうな重を食べる事ができるんじゃ!」

    コナン「お、おい博士。それって人体に影響はないのか?」ヒソヒソ

    博士「そこは大丈夫じゃよ新一。薬の期間は精々一週間、いかに大好物といえど一週間朝昼晩同じものじゃと飽きがくる」ヒソヒソ

    博士「そこが狙いなんじゃよ」ヒソヒソ

    コナン「成る程な。引いてダメなら限界まで押してみるって事か」ヒソヒソ

    元太「お、おい博士!はやくその薬とコンタクトをくれよ!!」

    博士「ほいほい、じゃあ手錠を外すぞい」ガチャガチャ





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:04:53.86 ID:3rJGhZOa0

    なんかここまでは珍しくえらく博士がまともだな





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:06:34.08 ID:NdqId9apI

    元太「………うーん、コンタクトを付けて薬を飲んでみたけどなんにも変わらねーぞ」

    博士「そこでじゃ、ほれこれは何に見える?」

    元太「!!!うな重!!」

    光彦「何言ってるんですか元太くん。どうみてもショートケーキじゃないですか」

    博士「ふふふ、どうやら成功したらしいの。ほれ、食べてみてご覧」

    元太「はふはふはふ!!うめぇ!うな重だ!!」

    コナン「これだけ効き目がありゃ十分だな」

    灰原「まったく。博士もお人好しなんだから」

    歩美「でも元太くんが元気になって良かった〜!」

    博士「うむ。一週間後が楽しみじゃのぉ」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:07:12.08 ID:FnnAqtyd0

    カニバルの始まりだ・・・





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:08:02.63 ID:OG4OSuug0

    嫌な予感しかしない





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:08:29.30 ID:MGnjwLyR0

    さあ今回は誰が生き残るか…





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:09:26.80 ID:MCKOaAWn0

    光彦は間違いなく食われる





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:09:59.68 ID:NdqId9apI

    一週間後
    元太(あれからくる日もくる日もうな重うな重うな重うな重)

    うな重うな重うな重うな重うな重うな重うな重うな重うな重

    元太(確かに俺はうな重が大好きだけどこんなにはいらねぇよ!!!)

    元太「博士ぇーーー!!助けてくれぇ!!」

    博士「まったく。これでこりたようじゃの?」

    光彦「欲張りはいけませんよ?」

    歩美「元太くんも他のものちゃんと食べないとね!」

    コナン「ったく、世話かけさせやがって」

    灰原「ま、たまにはこんなのもいいかしらね」

    元太「もううな重はこりごりだぁ><」

    あはははははは








    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:10:59.68 ID:NdqId9apI

    そんな結末になる、あの時はみんながそう思っていたんだ。





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:11:02.19 ID:tXTM2Yue0

    は?





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:11:03.76 ID:FnnAqtyd0

    え?





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:11:24.79 ID:JAhOz5dz0

    お?





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:15:35.88 ID:+YYgLy340

    ん?





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:17:37.30 ID:NdqId9apI

    一ヶ月後
    元太「博士ーーー!!もう薬が効かなくなっちまったよ!早く薬をくれよ!!」

    博士「ま、またかい元太くん………。もうやめた方が………」

    元太「うるせぇ!!俺はうな重があればいいんだよ!!さっさと薬を渡せよ!!」

    元太「最近はすぐ効き目がなくなってきてイライラしてるんだ!!もっと効き目をよくしろよな!!」

    博士「す、すまんな元太くん。ほれ、薬じゃよ」

    元太「よっしゃー!これでまたうな重三昧だぜ!ありがとな博士ーー!」

    博士「………ふう。いったか……」

    コナン「なあ博士……、そろそろ元太のヤツやばいんじゃねぇのか?」

    コナン「もう完全にうな重にとりつかれちまってるぜ?いつ他のヤツに手を出すか……」

    博士「だ、大丈夫じゃよ新一。元太くんはうな重しか食わん。そして元太が食べ物だと判断したものにしかコンタクトは作用しない」

    コナン「そうかもしれねーけどよ……」

    灰原「そうね。そろそろ元太くんの薬の服用はまずいんじゃないかしら」

    灰原「次、来た時にはビシッと言ってあげなさい。もう薬はあげない、と」

    コナン「なくなっちまったとでも言えばあいつも納得するだろ」

    博士「……うむ。そうじゃな!もう元太くんに薬はやらん!」





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:23:27.61 ID:NdqId9apI

    三日後
    元太「なぁ博士、話ってなんだよ。俺は早く薬をもらいたいんだぞ!!」バタバタ

    博士「う、うむ……そのことなんじゃがな?その、薬はもうなくなってしまったんじゃ………」

    元太「なっ………!」

    博士「じゃ、じゃからもう元太にあげれる薬はもう……」

    元太「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?!?!?信じられるかよ!!おいコラ博士!嘘ついてんじゃねぇだろうな!!??」ダンッ!!

    博士「ほ、本当じゃ!!薬はもう無い!だから帰ってくれ!!」トビラユビサシ

    元太「………本当に無いんだな………?」

    博士「あ、ああ……。すまん、元太く………ん?」


    ガブリ


    博士「え………?」

    元太「………あーー、なんでここにうな重があるんだ?さっきまで博士と話してたのに……」

    元太「ま、いいか。博士が置いて行ってくれたんだろ!いただきまーーす!!!」ガブっグチャッ

    博士「あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"!!!」

    ガブっグチャッグチャッ





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:27:56.82 ID:NdqId9apI

    元太「ふう。途中薄味だったけど脂がのってて中々美味いうな重だったぜ!」

    元太「こりゃ博士にお礼しねぇとな。あーー、でも骨が多かったな。ウナギは基本骨まで食べるんだけどデカイのが多くて食べれなかったぜ」

    元太「おーーい、博士ー!どこだーー?………ん?」

    「ウナーギン0141」

    元太「これあの薬じゃねぇか!へへっ、やっぱりあるんじゃねぇかよ博士!!」

    元太「いつも少ししかくれなかったからな!いっぱい食べたら効き目も長いだろ!!」

    バリンボリンバリンッッ!

    元太「あー、うめえ。さて、博士は、っと……」

    「おーーい、博士……っておい!なんだこれ!?」

    元太「ん?この声……コナンか?」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:28:34.53 ID:pFvXRN9Q0

    ホラーだろこれ





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:32:53.57 ID:NdqId9apI

    コナン「おい、博士……なのか?こんな骨だけになんて……」

    元太「おうコナン!どうしたんだ?俺も博士を捜してんだけど……」

    コナン「ッッ!げ、元太……。その口元……なんだ?」

    元太「ん?ああ。うな重のタレが付いてたかな」ゴシゴシ

    コナン(違う!あれはどうみても人の血!そして落ち着いた元太に白骨死体……)

    コナン(それから導き出される答えは………)

    コナン「元太!お前……博士を食べたな………?」

    元太「………はぁ?何言ってんだコナン、夏で頭がおかしくなっちまったのか?」ハッハッハ

    コナン(ちっ!どうしてこんなになるまでほおっておいたんだ!)





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:38:47.88 ID:NdqId9apI

    コナン「元太!お願いだ、自首してくれ……。そうすれば罪は軽くなる」

    元太「おい………コナン。なんだよその言い方。まるで俺が人を殺しちまったみてぇじゃねぇか」

    コナン「ああ!その通りだよ元太!!お前は自分の欲を満たすために人を殺した殺人鬼だ!!」

    元太「………殺人鬼?……俺が?詳しく聞かせろよコナン………ってあれ?」

    コナン(………なんだんいきなり周りを見渡し始めた……?)

