花鳥風月-2ちゃんねる-

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    その他

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:43:45.68 ID:psj/r1rx0

    「研究機関が地震の原因をセックス時の振動であると発表しました」

    「これを受け、政府はクリスマスにセックスを控えるよう注意を促しています」

    ザー… ガガッ

    「今日は午後から雪が降り、素敵なホワイトクリスマスとなりそうです♪」

    ザー…

    「地震です!!揺れています!!非常に大きな揺れを感じています!!」

    ガガッ ザー

    「先日の震災を受け、政府は全ての男性に去勢、勃起を抑制する処置を義務付けることを決めました」

    「今後、男性は新生児の時点で処置を受け…」

    ザー…

    「DNAから精子を作る技術を使った国内で最初の赤ちゃんが誕生しました」

    ガガッ ザー…


    ―― 100年後…

    医者「勃抑法に逆らえと言うのか!?…クソ…わかった…ああ」

    赤ちゃん「オギャーオギャーキャッキャキャ」







    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:51:57.48 ID:psj/r1rx0

    ― 18年後…

    キーンコーンカーンコーン

    先生「…であるからして、勃抑法以前は性行為を行い子供を作っていたわけだ」

    男子達「うっひょぉぉぉwwwwwwwwwwwwwww」

    女子達「きもぉーいwww」

    先生「教科書の63ページに勃起時の男性器が載ってるな」

    男子達「なんだよこれwwwwwwwwwwww」

    女子達「うわぁ…///」

    先生「次のページには女性器も載ってるが…これは今も変わらんな」

    男子達「お前らこんなん付いてるのかよwwwwwwwwwwwwww」

    女子達「男子サイテー」

    ガヤガヤ

    男「(ヤバい…勃起してしまった…)」ガチガチ





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 12:57:52.28 ID:psj/r1rx0

    男「(どうしよどうしよ)」オロオロ

    幼馴染「どうしたの?男君?…あ、もしかして男君も女性器に興味あったとか?///」

    男「ち、ち、違うよ///」

    幼馴染「そ、そうだよね///男君は馬鹿な男子達とは違うよね」

    男子達「イチャイチャすんなよwww股間にアワビ付けてるくせにwww」

    女子達「サイテー、男君はあんたらとは格が違うのよ!!」

    男「そ、そんなことねーって」

    男子達「なーwww男も俺らと一緒だよな!」

    ワイワイ

    先生「えー、じゃあ次のページを男君、立って読んで」

    男「――ッ!?」

    先生「どうした…?早く読んで」

    男「は、はい…」





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:03:10.54 ID:psj/r1rx0

    キーンコーンカーンコーン

    先生「なんだ終わりか、じゃあ続きは来週」スタスタ

    男「ふぅー…(助かった…)」

    ワイワイ ガヤガヤ

    不思議子「…やっぱり彼が勃起王(ボッキング)か」

    ――

    女子達「男君さよならーまた明日ね♪」

    男「おう、明日なー」

    幼馴染「男君、一緒に帰ろー」

    男「おう」

    下駄箱「パカッ」

    男「ん…?手紙?」

    ― 放課後、教室に来て ―





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:06:32.92 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「…それでさーそこのパフェが美味しくて♪」

    男「…」

    幼馴染「…男君聞いてる?ね、パフェ食べて帰ろうよ」

    男「あー、悪い、ちょっと忘れものした!先に行っててくれ」

    幼馴染「えー…もぉ、早く来てよ?パフェだからね!!」

    男「おう!!」

    スタタタ


    ガラッ

    男「…誰かいるのか?」

    不思議子「…来てくれたのね」

    男「不思議子?これ書いたの…お前??」

    不思議子「…」コクン

    男「何か用かな?実は俺もちょっと人待たせてるから用なら早めに…」

    不思議子「…ちょっとだけ」スリスリ

    男「なっ///」ムクムク





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:12:09.97 ID:psj/r1rx0

    男「や、やめろよっ///」ギンギン

    不思議子「…確かめないといけないから」ジー

    ボロン

    男「あっ…」

    ギンギンビクンビクン

    不思議子「…教科書どおり」シコシコ

    男「くっ…やめっ…ダメだ、不思議子ぉっ…」

    不思議子「凄く固い…初めて見た」シコシコ

    男「あっ…出るっ!!出るぅぅっ!!」

    ビュルルルッ

    不思議子「きゃぅっ!?」ビチャァ…

    男「はぁ…はぁ…」

    不思議子「じゅるっ…うぇっ、変な味…」

    男「ほ、ほら、ティッシュで拭けよ///…で、用ってこれかよ?///」

    不思議子「フキフキ…うん、男君が勃起王か確かめたかった」





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:15:49.70 ID:psj/r1rx0

    男「勃起王…?確かめる…?い、一体どういうことだよ?」

    不思議子「今から時間ある?見せたいものがあるの」

    男「わ、わかった」

    ――

    幼馴染「男君にすっぽかされた…うぅ」

    幼馴染「こうなったらやけ食いだぁっ!!大将ぉっ!!パフェおかわりぃっ!!」

    ――


    不思議子「ただいま…」

    男「お、お邪魔します」

    シーン

    不思議子「さぁ、あがって」

    男「…誰もいないの?」

    不思議子「ええ、パパは昔いたけど」

    男「ご、ごめん…」

    不思議子「ううん、さぁ部屋に行きましょ」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:21:26.64 ID:psj/r1rx0

    ガチャ

    不思議子「ごめんね、女の子らしい部屋じゃなくて」

    男「いやいや…綺麗にしててなんだか不思議子の性格出てるな」

    不思議子「…///」

    男「…ん?もしかして照れてんのか?w」

    不思議子「照れてないっ///」プイッ

    男「…で、見せたいものって?」

    不思議子「これ」

    男「ディスク?」

    不思議子「私のパパが録画した記録、とりあえず見て」

    男「…わかった」

    ピッ

    ザーッ





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:27:38.52 ID:psj/r1rx0

    不思議父「嫁よ、見ているか?やはりDNAから精子を造るのは神の領域だった」

    不思議父「手を出してはいけなかったんだ…」

    ザー

    不思議父「ついにOMANKO化現象を起こした検体を手に入れることができた」

    ドンドン

    女「出せぇぇぇぇぇっ!!おちんぽ吸わせろぉぉぉぉっ!!」ドンドン

    ザー

    不思議父「OMANKO化した人間は非常に危険だ、セックスを求め彷徨うゾンビのようだ」

    不思議父「近づいた男性研究員がセックスできないことがわかると性器の代わりに精気を吸ったようだ」

    不思議父「彼は…精気を吸いつくされ…死んだ」

    ザー

    不思議父「検体を眠らせ膣内を調べたところかなり有効な情報が得られた」

    不思議父「どうやらOMANKO化した者の膣内に勢いよく射精すると、OMANKO化を治すことができるようだ」

    不思議父「…だが、残念なことに現代では勃起し射精出来る者はいない…クソっ!!」





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:35:02.51 ID:psj/r1rx0

    不思議父「赤ちゃんが出来ていたってな」

    不思議父「楽しみだ」ニッコリ

    ザー

    不思議父「やったよ、友人の産婦人科に話をつけた」

    不思議父「男の子一人に去勢、勃起抑制処置を受けさせないよう頼んだ」

    不思議父「私達の子と同級生で、男君という子だ」

    ザー

    男「えっ…お、俺…?」

    不思議子「…そう」


    不思議父「彼だけが希望だ、政府は責任逃れをして公表を避けている…」

    不思議父「だがOMANKO化する者はこれからもっと増え、犠牲者も増えるだろう」

    不思議父「頼む、男君が大きくなったら接触し…」

    パリーン

    女「はぁ…はぁ…おちんぽぉ…おちんぽぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」バッ

    不思議父「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:45:11.83 ID:psj/r1rx0

    ザー…

    不思議子「…これでおしまい」

    男「…これって…」

    不思議子「嘘みたいな話でしょ?パパはあの検体に精気を吸われ死んだ」

    不思議子「そしてママも私が赤子の頃にOMANKO化したレズに精気を吸われて死んだみたい」

    不思議子「パパはこれで顔を見れたけど、ママなんて顔すら覚えてない…」

    男「不思議子…」

    不思議子「そして私は親戚の家で育てられ、このディスクを見つけた」

    不思議子「半信半疑だったけど…同級生に男君を見つけてからはずっと男君を見てた」

    男「…」

    不思議子「…そして今日、射精するとこも見せてもらったってわけ」

    男「…///」

    不思議子「全て忘れて普通に生活しても良いかなって思ったんだけど…」

    不思議子「それじゃパパが報われないから」





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 13:59:06.90 ID:psj/r1rx0

    男「…それで?…俺にどうしろって言うんだよ…」

    不思議子「OMANKO化した人達のため…そしてその犠牲者になるかもしれない人達のために」

    不思議子「戦ってほしい…勃起王として!!」

    男「…」

    不思議子「…ま、まあ急な話だったしすぐに答えは出さなくても良いわ」

    男「…うん」

    ――

    男「じゃあ…また明日」

    不思議子「また明日ね」

    バタン

    男「…勃起王…か」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:08:08.80 ID:psj/r1rx0

    男「ただいまー」

    姉「おっかえりぃーっ!!」ギュゥゥ

    男「ちょっと姉ちゃんっ///抱きつくなって」

    姉「だってだってぇー可愛い弟君が帰って来たんだよぉーっ!!」

    姉「そりゃ抱きついちゃうよぉー!!」ギュゥゥ

    男「わかったわかったwww」

    姉「あー弟君の男臭い匂いがたまらないなぁーっ」スーハー

    男「あ、あのさ、姉ちゃん」

    姉「スーハー…ん?」

    男「俺の…体のこと…なんだけど」

    姉「体…?」

    姉「良いよねぇーっ///男の子って感じで最高ぅ!!お姉ちゃん鼻血出そうだよぉっ!!」

    男「いやそうじゃなくてさ…勃抑法ってあるじゃん?」

    姉「…ついに接触があったんだね」

    男「えっ…!?」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:15:32.69 ID:psj/r1rx0

    姉「生前のお父さんとお母さんからね…聞かされてたから…」

    男「父さんと…母さんも知ってたのか…」

    姉「実の親が知らないわけないじゃない」

    姉「…男君が産まれた日、産婦人科のお医者さんから事情を聞かされたって」

    姉「男君が誰かの希望になれるならって…許可したみたい」

    男「そっか…」

    姉「えっと…不思議さんだったかな、研究してた人…」

    男「うん」

    姉「娘さんが男君の同級生とかって…」

    男「そうだよ」

    姉「…なんだなんだぁ〜?可愛い子なのかぁ〜?www」グリグリ

    男「ちょ、ちょっと姉ちゃんっ///」

    姉「…最後の希望だろうとなんだろうと…私にとっては大好きな弟だから」

    男「…姉ちゃん」

    姉「怖いなら…お姉ちゃんが抱きしめてあげるから…」ギュゥゥ





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:19:16.53 ID:y3L8f5xE0

    何してたらこんなこと思いつくんだよ





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:27:39.89 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    キーンコーンカーンコーン

    ガヤガヤ ワイワイ

    男「…ちょっと良いかな?昼飯一緒に食おうぜ」

    不思議子「…っ///わ、わ、わかった」

    男子達「おいおい幼馴染のことは良いのかよーwwwヒューヒューwwww」

    女子達「男君ってああいう子タイプなんだぁー///」

    ― 屋上

    不思議子「あんな大勢の前で言うから…か、感違いされてたじゃない///」

    男「ふふっ…案外そういうこと気にするんだな」ニコッ

    不思議子「べ、別に気にしてないもんっ///」

    男「…昨日の話、俺やれるだけやってみるよ」

    不思議子「…ほんと?それじゃあ…」

    男「ああ…勃起王だ!!」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:37:19.20 ID:psj/r1rx0

    不思議子「それなら早速だけどこれを渡しておくわ」

    男「これは?」

    不思議子「パパの研究の成果物…変身ディルド」

    男「変身…ディルド…?」

    不思議子「OMANKO化した人の膣内への射精は勢いと量が必要なの」

    男「ああ」

    不思議子「そのディルドをお尻に刺すことで前立腺を刺激するの」

    男「こいつを…ケツに…か」

    不思議子「さらに内部からナノマシンが飛び出し一時的に男性器に取りつくことで勃起力、射精力を高めてくれる…らしい」

    男「…らしいかよ」

    不思議子「し、しょうがないじゃないっ…使ったこと無いんだから」

    男「まあ良いや、使い方はそれだけで良いのか?」

    不思議子「えっと…こうお尻を突き出して…『変身!!勃起王!!』で刺すと良いみたい」

    男「変身!!勃起王!!…だな、わかった」

    男「ところで…OMANKO化した人はどうやって見つけるんだ?」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:43:47.01 ID:psj/r1rx0

    不思議子「それはね…これOMANKOレーダーを使うの」

    男「それスマホじゃなかったんだな」

    不思議子「OMANKO化した人は特殊なフェロモンを発しているみたいなの」

    不思議子「そのフェロモンを察知してレーダーに映せるってわけ」

    男「すげえな」

    不思議子「…あれ?…レーダーに反応がある!!」

    ピッピッ

    男「どうする?…すぐ行くか?」

    不思議子「サボりになるけど…男君は良いの?」

    男「かまうもんかっ」

    不思議子「ドキッ…(あれ?…何この気持ち…)」

    男「どうした?ほら早く行くぞ!」

    不思議子「な、なんでもない///」





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 14:50:26.24 ID:psj/r1rx0

    ダダダッ

    男「う、嘘だろ…本当にここで合ってるのか?」

    不思議子「…?そうだけど…どうかしたの?」

    男「ここ…幼馴染の家だぞ」ゴクリ

    不思議子「まさかっ…そう言えば今日幼馴染さんお休みだったけど…」

    男「くっ…」

    ピンポーンピンポーン

    男「…返事ないな」

    カチャッ

    不思議子「開いてる…?」


    幼馴染母「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

    男「おばさんの声だ!!…おばさん!!俺です!!男です!!」

    不思議子「幼馴染さんっ!?」

    ダダダッ

    幼馴染「おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:00:11.52 ID:psj/r1rx0

    幼馴染母「や、やめて…幼馴染やめるのよ…うぅ…」

    幼馴染「おちんぽ無いの…?おちんぽ…おちんぽ欲しいのにぃ…」クチュクチュ

    男「お、おい幼馴染!!」

    不思議子「男君…幼馴染さんOMANKO化してる…!!」

    男「ああ…必ず助けてやるからな!!…不思議子、おばさんを頼む」

    不思議子「わかった、おばさんこっちです」タタタッ

    幼馴染「男…君…?」

    男「幼馴染…大丈夫だ助けるからな、安心しろ、ちょっと中に出すだけさっ」

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    男「変身!!勃起王!!…そして刺すっ!!」ズブッ

    男「おひょ」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    男「…凄い…力がみなぎってくる…」ギンギン

    幼馴染「あぁ…おちんぽぉ…すっごぃ気持ち良さそぉ…」トロトロ





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:12:09.59 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「ここぉ…おちんぽ私のおまんこに…早くぅ…もぅ待てないよぉ…」くぱぁ…

    男「よし、入れるぜッ!!」ニュチュゥ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    幼馴染「にゃぅぅっ!!しゅごぉっ…おちんぽぎちぎちでっ…おまんこの壁削ってくるぅぅっ」ヒクヒク

    男「うっ…なんだこの吸引力!?…これがOMANKO化のチカラ…!?」パチュンパチュン

    不思議子「もうちょっと堪えてっ!!まだ射精してもOMANKO化は治せないわ」

    男「く…くそっ…」パチュンパチュン…

    幼馴染「あぅっ…ううっ…んっ…気持ち良ぃよぉっ…とろけちゃぅぅっ」トロトロ

    男「それならこれでッ!!」

    ―― バックスタイル――ッッ!!

    男「どうだぁぁぁぁっ!?雌犬みたいに後ろから突かれる気分はぁぁぁっ!?」パチュンパチュン…

    幼馴染「良いれすぅっ…しゅごぃっ…交尾気持ち良くてっ…おまんこっ…いっちゃぅぅっ」

    不思議子「ハッ!!…男君!!フィニッシュよ!!」

    男「よっしゃぁっ!!無許可膣内孕ませフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    幼馴染「んきゅぅぅぅぅっ!!中出しされてイグぅぅぅぅっ!!…妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」プシャァッ





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:18:25.03 ID:psj/r1rx0

    ヌプゥ…

    ゴポポポ…

    男「はぁ…はぁ…だ、出し過ぎたかな…?」

    幼馴染「ハッ…あれ?私…一体…」

    不思議子「幼馴染さん!!やったぁ!!男君!!OMANKO化を治せたわ!!」

    幼馴染「あ、あれ…?男君に不思議子さん…?」トロォ

    幼馴染「きゃぁっ!?…なっ、なにこれっ!?///」

    ――

    幼馴染「…つまりOMANKO化した私を救うために、男君が私の中で射精したってわけね///」

    男「ああ」

    不思議子「そうよ」

    幼馴染「信じられない話だけど…ま、まだお股からそ、その…変な液が垂れて来てるし…///」

    男「精子だ」

    不思議子「精子よ」

    幼馴染「うぅー///信じられる!?性交しちゃったんだよっ!?…あー///どうしよっ///」





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:22:27.43 ID:psj/r1rx0

    幼馴染「そ、そう言えば…これって赤ちゃんできたりしないよねっ?///」

    男「あっ…」

    不思議子「…そこまで考えてなかったわね」

    幼馴染「ちょっ、ちょっとちょっとぉっ!!で、出来てたら責任とってよねっ///」

    男「あ、あはは…」

    不思議子「まあまあシングルマザーも良いじゃない」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

    男「なっ、なんだっ!?」

    幼馴染「きゃぁっ!?」

    不思議子「きゃぅっ!?」

    ゴゴゴゴ…

    ゴゴ…

    男「収まったか…」

    不思議子「ま、とりあえず初の勃起王ミッションは成功ね」

    男「おう」





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:22:55.32 ID:tT13Jg960

    不思議子さりげにひどい





    55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:26:32.34 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    キーンコーンカーンコーン

    幼馴染「おはよー///」

    男「うーっす」

    不思議子「男君、ちょっと来てっ」グイッ

    男「お、おいおいっ」ダダダッ

    男子達「おい幼馴染、男の奴取られたなwwww」

    幼馴染「なっ…///」

    女子達「幼馴染もガンガンアプローチしないとぉダメよー!!」

    幼馴染「ちょ、ちょっとみんなぁ///」

    男子達「ほら、追いかけろーwwww」

    幼馴染「むー…行って来るっ!!」ダダダッ

    ワイワイ ガヤガヤ





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:32:44.20 ID:psj/r1rx0

    ― 屋上

    不思議子「ニュース見た?」

    男「い、いや…見てないけど」

    不思議子「昨日の地震のこと言ってたわ」

    タッタッタ

    幼馴染「ちょ、ちょっと私も話に入れてよっ!!」

    男「地震…あー地震あってたなー」

    不思議子「のんきね、あの地震の原因…特定されたそうよ」

    幼馴染「…どういうこと?」

    不思議子「あの地震の原因は昨日の勃起王のセックスよ」

    男「なっ…なんだって!?」

    幼馴染「う…嘘…」

    不思議子「政府はセックスした人物を探し特定を急いでるらしいわ」

    男「俺は…追われる立場にもなるってことか…」





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:40:57.14 ID:psj/r1rx0

    不思議子「残念だけど今は地震対策は浮かばないわ…」

    不思議子「考えてはみるけど、あまり期待しないで」


    ― 夜

    男「はぁ…どうしたら良いんだよ」

    コンコン

    男「はーい?」

    姉「お姉ちゃんによる男君もふもふタイムでーすっ♪」

    男「ね、姉ちゃん!?」

    ギュゥゥッ

    姉「あーっ…今日の男君も男の子臭くて良いなぁっ///」スリスリ

    姉「なんだろお股きゅんきゅんしちゃうよぉっ///」

    男「ったく姉ちゃんは…www」

    姉「だーって…男君がしょんぼりしてたんだもぉーん」

    男「姉ちゃん…俺のこと心配して…」





    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 15:48:07.68 ID:psj/r1rx0

    姉「あったり前じゃん!!お姉ちゃんはただの変態じゃないっ!!」

    男「…ほんとかよー?www」

    姉「ほんとほんと!」

    姉「…でも男君が勃起するならちょっと性交っていうのしてみたい(ボソ」

    男「ただの変態じゃんやっぱーwww」

    姉「だってしてみたいんだもぉーん♪脱げーっ!!」グイグイ

    男「ちょっ、やめろってwww」

    姉「うひひっウソウソ、笑顔見れて良かった」

    男「姉ちゃん…」

    姉「私は特別な力なんて無いし…笑わせるくらいしか、できないからね」ニコッ

    男「…ありがとう」


    ― 深夜…

    チュパッ…レロッ…チュパッ…

    男「ふぁぁ…ん…?」

    姉「おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」キュンキュン





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:04:17.79 ID:psj/r1rx0

    男「ちょっ、ちょっと姉ちゃん!?」ギンギン

    姉「おちんぽぉ…男君…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ

    男「OMANKO化か…クソッ!!」

    ピッピッピ…プルルルル…

    カチャッ

    不思議子「…ふぁぁぁ…もしもしぃ…?」

    男「ふ、不思議子か?」

    不思議子「ふぁっ!?お、男君っ!?ご、ごめんなさい///」

    不思議子「こ、こんな遅くに電話なんて…ま、まさかこ、こ、こ、こくは…」

    男「姉ちゃんがOMANKO化しちまった!!」

    不思議子「く…ああ、OMANKO化」

    男「ああじゃねえって!!どうしよどうしよ!?」

    不思議子「どうするって…変身しかないじゃない、私もすぐ行くから、切るよ」プッ

    男「ああー…くそ、やれば良いんだろやれば!!」

    姉「はやくはやくぅ…おっきぃおちんちんズボズボしてよぉ…」トロトロ





    68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:11:30.43 ID:psj/r1rx0

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    男「変身!!勃起王!!…ケツに刺すっ!!」ズブッ

    男「おひょ」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    男「これで…中に出して子供できたら…どうしよ」ギンギン

    姉「おちんぽぉ…おちんぽ入れてよぉ」クチュクチュ

    男「考えてもしょうがねぇっ!!入れるぜ!!」ヌプププッ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    姉「きゅぅぅっ…しゅごぉっ…し、子宮におちんぽがちゅっちゅしてるよぉっ」ヒクヒク

    男「くっ…ね、姉ちゃんっ…くそ、まだ…堪えなきゃっ」パチュンパチュン

    姉「うっ…んっ…はぁっ…あんっ…お、男君の精子っ…欲しいよぉっ」ガシッ

    男「なっ…これはっ!?」

    ガラッ

    不思議子「はぁ…はぁ…だ、だいしゅきホールド!?…まずいわね自由に体位が変えられない!!」

    男「うぁぁっ…ど、どうすればいいんだぁっ!?」パチュンパチュン





    74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:23:52.27 ID:psj/r1rx0

    不思議子「…そうだ!!クリトリス!!…男君、お姉さんのクリトリスを刺激して!!」

    男「わかったぁ!!…待て、クリトリスってどれだよ!?」

    不思議子「ああ、もうじれったいっ…これよこれ!!」クリクリクリ

    姉「んきゅぅぅぅぅっ!!クリちゃん弄っちゃらめぇぇぇっ!!」プシャァッ

    男「だ、だいしゅきホールドが解けたぞ」ヒョイッ

    ― 駅弁スタイル――ッッ!!

    男「このまま一気に突く!!」パチュンパチュン

    姉「あぁぁぁぁぅぅぅっ…らっ…らめぇっ…」

    パチュンパチュン ズボォッ!?

    姉「あっ…し、しきゅ…子宮にっ…おちんぽ入ってきちゃっ…」ビクンビクン

    不思議子「今よ!!男君!!」

    男「よっしゃぁっ!!無許可子宮に直接注ぎこみフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    姉「んぎゅぅぅぅぅっっ!!弟の精子で受精しちゃぅぅぅぅっ!!妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」プシャァッ

    ビクンビクン

    姉「あ、あへぇ…もぅ…らめぇ…」ヒクヒク





    77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:31:00.78 ID:psj/r1rx0

    男「姉ちゃん、おい、姉ちゃん」

    姉「…ん?ふぇ?…おぉっ!?あれっ!?えっ!?」

    男「おお、良かった」

    不思議子「今回も成功ね」

    姉「えっ…ちょ、なんで??裸っ!?///」

    男「実は…」

    ――

    姉「…ええええっ!?ほんとに!?し、しちゃったの!?…せ、性交…///」

    男「あ、ああ…///」

    姉「えー…記憶ないよぉ!!損した!!」

    男「お、おいおい…www」

    姉「よし、次はしっかり焼きつけるからぁっ!!もう一回、弟君のちんちん貸してっ!!」ガバッ

    男「ちょっ…姉ちゃんっwww」

    不思議子「す、凄いお姉さんね///」





    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:34:58.72 ID:psj/r1rx0

    ゴゴゴゴゴゴ…

    男「くっ…また地震か!?」

    姉「ちゅぱっ…にゃにこれやヴぁいの?んちゅっ」

    不思議子「ちょっとお姉さん///」

    姉「にゃ…ごめんごめん」

    ゴゴゴゴ…

    ゴゴゴ…

    男「収まったか…」

    姉「どういうこと…?」

    不思議子「…実は」

    ――

    姉「…なるほどぉ、OMANKO化を助けると地震を引き起こしちゃうわけね」

    男「うん…」

    姉「難しいとこだね…」

    不思議子「…ですね」





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:42:04.34 ID:psj/r1rx0

    ― 翌日…

    「先日の地震の原因が判明しました…セックスをしたのは…○○市○○町の…男という人物です」

    「現在緊急指名手配されています」

    キーンコーンカーンコーン

    ガラガラ…

    先生「…男君…警察の方がいらしてるぞ」

    男「えっ…」

    不思議子「――っ!!」

    幼馴染「なっ…」

    警察「男だな、性交し地震を引き起こした容疑で逮捕する」

    男子達「えっ…嘘だろ…」

    女子達「男君が…性交…?容疑…者?」

    ダダダッドンッ!!

    警察「うわっ!?」

    幼馴染「男君!!不思議子ちゃん!!逃げて!!」





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:47:07.97 ID:psj/r1rx0

    男「幼馴染!!?」

    幼馴染「私は大丈夫だから!!早く!!」

    不思議子「い、行こう!!男君!!」

    警察「お、応援を頼む!!」

    警察達「ワラワラ…ワラワラ」

    男「く…廊下いっぱいに…」

    幼馴染「みんな!!男君は悪いことしてない!!正義の味方なの!!」

    幼馴染「…だから、みんな!!男君を助けて!!」

    一同「…」

    男子達「…しょうがねーなwwwま、男のためならひと肌脱ぐわwww」

    女子達「そ、そうだよね、男君が悪者なわけないし…」

    男女達「ってわけだから、突撃ーっ!!」ドドドド

    警察達「う、うわぁぁぁぁぁやめたまえぇぇぇぇぇっ!?」

    男「よし、今のうちに!!」

    不思議子「うんっ!!」ダダダッ





    95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 16:57:25.62 ID:psj/r1rx0

    ダダダッ…

    不思議子「も、もぉ…走れない…」ペターン

    男「はぁ…はぁ…俺もだ…ヘヘッ」

    不思議子「…怖いけど…男君と一緒なら…なんかちょっと楽しい」

    男「不思議子…」

    不思議子「…男君…私…男君のこと…///」ギュゥゥ

    警察達「動くなッ!!」スチャッ

    不思議子「――っ!!」

    男「く、くそ…ここまでか…」

    警察達「君のお姉さんもこちらの手中にある…抵抗はするな」グイッ

    姉「ご、ごめんよぉー…お姉ちゃん捕まっちゃったよー…」

    男「姉ちゃん!?…ひ、卑怯だぞ!!」

    ― …んぽ…おちんぽぉ… ―

    男「えっ…?」

    不思議子「男君っ…逃げ…おちんぽぉ…て…おちんぽ欲しいよぉっ…」クチュクチュ





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:04:54.13 ID:psj/r1rx0

    警察達「お…おい…なんだあれは…?」

    不思議子「…おちんぽぉ…おちんぽ欲しいよぉ…」クチュクチュ

    男「お…おい、不思議子…冗談…だろ…?」

    姉「ふ、不思議子ちゃん…!!」

    警察達「と…止まりなさい!!」

    不思議子「おちんぽ欲しいよぉぉぉっ!!」ブワッ

    警察A「えっ…」

    チュプッ

    警察A「あっ…」

    不思議子「ふにゃちんにはお仕置き」

    チュゥゥゥゥゥ…

    警察A「あがっ…がっ…」ゲッソリ

    警察達「お、おいA!?」

    警察A「」ドサッ

    不思議子「…まず…おちんぽ欲しいのに…」キュンキュン





    104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:10:57.15 ID:psj/r1rx0

    姉「き、キスで…精気を吸い取った…?」

    警察達「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

    不思議子「逃がさない…」

    ガシッ

    警察B「ヒィッ…」チュプッ

    チュゥゥゥゥゥ…

    警察B「」ドサッ

    男「や…やめろ…やめろ不思議子ぉぉぉっ!!」

    ビクッ

    不思議子「…うぅ…初めての…キスは…お、おちんぽぉ…はぁはぁ…」ポロポロ

    男「ふ、不思議子…?」

    不思議子「はぁ…男君と…した…かったな…」ポロポロ

    男「…うぅ…ふ、不思議子…か、必ず助けてやる!!」キッ





    108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:22:01.58 ID:psj/r1rx0

    男「ケツを突きだすっ!!」プリンッ

    姉「…頑張って、男君…」

    男「変身!!勃起王!!…ケツに刺すっ!!」ズブッ

    警察達「い、一体何なんだ…!?」

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    警察達「な…なんだあの下半身は…!?」

    不思議子「おちんぽぉ…しゅごぃぃ…脈打って美味しそぉ…」キュンキュン

    男「不思議子…全部終わったらキスをしようぜ、でも今はセックスが先だッ!!」

    ヌチュゥッ

    ―― 正常位スタイル――ッッ!!

    不思議子「うきゅぅぅっ!!にゃにこれっ…しゅごぉっ…おちんぽがおまんこにぃっ」トロトロ

    男「くっ…なんだ…この気持ち…もうイキそうだ…」パチュンパチュン

    姉「好きだからだ…男君が不思議子ちゃんを好きな気持ちが…射精感を早めて…」

    男「まだだ…まだ助けられないっ!!」パチュンパチュン

    不思議子「あぅっ…んっ…はぁっ…もっとぉっ…おまんこしてぇっ」キュンキュン





    111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:30:57.51 ID:psj/r1rx0

    男「だ…ダメだ…もぅ…不思議子…」パチュンパチュン

    姉「だめっ!!…耐えて!!男君!!」

    警察達「頑張れ!!…負けるな!!」ワーワー

    男「ダメ…不思議子…好きだ」ドピュルルルルルルル…

    不思議子「んきゅぅぅぅっ!!おちんぽみるく出されてりゅぅぅぅっ!!」プシャァッ

    姉「あっ…あぁっ…」ガクッ…

    男「…負けた…のか…」

    先生「バカモン!!一発出しただけで終わりか!!」

    男「――ッ!?…先生?」

    ワーワー

    男子達「気合入れろよ、男www好きな子と性交してるんだろ?」

    女子達「男君っ!!しっかり不思議子ちゃんを満足させてーっ!!」

    男「…みんな…」ウルウル





    116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:43:13.44 ID:psj/r1rx0

    男「ケツ穴が裂けても良い!!もう一度だ!!」ストン!!

    ― 対面座位スタイル――ッッ!!

    ズボォッ!?

    男「うほぉぉぉぉぉっ!!おしりにディルド入りこんじゃってりゅぅぅぅぅぅぅっ!!」ギチギチ

    ボォォォォォォォォォォォォォォォッキィィィィィィィィィングッッッ!!

    不思議子「んきゅぅぅぅっ!?しゅごぉっ!?またおちんぽおっきくなったよぉっ!?」キュンキュン

    男子達「男…お前やっぱすげぇわ…」

    女子達「頑張って…」

    警部「…おい、本部に伝えろ!!…彼は容疑者じゃない…救世主だとな!!」

    警察達「はいっ!!」

    姉「男君…頑張って…!!」

    男「不思議子…いっぱい突くから…感じろよ」ニコッ

    不思議子「んきゅぅぅぅ…(…うん、男君…一緒に…///)」キュンキュン

    男「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」パチュンパチュンパチュンパチュン

    不思議子「あっ…ふぁっ…らめぇっ…」ビチョビチョ





    122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 17:58:08.66 ID:psj/r1rx0

    男「不思議子ぉっ…聞こえているかっ!?」パチュンパチュン

    不思議子「んっ…あぅっ…やっ…しゅごぉっ…」トロトロ

    男「お前はっ…家族の顔を…パパしか知らないって…言ってたっ」パチュンパチュン

    不思議子「んきゅっ…おまんこがっ…とろけちゃぅっ…」トロトロ

    男「俺はっ…お前にっ…家族を教えたいっ!!」パチュンパチュン

    不思議子「うっ…あんっ…やばいよぉっ…おちんぽ無しじゃ生きていけなくなっちゃうよぉっ」ヒクヒク

    男「不思議子が好きだっ!!…俺の子を産めっ!!」パチュンパチュン

    ズブゥォォォォォォォォォッ!?

    不思議子「んぎぃぃっ!?…し、子宮にっ…おちんぽぉ…入ってっ…ビクンビクンっ…してっ…」ピクピク…

    男「…産んでくれるかい?」

    不思議子「あっ…うぅっ…」コクンッ

    男「よっしゃぁっ!!子宮直接結婚前提子作り中出し許可取りフィニィィィィィィッシュッッッ!!」ドピュルルルルルルルルッ!!

    不思議子「うきゅぅぅぅぅぅっっ!!精子びゅるびゅるされて子宮喜んでりゅぅぅっ!!交尾最高ゥゥゥッッッ!!妊娠確実ゥゥゥッッッ!!」

    スプラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッシュッッッ!!





    125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:02:39.82 ID:psj/r1rx0

    男「はぁ…はぁ…」

    不思議子「はぁ…んっ…男君…大好き…です」ギュゥゥ

    キラキラキラ…

    ワーッ!! ウオーッ!!

    男子達「ぐずっ…よがったぁ…よがっだなぁ…」ポロポロ

    女子達「うわぁっwww泣くことないでしょ男子www」

    幼馴染「見て!!虹が出てる!!」

    姉「ふぅー…良かった良かったぁ…しかし、男君取られちゃったなぁー…むすぅ」

    警察達「さて…我々も帰りますか」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

    一同「――ッ!?」

    不思議子「ごめんなさい…私のせいで…地震が…っ!!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

    幼馴染「大きい…収まる気配が無い!?」

    ウワァァァァッ!? キャァァァァァァッ!!





    127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:10:48.70 ID:psj/r1rx0

    男「地震…揺れ…そうか…要するに地震ってのも揺れなんだな」

    不思議子「な…どういうこと…?」

    男「俺のピストン運動による振動で…地震の揺れを相殺する」

    不思議子「そ、そんなことしたら…男君の体が持たないよ!!」ギュゥゥ

    男「やってみるさ!!」スチャッ

    ポト…

    男「えっ…」ヘナヘナ

    幼馴染「さっきの無茶でお尻の穴が広がり過ぎて…」

    不思議子「変身ディルドが…お尻から落ちる…?」

    ザワザワ…

    男「ち…チクショォォォォッッッ!!」ダンッ!!

    姉「えいっ」ヌプッ

    男「ひゃぅっ!?ね、姉ちゃん!?何ケツの穴に指入れてるんだよっ!?」

    ハッ!!

    男「みんな!!俺のケツに指を入れてくれ!!急いで!!さぁ早く!!」グイグイ





    128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:11:30.00 ID:YkxVZ8Nt0

    アッー!





    132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:19:33.52 ID:psj/r1rx0

    警察達「どういうことだ…?」

    幼馴染「良いから、おまわりさんたちも急いで」

    男子達「ケツの穴に指かー…」

    女子達「今はそんなこと気にしてる場合じゃないでしょ!!」

    姉「ほほぉー…お尻の中はこんな感じかぁー」ホジホジ

    男「ちょほっwww姉ちゃんケツをほじるな!!」

    警察達「…頼むぞ、君が最後の希望だ」ズブゥッ

    男子達「良いか、しっかり頑張れよ…」ズブゥッ

    女子達「男君…お尻の穴ヒクヒクしてて可愛いっ///」ズブゥッ

    幼馴染「お願いね…男君」ズブゥッ

    ギチギチ…

    男「よし…不思議子…変身ディルドを差してくれ」

    不思議子「な…なんでそこまでするの…男君」ウルウル

    男「俺が…勃起王(ボッキング)だからだ!!」





    142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:45:42.97 ID:psj/r1rx0

    ― 10年後…

    少年「マジで?パパが世界救ったの!?」

    男「ああ…マジで」

    少年「ウッソだーwwww」

    男「確かに…今のこれを見ても想像できんだろうな」フニャチン

    不思議子「その時の戦いでパパはこうなったからね」

    男「世界にはまだOMANKO化に苦しんでいる人がいる…」

    不思議子「男君…まだこの子には…」

    男「大丈夫、この子ならやれるよ、信じてみよう」

    不思議子「男君が…そう言うなら…」

    男「…なあ、お前もパパの子なら…誰かの希望になってみないか?」

    少年「…誰かの…希望…?」

    男「そう…これを渡そう…変身ディルドだ」

    ザンッ


    〜残業してたfin〜





    143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:46:47.24 ID:5lB0ZZdX0







    145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:48:43.48 ID:K4F+AicC0

    仕事中になにやってんだよ・・・
    才能の無駄遣いにもほどがあるわ





    147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:51:11.31 ID:j+irxYUm0

    >>1乙!面白かった!