    元太「おーーいコナーーン。あいつ人と話してる途中にどこに行ったんだ?」

    コナン(え………?)

    元太「それに、さっきの悪口のお詫びかな。ま、これがあれば許してやるかな。俺は優しいからな!」

    コナン「お、おい。元太………?か?




    元太「ったく、コナンのヤツめうな重を置いて行くなんてな!」



    コナン「っ!?!?!?」





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:45:59.89 ID:dl9YSNmq0

    珍しくほのぼのとあっさり終わった



    わけなかった





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:49:56.85 ID:NdqId9apI

    コナン(こいつッッ俺を食べる気か!?)

    元太「じゃ、いただきまーーす!!」ダダダダ!!!

    コナン(くっ!速ぇ!)「お前はこれでも食らっとけ!」パシュ

    元太「んあ………っ?」パタリ

    コナン「麻酔銃で眠ったもらうぜ、元太……。さて、あと警察………に?」ボキリ

    コナン「っ!?!?!?う、腕がぁぁぁぁぁぁ!!!」

    元太「う"な"重ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!!!」ガバァ!

    グチッヌチャッガブッッ

    コナン「あ…………あ………」

    薄れゆく思考の中でコナンは思った。
    格好の餌を見つけた獣が、ちっぽけな麻酔針で眠るわけがないと………



    元太「ふう。さっきより全体的に小振りだったけど薬を飲んだあとだからかな、味が濃くて美味かったぜ!!」

    ゴックン





    56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 02:58:27.72 ID:NdqId9apI

    灰原(……マズイわね。こうなることは予期していたけれど、まさかこんなに早いなんて)

    灰原(ここは通報よりも逃げることが先決ね。裏口から……)コソッ





    元太「おお!いい匂いがすると思ったらこんなところにもうな重が!!」ニタァ------


    灰原「------しまっ………」

    ゴックン……





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 03:02:46.86 ID:NdqId9apI

    元太「うーーん。博士やコナンだけじゃなくて灰原までいないなんてどうしたんだろう」

    元太「仕方ねぇ!ここは少年探偵団での博士の家捜索だ!」

    元太「おう、光彦!歩美!今から博士の家にこいよ!……え?まだ昼飯を食べてないって?おお!偶然だな!」














    元太「俺もまだお腹が減ってるんだ」ニタァ







    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/13(火) 03:10:37.55 ID:dl9YSNmq0

    光彦は死なないからずっと食べていられるな
    うな重ガム光彦






    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:12:39.40 ID:fT27a2ZC0

    ※ネタバレ注意





    ガチャ


    エルド「……ん?なんだこの部屋」

    グンタ「よおエルド」

    エルド「グンタ。なにしてるんだ?」

    グンタ「いや、気づいたらこの部屋にいてな」


    ガチャ


    ペトラ「あ……グンタ、エルドじゃない。この部屋なに?」

    エルド「おう。いやそれが…俺たちにもわからん」

    グンタ「いつのまにか真っ暗な道を真っ直ぐに歩いてて、その扉に辿りついた。で、開けたらこの部屋にいたんだ」

    ペトラ「ああ、私もいっしょだわ」


    ガチャ


    オルオ「……ん!?ここどこだ!?」

    エルド「やっぱお前もきたか…」







    2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:13:34.19 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「私たち、ここにくるまで何してたんだっけ」

    グンタ「エレンを守るために城で生活して…」

    エルド「そうだ、壁外調査に行ったんだ。そして巨大樹の森に」

    オルオ「………女型の巨人が」

    「「「………」」」


    ペトラ「っあああああああああああああああ!!!くっそ!!ああああああああああああ!!!」ダンダン

    エルド「落ち着けペトラ!!深呼吸!」

    オルオ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお思い出したあああああああああ!!あのクソ女型の野郎に俺たちは殺されたんだあああああ」

    グンタ「あ!?待て待て待て待て!女型の巨人は捉えられただろ!?」





    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:14:46.05 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「なに!?俺の首を切り裂いたあの人物が巨人だと!?」

    エルド「そうだ」

    オルオ「あの巨人は、エレンと同じ巨人化能力者だったようだな…」

    ペトラ「それに視力の回復の仕方もおかしかった。あの巨人はエレンよりも巨人化を大分使いこなしてたわ」

    エルド「俺たちが死んだあと、エレンはどうしただろうか……」

    オルオ「……! なあ、この部屋窓なんてあったか」

    グンタ「いや、なかったぞ」

    ペトラ「……グンタ、右を見てみて」

    グンタ「ああ?……あ!?窓が!?さっきまでなかったはずだぞ!」

    エルド「何か見えるか?」

    ペトラ「えっと………えっ?」



    ペトラ「エレンが…!」





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:15:19.15 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「エレンが巨人化して…女型と戦ってる!」

    オルオ「なんだと!?あのクソガキ……!!」ギリッ




    エレン(巨人)「……ア」

    女型「……ッ」

    ブンッ ズバァッ!!


    グンタ「エレン!!まずい! しかしなんだあの女型のキック…!」

    エルド「くそ!この窓壊せないか!?」バンバン


    女型「……」パカッ ブチブチ…


    ビリビリッ…パクッ


    ペトラ「エ、エレン!エレンが…あああ……!」

    グンタ「…食われた……クソッ……俺たちのせいだ!俺らはあいつを守るためにリヴァイ班のメンバーに選ばれたってのに…」





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:17:37.07 ID:fT27a2ZC0

    ミカサ「エレン!!!」バッ



    オルオ「あいつは…エレンの幼馴染だったか」

    エルド「巨人もミカサも……行っちまう。もう俺たちからは見えなくなったな」

    ペトラ「エレン…ごめんなさい、エレン……私たちのせいで…!!」ポロポロ

    エルド「……エレンは本当に死んだのか…?」

    ペトラ「え…?」

    エルド「女型が人を食うことを目的にしていないのは分かってるだろ。エレンを殺したいだけなら、握りつぶすなりすればよかったんだ」

    オルオ「…しかし、奴はわざわざ口に含んだ。ただ単に運ぶため、そういう可能性もあるとエルドは言っているのか…?」

    エルド「ああ」

    グンタ「だといいが…」



    ペトラ「……あ」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:18:06.42 ID:fT27a2ZC0

    リヴァイ「……」ヒュン

    グンタ「」

    リヴァイ「……」ヒュン

    エルド「」

    リヴァイ「……」ヒュン

    オルオ「」

    リヴァイ「……」ヒュン

    ペトラ「」

    リヴァイ「……」


    リヴァイ「……」

    リヴァイ「……」ヒュッ





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:19:28.06 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「……兵長…」ジワ

    エルド「…俺たちは、最低の部下だな」

    グンタ「ああ…」


    オルオ「……俺たち、本当に死んだんだな」

    エルド「……死んだあとも、こうして喋ってるから信じがたいけどな」

    グンタ「でも俺たちは、もう何もできねえ。この窓も壊せないし、俺たちが入ってきたドアもこちらからは開かねえしな…」

    ペトラ「…………」



    ガチャ


       「どうもみなさんお待たせしました」

    オルオ「!? もうひとつ扉がでてきた……ってか誰だテメェ」

       「みなさんをあっちの世界に案内するために来ました。さあ、私の後に続いて、私が今でてきた扉を抜けましょう」

    ペトラ「あっちの世界って……あの世ってこと…?」

       「まあそんなもんですね」

    エルド「待ってくれ!じゃあ、こっちの扉はあの世に通じてて、あっちの扉は俺たちが生きてた世界に繋がってるのか?」

       「そうですよ。でもあっちの扉は開けられません。私が鍵かけてますんで。戻られちゃ困りますからね」

    ペトラ「……」

       「ちょ…なんですかその目。怖いなあ」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 00:25:43.13 ID:fT27a2ZC0