    151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 18:53:59.12 ID:WnG96pLdi

    >>1おつ
    鬼才をみたわ





    158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/07(木) 19:12:24.59 ID:ohT+LTY5i

    クソ面白かった

    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:07:50.64 ID:T+IltEXr0

    両津「なにい! 食品偽装だと!?」




    両津「(ズルズル)なに? 食品偽装だって?」
    中川「ええ、阪急ホテルで大規模な食品偽装があったんです。
       毎日大変な騒ぎになってますよ」
    両津「そういやニュースでやってたな(ズゾゾー)」
    麗子「汚いわねえ、ラーメン食べながら話さないでよ」
    両津「もう食べ終わるところだ(ゴクゴク)」



    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:09:14.64 ID:T+IltEXr0
    中川「関西で阪神阪急グループといえば大ブランドですからね」
    中川「中川グループのホテルでも、食品の再確認とかで大変な騒ぎで……」
    両津「いやあ、あの会見は面白かったな。さすが関西人だ」
    中川「……というと?」
    両津「ん?」
    中川「いや、面白かったというのは……」
    両津「……あれってコントじゃなかったのか!?」




    4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:10:21.04 ID:bncNb4Uc0

    ラサールで容易に再生される




    5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:10:54.51 ID:T+IltEXr0

    中川「いえ、いちおう真面目にやっていたものと……」
    両津「だってあり得ないだろ、九条ネギと言って普通のネギ出しといて
    『偽装じゃない』だぞ。間違えるレベルじゃない、ぜんぜん違うぞ」
    中川「……ま、まあそうですね」
    両津「あれも面白かったな、中国産のそばを信州そばと言って出してたやつ」
    中川「はい」
    両津「前は信州のそばを使ってたが、
    今はそうでなくなってたことに気付かなかった、だっけか。
    バカじゃないのか、毎日中国語の箱でそばが届いてるだろ」
    中川「ま、まあ信州そばという言葉自体が割と曖昧で……」




    6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:12:37.73 ID:T+IltEXr0

    両津「とびっこ(トビウオの卵)をレッドキャビアと言うのもひどい、
    寿司屋で働いてるから分かるが、あの社長、言い訳で
    「とびっこをレッドキャビアと書いてる業者もいるので、
    書いても問題無いと思った」って言ってるんだぞ。
    両津「ふざけちゃいかん。レッドキャビアととびっこは
    値段が全く違うし見た目もまるで違う。
    そう書いて売ってたら普通に詐欺だしそんな業者おらん。
    築地のオヤジに殴られるぞ」
    麗子「レッドキャビアってキャビアとは違うの?」
    両津「レッドキャビアはマスの卵だ」
    両津「まあキャビアと名前をつけること自体、何かおかしい気はするが……、
    今は置いておこう」




    8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:14:36.11 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし真面目に会見やってたなら、あの社長はバカじゃないのか」
    両津「あの言い訳自体が面白すぎるだろ。よけいに関心が集まってるじゃないか」
    中川「た、確かに……」
    両津「言い訳の内容がコロコロ変わったり、担当者のせいにしたり、
    あの社長は仕事に全然思い入れがない気がするな」
    中川「色々と事情がありまして、あの社長は阪急電鉄系の人なんです」
    中川「ホテル事業は畑違いなので……現場のことは分からないのかも」
    両津「素直に謝ればいいのにな」




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:14:57.63 ID:/BiFQJ+m0

    もうアニメ見なくなって久しいのになぜか再生余裕wwww




    10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:15:37.03 ID:WC5oQFDZi

    すげー面白い




    11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:16:06.97 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし偽装なんてありふれてると思うんだがな」
    麗子「そんなことないわよ」
    両津「あるだろ、だって回転寿司なんか偽装のオンパレードだぞ」
    麗子「そうなの?」
    両津「マグロなんかは本当のマグロ以外に、
    肉質の似てるアロツナスやらガストロやら使ってるからな
    他にもタイと言って実はティラピアだったり、
    アナゴと言ってアンギーラだったりするんだ、どこの怪獣映画だと思うだろ」
    麗子「ふうん」




    12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:18:28.15 ID:T+IltEXr0

    両津「甘エビなんかも種類としての甘エビじゃない」
    両津「アルゼンチンアカエビなんかを「甘いエビ」として売ってるだけだ」
    両津「しかし、そういう安いネタは、原価相応の安さで提供してるからまだ許せる。
    阪急ホテルは完全に儲けるために偽装してるだろ、それがいかん」
    中川「そうですね……」
    両津「ホテルの寿司屋に行ったことがあるが、一人前で二万も取りやがって!」
    両津「どうせ代用魚を使うなら堂々とティラピアの刺身ですと言ってみろ!
    ウミヘビだって美味しいんだからウミヘビのひつまぶしと書いて出せ!
    ネギトロじゃなくてネギマンボウと書け!!」

    麗子「よく分からないわ。食べたことないもの」
    中川「僕もあまり……」
    両津「…………わしの力説は何だったんだ…」




    13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:19:23.07 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし、阪急だけじゃなくて色んなホテルやらデパートに広まりだしたな」
    中川「そうなんです。イメージも悪くなりますし、返金やら謝罪やらで大変な負担に……」
    両津「……返金?」
    両津「……金が返ってくるのか…?」
    中川「そうですね、
       まあレシートなどで支払いを証明できる場合に限られると思いますが…」




    14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:19:50.61 ID:rfsmOZlV0

    こち亀SS久しぶりに見た気がする




    15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:03.18 ID:jB7Q0vBN0

    こち亀はこれだけで場面が想像できるのが凄い




    17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:38.19 ID:/BiFQJ+m0

    >>15
    派出所の入ってすぐの所で喋ってるイメージ




    19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:30.01 ID:jzAuMRE00

    >>17
    んで麗子がお茶持ってくる




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:40.56 ID:Qg/va7/si

    >>17
    そして麗子がお茶を乗せるお盆を持っている




    23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:25:50.89 ID:/BiFQJ+m0

    >>19>>20
    結婚




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:21:30.57 ID:T+IltEXr0

    両津「うーむ、そうか……」
    麗子「やあねえ両ちゃん。食べてもいないホテルに怒鳴りこみに行かないでよ」
    両津「ば、ばかもの! そんなことするか!」
    麗子「ならいいけど」
    中川「今回のようなことでもないと、普通は返金までは行きませんね」
    中川「一般の人はなかなかその場で店側を追求できないですから」
    中川「多少、おかしいと思っても流してしまうことが多いのかと」
    両津「それもそうだな」
    両津(……。……いや、待てよ)
    両津(あいつなら……)




    21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:24:40.84 ID:T+IltEXr0

    両津「ふー、食った食った、今のが伊勢エビとアワビの刺身か」
    両津「どうだ、本物か?」
    檸檬「では、ないな」
    檸檬「伊勢エビはおそらくロブスターじゃ、
    アワビもトコブシを酒で煮込んだものじゃな」
    両津「ほう……(サングラス装着)」
    両津「おう、店長を呼んできてくれ」
    店員「は、はい」




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:26:47.78 ID:T+IltEXr0

    店長「お客様、どうかされましたか」
    両津「おう店長、メニューに書いてるのと違う食材が使われてんじゃないか?」
    店長「ははは、ご冗談を、最近そういうの流行ってますがウチは……」
    両津「実はこういう者でな(警察手帳チラッ)」
    店長「えっ(ドキッ)」
    店長「ちょ、ちょっと奥へどうぞ」
    両津「檸檬、ちょっと待ってろ」
    檸檬「? うむ、わかった」




    28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:28:49.23 ID:T+IltEXr0

    両津「最近食品偽装が多いからな、調査に来てみたら案の定だ」
    店長「は、はは、お恥ずかしい」
    両津「フレッシュジュースもただの市販品だな、何が搾りたてだ。
    他にも色々分かってるぞ」
    店長「あの、な、なにとぞ穏便に……」
    両津「まあわしも調査で来ただけだからな、店長が誠意を見せるなら考えなくもない」
    店長「な、なるほど、分かりました」

    両津「それでだな、今日の勘定はタダに…」
    店長「ど、どうぞこれを(万札チラッ)」
    両津「えっ(ドキッ)」




    30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:30:33.18 ID:T+IltEXr0

    檸檬「ずいぶん遅かったのう、何の話をしておったのじゃ?」
    両津「え、ああ、なんでもないなんでもない」
    両津「さあ、次の店行こう」
    檸檬「まだ食べるのか?」




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:31:56.92 ID:T+IltEXr0

    檸檬「ふう、今日もいっぱい食べたのう(ケプ)」
    両津「うーむ檸檬を連れ回して一週間……なんという偽装率の高さだ、
    半分ぐらいの店でやってんじゃねえか」
    両津「なんだかんだで200万ほど稼いでしまった……
    金払い良すぎるぞまったく、あくどく儲けやがって」
    部長「おや、両津じゃないか」
    両津「ふんぎゃあっ!!!!!!!!」




    32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:33:58.04 ID:T+IltEXr0

    部長「なんだ急に大声を出して」
    両津「あ、ああ部長ですか(ぜい、ぜい)
    い、いえ意外なところで会ったもので」
    部長「そこにいるのは擬宝珠くんの妹さんか」
    檸檬「こんにちは(ペコリ)」
    両津「さ、さあ檸檬、わしらはそろそろ帰ろう」
    部長「待て待て、せっかく会ったんだから少しぐらい付き合え」
    両津「い、いえ私(わたくし)はその、もうお腹いっぱいで」
    部長「遠慮なぞするな気持ち悪い、おい、この芝エビの天ぷら一つ、
    あとその子にジュースを」
    店員「はい」




    33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:36:12.26 ID:T+IltEXr0

    店員「お待たせしました」
    部長「ほら両津、エビが好きだったろ。檸檬くんも食べなさい」
    両津「は、はあ、では……」
    檸檬「うむ、これもバナメイエビじゃな」
    部長「ん?」




    35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:37:42.42 ID:T+IltEXr0

    檸檬「しかもこの塩は天然塩と唄ってあったが、普通の化学合成塩じゃな。
    ちょっとミネラルを加えておるだけじゃ」
    両津「あ、れ、檸檬、今はいい」
    檸檬「どうした? 店員さんを呼ばんのか?」
    部長「何の話だ?」
    両津「ぶ、ぶっちょ~~~! 気にしないでください、
    何でもないんですよ~~!!(汗だく」
    檸檬「ふむふむ、このジュースも別に搾りたてではないのう」




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:40:33.75 ID:T+IltEXr0

    部長「……最近、この辺りで食品偽装をネタに飲食店を脅す男がいると聞いていたが、
    まさかお前……」
    両津「いえいえいえいえな~~~んにもやましいことは!!!」
    檸檬「どうした? いつもは偽装が見つかると喜ぶのにのう。
    また大儲けだ、とか言って店長を呼びつけるではないか」
    両津「」
    部長「よく分かった、檸檬くん、ちょっとこの男と話があるから待ってなさい」
    両津「あいてててて、ぶ、部長、耳を引っ張らないでいてててて」




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:41:56.45 ID:T+IltEXr0

    両津「いてててて、部長に思い切りぶん殴られた。
    頭の形が変わるかと思った」
    マトイ「どうしたんだ一体、またなんか悪さしたんだろ」
    ゲパルト「しょうがないやつだねイチローは」




    42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:43:56.55 ID:T+IltEXr0

    両津「しかし檸檬を連れて色んな店を食べ歩いたんだが」
    両津「あまりにも偽装が多すぎるぞ、騙される方も問題だ」
    マトイ「そうかな?」
    両津「だいたいバナメイエビと芝エビなんか食感もまるで違うんだから、
    食べる方も少しは気をつけんと行かん」
    両津「高級店だからって信じきってるから簡単に騙されるんだ」
    ゲパルト「そんな事はないよ」




    45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:45:08.11 ID:T+IltEXr0

    両津「そ、そうか?」
    ゲパルト「お客が味が分からない、食材の見分けがつかない、
    そんなこたア当たり前なんだよ。よくあることさ」
    ゲパルト「だから料理人がいて、専門の卸売りがいるんだろ」
    ゲパルト「プロはね、何より信頼があるからプロと呼ばれるんだ」
    ゲパルト「それが嘘をついちまったら、プロなんか要らないんだよ」
    両津「うーむなるほど……その通りだな」




    46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:46:31.29 ID:T+IltEXr0

    マトイ「まあそんなことより夕飯にするよ、あたしの作ったアワビの海鮮丼だ」
    両津「やった!! アワビ大好き!!」
    マトイ「あはは、でも今日は本物のアワビが店にもないんだよね」
    マトイ「だからエリンギで作ったなんちゃってアワビ丼だ」
    両津「え…エリンギ……う~~む歯ごたえは似てるが……なんかわびしい…」
    檸檬「うむ、代用でもおいしいのう」


    おしまい




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:46:45.85 ID:D7xVvByp0





    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:50:22.07 ID:T+IltEXr0

    読んでくれた皆さんありがとう
    実は小説形式のこち亀SSも書いてますので、興味がある方はそちらもどうぞ

    「両さんvsTASさん」とかで検索すると見つかると思います




    55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:50:32.73 ID:WhNTECZd0





    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:51:07.77 ID:aFeOULcai

    面白かった




    58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:52:22.14 ID:Qg/va7/si

    面白かった

    まさか結婚相手が見つかるとは




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:54:41.31 ID:T+IltEXr0

    余談、ぶっちゃけ本物の赤貝とか甘エビを食べたことある人のほうが少数派だと思います
    別にええんですよね偽物でも、原価相当の値段なら




    60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:55:42.04 ID:AAkAUF/V0

    おもしろくないけど、ほっこりした。
    あ、でも、こち亀ってこういうもんだよなあ。




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/06(水) 23:59:20.74 ID:mTaHbZ920

    良かったわ




    63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:05:21.86 ID:kfIOiVK9O

    おお面白い なんだこれ




    64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:05:41.32 ID:58c4mnVF0

    面白かった




    65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:08:02.68 ID:kfIOiVK9O

    こち亀SSがホモネタじゃないとは
    乙でした




    66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:08:48.19 ID:6Vi4afyG0

    うーむ、面白い!




    67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:10:05.60 ID:hNEmjr8g0

    時事ネタがいいな




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/11/07(木) 00:16:15.17 ID:NAus2rRB0

    おもしろかった




    生まれて初めてナンパした結果わかったことがある
    【画像】世界最強の犬をご覧ください
    有吉弘行の"禁煙の禁断症状"と闘うリアルな日々のつぶやきがツイッターで大反響
    現在のゴマキンゴwwwwwwwwwwwwww
    駅が冠水したンゴwwwwwwwwwwwwww

    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:00:51 ID:e5.0rGaA

    …ビュオォオォオー!…ガタガタガタ…

    気象予報士「本日の未明、本州に上陸した超大型台風は日本列島上空に停滞する梅雨前線とぶつかり、スーパーセルへと変貌しつつあります!…外出は極力控えてくだ…」

    社畜「………さて、行くか」ガチャ…

    BGM 【 ユニコーン】 ガンダムucより



    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:09:51 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「身の程知らずが!…風速135?/時の豪風で跡形もなく消し飛べ!」
    …ビュオォォー!…

    車「うわあぁー!」ゴロゴロ…

    電柱「ぐふ…!」ぽっきり…

    ビル「ぬわーー!」めりめり…どしーん!

    社畜「…ふ」スタスタスタ…

    超大型台風「…!…なぜだ!なぜ貴様は耐えられる!?」

    社畜「向かい風には馴れているんでな」ゴゴゴ…

    超大型台風「…ならば!」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:19:04 ID:e5.0rGaA

    …ゴロゴロゴロ…バチ!バチバチ!…

    超大型台風「この数億ボルトの雷の嵐で塵となるがいい!」

    ―カッ!―

    …ピシャーン!…ズドドドド!…

    街路樹「やあぁん」ばっさり…

    新幹線「我が安全神話が…このような形で終焉を迎えるとは……無念!」ちゅどーん!

    社畜「…」スタスタ…

    超大型台風「…!…あの神雷を受けて…無傷だと!?」

    社畜「あの程度…部長の雷に比べればどうということはない!」

    超大型台風「…ふ…ふふ…」

    超大型台風「…後悔するなよ…お前は俺を……」

    超大型台風「お こ ら せ た !」



    ┠゛┠゛┠゛┠゛┠゛┠゛





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:28:28 ID:e5.0rGaA

    …どばあぁぁぁぁ!…

    アナウンス「只今、堤防が決壊しました!市街地にお住まいの方は慌てず急いで最寄りの避難場所まで避難して下さい!…繰り返します!」

    超大型台風「ふはははは!」

    鉄橋「やだ…私……流されてる///」きゅん…

    東○ビッグサイト「俺、終了…ワロタwww…ワロタwww……」ごごご…

    社畜「ぐ…うぅ……!…」

    超大型台風「がはははは!貴様もこれまでのようだな!このまますべてを飲み込む濁流に飲まれるがいい!」

    社畜「……あ、あぁ…あ……」ガクガク…





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:35:07 ID:e5.0rGaA

    社畜「ぐっ…………うぅ……!」ビクンビクン

    …ドドドドドド…

    超大型台風「くやしいのぅwwwwくやしいのぅwwww」

    …ズドドドドドド!…

    社畜「がっは……」どさっ…

    超大型台風「見たか!我が力!…悪いことは言わん!今日は休め…誰も貴様を責めたりはせんわ!」ククク…

    社畜(部長………すみません…………)





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:38:58 ID:e5.0rGaA

    …Prrrr…Prrrr…

    携帯電話『只今電話に出ることが出来ません…御用の方はピー、という発信音の後にご用件をお伝え下さい』

    …ピー…

    ???『聞こえるか?社畜…今日は……』





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:40:28 ID:e5.0rGaA

    ―――――…




    …残業代がでるぞ…




    ―――――…





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:41:30 ID:9nxLGf.o

    !?





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:49:02 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「またつまらぬ新雪をしてしまったわ…ふはははは!」

    社畜「…」むく……ゆらり……

    超大型台風「む?まだやる気か?…だがそんなボロボロの体で何ができ…」

    社畜「モードN・T・D(Nekketu・ Tuukin・Denkou-sekka)…起動!」ヴン!

    超大型台風「…!?」


    【トランザムライザー!】ガンダムOOより
    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 21:58:18 ID:e5.0rGaA

    …ドバアァアァアァ!…

    社畜「うおぉおぉ!」ダダダダ!

    超大型台風「なにィ!?」ビクッ!

    ワゴン車「ちょっと通りますよー」どんぶらこ…

    社畜「ネイムカード(名刺)シュート!」シュッ!

    ワゴン車「俺…あんたのそんなとこ……嫌いじゃないよ……」ずばっ…

    ビル「ふ…流れに流されるこのみっともない姿……笑えよ?」どんぶらこっこ…

    社畜「ネクタイ…パージ!」するりんこ…

    超大型台風「…?…何をするつもりだ!?」

    社畜「タイブレード…レイズアップ!」ヴゥン!…バチバチ…

    社畜「とあぁあぁー!」

    …ガトキイィン!…

    ビル「………あぁ…これで……やっと………」すっぱりんこ





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:02:47 ID:e5.0rGaA

    超大型台風「ば、馬鹿なあぁー!?」

    超大型台風「なんなんだ…なんなんだ!お前は!?」

    社畜「俺は……」

    社畜「……リーマン(企業戦士)だ!」ドンッ!





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:08:00 ID:e5.0rGaA

    社畜「俺は…会社を抱ける!愛しているんだ!」ドドン!

    超大型台風「………ふ………ふふ……認めよう…俺の敗けだ……」



    ―――――…

    社畜「……着いた」

    会社「まってたわよ」うふふ…

    自動ドア「入ってきて…ほぉらぁ…はやくうぅ///」くぱぁ…





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:17:00 ID:e5.0rGaA

    社畜「…おはようございます」

    部長「おぅ」

    社畜「…」スタスタ…

    部長「ちょっと待て」

    社畜「…?…なんでしょう?」

    部長「お前…今日から主任な」

    社畜「…!…俺が……主任…!」

    平社員「おめでとう」

    係長「おめでとう」

    OL「おめでとう」

    同僚「チッ…」

    先輩「おめでとう」

    社長「おめでとう」

    社畜「ありがとう……ごさまいます」ブワッ…


    ―完!―





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:25:30 ID:M2QQzQBs

    このガンダム推しは何なんだよww





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:28:30 ID:e5.0rGaA

    …次回予告!…

    ゴゴゴゴ!

    …迫りくる超弩級の天変地異!…

    超大型地震「ブルアァアァ!」

    …寸断される交通網!…

    道路「いやぁあぁー!」めりめり…

    …名物ランドマーク、無慈悲な崩壊…

    東○スカイツリー「たわばっ!」へにょり…

    …【悲報】富士山、大噴火…

    超大型地震「…ところでぇ、貴様ァ…おじさんのこれ見てぇどぉおもっちゃうのォよォ?」

    富士山「すごく……おっきいれす……///」ドッピォ…

    超大型地震「ふぅははは!見たか?こォれがおじさんのォ…実力っでやつよォ…」ゴゴゴゴ…

    …驚異の破壊力に、人々はもはやひれ伏すしかないのか?…





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/17(木) 22:45:19 ID:e5.0rGaA

    …だが…

    …彼は諦めなかった…

    社畜(主任)「これが社畜のやり方だッ!」ドンッ!


    【出勤開始!】ガンダムSEEDアストレイより
    25:以下、名無しが深夜にお送りします:<2013/10/17(木) 23:01:35 ID:eFPGTMMo

    社畜かっこよすぎワロタ






    カテゴリー「擬人化・人外・動物」のSS一覧
    管理人のオススメSS

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:40:11.87 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「よう、授業中悪いね!お前らは今から全員人質になってもらおうか」

    先生「な、なんだね!?君たちは!!?」

    テロリストB「黙って命令にしたがえ命はないぞ?」

    生徒たち「ざわざわ・・・」

    俺(テロリストは全員で10人・・・しかも全員銃を持ってるぞ・・・)

    俺(とりあえず>>5をしてみるか・・・)





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:40:53.03 ID:94jpp0UH0

    マカンコウサッポウ!





    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:11.07 ID:1CiVhaER0

    寝返り





    4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:21.41 ID:qOUJdy9Q0

    トランザム





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:41:28.08 ID:hSFdkIm/0

    仮面ライダーに変身





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:42:27.89 ID:DZLzxCM80

    まさかの特撮モノ





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:43:12.87 ID:6nz9kCLc0

    こいつらショッカーか





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:44:00.85 ID:IQFLIj1Ui

    イーッ




    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:04.43 ID:QHBBQ2XK0

    俺「待て!!!!」

    テロリスト達「な、なんだ!?」

    俺「らいだああああああ!変身!!!!」

    パカンッ

    俺「」

    テロリストA「動くなと言ったろ?ワザとはずしたんだ二度目は無いぞ」

    俺(俺は仮面ライダーではなかったから変身できないんだ・・・もうおかしなマネはやめよう)

    俺(怖いテロリスト怖いよ・・・>>18をして落ち着こう・・・)





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:41.36 ID:xd6xW3wW0

    カンニング





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:46.81 ID:6XJog28c0

    オナニー





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:48.65 ID:BgN2WSP20

    オナニー





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:46:54.03 ID:ZCS+5+yY0

    オナニー





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:47:18.04 ID:/4dMYo+H0

    オナニー





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:47:25.40 ID:ZCS+5+yY0

    連続オナニーて・・・





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:49:16.50 ID:erlrUQeY0

    オwwwナwwwニーwwwwwwwwww





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:50:23.38 ID:9lj0IQDK0

    今日もVIPは平常運転





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:52:01.19 ID:QHBBQ2XK0

    俺(そうだオナニーして落ち着こう・・・昨日のおかずを思い出して・・・)

    シコシコッ

    女子生徒たち「きゃあああああああああああかあ」

    テロリストC「うわ、こいつなにしてんだ!!!」

    パンパンパンッ

    女子生徒たち「ぎゃああああああああ」

    テロリストA「うるせえんだよ、てめえ、面白い奴だな殺すのは後にしてやるよ」

    俺(俺のせいで声をあげた女子達が射殺されてしまった)

    俺(次はどうするか・・・試しにテロリストBに話しかけてみるか・・・話題は>>34だ)





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:31.11 ID:DZLzxCM80

    オナテク





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:31.17 ID:/4dMYo+H0

    アニメ





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:54:33.86 ID:9lj0IQDK0

    広島電鉄





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:55:29.16 ID:erlrUQeY0

    ひwwwろwwwでwwwんwwwwwwwwww





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:56:30.66 ID:9Rx2G2ex0

    広島県民だけど正直ワロタ





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 20:59:51.60 ID:Tii5G+720

    >>1多分困ってるな





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:02:18.16 ID:QHBBQ2XK0

    俺「おいそこのやつ」

    テロリストB「あ?なんだよ」

    俺「広島電鉄って知ってるか?」

    テロリストB「知らねぞ、なんだそりゃ?」

    俺「俺も知らない」

    テロリストB「は?ふざけてんのかよ!!?」

    俺「ご、ごめんなさい」

    テロリストE「広島電鉄株式会社(ひろしまでんてつ、英: Hiroshima Electric Railway Co., Ltd.)は、広島県を主たる事業対象地域としている鉄道・軌道事業、バス事業、不動産事業を行う会社[1]。略称は広電(ひろでん)。」

    テロリストB「なんだE詳しいな」

    俺「へえー」

    俺(俺は数十分間Eが語る広島電鉄についての話をBと聞いた、すこしためになった)

    俺(こんなことをしてる場合ではない俺の好きな女の子が気になるな・・・)

    好きな女の子(ビクビク・・・)

    俺(どうやら怯えてるな、>>54をして励ましてあげよう)





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:27.08 ID:erlrUQeY0

    オナニー





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:28.68 ID:P+krEJPJI

    スマブラ





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:03:30.81 ID:r37yyxKd0

    セックス





    80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:13:55.57 ID:QHBBQ2XK0

    俺「好きな女の子ちゃん・・・」

    好きな女の子「な、なに俺くん・・・?」

    俺「セックスしてあげよう」

    好きな女の子「え」
    ガバッ!!

    俺「好きな女の子ちゃん!!ひとつになろう!!!!」

    好きな女の子「やだ・・・!やだよ俺くん・・・!」

    俺「おいおい、大声出すと他の女の子みたいに撃ち殺されちまうぜ?」

    好きな女の子「そ・・・んな・・・」

    ドガッ!!!
    俺「うがあああああああ!!」

    テロリストD「やめな、このくずやろうめ」

    俺(思いっきりなぐられた、痛い痛い)

    テロリストF「こいつは女子とは離しておこう」

    俺はひとり教室の隅に立たされた

    俺(くそ・・・もうすこしだったのに・・・そうだ武器が欲しいな、たしかロッカーに>>85があったな・・・)





    82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:14:54.30 ID:puSO8Vsv0

    デリンジャー





    83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:14:59.27 ID:tETEC7ww0

    ゴジラ





    84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:04.35 ID:9lj0IQDK0

    バールのようなもの





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:05.20 ID:5/cBLxhK0

    ブルドーザー





    93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:41.01 ID:mUfO2F/k0

    >>85
    ワロタwwwwwwwwwww





    96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:16:16.25 ID:Hxs17VxU0

    >>85
    ロッカーでかすぎわろたwww





    92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:15:35.81 ID:I0kgTpT50

    格納庫の間違いじゃねえのかwwww





    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:14.07 ID:QHBBQ2XK0

    俺(たしかブルドーザーがあったはずだ・・・しかしこのままロッカーからブルドーザーを出そうとしたら見つかって殺される・・・)

    たかし(大丈夫か俺)

    俺(ああ・・・)

    たかしは俺の大親友、だからアイコンタクトでお互いなにが言いたいのか解るのだ

    俺(そうだ、たかしにテロリストの気を引いて貰おう・・・たかし!>>102をしろ!!!)





    101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:28.75 ID:Gaq28UO10

    敵味方構わず無双する未来しか見えない





    102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:19:38.83 ID:9lj0IQDK0

    京福の説明





    107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:20:57.08 ID:erlrUQeY0

    まーた鉄道かよw





    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:30:08.15 ID:wGYawJ0ci

    >>1を困らすなwwww





    117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:30:40.34 ID:QHBBQ2XK0

    たかし「テロリストの奴ら話がある!」

    テロリストA「なんだ?」

    たかし「京福電鉄の話だ」

    テロリストA「なんだそりゃ?」

    たかし「京福電気鉄道株式会社(けいふくでんきてつどう)は、京都市内で軌道事業(路面電車)とケーブルカー及びロープウェイを運営している会社である。東証二部に上場している。」

    テロリストA「へー」

    俺「へー」

    テロリストE「君とは話があいそうですね」

    テロリストと俺は数十分間京福電鉄についての話を聞いた、ブルドーザーの事はすっかり忘れていた

    テロリストA「で、何が言いたかったの?」

    パンッ

    たかし「あっ・・・」ドサッ

    テロリストA「俺は興味ないんだよ」

    俺(さて、どうしようか・・・そうだたしか携帯があった>>120に電話だ!!!)





    118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:11.09 ID:9lj0IQDK0

    警察





    119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:15.74 ID:WUrTCzt40

    楽しんご





    120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:31:20.34 ID:XX2/kyQ10

    いいとも





    129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:34:12.39 ID:5RZlp/wO0

    たかしwwwww





    130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:34:19.41 ID:85McdWeq0

    なんでだよwww





    137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:39:17.17 ID:QHBBQ2XK0

    ぷるるる

    タモリ「あれ?なんかかかってきたぞぉ」

    客「ざわざわ」

    ガチャッ

    タモリ「はい、タモリですが」

    俺「あ、あどうもはじめまして、お、俺と言います!」

    タモリ「はぁ、いま収録中なんですよ、なんの用事ですか?」

    俺「実は今教室をテロリストに乗っ取られていまして」

    タモリ「そりゃあ大変だねえ、まあいいや明日きてくれるかな?」

    俺「いいとも!」

    パンッ!パリーンッ!

    テロリストA「よくねえよ」

    携帯を壊された





    138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:00.69 ID:dXxB1j640

    わろた





    140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:15.16 ID:tETEC7ww0

    いいとも!じゃねぇよwwww





    141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:16.30 ID:5RZlp/wO0

    テロリストノリがいいwww





    142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:17.29 ID:FIG+e54t0

    もう殺されろよwwwwwwwwwwwwww





    143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:40:48.75 ID:9btzn/eY0

    ショッキングな電話だな





    144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:41:17.63 ID:9lj0IQDK0

    >>143誰がうまいこといえと





    148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:07.70 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「こいつもう隣の部屋で見張ってろ」

    俺はテロリストH.I.Jと一緒に隣の教室に連れていかれた

    テロリストH「おとなしくしとけよ、お前はAの言いつけで殺さないが、下手な事すりゃ痛い目にみるぜ?」

    俺(テロリストIとJはトイレに行った、いま目の前にいるのはHだけ・・・やるしかない、先手必勝>>150をお見舞いしてやる!)





    149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:42.41 ID:5RZlp/wO0

    せいし





    150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:45:42.93 ID:9lj0IQDK0







    155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:50:10.81 ID:QHBBQ2XK0

    俺「くらえ!!」

    俺はおもいっきり氷を投げつけた

    テロリストH「うあ、冷え!!!」

    俺「うらあああああああああああ」

    俺は氷でテロリストの頭を殴るっ!!!

    ドシャアアアッ

    血しぶきが舞う

    テロリストH「ぎゃああああああああ」

    俺「とどめの>>161だああああああああ」





    158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:01.38 ID:5+kA+nDb0

    セックス





    159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:03.72 ID:wl+5nbwZ0

    去勢





    160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:05.82 ID:puSO8Vsv0

    ディープキス





    161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:51:09.22 ID:kZ34vI2F0

    アナル開発





    167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:52:48.41 ID:MQdk1nJsI

    >>161 ちょwwwww





    168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 21:54:35.39 ID:gGKvmxd3O

    >>161
    らめぇぇぇぇぇぇぇえええ





    179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:00:06.49 ID:QHBBQ2XK0

    俺は倒れているHのズボンとパンツを速やかにおろす・・・ッ!!

    テロリストH「な、なにをするきだぁ!?」

    俺「フッ・・・お前を壊すのさ・・・!!!」

    俺は俺自身の硬く!太い!尖った氷!をテロリストのケツのあなにぶち込んだ!!

    テロリストH「ふが!?」

    テロリストHの口を塞ぎ声をださせないようにする、奴は狂ったように暴れるが俺は容赦無く腰を動かす!!

    数分後奴は壊れた

    俺(さて、こいつから銃を奪うか・・・そろそろ他のテロリストが戻ってくる・・・こいつ変装をするか・・・倒れているテロリストHはどうするか・・・>>185)





    182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:00:56.15 ID:4xMFBKoC0

    死姦





    183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:10.89 ID:aQo1OA/F0

    kskst





    184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:15.64 ID:k1DCEoXM0

    ポイ捨て





    185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:01:18.14 ID:XoZq8Hw30

    追撃のアナル





    192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:03:17.17 ID:kgiAXgix0

    もうやめて!
    Hのライフはゼロよ!





    193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:06:24.32 ID:QHBBQ2XK0

    俺(とりあえずロッカーにでも隠しておこう・・・だがその前に・・・)

    ズボッズボッ!!

    俺「うんぁ・・・うぉぉ・・・」ビュルビュル

    テロリストH「・・・」ビクンビクン

    俺(さて、気は済んだしロッカーに入れよう)

    ガシャンッ

    テロリストI「もどったぞ、あれ?あのガキはどこいった?H?」

    俺「えーっと・・・>>200」





    195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:07:26.19 ID:wl+5nbwZ0

    ロッカーに隠れてるみたいで…





    196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:07:41.55 ID:o+5XKPa40

    ロッカーの中さ!





    197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:14.40 ID:dXxB1j640

    アナルの中さ!





    199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:23.28 ID:WUrTCzt40

    ママに連れてかれたよ





    200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:08:25.75 ID:kZ34vI2F0

    俺が美味しく頂きました





    211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:11:40.30 ID:p7fbyXeq0

    どっちの意味の美味しく・・・





    213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:14:23.86 ID:QHBBQ2XK0

    俺「俺が美味しくいただいちゃったんだ?」

    テロリストI「は?どういうことだ?」

    俺「だからいただいたの」

    テロリストI「おい、もしヘマをして逃がしたならAがただじゃおかないぞ、とりあえずAに報告しに行くぞH」

    テロリストJ「Hくん・・・?どうしちゃったの?いつもならそんなヘマしないでしょ?」

    俺「美味しかった」

    テロリストI「だめだな、こいつあのガキに影響されたか」

    テロリストJ(どうしようこのままじゃH君が殺されちゃう・・・)





    219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:21:35.69 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストI「A、どうやらHがあのガキを逃がしたみたいなんだ」

    テロリストA「なんだと・・・?本当かH?」

    俺「美味しかったよ」

    テロリストA「はは、覚悟しろよ?」カチャッ

    テロリストJ「待ってください!Hもワザとやったわけでは無いんです!私たちがトイレに言ってたから!」

    テロリストA「だが逃がしたのは事実だろ?」

    テロリストJ「そ、それは・・・」

    テロリストA「わかったこうしよう!」パンパンッ

    テロリストJ「そ、そんな・・・H君・・・す・・・」ドサリッ

    Jは殺された

    俺(なんだ、なんか知らないがテロリストが減ったぞ)





    222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:23:36.57 ID:si+hUYC30

    このまま内部崩壊まで持ってくか





    223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:23:43.48 ID:5RZlp/wO0

    パンパンッ(意味深)





    225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:28:00.52 ID:QHBBQ2XK0

    テロリストA「前からテロリストには女はいらないと思っていたんだ」

    パンッパンッ

    テロリストI「あがぁ・・・」

    テロリストA「こんなガキの変装も見破れない無能のIも死ねよ」

    ばれていたようだ

    テロリストA「さーて、もうお前には十分楽しませてもらった、死んでもらおう」カチャッ

    俺「くっ・・・敵は7人・・・こっちにも銃はあるが不利だ・・・しかしやるしかない・・・>>228するぞ!」





    226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:28:45.28 ID:z4MLlYAQ0

    ダイナマイトで自爆





    227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:29:10.21 ID:6aOMIte30

    開発





    228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:29:16.01 ID:ltX83sdR0

    南斗獄屠拳





    234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:39:12.27 ID:QHBBQ2XK0

    俺「南斗獄屠拳!!!」

    俺はがむしゃらに飛び蹴りでテロリスト達に突っ込んだ

    ババババババババババッ

    生徒たち「ぎゃああああああああああああああ」

    テロリスト達「うおああああああああああああああ」

    わりとうまくいった、生徒たちとテロリスト達の四肢が吹っ飛んだ、この中に好きな女の子ちゃん居たことをすっかり忘れていた

    テロリストA「くそっ!なんてやつだ!」

    テロリストB「ちくしょう!!?なんてことを!人質みんな殺しやがった!こっちも4人やられたぞ!」

    俺「俺はこんなにつよかったのか・・・ふふふ!はっはっはっ!」

    テロリストD「なにがおかしい!!?クソ野郎め!!!」

    俺「俺はつよい!!!!なんでもできるぞ!!!まずはBに>>241してやる」





    239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:40:43.79 ID:kwTovEyR0

    すごく強いパンチを





    240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:40:57.26 ID:kZ34vI2F0

    ジャンピング土下座





    241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:41:04.20 ID:UfftbHB/0

    マッサージと見せかけてまん地固め





    244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:46:40.40 ID:QHBBQ2XK0

    俺「マッサージしてやるよ」

    テロリストB「は!?誰がさせるかよ!!!」

    バンバンッ

    テロリストB「ひぎゃあああああああああ足が亜ああああああ」

    俺「言うこと聞けよ」ガシッ

    テロリストB「な、なにするきだああああああ」

    卍    が    た    め    だっ!!!

    ギリギリギリ

    テロリストB「うああああああああああああああ」ビュルビュル

    数分後大量出血でBは死んだ

    俺「あれ?Dは逃げたか?まあいい、残るは貴様だけだなA」

    テロリストA「ふっふっふっ・・・おもしれえやってやる!!」

    俺「くらえ・・・>>250だ!!!」





    249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:48:23.30 ID:Q/EqHAD80

    テクノブレイク





    250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:48:33.95 ID:cqtbM/cJ0

    謝罪





    253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:49:02.72 ID:8iHfO2KQ0

    これはwwww





    257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:54:02.94 ID:QHBBQ2XK0

    俺「悪かった」

    テロリストA「な・・・なんだと・・・?」

    俺「俺が悪かったよ、ごめん」

    テロリストA「・・・な、なぜあやまる!!今からだろ!!今からが楽しいんだろ!?あやまったら全部終わっちまうんだぞ!!」

    俺「俺はたくさんお前の仲間たちを殺した、それは悪いことなんだ・・・」

    テロリストA「そんな事は知ってる・・・」

    俺「だから俺のクラスメイトを殺したお前も俺に謝らなくちゃいけないんだ」

    テロリストA「・・・」





    258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:55:35.10 ID:n2G/Ykfv0

    女の子襲おうとしたのは悪くないのかよwwwww





    264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 22:59:19.88 ID:QHBBQ2XK0

    俺「どうだ?」

    テロリストA「はは、そうだな・・・・・・ごめん、ごめんなさいだ!!」

    俺「なんだ、テロリストだって謝れるんだな」

    テロリストA「まったく恥ずかしいぜ、このクラスを乗っ取ってアレコレしてやろうとしたのにこのざまだ」

    俺「死んだ部下にもあやまっておけよ」

    テロリストA「お前も巻き込んで殺したクラスメイトにあまれよ」

    俺「そうだな」

    ごめんなさい、俺たちは死んだ友達にも謝罪をした





    265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:05:42.13 ID:wl+5nbwZ0

    感動した





    267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:06:17.51 ID:CD4oLVyn0

    全俺が泣いた





    269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:07:27.30 ID:QHBBQ2XK0

    窓から見える景色は綺麗な青空だ、まるで俺たちの心を写したように

    テロリストA「でも俺って本当にひどいことしちまったんだよなぁ、死んだやつらには許してもらえないからな、ちょっと胸が痛むよ」

    俺「・・・俺が許すよ」

    テロリストA「・・・なんだと?」

    俺「人は許しあうことで強くなり、成長できるのさ・・・だから俺はお前を許す」

    テロリストA「なるほどな・・・なら俺もお前を許すよ・・・」

    こうして俺たちは死んだみんなに見守られながらお互いを許しあい、罪から解放されたのだった・・・



    テロリストD「お前らなんかしんでしまええええええええ!!!!」ギャルルルルルッ

    バキバキバキバキバキバキバキバキッ!グシャベシャベシャ!!!

    俺たちはブルドーザーに轢かれて死んだ

    おわり





    273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:04.75 ID:qo6axq6e0

    ちょwwwwwwwwwwwwwww





    275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:30.38 ID:aaBwZh5hi

    いや、よくやったよ

    俺は評価する





    276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:09:42.86 ID:KW8BkBNki

    最後台無しじゃねーかwwww





    278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:13:52.97 ID:I64rL9LS0

    笑い過ぎて泣いたよ





    280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:14:54.85 ID:HIKRYV4J0

    ブルドーザーで締めたのは評価する





    284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:18:57.19 ID:7XP1xUPm0

    中々の良スレだった。
    一乙!





    287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:24:32.28 ID:JTSQMZEO0

    伏線回収していきやがった





    288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:25:25.71 ID:6nz9kCLc0

    ブルドーザーは伏線だったのか…





    293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/16(水) 23:37:19.14 ID:lJJnVbiNI

    ちゃんとブルドーザーを忘れずに使ったとは・・・やりおる







    1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:41:07.61 ID:YwIpiJJw0

    男「一目惚れなんだ!」

    後輩「見た目しか見てないんですよね? なおさら嫌です」

    男「と、友達からで」

    後輩「妥協する程度の想いだったんですね。なら告白しなきゃいいのに」

    男「やっぱり付き合」

    後輩「やっぱり? 私の意見に左右されるほど、先輩の意志は弱いんですか」

    男「……出直してくる」

    後輩「女々しくて、キモいのでやめてください」



    2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:44:44.56 ID:YwIpiJJw0

    男「おっす」

    後輩「待ち伏せですか。恋心をこじらせましたか」

    男「だって、後輩は校内じゃ話しかけても、無視するじゃないか」

    後輩「一つ上の知り合いでもない異性が話しかけてきたら、普通は無視をしますよね?」

    男「そ、それはそうだが……」

    後輩「待ち伏せ」

    男「え」

    後輩「キモいのでやめてください」





    3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:45:17.04 ID:YwIpiJJw0

    男「やあやあ」

    後輩「待ち伏せはやめろ、と言ったはずなんですが」

    男「事前に言っておいただろ」

    後輩「教室の前で叫んでた人がいましたね。そうえば、先輩によく似ていた気がします」

    男「よく見てるじゃないか」

    後輩「異常者がいたら、視線を向けるのが健常者ですよ」

    男「酷い言いぐさだ……」

    後輩「あれ、やめてくださいね。キモい上に迷惑ですから」





    4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:45:53.38 ID:YwIpiJJw0

    男「付き合ってくれ!」

    後輩「なぜですか」

    男「お、聞いてくれるのか。後輩と三度話して分かったが、君の性格は君の見た目の可愛さを、ふいにするほどのものではないと判断して」

    後輩「いえ、するな、と言った告白をまたしてきた理由のことです」

    男「意外と話してくれるから、イケるかなって」

    後輩「都合の良い解釈はやめてくれませんか。自意識過剰でキモいです」

    男「……出直すよ」

    後輩「いい加減にしてほしいです」





    5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:46:25.27 ID:YwIpiJJw0

    男「今日は理由を聞きにきた」

    後輩「なんのですか」

    男「俺の告白を受けてくれない理由だ」

    後輩「キモいから」

    男「さ、最初は嫌なだけだったはずだ! 嫌だった理由を教えてくれ」

    後輩「……私、頭が悪い人は嫌いなんですよ」

    男「え」

    後輩「うちの学校、学年ごとに順位が張り出されますよね?」

    男「お、おう。五十位以上だけだけど」

    後輩「それに先輩の名前が載ってるの、見たことないです」

    男「……で、出直してくる」

    後輩「出直せますかね」





    6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:46:53.79 ID:YwIpiJJw0

    男「友、勉強を教えてくれ」

    友「えぇ、どんな風の吹き回しだよ」

    男「後輩と付き合うためなんだよ。力を貸してくれよ!」

    友「後輩……ああ、あの性格が悪いので有名な」

    男「馬鹿! 可愛くて有名なんだ」

    友「変なのに入れ込んだなぁ」

    男「見た目が良い女の子に魅かれるのは、当然だ」

    友「限度があると思うけどな」





    7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:47:26.18 ID:YwIpiJJw0

    「やあ」

    後輩「またき――ん」

    友「後輩さんだよね。初めまして、僕は」

    後輩「初めまして。では、急ぎますので」

    友「え、え、ちょっと……行っちゃった。男、よく話しかけれてるなぁ」





    8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:47:56.06 ID:YwIpiJJw0

    友「昨日、後輩さんと会ったんだけど」

    男「てめえ、俺の恋路を邪魔するつもりか!」

    友「いやいや、ありゃ邪魔できないよ。話しかけても、会話をしてくれないんだもの」

    男「そうか、それはよかった……。友、もう後輩に話しかけるなよな。お前は頭がいいから、なんかの間違いでカップルになるかもしれん」

    友「僕は付き合う人を、顔だけで選んだりしないよ」

    男「理解できない考えだな」

    友「お互い様だよ」





    9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:48:33.57 ID:YwIpiJJw0

    男「次のテスト、楽しみにしていると良い!」

    後輩「……久々に現れたかと思ったら、なんですか急に」

    男「ともかくだ、次のテストが終われば、俺は後輩にまた告白しにくるからな!」

    後輩「やめてください。迷惑です」

    男「するって言ってるだろ!」

    後輩「だから、やめてと言ってます」





    10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:49:05.28 ID:YwIpiJJw0

    男「な、なぜだ……」

    友「総合六十二位。まあ、突然の勉強じゃ、こんなもんだよね」

    男「おい、てめえ、上がったけどこれじゃダメなんだよ!」

    友「僕に言われてもなぁ。実際に上がってるわけだし、文句を言われても」

    男「あ、うん、すまん。ありがとな」

    友「いいよ、いいよ。僕も若干上がったし」

    男「ちなみに、何位だ?」

    友「三十二位」

    男「[ピーーー]」

    友「理不尽だなぁ」


    後輩「……今日も、こない」

    後輩「諦めたのかな。……当然か。いつもそうだったし」

    後輩「帰ろ」





    11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:49:46.40 ID:YwIpiJJw0

    男「おい、おい、これで合ってるか」

    友「合ってるよ。というか、もう一人でやってなよ。僕は疲れたよ」

    男「冷たいことを言うなよ。温かいものを奢ってやるから」

    友「もう夏前だよ。ほしいわけないだろ」





    12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:50:21.45 ID:YwIpiJJw0

     
    後輩「……なんですか。道を塞がないでください」

    男「期末の結果、見てくれただろ!」

    後輩「あー、そうですね。見ましたよ」

    男「四十二位だ。どうだ、文句はないだろ。馬鹿じゃないだろ!?」

    後輩「そうですね。見直しましたよ、先輩」

    男「なら」

    後輩「でも、私は普段、二十位前後の成績なんですよ」

    男「え」

    後輩「あと、頭が良いだけで、貧相な体つきの人も嫌なんですよね」

    男「は」

    後輩「私に執着し過ぎるの、キモいですよ。それでは」





    13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:50:56.51 ID:YwIpiJJw0

    友「まだ諦めてないの」

    男「もちろんだ。俺には後輩以外にはいない!」

    友「よくやるもんだよ」

    男「あと、今日からトレーニングも始めるから、お前と遊ぶ時間もなくなるから」

    友「……ふーん」

    男「俺はやるぜ、友!」

    友「もうやり切ってるきもするけどね」





    14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:51:29.72 ID:YwIpiJJw0

    友「後輩さん」

    後輩「はい? どこかでお会いしましたか」

    友「男の友達だよ。ちょっと聞きたいんだけど」

    後輩「……なんですか」

    友「ちょっと、やり過ぎじゃないかな。男の気持ちは真剣だって、分かってるはずだよね?」

    後輩「なんのことですか」

    友「君みたいに可愛い子は、たぶん異性の嫌な部分ばかりを見てきたはずだ」

    後輩「……だから?」

    友「男はそうじゃないよ。長い付き合いだから、僕だって知ってる」

    後輩「そうですか。情報提供、ありがとうございます。それでは」

    友「……なんだかなぁ」





    15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:51:58.50 ID:YwIpiJJw0

    男「走る、俺は今日、風になる!」

    男「……知り合いに見つかると、なんか恥ずかしいな」

    男「よし、帽子とサングラスをつけていこう。これで誰にも俺だと分からないはずだ!」

    男「行くぜ!」

    タッタッタッタッタ




    後輩「ん、あれは……」





    16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:52:31.15 ID:YwIpiJJw0

    友「なあ、夏休みの話なんだけど」

    男「悪いが、予定は埋まってる」

    友「なんとなく分かるけど、言ってみてくれない?」

    男「トレーニングと勉強だ! 筋肉をつけ、後輩の順位を抜く!」

    友「……まあ、いいけど。時々構ってくれよな」



    後輩「夏休み、か」

    後輩「……べつに、会うような関係じゃないし」

    後輩「いつも通り、いつも通り」





    17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:53:02.94 ID:YwIpiJJw0

    男「時はきた!」

    友「男、なんかガッチリしたね」

    男「自重、有酸素、プロテイン……やれることは全てやった」

    友「結局、夏休みは一度も遊ばなかったな」

    男「それはすまないと思ってる。また遊ぼうぜ!」

    友「確かにいつでも遊べるけどよぉ」

    男「ともかく、肉体改造と勉強はやり果たした……」

    男「この夏休み明けテストが勝負のときだ!」

    友「男、別人みたいだなぁ」





    18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:53:50.58 ID:YwIpiJJw0

    後輩「――先輩、ですか」

    男「ああ、久しぶりだな。テストの結果、知ってるよな」

    後輩「ええ、一応。一桁順位とは、驚きましたよ」

    男「そして……この体を見よ!」バサッ

    後輩「え、わ、わ、なにを急に!?」

    男「この体を貧相とは言わせないぜ! 腹筋割れてるぞ、バッキバキだぞ!」

    後輩「分かりました。分かったので服を着てください!」

    男「ちぇ、なんだよ」モゾモゾ

    後輩「……正直、感心しました。ここまでしてくる人は、初めてでしたから」

    男「ん、なんの話? それより告白したいんだけど」

    後輩「そりよりって……まあ、したければすれば良いんじゃないですか」

    男「よしきた! 後輩、俺と付き合ってくれ!」

    後輩「嫌です」

    男「え」





    19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:54:23.09 ID:YwIpiJJw0

    友「男が三年生になったら、か」

    男「とうとう時間だけだ。いやぁ、ここまで長かった!」

    友「時間だけって、明らかにはぐらかされるじゃない」

    男「なにを言ってる。後輩みたいな可愛い子が、嘘を吐くわけないだろ」

    友「盲目を過ぎて盲信してるね」

    男「目が良くなきゃ、後輩を見れないからな! ほら、あそこによく見え――」

    友「あれ、後輩さんの隣にいるの、同学年のイケメンだね」

    男「……帰る」

    友「え、久々の遊びなのに?」

    男「察してくれ」

    友「ちょ、ちょっと!?」





    20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:54:49.66 ID:YwIpiJJw0

    男(そうだ、体や頭ならなんとかなる)

    男(けど、顔は無理だ。俺が面食いだから、よくわかる)

    男(そうか……後輩は俺の顔も好みじゃなかったのか)

    男(これはさすがに、諦めるしかないか)

    男「ちきしょう……!」





    21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:55:18.34 ID:YwIpiJJw0

    友「後輩さん」

    後輩「友さん、でしたね。なにか用ですか」

    友「男のことなんだけどさ、本当に三年生になったら、あいつと付き合うの?」

    後輩「……それは」

    友「もしその気がないなら、もう振ってやってほしい」

    後輩「え、そ、そんなことは」

    友「イケメンと君が歩いているのを見てから、男が意気消沈気味なんだよ」

    後輩「イケメン……? 誰ですか、それ」

    友「え」





    22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:55:49.75 ID:YwIpiJJw0

    友「いやぁ、もう三年生だね」

    男「……そうだな」

    友「えっと、後輩さんは?」

    男「……はっはっは、何度も言ってるだろ? 諦めたよ」

    友「嘘吐かないでよ。もう何ヶ月その状態なんだよ」

    男「しつこいぞ。諦めたんだ」

    友「それにしちゃ、体も頭もなまらないね?」

    男「……し、習慣だ」

    友「はぁ」





    23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:56:28.16 ID:YwIpiJJw0

    後輩「友さん」

    友「うわっ! 後輩さん」

    後輩「なんですか、その反応。人を化け物かなにかみたいに」

    友「いや、だって後輩さんに話しけられるとは、ついぞ思わず」

    後輩「私をなんだと思ってるんですか。……先輩のことなんですけど」

    友「男の?」

    後輩「はい。あの、えっと、あの人は……まだ、私を好きですか」

    友「あー……うん、好きだろうね」

    後輩「そ、そうですか。ふぅん」

    友「でも、諦めたって言ってるよ」

    後輩「はぁ!?」





    24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:57:20.65 ID:YwIpiJJw0

    後輩「な、なぜですか。もしかして、私に愛想を」

    友「違う、違う。男はなんか勘違いをしてるっていうか」

    後輩「……もしかして、前の友さんのお話に出た、イケメンとかいう」

    友「まあ、おおむねそんな感じ」

    後輩「そうですか」

    友「ああ、僕は勘違いを解く気はないよ。男を助けることはするけど、後輩さんを助ける気はないし」

    後輩「私を……」

    友「うん。だって、男は告白する気がないみたいだし、僕は君が嫌いだもの」

    後輩「当然、ですね」

    友「親友にあれだけ無茶させればね、そりゃ嫌いだよ。……まあ、後輩さんが何かするなら、邪魔はしないさ」

    後輩「――今、先輩はどこに?」

    友「先に帰るって言ってたから、家に向かってると思うよ。この道をまっすぐだね」

    後輩「ありがとうございます!」

    友「……言わなきゃ良かったかな」





    25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:57:50.29 ID:YwIpiJJw0

    男(告白、か。……やっぱり整形は無理かな)

    男「はぁ」

    後輩「先輩!」

    男「ぎゃ!」

    後輩「なんですか、先輩までそんな反応で」

    男「いやいや、いきなり大声出されたら驚くわ」

    男「……ん、なんで後輩がここに?」

    後輩「私は」

    「告白されにきました」





    26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:58:52.12 ID:YwIpiJJw0

    男「告白、ん、あー、それはな」

    後輩「なんですか、早くしてください。するなと言っても、あれだけしてきたじゃないですか」

    男「悪いけど、俺はイケメンには勝てないよ。体も頭も、努力はするけど顔を変えるのは、な」

    男「情けない話だけど、俺は君のためなら何でもできるわけじゃない」

    男「面食いだからこそ、自分の見た目に、人一倍愛着があるんだ。……別にナルシストじゃないぞ?」

    後輩「さっきから顔顔と、なんの話ですか」

    男「え、でも」





    27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 18:59:28.50 ID:YwIpiJJw0

    後輩「先輩は私の性格や過去など、どうでも良いキモい面食いでしょうけど、私は違うんですよ」

    後輩「私と付き合うために、無茶苦茶を叶えるために努力して、その姿を何度も見せてきて」

    後輩「好きにさせるだけして、勝手に身を引くような人とは、違うんです」

    後輩「好きなんですよ。高飛車で、男性不信で、口の悪い、自分勝手な私に、あそこまで努力できる先輩が」

    後輩「顔なんて関係なく、好きになったんです!」

    後輩「……だから、告白してください。もう、先輩は三年生でしょう」





    28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:00:07.39 ID:YwIpiJJw0

    男「――そうだな。約束だもんな」

    後輩「はい。言ってしまったものは、仕方ないんです」

    男「後輩、一目惚れだ。君の顔が好きだ」

    男「そして、毒舌で尊大で自分勝手なお前が好きだ」

    男「俺と付き合ってくれ!」





    29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:00:49.65 ID:YwIpiJJw0

    「嫌ですけど」

    「――私も先輩が好きです。渋々ですが、お受けします」

                                   



                                    終わり





    30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:02:27.01 ID:YwIpiJJw0

    初めてのオリジナルでした

    読んでくれてあざました。

    蛇足ですが、イケメンは後輩に付きまとっていただけで、後輩はイケメンを気にも留めてません





    31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:04:54.35 ID:Xzs4eMqUo

    おもしろかった 乙





    32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:07:04.77 ID:3i1epGobo

    乙乙
    よかった





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:09:30.74 ID:2o3oko2Eo

    乙です。
    男かっこいいし、友もいい人で、面白かったです。





    34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:16:30.41 ID:X/piM886o

    ちょうどいい長さで面白かった乙





    35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:27:55.55 ID:tC5KkwOB0

    すごい良かった。乙





    36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/10/10(木) 19:31:06.50 ID:NWf5kSRxo

    乙乙

    今度は後輩が絶対にデレないルート読みたいwwwwwwww






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 18:47:57 ID:TSmI6SyU

    サトシ「宣伝臭かった」

    ピカチュウ「うむ」

    サトシ「ミュウツー戦はガッカリした」

    ピカチュウ「リザードンは悪くない」

    サトシ「リザードンは悪くない」



    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 18:56:40 ID:TSmI6SyU

    サトシ「レッドさ、家で階段から落ちたじゃん?」

    ピカチュウ「ああ、転げ落ちてたな」

    サトシ「普通なら大怪我だよな」

    ピカチュウ「普通じゃない人、サトシ」

    サトシ「そーいや俺、大怪我した記憶無い…」

    ピカチュウ「オニスズメに襲われたときも血すら流さなかったもんな」

    サトシ「不思議だね」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:00:52 ID:TSmI6SyU

    サトシ「グリーンがさ、最初の三匹見た時に『俺は大人だからがっつかないのさ』みたいなこと言ってたけどさ」

    ピカチュウ「入り口でレッドと争っていたのはどこのどいつだよ」

    サトシ「おかしな奴だよな」

    ピカチュウ「ああ」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:04:09 ID:TSmI6SyU

    サトシ「レッド最初にヒトカゲ選んだじゃん?」

    ピカチュウ「ああ、選んだな」

    サトシ「タケシとかカスミによく初戦で勝てたな」

    ピカチュウ「主人公補正だろ」

    サトシ「そうか」

    ピカチュウ「そうだ」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:15:35 ID:/QsXP9LU

    タケシ戦はお前が言うな





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:17:07 ID:TSmI6SyU

    サトシ「そういやグリーンのラッタ死んでないのね」

    ピカチュウ「それ赤緑の話。リメイクでは無くなってる」

    サトシ「え、嘘」

    ピカチュウ「本当」

    サトシ「マジか…」

    ピカチュウ「マジだよ」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:21:48 ID:TSmI6SyU

    サトシ「ゴンさんの出番の無さは異常」

    ピカチュウ「強いのにな…」

    サトシ「トレーナーに恵まれなかったんだよ…」

    ピカチュウ「残念だ…」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:26:06 ID:TSmI6SyU

    サトシ「フリーザーさんの扱いの酷さも異常」

    ピカチュウ「あれは…まあ、しょうがないな」

    サトシ「出番のないサンダー達よりはマシか」

    ピカチュウ「うむ」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:31:21 ID:TSmI6SyU

    サトシ「レッドの殿堂入り時の手持ちってさ、きりさく狙いだよな」

    ピカチュウ「初代のあれは強すぎた」

    サトシ「威力は高いし急所に当たるしな」

    ピカチュウ「リザードン、ストライク、ペルシアンとか完全きりさく狙いだろ」





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 19:47:21 ID:TSmI6SyU

    サトシ「ネタも無くなったし、今日はお開きにするか」

    ピカチュウ「そうだな」

    サトシ「今回はメタ要素はなかった…と思う」

    ピカチュウ「前回は酷すぎたな…だが反省はしてない」

    サトシ「俺も反省してない」

    サトシ、ピカチュウ「「第二回雑談会終わる」」



    終わる





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/07(月) 20:43:34 ID:75ec2/yY

    ピカチュウナチュラルに喋んなwww





    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:29:50.05 ID:7G0+SFAx0

    ブス(てめえ三週間前に別れたばっかだろ!?)

    ブス(でけえ声が聞こえてんだよ!)

    ブス(佐藤君にフラれたぁ、ふええんとかあざとく発表してただろ!)

    ブス(まじ尻軽ビッチ死ね糞女!)




    2忍法帖【Lv=22,xxxPT】(1+0:15)2013/10/07(月) 12:30:41.65 ID:vAF/+iJZ0

    なによ!!




    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:30:54.45 ID:5FOwdAa90

    なんなのよ!!!




    55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:48:03.93 ID:zu4gxZak0

    >>2
    >>3




    7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:32:08.02 ID:er7W2UOzi

    このブスはもこっち



    8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:39:50.00 ID:7G0+SFAx0
    ブス(あ~まじこの子かわい~天使だわ~)ショタ画像

    池面「あの」

    ブス(こんな子がお姉ちゃんとか言ってきたら鼻血もんだわ~)

    池面「あの、ブスさん!」

    ブス「は、はぐ!?」キョロキョロ

    ブス「わ、わわ、私、ですか」

    池面「あの・・・俺と付き合ってくれないかな。ブスさんが好きなんだ!」

    ブス(・・・うそ、なにこれ・・・ゆめ?)




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:43:07.38 ID:7G0+SFAx0

    ブス(私以外誰もいない。そっか、放課後か。ぼうっとしてた)

    ブス「うう、う、嘘だ」

    池面「ほんとだよ! ずっと前から・・・好きだったんだ」

    ズキュゥゥゥゥゥゥンッ

    ブス(誰この人、初対面だと思うけど・・・わたしにも・・・とうとう春が・・・っ)

    池面「だから俺と!」

    ブス「お、おなしゃす・・・」

    池面「やったぁ!」

    ブス(私がイケメンと・・・)ドキドキ ドキドキ




    10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:44:51.88 ID:SFOJ069v0

    誰得だよ・・・




    11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:45:18.84 ID:7G0+SFAx0

    その後二人は順調に交際をしたかに見えたが
    一月後、池面にフラれそうになってしまう
    すっかり池面にべた惚れだったブスは泣き喚いてよりぶっさいくになりながら拒否するが
    それに対して池面は「じゃあお願いがあるんだけど」と条件を出した

    放課後の教室で誰もいない二人きり
    池面はブスにオ●ニーを強要したッ!
    池面はブスの痴態をスマフォで録画しながら
    「どう?」「気持ちいい?」などと巧みにブスを興奮させた




    14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:48:16.66 ID:7G0+SFAx0

    元々エロ方面に興味のあったブスは池面の言葉とシチュエーションに激しく蜜を濡らしたッ!
    十分程度の時を経て、ブスは喘ぎ悶えて絶頂に達する
    すると池面は次に学校カバンからバ●ブを取り出し、それを入れてよと求めた

    エロに興味があれどブスは処女ッ!
    ブスは躊躇ったッ!
    しかし言うことを聞かないなら別れると池面は言う
    ならばとブスは股間に人工マラを突き刺したッ!




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:51:13.77 ID:7G0+SFAx0

    初めてのバ●ブ
    ブスは痛みに耐えながらも池面の指示通りに喘ぎ、気持ちいい縁起をした
    そこに現るはクラスの男子数人
    なんとこの光景は最初から見られていたのだったッ!

    「まじありえねえ! ブスキモすぎんだろ!」
    全員が醜悪に笑う
    池面に至っては「ここまでやるとは思わなかった、ドン引きだわー」と言う

    ブスは困惑した
    池面「やりたいやついたら好きにしろよ。もうネタはあるし」ヒラヒラ
    同時に絶望した
    そしてブスは酔狂な猿にレ●プされ、引きこもりになった・・・

    しかしブスの不幸は終わらなかった




    18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:53:43.94 ID:7G0+SFAx0

    引きこもって数ヶ月後
    突然ブスの部屋の扉が強引に開かれた
    そこには顔を真っ赤にした父親がいた

    「なにをしてるんだお前は!」
    ブスは引きこもりのことを指しているのだと思った
    しかし違ったッ!
    「なんだあの動画は!」

    ブスは冷や汗が溢れたことを隠しきれなかった
    血の気が引くというのを味わうのは二度目だった

    「お前は! なにを! してるんだ!」バキィッ

    父親はブスを殴った
    何度も何度も殴った
    殴りすぎてブスの顔が更にブスになるほど殴った
    この時の傷でブスは右目を失明した




    19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:54:36.84 ID:+d+kzkj+0

    ブスをもこっちに変えたら可愛く見えてきた




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:55:38.29 ID:7G0+SFAx0

    父親が憤慨した理由をブスが知るのは数日後だが
    ブスのオ●ニー動画はネット上にばらまかれていたッ!
    父親はそのURLが書かれた手紙を受け取ったとのことだった

    ブスは事情を説明する間もなく殴られたため
    より一層心を閉ざした
    両親ですら頼れなかったブスは
    ネットの世界へ逃げ込むしかなかったッ!

    ここなら・・・私ももてはやされる・・・
    ブスは女神板へと辿りついたッ!




    21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:56:45.29 ID:UbDSOaAH0

    なんだこれwww




    22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:57:39.25 ID:jwARPCiZ0

    わろた




    23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:57:57.46 ID:7G0+SFAx0

    ブスは幸いにもスタイルが壊滅的ではなかった
    胸はCカップでぽっちゃり体型
    寄せてあげればDにもなるッ!

    ブスは女神として降臨しては裸体を写して晒した
    その度に湧き上がる住民達に愛しさすら覚えた

    そうだ、男はえっちなことが好きなんだ

    そしてブスは齢14歳にして、援助●際への道へと走ったッ!!




    24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 12:58:51.05 ID:1pLKsqcF0

    何この嵐の伝説みたいな勢い
    嫌いじゃないわ




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:00:28.17 ID:7G0+SFAx0

    ブスといえど14歳
    金を出してやりたい変態は山のようにいたッ!

    中でもブスは金よりも必要とされることを望んだため
    ホ別の15000と格安料金であった

    ブスは連日連夜出かけて男とセクロスをしたッ!

    キモオタとセクロスッ!
    オッサンとセクロスッ!
    変態とセクロスッ!

    ブスは次第に満たされた自分に気づいた
    しかしブスはもう地獄の蓋を開けていることに気づかなかった・・・




    26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:00:32.23 ID:fnnnTyEP0

    あざとい女の子はかわいい




    28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:03:53.76 ID:7G0+SFAx0

    援助●際を始めて一年が経った
    15歳になったブスはあるオッサンに声をかけられた
    その頃になるとブスは調子に乗って金を得る悦びにも目覚めていた

    最初は15000だったのが今では30000
    それでもJKブランドがブスの効力を無効化するッ!

    しかしあるオッサンは言った
    「撮影してもいい? 倍払うからさ」
    ブスは流石に迷ったッ

    しかし・・・一度はネットに晒された身
    まぁ、いっか

    ブスは援助●際裏ビデオに顔モザなしで出演したのであるッ!!




    29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:04:54.49 ID:SFOJ069v0

    なんかジョジョのナレーションを彷彿させる書き方だな




    30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:08:39.45 ID:7G0+SFAx0

    援助●際裏ビデオをブスは舐めていた
    その影響力は多大で・・・

    父親リストラ
    母親自殺未遂
    結果離婚

    ブスは家を追い出され流浪の身となったのだッ!

    ブスには金があった
    援助●際で稼ぐという手もあったので都会に出て漫画喫茶を根城に生活を始めた

    だが・・・ブスは気づいていた
    次第にセクロスでは満たされなくなりはじめた自分に
    しかし事すでに遅し
    生活するためには金がいる
    金を稼ぐにはセクロスするしかない

    これは現実に存在する家出少女が陥る、悪循環である
    ブスも例外に漏れず・・・




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:09:43.44 ID:er7W2UOzi

    社会問題に触れ出してわろた




    32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:11:31.61 ID:7G0+SFAx0

    ブスはクラブに入り浸るようになった
    援助●際をして金を稼いではクラブに入って時間を潰す

    ブスはもちろんナンパなんてされないッ!
    ブスだからッ!

    しかしクラブに入り浸って一ヶ月が過ぎた頃・・・
    ブスの肩を叩く物が現れた

    てっきりブスは援交の誘いだろうかとオッサンを想像したが
    そこにはクラブでイケイケ系の池面お兄さんがいたッ

    だがブスも学習するもの・・・
    どうせ裏があるんだろうなと期待はしなかった




    34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:14:39.10 ID:7G0+SFAx0

    「最近よく見かけるね」
    「うん」
    「暇してんでしょ?」
    「みりゃわかるでしょ?」
    「じゃあさ、これヤらない?」

    ブスに声をかける者は
    宗教の勧誘ッ!
    発表されないアンケートッ!
    援交誘いのオッサンッ!
    そして薬の売人だったッ!

    それはやばいだろうとここまで堕ちぶれてもなおブスには危機感があった

    「現実なんて全部ぶっ飛ばしてさ、一緒に楽しもうよ」

    ブスにとってこれ以上ない甘言ッ!
    忘れたい現実
    一緒に楽しむ仲間

    ブスは・・・・・・薬に溺れたッ!




    35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:16:39.69 ID:7G0+SFAx0

    薬・・・

    一錠飲めば世界が歪みッ
    二錠飲めば音が唸りッ
    三錠飲めば天国だったッ

    そこにはブスが満たされなかった世界が広がっていた
    ブスを満たすなにもかもが詰まっていた
    決して得られなかった幸福がッ! ブスの手にッ!




    36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:17:36.21 ID:8POHielu0

    良かった良かった




    38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:18:58.23 ID:F/of3eu00

    面白い




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:19:45.04 ID:7G0+SFAx0

    楽しくなくなってしまったセクロスも薬でキマれば別世界であるッ!
    薬を飲んで薬を飲む仲間と集えばブスであろうと差別はないッ!

    そこはパラダイスだった

    ブスは一度に五人相手にしてみたり
    公衆便所で肉便器とマジックペンで書かれてホームレスに犯されてみたり

    なにより・・・

    過去にブスを引きこもりにした原因の池面を美女を使って呼び出し
    囲んでリンチにして殺すという復讐も達成したッ!

    全ては薬の力ありきッ!
    薬万歳! ドラッグマンセーッ!



    そしてブスは警察に捕まった




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:20:50.77 ID:6dqdRwRB0

    映画化出来そうですね




    41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:21:02.80 ID:E2OH2KNi0

    ハードすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




    42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:22:15.16 ID:OGf1ED4t0

    予想外の流れだった




    43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:23:38.75 ID:7G0+SFAx0

    警察に捕まったブスは病院で強制的に薬を抜かれた
    薬を抜かれたといっても依存を完全に排除することはできない

    ブスは少年院で苦しみもがいた
    毎夜現れる悪夢にうなされ
    突然首を絞めてくる死んだはずの池面に怯え
    怨めしそうにブスを眺める両親に謝り

    ブスはフラッシュバックの中で常人としての理性を取り戻していき
    それ故にッ!

    これまでの行いがいかに間違っていたかを知って
    自分の罪に気づいたブスは・・・
    床一面が真っ赤になるほどの血をフォークで抉った手首から垂れ流し

    自殺した・・・・・・

    目を覚ますと、病室だった

    ああ、そうか

    私はもう逃げられないんだ・・・




    44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:26:11.09 ID:cer41Jts0

    終着点がわからない




    45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:26:38.98 ID:7G0+SFAx0

    もちろんブスが死ねなかったのは罪から逃れられないからではない
    ただそう思わせてしまう精神状況にあったことは察してもらいたい

    二年後、ブスは出所した
    リンチ殺人事件の主犯ではなく、家庭事情に同情の余地があると判断されての判決だった
    ブスの態度が良かったこともあるのだろう


    しかしブスは再起することはできなかった
    法律上父親に引き取られたブスだったが

    初心に戻って引きこもりとなったッ!

    父親はそんなブスをいないものとして扱った・・・




    46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:32:02.26 ID:7G0+SFAx0

    ブスはネットでぽちぽちとやっていた
    もう二度と同じ過ちを犯さないようにしようと強く決意したッ!

    それでも拭えない寂しさ、不安、恐怖、罪の重みから・・・


    「にゃっぴー、ちゅるちゅるの生放送はっじまっるっよーっ」

    ブスはニコ生を始めたッ!




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:34:29.77 ID:7G0+SFAx0

    ちゅるちゅる基ブスのコミュニティメンバーは順調に増えていったッ!

    ニコ生なら声がそれなりで女ならある程度の人は着くからであるッ!

    しかしブスの予想を遥かに超えて大きくなったブスコミュは遂に1000人へ到達したッ!


    ブスは生放送では神格化されていた・・・


    ちゅるちゅる絶対可愛いよね
    この主はモテる 俺にはわかる
    ちゅるちゅるさんみたいに私もなりたいですぅ


    そして1000人達成記念枠として
    祀られノセられたブスは顔出し放送をしたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!




    48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:36:44.17 ID:QYZR49c+i

    面白い




    49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:36:55.29 ID:7G0+SFAx0

         コミュ抜けます
    うわ・・・      ブスじゃん・・・
          引くわ
       どっから声だしてんだよ    キモ   これ豚じゃね?
     肌荒れすぎィ        吐き気がする   
             すげえブス

              こ ん な ブ ス は じ め て み た !


    所詮偶像だったのだ
    ブスは偶像のアイドルでしかなかった
    ごく少数の擁護意見もあったがブスの目にはもう映らなかった
    画面いっぱいのブス弾幕にブスは思わず笑った


    笑って


    叫んだッ!

    奇声ッ! 奇声ッ!




    50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:40:00.62 ID:7G0+SFAx0

    うっわwwwwww   ちゅるちゅるさーんwwwwwww
      ブスが壊れたwwwwwww   進撃のブス
        キチガ/イですね    これガチじゃね?狂ってんじゃね?
     ブスさんこっち見てー   なにこれ化物?  頭振りまくってんじゃん
     うわぁ・・・ないわぁ・・・

      ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース
    ブース ブース ブース ブースブース ブース ブース ブースブース ブース ブース ブース
     ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブース ブースブース ブース ブース ブース

    ブスの奇声はッ! 悲鳴はッ! 決して誰にも届くことはなかった・・・・・・・・・・・・・・




    52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:42:48.75 ID:6dqdRwRB0

    BADENDしか想像出来ない…




    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:44:55.95 ID:7G0+SFAx0

    週末の大通りを ブスが歩いてる
    ご自慢の寄せて上げた胸をぶるぶると 飛び跳ねながら
    その姿からブスは 忌み嫌われていた
    もう限界な心目掛けて ブスと吐き捨てられた

    孤独がずっと恐くて 一人は嫌だった
    優しくされない自分を優しくするだけで目一杯だった
    そんなブスに迫る 「ぶーす!」と叫ぶ小学生
    「こんばんわ 素敵なおチビさん 剥いでやろうか?」

    走った 走った 生まれてきた全ての
    憎しみを 悔しさを すべてぶつけたくて 




    54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:46:53.19 ID:TJNROzuT0

    なんだこれ面白い




    56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:48:28.14 ID:1pLKsqcF0

    唐突なバンプやめろwwww




    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:49:17.49 ID:7G0+SFAx0

    ご存知だろうか?

    週末になると路地裏にいる一人の女性のことを

    彼女は透けた服を身に纏い、狂気迸るメイクを顔面に施している

    その地域では化物ババアと呼ばれる彼女はまだ十九歳であることを

    彼女は愛に飢えていて、一万円を払えば従順な奴隷になってくれることを




    それは、貴方の街にいるかもしれません・・・





    ブスの軌跡は永遠に    ~完~




    58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:51:18.73 ID:QYZR49c+i

    乙!面白かった




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:52:44.83 ID:0rxaZSC+0

    この疾走感最高だわ




    60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:52:46.22 ID:MZoLSMRr0

    なかなか




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:52:49.09 ID:7G0+SFAx0

    ノリで訳のわからんもん書いてしまった・・・

    ニコ生はゆるいよ
    ブスでもそこまで酷い叩かれ方はしない
    ってかコミュ人数1000も行ってればその後も普通に受け入れられるだろうな

    お前らも厄介なブスには気をつけて
    厄介な美人より鬱陶しいからな




    62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:53:38.78 ID:OGf1ED4t0

    なんかわからんが面白かった




    63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:54:23.18 ID:aRXYkmLG0


    授業中なのにニヤニヤしちゃってただろーが!




    64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:55:11.87 ID:xPGLlnP40

    なんでこんなん書いたんや…




    65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:57:07.50 ID:g2+M49wu0

    なにこれ神埼さんの人生?




    67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:58:50.59 ID:7/8QvA1t0

    え・・?これ>>1の体験がベースとかいうオチですか・・・?




    70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 14:01:30.61 ID:7G0+SFAx0

    >>67
    ってことは俺昨日一昨日は大通りの路地裏でネグリジェでも着て奴隷だったの?
    うそん




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 13:59:54.99 ID:/l7XylKOi

    疾走感にワロタ




    69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 14:00:56.92 ID:xS1QyrYB0

    ぜひまた書いて欲しい




    71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 14:06:31.41 ID:lbiZyd0z0

    ナレーションが大川透で再生された




    77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 14:33:27.87 ID:48TToL0u0

    面白かった




    78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/10/07(月) 14:48:01.57 ID:SFOJ069v0

    最初から見てたが飽きなかったわ
    >>1乙




    弟の使ってる英語の教材の表紙絵が可愛すぎると俺の中で話題に
    ルパン一味ヤバすぎwwwwwwwww
    子産め太夫「うっ!」パンパパパンパン パパン パパン ドピュ
    ママに買ってもらった遊戯王カードがみんなと違う
    siriにおなら聞かせた結果ww

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 19:58:53.03 ID:T4A7ZhgT0

    俺「先週から始めた何でも屋を今日も営業していくぞ」

    俺「おう」

    俺「古本屋だけじゃきついからな」

    俺「利鞘も少ないし」

    俺「その点、何でも屋を兼業したら売り上げがどんどん上がってきた」

    俺「店舗を改装増築する手間もないから純利益がぐんぐん伸びるね」

    俺「じゃあ今日も業務を始めるぞ」

    俺「了解」





    2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 19:59:24.76 ID:wXHszlLD0

    がんばれよ俺



    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 19:59:35.27 ID:T4A7ZhgT0

    少年「」

    俺「いらっしゃいませー」

    少年「これお願いします」ドサッ

    俺「漫画が・・・・・・8冊ですね」

    少年「はい」

    俺「じゃあ査定しますので少々お待ちくださいね」





    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:00:17.17 ID:T4A7ZhgT0

    俺「」カタカタカタ

    俺「」カタカタカタ

    俺「」カタカタカタ

    俺「・・・これくらいになります」スッ

    少年「・・・もう少し高くなりませんか?」

    俺「結構ですし、再版も今出てるのでこれ以上にはならないですね」

    少年「そうですか・・・」





    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:01:01.31 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・・」

    俺「でも、8冊持ってきてくれたからちょっとだけおまけして」カタカタ

    俺「これでどう?」スッ

    少年「・・・はい!」

    少年「それでお願いします」

    俺「ではこちらは買い取らせていただきます」チャラッ

    少年「ありがとうございました!」チャリ ギュ





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:01:41.57 ID:T4A7ZhgT0

    ウィーン ウィーン ピシャン

    俺「ありがとうございましたー」

    俺「ふう」

    俺「古本とはいえ品揃えを充実させるのも仕事だからな」

    俺「そうだな」

    俺「とはいえ古本だけじゃあんまり儲けられないんだよな」

    俺「でもこの辺は変わった客が多いから、何でも屋は結構当たりだな」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:02:17.48 ID:T4A7ZhgT0

    ウィーン

    高校生「」

    俺「いらっしゃいませ」

    高校生「あのさ、喧嘩売ってる?」

    俺「喧嘩ですか?」

    高校生「喧嘩売ってるのかって聞いてんだよ」

    俺「・・・はい、売ってます」

    俺「口喧嘩、殴り合いの喧嘩、殺し合いの喧嘩など取り揃えております」

    俺「カップルの方には痴話喧嘩をお勧めしておりますが」

    高校生「いらねえよ」

    俺「そうですか」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:03:05.65 ID:T4A7ZhgT0

    高校生「じゃあこの殴り合いの喧嘩買おうか」スッ

    俺「ありがとうございます」スッ

    俺「こちらお取り扱いの難しい商品ですのでご説明させていただきます」

    高校生「ん」

    俺「"使用上の注意"」

    俺「"本品を取り扱う際は、他者や周囲の物を巻き込む可能性の少ない広い場所で使うこと"」

    俺「"二人以上で使用が可能となりますが、不特定多数の人数が使用すると収拾が取れなくなる可能性があります"」

    俺「"ごく稀に、重度の骨折や出血多量、臓器破裂などが起こる場合があります"」

    俺「"本品を使用した際に起こった怪我、破損、人災や天災は一切当方では補償致しませんのでご了承ください"」

    俺「・・以上ですがよろしいですか」

    高校生「おう」

    俺「ではこちらが商品になります」

    俺「ありがとうございましたー」





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:03:53.27 ID:T4A7ZhgT0

    俺「いらっしゃいませー」

    男性「あの、因縁を買ってしまったんですけど」

    俺「はい・・どちらで」

    男性「えーと・・向こうの信号で」

    俺「路上ですねぇはい」

    俺「・・・それは押し売りですか?」

    男性「ん〜〜〜・・・そうなんですかねぇ?」

    俺「こちらで買うこともできますが」

    男性「出来ますか」

    俺「売っていただければ」

    男性「じゃあお願いします」

    俺「分かりました」チャラ

    男性「ありがとうございます」チャラ





    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:04:39.15 ID:T4A7ZhgT0

    男性「あとですね」

    俺「はい」

    男性「反感も買ってしまったんですよ」

    俺「それは路上・・・?」

    男性「えーと会社・・・」

    俺「会社、なるほど」

    男性「ついさっきなんですけどね」

    俺「どなたから?」

    男性「女子社員達からですね」

    俺「一人ではないと」

    男性「はい」

    俺「じゃあそれもまとめてこちらで買いましょうか」

    男性「お願いします」





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:05:15.90 ID:T4A7ZhgT0

    男性「それと恨みも買ってしまったんですよね」

    俺「それは女子社員とは別・・・?」

    男性「いや一緒です」

    俺「一緒でしたか」

    男性「恨みを買ってしまったから反感も買ってしまったというか」

    俺「他の人たちが、この人ならいろんなものを買ってくれると?」

    男性「そういうわけじゃないと思うんですけど」

    俺「そうですか」





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:06:02.35 ID:T4A7ZhgT0

    俺「反感と恨みの買い取り価格はこれくらいになりますがいかがですか」スッ

    男性「・・・はい、いいです」

    俺「では確かに買い取りましたので」ジャラジャラ

    男性「すいません」ジャラジャラ

    俺「ありがとうございました」

    俺「またお越しくださいませー」


    俺「はあーーーーっっ」

    俺「結構疲れるんだよなー」

    俺「お疲れ―」

    俺「なんつーのかな、気疲れなんだよね、肉体的疲れじゃなくて」

    俺「わかるわかる」

    俺「少し休憩してくるからその間頼むわ」

    俺「はいよ」





    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:07:27.19 ID:T4A7ZhgT0

    俺「いらっしゃいませー」

    女「すぅいませぇ〜ん」

    女「あのぉ、媚って売れますぅ〜?」

    俺「はい、出来ますよ」

    俺「程度や品質によって価格は上下しますが」

    女「え〜と〜、さっきぃ〜、カ↓レシ↑からぁ〜」

    女「お金貸してくれって頼まれてぇ〜」

    女「でもぉ〜あたしぃ〜バッグ買っちゃったじゃぁ〜ん?」

    俺「あー、まぁ知らないですけど」

    女「だからぁ〜、お金が欲しいなぁと思ってぇ〜★」

    俺「そうですか」





    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:08:04.55 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・これなら結構品質もよさそうなので」カタカタカタ

    俺「これくらいでどうでしょう」スッ

    女「うっそぉマジでぇ〜!!」

    女「こんなにもらえるなんてチョー最高〜!」

    女「いいよいいよ!全然オッケー!」

    俺「では買い取らせていただきます」ペラッ

    俺「こちらが買取価格となります」スッ

    女「」

    女「こんなにもらえるだなんて、本当に助かりました」

    女「どうもありがとうございます」


    ウィーン ウィーン ピシャ


    俺「買い取った瞬間性格変わる奴いるからめんどいんだよな」

    俺「前なんか気弱な性格買ったら一気に乱暴になった奴もいたし」

    俺「でもそれをどこかで楽しんでる俺がいる」





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:08:56.77 ID:T4A7ZhgT0

    男「すいません」

    俺「いらっしゃいませ」

    男「あの、俺を高く買ってもらえませんか」

    俺「はい?」

    男「俺を、高く買ってください」

    俺「えー、特技は?」

    男「歌です」

    俺「趣味は?」

    男「歌です」

    俺「資格は?」

    男「歌です」

    俺「・・・」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:09:33.70 ID:T4A7ZhgT0

    男「高く買える男だと思うんですけど」

    俺「・・・」

    俺「買いかぶりすぎです」

    男「・・・」

    俺「友人で、いつでも親身になって相談に乗ってくれる整体師がいるんですが」

    俺「私、あいつのことは高く買ってるんですよ」

    俺「でもあなたに、あなたを高く買うだけの理由がない」

    男「・・・」

    俺「と言うわけで・・・」

    男「・・・」

    男「すいませんでした」

    ウィーン ウィーン ピシャ





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:10:22.32 ID:T4A7ZhgT0

    俺「ああいうやつもいるんだよな」

    俺「卵がさ」

    俺「無事に生まれるか食われるかも分かんない卵が」

    俺「・・・」

    俺「・・・」

    俺「おかえり」

    俺「ただいま」

    俺「少し休んだら楽になったよ」

    俺「それはよかった」

    俺「じゃあ次はお前が休憩しろよ」

    俺「はいよ」





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:10:56.33 ID:T4A7ZhgT0

    俺「ありがとうございましたー」

    俺「・・・」

    俺「ふあ〜ぁ」ノビー

    俺「今日はこれで終わりだな」

    俺「ああ」

    俺「これ整理してから閉めるか」

    俺「おう」

    俺「・・・」

    俺「夕飯何がいい?」

    俺「今日は・・ラーメンかな」

    俺「俺は炒飯だったんだけど」

    俺「・・・じゃあラーメン炒飯セット頼んで分担するか」

    俺「いいな」

    俺「それで決まりってことで」





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:11:30.28 ID:T4A7ZhgT0

    俺「」テクテク


    ♪♪♪〜♪♪〜〜〜


    俺「ん?」

    俺「・・・?」

    俺「あっちから聞こえる」

    俺「どうする?」

    俺「行く」

    俺「分かった」

    俺「駅前の方だな」





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:12:15.44 ID:T4A7ZhgT0

    男「どうし〜ても〜君だ〜けが〜忘れられなく〜て〜♪」

    男「また今日〜も〜ひとり〜ごと〜つぶやくばかり〜で〜♪」

    俺「」

    俺「路上ライブなんてやってたのかさっきの人」

    俺「結構人集まってるな」

    俺「・・・」


    俺「特技、趣味、資格、歌」

    俺「ってだけはあるな」

    俺「そうだな」

    俺「・・・」

    俺「・・・」





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:12:59.82 ID:T4A7ZhgT0

    男「どうもありがとうー!!」

    パチパチパチパチパチパチ フゥー フゥー ウェーイ

    男「」

    俺「」

    男「・・・あっ、さっきの」

    俺「どうも」

    男「・・・どうでした?」

    俺「・・良かったですよ」

    男「でしょ?でしょ?」

    俺「でも、・・・いつまでも路上でやってたら売れませんよ」

    俺「何かアテはないんですか」

    男「・・・」

    俺「・・・」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:13:41.14 ID:T4A7ZhgT0

    俺「テレビオーディションとか受けてみたらどうですか」

    男「・・・」

    俺「最近はテレビ番組でデビューする歌手ってのもいますから」

    男「・・・明日」

    男「そのオーディション受けるんですよ」

    俺「!」

    男「生放送のオーディション番組で」

    男「・・・」

    男「路上で応援してくれるみんなの期待に応えたいけど」

    男「正直、不安で・・・」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:14:21.28 ID:T4A7ZhgT0

    男「・・・」

    俺「・・・」

    男「でも、こうやって路上でやってれば、少ないけど金も稼げるし」

    俺「・・・」

    俺「・・・」

    俺「・・・あんまり、自分を安売りしない方がいいですよ」

    男「・・え?」

    俺「自分で安値をつけたら、その値段になってしまいますから」

    男「・・・」

    俺「・・・」

    男「・・・」

    俺「・・・頑張ってくださいね」スタスタ

    男「・・・」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:15:00.40 ID:T4A7ZhgT0

    翌日

    俺「さて今日もよろしくお願いします」

    俺「よろしくお願いします」


    客「すいませーん」

    俺「いらっしゃいませ」

    客「煮え湯って売ってますか?」

    俺「はい、ありますよ」

    俺「どれくらいの煮え湯がいいですか」

    客「そりゃあ・・・とびっきりのを」

    俺「とびっきり」





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:15:34.50 ID:T4A7ZhgT0

    俺「じゃあこれなんてどうでしょう」ボコボコボコボコ

    客「いいですねえ!」

    俺「あと、苦汁もいかがですか」

    客「お願いします」

    俺「どれくらいのを?」

    客「とびっきりのを!」

    俺「では・・・これはどうですか?」ドロ・・・ドロ・・・

    客「うんうん!いいです!」

    俺「一応飲ませる用の苦汁と煮え湯はお求めいただけるということですが」

    俺「なめさせる用の辛酸はいかがですか?」

    客「それもぜひ!」

    俺「はい、こちらが辛酸ですね・・・ウッ」ツーン

    客「あ、ど、どうもぉ・・ウッ」ツーン





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:16:23.14 ID:T4A7ZhgT0

    俺「ありがとうございましたー」

    ウィーン

    男「」

    俺「いらっしゃいませ」

    男「・・あの」

    俺「・・はい?」

    男「・・・」

    俺「・・・」

    男「・・・あの、自信を、売ってくれませんか」

    俺「・・・自信ですか」

    男「はい」

    俺「・・・どれくらいの」

    男「・・・」

    男「プレッシャーに押しつぶされない」

    男「自分に負けないくらいの、自信を・・・」





    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:17:27.18 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・・分かりました」

    男「えと、いくらしますか」

    俺「」スタスタ・・・  ・・・スタスタ

    俺「こちらが自信になります」

    男「値段はどれくらいですか」

    俺「これが一番ちょうどいい自信かなと思うので持ってきたのでどうぞ」

    男「あの!おいくらなんですか!!!!」

    俺「・・・」

    男「・・・」

    俺「・・・」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:18:05.39 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・・」

    俺「・・・不安を、売ってください」

    男「・・え」

    俺「それが、この自信の・・・代金です」

    男「・・・」

    俺「・・・」

    男「・・・」

    俺「・・・」ニコ

    男「・・・」

    男「・・・」

    男「・・・」コク





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:18:45.37 ID:T4A7ZhgT0

    ウィーン ウィーン ピシャ

    俺「ありがとうございましたー」

    俺「・・・ったくよ〜」

    俺「ん?なんだよ」

    俺「味な真似しちゃって」

    俺「うるせぇな〜」

    俺「あんな顔されてたらなんとかしなきゃって思うだろ」

    俺「へへ、まぁな」


    俺「番組、何時からだっけ」

    俺「20時からじゃないか」

    俺「よし、それまではきっちり仕事やろう」

    俺「おう」





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:19:28.71 ID:T4A7ZhgT0

    ウィーン

    客「」

    俺「いらっしゃいませ」

    客「ここに良い道草は置いてますかね」

    俺「はいありますよ!」

    俺「噛みごたえと舌触り、のどごし・コク・キレで特・上・中・並とありますが」

    客「どれがいいのかしら」

    俺「お値段は少し張りますが、特の道草は噛みごたえ抜群で長く噛んでいられますよ」

    客「じゃあ特の道草をいただこうかしら」

    俺「ありがとうございます」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:20:51.34 ID:T4A7ZhgT0

    俺「よし、これで今日は終わりだ」

    俺「じゃあ帰ろうか」

    俺「今日はどうする」

    俺「家で飲む気分かなぁ」

    俺「いいね、宅飲み」

    俺「今日はバイクだしな」

    俺「そうと決まれば行きますか」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:21:34.60 ID:T4A7ZhgT0

    ウーウーウー ピーポーピーポー

    俺「・・・お?」

    俺「事故かよ・・・」

    俺「はぁ・・・」

    男「・・・」

    俺「!!!」

    俺「大丈夫ですか!!」

    男「俺は大丈夫だけど・・・」

    男「もうだめだ・・・もうだめだ・・・」

    俺「車ですか、バイクですか」

    男「タクシーなんだけど、事故車で道ふさがれちゃって・・・」

    男「しかも破片がタイヤに当たってパンクしちまって・・・・」

    俺「・・・」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:22:46.04 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・・乗ってください!」

    男「え?」

    俺「ここにいるより、バイクに乗った方が早いです!」

    俺「バイクならここの横をすり抜けられます!」

    男「・・でも」

    俺「この際仕方ないでしょう!さ、早く後ろに乗って!!」

    男「・・・」

    俺「早く!!!」

    男「・・・わかった!」

    俺「・・・しっかりつかまっててくださいよ・・・!!!」ブロロロロロオオオオオン!!!!!

    キュワァァァアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・ ァァァァ・・・・ ァァァァ・・・・ ァァ・・・





    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:23:42.34 ID:T4A7ZhgT0

    キュルキュルキュルキュルキュル キャキャキャキャキャァァァァァァァァァ!!!

    俺「着きましたよ!」ハァハァ

    男「ありがとう・・・」

    俺「もうすぐで始まるんじゃないですか?!」

    俺「急いで!!」

    男「・・・ありがとう!!」ダッ

    俺「男さん!!!!」

    男「?」

    俺「・・・」

    俺「あなたには、誰にも負けない自信があります!」

    俺「それは、私が保証します!!」

    俺「全力で戦ってきてください!!!」

    男「・・・・おう!!!」グッ





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:24:20.87 ID:T4A7ZhgT0

    俺「・・・」

    警官「・・・」

    俺「・・・」

    俺「やっぱり来てましたか」

    俺「そりゃあ高速で二人乗りしてたらそうなりますよね」

    俺「さ、行きましょうか」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:24:58.21 ID:T4A7ZhgT0

    男「」スーハースーハースーハー

    男「」スゥゥゥゥーーー

    男「」

    男「」ハァァァァーーーーーー

    「あなたには、誰にも負けない自信があります!」

    「私が保証します!!」

    男「・・・」

    男「よし、やるぞ」グッ





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:25:37.34 ID:GW6q2BAe0

    ぐっと来た





    48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:25:50.74 ID:T4A7ZhgT0

    司会「と言うわけで、暫定一位は94点のNo.36さんになりました!」

    司会「さぁ続きましてエントリーNo.37、男さんです!!!」


    男「東京都から来ました、男です。よろしくお願いします」

    司会「今回歌っていただく歌はご自分で作詞作曲された曲だそうですね」

    男「はい、今回のために作った曲を持ってきました」

    男「路上で鍛えた自分の全てを出して勝負したいと思います」

    司会「わかりました」

    司会「それでは張り切って歌っていただきましょう、男さんで」

    司会「高値の花!」





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:27:04.80 ID:T4A7ZhgT0

    ・・・・・・・・・・・・


    客「御免ください」

    客「若い時の苦労って売ってます?」

    俺「そうですねー、どれくらいの苦労がいいですか?」

    客「そこそこきついくらいのが」

    俺「じゃあ・・・」ゴソゴソ

    俺「これはどうでしょうか」

    客「ん〜・・・もうちょっときつくてもいいですね」

    俺「だったらこっちはどうですか」

    客「・・・」

    客「・・はい、これにします」

    俺「ありがとうございます」

    客「これ、代金ね」トンッ

    俺「はいまいど!」





    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:27:46.15 ID:T4A7ZhgT0

    ウィーン

    俺「どうもありがとうございましt・・・」

    男「」

    俺「・・・」

    男「・・・」

    男「どうも」

    俺「・・・」

    俺「どうも」





    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:28:33.00 ID:T4A7ZhgT0

    男「悪いね、俺のせいで」

    俺「・・・まぁいいですよ」

    俺「パトカー乗るのちょっと楽しかったし」

    俺「・・・で、今日はなんですか」

    男「今日はな・・・」

    俺「お詫びに来たんじゃないんでしょう?」

    男「・・・」

    男「あぁ、そうだ」





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:28:58.49 ID:pMBByLQX0

    どうなったんだ…





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:29:12.88 ID:T4A7ZhgT0

    男「俺を、高く買ってくれないか」

    俺「・・・」

    俺「無理ですよ」

    俺「・・・」

    俺「だって、値がつけられないですから」


                           ―完―





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:29:52.33 ID:pMBByLQX0

    おつ





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/07(月) 20:31:49.20 ID:qwwaaK4I0

    面白かった乙






    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:19:01 ID:yavmUoKQ

    女「女友おはよ」

    女友「おっはよー!ねね、昨日テレビでさ」

    女「うん・・・・あっ」

    男「・・・」

    女友「あっ男じゃん!おはよー」

    男「おうおはよう」

    女「・・・おはよ」

    男「・・・おう」




    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:21:48 ID:yavmUoKQ

    女友「ねぇ男、寝癖ヤバイよ」

    男「えっどこどこ!?」

    女友「もっと後ろ・・・あぁ、女ーやってあげてよ」

    女「えぇ!?なんで私が・・・!」

    男「そうだよ!女友でいいよ!」

    女友「えぇーあたし背低いし」

    女「届かなくはないでしょ!」

    男「そうだよ!」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:23:59 ID:yavmUoKQ

    男友「おーっす皆の衆」

    女友「おはよ」

    男友「そして男くんや、寝癖が酷いぞよ。パパパーっとな」

    男「お・・・おう・・・ありがとう」

    男友「えっなんで残念がって・・・あっ!ごめん!」

    女友「何やってるのさー!」

    女「・・・?」

    男「・・・」





    5:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:26:37 ID:yavmUoKQ

    女友「ちょっと女ー!何でさっき断っちゃったのさ!」

    女「だ・・・だって・・・恥ずかしいし」

    女友「もー・・・協力してあげたのにー」

    女「ごめん・・・」

    女友「男くんが好きなんでしょ?だったらもっと素直にならなくちゃ!」

    女「ちょっと!声デカい!」

    女友「あ、めんご」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:30:10 ID:yavmUoKQ

    男友「さっきはごめんなー!」

    男「いや、別にいいよ」

    男友「あれだよな・・・俺って空気読めないよな・・・」

    男「まぁそうだけど・・・いいから気にするなって」

    男友「でもお前もお前だぞ?もっと素直になれよ」

    男「・・・おう」

    男友「な?女が好きなんだーって言っちゃえよ」

    男「馬鹿!声デカい!」

    男友「デフォルトですから」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:39:23 ID:yavmUoKQ

    女友「」チラッ

    男友「」パチッ


    女友「あたしトイレ行ってくるー」

    女「いってらー」


    男友「おいら花を摘んでくる」

    男「ばか!それは女子用の言葉なんだぞ!」

    男友「そうなのか」


    男友「・・・」パタン

    女友「ずっと思ってたんだけど、あんた空気読めないよねー」

    男友「実感したから言わないで」

    女友「めんごー」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:44:51 ID:yavmUoKQ

    女友「いやー・・・これはやばいな」

    男友「だな・・・よし、前回までのおさらいをしよう」

    女友「えーまず女は男が好き」

    男友「そして男は女が好き」

    女友「いわゆる両想い」

    男友「しかしそこに立ちはだかる壁は二人の性格」

    女友「そう、二人は好きな人の前になると素直になれないのだ」

    男友「そこで親友である我々が素直になるためアシストしているのだが」

    女友「駄目過ぎてヤバイ」

    男友「・・・振り返るとますますヤバイ」

    女友「うん・・・」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:48:08 ID:yavmUoKQ

    女友「いやー・・・これはやっぱり何かきっかけが無いとヤバイかも」

    男友「・・・きっかけ、ねぇ・・・」

    女友「・・・でもこれまでもいろいろときっかけ作りはしてたんだよね」

    男友「・・・失敗の数々ね」

    女友「いやー・・・遊園地は酷かった」

    男友「あー・・・二ヶ月前の・・・」

    女友「うん・・・まさかだったね・・・」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 00:52:04 ID:yavmUoKQ

    女『えぇ!?来られない!?』

    女友《おうよ・・・風邪ひいちゃったよ・・・》

    女『大丈夫?ちゃんと寝てなよ?』

    女友《うんありがと・・・ごめんよじゃあね・・・》

    女『お大事に・・・はぁ、自分で遊園地に誘ったのに・・・大丈夫かな?』


    女友『めっちゃいるけどね』

    男友『男の方もオッケー!』

    女友『おっし・・・あ!二人の場所、近いよ!』

    男友『おし!』





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:02:53 ID:yavmUoKQ

    女『あ』

    男『お』


    友『きたー!!!!!!』


    女『・・・』スタスタ

    男『・・・』タッタッ


    男友『せめて何か言えよ!!』

    女友『何で逆方向に進むんだよ!!』

    男友『あっ!二人とも帰ったぞ』

    女友『大失敗じゃん!』





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:10:14 ID:yavmUoKQ

    女友「・・・大丈夫かな・・・」

    男友「何弱気になってんだ!とっくに両想いなんだぜ?」

    女友「でもどうやって二人のきっかけを作ればいいのか・・・」

    男友「・・・あ」

    女友「お?何かあった?」

    男友「用は二人が嫌でも触れ合わなくちゃいけない環境にすればいいんだろ?」

    女友「ま、まぁそうだね・・・やらしい言い方だけど」

    男友「ならさ・・・」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:13:06 ID:yavmUoKQ

    女「誰かいませんかー!!」

    男「おーい!!開けてくれー!」

    女「・・・」

    男「何でこんな目に・・・」

    女「・・・」 チラ

    男「・・・」 チラ

    「「!!」」 プイ

    女(うぅ・・・話したいのに話せないよ・・・)

    男(密室で二人きり・・・これはヤバイ)





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:24:47 ID:yavmUoKQ

    男友「・・・密室に閉じ込めればいいんだよ」

    女友「!」

    男友「嫌でも話し合い、協力しなくちゃならないだろ?」

    女友「おお・・・盲点」

    男友「体育館の倉庫あたりに突っ込めば?壁もドアも叩いたりじゃビクともしないし」

    女友「おぉ・・・ナイス・・・」

    男友「悪いと思うなよ・・・お二方・・・」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:30:45 ID:yavmUoKQ

    男友《はい隠しカメラを前もって仕掛けておきました》

    女友《放送室で監視・実況しますよ》

    男友《体調の不具合・不埒なことなどがありましたら即退出させますのでねー安心ねー》

    女友《さて二人は無事部屋から脱出できるのでしょうかね》

    男友《ぬっふっふ》

    女友《ぐっふっふ》





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:38:02 ID:yavmUoKQ

    女「で、電話・・・」

    プルル

    女友《おっこれは・・・心を鬼にして放置です》

    女「うぅ・・・」

    男友《あとで女にはケーキをプレゼンツしましょう》

    男「・・・腹減った」

    女友《部活動棚の二段目にはカロリーメイトやらアクエリアスやらがわんさか入ってますよー》

    男友《個人的にはポカリがいいなぁ》

    女「・・・何かないかな」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:43:32 ID:yavmUoKQ

    女「あ・・・カロリーメイト」

    男「・・・何かあったか」

    女「・・・うん」

    男友《十分も経ってやっと会話か!!》

    女「・・・寒」

    男「・・・あ、ストーブ」ポチ

    女友《私がセットしました》

    男友《寒いもんね》

    男「・・・」 モシャモシャ

    女「・・・」 ハムハム

    女友《何か言えよ!!》





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:49:35 ID:yavmUoKQ

    男「・・・お、おん・・・お前はなんでこんなところに・・・」

    女「!!・・・ぶ、部活の片付けだし・・・」

    男「・・・ふーん」

    男友《普通に言えよ!!》

    女「お、おt・・・お主はなぜ・・・」

    女友《無理がありすぎるよ!!》

    男「!?・・・男友に片付けを頼まれた・・・」

    「「・・・」」

    男友《気まずい》





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 21:58:22 ID:yavmUoKQ

    女「一晩このままかな・・・」

    男友《ちなみに鍵は外側からしか開きません。一定条件になったら俺らが開きます》

    女友《遠隔操作です!わお!ハイテク!》

    男友《俺がちょちょいと仕掛けました・・・では条件とは》

    女友《もういく?》

    男友《おう》

    女友《おし・・・》





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:04:40 ID:yavmUoKQ

    《えーお二方、こんばんは》

    女「誰!?」

    男「どっから喋っている!?」

    《スピーカーから聞こえてるじゃないですか・・・我々は貴方方を閉じ込めました》

    男「犯人はお前か・・・誰なんだ!」

    《ふふ・・・我々は貴方方の救世主です》

    女「えぇ?」

    《我々がだす指令に答えることが出来たら出してあげますよ・・・》

    男「ほ、本当か?」

    《えぇ・・・》

    女「何よ指令って!」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:08:18 ID:MPsuW9DI

    色々下準備しすぎだろ友ズww





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:09:16 ID:yavmUoKQ

    《まぁまぁ・・・簡単なものばかりですので・・・》

    女「うぅ・・・で、指令ってなに?」

    《第一指令!この部屋に隠された白い本を探せ!》

    男「本?」

    《あとは自力でどうぞ!ではまた後ほど》

    女「あっ!・・・本?」

    男「な、なんだ今の・・・」





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:13:14 ID:yavmUoKQ

    女友《ぷひゃー!!救世主だってぇー!!だっせーぇ!!》

    男友《ボイスチェンジ入ると何か調子のりたくならない?》

    女友《全然》

    男友《そう・・・》


    女「本当に出してもらえるのかな・・・」

    男「お、おんなぁ!」

    女「!?」

    男「と、とりあえず協力して探してやるよ・・・」

    女「あっそ・・・しゃあないな」

    男友《裏返ったくせに随分上からだな》

    女友《まぁ名前だけでも大きな進歩でっせ》





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:18:48 ID:yavmUoKQ

    女「私は部活部屋を探す・・・」

    男「んじゃ俺は道具部屋を探してやる・・・」

    女友《この部屋の仕切りのスケスケカーテンってちょっとえっちぃよね》

    男友《だよな!!エロスを感じる》

    女友《まぁ仕切りとしては成り立ってないけど》

    女「うぅ・・・ホコリっぽい」

    男「謎の白い液体ならあった・・・なにこれ」





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:27:42 ID:yavmUoKQ

    女「ん・・・?あ!あった!」

    男「本当か!?」

    女「あった!あったよー!」

    女友《むふふ・・・喜ぶ女クソ可愛い》

    男友《喋るからちょっと黙っていろよ》

    《良くやったな諸君》

    男「何かさっきとキャラが違うぞ」

    《バカナニシテンノ・・・ゴメン ごほん!よく頑張りましたねお二方》

    女「う・・・うん」

    男「何か二人いるな」

    《次の指令はその本に書いてあります。ふ た り で 読んでください。では》

    女「二人を強調された・・・」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:34:47 ID:yavmUoKQ

    男「書いてあるか見てやるよ・・・」

    女「別にいいし・・・」

    女友《ばか!怪しまれちゃうよ!!》

    男友《めんご!・・・って二人で見ろよ!》

    女「あれ?白いページばっか・・・」

    男「?・・・本当だ」

    女「?」

    男「・・・あっ今何か書いてあったぞ」

    女「え?・・・あっ!」

    『第二指令!衣装を着てダンスを踊れ!音楽はこちらにお任せを』





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 22:46:23 ID:yavmUoKQ

    男「はぁ?」

    女「『衣装は部活棚の上の黄色の箱にある。これを着て社交ダンスを踊れ』・・・ふざけないで!」

    男「何が目的なんだよ・・・」

    男友《貴方方がくっつくことですマジで》

    女友《なんでダンスにしたのさ・・・》

    男友《触れ合う手と手!いつもと違う格好!そして・・・って感じかなと》

    女友《変な発想だね》

    男友《やかましい》

    女「衣装・・・あったけど、やるの?」

    男「・・・指令をこなさなきゃ出れないんだろ?」

    女「うぅ・・・」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 23:06:33 ID:yavmUoKQ

    女「!!これ・・・ここで着替えるの!?」

    男「あっ!!」

    男友《ふふふ・・・これこそこの指令の意義!》

    女友《あんた純粋にキモイ》

    男友《男のロマン!》

    女友《見せないからね?》

    男友《うん・・・》

    女「うぅ・・・」

    男「・・・」





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 23:13:09 ID:yavmUoKQ

    女「一着しか無いし・・・」

    男友《一人だけが着替える事により必然的に着替えを待つことになる》

    女友《作戦なのになんかキモイ》

    男「・・・俺には小さいぞ」

    女「うぅ・・・」

    男「・・・俺が道具部屋に居てやるからお前は部活部屋で着替えろ」

    女「・・・言われなくてもそうするし」

    女友《んじゃ男友の目を潰す》

    男友《やめて!あっちむいているから!》





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 23:50:25 ID:yavmUoKQ

    女友《・・・

    しゅるりという布擦れの音と共にネクタイが外される。慣れた手つきで外されたそれは先に脱がれたベージュ一色のブレザーの上に赤くコントラスト作り上げた。紺色のセーターを脱ぐとあとはもう一枚ずつだ。女は恥じらいと戸惑いの表情を見せながらまず緑チェックに手をかける。ゆっくりとしたスピードで降ろされてゆくそれは隠されたピ 男友《やめろ!!!》

    女友《せっかく実況してやったのに》

    男友《くそう・・・俺には辛いんだ・・・》

    女友《アレだから?ど 男友《だまれ!!》

    女友《あーでも男も悶々としてる》

    男友《・・・目の前にある桃源郷をお預けされるのは辛いんだ・・・》

    女友《あっそ》





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 23:54:23 ID:yavmUoKQ

    女「あ、あれ?・・・んしょ」

    女友《あ、背中のジッパー》

    男友《ビビった入らないのかと思った》

    女友《女は着痩せするタイプだよ》

    男友《うひょっ・・・》

    女友《きんも・・・やっぱり一人じゃあげられないよ》

    女「・・・」

    女友《困ってる困ってる》

    男友《呼ぶんだ!》





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/07(火) 23:57:57 ID:yavmUoKQ

    女「うぅ・・・お、男・・・」

    男「!!な、なななななんだよ」

    女「!!!」

    男友《両者、男の名を呼んだことにびっくりしています》

    女友《見てんなよ!!》

    男友《まだダメなの!?》

    女「あぁ・・・あの、背中のジッパー、あげられないの・・・」

    男「!!」

    女「・・・ぁ、あげてくれない?」

    女友《うひょー》





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 00:05:43 ID:yavmUoKQ

    男「いいいいいいやでででででも!!!!」

    女「・・・じゃあ、目を瞑ってよ」

    男「・・・」 ドキドキドキドキドキドキ

    女友《心臓死ぬんじゃね?》

    女「・・・これ、あげて」

    男「おおおおおう」ガタガタガタガタガタ

    女友《手がやばい!手だけプリンのようだ!》

    ジー…

    女「・・・ん、目開けていいよ」

    男「・・・!!」

    女友《おおー可愛い!けどこのドレスどこから?》

    男友《演劇部から拝借させてもらった》

    女友《・・・後で返そうね》





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 00:15:42 ID:yavmUoKQ

    男「・・・」

    女友《何かいえよ!!》

    男「・・・ま、まぁcrtclkfdshk」

    男友《馬鹿野郎!!お前は何人だよ!》

    女友《一人だろ》

    男友《そういう何人じゃねーよ!!!》

    女「・・・私、社交ダンスなんて踊れないんだけど」

    男「・・・俺もだ」

    女友《あたしもー》

    男友《俺もだよ・・・まぁおいといて》

    《まぁ適当にどうぞ!さぁ手をとってください》





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 00:22:22 ID:yavmUoKQ

    「「!!!」」

    女「・・・」 チラ

    男「・・・」 チラ

    女「・・・はやく」

    男「・・・」 ソー

    ピタ

    女「!!」

    男「!!」 サッ

    「「・・・」」 ドキドキドキドキ

    女「ち、違うし・・・」

    男「し、知ってるし」

    男「・・・」スッ

    女「・・・」 ポス

    男友《無駄に長い》

    女友《なんなんだ》





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 00:27:24 ID:yavmUoKQ

    《ではミュージックスタート》

    ♪~♪~♪~

    女「うぅ・・・」

    男「・・・」

    女友《ぎこちない》

    男友《何か言ってやれよ》

    《えっと右~左~右~左~くるっと回って右~左~》

    男友《何だそれ》

    ツン

    女「!」

    男「うぉ!」

    ポフン ギュ

    女「!!」

    男「!」





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 00:38:55 ID:yavmUoKQ

    女「!」 バッ

    男「・・・」

    男友《おっし成功したな!》

    女友《んじゃ次アナウンスするよ》

    《はいお疲れ様。第二指令もクリアです。では次の指令に行きましょう》

    男「これいつまで続くんだ?」

    《あと少しですよ。次は・・・相手についてちょっとお話してくださいな》

    女「え?」

    《・・・自分の素直な気持ちについてですよ。相手をどう思っているか。んじゃ・・・まず男さんどうぞ》

    男「俺!?」





    49:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 17:42:52 ID:yavmUoKQ

    男友《ドレスのままかい》

    女友《あっ!》

    《・・・あーその前に女さん着替えましょうか》

    男「・・・んじゃ早くし」

    《その間何を言うか考えていてくださいよ》

    男「・・・なくてもいいぞ」

    女「・・・ん」

    女友《あ、実況いる?》

    男友《いいいいいいるぁん!!》

    女友《迷いが生じたな》

    …シュル
    パサ

    男友《・・・やっぱり何か喋ってよ》

    女友《何なんだ》

    男友《音だけってのも・・・キツい》





    50:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 17:46:58 ID:yavmUoKQ

    女友《これでさ、素直になってくれればいいのに》

    男友《・・・そう簡単にはいかないだろうな》

    女友《まぁね・・・》

    女「できました・・・」

    《んじゃー男さん言っちゃってくださいよ》

    男「・・・俺かよ・・・」

    《先に言ってたでしょう?ほら何でも良いんですよ?良い子だー、でも好きだーでも》

    男「!っ別にこいつなんか好きじゃねーよ!!」

    女「!」





    51:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 17:53:02 ID:yavmUoKQ

    男「なんかいつも無愛想だし」

    女「!」

    男「俺が話しかけてやっても無反応だし睨んでくるし・・・わけわかんねーし!」

    女「・・・」

    男「嫌いだよ!大っ嫌いだ!!!」

    女「・・・!!」

    男「・・・っ!!」バッ

    女友《ど、どうしよう・・・》

    男友《まさか・・・》





    52:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 17:56:33 ID:yavmUoKQ

    女「・・・わ、私だって嫌いだし・・・」

    男「!!」

    女「何か上から目線だし、私のこと避けるし」

    男「っ・・・」

    女「・・・そういうとこ、大っ嫌い」

    男「・・・」

    女友《ぅうう・・・どうしよう、どうしよう》

    男友《・・・》

    女「・・・終わりです。もう帰してください」

    《・・・分かりました。ドアを開けます》





    53:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:05:49 ID:yavmUoKQ

    女友(・・・それから、これがあたし達が仕組んだことを謝った。でも女は『大丈夫』と言ったきりだった)

    女「女友、次って何だっけ」

    女友「古典だよ」

    女「ありがと」

    女友「・・・女、この前は本当にゴメン・・・」

    女「・・・もういいって」

    女友「でも・・・」

    女「・・・男の気持ち聞く事ができてすっきりしたから」

    女友「あれは違うんだって!」

    女「もうこの事は水に流そう?ね?」

    女友「・・・」





    54:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:09:43 ID:yavmUoKQ

    女友「・・・あたしのせいだ」

    男友「元はと言えば俺が悪いんだ 、お前は気にするな」

    女友「でも!・・・女、ずっと目が赤いんだ。きっといつも泣いているんだよ」

    男友「・・・男も元気がない」

    女友「・・・仲直り、してほしいよ」

    男友「・・・」

    女友「・・・何か出来ないかな」

    男友「ん・・・」





    55:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:25:21 ID:yavmUoKQ

    女「女友帰ろう」

    女友「うん」


    女友「あそこのコンビニで・・・あ」

    男友「おす」

    男「・・・」

    女「・・・」

    男友「一緒帰ろうぜー」

    女友「うん」

    男「んじゃ俺帰 男友「一 緒 に な ?」

    男「・・・」





    56:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:36:47 ID:yavmUoKQ

    女友「この前テレビで久しぶりにわろし出てたよ」

    男友「おぉう!わろしです・・・か!」

    男「・・・」

    女「・・・」

    女友「へっへっへー!ね?女!」

    女「え!?あ、ごめん聞いてなかった」

    女友「もー!」

    男「・・・」

    女「・・・」





    57:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 18:41:18 ID:yavmUoKQ

    男友「ほら男!さっきの続き話せよ!」

    男「え?・・・ごめん何だっけ」

    男友「ばか!魚拓の話だろ」

    男「あぁ・・・ゴメン忘れた」

    男友「おい!」

    女友(ダメだこりゃ)

    男友(ダメだなこれは)





    58:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:01:19 ID:yavmUoKQ

    体育教師「えー今日の放課後、体育館倉庫の掃除をしてもらいたい」

    エーヤダマジカヨ

    教師「二人くらいでいい。誰か立候補してくれないかー」

    シーン

    教師「・・・じゃあ、出席番号八番と十八番!やって行くように」

    男「えー」

    女「・・・はい」

    「「・・・」」

    「「!!!」」

    男(マジかよ・・・)

    女(えええええええ!!!)





    59:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:07:25 ID:yavmUoKQ

    女「・・・」

    男「・・・」

    女(無言で終わった)

    男(気まずいってレベルじゃねーぞ)

    女(さて帰ろう・・・)ガチャ

    女「え?」ガチャガチャ

    女「・・・」ガチャガチャガチャガチャ

    女「・・・開かない」

    女「・・・また女友?」





    60:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:12:05 ID:yavmUoKQ

    女友『え?あたしじゃないよ!?・・・見回りの先生に閉められちゃったか・・・』

    女「どーしよ」

    女友『学校の電話番号、分かる?』

    女「ううん・・・」

    女友『んじゃあたしが電話するから・・・もし出なかったらあたしが学校向かう!』

    女「うん・・・ゴメン」

    女友『いいって!じゃあ待ってて』

    女「ありがと・・・」 ピ

    男「・・・」

    女「・・・」





    63:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:35:58 ID:yavmUoKQ

    女(・・・言わなきゃダメだよね)

    女「い、今助けくるって・・・」

    男「・・・おう」

    女「・・・」

    男「・・・」

    女(・・・寒・・・ストーブ・・・)

    女「・・・あ」

    女(・・・この前は女友達が持ってきてくれていたんだ・・・)





    65:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:42:55 ID:yavmUoKQ

    女「・・・」 ブルブル

    男(・・・あ)

    男(・・・渡すべきだよな)

    男「・・・」 ゴソゴソ

    男「・・・着れば」

    女「・・・いらないし」

    男「・・・着ろ」

    女「いいってば」

    男「着ろ!!!」

    女「・・・ん」

    男(強制みたいになった)





    66:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:46:33 ID:yavmUoKQ

    女(・・・なんでブレザーを)

    女(嫌いなら渡さなきゃいいのに)

    女(・・・嫌いなら) ジワッ

    女「・・・」 ゴシゴシ

    男(・・・泣いてる?・・・まさか)

    男(ホコリアレルギー!?)

    男(どうしよう!!ぶつぶつとか出るんだよな!?苦しいよな!?) アセアセ

    女(・・・!?焦って・・・気付かれた!?)

    女「・・・何でも無いから」

    男「!?・・・何でもなくないだろ」

    女「気にしないで」

    男「そういう問題じゃねーだろ!!」





    67:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 19:51:58 ID:yavmUoKQ

    女「・・・っ!嫌いなんでしょ!?」

    男(?ホコリがか?)

    男「そうだけど・・・」

    女「!!・・・なら優しくしないでよ!」

    男「それよりお前の事だろ!お前も嫌いなんだろ?泣くほど」

    女「・・・違うし・・・違うんだもん・・・」 ポロポロ

    男「ほら・・・!強がんなよ!」

    女「嫌いな人に優しくしないでよぉ・・・勘違いしちゃうよぉ・・・」 ポロポロ

    男「!!」





    68:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 20:00:21 ID:dA0Tp.Vw

    猛烈にほこりじゃねぇって言いたくなる





    69:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 20:11:22 ID:yavmUoKQ

    女「・・・そうやって優しくするから・・・だから好きになっちゃうんだよ・」

    男「え?」

    女「・・・この前はあんなこと言ってごめん・・・嫌いだと言われて強がったの・・・嫌いなんかじゃない」

    男「・・・えっ?」

    女「嫌いな人にこう言われるの、迷惑かも知れないけど・・・お願い、言わせて」

    男「・・・」

    女「私、男が好きなの・・・大好きなの」

    男「!!」

    女「ごめん・・・ごめんなさい・・・」





    71:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 20:16:20 ID:yavmUoKQ

    男「・・・女」

    女「・・・」

    男「この前、あんなこと言って悪かった。本当にごめん」

    女「・・・うん」

    男「・・・あの場で本当のことなんて言えなかった。でもあんなこと言って、女を傷つけたこと心から謝る」

    女「・・・」

    男「・・・俺の本当の気持ち、聞いてほしい」

    女「うん」





    72:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 20:21:13 ID:yavmUoKQ

    男「・・・ずっと前から女が好きだった」

    女「・・・え」

    男「小学校の頃からずっと。でも言えなかった。素直になれなかった」

    女「男・・・」

    男「・・・こんな俺で良かったらお付き合いしてください」

    女「・・・うぅ」ポロポロ

    男「!」

    女「・・・喜んで・・・」





    76:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:23:17 ID:yavmUoKQ

    女友(私が迎えに来たとき、二人は別の方向を向きながら座っていました。その真っ赤な顔が二人を祝福するサインになったのです。しかし・・・)

    女「・・・」スス

    男「・・・」スス

    女「近寄らないで」

    男「お前が寄ってくるんだろ」

    女友「何で前と変わらないのさ!!!」

    男友「なぁ!付き合ってるんだろ!?」

    女「でも・・・」

    男友「でもじゃない!!」





    78:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:30:04 ID:yavmUoKQ

    女「・・・それよりあんたらはどうなの?」

    男友「え?」

    女「・・・男友くん好きなんでしょ?」ゴニョゴニョ

    女友「! 別に違うし!!!」

    女「協力してあげるよ」

    女友「えぇ!?」

    男友「なぁ、何の話だよ」

    女友「んぁ!ちょっとお前こっちくんな!」

    男友「何だよ!お前に近づいたんじゃねーし自意識過剰!」

    女「・・・これは」

    男「きっかけ作りからいきますか?」

    女「もちろん!」


    おわり





    79:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:32:12 ID:yavmUoKQ

    支援ありがとうございました





    80:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:32:57 ID:qlcjqlyU


    まったくキュンキュンしちゃうぜ…それで男友と女友のほうは(チラッ





    81:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:33:59 ID:rdzfVX/6

    乙。なごんだ





    82:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:44:24 ID:yavmUoKQ

    男友「おっす!おら男友!」

    女友「今日は男と女のデートの見張りをしています」

    男友「まぁ言っちゃうとストーカー?」

    女友「まぁね」



    男「・・・きてるか?」

    女「ばっちりついてきているよ」

    男「囮デート大成功だな」

    女「ま、まぁデートなんていつでも出来るし」

    男「そ、そうだよな」





    83:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:48:13 ID:yavmUoKQ

    女友「お、まずどこに行くんだ!?」

    男友「むむ、ジェットコースターのようだ」

    女友「いくぞ!」

    男友「お、おう!!」


    男「おぉ乗ってるぞ・・・女?」

    女「きゃあああああああああ!!!」

    男「嫌、まだ平坦なとこですが」


    男友「うわああああああああ!!!うわああああああああ!!!」

    女友「だまれ!!まだ平だから!平だから!!」

    男友「平に平だからとか言われたくないだろ」

    女友「バーがなければ殴ってた」





    85:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:52:49 ID:yavmUoKQ

    男友「三回転した!死ぬ!」

    女友「しっかりしてよ・・・あ、次はコーヒーカップだぞ!」


    男「回しすぎじゃないか・・・?」

    女「ふふふ」


    男友「へーい!!あ、酔ったわ止めてくんない?」

    女友「誰が二倍速出したと思っている」

    男友「ごめんなさい」


    女「乗ってるー?」

    男「うん・・・お前は別の意味でのってるな」

    女「え?」





    86:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:54:26 ID:yavmUoKQ

    女「次は・・・どうしよ」

    男「お化け屋敷で良くね?」

    女「えっ・・・い、いいよ」


    男友「oh…」

    女友「行くぞ!」

    男友「・・・うん」





    87:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 22:56:34 ID:yavmUoKQ

    女「・・・うぅ」

    男「・・・」 ギュ

    女「!」

    男「・・・はぐれたら困るだけだし」

    女「・・・こんなとこではぐれないし」

    男「・・・知ってるし」

    女「・・・」





    88:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:00:36 ID:yavmUoKQ

    男友「きぇえええええええええ!!!!」

    女友「お前のがお化けより怖いじゃねーか!」

    男友「あぁ・・・生身の人間が一番怖うぎゃあぁあああああああ!!!!」 ギュム

    女友「!!!ななな何すんのさ!!」 バッ

    男友「こわい!こわい!」 ギュム

    女「うぅ・・・しょうがないから手つないでやる」 ギュ

    男友「GYAaaaaaaaaaaa!!!」 ギチー

    女友「いってぇ!!やっぱ離せ!!」

    男友「二度と話さないって言ったのに!!」

    女友「言ってねーよ!!」





    89:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:02:33 ID:yavmUoKQ

    女「・・・次は平和なのにしよう」

    男「お、んじゃあれにするか」



    女友「あれ?女達は!?」

    男友「はぐれたか?」

    女友「探そう!」

    男友「おうよ!」





    90:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:02:48 ID:rdzfVX/6

    続きさんくす 男友かわいい





    91:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:05:30 ID:yavmUoKQ

    女「ふふ、今日は楽しかった・・・遊園地がだし!」

    男「俺も楽しかったし・・・遊園地が」

    女「・・・また来てもいいよ」

    男「うん・・・連れていってやる」

    女「・・・ん」

    男「・・・」

    女「・・・」

    男「・・・なんか忘れてね?」

    女「・・・あ」





    92:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:05:52 ID:qlcjqlyU

    何気なくイチャつく男達もカワイイ





    93:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:08:51 ID:yavmUoKQ

    男友「・・・」

    女友「なにさキモイ」

    男友「・・・俺、今日ダメダメじゃん」

    女友「・・・まぁね」

    男友「はぐれるし、怖がるし・・・」

    女友「うん」

    男友「・・・何かあったらさ、お前を守るつもりだったのに」

    女友「・・・!」

    男友「・・・」

    女友「・・・そういうのもさ、あんたらしいし」





    94:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:15:54 ID:yavmUoKQ

    女友「・・・そういうとこも好きだし」

    男友「え?」

    女友「何でもない!・・・あんたたしくないし、元気だせよ」

    男友「・・・ありがと。俺もそういうお前が好きだぞ!!」

    女友「聞こえてたんじゃねーかおまえ!!!!!」

    男友「だって観覧車ってせまいし!やめて周りの丸いのの中にも迷惑が・・・」

    女友「これの前のカップ、女達乗ってるじゃん」

    男友「えっ」





    95:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:25:25 ID:yavmUoKQ

    男友「というわけで堂々とちゅっちゅする関係になりました」

    女友「やらしい言い方すんな」

    女「んじゃ、囮成功かな・・・?」

    男「・・・だな」

    女友「え?」

    男「! 何でもないぞ!?」

    男友「だとよ!」

    女「・・・めでたしめでたし・・・?」


    女友「近寄ってくんな!!」

    男友「黙って寄らせろ!!」



    本当におわり





    97:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:27:42 ID:rdzfVX/6

    心置きなく眠れる。オツカレー





    98:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:42:33 ID:qlcjqlyU

    乙!
    こういう2828するような甘いSSは大好きだ





    99:以下、名無しが深夜にお送りします:2012/02/08(水) 23:46:37 ID:dA0Tp.Vw

    盛大に乙

    最初っから最後までキュンキュンだぜっ!






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:11:43.04 ID:lJ2JW37m0

    ( ^ω^) ('A`) (;´Д`)

    オーキド「昔はわしもバリバリのトレーナーとしてならしたもの!」

    オーキド「老いぼれた今は3匹しか残っとらんがお前に1匹やろう!」

    オーキド「さあ選べ」

    レッド「え?」

    グリーン「あっ、ずるい!!爺ちゃん!俺にもくれよ!!!」

    オーキド「あせるなグリーン、お前も後で選べ」



    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:13:21.74 ID:lJ2JW37m0

    レッド「えっ!?グリーンから決めt」

    グリーン「やったー!!ありがとう爺ちゃん!じゃあレッド!先に決めてくれよ!早くな!!」

    レッド(・・・どうしよう・・・こういうの決めるの苦手なんだよな)チラッ

    ('A`)ビクッ

    レッド(目があっちゃった・・・)

    オーキド「お?ドクオをえらぶのか?」

    レッド(どくお・・・っていうのか)

    ('A`)ドキドキ

    オーキド「そいつはゴミじゃぞ」





    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:15:12.27 ID:lJ2JW37m0

    レッド「ごっ、ゴミ!??」

    オーキド「ああ、なにもしない出来ない成さないゴミみたいなやつじゃ」

    レッド「」

    ('A`)…サーセン





    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:16:14.88 ID:lJ2JW37m0

    レッド(・・・べつの奴は)チラッ

    ( ^ω^)おっ?

    レッド(こいつは・・・?)

    オーキド「お?ブーンをえらぶのか?」

    レッド(ぶーん・・・っていうのか)

    オーキド「そいつはクズじゃぞ」





    11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:18:49.75 ID:lJ2JW37m0

    レッド「クズってなんdオーキド「そいつはクズじゃぞ」

    レッド「いや二回いわないでも・・・」

    オーキド「そいつはクズじゃぞ」

    ( ^ω^)サーセンwwwwwwwwwww

    レッド「・・・」

    オーキド「ゴミでもあるぞ」

    ( ^ω^)クサウメェwwwwwwwwwwww





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:21:12.41 ID:lJ2JW37m0

    レッド(あとは・・・)チラッ

    (;´Д`)ハァハァ

    レッド(なんかハァハァ言ってる・・・)

    オーキド「お?8頭身をえらぶのか?」

    レッド(・・・8頭身?どうみても1頭身だけど・・・?)

    オーキド「・・・・・・そいつはバイじゃぞ?」





    13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:23:24.21 ID:lJ2JW37m0

    レッド「ばい?」

    オーキド「バイ、じゃ」

    レッド「えっと・・・ばいってどういう意味なんですか?」

    オーキド「なんじゃ?意味知らんかったのか」

    オーキド「両刀・・・って言えばわかるかの?」





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:24:37.42 ID:lJ2JW37m0

    レッド(両刀っていうと・・・ガブみたいな!?)

    レッド「こいつ!こいつにします!!」

    オーキド「・・・そうか」

    オーキド「大切にするんじゃぞ」

    レッド「はい!!」

    オーキド(まさかレッドの奴・・・そっちの道に理解があるとは)ドキドキ





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:26:18.04 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「じゃ!俺はこいつ!!」

    オーキド「うむ!」

    オーキド「おっと!忘れるところじゃった!!こいつもわたしておく」

    レッド「なにこれ?」

    オーキド「なんかハイテクな図鑑じゃ、説明は省く」

    レッド「ふーん」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:27:44.06 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「よし!レッド!!」

    レッド「なに?」

    グリーン「なに?・・・って決まってるだろ?せっかく爺さんに貰ったんだ!!」

    グリーン「ちょっと俺の相手してみろ!!!」


     グリーンがしょうぶをしかけてきた ▼





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:29:30.82 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「俺からいくぞ!」

    グリーン「いけ!ドクオ!!!」

    ('A`)ヒィッ

    レッド「じゃあ俺も」

    レッド「8頭身!君に決めた!!!」

    (;´Д`)ハァハァ





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:31:23.26 ID:lJ2JW37m0

    レッド「よろしくな!8頭身!!」

    (;´Д`)「マスター?」

    レッド「ああ!俺がお前のマスターだ」

    (;´Д`)「・・・よろしくマスター」

    レッド(・・・うん、うまくやれs)

    (*´Д`)「マスターってかわいい顔してるね」ハァハァ

    レッド「うん?」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:33:28.59 ID:lJ2JW37m0

    (*´Д`)「マスター」ハァハァ

    (*´Д`)「ちょっとペロペロしていい?」ハァハァ

    レッド「ちょっ」

    (*´Д`)「大丈夫、味を確かめるだけだから」ハァハァ

    レッド「あっ!そうだ!!ほら、あっちにイケメンがいるぞ!!」

    グリーン「」ビクッ





    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:34:48.09 ID:lJ2JW37m0

    (*´Д`)「ん?」チラッ

    グリーン「・・・」

    ( ´Д`)「んー」ジー

    ( ´Д`)「・・・・・・趣味じゃないかな」

    (*´Д`)「そんなことよりマスター、パンツ見せて」ハァハァ

    グリーン「・・・」イラッ





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:36:24.00 ID:lJ2JW37m0

    (*´Д`)「マスターマスターマスターマスターマスターマスター」ハァハァ

    レッド「」タスケテー

    グリーン「なめやがって!!」

    グリーン「ドクオ!!ちょうはつだ!!!」

    ('A`)アイヨー

    ('A`)オイ!ソコノヘンタイ!!