    オーイ チョットヒトリ キテクレー

       「あ、呼ばれちゃった。みなさんもうちょっとこの部屋で待っててくれますか?すぐ戻るんで」フワフワ




    グンタ「なんなんだ一体……あれが死神って奴なのか?」

    エルド「あの世って、どんなんだろうな」

    ペトラ「……」

    ペトラ「あいつの鍵奪って、あっちの扉開けない?」

    オルオ「!?な、なに言いだしやがる!?馬鹿かお前!」

    エルド「ペトラ、自分の死を認めたくない気持ちは分かるが……俺たちは、もう死んだんだ。生き返ることなんて、無理だ」

    ペトラ「…馬鹿だってこと、分かってるよ!でも!私たちが女型を仕留められなかったせいで、今エレンは危険な目にあってる」

    ペトラ「エレンを守ることが私たちの使命だったのに。それに…兵長にあんな顔までさせちゃった……」

    ペトラ「私……できることなら、もう一度やり直したい…!もう一度だけでいいから…!」





    12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:51:19.60 ID:fT27a2ZC0

    エルド「……」

    グンタ「……」

    オルオ「……フン。ったく俺の女房になる意気込みは十分のようだな、ペトラ」

    ペトラ「オルオは私の今の真面目な話をちゃんと聞いてた?」



    エルド「…はは。まあ、俺たちが持っている女型についての情報は、初戦のときと比べて格段に多い。……一つやってやるか?」

    グンタ「ここでやんなきゃ、リヴァイ班のメンバーじゃねえよな」

    オルオ「あのクソガキもションベン垂らしながら泣いてる頃だろうしな…」

    ペトラ「…ふふふ。みんなならそう言ってくれると思ってたよ」



    エルド「じゃあ、」

    エルド「生存戦略、始めるか」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:52:05.10 ID:fT27a2ZC0

    エルド「まず女型について知っていることをまとめよう」

    グンタ「俺の知らない情報もあるだろうしな」


    ・視力の回復を片目に集中させることで早くできる。30秒未満で片目の視力は回復してしまう
    ・皮膚を硬化させる能力がある


    ペトラ「硬化って、どれくらい固いの?」

    オルオ「刃が全く通らなかった。むしろ刃が折れた」

    エルド「そりゃあ…まずいな。刃より固いとなると」

    グンタ「任意で全身硬化できるのか?持続する時間はどのくらいだろうな」

    オルオ「俺のときはうなじを硬化していたな…」

    ペトラ「……じゃあ、少なくとも絶望的な状況でもないね」

    ペトラ「視力を奪ったあのとき、奴はうなじを手で守ってた。硬化がずっとできるなら、そんなことしないでただ急所を硬化していればいいもの」

    エルド「確かにそうだな」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:53:02.57 ID:fT27a2ZC0

    ・視力の回復を片目に集中させることで早くできる。30秒未満で片目の視力は回復してしまう
    ・皮膚を硬化させる能力がある(ただし持続性はない?)


    グンタ「硬化している皮膚でも、ずっと切りつければもしかしたら刃が通るかもしれないな」

    エルド「かもな。が、視力の回復速度も考えるとそんな悠長なことはしてられないな」

    オルオ「やはり、視力を奪って硬化される前に削いだ方がいいだろうな……チッ」

    ペトラ「オルオ、なんだか今日はまともだね。…私もその意見に賛成だな」





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:54:20.25 ID:fT27a2ZC0

    エルド「もってる情報はこれで出つくしたか。さて、作戦を考える前にひとつ決めた方がいいことがある」

    ペトラ「?」

    エルド「俺たちが何を優先するか、だ。エレンの命か、全滅回避か」

    オルオ「そいつぁ難しいな。あのとき俺たちはクソガキの命を優先して、あいつを逃がした。結果俺たちは全滅、そしてあのガキも女型に連れ去られた」

    ペトラ「全滅を回避することで、エレンを守ることに繋がると思う。多分エレンにどう言い含めても、私たちが全滅したら女型に向かっていっちゃうような子だもの」

    グンタ「確かにそうだ。まあ、あくまでエレンを守ることが最重要だが、今度は俺たちの命も守らなくちゃなんねえな」

    エルド「骨が折れるな……だが、まあ悪くない」フッ

    オルオ「おい!兵長の口調真似してんじゃねえ!」

    ペトラ「オルオが言うな」





    16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:55:06.46 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「次は作戦か。俺は初戦の時に死んでたからな、対女型戦経験済みの3人に従うぜ」

    エルド「そうだな……あのときも、女型の目のことがあるまでは順調だったんだ。だから今度は、一人が奴の視力を常に奪おう」

    エルド「視力が回復しそうになったら、奴の目をまた潰すんだ。その間にほかの3人が肩回りの筋肉全て削いで、うなじを無防備にする。どうだ?」

    ペトラ「それが一番でしょうね」

    オルオ「異論はねえな」

    グンタ「俺も賛成だ」

    エルド「よし。じゃあ決まりだ! あとは……」



    ガチャ

       「みなさん、お待たせしてすいませーん。じゃあいきましょっか」

    ペトラ「せいっ!!」ガツン

       「ほあッ!?……」バタン





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:56:02.52 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「持っててよかった超硬質スチール」

    オルオ「ポケットにあったあった。これが鍵だな」チャリ

    エルド「じゃあ行くか。扉の向こうへ」

    グンタ「全くわくわくするな…黄泉がえりっつーのは」



    ……ガチャ……





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 06:56:29.09 ID:fT27a2ZC0

    ――――――――
    ―――――
    ―――



    エレン「すげえ!空中で撒き散らしたってことですか!?」



    ペトラ「……え…?」
    グンタ「あ…?」
    エルド「……これは」
    オルオ「……うおお」


    エレン「えっ…。みなさん、どうしたんですか、急に?」


    ペトラ(生き返った…の?)

    オルオ(しかもよりによってこの話の時かよ…!)

    エルド「エレン……!」

    グンタ「……」グッ


    エレン「本当にどうしたんですか先輩??」





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:03:31.23 ID:fT27a2ZC0

    エルド「エレン。落ち着いて聞けよ。今から女型の巨人が人の姿で、あっちの方向から襲ってくる」

    エレン「え?」

    エルド「お前は、方向転換して今すぐ本部へ向かえ。俺たちがあいつを仕留める」

    エレン「あの…何言ってるんです?」

    グンタ「いいから、エルドの言うことを聴いてくれ」

    ペトラ「ほら早く早く」

    オルオ「さっさと行けガキ」

    エレン「ええええええええ!?」アワアワ


    グンタ(エレン、訝しんでるぞ……おい)
    エルド(さすがに無理があるか)
    ペトラ(まかせて!)


    ペトラ「エレン、今まで隠してたけど…エルドの右目は千里眼なのよ」

    エルド「え゛」

    エレン「まじですか!?」





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:04:16.67 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「だから今ここに近づいてくる奴の姿が、エルドには見えてるの」

    エレン「そうなんですか!すげえエルドさん!」

    エルド「」

    オルオ「分かったらさっさと方向転換しろ。俺たちを信じてんだろ?」

    エレン「…は、はい……どうか、ご武運を!」ヒュン




    エルド「……おい、ペトラ。俺の右目がなんだって?」

    ペトラ「ごめんごめん」テヘ

    オルオ「信じるエレンもエレンだがな……」

    グンタ「…おっと。おしゃべりはそれくらいにしといた方がいいぞ。……そろそろ来る」


    …ヒュンッ





    21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:04:54.14 ID:fT27a2ZC0

       「……」ヒュッ

    グンタ「二度同じ手は食らわねえぜ、女型!」サッ

       「…!?……。」


    カッ!