    (*´Д`)「ん?」

    ('A`)カカッテコイ!!!!

    ( ´Д`)「・・・・・・」


     はっとうしんにはこうかはないようだ ▼


    (*´Д`)「マスターのふとももってやわらかいね」ハァハァ

    レッド「やめっ」





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:39:20.05 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「くっ」

    ('A`)サーセン

    レッド(くそっ!グリーンでもこいつの気をそらせなかったか!!)

    レッド「そ、そうだ!あいつに勝ったらご褒美やるよ!!」

    (*´Д`)「ご褒美・・・?」ハァハァ

    ( ´Д`)(ご褒美っていうと?)

    ( ´Д`)(・・・・・・まさか口で!!!)

    (*´Д`)「おっけーばっちこーい!!!!」





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:41:53.57 ID:lJ2JW37m0

    レッド(やった!気がそれた!!)

    レッド「よし!8頭身!!ビルドアップだ!」

    ( ´Д`)オッケー


         ( ´Д`)


    レッド「ん?」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:42:30.94 ID:lJ2JW37m0

     おや? はっとうしんのようすが ▼


        (((( ´Д`))))


    (((((((((((( ´Д`)))))))))))))




        Λ_Λ
       ( ´Д`)
       _, i -イ、 
     (⌒`    ⌒ヽ
      ヽ  ~~⌒γ⌒)  
       ヽー―'^ー-' 
        〉    |
       /     |
      {      }
      |      |
      {  ,イ ノ


     おめでとう!はっとうしんは8頭身になった ▼





    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:43:36.69 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「はぁぁぁぁあああああああ????」

    レッド「なにこれきもちわるい」

    グリーン「じいちゃん!!これ反則じゃないの!??」

    オーキド「・・・・・・」

    オーキド「いいね!!」

    グリーン「ええぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ????」





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:46:18.39 ID:lJ2JW37m0

    グリーン(くそっ!!あからさまにパワーアップしてやがる!!)

    グリーン(とりあえず守備を!!)

    グリーン「ドクオ!!!まるくなれ!!!」

    ('A`)エッ?イイケド


         ('A`)

    グリーン「ん?」





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:47:10.33 ID:lJ2JW37m0

     おや? ドクオのようすが ▼


        (((('A`))))


    (((((((((((('A`)))))))))))))

            ,イ       
           / |      
       ,r‐、λノ  ゙i、_,、ノゝ  
      ゙l            ゙、_  
      .j´   ヽ('A`)ノ    (. 
      {     (  )      /
       )    ノ |    ,l~

     おめでとう!ドクオは毒夫になった ▼





    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:47:53.55 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「・・・」

    オーキド「・・・」

    レッド「・・・よわそ」ボソ


    ('A`) マルクナルッ!!!
    (ヽヘヘ





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:49:55.79 ID:lJ2JW37m0

    レッド(これなら勝てるかも!!!)

    レッド「よし!8等身!!じごくぐるまだ!!」

    グリーン「馬鹿め!!!」ニヤ

    レッド「な、なに!?」

    グリーン「ドクオはまるくなるで物理防御を上げたところだ!!!」

    グリーン「貴様のじごくぐるまの威力は半減!!残念だったな!!1」

    レッド「くっ!?」

           Λ_Λ
           ( ´Д`)セット
           /    ヽ 
    .      /| |   |. |
         /. \ヽ/\\.. |
        /    ヽ⌒)==ヽ_)
        / /⌒\.\ ||  ||
      / /    > ) ||   ||     ('A`)  エッ?ナニナニ?
     / /     / /_||_ ||     /(ヘ)ヘ
     し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ (_)) ̄(.))





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:51:52.78 ID:lJ2JW37m0

            Λ_Λ
           ( ´Д`)ジゴクグルマー
      -=≡  /    ヽ 
    .      /| |   |. |
     -=≡ /. \ヽ/\\.. |
        /    ヽ⌒)==ヽ_)
    -=   / /⌒\.\ ||  ||
      / /    > ) ||   ||     ('A`)  ワーイ
     / /     / /_||_ ||     /(ヘ)ヘ
     し'     (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ (_)) ̄(.))



                 oノ
                 |  三   
     _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ  ミ
    ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ    L____
    T  |   l,_,,/\ ,,/l  |      ゚ ゚
    ,.-r '"l\,,j  /  |/  L,,,/
    ,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
    _V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/



     グリーンとのしょうぶにかった ▼





    41: 忍法帖【Lv=8,xxxP】(1+0:15) :2013/09/29(日) 23:52:24.79 ID:yQMBCBawi

    強いな





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:53:39.84 ID:lJ2JW37m0

    グリーン「どっ、ドクオーーーーーーーーーーーーーーー!!?」

    レッド「や、やった!!」

    オーキド「ふむ、レッドやるようになったのう」

    (;´Д`)マスターマスター

    レッド「ん?」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:53:43.27 ID:Vr9fXORy0

    笑わせていただいたよ






    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:54:49.39 ID:6s6aOu7W0

    面白いな





    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:55:24.78 ID:lJ2JW37m0

    レッド「なに?8頭身?」

    (*´Д`)ゴホウビ

    レッド「ああ、はい」


                /⌒',
              /⌒',: : : :i⌒',
             ,': : : :l: : : :|: : :l
             l: :  :|:  : !:  l
           /⌒i: _ :j:  :|:  l
            /: : : |:   {:   |   ',
          ./: :  ノ:  |:   |:.   ,               ,..:‐、
           ,:: : -イ:.   |: : . l:: :  ',             /: : :/
           |:: :  }: ⌒ !:   ヽ   、        /   :/
           |:: : _ j: :   ',:.   ヽ  ',          |   :i
          ':: :  ヽ:. .  ',: . -‐: ': :¬\      /:   :|
            ',:: : . ヽ:- '´     ,    :丶、  /     :|
            ';:: : :'´       __, 〃⌒ヽ   `¨´     :l
            !:: : :   \   乂 .:::ノ |       . : |
           ヽ: : :      丶- .._ ¨´         . : :/
            ヽ:: : : .       `ヽ       . : : ハ
             '、: : : : : . .       ゚.    . : : : ://|
             ヽ : : : : : : : : : . . . . . ::',: : : : : : : : :///
               \: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : :イ//|





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:56:41.20 ID:lJ2JW37m0

    ( ´Д`)エ?ナニコレ?

    レッド「アメだけど」

    ( ´Д`)・・・


     8頭身は1頭身にもどった ▼


    レッド(あ、よかったもとに戻った)

    ( ´Д`)「酷いよマスター・・・こんなのってないよ・・・あんまりだよ・・・」





    53: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/09/29(日) 23:58:12.28 ID:/3JRJ5xw0

    ワロタwwwwww





    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:58:35.47 ID:lJ2JW37m0

    ―――――――――――――――
    ―――――――――

    オーキド「もういくのか」

    レッド「はい!!」

    オーキド「草むらにはいろいろ隠れておる、注意してな」

    レッド「はい!!」

    レッド「それじゃいってきます!!」

    ( ´Д`)「あんまりだ・・・ひどい・・・ひどいよ・・・」





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/29(日) 23:59:37.04 ID:lJ2JW37m0

    レッド「そんなに落ち込むなよ・・・その飴美味しいぞ?」

    ( ´Д`)「・・・」モグモグ

    (*´Д`)「・・・美味しい」モグモグ

    レッド「だろ?」

    ( ´Д`)「ハッ」キュピーン

    レッド「ん?」

    ( ´Д`)「ツンデレの香りがする」





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:00:28.28 ID:lJ2JW37m0

    レッド「なにいってるんだ?」

    ( ´Д`)「ツンデレの香りがする!!」ガサゴソ

    レッド「あっ!待て!!」


    レッド「・・・あーあ、勝手に草むらに入っていっちゃった」





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:01:42.12 ID:lJ2JW37m0

    ―――――――――――――――
    ―――――――――


    ξ*゚?゚)ξフンフフーン

    ξ*゚?゚)ξ 「たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中 」

    ξ*゚?゚)ξ 「土の中 雲の中

    ( ´Д`)「君のスカートの中」

    ξ;゚?゚)ξ 「ぎゃぁぁぁぁああああああ」


    レッド「・・・あっちか」





    63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:02:55.78 ID:lJ2JW37m0

    (*´Д`)「ねぇ君、いい香りしてるね」

    ξ;゚?゚)ξ 「ち、近寄らないで!!」

    (*´Д`)「ちょっと味も確かめていい?」

    ξ;゚?゚)ξ 「え?ええぇ?」

    (*´Д`)「大丈夫、ちょっとペロペロするだけだから」ビルドアップ

    ξ;゚?゚)ξ 「や、やめなさい!!」

            Λ_Λ
           (´Д`*) あ、ちょっとではないかも
          / 丶'  ヽ::
          / ヽ   / /:::  
         / /へ ヘ/ /:::
         / \ ヾミ  /|:::
        (__/| \___ノ/:::

    ξ;゚?゚)ξ 「ぎゃぁぁぁぁああああああ」





    65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:05:42.11 ID:lJ2JW37m0

    (*´Д`)「じゃあ、いくよ・・・?」

    ξ;゚?゚)ξ 「や、やめっ」



           なにやってんだー!  _     .'  , .. ∧_∧
                 _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    ) ま゛
             , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
            /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
           /   ノ                 |  /  ノ |
          /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
          /   _, \               / ,  ノ
          |  / \  `、            / / /
          j  /  ヽ  |           / / ,'
        / ノ   {  |          /  /|  |
       / /     | (_         !、_/ /   〉
      `、_〉      ー‐‐`            |_/





    66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:06:44.09 ID:lJ2JW37m0

    レッド「いくぞ、まったく」

    (;´Д`)「まっ、まってますたー」

    (;´Д`)「ほら、仲間!仲間増やすために捕まえないと!!」

    レッド「仲間って」チラッ

    ξ;゚?゚)ξ 「・・・」

    レッド「馬鹿、嫌がってるだろ」

    レッド「ごめんな、騒いじゃって」

    レッド「いくぞ」

    (;´Д`)「せっかくのツンデレがーーー」ズリズリ

    ξ*゚?゚)ξ 「・・・」





    67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:10:12.51 ID:lJ2JW37m0

    レッド「そもそもボールもってないから捕まえられないぞ」

    (;´Д`)「・・・あっ」ズリズリ

    レッド「隣町ついたし、早速ボール買いに行くぞ」

    レッド「仲間は6匹までだったっけ」

    ( ´Д`)「そうだよますたー」ズリズリ



    レッド「すみませーん!ボール6つくださーい」

    (;´Д`)「え?6つ?」





    69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:10:43.31 ID:lJ2JW37m0

    (;´Д`)(え?6匹までだからボールはあと5つだよね?)

    (;´Д`)(・・・まさか)

    (;´Д`)「ま、ますたー」

    レッド「ん?」

    (;´Д`)「僕捨てられるの?」





    70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:12:00.65 ID:lJ2JW37m0

    レッド「え?なんで?」(僕?)

    (;´Д`)「だって6つボールを・・・」

    レッド「うん?」

    (;´Д`)「6匹目捕まえたら僕を捨てるのかなと」

    レッド「え?なんで?」

    (;´Д`)「だって僕気持ち悪いし」

    レッド「自覚はあったんだな」





    73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:16:17.98 ID:lJ2JW37m0

    レッド「そんなわけないだろ」

    レッド「お前は俺の初めての奴だからな」

    レッド「・・・最後までよろしく頼むぞ8頭身!!」

    (*´Д`)「ますたー・・・」

    (*´Д`)(初めての奴かぁ・・・)





    75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:18:59.36 ID:lJ2JW37m0

    店員「お待たせしましたーボール6個っす」

    レッド「ありがとうございます」

    店員「ありっしたー」

    ガランガラン

    レッド「・・・よし行くか!」

    ξ*゚?゚)ξ 「・・・」

    レッド「ん?」





    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:21:15.33 ID:lJ2JW37m0

    ξ*゚?゚)ξ 「・・・」ダッ

     ツンのたいあたり! ▼

    レッド「う、うわぁ!!」

    ( ´Д`)「ますたー!!」

     ツンはボールにあたった ▼

    レッド「え?」





    81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:24:41.94 ID:lJ2JW37m0

           , -‐==‐- 、
        ;/ /.:.{ ___ }.:.:\  \;
       :/  /Vハ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ  ヽi
       :, ,  Vハ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i  i:
       ;|  |  ヽ \ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   |; 
       :.   .   \ ,二、ヽ.:.:.:.:.:.:.;'   ':
       :ヽ ヽ.    {{○ノノ:.:.:.:.:.:./  /:
        :\ \  ヽニ 、\:.:/  /;
    .        ` ー---‐ '´  ´



           , -‐==‐- 、
           /.:.{ ___ }.:.:\  
          /Vハ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 
         ,  Vハ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i  
         |  ヽ \ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   
          .   \ ,二、ヽ.:.:.:.:.:.:.;'  
          ヽ.    {{○ノノ:.:.:.:.:.:./  
           \  ヽニ 、\:.:/  
    .        ` ー---‐ '´  



     やったー! ツンを捕まえたぞ ▼





    84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:27:10.12 ID:lJ2JW37m0

    レッド「え?なんで?」

    ξ*゚?゚)ξ 「わたしが誰につかまろうなんてかってでしょ!!」

    ξ*゚?゚)ξ 「べつにあんたにつかまりたくなんてなかったんだからね!」

    ξ //?/)ξ 「助けに来てくれたときにちょっとかっこいいなんておもってないんだから!」

    ξ //?/)ξ 「勘違いしないでよね!!」


    (*´Д`)「会いたかったよ」

    ξ ゚?゚)ξ 「ちかよんなぁぁぁああああ!!11!」





    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:30:29.20 ID:lJ2JW37m0

    ―――――――――――――――
    ―――――――――

    レッド「よし、ようやく森を抜けたな」

    ξ*゚?゚)ξ 「もうぼろぼろよ・・・どうしてくれるのよ」

    ( ´Д`)(ツンが仲間になってから出番が減ったなぁ・・・さびしいよますたー)

    レッド「この町にはジムがあるらしいぞ!!」

    ξ*゚?゚)ξ 「がんばりましょ!マスター!」

    (;´Д`)(ん?ジム・・・!?)





    90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:36:24.17 ID:lJ2JW37m0

    タケシ「来たな!俺はニビポケモンジムリーダーのタケシ!」

    レッド「やつが・・・ッ!」

    ξ*゚?゚)ξ 「なんてムキムキ・・・」

    タケシ「俺の固い意志は俺のモノにも現れる!固くて我慢強い!」

    タケシ「そして・・・」

    (;´Д`)「兄さん・・・」

    (-_- )「弟よ」←タケシ

    (-_- )「バイになってしまった情けないやつめ」





    91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:38:04.10 ID:5e9qrA4D0

    タwケwシwwwwww





    94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:40:48.04 ID:lJ2JW37m0

    (;´Д`)「違うんだ兄さん・・・」

    (;´Д`)「理由があるんだ」

    (-д- )「ホモを踏み外したやつのはなしなど聞かん!!」

    (-д- )「悔しかったら体で語るんだな!!」

    ( ´Д`)「・・・」ビルドアップ

    (-д- )「・・・」ビルドアップ





    95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:41:18.70 ID:lJ2JW37m0

                 / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                ./ / | いくよ兄さん!
               / /  \          / ̄ ̄ ̄
               / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄|  こい弟よ!!
             ./ /_Λ     , -つ     \
             / / ´Д`)  ./__ノ        ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
            /    \ / /   ⊂_ヽ、
            .|    へ/ /      .\\ Λ_Λ
            |    レ'  /、二つ       \ ( -д-)
            |     /.          . >  ⌒ヽ
           /   /             /    へ \
           /  /               /    /   \\
          /  /               レ  ノ     ヽ_つ
         / ノ               /  /
       _/ /                /  /|
      ノ /                 ( ( 、
    ⊂ -'                    |  |、 \
                           .| / \ ⌒l
                           | |   ) /
                          ノ  )   し'
                         (_/



    ξ゚ー゚)ξ「」

    レッド「帰るぞツン」





    100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:47:03.80 ID:lJ2JW37m0

    ――――――次の日―――――――――


    ξ゚ー゚)ξ「・・・」

    レッド「うん、拒否する理由もわかるがいかないといけないんだ」

    レッド「バッチもあるし」テクテク

    レッド「たのもー」


    (;´Д`)「・・・」ハァハァ

    (-д-;)「・・・」ハァハァ

    レッド「・・・昨晩はお楽しみでしたね」





    104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:53:32.14 ID:lJ2JW37m0

    (-д-;)「・・・8頭身・・・やるようになったな」ハァハァ

    (;´Д`)「ますたーのおかげさ」ハァハァ

    レッド(・・・なにもやってないけど)

    タケシ「・・・お前をみくびっていたようだ」

    タケシ「俺に勝った証にポグレーバッジを授けよう!」

    レッド「やった!!」(なにもやってないけど)

    タケシ「あと…そうだ!これを8頭身にあげよう!」

    タケシ「8頭身・・・お前に足りないのはその技マシンに入ってる「がまん」だ」

    タケシ(お前早かったし)

    (*´Д`)「兄さん!!」

    タケシ「強くなれよ8頭身」


    レッド「すみませーんこの技マシン売りたいんですが・・・1000円ですかじゃあそれで」

    (;´Д`)「ますたー!!!!」





    107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:54:06.72 ID:lJ2JW37m0

    すまんがもうやめる
    じごくぐるまやりたかっただけでネタないしね





    110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:56:27.27 ID:BT6yo8rh0

    >>107ががまんを覚えろ





    108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:54:34.80 ID:Ol9I05I90

    がまん覚えさせろよwww





    112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:56:54.22 ID:FbmR5FBo0







    113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:57:18.65 ID:STGNlWp90







    114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:58:50.34 ID:k8lZl4tV0







    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 00:58:53.25 ID:8Z5JeLBs0


    面白かったよ





    116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 01:01:59.37 ID:YeZS9MCy0

    乙だけど続編を考えて欲しいのは強欲だろうかw w w w w w





    118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 01:14:07.48 ID:NO0BWXeC0

    ( ^ω^)「出番少ねえwwwwwwwwwwwwwwwwwww」





    119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 01:25:12.69 ID:W8wI+Wdpi

    いちおつ!
    面白かったわ





    122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/30(月) 01:50:56.71 ID:1Obo2j/t0


    笑わせて貰ったわ






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    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 03:36:31.70 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「うぅ……ここどこぉ?」オロオロ

    幼女「ぱぱぁ、ままぁ……」グスン

    幼女「ふぇぇ…誰かぁ」




    5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 03:42:32.29 ID:jJHT7ZSD0

    死神「あらら、困りましたなぁ」

    幼女「ふぇ!?誰?誰ですかぁ?」

    死神「私、死神と申します」

    幼女「死神?」

    死神「はい、貴方を運命の通りに死んでいただき天国やら地獄へとお招きするお手伝いをさせて頂く謂わば案内人のようなものでございます」

    幼女「ふぇぇ……じゃぁ、私は」

    死神「はい、貴方は死にました。」

    幼女「うぅ……じゃぁここは天国なの?」

    死神「違います」

    幼女「えぇええ」





    6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 03:49:09.91 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「そんなぁ…じゃぁここは……地獄?」

    死神「私が困っているのはそこなのでございます。ここは神の支配領域であり三途の川の先にある至福の場である天国でも無ければ」

    死神「悪行を為した罪人に苦しくも厳しい罰を与える地獄でもないのでございます」

    幼女「えっ!じゃぁ、私はまだ生きてるの!?」





    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 03:55:38.21 ID:jJHT7ZSD0

    死神「いえ、貴方はご両親、学校の担任の言付けを一回くらいは破っても大丈夫だと言う何の根拠も無い浅はかな理由を付けて」

    死神「夏休みにご友人たちと川へ水浴びに行き、運命であるがものの運悪くそこで溺れてお亡くなりになりました」

    幼女「もうっ!じゃぁ、ここはどこなの!」プンプン

    死神「生死の境目で御座います。天国でも地獄でもない貴方の生きた現代でもない全く別の世界で御座います」

    幼女「よくわからないよぉ……」

    死神「簡単に言い換えれば何らかの手違いにより天国へ行くはずだった貴方の魂と肉体は中途で半端な所で行き場を見失い留まってしまったのです」

    幼女「ひどい!!そっちのミスで天国へ行き損ねたなんて!」





    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:00:54.45 ID:jJHT7ZSD0

    死神「そうは言われましても一日に約15万人の方がお亡くなりになり天国へ行くのかはたまた地獄へ落ちるかの審判を受け」

    死神「死後の世界へ旅立たれるのです。多少のミスは目を瞑っていただきたい」

    幼女「そうは言っても!」プンプン

    死神「あっ!危ない!こちらの茂みに隠れて!」ササッ

    「」キョロキョロ

    「あれ?いない?いたよねさっき」キョロキョロ

    幼女「あのきぐるみの人は?だれ?」コソコソ





    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:07:24.66 ID:jJHT7ZSD0

    死神「あの実に奇妙な格好をした方々の説明をする前にこの境目の知識を幾つか知っておかねばなりません」

    幼女「じゃぁ、説明してよ。草がチクチク肌に当たって何だか鬱陶しいし」

    死神「ここは生と死の境目。死ぬことの許されない世界なので御座います。つまり貴方、そしてあの奇妙な装いの方々は」

    死神「いくら身を傷つけられバラバラにされようとも死なないのです」

    幼女「それって悪いことなの?」

    死神「いくら不死とは言え痛覚は残っております。鈍器で殴られれば痛いですしバラバラになんかされたら溜まったもんじゃありません」

    死神「お怪我にはお気をつけて」

    幼女「…わかったよぉ」





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:19:44.48 ID:jJHT7ZSD0

    死神「そして、皆が不死であるということは当然、この世界の人口は増える一方であります」

    死神「彼らは先人、職場や学校でいう先輩です。貴方がここへ来る何十年、あるいは何百年も前からここをさまよい続けています」

    死神「後輩や新人がキョロキョロと我がもの顔でここを放浪するのを見てよく思わない者が当然でてきます」

    幼女「そうかなぁ」

    死神「そういうものです。数が増えればルールや仕来りができるのは当たり前のことで御座います」

    死神「そして、それを教えるのは先人しかいないのです。とても、面倒ですよね?」

    死神「状況が状況です。死んだことすら受け入れようとしない者もいるわけです。早く、ここから出せだのと先人に文句を言うものいます」

    死神「では、どうすればいいか?無限に増殖する後輩たちに一人一人この世界について説明しますか?」

    死神「いえいえ、そんなことはしないのです。見つけて監禁して二度と外へは出られないようにすればいいのです。その方が簡単で御座います」





    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:25:00.95 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「察するにあの人達は私を襲ってどこかへ閉じ込めようとしているの?」

    死神「作用でございます。この平野の先に収容所のような建物が御座います。彼らもまた彼らよりも先にここへ来た先輩方に雇われて」

    死神「貴方のような後輩を狩っているので御座います」

    幼女「そんな…どうしてこんな乱暴なことを……ふぇぇ」

    死神「死ぬことの許されない彼らにとって狩りというのは最高の暇つぶしになるのです」

    死神「何をすることもなく、ただ植物のようにここで永遠を過ごすのは退屈で面白味のないものでしょうし」

    幼女「ふぇぇ……どうしよう」

    幼女「私は何かすぐ捕まっちゃうよぉ」

    「あ!!いたぞ!やっほーい」

    「足だ!足を潰せぇ!」

    死神「どうやら気付かれてしまったようです」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:30:02.45 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「ふぅ…なんとか逃げ切れたぁ。息切れってやっぱりするんだねぇ」

    死神「お怪我はありませんか?」

    幼女「うん大丈夫」

    死神「例え擦り傷であっても十分にお気をつけください」

    幼女「わかった」

    死神「この先に町が御座います。良心的な方々があのような狩人から身を守るために作った所で御座います」

    死神「そこへお行きなさい」

    幼女「死神さんは?」

    死神「私は用事が御座いますので。また、後ほどお会いしましょう」

    幼女「うん」コクリ





    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:34:28.19 ID:jJHT7ZSD0



    幼女「ふぇぇ…町についたけどどうすればいいのぉ」オロオロ

    男「やぁ君!新人だね!」

    幼女「…あなた誰ですかぁ」

    男「僕はこの町にずっと住んでる者だよ!見るからに君の容姿は僕と同じくらいの年齢だね!」

    幼女「どうして、私が後輩さんてわかったんですかぁ?」

    男「町の中で怯えた顔を浮かべているのはここに慣れない不死だけだからだよ!安心して!ここは安全だから!」

    幼女「うん」コクリッ

    男「えーと、そうだな。僕の家に来なよ!」

    幼女「ふぇっ!いいの?」

    男「うん!だって君、住む家もないでしょ?」

    幼女「うぅ…」





    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:37:50.83 ID:jJHT7ZSD0

    男の家

    男「ただいまぁ」

    幼女「お邪魔します」

    母「あら、お客さんかい?」

    幼女「ひっ!!」ビクッ

    母「あらあら、ごめんねぇ。驚かせちゃったわねぇ」

    母「私の体の下半分は車椅子なの」

    母「ここへくるまでに狩人に襲われてねぇ。真っ二つにされちゃって」

    男「母さん!その話はいいよぉ」





    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:42:14.31 ID:m/zyk2Q/0

    よかった変態ロリコンに連れ込まれたのかと





    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:47:01.17 ID:jJHT7ZSD0

    幼女(男の話を聞くに私をこの木造の小さな”家”と呼ばれる場所に招き入れたのは私が彼の年齢、正確には彼の死んだ時の年齢と)

    幼女(ほぼ同じであったからだという。彼は私が来る数十年も前からこの町で暮らしている。が、彼の体は死んだ頃のままである。)

    男「ここでずっと暮らしなよ。悪くないよこの町もこの家も!」

    母「うん!私も賛成だわ!家族が増えるっていいことよ?」

    幼女(彼とこの母親を名乗る女性に血縁関係はない。町の外で狩人に襲われているところを彼に助けられその時からここでずっと一緒に暮らしているらしい)

    幼女(容姿から見るに彼らは普通の親子ではあるが時間という側面から見ると実に異端な親子である。)

    幼女「ほんとに、いいの?」

    男「あぁ!もちろん!」





    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:48:44.19 ID:jJHT7ZSD0

    母「うっ……男ちゃん、そろそろ夕飯の買い物に」

    男「母さん、大丈夫?」

    母「うん、大丈夫よ。ちょっと傷が痛むだけ、やっぱり癒えないわねぇ痛みは」

    男「夕飯を食べればまた元気になるよ!じゃぁ買い物に言ってくるね!幼女ちゃんも行こ!」

    幼女「う、うん!」





    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 04:59:55.05 ID:jJHT7ZSD0



    男「驚いたでしょ。ちゃぁんと野菜だって売ってるんだよぉ」

    幼女「う、うん」

    幼女(目の前に並ぶ色とりどりの野菜。植物もまた不死なのか。また、不死である私達が食事を摂るという行為に何の意味があるのか)

    幼女「」チラッ

    男「どうしたの?」

    幼女「ううん、なんでもないよぉ」ニカッ

    幼女(人としての良心、人道を踏み外さないためにも嘗て人として行なっていたことを無意味と知りながらもこの不死の世界で演じるているのだろうか)

    幼女(永遠をを生きねばならないのなら、いっそのことあの狩人たちのように人であったこと忘れを自由奔放に生きる方が良いのではないだろうか)

    幼女(死して尚、生きていた時と同じように社会の中で溺れなくてはならないのか)

    幼女「うぅぅ……」

    死神「要するに貴方はここから出たいのですね?」

    幼女「!?」





    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:08:48.09 ID:jJHT7ZSD0

    男「死神?久々に見た…」

    死神「ここから出る方法は無くもないですよ」

    男「また、その話?幼女ちゃんにはしなくていいだろう」

    死神「そうですか」

    幼女「え!出れるの!?この世界から」

    死神「はい。お会いした時に申し通りここは中途で半端な世界。」

    死神「根本的にここは曖昧な空間なので御座います。それ故、不死であり痛覚もある」

    男「もったいぶらないでさっさと教えてやれよ」

    死神「このせかいのどこかに歪がございます。それを見つけていただければ出ることが可能で御座います」

    幼女「歪?」

    死神「はい、抜け穴と言いましょうか。入り口があれば必ず出口というものは御座います。でなければ皆、どのようにして迷い込んだのか説明がつかないでしょう」

    幼女「どこにあるの?」

    死神「私は存じ上げません」

    男「出口を探しに行った奴は何人もいるけど……みんな、悲惨な姿で帰ってきたよ。頭だけだったり……」

    幼女「ひぃぃ」





    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:11:41.34 ID:jJHT7ZSD0

    男「帰ってこなかった連中はどうせ狩人に捕まったに違いない!」

    死神「歪を見つけて出た可能性も御座います」

    幼女「そうだよ!」

    男「……でも、危険だよ!!この町にいる方がずっといい!」

    男「母さんを見てみろよ!!体が半分になっても死ねないんだぞ!」

    幼女「……それでも」

    幼女「ごめんね…私行くよ」

    幼女「やっぱり、ずっとここで暮らすのは嫌だよ」

    男「……」





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:20:22.78 ID:jJHT7ZSD0

    町の外

    死神「本当によろしいのですか?彼の言う通りあの町で暮らすのも悪くはないかと思うのですが」

    幼女「嫌だ!永遠に生きるなんてそんなの」プンプン

    死神「それで、どこに向かうのですか?先ほど申したとおり私は歪の場所までは把握していませんよ」

    幼女「まっすぐに森が見えるでしょ?あそこに向かって見る」

    幼女「時間は無限にあるんだ!虱潰しで全部歩き回ってやる!」

    男「お~い!まってぇ!」

    幼女「!?」

    男「やっぱり……僕もいくよ。母さんは行かないって言ってたけど…だけど、やっぱり僕も出たいよ……」

    男「もうずっと体は子どものままなんだ……こんなの嫌だよ」





    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:27:28.84 ID:jJHT7ZSD0



    男「気をつけて!狩人がいるかもしれないから」

    幼女「うん……」

    死神「言っておきますが私は立場上何も手出しはできません。狩人にもあなた達にも」

    死神「ただ、助言は」

    男「いいよ!初めからお前に頼るつもりもない」

    死神「そうでございますか」

    幼女「くらいねぇ…ねぇ、朝になるまで待たない?」

    男「それだと、永遠に待つことになるよ。この世界に朝なんて無いんだ」

    死神「静寂の闇が永遠に世界を覆っているのでございます。光を必要とするのなら一度町に戻って松明でも」

    男「だめだめ、狩人にばれちゃうだろ」

    「おぉ…い」

    男「ちょっと、待って…今、何か聞こえた」

    「おぉおい」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:29:43.39 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「狩人かな…」オロオロ

    「おおおおおい」

    男「あの木の上からだ」

    死神「狩人では無いと思うのですが」

    男「なんでだよ」

    死神「狩人がああして大きな杭を胸に打たれて木に吊るされているとは考え難いです」

    男「!?」

    「おぉぉおい!ぎみたち」





    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:34:41.20 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「だ、大丈夫ですかぁ」オロオロ

    「ぐるじい……十年ちかくこのざまだ」

    男「悪いけど、僕達じゃ助けたれないよ。第一そこまで登れないし……」

    「い゛やいいんだ……ぎみだちにつたえたいことがあっで」

    幼女「?」

    「ぎみだちは出口をざがじているんだろ?」

    幼女「おじさん!出口を知ってるの!?」

    「あ゛あぁああああああああああああああああああああああ」

    「じってるよ?ぎみだぢにおじえてあげる」

    「この森を抜けたところに洞穴がある゛その中に出口があ゛る」

    男「本当か?それは」

    「あ゛ぁぁああああああああ」

    「うぞじゃないざ…お゛れは出口を見つけたから町のみんなに教えてやろうと再び引き返したところを狩人に見つかってやられたのざ」

    「あ゛あああああああああああ」





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:37:19.20 ID:jJHT7ZSD0

    「はやく行けよ。ここは奴らにとって絶好の狩場だ。いずれここへくるぞ」

    「あ゛あ゛いだいいだいだいだいだいだいだい」

    「できればこの杭を抜いてほしいんだがなぁああああああああ」

    「お前さんらにはむりだろう。残念だ」

    男「行くぞ」

    幼女「……でも」

    男「あの男も言ってたろ?ここにいると狩人が集ってくる」

    「そんじゃぁな!」

    「あ゛ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」





    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:39:16.97 ID:jJHT7ZSD0

    洞穴

    男「こ、ここがそうか」

    幼女「そうみたいだね!やった!中に出口が!」

    男「慎重に行こう。万が一狩人がいたら大変だよ」



    幼女「うぅ…暗いね」

    男「どのくらいでかいんだろうな。この穴は」

    ガラガラ

    男「!?」

    男「危ない!!!!」

    幼女「え?」

    ガラガラガラ ドシャァアアアアアン!!!!!!!!





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:47:26.11 ID:jJHT7ZSD0

    幼女「いたたた」

    死神「岩が崩れてきたのですねぇ。これでは後に戻れません。見てください来た道はすっかり塞がれてしまいました」

    男「ぐぐぐぐぐぐぐ」

    幼女「!?」

    幼女「大丈夫!?」

    男「いだい…いだいよぉ!!!岩をどけてぇええ!!下半身が潰されてるぅぅ!!!」

    死神「この岩の積木をどかすのこの幼き少女の体では無理でしょう」

    男「いだだだだだ。ぐっがぁああああ!!ぜめでごろじてくれぇええ」

    死神「それも不可能でございます。お忘れになりましたか?ここは不死の世界で御座います。」

    男「あだまだ!!頭をつぶしてぐれぇええ」

    幼女「うぅ…」オロオロ

    男「だのむ!!このどおりだぁ。ぎゃぁあいだいいいいいい」





    46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 05:51:11.99 ID:jJHT7ZSD0

    死神「お辞めになったほうがよろしいかと」

    幼女「でも…」

    男「ああああああああああああ。なにしてんだよ!!くそ!!!ぐはぁあああああああ殴れよ!!その石で!!ぼくのあだまをぉおおおお」

    幼女「うぅ…仕方ないよね…仕方ないよね!!」

    死神「おやめなさい」

    幼女「やだ!!可愛そうだもん!頭を潰して楽にしてあげる!!」ガツン

    男「ぐへぇ…いだい……いだいぃぃい!!!目が片方とれてる……なのに意識が……ある頭は潰れてないのか!?おい!!おい!!!」

    死神「潰れてますとも」

    男「あああああああああああ!!じゃぁなんで意識がぁあああああああああ!!」





    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:00:33.53 ID:jJHT7ZSD0

    死神「ご説明しましょう。」

    死神「何度も申し上げておりますがここは中途で半端な世界」

    死神「貴方の意識というもの死ぬ前のものと違い脳を介していないのです。謂わば魂そのものが意識というわけで御座います」

    死神「そして、欠損部が再び治癒することもございません。残念ながら貴方はここで途切れることのない意識とともに永遠にその痛みを味わい続けなければならないのです」

    死神「貴方の母のように。森で出会った男のように」

    男「そ、そんなぁ…いやだぁああああああああああいやだぁあああ!!!!!!助けて!!!!!!だずげでよぉおおお!!!!!!!」

    幼女「……」オロオロ

    死神「ですからお辞めなさいと申したのです。彼の頭を潰した所で何の解決にもなりません。痛みが増すだけなのですから」

    幼女「ひ、ひぃぃいい!!!」タッタッッタ

    男「まで!!!までよぉお!!!!おいてくなよぉおおおおおお!!!!!!!!!だずげでよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」





    50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:04:16.74 ID:jJHT7ZSD0

    幼女(暗い暗い洞窟の中を必死で走り抜けるが彼の声は私を追いかけるかのように聞こえてくる)

    幼女(いやだ!あんな風にはなりたくない!!)

    幼女「こ、ここは」ピタッ

    死神「これは!おめでとう御座います!これこそが歪で御座います!貴方の探し求めた出口なのです!」

    幼女「私、助かるの?」

    死神「はい!もちろんです!貴方は晴れて天国へ召されるのです」

    幼女「よ、よし!行くよ!」

    死神「それではお元気で!」

    幼女「」ピョン!





    53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:10:18.13 ID:jJHT7ZSD0

    病院

    幼女「あ、あれ?」

    死神「貴方は運がいい!こちらの手違いのお詫びということで特別に死を免れたのでしょう!」

    幼女「そ、そうなんだ」

    死神「いやぁ、こういうこともあるのですねぇ。それでは私はこれで」

    死神「また、いずれお会いしましょう」

    幼女「今度は……間違えないでね」

    死神「はい!もちろんですとも!貴方の今後の行い次第ですが。次こそは必ず天国へお招きいたします」

    幼女「ふぅ」





    55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:16:24.97 ID:jJHT7ZSD0

    幼女(本当に次、間違えたら許さないんだから!!)プンプン

    父「よかった」

    父「元気そうじゃないか」

    幼女「パパ!」

    父「病院で寝ずの番をどれだけすごしたことか」

    幼女「ごめんなさい……私が勝手に川へ何か行ったから」

    父「謝るのはそこじゃないだろ?」

    幼女「え?」

    父「謝るのはさぁ、そこじゃないよね?」





    おわり





    56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:16:59.75 ID:dA6IHTDXi

    怖えよ





    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:17:24.90 ID:PkL3Rvuo0

    おい解説





    58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:18:08.80 ID:jJHT7ZSD0



    おわりです!
    前に描いたやつ





    59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:18:56.86 ID:DYW7xd8Pi

    あれだろ、なんで死ななかったんだよってこったろ





    60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/13(金) 06:27:54.92 ID:0peiqfsX0

    父さん=男の子=脱出できた。





    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:48:21.56 ID:WvDcSABC0

    数年ぶりに足を踏み入れた野比家は、昔とは違う、どこか余所余所しい匂いがした。

    のびママ「いらっしゃい、しずかちゃん…」

    頭に白いものが目立つようになった彼の母が、力のない声で私を和室へと案内してくれた。
    こうして彼の母と向き合って座ると、私の胸は懐かしさでぎゅっと締め付けられるようだった。
    あの頃の、楽しかった思い出が頭を駆け巡る。
    テレビを見ながら眠ってしまった彼を尻目に、二人でガールズトークに花を咲かせたのもこの和室だ。
    そんな時、彼の母は決まって「息子には内緒ね」と舌を見せながら、隠しておいた高級菓子を私に出してくれたものである。
    彼の母には、一時期とてもよくしてもらっていた。



    2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:49:22.58 ID:WvDcSABC0
    のびママ「今日は悪いわね、しずかちゃん。お仕事、忙しいのでしょう?私達のことなんてもう忘れてくれていいのよ」

    一方的にやって来たのは私のほうなのに、彼の母はひどく卑屈な言い方をした。
    以前なら、こんな言い方しなかった。
    数年で、人はここまで変われるものだろうか。
    だが野比家の状況を考えると、わからないでもない。
    彼の母は、この数年の間にあらゆる限りの暴言、罵詈雑言を浴びせられ、世間から好奇と悪意の眼差しを受けたのだ。
    それはきっと、私には想像もつかないほどの長い長い地獄の日々。
    それでもこうして生活を保っているのだから、やはり女性はタフだというのは本当だろう。
    一方彼の父は早い段階から精神を病み、自己の暗い世界へと逃避してしまったと聞く。

    しずか「おばさん、そんなこと言わないでください。結局私はおばさんの娘にはなれなかったけど、今でもおばさん達のことは大切に思っているんですよ。どうか他人行儀の言い方はよして」

    のびママ「…ありがとう。でもいつまでもあなたのような若くて綺麗なお嬢さんを、うちに縛りつけておくことはできないわ」

    彼の母が気休めの言葉など求めていないことは、その様子から見てとれた。
    辛い。
    だけど人間は生きてる限り、前に進まなければならない。
    私は決心して、本題に入った。

    しずか「あの、今日はお願いがあって来たんです」

    のびママ「お願い?」

    しずか「はい、のび太さんの部屋を見せてもらえませんか?」




    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:49:25.76 ID:KpSdBu0s0

    エロ展開ありますか?




    4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:50:57.85 ID:WvDcSABC0

    >>3
    なしです


    私は了解を得て、野比家の階段を上がった。
    襖を開けると、そこに広がる懐かしい光景に、涙が溢れそうになった。
    だが今は泣いている暇などない。
    私は早速、彼の使っていた机に歩み寄った。
    そっと引き出しを開ける。
    中は空だった。
    とても彼らしい。
    彼はずっと信じていた。
    いつか再び、この引き出しが開いて、中からドラちゃんが顔を出す日を、信じてずっと待っていた。
    だから引き出しに何も詰めず、空のままにしていたのだ。

    しずか「お願いドラちゃん…どうか、帰ってきて」

    無駄だとわかっていた。
    それでも私は引き出しの中に向かって、そう呼び掛けずにはいられなかった。

    しずか「ドラちゃん…」




    5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:51:45.16 ID:WvDcSABC0

    ドラちゃんがその役目を終え、未来に帰ったのは、彼の大学合格が決まった翌日だった。
    滑りの悪くなった引き出しを閉めると、ギイギイと耳障りな音が響いた。
    私は今度、押し入れに向かう。
    まさかとは思ったが、念のためそこにドラちゃんのスペアポケットがないか確かめるつもりだった。
    しかし、押し入れの中には彼の参考書や書籍類が詰められているだけで、他に何もないことは一目瞭然だった。
    私は、自分が失望していることに気付いた。
    この部屋に来れば、ドラちゃんが置き忘れていった何かが手に入ると、心のどこかで期待していたのだろう。
    いい歳をして、何て都合のいい事を考えていたのか。
    自分が恥ずかしい。
    この部屋に足を踏み入れた瞬間から、気付けたはずだ。
    ここにはもう、ドラちゃんがいた形跡は何一つ残っていない。
    この部屋で寝起きしていた人物――のび太さんの物静かで聡明な人格が現れているだけの、普通の部屋ではないか。




    6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:52:44.81 ID:WvDcSABC0

    しずか「お邪魔しました」

    玄関で靴を履くと、私は彼の母を振り返った。
    その顔を見た途端、堪えきれずに言葉が口をついた。

    しずか「また、遊びに来てもいいですか?」

    自分がこの家を出た瞬間、彼の母が死んでしまうのではないか、もう二度と会うことが出来ないのではないか、そんな気がして不安だった。

    のびママ「いいえ、来ては駄目よ」

    しかし彼の母は、厳しい口調でそう言った。

    しずか「え…?」

    のびママ「あの子は…のび太はもうここへ帰って来ない。しずかちゃん、あなたには感謝しているし、今でもとても可愛く思っているわ。だけどお願い、私の気持ちもわかってちょうだい。辛いのよ…あなたを縛り付けておくようで、」

    しずか「そんな…私は自分の意思で今日ここへ来たんです。縛り付けられてるなんて思ってません!」

    のびママ「お願いよしずかちゃん、あなたには幸せになってほしいの。もうあんな馬鹿な息子のことなんて忘れて、自分の人生を歩んで欲しいのよ」

    野比家を出ると、私の足は実家には向かわず、とぼとぼと駅を目指していた。
    たまには実家に顔を出せと、母からはまたネチネチ言われるだろう。
    だけどそんなこと、今はどうでもいい。
    彼の母に言われた言葉が、ショックだった。
    自分は前だけを見て歩いていると思っていた。
    前向きに、彼のために出来ることをしようと考えていた。
    しかしそれ自体が、現実から逃げていることの証明だったのだ。
    彼の母は、私が思っていた以上に気丈だった。
    少なくとも今の私よりは、現実を受け入れていた。




    7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:53:41.18 ID:WvDcSABC0

    中途半端に混んだ電車に乗り、アパートの最寄り駅で降りた。
    冷蔵庫に何も入っていないことを思い出したが、もう買い物をして帰る気力がない。
    今晩はカップラーメンで済まそうと、家路を急いでいると、前方から細身のスーツを着た男が歩いて来た。

    しずか「スネ夫さん…」

    私は驚きのあまり、思わず男の名を口にした。

    スネ夫「やあ、そうか君はこの辺りに住んでるんだったね」

    スネ夫さんは愛想のいい笑顔を浮かべた。
    しばらくその場で当たり障りのない会話をしていると、スネ夫さんは夕食を一緒にどうかと誘ってきた。

    しずか「でもスネ夫さん、仕事中じゃないの?」

    スネ夫さんが父親の経営する会社に就職し、忙しくしていることは人づてに聞いていた。

    スネ夫「今終わったところだから問題ないよ。どうせ役職なんてお飾りで、会社に戻っても僕の仕事なんてないようなものさ」

    スネ夫さんは自虐的にそう言うと、先に立って歩き出した。
    仕方なく私は彼について行く。




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:54:26.91 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「予約してないけどいいよね?骨川だけど」

    レストランは、スネ夫さんの行き付けのようだった。
    すぐさまマネージャーらしき男が出てきて、丁寧な物腰で私達を奥の個室へと案内する。
    メニューを渡されてもよくわからなかったので、オーダーはすべてスネ夫さんに任せた。
    届いたワインで乾杯をし、グラスに口をつける。
    変な味がしたが、スネ夫さんはとても満足そうに飲んでいた。

    しずか「今日、のび太さんの家に行ってきたわ」

    肉料理が届いたところで、私は切り出した。
    ずっと、誰かと彼の話をしたかった。
    今日スネ夫さんに出会えたのは、予期せぬ幸運だった。
    まさか会社の同僚達に彼の話など出来ない。
    口にしたところで、怪訝な表情を浮かべられ、すぐに彼氏やスイーツの話題にシフトされてしまうことだろう。
    彼の話をするなら、私と同じように彼のことをよく知っている人物とでなければ虚しいだけなのだ。

    スネ夫「へえ、のび太の家に?何しに行ったんだい?」

    しずか「うん、ちょっとおばさんの顔も見たかったし」

    スネ夫「そうか」

    スネ夫さんは、複雑な表情を浮かべた。
    私のことを責めるべきかどうか、思案しているようだった。




    10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:55:39.27 ID:WvDcSABC0

    しずか「もしも今、ドラちゃんがいてくれたら…」

    スネ夫「ドラえもん?ははっ、懐かしいな」

    しずか「ドラちゃんがいたら、助けになってくれたと思うの」

    スネ夫「まさか。ドラえもんは確かに不思議な道具を持っていた。だけどそれらが人の生き死にを左右することは出来ない。君だって知ってるだろう」

    しずか「ええそうね、いくらドラちゃんの道具でも、死んだ人間を生き返らせることは出来ないわ。だけど」

    スネ夫「え?」

    しずか「無実の人間を救うことは出来るかもしれない」

    私は慎重にそう言った。
    スネ夫さんを窺うと、無言で目を伏せている。
    私はスネ夫さんの言葉を待つ間、皿の肉を口にした。
    香草がきつく、ただ油っこいだけの料理だった。

    スネ夫「ジャイアンとは話したのかい?」

    やがてスネ夫さんが、震える声で言った。

    しずか「いいえ、武さんとは会ってないわ」




    11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:56:28.45 ID:1cc4Yk0J0

    いったいのび太は何をしたんだ




    12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:56:36.71 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「ジャイアンに会っても、今みたいな発言は絶対にしてはいけないよ。想像してほしい。妹を殺されたジャイアンの気持ちを。しかも犯人は自分の幼馴染みなんだぜ」

    しずか「違うわ!のび太さんは犯人なんかじゃない!」

    スネ夫「もう決まったんだよ、しずかちゃん!僕だって辛いよ。だけどもう、のび太の死刑は決まったんだ!のび太はジャイ子ちゃんを殺した。それは紛れもない事実なんだ!」

    スネ夫さんは目の前の皿を手で押し退けると、テーブルに突っ伏してしまった。
    小刻みに肩を震わせている。

    しずか「そうね。のび太さんは死刑…」

    私は気を落ち着かせようと、ナプキンでテーブルの上の水滴を拭った。

    しずか「法律が、世間が、そう決めた。だけど、スネ夫さんはどうなの?スネ夫さんの中でも、犯人はのび太さんで決定なの?ほんの少しでも、幼馴染みの無実を信じる気持ちは残ってないの?」

    スネ夫さんは、大きく肩を震わせると、くぐもった声を洩らした。
    私はもうどうにも気持ちを抑えきれなくて、スネ夫さんに言葉をぶつけた。




    13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:56:51.39 ID:urCehbXW0

    のびちゃんは死んだのか




    19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:00:51.44 ID:YeSJIZc40

    >>13
    刑務所にいるんじゃね?




    14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:58:12.45 ID:WvDcSABC0

    しずか「スネ夫さん、あなたの目から見て、野比のび太という人間は、殺人を犯すように見えた?ねえ思い出して。中学生の時、先輩にいじめられたあなたを助けてくれたのは誰?」

    しずか「私がリコーダーを盗まれて困っていた時、見つけてくれたのは誰?武さんが家出した時、何日も学校を休んで探し回っていた人は誰?出来杉さんが痴漢で捕まった時、その濡れ衣を晴らしてくれたのは誰?答えてよスネ夫さん!」

    スネ夫「…のび太だ…グスン…」

    しずか「そうよ!のび太さんは困っている人を見捨てられない優しい人間なのよ。あなたを庇ったことで今度は自分が先輩に殴られても、のび太さんは笑っていたわ」

    しずか「家出した武さんを探し回っていて、その間の無断欠席を担任の先生に怒られた時も、言い訳せずに反省文を書いていた」

    しずか「出来杉さんに痴漢の濡れ衣を着せた女子高生を探すため、何日も真冬の駅に張り込んだ挙げ句高熱を出して倒れた時も、のび太さんは自分の体ではなく出来杉さんのことを心配していた」

    しずか「誰かを助けるためなら自分が馬鹿を見ても構わない、そういう不器用な人なのよのび太さんは!そんなのび太さんが殺人なんて犯すわけない」

    しずか「マスコミは幼い頃ののび太さんの駄目エピソードばかり並べて、世の中に不満を抱えた典型的殺人犯に仕立てあげる報道ばかりしてるけど、ずっと身近でのび太さんを見てきた私達なら、彼の真実を訴えられるはずよ!」

    しずか「お願い、スネ夫さん、のび太さんの無実を証明するために、私と一緒に動いてほしいの」




    15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:59:18.46 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「動くたって、勝算はあるのかい?しずかちゃん」

    そう言って顔を上げたスネ夫さんは、もう泣いていなかった。
    だけどその表情は私の求めていたものとは、真逆のものだった。
    スネ夫さんは底のない暗闇を見つめるような目で、じっとテーブルを睨んでいる。

    スネ夫「僕だって今まで何もしないでいたわけじゃない。のび太が捕まって最初の頃は、のび太の疑いを晴らすために色々行動したりもしたさ。そのための資金をパパに頭を下げて借りたり、有能な弁護士や探偵を雇って証拠を探させたり」

    スネ夫「でもいつか気づいたんだ。のび太自身がそれを望んでいないことに。裁判でものび太は自ら極刑を望む発言を繰り返していた。さらに僕が裏で動いていたことを、ジャイアンに勘づかれた」

    スネ夫「そのことでジャイアンは僕を責めはしなかったよ。ただ、僕に裏切られたと思い、失意の表情を浮かべるだけだった。僕はやっと気づいたんだ」

    スネ夫「幼馴染みを救おうともがけばもがくほど、もうひとりの幼馴染みを絶望の淵につき落としていることに。ジャイアンはこれからもずっと、被害者の遺族なんだよ」

    私は静かに席を立った。
    もうスネ夫さんとは話せないと思った。
    テーブルを隔てて、私とスネ夫さんの距離はずっとずっと遠い。
    だからあの頃のように話せないのは、わかっていたはずなのだ。
    それなのに思わぬ再会に甘え、スネ夫さんの立場も考えずに自分の思いだけぶつけた自身に、腹が立った。
    私はなんて身勝手な人間なのだろう。

    しずか「のび太さんはきっとまた誰かを助けるために、嘘をついているんだわ。私はのび太さんが真犯人を庇っているのだと考えてる」

    最後にそれだけは伝えて、私はレストランを後にした。
    これでまた一つ、私は友人を失った。
    スネ夫さんはもう、こんな私とは会ってくれないだろう。




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 08:59:42.80 ID:4yiMuiym0

    のび太はクズだろ




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:01:41.33 ID:1cc4Yk0J0

    まだ小学生だろ
    クズなんて言うなよ




    22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:02:57.99 ID:iDSHhzFx0






    320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 11:17:21.00 ID:dn6+tYF20

    >>22
    なんだこれわろた




    23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:02:59.83 ID:O/IzxFt90

    期待




    24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:03:00.35 ID:lMuX4Lq8i

    はよ




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:03:33.14 ID:WvDcSABC0

    翌日、私は何事もなかった顔をして出社した。
    町外れの小さな配送会社はそれなりに居心地良く、そこで代わりなら吐いて捨てるほどいるであろう、簡単な事務処理をするのが私の仕事だ。
    我ながらぬるま湯だなと思う。
    では他に何かやりたいことがあるのかと問われたら、私には答えることが出来ない。

    同期「ねえこれ、しずかの実家の傍じゃない?」

    席に着くと、隣から甘ったるい香水の匂いとともに、同期が話しかけてきた。

    しずか「何?」

    同期「ほらこの記事…」

    同期が週刊誌を押し付けてくる。
    確かに記事には私の実家近くの地名があり、おどろおどろしい字体で『身元不明の少女、山中で発見』と見出しが出ていた。
    私はそれを食い入るようにして読んだ。




    27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:05:38.77 ID:WvDcSABC0

    同期「しずか?」

    私があまり真剣に記事を読んでいたためか、気がつくと同期が心配そうにこちらを覗きこんでいた。
    私は週刊誌を返す。

    しずか「やだぁ~何で朝からこんなババ臭い雑誌読んでるのよ」

    同期「へへっ」

    うまく笑顔を作る私と、これまたうまく肩をすくめて見せる同期。
    互いにぎりぎりのラインを見極め、相手に深く踏み込まないよう気を付けている。
    それがこの会社で、同僚とうまく付き合うコツだ。

    同期「あ…」

    ちょうど背後を通りすぎたお局様の咳払いに、二人同時に肩をすぼめた。
    お局様の前でババ臭いという言葉は禁句だ。
    その時、後輩が私達の間に割って入ってきた。




    26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:05:12.18 ID:lZUi8EyJ0

    吐いてじゃなくて掃いてだろとマジレス

    あと支援




    29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:06:50.09 ID:WvDcSABC0

    >>26
    ご指摘ありがとうございます。すみません



    後輩「せんぱ~い、パソコン動かなくなっちゃったんですけどぉ~」

    私はやれやれと立ち上がり、彼女の席まで歩いて行く。
    全体的に見れば私もまだ彼女のように、若い部類に入ることだろう。
    だけどあと数年もすれば、お局グループの仲間入りだ。
    ずっとこの場所で私は老いていくのだろうか。
    いつか誰からも見向きされなくなる日が来るのだろうか。
    その日が来るのが、たまらなく怖い。

    後輩「あ、動いた!せんぱ~い、ありがとうございますぅ」

    そう言ってはしゃぐ後輩の肌はつるりとしていて弾力があり、私は無意識のうちに彼女から目を逸らしていた。




    28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:06:29.19 ID:mL0a2f0f0

    支援




    30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:07:47.63 ID:WvDcSABC0

    仕事は滞りなく終わり、私は野暮ったい制服から着替え、会社を出た。
    そのままアパートには向かわず、駅を目指す。
    それは同期に週刊誌の記事を見せられた時から、決めていたことだった。

    しずか「あの記事にあった山とは、裏山のことだわ…」

    昼休みを潰して調べたところ、記事にあった少女の他に、同じ山から身元不明の人物が保護されるという事件が、最近相次いでいるという。
    保護された人物は皆、支離滅裂な事を口走り、情緒不安定。
    私には、もしかしたらという気持ちがあった。
    だから今日、発見された少女に会ってみようと思った。
    私は電車からバスに乗り換え、地元の市立病院へ向かった。

    しずか「あの、裏山で保護された少女の病室はこちらですか?」

    受付で尋ねる。

    受付「警察の方ですか?それとも…ご家族?」

    しずか「えっと、家族かもしれないんです」

    私は嘘をついた。
    受付係はどこかに電話を掛けた後、そこで待つようにと待ち合い室のソファを指し示した。




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:08:32.98 ID:WvDcSABC0

    少し待つと、大股で歩く足音が近づいてきて、私の傍でぴたりと止まった。
    顔を上げようとして、頭上から野太い声が降ってきた。
    私は驚いて立ち上がり、その人物の顎に頭突きする形となってしまった。

    しずか「あ、ごめんなさい。大丈夫ですか?…武さん」

    武さんは顎を押さえながら、ゲラゲラと笑った。

    武「なんだ、面会希望で呼び出したのはしずかちゃんだったのか」

    子供の頃から変わらず、大柄な体型を維持している武さん。
    しかし以前のような威圧的な感じはなく、その白衣姿には風格さえ感じられた。

    しずか「医者になったとは聞いてたけど、この病院に勤めてたのね」

    武「ああ、去年からな」

    武さんはよそよそしくそう言うと、ちらりと受付を見た。
    それから私をエレベーターまで案内してくれた。
    到着したエレベーターには、看護師がひとり乗っていた。
    武さんは私とは目を合わさず、ずっと階数表示を睨んでいた。
    だが看護師が3階で降りると、急に以前のような調子に戻り、言った。




    32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:09:09.83 ID:WvDcSABC0

    武「受付から連絡あったけど、患者の家族かもしれないって言うのは、嘘なんだろ?」

    しずか「え…?」

    武「特殊な例だから、患者の面会には慎重になっているんだ。家族のフリをして患者に近付き、ネタを仕入れようとするマスコミ関係者も多くてね。いつもなら受付からの連絡に俺が出て行って、追い返すようにしてる。ほら俺、こんな顔だから効果あるんだ」

    そう言って笑う武さんの顔に、私は妙に納得してしまった。
    ずる賢い記者も、やって来た医者がこんなプロレスラーのような風貌の男なら、尻尾を巻いて逃げただろう。

    しずか「でも私には会わせてくれるのね。例の裏山で保護された少女に…」

    武「ああ、しずかちゃんは特別だよ。悪意はないみたいだからな。だけどなんだってあの患者を気にしてるんだ?」

    しずか「え、ええ…裏山って聞いて、やっぱり幼い頃の遊び場だったところだし、気になって…。それに私、短大で児童の心のケアについて勉強していたから、何か力になれないかなって思ったのよ」

    私の嘘に、武さんは特に疑う様子を見せなかった。
    その代わりに眉を寄せて、「難しいと思うけど」とだけ呟いた。




    33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:09:49.69 ID:WvDcSABC0

    武さんの言葉の意味は、少女の病室に入った瞬間、理解できた。
    少女は全身をほぼ包帯で巻かれ、ベッドに半身を起こしていた。
    話しかけても返事はなく、ぴくりとも反応しない。

    しずか「武さん、これは…」

    武「怪我は見た目より酷くはない。ただ、発見されるまでかなり長い時間、裏山をさ迷っていたらしく、どうも野犬に襲われたらしい。その時のショックで、彼女は言葉を失い、すっかり心を閉ざしているようなんだ。日がな一日、こうしてただぼうっと座っているだけだ」

    しずか「他に裏山で保護された方たちは、この病院に入院してないの?」

    武「いいや。この患者だけだ。他はみんな精神科のある病院に収容されてるはずだぜ」

    しずか「確か、保護された人はみんな言ってることがおかしくて、情緒不安定って聞いたけど…」

    武「ああ。だけど彼女に比べたらそっちのほうがまだマシさ。狂えるだけね。彼女は狂うことも出来ず、外界からの刺激に心を閉ざすことで、必死に自分を守ろうとしているんだ。きっと裏山ですごく怖い体験をしたんだと思うよ」

    しずか「裏山で何が起きているの…」




    34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:10:39.43 ID:WvDcSABC0

    武「わからない。そっちのほうの捜査は警察の仕事だからね。俺たち医者は、ただ患者に向き合うことだけを考えている」

    しずか「そう…。彼女、早く良くなるといいわね」

    武「頑張るよ。医師として出来るだけのことをするつもりだ」

    しずか「ええ、彼女まだ小学生くらいよね?ご両親も今頃どこかで心配しているはずだわ」

    私はちらりと武さんを窺い見た。
    武さんは私の視線に気づかず、なぜか窓の外を睨んでいた。
    この606号室からは、裏山の一部を確認することが出来る。




    35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:11:15.02 ID:HdQIq2EnP

    出世しとるなぁ




    378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 11:55:08.52 ID:UY4sNXRe0

    >>35
    すごいよかった




    36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:11:36.12 ID:WvDcSABC0

    しずか「今日はありがとう。お仕事頑張ってね」

    病院の玄関まで、武さんは付いてきた。
    振り返り、礼を言う。
    また今度会いましょうとは、軽々しく口にできなかった。
    二人とも意識して、ジャイ子ちゃんやのび太さんの話題を避けている。
    武さんは、のび太さんの死刑確定をどう受け止めているのだろうか。

    武「しずかちゃん!」

    歩き出した私を、武さんが呼び止めた。

    武「しずかちゃんのしようとしていることを、俺は止めるつもりはない。今更何をしても、ジャイ子が帰って来ることはない。だけど…」

    しずか「だけど…?」

    武「お願いだ。スネ夫を巻き込むことだけはやめてくれ。あいつは神経の細かい奴なんだ。もちろん奴も、しずかちゃんに協力したい気持ちはあるはずだ。だけど俺を裏切ることはしたくないとも考えている」

    武「あいつは昨日、泣きながら俺に詫びてきたよ。こっちは謝られる覚えなんてなかったけど、あいつはひとり悩んで、自分を責めていた。どうかあいつの気持ちを汲んでやってくれ。お願いだしずかちゃん」




    37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:12:16.18 ID:OF1+bwiDO

    ジャイアンが医者か…




    38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:12:19.55 ID:lZUi8EyJ0

    何の恨みが・・・




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:12:35.53 ID:WvDcSABC0

    武さんが大きな頭を下げた。
    そういえば事件後、武さんはのび太さんを恨むような発言をまったくしなかった。
    もちろん心の中はわからない。
    本当はのび太さんのことが憎くて仕方ないのかもしれない。
    だけどそれを表に出さないのは、武さんが優しいからだろう。
    私やスネ夫さんの中に、まだのび太さんを友人だと思う気持ちがあることを、武さんは見抜いているのだ。
    幼い頃の思い出を綺麗なままにしておけるよう、武さんは私に気を遣ってくれているのかもしれない。

    しずか「わかったわ。ごめんなさい」

    私は武さんの視線を避けてそう言うと、足早に病院を後にした。
    近くの公園に駆け込み、靴を履き替えた。
    公園を出たところで、誰かの視線を感じた。
    まとわりつくような、嫌な視線だった。
    私は背筋に鳥肌を立て、なるべく人通りの多い道を目指した。
    だが途中で何者かに肩を叩かれ、半ば強引にそちらへ顔を向かせられてしまった。

    しずか「あ、あの…誰ですか?」

    私を引き留めた女は、自分をフリーライターだと名乗った。




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:13:40.61 ID:WvDcSABC0

    ライター「あなたロクちゃんの知り合い?」

    しずか「は?」

    ライター「会ったんでしょ、患者に。ロクちゃんのほうだよね?」

    しずか「ロクちゃん?」

    ライター「そ、606号室に入院してるからロクちゃん。彼女口が利けなくて、自分の名前すら言えないんでしょ?だからライターの間では通称ロクちゃんで通してるの」

    しずか「はぁ…」

    女は馴れ馴れしく喋り、表面上は笑顔だったけれど、腕はしっかりと私の肩を掴み、逃がすものかと力をこめていた。
    どうやら私からロクちゃんについての情報を聞き出そうとしているらしい。

    ライター「あなたはなんでロクちゃんに面会出来たの?」

    しずか「あの、私のことを見張ってたんですか?」

    ライター「だって待ち合い室で剛田医師と話してたの見かけたから。あたしなんていっつも門前払いよ。よく面会させてもらえたわね」

    女は私を見張ってたことについて、悪びれもせずにそう言った。




    41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:14:34.76 ID:WvDcSABC0

    しずか「残念ですけど、ロクちゃんについてお話出来ることは何もありません」

    私は女を振り切って、先を進んだ。
    追いかけてくるかと思ったが、女はすんなり諦めてくれた。
    その代わり、今度はひどく苛ついた声を上げた。

    ライター「これから裏山に行くつもりでしょ?」

    しずか「はい?」

    振り返ると、女はにやにやと笑って、私の足元を顎でしゃくった。

    ライター「靴、履き替えてる。病院ではヒールだったのに、今はスニーカー。どうして?」

    しずか「こ、これは…」

    ライター「これから山を登るからだよね?やめときな。あそこに近づかないほうがいいよ」

    しずか「あなたには関係ないことです」

    ライター「この事件、あたしは宗教が絡んでると思ってる」

    しずか「宗教?」




    42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:14:42.93 ID:nD8qe1KR0

    なかなか面白いわ




    44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:15:27.97 ID:WvDcSABC0

    >>42
    ありがとう


    ライター「そう。あの山のどこかには、おそらく宗教施設があるのよ。保護された人物たちはみんなそこでひどい虐待を受けていた。だから精神を病み、怪我を負い、施設を逃げ出した。逃げて山中をさ迷っているところを保護された」

    ライター「これがあたしの考える事件の筋書き。あたしの仲間が今、どうにかしてその施設を探し、潜入しようと準備してる。だから今、あなたに引っ掻き回して欲しくないのよね。向こうに変に警戒されたら、こっちが動きにくくなるし」

    女はなぜか勝ち誇ったように言った。
    私を駆け出しのライターとでも勘違いしているのだろうか。
    そうだとしたら自分の見解をベラベラと話すその神経を疑ってしまう。
    この女は何もわかってないなと思い、私は今からの裏山行きを断念した。
    それから女との会話を思いだし、何も収穫がなかったわけではないことを、天に感謝した。

    しずか「そうですか。では私はもう諦めます」

    私は女の勘違い通り、ライターのふりをしてやって、そう言った。
    女は満足気に頷き、どこかへ電話を掛け始めた。
    私はその間に女から離れた。




    43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:15:20.04 ID:zCQWxC/R0

    おい、気になって仕事にならねーぞ




    45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:16:39.64 ID:WvDcSABC0

    アパートに戻る前に、ドンキへ寄ってロープと懐中電灯を購入した。
    上司に電話を掛け、母が倒れたので数日休みを頂きたいと告げた。
    それで今からの準備は整った。
    私はアパートに帰り、ゆっくりと風呂に浸かった。
    この風呂に入るのも今日が最後になるかもしれないと思い、湯から出るのが名残り惜しかった。
    だがもう、行かなければならない。
    私は夜のうちに動くつもりだった。
    支度を終え、ふと誰かにメッセージを残したい気分になった。
    真っ先に浮かんだのは両親の顔だったが、彼らに余計な悲しみを背負わすことを考えると、出来なかった。
    私は思いきって、スネ夫さんに電話を掛けた。
    最後に、昨日のことを謝ろうと思った。
    だがすぐに留守電に切り替わり、結局スネ夫さんの声を聞くことは出来なかった。
    そういう巡り合わせだったのだろう。
    私はやはり何も残さずに行くことを決めた。
    駅まで歩く途中に運良くタクシーをつかまえ、裏山近辺で降りた。
    辺りを警戒しながら、裏山へ向かう。
    足が震えていた。
    私は馬鹿げた妄想にとりつかれているのかもしれない。
    今夜が空振りに終わり、虚しくまたあのアパートに帰る自分を想像したら、少しだけ笑えた。
    深夜の裏山はひんやりとした空気に包まれ、思っていた静けさはなかった。
    風に揺れる木の葉の音にいちいち驚かされたが、やがてそれにも慣れた。
    懐中電灯の明かりは心許なく、裏山の暗闇は深い。




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:17:26.96 ID:q1rFKlPH0

    久しぶりに真面目なSS見た気がする
    面白い




    48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:17:57.58 ID:WvDcSABC0

    しずか「どこかにきっと痕跡が残ってるはず…」

    私は慎重に歩いた。
    些細なことも見逃してはならないと思った。
    どこかで何かの動く気配がした。
    そして、あっと声を上げる間もなく、そいつは私の前に姿を現した。
    野犬だ。
    懐中電灯を向けると、野犬は僅かに退いた。
    しかし荒い息遣いはまだ続いており、時折こちらを威嚇するような唸り声を洩らした。
    生憎私には、野犬に対抗する手段がない。
    私は手探りで木の枝を拾い上げ、野犬に向かいぶんぶんと振った。
    野犬は怯まなかった。
    地面を蹴る音と同時に、私の目の前に野犬の狂った顔が近づいた。
    私は足を滑らせ、仰向けに倒れた。
    野犬は私にのし掛かり、首元を狙ってきた。
    持っていた懐中電灯で野犬の頭を何度も殴った。
    だが野犬は痛みなど感じていないかのように、獰猛な牙を向けてくる。
    もう駄目だと絶望が目の前を覆った時、変化があった。
    体に感じていた重みがなくなり、慌てて半身を起こすと、野犬が何者かからめったうちにされている光景が、暗闇の中に浮かび上がっていた。

    しずか「スネ夫…さん…?」

    スネ夫さんはバットのようなもので野犬を打ち、追い払ってくれた。




    49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:18:04.03 ID:5PpVHxu80

    うまい文章だな




    50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:19:00.91 ID:OF1+bwiDO

    続きが気になって出かけられんわ
    はよはよ




    52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:19:16.77 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「大丈夫かい?しずかちゃん」

    しずか「スネ夫さん?どうしてここに?」

    私は呆然として、尋ねた。

    スネ夫「へへっ、随分探したんだぜ。君から着信があって、掛け直したのに繋がらないから。昨日の君の様子から、僕は嫌な予感がしたんだ」

    スネ夫「だからあちこち連絡して、ジャイアンから昼間君が病院に来たって話を聞いてさ、裏山の事件を気にしているみたいだったから、まさかと思って来てみたら、ビンゴだった。一体君はここで何をしようとしているんだい?」

    しずか「ごめんなさい…」

    安心したせいか、涙が出た。
    ふと見ると、スネ夫さんの足が震えている。
    すると今度は笑えて来て、私は泣きながら笑うという奇妙な体験をした。
    スネ夫さんはおろおろと、そんな私を見下ろしていた。




    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:20:13.31 ID:WvDcSABC0

    しずか「私、自分が思っている以上に馬鹿なんだわ」

    気持ちが落ち着くと、私は立ち上がり、服についた泥を軽くはたき落とした。

    スネ夫「は?」

    しずか「探そうと思ったの。時空の歪みを」

    スネ夫「時空の歪み?」

    しずか「ええ、裏山にあるはずだと思って。ほら昔、ドラちゃんがいた時もたまにあったじゃない。何かのきっかけで時空が歪み、タイムマシンが予期せぬ時代に到着してしまったことが」

    スネ夫「ああ、それで何度か怖い思いもしたっけね」

    しずか「ふふっ、懐かしい」

    スネ夫「だけど、何でここにそんなものがあると思ったんだい?」

    しずか「最近裏山で連続して身元不明者が保護されてるでしょう?彼らは恐ろしい体験の末、精神のバランスを崩してしまった。私はそれを、時間旅行をしたせいだと考えたの」

    スネ夫「まさか!そんなことあるわけない!」




    54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:21:04.82 ID:mL0a2f0f0

    ほう




    55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:21:30.12 ID:WvDcSABC0

    しずか「ええ、だからあくまで私の想像よ。別の時代から、いきなりこの時代に飛ばされて、彼らはパニックを起こした。彼らがみんな言ってることが滅茶苦茶で、情緒不安定だと診断されたのはそのせい」

    しずか「誰だって自分のいた時代からいきなり過去、あるいは未来に飛ばされたら怖いし、不安になるでしょう。元々いた時代が違うのだから、この時代の人間と話が噛み合わないのは当たり前」

    しずか「だからこの時代の人間からすると、彼らの言っていることは滅茶苦茶に聞こえる」

    スネ夫「だけど君は、たったそれだけの事柄で時空の歪みの存在を想像し、ここまで来たというのかい?たったひとりで、こんな夜中に、野犬に襲われもして!いくらなんでも無謀すぎるよ」

    しずか「そうね。だから私は救いようのない馬鹿なのよ。でもね、今日病院で保護された少女と面会してみて、なんとなく感じたの。私は間違ってないかもしれないって」

    スネ夫さんが乾いた笑いを洩らした。

    しずか「でも今晩はもう駄目ね。さっきの野犬のせいで懐中電灯が壊れてしまったわ。もう先に進めない。帰りましょう、スネ夫さん」

    スネ夫さんは明かりをちゃんと持っていた。
    私はそれを頼りに、一緒に下山することにした。
    だがスネ夫さんは私の言葉を無視して、帰り道とは反対の方角を照らした。




    56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:21:53.79 ID:G2LFFFO00

    支援




    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:22:32.18 ID:WvDcSABC0

    しずか「スネ夫さん?」

    スネ夫「し、仕方ないな。乗り掛かった船だ。僕も一緒に探してやるよ」

    しずか「え?」

    スネ夫「君の考えていることはわかるよ。時空の歪みを利用して、ドラえもんに会いに行くつもりだろう。僕はこれ以上手を貸さない。だけど久しぶりにドラえもんに会うのも悪くないかなとも思うんだ」

    スネ夫さんが、にやりと笑った気がした。
    私の心は久しぶりに温かさを感じていた。

    しずか「ありがとう、スネ夫さん」




    58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:23:32.72 ID:OF1+bwiDO

    面白いよ




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:23:35.79 ID:tfUbDlLr0

    想像以上の長文でワロタw




    60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:23:49.33 ID:WvDcSABC0

    それから私たちは、じりじりと山道を登った。

    スネ夫「闇雲に探すのは良くない。のび太の机の引き出しがそうだったように、時空間への扉の代用になりそうな物がないか探すんだ」

    スネ夫「なあにこんな山の中だ、物は限られている。例えば不法投棄された冷蔵庫の中、木の裂け目、そういったものが時空間への扉の役目を果たしているかもしれない」

    しずか「そうね、私ったら勝手に時空の歪みがぽんと空中に浮かんでいる様を想像してたわ」

    スネ夫「そんなものあったら、とっくに警察が見つけて大騒ぎになってるよ」

    私達はそれから、扉の代用となりそうなものを探し歩いた。
    だが次第に山道は寂しくなり、登り始めて最初の頃はよく目についていた不法投棄物や誰かが食べ捨てた食品のパック、空き缶などが見当たらなくなってきた。
    鬱蒼とした木々だけが広がる空間。
    やはり私の考えは、ただの妄想に過ぎなかったのか。
    諦めかけたその時、スネ夫さんが高い声を上げた。

    スネ夫「あれをご覧よ、しずかちゃん」




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:24:29.87 ID:ahTut0/20

    続きが気になる
    支援




    62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:24:58.88 ID:WvDcSABC0

    スネ夫さんが指差したのは、小さな祠だった。
    中が薄ぼんやりと発光している。

    スネ夫「ははっ…まさか本当にあるなんて」

    しずか「あれが時空の歪み…」

    私は背負っていたリュックを地面に下ろし、中からロープを取り出した。

    スネ夫「な、何するんだい?」

    しずか「決まってるじゃない。中に入るのよ」

    ロープの端を木に縛り付けた。

    しずか「昔みたいにタイムマシンに乗ることは出来ない。時空間に体ひとつで入ることになる。このロープはきちんとこの時代に帰ってくるための策よ」

    しずか「途中で千切れるかもしれないし、何より長さが足りないかもしれない。だけど何もないよりは安心出来ると思ったの」

    スネ夫「しずかちゃんはこのロープを辿って帰るつもりなんだね」

    しずか「ええ。ありがとうスネ夫さん、ここまでで充分よ。後はわたしひとりで行くわ」




    63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:25:14.46 ID:HdQIq2EnP

    ジャイアン




    64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:25:41.41 ID:aqTOXotA0

    これはフラグ




    65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:25:56.56 ID:zasvsOQy0

    死んじゃいやん




    66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:26:13.12 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「そんな!君ひとりで?行かせられないよ。ぼ、僕を見くびるな!もう昔の、弱虫で怖がりの僕じゃない!どんな危険があろうと、僕は君と一緒に行くよ」

    しずか「スネ夫さん…」

    スネ夫「君に昨日言われて、目が覚めたんだ。僕はやっぱりのび太の無実を信じたい。そのための過程で例えジャイアンを傷つけることになったとしても、妹を殺した犯人が幼馴染みでしたなんて結末よりはジャイアンも救われるはずだ」

    スネ夫「そうだよ、これはのび太だけを救うためのものじゃない。何よりジャイアンを救うための、僕としずかちゃんの冒険なんだ!」

    スネ夫さんの目は、いつからか少年の頃のそれに戻っていた。
    希望に胸を膨らませ、明日が今日よりも楽しくなると信じて疑わなかったあの頃。

    しずか「わかったわ、一緒に行きましょう」

    私達はロープの端を握り、祠の先、時空の歪みへと飛び込んだ。
    時空間の中は、子供の頃となんら変わっていなかった。
    暑くも寒くもなく、ふわふわとしていてちょっと心細い。
    この中では風向きがそのまま時間の流れを表している。
    ドラちゃんのいる未来へ行くためには、風に逆らって進むのだ。




    67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:26:15.85 ID:VytEhSV30

    なんか20世紀少年っぽい




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:26:29.69 ID:KIH2ynx70

    面白いッス




    69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:26:53.80 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「ドラえもん…ドラえもん…」

    スネ夫さんはぶつぶつと呟きながら歩いていた。
    ロープはすぐに長さがいっぱいになり、この先へ進めば、帰り道を失う可能性も考えられた。
    つまり、元の時代には帰れなくなるかもしれないのだ。

    しずか「いい?スネ夫さん。ロープはここで終わり。私達を現代に繋ぎ止めてくれているものを、私は今から手放すわ」

    私はスネ夫さんに宣言した。
    スネ夫さんはなぜか私を無視して、私の頭上辺りをぼんやりと眺めていた。

    しずか「え?」

    視線をやると、そこに白い機体が浮いていた。

    しずか「タイム…パトロール隊…」




    70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:28:00.57 ID:WvDcSABC0

    私達は、タイムパトロール隊に保護された。
    調書を取られ、犯罪が絡んでいないと判断された後、きつく注意を受けた。

    しずか「すみません、一般人の時間旅行が禁止されるようになったなんて知らなくて」

    私とスネ夫さんは揃って頭を下げた。
    私達は無謀な旅行者という立ち位置にいるらしい。
    身元引き受け人を誰にするかと訊かれ、ドラちゃんの名前と時代を告げると、数時間後に別の小さな部屋と通された。

    スネ夫「ドラえもん、ちゃんと来てくれるかな」

    しずか「大丈夫よ」

    そうして入り口から、あの懐かしいシルエットが現れた。

    ドラ「やあやあ待たせたね」

    久しぶりの再会だというのに、ドラちゃんはまるであの頃のまま、集合場所だった空き地に遅れてきたかのような口振りで、話しかけてきた。
    だけど近くで見ると、少しだけボディに傷がついていたり、塗装がはげていたりもして、私は過ぎた歳月を思った。




    71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:28:43.26 ID:ahTut0/20

    一体ドラえもんに何が…




    74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:30:30.52 ID:urCehbXW0

    >>71
    経年劣化だろ




    72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:29:07.62 ID:WvDcSABC0

    しずか「ごめんなさいドラちゃん、私達どうしてもまたドラちゃんに会いたくて」

    スネ夫「ド、ドラえも~ん」

    スネ夫さんは子供みたいに、ドラちゃんの体に抱きついた。
    その横で、タイムパトロール隊員が事務的に、今後のことを説明する。
    私達が元居た時代に帰るには、特別時間旅行許可の申請をしなければならず、手続きに少し時間がかかるらしい。
    その間だけ、ドラちゃんの元に滞在する猶予が与えられた。
    そうして私たちは昔話をする間もなく、タイムパトロール隊によってドラちゃんの生活する時代に送り届けられた。
    ドラちゃんは一言も、のび太さんについて尋ねてこなかった。
    きっともう知っているのだろう。

    ドラ「ここが僕の家さ」

    ドラちゃんの自宅は、この時代では中流家庭に分類されているらしい、マンションのひとつだった。

    しずか「セワシさんの家じゃないの?」




    73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:30:10.40 ID:WvDcSABC0

    ドラ「どうも数日前から事情が変わってね、今はセワシくんが生まれなかったという時間の流れになってるんだよ」

    スネ夫「え?どういうこと?」

    ドラ「のび太くんは子孫を残さなかった。その流れで出来た未来が今なんだよ。僕はロボットだから時代の変化に鈍感だけど、あと数日もすればセワシくんやのび太くんと一緒に暮らしていた時の記憶もなくなるだろう」

    ドラ「正確には記憶が書き変わるんだ。しずかちゃんやスネ夫くんのことも忘れてしまう」

    スネ夫「そんなぁ…」

    しずか「じゃあ私達は間一髪だったのね」

    ドラ「ああ、君たちを忘れる前に再会出来て良かった」




    75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:31:19.76 ID:8i3miWkd0

    ドラえもん…




    76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:31:23.37 ID:WvDcSABC0

    しずか「例えば後々の未来に影響を与える出来事が今起きたとして、その通りに時代の流れが変化してしまうまで、タイムラグはあるの?」

    ドラ「それらはすべてタイムパトロール隊本部が管理してる。今ある未来を大きく変化させる出来事が起きた場合、その通りに時代を変化させていいか、修正が必要か、判断を下すにはそれなりの時間がかかる」

    ドラ「起きた出来事の大小によって、判断にかかる時間も違う。いずれにせよ、何かが起きた後すぐに未来が変化するわけではないから、タイムラグはあるね」

    しずか「良かった」

    どうやら私にはまだ少し、時間が残されているようだ。

    ドラ「だけどセワシくんは消えた。つまりこれは今まであった時間の流れを変化させるであろう出来事が、確定的になった証拠だ。セワシく●に影響を与えられるのは、先祖であるのび太くんしかいない。ねえ、のび太くんは本当に死刑になってしまうのかい?」

    しずか「そうね、このままだと…」

    スネ夫「ドラえもん、なんとかしてくれよ」

    ドラ「残念だけど、時間旅行が禁止された今、僕は過去へ行くことが出来ない。力にはなれないよ」

    ドラちゃんは心底悔しそうに言った。




    77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:32:29.43 ID:WvDcSABC0

    ドラ「セワシくんという存在がいなくなった今、僕が過去――君たちの子供時代――に送られたという事実もなくなる。子供の頃の君たちとは出会わなかったことになる。君たちの記憶は書き変わり、僕のことをすっかり忘れてしまう」

    ドラ「なんだか切ないなぁ。もう一度だけでいい、最後にのび太く●に会いたかったよ…」

    しずか「そんな!諦めるのは早いわ、ドラちゃん。なんとかしてのび太さんの無実を証明しましょう。そうすればまたセワシさんがあなたとのび太さんを出会わせたという、本来の時間の流れを取り戻せるわ」

    ドラ「無実?のび太くんは本当に無実なのかい?」

    しずか「ええ、そうよ。もちろんじゃない!」

    ドラ「そうかおかしいと思ったんだ、あの弱虫ののび太く●に人なんて殺せるわけない」

    しずか「ふふっ…大人になったのび太さんはもう弱虫なんかじゃなかったわよ。ドラちゃんだってのび太さんの高校時代を見てきたじゃない」

    スネ夫「のび太、立派だったよな」

    ドラ「いけないいけない、僕の中ではいつまでもジャイアンに苛められて泣きついてくる、子供ののび太くんの印象が強くて」

    ドラちゃんはまあるい手で頭をかいた。
    それから急に真顔になり、真っ直ぐ私を見つめた。




    79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:33:36.58 ID:WvDcSABC0

    ドラ「しずかちゃん、なぜ君はのび太く●に別れを告げたんだい?」

    ドラちゃんに会った時から、私はいつかその質問をされるだろうと予想していた。

    スネ夫「えぇっ?しずかちゃん、のび太と付き合ってたの?」

    しずか「ええ、高校の時にね」

    スネ夫「へぇ、驚いた」

    私とのび太さんの交際が始まったのは、高校の合格発表の後だった。
    それから三年間、たまに喧嘩はしたけれど、仲良くやってきた。
    のび太さんは背が伸び、メガネからコンタクトに変えて、すっかりおしゃれになっていた。
    おまけに猛勉強のかいあり、高校は地元でも有名な進学校。
    弱気だった性格は、彼を人の痛みがわかる優しく落ち着いた人物へと変化させていた。
    当然、のび太さんは様々な女の子から声を掛けられることが多くなった。
    のび太さんといる時、私はとても誇らしい気持ちでいっぱいだった。
    素敵なのび太さんに選ばれた自分。
    私は自分を特別な女の子だと思い込んでいた。
    だけど交際が進むにつれ、私は気づいた。
    特別なのはのび太さんであって、私はまったく素晴らしい人間でない。
    彼は努力家で、しかもその努力をきちんと結果に結びつけているのに、一方私は頑張ってもいまいちパッとしない。
    私はのび太さんにつり合わない。
    すると今度は、彼と一緒にいることを苦痛に感じ始めた。
    彼といると、自分がちっぽけな人間に思えて、たまらなく惨めだった。
    悩んだ挙げ句、この辛い現実から目を反らすため、私は彼に別れを告げることを決めた。
    それはドラちゃんが未来に帰り、落ち込んでいるのび太さんに、追い討ちをかけるような行為だったが、あの時の私には彼を思いやる余裕などなく、ただただ自分が楽になることだけを考えていた。