    エルド「きたぞ!女型だ!」

    ペトラ(…今度こそ、殺す!!)

    オルオ(一度死んだ俺らは強ぇぞ!!)

    グンタ(まずは視力だ!)


    ザクザクッ
     ズバッ



    エレン(…!)チラ

    エレン(すげえ!さすが調査兵団の精鋭部隊……急襲にも慌てず、言葉もアイコンタクトもなしであんな連携がとれるなんて!!)





    22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:05:36.92 ID:fT27a2ZC0

    女型「……!」ダラン

    エルド(よし!視力を奪って肩の筋も削いだ。奴の両腕が落ちたぞ!)

    エルド(ここで俺は以前突っ込んだらあいつに食われたんだ。しかし……今度はそうはいかない)

    エルド(グンタ!)

    グンタ(ああ!)ヒュン


    ―――ザクザクッ


    女型「…!?」


    ペトラ(よし……これで奴はまた少なくとも30秒、暗闇の中…)

    オルオ(その間に)ヒュン

    エルド(今度こそ、)ヒュン

    グンタ(仕留める!!)


    オルオ(次は首の筋肉だ……そうすりゃうなじが狙える!)ヒュゥゥゥ





    23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:06:05.85 ID:fT27a2ZC0

    ザクッ
     ザクッ!


    女型「……」スー…

    ペトラ(よし…もう少し!!)ヒュンッ

    エルド「…? なんだ?女型の様子が……」


    女型「………キィァアアア!!」


    「!?」





    24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:07:12.01 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「…!?」

    ペトラ「これって、さっき聞こえてきた叫び声じゃない!?」

    オルオ「何いきなり叫んでやがる……クソ女型!」


    ドドドド・・・


    エルド「……なっ!?」


    エルド「巨人が…10m級3体、7m級2体接近中!足が速いな…!」

    ペトラ「巨人を呼びよせたっていうの!?まさか!!」

    グンタ「おいおい…まじかよ…」

    オルオ「くっ…!周りの巨人どもを殺しつつ、女型の視力に気を配るか…!!めんどくせえことしやがって!」

    エルド「やるしかない!俺とグンタ、オルオとペトラの組でやるぞ!」ヒュンッ





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:08:02.36 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「はぁ…はあっ!」

    オルオ「あと2体!……おい、片目がもうそろそろ回復する頃だ」

    グンタ「俺が行く!」ヒュン


    グンタ「……フッ!」ブン

    女型「……」


    ガキンッ!!


    グンタ「な!?」

    グンタ「刃が…通れない!……瞼を、硬化したのか!?」

    女型「……」パチッ

    グンタ「………―――ぐ!」


    バキッ





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:08:33.60 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「グンタ…!」

    エルド「くそッ!しかも女型の視力も戻っちまった!」



    女型「……」ダッ

    オルオ「くっ……ざっけんなテメエ!」ヒュン

    ペオラ「オルオ!!後ろからも、巨人が!」

    巨人「…」ブンッ


    ゴッ……





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:11:09.74 ID:fT27a2ZC0

    エルド「…!!……2人じゃ、無理だ。エレンを護衛しつつ本部へ向かうぞペトラ!」

    ペトラ「……あいつッ……!いつか殺してやる…!!」ヒュンッ


    バキボキッ


    エルド「…!!」グラッ

    ペトラ「あっ…!?アンカーを刺した木を…蹴り折った!! エルド!!早くこっちに来て!!!」

    エルド「ぅぐ…っ」

    ペトラ「危ない!」

    女型「……」


    グチャッ


    ペトラ「ああああ……」

    ペトラ「あああああああ…」

    ペトラ「許さない…………二度も殺した…!」

    ペトラ「死ね!!」ビュッ





    28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:11:51.44 ID:fT27a2ZC0

    オレが…選択を間違えたから……

    オレが、仲間を信じたいと思ったから 皆死んだ


    「こいつを 殺す」


    オレが 最初から自分を信じて戦っていれば…

    最初からこいつを、ぶっ殺しておけば!!




    ―――カッ


    BAD END





    29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/22(土) 07:14:48.72 ID:fT27a2ZC0

    ――――――――
    ―――――
    ―――



    ガチャ


    ペトラ「うわああああああああああああああああああああああああッ」ガクッ

    ペトラ「また殺されたああああああああああああの女型めええええええええ」

    エルド「まさか巨人を呼びよせる力があったとはな…」



    ・視力の回復を片目に集中させることで早くできる。30秒未満で片目の視力は回復してしまう
    ・皮膚を硬化させる能力がある(ただし持続性はない?)
    ・巨人を叫び声で呼び寄せる←new!


    グンタ「厄介だな」

    オルオ「だがまた新たな情報を得られた」

    エルド「俺たちの命と引き換えにな」

    ペトラ「大きな前進だって、ポジティブに考えなくちゃね…」





    36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:39:40.37 ID:fT27a2ZC0

    ガチャ


       「帰ってきましたね。勝手な真似されるとこっちとしても困るんですよ」

    ペトラ「げ」

       「死神はっ倒して現世に戻る人たち初めてですよ。……でも無駄です」

       「あなたたちは、この日この時この場所で死ぬ運命なんです。何度やっても、この運命を覆すことなんてできませんよ」

    エルド「……」


       「じゃあ、今度こそおとなしくしててください。また来るんで」





    37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:40:15.32 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「死ぬ運命か」

    オルオ「……下らねえな」

    エルド「ああ下らないね」

    ペトラ「ふざけんなって感じね」





    グンタ「…よし、じゃあ改めて」

    グンタ「生存戦略、再開だ!」





    38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:42:56.04 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「しっかし、女型と巨人5体は、俺たちだけじゃきっついな……」

    オルオ「兵長がいればまた違っただろうがな……」

    ペトラ「女型の筋肉を削いでも、巨人たちを始末してるうちに再生しちゃって、結局また一から攻撃になっちゃうしね」

    エルド「そのあとまた巨人たちを呼ばれちゃ敵わないな。うーん」

    グンタ「…俺は時間をかけてでも、巨人を全部やってから女型に取り掛かるべきだと思うね」

    グンタ「まず一人が女型の近くに常駐し、視力を奪い続ける。あとの3人が一体となってほかの巨人を殺す」

    オルオ「……時間をかければかけるほど、兵長が駈けつけてくれる可能性も挙げるしな」

    ペトラ「…ねえ。巨人になる前にやっつけられればいいんじゃない?」





    39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:43:46.94 ID:fT27a2ZC0

    オルオ「……ああ?」

    ペトラ「私たちはあいつがどの方向からいつ来るのか分かってる」

    ペトラ「女型に変身する前に、人間の姿のままのうちに戦った方がリスクが少ないんじゃないかしら」

    グンタ「なるほどな。こちらが奇襲を仕掛けられる分、有利だな」

    エルド「試す価値は十分にあるな、ナイスだペトラ。じゃあそれで作戦を立てよう」


    エルド「まず奴は我々に向けて信号弾を打ってたな。初戦では俺たちはそれを兵長だと思って、自分たちの位置を知らせるためにこっちも信号弾を放った」

    グンタ「そういや、さっきは打つの忘れてたな」

    オルオ「なんで俺たちの位置分かったんだろな」

    ペトラ「うるさかったからじゃない?」

    エルド「おい、脱線するな!」





    40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:44:36.88 ID:fT27a2ZC0

    エルド「…えー、で、それを利用して俺たちの位置を誤解させようじゃないか」

    ペトラ「うん、いいね。で、奇襲をかけるために隠れた私たちがいるところにおびき寄せるのね」

    エルド「ああそうだ。だが奇襲は1人か2人だろうな。あの女型には俺たちの人数が知られてしまってる」

    グンタ「奴が少ない人数に違和感を感じる前に、勝負を決めなければならない」

    オルオ「奇襲が2人として……残りが2人っつーのは、さすがに少なすぎるな。エレンにも囮をやってもらうか?」

    ペトラ「やむを得ない……ね。でもこの作戦は短期決戦、奇襲が成功するかどうかの一瞬にかかってるわけだから、奴を仕留められれば結果オーライ。エレンに危険はないわ」

    エルド「奇襲はオルオと俺がいこうか」

    オルオ「……へっ、いいぜ……」

    ペトラ「まあ、妥当だね」

    グンタ「まかせたぞ」





    41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:45:05.11 ID:fT27a2ZC0

    エルド「俺たちは木の影にそれぞれ離れて隠れてる。お前たちは俺たちの間を女型が通るように誘導してくれ」

    オルオ「で奴が通り過ぎたら、背後から同時に俺たちが切りかかる……!」

    エルド「…急所を狙っても再生されたらどうするか」

    グンタ「再生が間に合わないように攻撃をしかけるしかないな」

    ペトラ「拘束できるものも持ってないしなぁ…」

    グンタ「…立体機動のワイヤー?」

    オルオ「ワイヤーかよ…」





    42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:45:30.43 ID:fT27a2ZC0

    エルド「よし。俺とオルオが奴の首と胴体をそれぞれ切りつけよう。再生されたらまた攻撃を畳みかける。その間グンタとペトラはワイヤーで奴を縛り上げる準備しててくれ」

    ペトラグンタ「了解」



    ガチャ


       「みなさんおとなしくしてました?じゃあ逝きましょう。大丈夫、あっちの世界はすごくいいところですよ」

    オルオ「てめえ一人で逝け!」ドゴッ

       「ひどい!」ドサッ




    エルド「再び鍵ゲット」チャリ

    ペトラ「さすがにちょっと気の毒になってきた…」

    グンタ「気にしたら負けだ」

    オルオ「俺今度生き残れたら結婚するんだぜ…」

    エルド「明確な死亡フラグを立てるんじゃない、オルオ」

    ペトラ「相手もいないくせに……」



    ……ガチャ……





    43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:46:06.32 ID:fT27a2ZC0

    ――――――――
    ―――――
    ―――



    エレン「すげえ!空中で撒き散らしたってことですか!?」



    ペトラ「…あとほんのちょっとだけ戻る時間が前だったらいいのに…!」
    グンタ「ハハハッ」
    オルオ「毎回毎回、黒歴史暴露される身になってみやがれバーカ!バーカ!!」



    エレン「??」


    エルド「ああ、エレン驚かないで聞いてくれよ。これから女型の巨人の本体と思われる人物が立体機動で襲ってくるから、奇襲をかけるぞ」

    エレン「え?女型は捉えられたんじゃ……というか、なんでエルドさん知って……!?」

    ペトラ「エルドはね、隠してたけど予知能力者なのよ。だから未来が見えるの」

    エレン「えー!まじですかエルドさんすげえ!!」

    エルド「だからペトラお前……勝手に……」

    グンタ「周を重ねるごとにエルドがどんどん能力に目覚めてくな」





    44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:49:43.35 ID:fT27a2ZC0

    エルド「よし、ここらへんで俺とオルオが隠れるぞ」ザッ

    オルオ「準備完了だ」


    パシュウウウウゥゥ


    エレン「あ…!信号弾が上がりました」

    ペトラ「奴が来るわ!こっちも信号弾を打っておびき寄せるわよ」

    グンタ「よし、いいぞ」


    パシュウウウウウ


       「……」ヒュンッ





    45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:50:53.98 ID:fT27a2ZC0

       「……」ヒュッ


    エルド オルオ(来た…!!)

    エレン(あ、あれが女型?兵団のマントを着てる……兵士なのか?顔が見えない…)

    ペトラ(奴はまだ自分の正体が知られてることに気付いてないわ。悟られないように……)



       「……」ヒュン



    エルド(まだだ。もう少し……奴が完全に背中を見せてから………)

    オルオ(…………いまだ!!)


    バッ





    46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:54:03.87 ID:fT27a2ZC0

    エルド(首を撥ねてやる!)ヒュゥゥゥ

    オルオ(あと少しで届く…!真っ二つになれ女型!!)ヒュゥゥゥ


    ヒュッッ!!


       「…っ!?」バッ


    グンタ(…躱された!?)


    エルド(くそっ!!……ならばせめて腕だけでも!)

    オルオ「ああああああああ!!」

       「……くッ」


    ―――ザクッ





    47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:57:20.99 ID:fT27a2ZC0

       「……ッ」グラッ


    ペトラ(女型の両腕を落とした!!もし巨人化の自傷行為がエレンがしているように手の平限定だとすれば、これで奴は巨人化できない)

    ペトラ「でも、確証はない……奴がバランスを崩してる今がチャンス!グンタ!!」

    グンタ「ああ!!」ヒュン


    オルオ「ぐぁ…!!ってえ…!」ボタボタ

    エルド「オルオ!お前…!?」

    オルオ「やられた……っ俺に構わず女型を仕留めろ!再生される前に!」

    エルド「…ああ!」





    48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:57:47.91 ID:fT27a2ZC0

    ヒュウウゥゥゥ……―――


    グンタ(両手がなければ立体機動もうまく使えねえだろ!)

    ペトラ(三人で一気に叩く!)ジャキ

    エルド(………追いついた!!死ね!!!)ジャキッ






       「……」パキッ…



    シュゥゥゥ……バキパキッ…

    ヒュンッ



    ペトラ(なっ……両腕の再生スピードが速すぎる……!)

    グンタ「くそ!!!またかっ!!」

    エルド「また逃げられた!!まずいぞ、巨人化するつもりだ!!」





    49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 16:58:15.10 ID:fT27a2ZC0

    エルド「間に合え………ッ!!!」ジャキ

    ペトラ「ぐ……ッ!!!」ジャキ


       「……」スッ


    ―――ガブッ






    カッ!


    女型「……」シュゥゥゥ





    50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:02:06.18 ID:fT27a2ZC0

    エルド「ちくしょう!」スタッ

    ペトラ「あと一瞬早ければ奴の首を落とせたのに…!」スタッ

    グンタ「エレン!!俺たち3人で女型を仕留める。お前はそのまま本部へ向かえ!!」

    エレン「で……ですが!!俺も、戦います!!!」

    エルド「お前の力はリスクが多すぎるんだ!俺たちにまかせろ!!」

    エレン「でも……!!!」


    オルオ「おい………エレンよ……、そんなにあいつらのことが、信じられねえってのか……? ゴホッ」

    エレン「オルオさん、しゃべっちゃだめです!!血が……。くそっ!」

    エレン「……分かりました、みなさんのことを信じてます…!!負傷したオルオさんを連れて、戦線を離脱します!!!」

    エレン「さあオルオさん、掴まってください!!」グッ





    52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:03:30.25 ID:fT27a2ZC0

    オルオ「馬鹿野郎……テメエ一人でさっさと行っちまえ……馬鹿が……」

    エレン「な、なんでですか…!!すぐ手当してもらえば助かります!!だから早く!!」



    エルド「……エレン、オルオは置いていけ」

    エレン「エルドさん!?」

    グンタ「オルオを背負って立体機動すれば、お前の生存率が落ちる。俺たちの使命はな、エレン。お前を命に代えても守ることなんだ」

    エレン「……オルオさんを見捨てろってことですか!?」

    ペトラ「………ええ、そうよ!!!早く行きなさい!!」


    エレン「……っ!!」

    オルオ「……どうせ俺は助からん。あいつらが必死に戦って、時間を稼いでる間に、さっさと行け……エレン!」

    エレン「………、……………ッッ!!」




    ヒュンッ





    53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:04:29.39 ID:FNkO7h/h0

    やばい、初めてオルオがかっこいいと思ったwwwwwwww





    54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:06:12.64 ID:fT27a2ZC0

    オルオ(……へっ。なぁに鼻水たらして謝ってやがる……クソガキが)