    81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:34:14.73 ID:WvDcSABC0

    しずか「ごめんなさいドラちゃん。私はのび太さんから逃げたのよ。彼は何一つ悪くない。悪いのは馬鹿で身勝手な私なのよ」

    ドラ「のび太くんはだいぶ前から、しずかちゃんの心の変化に気づいていたみたいだったよ」

    しずか「え?」

    ドラ「自分といると、しずかちゃんはどこか無理してるみたいだって、いつだったか言ってたな。しずかちゃんの幸せを考えたら、自分は身を引いたほうがいいんじゃないかって」

    しずか「そんな…嘘よ…」

    ドラ「だけど結局のび太くんは君に別れを告げられなかった。君のことが大好きだったから、離れたくなかったんだ」

    しずか「ごめんなさい…ごめんなさい…」

    ドラ「しずかちゃん、君はまだのび太くんのことが好きなんだね?だから危険を承知で僕に会いに来てくれたんだろう?」

    しずか「ええ…好きよ。だから今度こそ、私は逃げないと決めたの。自分で道を切り開き、いつかちゃんとのび太さんに会って、あの時のことを謝ろうと、心に誓ったのよ!」

    ドラ「ありがとうしずかちゃん。僕は嬉しいよ。のび太くんが君にそこまで想ってもらえる男になったんだって知って、すごく嬉しいんだよ…あれ?おかしいな…目からオイルが漏れてきたみたいだ」

    スネ夫「ロボットのくせに、まったくドラえもんは涙脆いなあ」

    ドラ「えへへ」




    83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:35:24.30 ID:WvDcSABC0

    それから私とスネ夫さんは、事件について知っていることをすべてドラちゃんに話して聞かせた。

    しずか「逮捕の一番の決め手となったのは、宅配寿司店のスタッフの証言だったの」

    スネ夫「それからのび太の自白だね」

    現場は都内の高層マンションの一室。
    被害者は武さんの妹、ジャイ子ちゃんで、マンションは彼女が契約しているものだった。
    漫画家としての大成功をおさめていたジャイ子ちゃん。
    その作品は過激で不謹慎な内容のものが多く、スリルを求める十代の子達を中心に熱狂的な支持を集めていた。
    何度もアニメ化、実写化がなされ、ジャイ子ちゃんを神と崇める信者まで現れた。
    そんなジャイ子ちゃんの、突然の死。
    彼女のファンが、あまりのショックから集団自殺未遂を謀り、この事件は世間からの注目を集めた。
    そんな中、容疑者として名前が上がったのがのび太さんだった。
    のび太さんはジャイ子ちゃんをキッチンハサミで刺した後、クローゼットから彼女のワンピースを一着盗んで逃走した。
    それを目撃していたのがジャイ子ちゃんの注文で寿司を届けに来た宅配スタッフだった。
    室内には争った跡と、のび太さんの指紋が残されており、言い逃れは出来なかった。
    警察から同行を求められたのび太さんは、その場で罪を告白。
    以降、自ら極刑を望む発言を繰り返す。




    84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:36:22.14 ID:WvDcSABC0

    しずか「のび太さんは真犯人を庇っているような気がするの。だって行動がおかしすぎるわ。なぜジャイ子ちゃんのワンピースを盗んだのか」

    スネ夫「ハサミについた血を拭き取るためらしいね」

    しずか「犯行場所はキッチンよ?血を拭き取ろうと考えたのなら、すぐそばにタオルや布巾があったはずだから、それを使えばいいじゃない。もしくは水道の水で洗い流すとか。わざわざ寝室まで行って、ワンピースを持って来るという行動の意味がわからないわ」

    スネ夫「気が動転してたってのび太は言うけど、凶器のハサミを現場に残しておいて、今更血を拭き取るも何もないよな。うん、のび太の発言はおかしい」

    しずか「それに現場がキッチンなら、当然包丁があったはずなのに、なぜ凶器にキッチンハサミを選んだのかも怪しいわ」

    スネ夫「包丁なら外国製の高級品が一式、シンク横に陳列されていたらしいよ。あ、ちなみにその包丁はジャイアンがプレゼントしたものらしい。キッチンハサミは確か三段目の引き出しだったかな」

    しずか「すぐ手が届くところに包丁があったのに、わざわざ引き出しを開けてハサミを取り出した。これも謎ね」




    86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:39:28.61 ID:kuQ4zC1L0

    ドラえもんのまともなss久しぶりに見た




    91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:42:12.43 ID:O/IzxFt90

    ドラえもんの言葉で俺も目からオイルが…続き期待




    92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:43:16.63 ID:GIuhqPtK0

    仕事いけなくなった




    94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:47:43.69 ID:OF1+bwiDO

    支援




    96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:48:08.19 ID:S0m08DU4i

    続きはよ




    104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:53:54.67 ID:WvDcSABC0

    ドラ「のび太くんとジャイ子ちゃんは普段から交流があったのかい?」

    スネ夫「ジャイ子ちゃんの創作の相談に、のび太は度々マンションに呼び出されていたらしい。だから事件があった日もそうだったんじゃないかな」

    しずか「注文したお寿司は二人前だったらしいし、きっと食事をしながらのび太に相談するつもりだったのね、ジャイ子ちゃんは」

    スネ夫「あ、あのさ、そのことなんだけど…」

    そこでスネ夫さんがおずおずと切り出した。

    スネ夫「僕がのび太の事件で、弁護士や探偵を雇っていたっていうのは話しただろう?」

    しずか「ええ」

    スネ夫「それでわかったことなんだけど、現場のマンションに、食べかけのカレーの皿が残されていたらしいんだ」

    ドラ「カレー?」

    しずか「それがどうしたの?」




    105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:55:05.30 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「よく考えてみろよ。これから寿司が届くって時に、カレー食べる奴があるか」

    ドラ「よほどお腹空いてたのかなぁ」

    スネ夫「カレーの入った皿は一人前しかなかった。てことはのび太かジャイ子ちゃんのどちらか一方が食べたことになる」

    ドラ「ジャイ子ちゃんの遺体の解剖結果は?」

    スネ夫「それはさすがに入手できなかったけど、調べによるとジャイ子ちゃんはダイエットに熱心だったそうだ。映画の原作者としてメディアに出ることも多かったから、見た目に気を遣っていたんだろうよ」

    しずか「ああ私、ジャイ子ちゃんの情熱大陸見たことあるわ」

    スネ夫「マンションの中からは大量のダイエットグッズやサプリメントの類いが見つかっている。そんなジャイ子ちゃんが、寿司の前にカレーを食べるわけない」

    ドラ「じゃあのび太くんが食べたんじゃないの?」

    スネ夫「カレーはジャイ子ちゃんの手作りだった。僕はのび太に面会した時、カレーについて訊いてみたんだ。すると奴はなんて答えたと思う?」

    しずか「何かしら」




    106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:57:12.66 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「ジャイ子ちゃんのカレーはおいしいんだけど僕にはちょっと辛すぎる。のび太はそう言った。だけど実際にマンションに残されていたカレールーのパッケージには甘口という表記があった」

    スネ夫「事件当日、ジャイ子ちゃんが近くのスーパーで甘口のカレールーを購入したという事実もおさえた。するとのび太の発言の怪しさに気付く。わかるかい?のび太はあの日、カレーを食べていないんだよ」

    スネ夫「おそらく以前に食べたジャイ子ちゃんの手作りカレーが辛口だったから、その味を思い出して答えただけなんだ」

    しずか「ジャイ子ちゃんとのび太さん、二人とも事件当日カレーを食べていないのなら、一体誰が食べたっていうの?」

    スネ夫「あの日マンションにいた、三人目の人物さ」

    スネ夫さんは震える声で言った。




    108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:57:51.14 ID:OF1+bwiDO

    支援




    109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:57:53.54 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「三人目が誰なのか、もちろん僕はのび太に尋ねたさ。だけどのび太はマンションには自分とジャイ子ちゃんしかいなかったと言い張った。カレーは自分が食べたものだと嘘をついた」

    スネ夫「本人がそう主張するのだから、僕は手の出しようがない。仕方なく諦めて、この件については忘れることにしたんだ」

    スネ夫「だけど昨日しずかちゃんに言われた言葉でハッとしたよ。そうだ、のび太は三人目の人物を庇って、自分がジャイ子ちゃんを殺したと嘘の自白をしているんだ」

    ドラ「よし、だんだん見えて来たぞ。のび太くんはやっぱり誰かを庇ってる。それはきっと、のび太く●にとって大切な人物、あるいはよほどの借りがある奴だな」

    しずか「……」

    スネ夫「ドラえもん、これで僕の知っていることは全部だ。どうかな?ジャイ子ちゃんを殺した真犯人を見つけ出せそうかい?」

    スネ夫さんが尋ねた。
    ドラちゃんは難しい顔で腕を組むと、そのまま黙り込んでしまった。
    私はスネ夫さんに視線を送り、目だけで問いかける。
    スネ夫さんは項垂れ、無言で首を振った。
    そして、とうとうタイムリミットが来てしまった。




    110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:58:40.64 ID:GFJAWmmC0

    あいつしかいねえじゃねぇか…




    111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:58:54.55 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「お願いします、もうちょっとだけ」

    私たちを元の時代に帰すべく、タイムパトロール隊が迎えに来た。
    特別時間旅行の手続きが終わったのだ。
    スネ夫さんはなんとかドラちゃんとの時間を引き延ばそうと、パトロール隊員に懇願した。
    だけど、私はもう充分だと思った。
    たぶん私は、真犯人を知っている。

    ドラ「しずかちゃん、これを…」

    スネ夫さんが隊員をひき止めている間、ドラちゃんはこっそりと何かを手渡してきた。
    ひみつ道具だ。

    ドラ「小型化してあるからポケットの中にでも隠しておくといいよ。通常より小さい分、一度しか使えない。こんなことしか出来なくてごめんね。だけども君はすでに気付いているんだろう?」

    しずか「じゃあドラちゃんも…?」

    ドラ「そうだね、あまりいい結末とはいえないね。でも僕の一番の友人はのび太くんだから、僕はいつだってのび太くんの味方をしてしまうんだよ」

    ドラちゃんもきっと辛いのだろう。
    そうだ、私だって辛い。




    112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 09:59:43.45 ID:WvDcSABC0

    しずか「きっとまた、私たち出会えるわよね?」

    ドラ「僕はもう時間旅行出来ない。ここから先は君次第だよ、しずかちゃん」

    しずか「さようならドラちゃん…」

    私はドラちゃんに別れを告げると、スネ夫さんとパトロール隊員が言い争っているところへ戻った。
    隊員は何かの書類を差し出し、署名をするように言った。
    署名を終えると、私たちはパトロール艦に乗せられ、時空間へと入った。

    しずか「すみません、これから戻る私たちの時代にも、予期せぬ時間旅行の末に迷い込んでしまった人達がいるんです。その人たちを元居た時代に送り届けることは出来ますか?」

    私は隊員のひとりに尋ねた。
    隊員は少し時間がかかるが、それはもちろんタイムパトロール隊の仕事であるので、可能だと答えた。
    裏山に出来てしまった時空の歪みについても、すぐに修復作業に取りかかるという。




    113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:00:37.39 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「旅立った時のまんまだ…」

    私とスネ夫さんは、元の時代の裏山に降ろされた。
    時刻は私たちが時空の歪みに飛び込んでから、数分後だという。
    タイムパトロール隊に礼を言って、その場を離れると、そのまま暗い山道を下った。

    スネ夫「本当に戻って来ちゃって良かったのかい?しずかちゃん」

    しずか「ええ、いいのよ」

    私の足取りは軽かった。

    しずか「別れ際にドラちゃんがひみつ道具をくれたわ。これで事件の真相がわかる」

    スネ夫「いや、真相はだいたいわかってるんだよ。マンションにいた三人目の人物が犯人で間違いない。問題はのび太がそいつを庇っていることだ」

    スネ夫「だから僕たちは、のび太がいくらそいつを庇おうとも、庇いきれなくなってしまうくらいの決定的な証拠を見つけなきゃいけない。死刑から一転、無実になるくらいの強力な証拠をね。ドラえもんの道具はそのために役に立ちそうかい?」

    しずか「ドラちゃんがくれた道具は…これよ」

    私はポケットの中のものを見せた。




    120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:02:19.01 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「こ、これは…?」

    しずか「思い出再生機。小型版だから一度しか使えないけどね」

    スネ夫「確か任意の人物の、任意の記憶を見ることが出来る道具…だったっけか」

    しずか「ええ」

    スネ夫「そうかこれで事件当日ののび太の記憶を見ればいいんだね。そうしたらあいつが嘘をついていることが明らかになる」

    スネ夫「だけど…それだけじゃのび太を無実にすることは出来ないよ、ちぇっ、ドラえもんの奴、どうせならもっといい道具をくれたら良かったのに」

    しずか「いいえ、これで充分なのよ。さあこの辺りで一度止まりましょう。思い出再生機を使うわよ」

    私は裏山の中に、適当に拓けたスペースを見つけ、声を掛けた。
    スネ夫さんと向かい合って、地面に腰を下ろすと、再生ボタンを押す。
    そして私達は、事件のすべてを見た。




    121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:03:07.39 ID:p1aNkyzt0

    なるほど




    122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:03:20.33 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「い、今のはのび太の記憶じゃないな?しずかちゃん、君は一体誰の記憶を再生させたんだい?」

    スネ夫さんはガタガタと震え、恐ろしいものでも見るかような目で私を捉えた。

    しずか「今のは…ジャイ子ちゃんの記憶よ。彼女の記憶を再生させるのは賭けだったけど、おかげで私の予想が外れていなかったことが確実なものとなった」

    スネ夫「う、嘘だ!そんなことあるわけない…。そ、そうだよ、第一、思い出再生機では死んだ人間の記憶は再生出来ないはずだ!」

    しずか「そうね」

    スネ夫「ま、まさか…」

    しずか「ええ、そのまさかよ。今この時代に、ジャイ子ちゃんは生きてるわ」




    126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:04:34.55 ID:NVm3w9mc0

    犯人はしずかちゃん




    128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:04:40.65 ID:lZUi8EyJ0

    何だと…




    132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:05:51.49 ID:xMTRgZLF0

    おもしろいな




    133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:05:53.14 ID:O/IzxFt90

    続きぃぃぃぃ!!




    134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:05:56.63 ID:/b0zyuMI0

    支援




    135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:06:16.29 ID:o4cxDAyx0

    おもしろい




    136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:06:19.12 ID:1Jga1EUN0

    やっと追いついた




    138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:06:41.08 ID:Ib55U6UC0

    面白い




    144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:07:39.53 ID:0/5smjxH0

    おもしろい




    165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:16:25.63 ID:WvDcSABC0

    夜が明けて、私とスネ夫さんは、武さんの勤務先である病院に向かった。

    武「朝っぱらからどうしたんだよ。俺は夜勤明けでくたくたなんだけど」

    武さんは突然やって来た私たちを、腫れぼったい目で迎えた。

    しずか「悪いわね武さん」

    スネ夫「ジ、ジャイアン…ごめんよ…」

    しずか「裏山で保護されたという少女に、面会させてほしいの」

    武「しずかちゃんも諦めが悪いな。あの患者は心を閉ざしている。いくら呼び掛けても無駄だよ」

    しずか「いいえ、会話出来るはずよ。だって武さん、あなたはすでにその患者と話しているでしょう?」

    武「ま、まさか。馬鹿言うなよ」

    武さんはわかりやすく狼狽した。
    私は自分の考えが間違っていないことをさらに確信する。




    166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:16:47.21 ID:1oLLwrpFO

    「カレー 好き ドラえもん」でぐぐりそうになった…




    167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:16:57.43 ID:s1tM2ZNNI

    キターーーー




    168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:16:58.88 ID:WvDcSABC0

    しずか「606号室に入院している少女…。彼女以外にもまだもうひとり、裏山で保護されてここに入院している女の子がいるのよね?」

    私は武さんを見据えた。
    頭の中では、昨日病院の外で会った、フリーライターとの会話が思い出されていた。
    女は、患者と面会してきた私に対し、こう問いかけたのだ。

    『会ったんでしょ、患者に。ロクちゃんのほうだよね?』

    ロクちゃんとは606号室に入院する患者の通称だ。
    そして、ロクちゃんのほうという聞き方はこの場合おかしい。
    そこで私は考えた。
    “ロクちゃんのほう”ではない、“もうひとりのほう”がこの病院には入院しているのではないか。
    ならばロクちゃん以外に裏山で保護された人物は入院していないと言い切った武さんは、私に嘘をついたことになる。
    武さんは“もうひとりの入院患者”に私を面会させたくなかったのだ。




    169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:18:01.64 ID:IjeQ5Syp0

    おもろいでー




    170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:18:17.49 ID:WvDcSABC0

    しずか「ジャイ子ちゃんはどこ?」

    私が問うと、武さんは観念して、先を歩き出した。

    武「ついて来な」

    案内された先は、最上階の個室だった。

    武「…ごめん」

    室内に入る前、武さんは小さく呟いた。

    ジャイ子「あ、お兄ちゃん!」

    部屋の中、大きすぎるベッドの上に、ジャイ子ちゃんは居た。
    昔のまま、ぽっちゃりとした頬が可愛らしい、おかっぱ頭のジャイ子ちゃん。

    ジャイ子「お姉さんは誰?」

    ジャイ子ちゃんは無邪気な笑顔を私に向けた。

    しずか「お兄さんのお友達よ。よろしくね、ジャイ子ちゃん」

    スネ夫「お、おいこれどうなってるんだよ…ジャイ子ちゃんが生きてるのはわかった。だけどなんで成長してないんだ?なんで子供の頃のままなんだよ…」

    スネ夫さんは混乱し、掠れた声で言った。
    武さんはベッドに近づくと、優しく諭すようにジャイ子ちゃんに話しかけた。




    172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:18:27.87 ID:S0m08DU4i

    俺じゃなきゃ犯人見逃しちゃうね




    173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:18:48.08 ID:WvDcSABC0

    武「兄ちゃんはこのお姉さん達と大事な話があるから、おまえはもう少し寝ていなさい」

    ジャイ子「えー?」

    ジャイ子ちゃんは不満そうだった。

    ジャイ子「お姉さん、お話が終わったら、あたいと遊んでくれる?」

    しずか「ええ、もちろんよ」

    ジャイ子「ふふっ…じゃあそれまでお絵描きして待ってるわ。お兄ちゃん、そこのスケッチブック取って」

    武「ほらよ」

    お絵描きを始めたジャイ子ちゃんを残し、私たち三人は屋上に上がった。
    屋上からは、裏山の全貌が見渡せた。
    昨夜あれほど歩き回り、果てなんかないんじゃないかと思われた裏山も、ここから見下ろすと案外小さい。




    174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:19:39.15 ID:WvDcSABC0

    武「許してくれしずかちゃん…お願いだ見逃してくれ…」

    武さんは屋上の床に頭を擦りつけて、詫びた。

    スネ夫「ジャイアン…」

    その様子に、スネ夫さんは困惑の表情を浮かべていた。

    しずか「やめて武さん、私は別に武さんを責めに来たわけじゃないのよ」

    私は武さんに頭を上げさせると、言った。

    しずか「これ以上嘘を重ねるのはやめましょう。真実を明らかにしましょう」




    175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:20:13.11 ID:GFJAWmmC0

    どういうことだってばよ…




    178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:21:10.35 ID:G9Fr4IGh0

    これから仕事だというのぬ気になってしょうがない




    179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:21:11.55 ID:OF1+bwiDO

    面白いよ




    180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:21:14.98 ID:WvDcSABC0

    それから武さんが語ったことは、ほぼ私の予想通りだった。
    時空の歪みに迷い込み、私達の子供時代――過去――からこの時代に時間旅行して来てしまったジャイ子ちゃんは、運命の悪戯か、この時代の、売れっ子漫画家になった大人の自分と遭遇した。
    大人のジャイ子ちゃんは、おそらくすぐに、目の前の子供が昔の自分だと気付いた。
    そして取り合えず自分のマンションに子供のジャイ子ちゃんを連れ帰り、食事を与えた。
    マンションに残されていたカレーが甘口だったのは、それを食べるジャイ子ちゃんがまだ子供だったからだ。
    それから大人のジャイ子ちゃんは、子供のジャイ子ちゃんが現れたことで、これからどうしたらいいか悩んだ。
    元の時代に帰そうにも、手段がない。
    彼女は日頃からの相談相手、のび太さんに連絡を取った。
    わざわざ来てくれるのび太さんのために寿司を注文し、彼がマンションを訪れるのを待った。
    そこで、大人のジャイ子ちゃんと子供のジャイ子の間にトラブルが起きた。
    口論の末、子供のジャイ子ちゃんは、大人のジャイ子ちゃんを刺し殺してしまった。
    凶器が包丁ではなく、キッチンハサミだったのは、単純に子供のジャイ子ちゃんの身長では、陳列されている包丁に手が届かなかったからだ。
    そしてタイミング悪く、のび太さんが現場にやって来た。
    のび太さんは一目見て状況を理解し、泣きじゃくるジャイ子ちゃんを宥めた。
    心配しなくていい、自分が助けてやると、ジャイ子ちゃんを励まし、すぐに行動に移った。
    返り血を浴びたジャイ子ちゃんを着替えさせた。
    クローゼットからワンピースが一着なくなっていたのは、凶器の血を拭き取るためではない。
    子供のジャイ子ちゃんでも着られる服を探したら、そのワンピースしかなかったからだ。
    それからのび太さんはジャイ子ちゃんを連れ、マンションを飛び出した。
    その際、宅配寿司店のスタッフに目撃されてしまった。
    一緒にいたジャイ子ちゃんの姿まで捉えられずに済んだのは、彼にとって幸運だったのか不幸だったのか。
    とにかくのび太さんは、自分が殺人を犯したことにして、子供のジャイ子ちゃんを逃走させることに成功した。




    181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:21:34.02 ID:0/5smjxH0

    こんな面白いssひさしぶりだわ




    182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:22:51.60 ID:WvDcSABC0

    武「事件があった夜、突然のび太が子供のジャイ子を連れて俺の前に現れたんだ…」

    武さんが語る。

    武「びっくりしたよ。それから、なんとかしなきゃと焦った。殺されたのはジャイ子、そして殺したのもジャイ子。どっちも俺の大切な妹だ」

    武「いきなり別の時代に飛ばされ、まだ子供なのに殺人の罪に問われるジャイ子を思ったら、俺は不憫に思えて仕方なかった。なんとしてもジャイ子を守らなきゃと思った」

    武「幸いなことに、子供のジャイ子はショックから、自分が殺人を犯したことを忘れている。清らかな心のままだった。ジャイ子が元の時代に戻る術はない。ならばここで、この時代で、子供のジャイ子を俺が面倒見ていこうと思った」

    スネ夫「それで…勤務先のこの病院に子供のジャイ子ちゃんを入院させたんだね…」

    武「ああ…」

    しずか「そしてのび太さんは、ジャイ子ちゃんの犯行を、すべて自分のせいだと言ったのね」

    武「のび太は逃走現場を見られている。いずれ疑いの目は自分に向くだろうと言った。そして、こうなったのは自分のせいだから、ジャイ子の罪を自分に被らせて欲しいと俺に頼んできた」

    スネ夫「なんでのび太のせいなんだよ。のび太は犯行現場に遅れてやって来ただけだろう?」

    武「……」




    184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:23:43.87 ID:WvDcSABC0

    しずか「スネ夫さん、あなたも思い出再生機で子供のジャイ子ちゃんの記憶を見たのなら、想像出来るんじゃない?」

    スネ夫「ちっともわかんないよ」

    しずか「子供のジャイ子ちゃんは、大人になった自分が、思い描いた通りの人生を歩んでこなかったことに気づき、失望したのよ」

    武「ああ…のび太も同じことを言っていた」

    しずか「一番の違いは作風ね。子供の頃、ジャイ子ちゃんは少女漫画家になるのが夢だった。だから大人の自分に遭遇し、売れっ子漫画家になっていると知り、とても喜んだ」

    しずか「しかしいざその作品を見せてもらうと、自分の想像とはかけ離れたものだった。過激で暴力的な内容に、子供のジャイ子ちゃんはショックを受けた」

    しずか「たぶんその時彼女は、裏切られた気分だったんじゃないかしら。子供のジャイ子ちゃんは激昂し、大人の自分を刺し殺してしまった」

    武「ジャイ子はかなり前から、自分の本当に描きたいものと、周囲から求められるものの違いに、悩んでいたよ。それで何度ものび太に相談していた。兄である俺は医師の仕事に追われ、ろくにジャイ子の話を聞いている暇などなかったからな」

    しずか「のび太さんはジャイ子ちゃんになんてアドバイスしていたのかしら…」




    187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:24:36.89 ID:WvDcSABC0

    武「のび太のアドバイスは堅実だったよ。今は世間から求められるものを描いて、自分の地位を高めるべきだとジャイ子に言ったらしい。ある程度の地位や名声を得られれば、そのうちわがままが通るようになる」

    武「有名になって、後はわがままに自分の描きたいものを描けばいい。のび太はジャイ子の近頃の作品より、昔のベタベタな少女漫画のほうを評価していたから、そのアドバイスはのび太にとっても辛かったと思うけどな」

    しずか「その結果、ジャイ子ちゃんは売れっ子になったけれど、それは子供のジャイ子ちゃんが思い描いた未来とは違うものだった。子供のジャイ子ちゃんは、大人の自分にも、少女漫画を描き続けていて欲しかった」

    武「こうなったのはすべて自分のアドバイスが招いた悲劇だとのび太は言った。こんなことになってすまないと、のび太は泣いて俺に詫びた。俺はそんなのび太を責める気になれなかったよ」

    武「忙しさを理由に、ジャイ子の相談を無視し続け、のび太に任せきりにしていたんだからな。俺はジャイ子の兄失格さ」

    しずか「のび太さんはせめてもの償いにと、自分が罪を被ることにしたのね」

    武「ああ…そして俺はそののび太の申し出に甘えた。大人のジャイ子が死に、だけどまだここには子供のジャイ子が残っている。俺は今度こそジャイ子を失いたくない。警察になんて引き渡したくない。俺の手元に置いておきたい」

    武「だから俺は、優しいのび太にすべてを押し付けたんだ。のび太を利用したんだ。俺は…俺は最低だよ…」

    武さんは拳で何度もフェンスを殴り、ぽろぽろと涙を流した。




    188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:25:48.65 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「ねえ…これからどうしよう…」

    スネ夫さんが途方に暮れた様子で、誰に言うでもなく呟いた。
    私にはもう時間がない。
    だから、武さんに言った。

    しずか「タイムパトロール隊に話はつけているわ。ジャイ子ちゃんも、そしてロクちゃんや他に裏山で保護されたみんなも、全員元の時代に帰れる」

    しずか「元の時代に戻ってしまえば、法律はジャイ子ちゃんを罰せられない。だからどのみち、あなたの前からジャイ子ちゃんはいなくなるの。ごめんなさい武さん、勝手に話を進めてしまって…」

    武さんは目を丸くして、私を見た。

    武「本当かい?じゃあジャイ子が警察に捕まることはないんだな?」

    しずか「ええ。真犯人であるジャイ子ちゃんはこの時代から姿を消す。そして、のび太さんを救うにはどうすればいいと思う?」

    武「それは…俺だ…」

    スネ夫「まさかジャイアン…」

    スネ夫さんもようやくここで気づいたみたいだ。




    190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:26:31.09 ID:zasvsOQy0

    引き込まれる




    192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:27:59.94 ID:1Jga1EUN0

    うわああああ




    193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:28:06.63 ID:GFJAWmmC0

    こんなに練ったssだったとは




    194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:28:14.33 ID:WvDcSABC0

    武「ジャイ子はいなくなる。俺はもうジャイ子に会えない。だったらもう未練なんてないよ。俺はジャイ子の兄だからな、妹のやったことは兄の俺が責任を取る。俺はもう現実から逃げない。傷つけちまった心の友を救えるのは、俺しかいないんだよ」

    しずか「武さん…」

    武さんはもう泣いていなかった。
    そこにいるのは、ただ妹と友人を思う、哀れな男だった。
    だけど私は、絶対に武さんをこのまま哀れな存在にはしない。

    武「もっと早くにこうするべきだった。ありがとよ、しずかちゃん、スネ夫、最後に二人と話せて良かったよ。俺は今から警察に出頭する。俺は今から大悪人になる。実の妹を殺して、その罪を友人に擦り付けた、極悪非道の男になるよ」

    スネ夫「ジャイアン…ぼ、僕は…どんな手を使ってもジャイアンを助ける。少なくともジャイアンを非道な人間になんかしない。昔からこういうのは得意なんだ。世間がジャイアンに同情するような背景をでっち上げてやる!」

    スネ夫「そのためにはどんな嘘や汚い手だって使うぞ!えらい人間にたくさん媚びて、金もバラまいてやる!覚悟しとけよジャイアン、君は一生世間から悲しき英雄だと思われるんだ!君の裁判には女性ファンが殺到するようになるぞ!」

    スネ夫「どうだ悔しいか!子供の頃にたくさん殴られた仕返しだ、これからは君の評判を僕が左右してやるんだからな!うわぁぁん…」




    195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:29:14.57 ID:WvDcSABC0

    スネ夫さんはそれから馬鹿みたいに声を上げて泣いた。
    それを見て、武さんは笑っていた。
    私たちはやっと、子供の頃のように戻れた。
    虚勢や建前を取り払って、馬鹿で無防備な心のまま、向き合えた気がした。

    しずか「私、ジャイ子ちゃんに会ってくるわ」

    私はひとり屋上を出た。
    女の子がいると、男の子同士はうまく話せないんだって、大人になった今ならわかる。
    武さんとスネ夫さんが二人きりで何を話すのか、少しは気になるけれど。




    196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:30:13.92 ID:WvDcSABC0

    しずか「ジャイ子ちゃん?」

    病室に顔を出すと、ジャイ子ちゃんが歓声を上げた。

    ジャイ子「お姉さん!見て、これ」

    スケッチブックを向けられ、私は彼女が描いた絵を見た。
    繊細で美しいタッチの絵。

    しずか「とても上手ね」

    ジャイ子「あたい将来は漫画家になるのよ」

    ジャイ子ちゃんが得意気に言った。

    しずか「あなたならきっと素敵な漫画家になれるわ。だけど知ってる?漫画家さんはすごく大変なお仕事なのよ」

    ジャイ子「大丈夫よ」




    197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:30:33.41 ID:9U7PTpjDi

    支援




    198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:31:03.81 ID:s1tM2ZNNI

    支援




    200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:31:33.06 ID:nijZzmES0

    すごく面白い
    支援




    203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:32:16.22 ID:OeBp16ci0

    支援




    205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:32:39.81 ID:VytEhSV30

    とりあえずジャイアンが罪を被る必要性はなさそう




    206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:33:05.57 ID:WvDcSABC0

    しずか「ジャイ子ちゃん…」

    私はジャイ子ちゃんに目線を合わせた。

    しずか「どうか挫けないで。どうか自分を信じて。あなたはあなたが信じるものを描き続けて。お金や名声なんかに、自分の魂を売り渡したら駄目よ。どうかそういう、心の強い漫画家さんになってね。そうすれば未来で、あなたのお兄さんを救うことに繋がるから」

    武さんとスネ夫さんが病室に入ってきた。

    武「そろそろ行くよ…」

    武さんはベッドに近づくと、無言でジャイ子ちゃんを抱き締めた。
    ジャイ子ちゃんはちょっと鬱陶しそうにしていた。
    私たちは並んで病院を出、そこで別れることにした。




    207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:33:38.34 ID:fIkREXbS0

    大人ドラSSはどれも見ていて興味深いな




    208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:33:51.48 ID:O/IzxFt90

    続きが気になりすぎる




    209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:33:52.86 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「ああもう足がクタクタさ」

    武「二人ともありがとな。のび太にも伝えてくれ。悪かったってさ。それからのび太の力になってやってくれよな」

    スネ夫「もちろんさ」

    武「じゃあな…」

    武さんが片手を挙げる。

    しずか「待って武さん!」

    武「ん?」

    しずか「武さんは…ロクちゃんの包帯の下の素顔を見たの?」

    武「いいや、見てないよ」

    しずか「そう…」

    武「しずかちゃん?」

    しずか「さようなら武さん、スネ夫さん、いつかまたどこかで」

    私は二人の前から駆け出した。




    210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:34:26.61 ID:KIH2ynx70

    ん?ロクちゃんって




    214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:35:05.71 ID:rMaf4tli0

    >>210
    包帯巻きされてる女の子
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091400019/




    213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:35:01.39 ID:WvDcSABC0

    スネ夫「あれ?しずかちゃん送ってくよ?おーい…」

    背後でスネ夫さんの声がする。
    追いかけてきても、どうせ私はつかまらない。
    私はずっと、自分が嫌いだった。
    平凡な能力しか持たず、そのくせ自意識ばかり高くて、傷つくのを怖れ、いつも自分を守ることばかり考えていた卑屈な自分。
    何も出来ず何もしようともせず、小さく丸まって生きる自分が、大嫌いだった。
    だけどいざ消えるとなると、やっぱり寂しい。
    私は、おおむね幸せだったんじゃないだろうかと思えてくる。
    最後に彼の助けになれるようなことが出来て良かった。
    それだけで、私の人生にもちゃんと意味があったのだろうと信じたい。
    今なら私は少しだけ、自分を誇れるような気がする。
    ああ、だけどもう体が消える。
    思考が止まる。
    もう、さよならの時が来た。


    ……………………………………

    ………………………………

    ……………………………

    ……………………




    219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:36:15.54 ID:WvDcSABC0

    いつも通り病院に向かうと、顔見知りの看護師が声を掛けてきた。

    看護師「あら?野比さん、素敵なお花ね」

    僕は両手に抱えた花束を少し揺らして見せた。

    のび太「ええ、綺麗でしょう?彼女、花が好きだから」

    そう言ったところで、強く肩を叩かれた。

    武「ようのび太、これからデートか?」

    振り返るとそこに、白衣姿のジャイアンが立っていた。

    のび太「ああジャイアン!あ、そうだジャイ子ちゃんは元気?」

    武「毎日居間で漫画描いてるよ。今度こそ賞を取るんだと。今時少女漫画なんか売れねーって言ってるのによぉ」




    220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:36:26.65 ID:0/5smjxH0

    未来がかかえられてるのか、それともしずかが...




    221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:37:17.71 ID:WvDcSABC0

    のび太「いいじゃないか。僕はジャイ子ちゃんの描く少女漫画、好きだよ」

    武「まあ俺も嫌いじゃないがな」

    ジャイアンはそう言って、大口を開けて笑った。
    妹のために毎晩少女漫画を読み漁り、創作の相談に乗れるよう頑張っている彼に、かつて周囲を震え上がらせたガキ大将の面影はない。
    ジャイアンの姿をみとめた小児科を受診する子供達が、わらわらと集まってきた。
    優しい彼は、すっかり子供達に懐かれている。
    ジャイアンは子供に囲まれ、困ったような照れ臭いような笑顔を浮かべた。

    武「のび太、まあまた今度ゆっくり話そうぜ!あ、こら、先生の白衣を引っ張るんじゃない!わかったわかった、遊ぶから!」

    のび太「うん、またなジャイアン」




    223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:38:25.93 ID:WvDcSABC0

    僕は606号室を訪れた。
    ベッド脇に、高そうなチョコレートの箱が置かれている。
    きっとスネ夫が来て、残していったのだろう。
    僕は彼女に近づくと、その手に花束を握らせた。

    のび太「ほら、いい香りがするだろう…」

    彼女はやはりぴくりとも反応しなかった。
    幼い頃、裏山でぼおっと座っているところを保護された彼女は、それきり口を利かず、自発的に動こうともせず、人形のようになってしまった。
    この症状は、大人になった今も続いている。
    保護された時、彼女は怪我をしており、それを誰かに手当てしてもらった痕跡が見られたが、彼女が口を利かない限り、あの日裏山で何があったのかはわからない。
    医者は何かのショックで心が壊れてしまったのでしょうと見解を示し、彼女がいつか回復するか、ずっとこのままなのかはわからないと告げた。

    のび太「そうだ、今日は君に見せたいものがあるんだ」

    だけど僕は信じている。
    彼女はきっと治る。
    そうしてまた僕に、あの下手なバイオリンを聞かせてくれるのだ。

    のび太「試作品だし、ミニサイズだけど…」

    握った手を開くと、ミニドラが飛び出し、彼女のベッドの上を走り回った。




    224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:39:41.41 ID:0/5smjxH0

    なるほど




    225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:39:47.20 ID:g3g0wZAs0

    支援




    226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:39:49.61 ID:SsRu6rHQ0

    のび太すげええ




    227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:39:52.00 ID:IvzDecdS0

    泣いた




    228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:39:55.41 ID:WvDcSABC0

    のび太「これをさらに改良すれば、いつかきっとドラえもんが出来るはずさ」

    ミニドラは彼女の肩に飛び乗り、彼女はただぼんやりと宙を見ていた。

    のび太「なんてね。実際はまだまだ道のりは険しい。このミニドラだって、充電式で、稼働時間は一時間が限界だし」

    僕は立っていって、窓を開けた。
    心地よい風が、薄いカーテンを揺らした。
    ミニドラはどうも走行音が大きすぎる。
    僕はそろそろ引き上げたほうがいいだろうと判断し、ベッドを振り返った。
    そうして僕は、自分の頬に温かなものがつたうのを感じた。

    ミニドラ「ドラ!ドラ!」

    ミニドラは彼女の手のひらの上で、はしゃいでいた。
    それを見て、彼女はくつくつと楽しげに肩を揺らしていた。
    僕は彼女の名を呼んだ。

    のび太「しずかちゃん…」

    彼女が僕を見る。
    僕たちは十数年ぶりに、視線を合わせた。


    ―end―




    229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:40:45.42 ID:KIH2ynx70

    乙ー




    230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:40:54.87 ID:p1aNkyzt0

    しかし、何故しずかは心を閉ざしたのか




    247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:42:33.60 ID:s1tM2ZNNI

    >>230
    野犬に襲われたみたいな事が書かれてなかった?




    231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:40:59.60 ID:0/5smjxH0

    乙!




    232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:00.24 ID:8i3miWkd0





    233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:03.92 ID:iHam8Hlq0


    いい話だった




    234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:15.84 ID:To/Vz9b1i

    おつ!




    235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:22.09 ID:S0m08DU4i

    乙やな




    236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:24.32 ID:KCoAVEoOi

    やっと追いついた
    面白かった乙!




    237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:32.00 ID:Bjb4DFVv0




    泣きそう




    238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:38.00 ID:1Jga1EUN0

    面白かった!おつ




    239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:42.47 ID:WvDcSABC0

    読んでくださった方、支援、ありがとうございました!
    色々な矛盾点はごめんなさい。
    また何か書いた時はよろしくお願いします。




    301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 11:07:45.62 ID:9U7PTpjDi

    >>239
    感動した 乙




    240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:45.18 ID:9JUIhnNr0

    お疲れ様




    241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:47.10 ID:8M4RTQiR0

    素晴らしい
    やっと練習に出られる




    242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:48.83 ID:nijZzmES0

    乙!
    面白かったよー




    243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:41:57.89 ID:rMaf4tli0

    面白かった




    244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:42:01.62 ID:0/5smjxH0

    ジャイ子の運命はかわってもろくちゃんの未来はかわらないってことか




    245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:42:02.82 ID:CHhOj9JT0

    スレタイ忘れてた…

    乙!




    246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:42:24.57 ID:VDi+l3N40





    248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:42:44.27 ID:HdQIq2EnP

    うむ




    250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:43:12.33 ID:/b0zyuMI0





    251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:43:15.28 ID:5i+BEIEC0

    なんでじずかちゃん消えたん




    263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:45:31.60 ID:XPqS9jTVP

    >>251
    606号室の子供はしずかちゃんだったから、どのみちあの時間軸の出来事は全てリセットされる




    267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:46:23.42 ID:TB3w31EYO

    >>251
    ジャイ子が少女漫画以外を描いたから生まれた未来のしずかが、分岐点にいるチビジャイ子に少女漫画だけ描きなさいとアドバイスしたから
    前者の未来が消えた、しずかはその巻き添え
    じゃね?




    252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:43:22.33 ID:xdX40pdSi

    乙!最後までみれて良かった




    256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:44:27.68 ID:4ucAZz8E0

    乙ー!面白かった!




    257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:44:40.04 ID:O/IzxFt90

    おもしろかったぞ!
    乙!




    260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:45:04.57 ID:deFtb52q0

    物語のメインで動いてたしずかちゃんは別の時代からきたしずかちゃんだったってこと?




    271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:48:51.99 ID:VytEhSV30

    >>260
    現代でしずかちゃんの過去を書き換える出来事が起こったためにしずかちゃんの未来が書き換えられた
    実際それが目に見える形になるまでタイムラグがあることはドラえもんがいってた
    ジャイ子が殺されちゃうストイックな売れっ子じゃなくて理想を追い求め燻ってるニートになったのもそのため




    262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:45:31.28 ID:E8+BqX9U0


    感動した




    266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 10:46:16.99 ID:FzwNs/HE0

    時空の歪みに巻き込まれた子供ジャイコの時間軸に合わせることにした

    一緒に巻き込まれたろくちゃん=しずか

    子供ジャイコとろくちゃんの時間軸を正規ルートにするので、ダブっている大人しずかは消えた

    ってことかな?




    472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/30(金) 15:08:15.30 ID:Z15flZxc0

    久々に文章読んで涙を流した




    1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:46:45.40 ID:VNokevah0

    ~取り調べ室~

    ドンッ!