    オルオ(謝るのは俺の方だ……こんな様でな)

    オルオ「おい……頼んだぞ…!!」


    ペトラ「分かってるわよ!三度目だもの!!」

    エルド「油断するなよ…!」

    グンタ「オルオ、お前も死ぬんじゃねえぞ!俺たちが奴を仕留めるまでな!!」


    オルオ「………ああ……」

    オルオ「分かってる………」





    55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:07:10.55 ID:fT27a2ZC0

    ―――――――
    ―――――
    ―――


    オルオ「…………」

    オルオ「…………」

    オルオ「……三度目も、ダメ…だったか」

    オルオ「また、巨人を呼びやがったな……クソ野郎め」


    ズシン…ズシン……

    ―――ガシッ


    オルオ「………イテエな……触るんじゃねえ……クソが」

    オルオ「手に力が……入んねえ……こいつのアホ面に、刃をぶッ刺してやりてぇのに………」

    オルオ「…………!」

    オルオ「あ、の……クソガキが……!なんで……戻ってくんだよ……!!」

    オルオ「馬鹿が……!!」


    ああ、また………同じ。



    ―――カッ



    BAD END





    56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:20:59.45 ID:fT27a2ZC0

    ガチャ


    オルオ「……」


    「「「………」」」


    エルド「…ダメだったな」

    オルオ「すまん。俺が負傷しなければ……クソ」

    ペトラ「巨人化した時点で負けのようなものよ。二度目と一緒の展開だったもの」

    グンタ「でも、二度目より惜しかったと思うぞ。エルドとオルオが両腕を落とした後、本当にあと一瞬あれば……」

    エルド「確かにな。もう一回この作戦で試してみるか?」

    ペトラ「やってみましょうか」



    ガチャ


       「あ!帰ってきた!あんたらほんといい加減に

    エルド「そぉい!!」シュッ

       「貴様…」ドサッ



    オルオ「フン…リベンジと洒落こむか……」

    ペトラ「そうね」


    ……ガチャ……





    57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:23:21.51 ID:fT27a2ZC0

    ――――――
    ―――





    ―――カッ





    BAD END





    58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/23(日) 17:23:57.56 ID:fT27a2ZC0

    ガチャ


    エルド「……っくぁあああああああああああああ!!」

    グンタ「なんでだぁあああああああああああ!!!」

    オルオ「落ち着け!!お前ら!!!鼻水ふけよ汚えな!!!」

    ペトラ「まあまあエルドもグンタも……どうどう」



    エルド「ハァハァ……くそ!今度こそうまくいくと思ったのに」

    オルオ「俺も負傷しなかったしな……やっぱり巨人化されると厄介だ」

    ペトラ「4回も死ぬことになるとはね…」

    グンタ「だめだな……ちょっと慣れてきた」

    エルド「それほんとにだめだろ……畜生」





    65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:32:51.20 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「でも諦めてたまるかこんちくしょう!こうなったら10回でも20回でも死んでやるよ!!」

    エルド「しかし、打つ手がなくなってきたぞ。女型出現からの全滅ルートはもう試したくない」

    ペトラ「強すぎでしょあいつ」

    オルオ「俺にひとつアイディアがある……」

    グンタ「お?なんだ?」

    オルオ「聞きたいか…?斬新でなおかつ画期的な俺の秘策を……お前らの頭では到底考えつかないだろうな」

    ペトラ「焦らさなくていいから。早くしないと死神きちゃうよ」



    オルオ「……フッ…」

    オルオ「生存戦略、これで終いだ!」





    66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:33:22.58 ID:fT27a2ZC0

    エルド「…………馬に乗って逃げる?」

    ペトラ「秘策って言うから……何かと思えば……」

    オルオ「おい!なにがっかりした顔してんだ!?今までとは違う方向の作戦じゃねぇとやる意味ねえだろうが!」

    オルオ「まずな。これまでと違って信号弾をこちらから撃たなければ、馬まで戻る時間が稼げる」

    グンタ「ほう」

    オルオ「馬に乗ったら一気に本部へ走る。俺たちに足りないものは圧倒的に人数だろ」

    エルド「だが、女型が捕縛される前にも奴に追いかけられたが、あの時も間一髪だったろ」

    エルド「ましてや今度は時間を稼いでくれる兵士も……いないんだ」

    オルオ「あの時は開けた一本道での追いかけっこだったろうが」

    ペトラ「そっか!本部への道は木が乱立してるわね。それだったら小回りがきく馬に有利で、女型に不利ね」





    67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:35:02.69 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「……女型が現れたら、俺が立体機動で時間稼ぎをする。3人はエレンとともに本部へ行ってくれ」

    オルオ「ああ!?なに下らねぇことほざいてやがるこの毬栗頭が…!」

    ペトラ「ちょっ……全員生存を目指すって話だったじゃない!」

    グンタ「それより優先すべきなのはエレンの命だっていう話でもあったろ」

    エルド「……俺もやる。ペトラとオルオ、頼んだぞ。エレンはお前らによく懐いてたしな」

    ペトラ「二人とも!急になに言ってるのよ、やめてよ……」

    オルオ「なにかっこつけてやがんだ馬鹿め。それなら作戦言い出しっぺの俺がやる」

    グンタ「まっ、たまには先輩を立てろっつー話だ」ニッ

    エルド「そういうことた。後のことは頼んだぞ、二人とも」ニッ

    ペトラ「……」

    オルオ「……」





    68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:35:35.90 ID:fT27a2ZC0

    エルド「はは、なに泣きそうになってるんだ、オルオまで」

    グンタ「よしよし、いい子だな二人とも」ワッシワッシ

    ペトラ「やめてよ子どもじゃないんだから!っていうか泣いてないし別に……!」

    オルオ「おい髪型崩れるだろうが!!この野郎!やめろってんだよ!!」



    エルド「今回は大分シンプルな作戦だな。もう決めることもないだろう」

    グンタ「やるべきことをやるだけだな。あとはあいつが来るのを待つだけだ」



    ガチャ

       「こらっあんたら―――

    ペトラ「せいっ!」バシッ
    オルオ「おらぁ!」ドカッ
    エルド「ふんっ!」ゲシ
    グンタ「はっ!」デュクシ


       「」バタリ



    ……ガチャ……





    69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:36:14.09 ID:fT27a2ZC0

    ――――――――
    ―――――
    ―――


    エレン「すげえ!空中で……

    ペトラ「エレン、静かに!」

    エレン「…へっ?」


    エルド「今から迂回ルートを通って馬をとりに行く。全員フードを被るんだ」

    グンタ「詳しいことは後で説明するからな、とりあえずしたがってくれエレン」

    オルオ「ぎゃーぎゃー喚くんじゃねえぞ……ガキ」

    ペトラ「女型が来るからね」




    エレン「え?」


    エレン「……え?」





    70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:36:56.62 ID:fT27a2ZC0

    エレン(なんで先輩みんな、急に様子が変わったんだ?)

    エレン(つーか女型ってさっき捕えられてたよな…?)

    エレン(でもなんだか質問できない雰囲気だ……)


    パシュゥゥゥ


    エレン「! 信号弾……」

    エルド「女型が撃ったんだろう。まだここから遠いな。でも急ごう」

    グンタ「ああ」





    71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:37:22.52 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「よし…!馬まで戻ってこれた……っ」

    オルオ「ここからが勝負だぜ……すぐ出発するぞ!おらさっさと乗れクソガキ」

    エレン「えっ は、はい」ワタワタ

    エルド「行くぞ!」


    ドドドドドド………


    エレン(うっ、木がたくさんあるところはさっきの道より馬の操作が難しいな)

    エルド「……」
    グンタ「……」
    ペトラ「……」
    オルオ「……」


    エレン(森は静かだ……この森のどこかで、本当にまだ女型の巨人が俺を探してるのか?)

    エレン(先輩方を信じてないわけじゃないが……どうにも様子がおかしいような)





    72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:37:57.48 ID:fT27a2ZC0

    ヒュンッ

       「……!」


    カッ!


    女型「……っ」ダッ


    ドドドドドドドドッ……


    ペトラ「!! 来た!女型……!!」

    エレン「な……まさか!?」

    オルオ「こら、ガキ!!振り向くんじゃねえ!フード被ってる意味を考えろ!!」

    グンタ「来たか…。ペトラ、味方に向けて信号弾を撃っとけ。二人とも、頼んだぞ」ヒュッ

    エルド「エレン!生き伸びろよ!!」ヒュッ


    エレン「っ!?」





    73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:38:29.70 ID:fT27a2ZC0

    エレン「エルドさん、グンタさん!?なんで……っ」

    ペトラ「前を向いて!エレン!!」

    エレン「でも二人だけじゃ……いくらなんでも、無茶でしょう!それじゃあまるで、さっき殺されてった兵士たちみたいに……!!」

    オルオ「それでも、前を向けっつってんだよ!」

    エレン「なんでですか!?俺とみなさんで戦えば、勝てるかもしれないじゃないですか!!」

    オルオ「だめだっつってんだろ!物わかりの悪ぃ餓鬼だな!」

    オルオ「あいつらが稼いでくれてる時間を無駄にすんじゃねえ!!さっさと腕を下ろして手綱を握れ!!!」

    ペトラ「……エレン!」

    エレン「……っ」





    74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:39:16.38 ID:fT27a2ZC0

    エレン(……見捨てろって言うのか!?)

    エレン(俺の命のために戦ってくれてる、二人が……死ぬのを、ただ見てるだけしかできないのか?)

    エレン(そんなことしたくない。エルドさんにも、グンタさんにも死んでほしくない。そんなの嫌だ……)

    エレン(嫌だ。もうこれ以上、誰かが目の前で死ぬのを見たくない。嫌だ。嫌だ。嫌だ……!)

    ガ、リ……ッ

    オルオ「おい!!」







    ペトラ「エレン」

    ペトラ「あなたは兵士でしょう!?」


    エレン「……!?」





    75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:39:56.58 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「エレンの考えてること、分かるよ」

    ペトラ「でもね、兵士になった以上、あなたの心臓はその胸の中にないわ」

    ペトラ「そしてその心臓を預かってる人類の代表の、団長や兵長が、あなたの命は私たちより重いって判断したのよ」

    ペトラ「だから私たちは命を投げうってでもあなたを守る。兵士として……仲間として」

    ペトラ「エレンも兵士なら、四の五の言わず!!私たちに守られて!!!」

    ペトラ「それがどんなに辛くっても、私たちを見捨てて自分の命を優先して!!! いい!?」

    エレン「………っ」

    エレン「……納得できません」ギリッ

    オルオ「エレン!」

    エレン「ですが、従います……! 兵士ですから!!」ギュッ

    ペトラ「……ありがとう!」





    76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:43:33.00 ID:fT27a2ZC0

    ドドドドドドド


    オルオ「この先、後ろでどんな音が聞こえても、絶対振り返るな」

    エレン「…はい」

    ペトラ「全速力で馬を走らせることに、集中し続けて!」


    ドドドドドドド





    77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:44:04.15 ID:fT27a2ZC0

    ヒュンッ
    ヒュッ

    ザクザクザクッ……
    ズバッ!

    プシュゥゥ…


    ―――エルドっ


    ブンッ



    …グチャァッ





    78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:44:35.34 ID:fT27a2ZC0

    ―――くそっ!

    ヒュッ
    パキンッ

       ドッ ドッ ドッ ドッ…

    ヒュンッ…ヒュ、

    パシッ


    ―――ぐぁ……っ


    ブチブチブチブチ

    ブチブチブチブチ

    ブチブチブチブチ


    ―――ぁ…


    ブチ





    79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:45:03.56 ID:fT27a2ZC0

    エレン「……っ……!」

    オルオ「本部まで3分の2あたりまで来た…!あいつらのおかげだ……ッ」

    ペトラ「絶対に生き延びてやる!!絶対よ!!」


    ドドドドドドドドドドドドドドドド


    エレン(さっきより、足音が近くなってきてる!)

    ペトラ(まずい……こうなったら、私が)

    オルオ「ペトラ、このクソガキを頼んだぞ!」ヒュッ

    ペトラ「は!?オルオ、なに勝手に…!!」

    オルオ「生きろよ!!俺らの分までな!」ジャキッ

    エレン「オルオさ……っ」

    ペトラ「……馬鹿!」

    ペトラ「………ばか…っ」





    80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:45:52.56 ID:fT27a2ZC0

    ドドドドドドドドドドドドドドドド


    ペトラ「本部まで半分は過ぎたわ!このペースで、行けば!」

    エレン「はあ…はあ…!」

    エレン(オルオさんが、今も一人で…戦っている)

    エレン(エルドさんとグンタさんの死を無駄にしないためにも……前を向いて、進み続けることがきっと正解なんだ……!!)


    ブチッ
    ―――ドォン!


    エレン「!?」

    エレン(い…今の音は……? まさか、…………)

    エレン(…………)

    エレン(…………)ギュッ





    81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:48:37.82 ID:fT27a2ZC0

    ペトラ「このまま逃げ切る!!みんなの……おかげで!!距離は十分あるわ!!」

    エレン「…はい!!」



    ドドドドドドドド、…………


    ペトラ(……!?背後からの足音が……消えた?)

    ペトラ(諦めたの…?いや、それほど絶望的な距離でもないはず)

    ペトラ(……なに?)


    ヒュッ……
    バキッッ!!


    エレン(な……なんの音だ?)チラ





    82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:49:07.68 ID:fT27a2ZC0

    女型「………」


    エレン(……折った木を持ってる? そんなもので何を……)


    女型「……」スッ


    エレン「………!」

    ペトラ「…!? エレン、振り向いちゃ………」

    エレン「木を、投げるつもりだ!!!ペトラさん、避けて!!」

    ペトラ「ぇ…」



    ブンッッッ!!

    ヒュゥゥゥゥゥゥゥ………

    ―――ドガァアァァアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ





    83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:49:33.92 ID:fT27a2ZC0

    ズシン…ズシン……


    エレン「がはぁ……っ」ビチャビチャ

    エレン(体が…動かない……腕はあるか?……足は?……目が…開けられない……)

    エレン(一体……どうなったんだ……?)

    エレン(確か…投げられた大木は、直撃して……そうだ、ペトラさんは………どうなって……)



    エレン「……トラ……さ……」


    エレン(…くそ、これが邪魔で……うまく、周りが、見えねえ……)

    エレン(んだよ、これ………蒸気……?そんなの、一体どこ、から……)

    エレン(……?)

    エレン(俺の……体から…?)

    エレン(…ああ……そうか)





    84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:50:08.21 ID:fT27a2ZC0

    ズシン、ズシン……


    エレン(俺は化け物だった)

    エレン(巨人みたく、体が再生するんだったな……トカゲみたいで気持ち悪い、って……兵長が言ってたっけ……)

    エレン(……ちがう、ペトラさんを……探さなくちゃ……)ズリ…ズリ……


    ペトラ「 」

    エレン「ペトラさん。ペトラさん……」





    85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:51:01.25 ID:fT27a2ZC0

    エレン(ペトラさんの体からは、蒸気がでていない)

    エレン(当たり前だ。ペトラさんは人間なんだから)

    エレン(流れた血は戻らない。負った傷は治らない)


    ズシン…ズシン……



    エレン(誰のせいだ?)

    エレン(…俺のせいだ)





    86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:51:28.28 ID:fT27a2ZC0

    ズシン……

    女型「……」


    エレン(化け物扱いをされるのが、本当は、嫌だったんだ)
       (そんな中、先輩方が仲間だって言ってくれたから)


    エレン(俺への罪滅ぼしにと、手の甲を揃って噛むような)
       (優しい人たちだったから)


    エレン(暖かいその場所が居心地良かったから……)
       


    エレン(みんなを信じて戦えば、もっと『仲間らしく』なるって)
       (そう思ってたんだろ?)



    エレン(馬鹿だな)
       (そんな甘えた考えが、みんなを殺したんだ)
       (……俺のせいだ)





    87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 05:52:30.36 ID:fT27a2ZC0

    エレン「ペトラさんの言ったことは守りますよ」

    エレン「こいつを殺して、俺は生きます」

    エレン「ああ、それにしても」

    エレン「……最初から」

    エレン「自分だけを信じて」

    エレン「戦っていれば」

    エレン「こんなことにならずに」

    エレン「済んだのに…!!」




    ―――ガブッ!



    BAD END





    92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:22:43.73 ID:fT27a2ZC0

    エルド「あいつらうまくやったかなー」

    グンタ「だといいな」

    エルド「あいつらが生き残ってくれるなら、もう生存戦略しなくていいよな」

    グンタ「だな」


    ガチャ


    オルオ「……よう」

    エルド「あー」

    グンタ「駄目だったか」

    オルオ「でもペトラが」

    グンタ「そうか。あいつは来ないといいな」


    ガチャ


    ペトラ「………はぁ〜〜〜〜〜」

    ペトラ「木を折って、投げるってアリだと思う!?普通、ナシじゃないのそういうの!?」

    エルド「あー」

    グンタ「結局全滅だったか」

    オルオ「なにやってんだよ……」





    93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:26:37.79 ID:fT27a2ZC0

    オルオ「五度目も失敗か」

    ペトラ「木さえ投げられなければなぁ。本部へ行ける感じだったのに」

    エルド「ああ……」

    グンタ「……これまでの作戦を微調整して、もう一度やるか」

    エルド「もしかしたら少しの変化で、運命が変えられるかもしれない」

    ペトラ「…そうね!」




    それから俺たちは何度も何度も女型戦を繰り返した。

    これまで得た知識を総動員し、女型対策を考え抜いた。

    現世に戻っては、またあの部屋へ戻って死神のようなものに説教を食らい、

    そしてまた現世に無理やり戻って、殺されて。

    その繰り返し。ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。



    しかし、何度やろうと結果は同じだった。





    94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:33:22.28 ID:fT27a2ZC0

       「あああもう!!あんたらほんと何回目!?ねえ何回目!?」

       「こっちだってさあ、仕事でやってんの!!分かる!?」

       「次脱走したら、あの世へすら連れていかないからね」

       「彼岸と此岸の間を、永遠に一人でさ迷い続けることになるよ」

       「真っ暗で寒くて怖いよ。それが嫌ならここにいてください。いい!?」

       「次やったら、本当の本当に、死より辛い結末が待ってるからね!!」

       「じゃあちょっと手続きしてくるから!!!じっとしてなさい!!!」



    バタン





    95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:38:04.52 ID:fT27a2ZC0

    シーーーン


    ペトラ「……。……あの世って、どんな感じなのかな」

    オルオ「……死んだ奴、みんないるんじゃねぇか。あの世なんだからよ」

    エルド「さすがに巨人はいないだろうな……」

    グンタ「いねえだろ………」


    オルオ「巨人のいない世界か……」

    ペトラ「みんなは、巨人がいなかったら兵士じゃなくて何になってたの」

    エルド「そんなこと想像したことすらなかったな」

    グンタ「……そうだなぁ……なんだろう」

    エルド「でも……まあ、親孝行したいな。俺は」

    オルオ「ああ……」





    96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:42:27.32 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「……いいところなのかもしれないな」

    オルオ「巨人がいねぇってだけで、どんな環境でも俺たちがいた世界よりはいいところだろ」

    エルド「ははは。違いないな」

    ペトラ「死んでいったみんなにも、会えるんだよね。それで…それで」

    ペトラ「もう誰かが死ぬのを見続けなきゃいけないこともなくなるよね」

    オルオ「そうだな」

    エルド「壁もないんだろうな。どこへでも好きなところへ行けて」

    グンタ「ああ、なんでも好きなことして暮らしてさ。腹いっぱい食って騒いで」

    ペトラ「きっと、楽しいだろうね」

    エルド「楽しいだろうな、きっと」





    97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:49:16.96 ID:fT27a2ZC0

    「…………」


    エルド「……あと、女型に挑むチャンスは一度きりしかない」

    エルド「これに失敗したら本当の本当にバッドエンドだ」

    エルド「みんな、目をつぶってくれ。勿論俺もつぶる」

    エルド「もうなす術がなくても、これまで何十回と失敗していようと、それでも」

    エルド「……それでも、ラストチャンスに賭けるという奴は、手を上げてほしい」

    エルド「これで最後だ。自分に正直に答えてくれよ」


    ペトラ「……ええ…」

    グンタ「……」

    オルオ「……わかってらぁ」





    98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/26(水) 23:49:47.92 ID:fT27a2ZC0

    エルド「……みんな、決めたか?」

    エルド「じゃあ、目を開けるぞ」




    「…………」





    エルド「………」

    エルド「お前ら、やっぱ馬鹿だな」


    ペトラ「エルドだって、手を上げてるじゃない?」クス

    オルオ「全員救いようのねぇ馬鹿ってことだ……」

    グンタ「よくやるよな、俺たちも…」ハァ





    99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/27(木) 00:10:41.37 ID:fT27a2ZC0

    グンタ「正直言うと、怖いけどな。まあ……勝手に手が挙がっちまったんだ」

    オルオ「けっ、情けねぇなグンタ……」ガクガクガクガク

    ペトラ「オルオ、膝笑ってるけど」

    エルド「無理すんな」



    エルド「……さて。じゃあ最後の作戦会議だが」

    オルオ「どうすんだ?もう考えうることは全てやったぞ」

    グンタ「これまでと同じじゃ生き残れない。発想を飛躍させなくちゃな」

    エルド「………成功率は、かなり低いと思うんだが」

    エルド「アイディアがなくも、ないかもしれん」

    ペトラ「本当!?さっすがエルド!」

    オルオ「いよっ副リーダー!」

    エルド「やめろ」





    100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/27(木) 00:15:46.77