    刑事「何とか言ったらどうだ!!お前は自分のしたことを分かっているのか!?」

    しんのすけ「・・・・かったゾ・・・」

    刑事「ん?」

    しんのすけ「オラの家族は最後までオラを名前で呼んでくれなかったんだゾ!!!!」

    しんのすけ「う゛が゛あ゛あああぁぁぁぁぁぁ!」



    2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:50:02.43 ID:VNokevah0
    医師「生まれましたよ!元気な男の子です・・・!」

    みさえ「ああ・・・・良かった・・・嬉しい・・・・」グスン

    ひろし「みさえ!どうしt・・・おおおお!頑張ったな!!ありがとう!嬉しいぜ!」

    オンギャアァァ!オンギャァ!ァァ・・・

    そう、生まれた時は皆笑って、喜んで、オラの誕生を祝ってくれたんだゾ・・・




    3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:51:47.51 ID:VNokevah0

    しんのすけ「オラの妹の名前は・・・「ひまわり」だゾ!」

    ひま「たーい」

    ひろし「おお!ひまわりか!いい名前だな!さすが俺の子だ!」

    みさえ「ちょっと!私の子でもあるのよ!」

    ひろし「おっとそうだったなw」

    しんのすけ「イヤ~~!オラのために争うのは止めて~!」

    ハハハハハハハ・・・・・




    4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:53:34.79 ID:VNokevah0

    思えば、あの頃から少しずつ、変わってしまった気がするゾ・・・

    しんのすけ「かーちゃんおつやー!」

    みさえ「ごめんね、自分でとってー」

    しんのすけ「えー何でー?」

    みさえ「アンタもうお兄ちゃんでしょ!!?いつまでもやってもらってんじゃないわよ!」

    ドガッ! バキッ!

    しんのすけ「痛いゾ!やめてくれゾ!オラやるから・・・自分でやるから!!!」




    5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:53:48.26 ID:ElvVCiQ90

    期待、最後まで絶対に書ききれよ




    6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:55:21.71 ID:VNokevah0

    ひろし「ただいま~」

    みさえ「おかえりなさーい!」

    みさえ「ねぇ貴方、ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も♪」

    ひろし「あーまず風呂だ」

    みさえ「もー!」

    しんのすけ「父ちゃーん!一緒にはいろー!」

    ひろし「えーヤだわ」




    8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:56:58.78 ID:VNokevah0

    しんのすけ「えー!どうしてだゾ!?」

    ひろし「何か・・・オメーと風呂入ると疲れんだよ、却って」

    しんのすけ「え~オラ一人じゃ入れな~い」クネクネ

    ひろし「うるせぇ!お前はお兄ちゃんだろ!?自分でやったらどうだ!?」

    ボゴォ!

    しんのすけ「い゛た゛あああああああああああああああああああい゛!!!」




    9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:57:01.30 ID:vGwwq/Uni

    ワロタ




    12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 12:58:50.12 ID:JRJU2RRM0

    おらはにんきもの~(36)




    14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:00:07.10 ID:VNokevah0

    ~夕飯時~

    ひろし「そういやみさえ、風間君、小学校受験するらしいぞ」

    みさえ「へぇー受験ねぇー・・・」

    しんのすけ「母ちゃんじゅけんって何ー?」

    ひろし「普通の学校じゃなくて、よりいいとこに進むことだよ」

    しんのすけ「へー」

    みさえ「風間くんはすごいわねーさすがだわー」

    ひろし「おう、お前もちったぁ風間くんを見習えよ」

    しんのすけ「・・・」

    ひろし「返事ぐらいしたらどうだ!?」

    しんのすけ「はい・・・」

    ひまわり「たーい」




    15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:02:50.12 ID:Im27ejET0

    続きはよ




    16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:03:17.93 ID:VNokevah0

    しんのすけ「わーい!オラもとうとう幼稚園卒業だゾー!わーい!」

    マサオ「嬉しそうだねしんちゃん」

    ネネ「そういえば、風間くんはどこ行くの?」

    マサオ「受験したんでしょ?」

    風間「ああ、埼玉付属小だよ」

    ボーちゃん「ボー・・・すごい・・・」

    ネネ「さすがよね風間くん!やっぱり結婚するには、高学歴でぇ、イケメンでぇ、お金持ちでぇー・・・」

    ボーちゃん「じぶんじしんとつりあいのあるひととにしといたほうがいい・・・」

    ネネ「ちょっとどういう事よそれ!?」

    マサオ「まぁまぁ・・・」




    17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:04:51.07 ID:vWLlvd3N0

    マサオ(36歳ワタミ就職)「ぼくもう・・・うわぁぁぁぁん!!」




    18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:05:19.14 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ほほほ~い!ケツだけ星人~ぶりぶり~!」

    ひま「キャハハハハwおにぃおもしろーい!」

    ひろし「おいしんのすけ、もうお前は小学生なんだから、それは卒業しとけよ」

    しんのすけ「ええっー!?何でだゾ!?」

    ひろし「みんなに馬鹿にされっからだよ」




    19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:06:10.29 ID:Lp/QLyf70

    ひまわりから漂うビッチ臭




    20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:07:38.65 ID:VNokevah0

    しんのすけ「そんなことないもーんwwwwオラはにんきもの~wwwww」

    ひま「ははははwwwww」

    ひろし「ハァ・・・・」

    ひろし(ひまは面白くて笑ってるんじゃなくて、嘲笑してることに気づかないのか・・・)

    しんのすけ「それ~ぞーうさんぞーうさん」

    ひま「ひゃははははwww」




    21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:09:56.61 ID:VNokevah0

    ~小学校~

    しんのすけ「わーい!オラみんなと同じクラスだゾー!」

    ネネ「すごーい!わーい!」

    マサオ「確率からしたらすごいことだよね!こんなことってめったにないよ!」

    ボーちゃん「さいしょのいちにねんは、しょうがっこうなれするためにともだちをおんなじくらすにしておくんだってよ・・・」

    ネネ「」

    マサオ「」

    しんのすけ「ほっほほーい!」




    22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:10:52.74 ID:QPAnVP3P0

    ボーちゃんキャラ変わってないか




    24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:12:14.63 ID:VNokevah0

    先生「それではこの計算、分かるひとー!」

    しんのすけ「ハーイ!ハイハイハイハイ!!!」

    先生「はいじゃあしんのすけ君!」

    しんのすけ「わっかりませぇ~んwwww」

    マサオ「ちょっとしんちゃん・・・」

    生徒「ハハハハハwww」「何だそりゃww」「バッカでーwww」

    先生「はい静かにー!しんのすけくん、ふざけないでくださいね?」

    しんのすけ「え~つまんないの~!」

    先生「しんのすけ君!!!」

    しんのすけ「ひぃ!」




    25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:12:18.07 ID:wb0VOoKb0

    期待してる




    26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:15:00.52 ID:VNokevah0

    先生「今日はボール投げでーす!2人組になってねー!」

    しんのすけ「ネネちゃーん!一緒に組もー!」

    ネネ「えー嫌だわ・・・」

    しんのすけ「どうしてだゾ?」

    ネネ「だって、小学生になってまで男子と一緒なんて、恥ずかしいじゃない」

    しんのすけ「え?」

    ネネ「美羽ちゃーん!一緒に組もー!」

    美羽「いいよー」

    しんのすけ「マサオくーん・・・」




    27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:16:08.57 ID:gL6pw8TF0

    原作だとネネちゃんは違うクラスだよね




    28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:16:58.86 ID:VNokevah0

    マサオ「えー僕はボーちゃんと組むから・・・」

    ボーちゃん「ああ・・・そういうことだ・・・」

    しんのすけ(どうしよう・・・オラと組む人がいないゾ・・・)

    先生「どうしたの?」

    生徒「なんだしんのすけー!お前組む奴いないのかー!?」

    しんのすけ「そうだゾ!だからオラと一緒に・・・」

    生徒「いや・・・俺杉山と組んでからw」

    しんのすけ「・・・」




    29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:18:28.97 ID:YCDBHcbii

    安定のマジキチSS




    30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:19:33.23 ID:VNokevah0

    わーい! へいパース! ほらよー! わーwww

    しんのすけ「いいなぁ・・・みんな楽しそうだなゾ・・・」

    しんのすけ「オラもいーれーてー!それぇ!」

    生徒「オイ何やってんだよ!」「勝手に入ってくんじゃねぇぞ殺すぞ!」「邪魔だ!くせぇんだよ消えろ!」

    しんのすけ「やめてくれゾ!殴らないで!蹴らないでゾ!痛いぃぃぃぃ!助けてせんせええええええ!!」




    31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:20:16.70 ID:LV/rPAT/0

    ワロタ




    32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:20:26.47 ID:C9+Sr6Qp0

    やめてくれゾ…




    33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:20:50.32 ID:VNokevah0

    先生「コラー!やめなさーい!」

    生徒「やっべ逃げろーwwwww」

    先生「大丈夫だった?」

    しんのすけ「はい・・・」

    先生「何かあったら、迷わず先生に言うのよ?」




    34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:21:04.50 ID:qQNbD2sY0

    やめろおおおおお




    36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:21:40.29 ID:Kzq5kFK20

    もうやめてあげてゾ




    37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:22:52.99 ID:lEyrYdh60

    心が折れる




    38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:23:26.95 ID:Z1sX4KSd0

    「蹴らないでゾ!」
    わろたwwwwwwwww




    39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:23:32.30 ID:VNokevah0

    ~給食~

    先生「今日は自由席でーす!」

    わーい!きゃはははW 一緒に食おうぜー! ああ!

    しんのすけ「いいなぁ・・・またオラだけ一人ぼっちだゾ・・・」

    マサオ「んでさー、・・・・・なんだよ!」

    藤木「ハハハハハハwwwww」

    山根「マサオ君って、話面白いねー」

    ネネ「それでねぇ、ウチのママがぁー」

    美羽「何それwwwww」

    智子「ウケるーwwww」




    40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:24:34.00 ID:25pd9+yQ0

    面白い、期待




    41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:24:51.09 ID:Ct0SY3nN0

    なんでクレしんSSはいつも野原家を不幸にしたがるのか




    43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:26:04.56 ID:VNokevah0

    しんのすけ「みんな楽しそうだゾ・・・オラをのけ者にして・・・」

    先生「一緒に食べる?」

    しんのすけ「はいゾ!」

    先生「じゃあ、こっちいらっしゃい、」

    しんのすけ「ほっほほーい!」

    はまじ「お前いっつも先生に頼ってるよなーwwww」

    ブー太郎「ほんとだブーwwwwwwwww」

    しんのすけ「な・・・」

    先生「コラ!そんなこと言わないの!」

    はまじ「チッ・・・・」

    ブー太郎「畜生・・・!」




    44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:26:41.37 ID:5H0qnBw60

    山田なら…それでも山田なら…




    46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:27:22.16 ID:gL6pw8TF0

    はいゾ!




    47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:27:24.08 ID:Yyx1SQsZ0

    (なんでちびまる子ちゃんのキャラがナチュラルに混じってんだろう・・・)




    48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:28:00.60 ID:VNokevah0

    ~放課後~

    しんのすけ「マサオくーん!放課後公園であそぼー!」

    マサオ「いや・・・ぼく浜崎くんたちとの先約があるから・・・」

    はまじ「何やってんだー?早く行こうぜー!」

    マサオ「うん!今行くー!じゃぁね!」

    しんのすけ「・・・帰るゾ・・・一人で・・・」




    49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:29:47.48 ID:VNokevah0

    みさえ「しんのすけー!起きなさーい!」

    しんのすけ「オラ学校行きたくないゾ・・・」

    みさえ「あら風邪?」

    しんのすけ「う、うん・・・」

    みさえ「そう、明日はちゃんと行くのよ」

    しんのすけ「分かったゾ・・・(これでいじめられなくて済むゾ・・・)」




    51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:31:38.05 ID:VNokevah0

    先生「今日はしんのすけ君はお休みでーす」

    生徒「マジか、良かったわーwwww」「いなくてせいせいするわーwww」

    先生「そういうこと言わないの!(とはいえ、あの面倒なのが居なくて助かるわね・・・)」

    太郎「なぁ・・・w」

    聡「いいぜw」




    52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:31:45.62 ID:KW54vf940

    でも実際にはこうなるわなwww




    53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:33:24.34 ID:VNokevah0

    みさえ「しんのすけー、今日は学校行きなさいよー!」

    しんのすけ「わかったゾ・・・・行くゾ・・・」

    しんのすけ「校門をくぐるのが嫌だゾ・・・」

    生徒「フフッw」「クスクスw」「プークスクス」

    しんのすけ(な・・・・何でみんなオラを見て笑ってるんだゾ・・・?)




    54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:33:29.64 ID:00oy4Vb2P

    ぼーちゃんもいい勝負だろwww




    57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:34:53.27 ID:t77O3qWUO

    山田としんのすけでペアだろ




    58忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15)2013/08/27(火) 13:35:33.75 ID:ekC32W3+0

    心が痛いゾ…




    59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:35:46.25 ID:VNokevah0

    しんのすけ「さーて靴箱・・・」

    しんのすけ「あれ・・・?オラの上履きは?オラの上履きが無いゾ・・・?」

    マサオ「どうしたのしんちゃん、早く教室行こうよ」

    しんのすけ「オラの上履きが無くなったんだゾ・・・」

    マサオ「もうwwwwwしんちゃんは本当におっちょこちょなんwwwだからw」

    しんのすけ「えっオラ忘れたんじゃなく・・・」

    小杉「早く行こうぜー!」

    マサオ「うん!」

    しんのすけ「・・・・・・・」




    60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:35:57.72 ID:Im27ejET0

    おらはにんきもの




    61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:36:26.82 ID:25pd9+yQ0

    しんのすけ…




    62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:36:27.78 ID:KW54vf940

    え、マサオくん・・・




    65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:37:12.84 ID:VNokevah0

    先生「どうしたのしんのすけ君?」

    しんのすけ「オラの上履きが無くなったゾ・・・」

    先生「しょうがないわね、職員室のスリッパを貸してあげるから、明日はちゃんと持ってくるのよ」

    しんのすけ「いやそうじゃなくて・・・」

    先生「早く教室行きましょ」

    しんのすけ「はい・・・」




    68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:39:31.75 ID:VNokevah0

    生徒「プッwwww」「あいつスリッパだぜwww」「きっもwww」

    しんのすけ(ああ・・・・やめてくれゾ・・・)

    しんのすけ「!?」

    ネネ「どうしたのしんちゃん?上履きもなくて?」

    しんのすけ「な、何でもないゾ・・・」

    しんのすけ(机に『死ね』って掘られてるゾ・・・)




    69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:39:46.87 ID:/xWZE5ZM0

    いいねいいね




    71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:40:07.18 ID:crFAa8jX0

    はよ




    73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:40:38.50 ID:/xWZE5ZM0

    やめてくれゾ・・・




    74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:41:05.93 ID:tmvEedmT0

    はよ




    75忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:15)2013/08/27(火) 13:41:23.18 ID:kyc0vTGKi

    期待




    78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:42:06.50 ID:VNokevah0

    ~休み時間~

    しんのすけ「オラおしっこしたいゾ・・・」

    しんのすけ「ふぅ・・・・間にあったぁ~」

    しんのすけ「・・・トイレは静かでいいゾ・・・」

    マサオ「フフッW」

    はまじ「なぁ、楽しいだろ?」

    小杉「全くだぜwwwしんのすけいじめw」

    関口「アイツの反応おもれーよなw」

    マサオ「でも罪悪感が・・・」

    ボーちゃん「いじめられるほうにももんだいがある・・・」

    大野「だよな!w」




    81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:42:33.38 ID:Wr86/gdN0

    しんのすけ「父ちゃん・・・・オラ・・・オラ・・・・・・オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」

    ひろし「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0041IY9KY/




    82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:43:21.94 ID:/xWZE5ZM0

    >>81
    ふざけんな俺のはちみつれもん返せだゾ




    86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:44:05.66 ID:tmvEedmT0

    >>81
    俺のアクエリアス返せ




    83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:43:30.08 ID:VNokevah0

    しんのすけ「教室で何を話してるんだゾ・・・?」

    はまじ「で?次は何する?」

    ネネ「ランドセルを捨てるってのはどう?」

    ブー太郎「そりゃいいブーwwww」


    しんのすけ「!?」




    84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:43:40.57 ID:KW54vf940

    つい先日まで幼稚園児だったとは思えない陰湿さwwww




    85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:43:59.25 ID:c1DSQQZE0

    あー、これしんのすけが全員殺すパターンだわ




    87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:44:23.46 ID:n/15HY+1O

    全員殺す展開に期待




    88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:44:52.58 ID:25pd9+yQ0

    風間君に期待




    114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:54:06.97 ID:VPoqFbGC0

    >>88
    kitai




    89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:45:25.76 ID:/xWZE5ZM0

    俺は腹いせにななこお姉さんを犯すに100ペリカ




    90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:46:00.13 ID:VNokevah0

    しんのすけの脳裏に、1つの記憶がよぎった

    ひろし「お前にこのピッカピカのランドセルを買ってやるからな!」

    しんのすけ「わーい!わーい!」

    みさえ「よかったわねぇ」

    ひま「いいなぁおにいばっかり!」

    ひろし「ひまにも小学生になったらいいの買ってやるからな」

    しんのすけ「わーい!オラ小学校楽しみだぞー!」

    買い物客「フフフw」「かわいいわねw」




    91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:46:13.23 ID:zBo9IKbL0

    むさえええええええええ




    92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:46:16.54 ID:Im27ejET0

    まだ30年分あるぞ




    93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:46:34.48 ID:/xWZE5ZM0

    うわぁ・・・




    94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:46:54.26 ID:Bhb89stDi

    やめろ







    なあ頼むよやめてくれよ・・・




    95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:47:58.84 ID:/xWZE5ZM0

    はよ




    96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:48:03.60 ID:tg23p1be0

    そういや、ランドセルにかき氷器で円を書くのが楽しくてボロボロにしたら、いじめられたのかと心配した母親に散々問い詰められたっけ




    97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:48:03.80 ID:tmvEedmT0

    ちびまるこのキャラの違和感ww




    98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:48:05.71 ID:VNokevah0

    しんのすけ「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!(映画版の声)」

    ドガァ!

    はまじ「な、何しやがる!」

    しんのすけ「ネネちゃんもこうしてやるゾ!」

    ネネ「痛い痛い痛いやめてえええええええええええキャアアアアアアアアアアア!!!」

    しんのすけ「やめろォ・・・・やめろォ・・・・もうオラをいじめるなゾ・・・」ハァハァ

    ブー太郎「うるせぇブー!」

    ドゴッ!

    しんのすけ「うっ!」

    生徒「だれかー!せんせーよんでええええええ!!!!」




    100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:48:45.20 ID:/xWZE5ZM0

    面白くなって参りました




    101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:49:31.03 ID:/xWZE5ZM0

    いじめるなゾ・・・




    102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:49:31.14 ID:q6Qa5lpC0

    発達障害認定でなかよし学級行きか?




    105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:50:26.63 ID:5Vf03Jsr0

    >>102
    これがホントのひまわり組ってか




    103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:50:00.15 ID:dlx8kH8Z0

    どんな小学生だよ




    104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:50:15.61 ID:c1DSQQZE0

    ひろしとみさえに伝わって家庭内でも居場所がなくなるか




    106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:50:48.04 ID:VNokevah0

    先生「何やってるのしんのすけ君!離しなさい!」

    しんのすけ「い゛や゛だ!コ゛イ゛ツ゛らはオラの・・・・オラを・・・・グギギギギギギギギギギギギギギギ・・・」

    はまじ「せんせー!俺たちなんにもしてましぇーんwwwwww」

    しんのすけ「!?」

    マサオ「そうだよ!しんちゃんが勝手に暴れ出したんだよ!」

    しんのすけ「違うぞ!みんなでオラをいじめて…こんどはランドセルを捨てようって話をここで・・・」

    ネネ「その証拠はどこにあるのよ!!!!!!」




    108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:51:21.67 ID:yIUg9jXr0

    キチ




    109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:51:22.99 ID:gJxuAxwv0

    もうやめろよ・・・




    112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:52:17.42 ID:/xWZE5ZM0

    もうやめてくださいおねがいします




    113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:53:20.40 ID:VNokevah0

    丸尾「ズバリこれは一方的なしんのすけ君のいじめでしょう!」

    上条「俺も見ましたー!しんのすけ君が勝手に殴ってきたんでーす」

    カツオ「しんのすけ君が全て悪いと思いまーす」

    しんのすけ「そ・・・そんな・・・何でだゾ・・・」

    先生「しんのすけ君、今から校長先生と話をしましょう、ご両親にも来てもらいます」

    しんのすけ「うがぁ・・・」




    115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:54:11.67 ID:5k0pTFWN0

    磯野家もいるのか




    116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:54:36.33 ID:5Vf03Jsr0

    いろんな奴混ざりすぎだろw




    117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:54:44.86 ID:6e8Msy1q0

    いろいろいるなwww




    119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:55:28.91 ID:/xWZE5ZM0

    いろんな奴まざり杉wwww




    122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:55:58.76 ID:VNokevah0

    みさえ「すいませんせんすいません本当にウチの息子が最低なことを・・・」

    しんのすけ(何でかあちゃんは一言もオラをかばってくれないんだゾ・・・)

    校長「困りますな、私どもとしては健全な学級を作りたいと心がけていますが、貴方のようなお子さんがいては」

    みさえ「本当に申し訳ございません・・・アンタも謝るのよ」

    しんのすけ「ごめんなさいゾ」

    しんのすけ(何故だゾ・・・・オラは悪くないのに・・・なんでオラが謝らなくちゃいけないんだゾ・・?)




    124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:56:09.42 ID:KW54vf940

    サザエさんまでw




    130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 13:58:40.19 ID:VNokevah0

    ~数年後~

    ひろし「なぁみさえ、しんのすけに俺受験をさせようと思うんだが」

    みさえ「そうねぇ・・・やっぱりいい学校を出てもらいたいしね・・・」

    ひろし「俺は慶応卒だけど、子供らにはやっぱり国立を出てもらいたいなぁ・・・」

    しんのすけ「オラも受験するのかゾ?」

    ひろし「ああ、頑張れよ!」

    みさえ「しんちゃんには是非とも開成あたりに入ってもらいたいわねぇ」

    しんのすけ「かいせい・・・オラ頑張るゾ!」




    137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:00:21.52 ID:VNokevah0

    しんのすけ「かあちゃん遊び行ってくるゾー!」

    みさえ「ダメよしんちゃん、勉強しなくちゃ」

    しんのすけ「えっ・・・」

    みさえ「塾に入るだけのお金がない分、お家でしっかり勉強しないと!」

    ひろし「そうだぞ、どうだ、俺が勉強見てやろっかw」

    しんのすけ「分かったゾ・・・」




    145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:02:32.48 ID:VNokevah0

    ひろし「分かるか?」

    しんのすけ「分からないゾ・・・」

    ひろし「じゃあどこなら分かるんだよ?ここか?」

    しんのすけ「全部わからないゾ・・・何で水槽に1分間で500mLの割合で水を注ぐ必要があるんだゾ・・・」

    ひろし「マジメにやれよ!」

    しんのすけ「ひぃ!」




    149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:03:21.25 ID:6e8Msy1q0

    >>145
    算数にそれ言ったらおしまいだろwww




    162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:07:07.97 ID:5k0pTFWN0

    >>145
    この感じだと後から出発した自動車がどれくらいで追い抜くか?みたいな問題も絶対無理だな




    152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:04:49.65 ID:VNokevah0

    ひろし「やっぱり塾入れた方がいいんじゃないか?」

    みさえ「でもどこに入れるのよ?」

    ひろし「う~ん・・・サピックスや四谷やら市進あるけど・・・」

    みさえ「そんな高いところ入れられないわよ・・・」

    ひろし「そこらの塾に、明日見学させてもらうか・・・」




    161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:06:58.73 ID:VNokevah0

    しんのすけ「オラ塾に入れられたゾ・・・あっ!」

    マサオ「あ、しんちゃんも通うの?」

    しんのすけ「うん・・・今日から・・・」

    マサオ「わーい!一緒に勉強できるなんて嬉しいなぁ!あっ国語の授業始まるよ!」

    林先生「ではこれから国語の授業を始めまーす!」




    174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:08:45.48 ID:tmvEedmT0

    >>161
    しんちゃんとまさおくんここ入れるとか頭良すぎwwwwww




    163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:07:19.00 ID:NFBfQL/J0

    今でしょwwwww




    165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:07:35.03 ID:qQNbD2sY0

    期待




    168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:07:45.80 ID:/xWZE5ZM0

    マサオがいるということは・・・




    170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:08:12.51 ID:63nU+lv+0

    林先生やカツオとかもうなんでもアリだな・・・




    172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:08:26.50 ID:NhdD085S0

    東進かよwww




    173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:08:27.56 ID:qnDo2Je90

    これは良スレ




    181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:09:48.28 ID:VNokevah0

    林「えー傍線の周囲の、前5,6行、後ろ10行あたりがヒントとなっている事が多く・・・」

    しんのすけ「ZZZZZ・・・・」

    マサオ「しんちゃん・・・」

    林「野原くーん!起きてくださーい!」

    しんのすけ「ご、めんなさいゾ・・・」

    林「ちゃんと学ばなきゃ!いつ学ぶか?今でしょ!」

    しんのすけ「はい・・・(難しくて全然わからないゾ・・・どうして文に線を引くんだゾ・・・)」




    185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:10:45.24 ID:tg23p1be0

    >>181
    アカン、一般学級においておけんやないか・・・




    187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:11:45.30 ID:63nU+lv+0

    >>181
    これヤバイほうのパターンやん・・・




    182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:10:08.34 ID:bS5c5FYP0

    なきそうになった




    193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:12:29.06 ID:VNokevah0

    こうして幾年が過ぎいよいよ受験前日・・・・

    マサオ「じゃあ僕は渋幕と開成と・・・滑り止めに江戸取受けるんだー」

    しんのすけ「すごいなゾ・・・オラはお金持ちじゃないから開成一本だゾ」

    生徒「すげえええええええええええええええええ!!!!」「開成一本勝負とか!!!?」

    しんのすけ「いやそれほどでも・・・」

    林「それでは明日の受験、頑張ってくださいね」ニコッ




    194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:12:51.06 ID:SKSrW9Lc0

    ランドセルのくだり
    経験者は胸をえぐられたはず




    202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:14:05.04 ID:xximqIPs0

    >>194
    いるのかよ




    198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:13:29.83 ID:5Vf03Jsr0

    落ちなかったらコンビニの募金箱に2万入れてうpする




    201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:14:00.60 ID:tmvEedmT0

    >>198
    いぇーい




    209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:15:09.11 ID:VNokevah0

    ~受験当日~

    試験官「はいはじめー!」

    ガサガサッ・・・・

    経験した方なら分かると思うが、いくら勉強しても受験本番は緊張してしまうものである・・・いわんや、何も分からないと・・・

    マサオ(う~んと・・・しょうがない、2番以降は飛ばそう!発展問題だし!)

    しんのすけ(どうしてムラサキキャベツにお酢を入れるんだゾ・・・おいしくなくなるゾ・・・)




    210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:15:13.71 ID:muLxa5Xb0

    いじめ収まったのか?




    213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:16:28.97 ID:nmkkGqav0

    それ考えたらアカンてw




    214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:16:31.24 ID:/xWZE5ZM0

    しんのすけ無駄なこと考えるなよwwwwww




    215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:16:46.63 ID:Iab0ws9t0

    Q.きゅうりに味噌をつけると?




    217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:17:12.62 ID:qnDo2Je90

    >>215
    メロンの味になる




    221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:18:02.75 ID:nmkkGqav0

    >>215
    なんできゅうりに味噌つけるんだゾ・・?




    218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:17:25.43 ID:5Vf03Jsr0

    成長してねえw




    219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:17:26.24 ID:VNokevah0

    ~合格発表日~

    マサオ「ええっと・・・・あった!!!あったよ!!!」

    マサオ母「えらい!すごいわね!お母さん、あなたがこんなに成長してくれて嬉しいわ・・!」

    マサオ「泣かないでよ、開成は落ちちゃって第二の渋幕なんだからさ・・・」

    しんのすけ(開成の発表日は明日・・・怖いゾ・・・)




    226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:19:16.63 ID:VNokevah0

    ※しんのすけは開成の一時試験落ちたから二次試験に賭けてます

    しんのすけ「ええっと・・・オラの番号・・・」

    海馬「ふぅん、俺の番号があった、まぁ当然の結果だがな」

    しんのすけ「な・・・無い・・・ゾ・・・」




    241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:20:47.44 ID:tmvEedmT0

    >>226
    海馬SUGEEEEEEEEEE




    243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:21:06.43 ID:Iab0ws9t0

    >>226
    BGM:運命




    228忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15)2013/08/27(火) 14:19:34.15 ID:QI/ct0r90

    わかってた




    229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:19:36.00 ID:pTF7XFjT0

    海馬うぜえええええええええ




    230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:19:37.21 ID:qnDo2Je90

    社長wwwwwww




    232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:19:45.57 ID:5Vf03Jsr0

    社長っすか




    233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:19:52.58 ID:pFtC4UDH0

    海馬wwww




    248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:21:24.48 ID:VNokevah0

    生生「みんなの中で結構な人が受験したけど、みんなどうだった?」

    マサオ「ぼく渋幕!」

    おおーーー!すげえええええええ!

    はまじ「そいえばしんのすけも受験したんだってな?」

    生徒「マジ?!」「ホントかよ!」

    しんのすけ「な、何でそれを・・・」

    ブー太郎「マサオから聞いたブー」




    257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:23:04.29 ID:VNokevah0

    マサオ「それで?どうだった?二次の結果?」

    しんのすけ「ダメだったゾ・・・・うう・・・」

    小杉「ぶははははwwwwwwwだよなwwww」

    ボーちゃん「しんちゃんんみたいなのがうかるほど、じゅけんはあまくない・・・」

    先生「コラ!」

    しんのすけ「うう・・・あ゛あ・・・」




    267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:23:56.47 ID:wSOh3y3T0

    机に死ねって書かれるのはかなりキツイ
    気付くのが朝だからその日1日ブルーに過ごす事になる
    帰りでもトドメに靴がなくなって死にたくなる




    271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:25:02.41 ID:lMQifyV8P

    >>267
    壮絶過ぎワロタwww




    281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:26:36.70 ID:Bhb89stDi

    >>267
    俺高校の時なぜかメンバーにはいってないのに球技大会の野球に借り出されてショートやらされて他クラスのゴミDQNからヤジ飛ばされたわ
    あいつら絶対仕組んでただろ




    289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:27:47.92 ID:kZZPSh8O0

    >>267
    いじめを受け慣れていると放置しておいた方が妥当だと思うようになる
    机も消さないし、靴がなくなれば先生に借りに行く




    270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:24:59.93 ID:VNokevah0

    ひろし「やれやれ・・・やっぱしんのすけには無理だったか・・・」

    ひま「私も受験して、いいとこ入るから!桜陰受かってみせるから!」

    みさえ「ありがとうひま・・・その気持ちだけで嬉しいわ・・・」グスッ

    しんのすけ「・・・・」

    しんのすけ「・・・・」




    285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:26:57.91 ID:VNokevah0

    ひま「ねぇおにぃ、この物理の電気の問題教えて?」

    しんのすけ「そんなのオラにはわからないゾ・・・」

    ひま「えー教えてよ!」

    しんのすけ「お兄ちゃんの言うことが聞けないのかゾ?!」

    ひま「えーだっておにぃみたく落ちたくないもーん」

    しんのすけ「・・・!」




    294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:28:12.85 ID:/xWZE5ZM0

    >>285
    これはひどいな




    301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:29:51.37 ID:VNokevah0

    しんのすけ「あ゛がああああああああああ!!」

    ひま「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

    ひろし「どうしたひまわり!!?」

    ひま「おにぃに質問しようとしたらいきなり殴りかかってきたぁ~」ニヤッ

    しんのすけ「な・・・オラは・・・オラ・・・」

    ひろし「ええい!落ちたくせに妹に手を挙げるなんて、何て奴だ!!!!」

    しんのすけ「ち、ち、が、うんだゾ・・・・」

    ひろし「うるせぇ!お前は俺の子なんかじゃねぇ!」

    しんのすけ「!!!!!!!」

    ひま(ホントはこんなどっちが直列並列かなんての、分かるもーん、おにぃは馬鹿だなぁw)




    309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:31:13.49 ID:6e8Msy1q0

    >>301
    ひまわりuzeeeee




    303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:30:45.19 ID:SKSrW9Lc0

    ひまわり・・・くそったれ




    304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:30:46.61 ID:gJxuAxwv0

    ひまひどすぎ




    306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:30:50.93 ID:qnDo2Je90

    しんちゃんの敵多すぎw




    311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:31:33.90 ID:VNokevah0

    しんのすけが通う学校は、普通の公立中である。

    しんのすけ「ああ・・・毎日が憂鬱だゾ・・・・特に昼休みは死の時間だゾ・・」

    しんのすけ「寝たフリするゾ・・・」

    チーター「おいしんのすけー」

    しんのすけ「!?」




    313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:31:52.25 ID:TdHWp3ZP0

    ひまわりレ●プくるか?




    314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:32:02.20 ID:qnDo2Je90

    懐かしキャラきた




    317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:32:29.16 ID:/xWZE5ZM0

    ひまわりくそうぜえ




    318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:32:42.03 ID:zb5iCagy0

    クレしんSSは安定して狂気じみてるな




    323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:33:14.87 ID:VNokevah0

    しんのすけ「聞こえない・・・・聞こえないゾ・・・」

    チーター「起きろよ!いっつも寝たフリしてねーでよ!」

    しんのすけ「!?」

    はまじ「全くだぜwバレてねぇと思ってたのかよw」

    しんのすけ「それで・・・な、な、なんの用ダゾ・・・」

    チーター「アレ、皆の前でやってくれよ」




    333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:34:26.76 ID:rLU1UTe3i

    なんという展開




    338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:34:53.12 ID:VNokevah0

    しんのすけ「あれって?」

    チーター「ケツだけ星人だよ」

    ネネ「あと象さんもよーwwwwww」

    はまじ「はやくやれよーwwwww」

    やーれ!やーれ!やーれ!やーれ!やーれ!やーれ!やーれ!やーれ!

    しんのすけ「ぁ・・・ぁ・・・オラやりたくないゾ・・・」

    チーター「俺たちに逆らおうってのか?やれよ」




    343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:35:58.72 ID:/xWZE5ZM0

    >>338
    これは




    344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:36:18.28 ID:VNokevah0

    しんのすけ「わかったゾ・・・やるから殴らないでゾ・・・」

    チーター「おっ、じゃあみんなーしんのすけが今から面白いことやるってよ!!!」

    何だー? 見せてー! 俺も! マジ?!

    しんのすけ「な・・・」

    小杉「やれよ、やらねぇと食っちまうぞ」




    348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:36:48.77 ID:KW54vf940

    黒歴史www




    349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:36:52.57 ID:6e8Msy1q0

    小杉ワロタwwww




    350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:36:57.21 ID:qnDo2Je90

    小杉はうな重でも食べてろw




    352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:37:45.45 ID:Iab0ws9t0

    (光彦が来そうで怖い)




    355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:38:51.69 ID:EfHP3IZI0

    >>352
    やめてくれ




    354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:38:17.03 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ケ、ケ、ケ・・・」

    皆「・・・・!」

    しんのすけ「ケツだけ星人~~~!ブリブリ~~!ブリブリ~~~!」

    ちょwwwwwwwww キモwwwwwwwwwww 死ねよ・・・・

    チーター「こいつwwwwwwww本当にやりやがったwwwwwww」

    はまじ「うける~wwwwwwwww」

    しんのすけ「何で・・・チーターがやれっていったから・・なのに・・」ボロボロ・・

    大野「象さんもだぜーwwww」




    356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:38:54.11 ID:TnRh9EQT0

    誰かしんのすけの味方はいないのか…?




    360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:39:35.60 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ぞーうさん・・・・ぞーうさん・・・」

    女「キメェ・・・・死ね」「マジありえねー」「消えろし」

    大野「バwwwwwwバリウケルwwwwwwww」

    しんのすけ(あぁ・・・オラを見て皆が笑ってるゾ・・・)




    361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:39:39.74 ID:pTF7XFjT0

    ネネとマサオはともかくボーちゃんまで裏切るとは思わなかった




    370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:11.08 ID:xximqIPs0

    >>361
    黒幕役多くね?
    知らんけど




    363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:40:34.54 ID:qQNbD2sY0

    改めて風間く●に期待




    364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:40:35.21 ID:cVWe3hLT0

    そうだ…まだ…アイちゃんがいる…!




    366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:40:42.06 ID:ehNzEFEA0

    yahooニュースで見ただけやけど、今のイジメはLINEを使うらしいなあ
    そもそもガキがスマホもっとることが驚きやけど




    372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:32.59 ID:Iab0ws9t0

    >>366
    こわい(こなみかん)




    385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:42:45.39 ID:/RTpXVI40

    >>366
    ヒント:親のPC




    368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:05.10 ID:VNokevah0

    ブー太郎「どうしたブーはまじ?はさみなんか持ってきて」

    はまじ「今から節操のないコイツのチ●コを斬りたいと思いまーすwwwwwwwwww」

    いいぞwwwwwwwwやれwwwwwwww 切れwwwww やっちまえw

    はまじ「そぉれ!チョキンといくぞ~www」

    しんのすけ「うわあああああああああああああ!!!」

    ドスン!




    374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:42.46 ID:CgiwCR6p0

    >>368
    おいwwwやめろwwww




    381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:42:04.11 ID:6e8Msy1q0

    >>368
    これはひどいwww




    373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:36.97 ID:gJxuAxwv0

    そろそろいじめられ仲間の光彦が現れるはず




    376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:41:54.18 ID:qnDo2Je90

    鬼畜




    384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:42:36.72 ID:VNokevah0

    はまじ「うっ・・・・!」

    ブー太郎「はまじー!!!!!!!!!!!!!!」

    小杉「しんのすけが突き飛ばしたからはまじの目に刺さった!!!」

    ムスカ「あああああああああ!(はまじの)目があああああああ!目があああああああ!!!(卒倒)」

    しんのすけ「ハァ・・・・ハァ・・・・」

    ブー太郎「ば、化け物だブー・・・」

    しんのすけ「ハァ・・・・ハァ・・・」




    396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:33.65 ID:8Ebewlqs0

    >>384
    大佐なにやってんすか




    387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:42:58.89 ID:Si/SB/Zd0

    ムスカワロタ




    388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:42:59.14 ID:Ej6ms4Wx0

    うわあああああああああ




    391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:19.89 ID:UASUf0TK0

    メシウマ展開クル━━━━(゚∀゚)━━━━!?




    393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:21.11 ID:/xWZE5ZM0

    大佐何してるんすかwwwwwww




    397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:37.92 ID:MLUqiRub0

    何でムスカ中学にいるんだよ




    398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:39.85 ID:gJxuAxwv0

    ムスカワロタ




    399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:43:52.39 ID:BngO1XaJ0

    バルス




    402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:44:02.29 ID:NhdD085S0

    学ラン着たムスカ想像したらワロタ




    403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:44:02.43 ID:9c9AFplV0

    ムスカwwwwwwwww




    405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:45:05.15 ID:jV48Fn+P0

    声に出してワロタwwwwwwwwwwwwwww




    412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:45:54.31 ID:VNokevah0

    こうして、野原家は浜崎家に損害賠償200万円を払うこととなった。

    裁判は浜崎サイドからの要請で無しとなり、世間には公表されなかった。

    が・・・さらなる地獄がしんのすけにはまっていたのだ・・・

    しんのすけ「ねぇ、ちょっとノート見せてくれゾ?」

    小杉「うわああああ!来るな化け物!!!」

    藤木「嫌だああ!助けてくれえ!」

    しんのすけ「見せてくれゾ・・・誰か・・・」

    今や、嗤ってくれる相手すらいない。




    423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:47:59.86 ID:VNokevah0

    ひま「やったー!ママ、パパ、私桜陰受かったよ!!!」

    みさえ「さすがウチの子ね!」

    ひろし「立派だ!お前こそ野原家の希望の星だ!!」

    みさえ「いよっ!日本一!」

    ひま「やめてよ~ママ~」

    しんのすけ「・・・・・・・・」

    ひろし「おい、お前も何か祝ってやれ」

    しんのすけ「・・・・・・・・・・」




    429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:48:48.29 ID:oI+EYW5X0

    追いついた・・・なんだこれ・・・




    434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:50:01.87 ID:VNokevah0

    ひろし「おい、何とか言ったらどうだ?!」

    しんのすけ「オラのことも気にしてくれゾ!!!!!!」

    みさえ「アンタ何言ってるの!?」

    ひろし「お前には、優しい言葉をかけてやるだけの価値もねぇし、お前は一家に何一ついいことをしてねぇじゃねえか」

    みさえ「いられるだけありがたいと思いなさい?学校通えるだけいいと思いなさい?」

    しんのすけ(こんな学校行きたくないのに・・・・うう・・・・)




    435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:50:03.77 ID:5Vf03Jsr0

    もうしんのすけ中学卒業してニートか




    466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:55:58.03 ID:VNokevah0

    マサオ「しんちゃんは中学卒業してどうするの?」

    しんのすけ「えっ・・・」

    しんのすけ「オラ・・・中学を出たら働きにいくんだゾ・・・」

    ネネ「ええっー!今時中卒!?そんなんじゃどこも雇ってくれないわよ!」

    しんのすけ「でも、ひまの学費も、損害賠償払う時の借金返済もしなきゃいけないし・・・」

    マサオ「ボーちゃんは?」

    ボーちゃん「ぼくは・・・だいがくじゅけんもいしきしつつの、こうこうしんがく・・」

    マサオ「どこ受けるの?」

    ボーちゃん「めいじのこうこがっか・・・ぼく、こうこがくしゃになりたい・・・」

    ネネ「すごいわねー!」




    467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:55:58.76 ID:6e8Msy1q0

    トムwwww




    468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:56:07.34 ID:xdUhMeKL0

    俺の知ってるしんのすけはこんな雑魚じゃない




    470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:56:32.51 ID:VNokevah0

    風間「僕はもう大学受験一直線だね!」

    マサオ「どこ受けるの?」

    風間「もちろん!天下の東大さ!」

    ネネ「さすがね!やっぱり結婚するなら中卒より東大卒よね!」

    ボーちゃん「ねねちゃんはこうこうでおわりのくせに・・・」

    ネネ「キィーーーーーーーーーー!!!」

    しんのすけ「・・・・(いいな・・・皆には夢があって。。。)」




    479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:58:13.97 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ここで働かせて下さいゾ・・・」

    面接官「君、履歴書は?」

    しんのすけ「え?りれきしょって何だゾ?」

    面接官「あのねぇ・・・今時そんなのも知らないなんて・・・もう帰りな」

    しんのすけ「そんな!待って!待ってくれゾ!」

    しんのすけ「そんな・・・サントリーの入社はやっぱり難しいゾ・・」




    488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:58:55.56 ID:BXK8vEUq0

    >>479
    即面接かよ
    サントリー糞だなwwwwww




    492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 14:59:21.63 ID:VNokevah0

    しんのすけ「とうちゃん履歴書くれゾ」

    ひろし「ほれ、これで買ってこい」

    しんのすけ「分かったぞ!」

    しんのすけはコンビニで履歴書を買った。

    しんのすけ「う~ん・・・中学までしか学歴は書けないゾ・・・」




    503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:00:41.41 ID:UASUf0TK0






    507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:01:07.85 ID:qQNbD2sY0

    >>503
    やめろ




    509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:01:18.56 ID:ZsaDtY420

    >>503
    貼られると思った




    518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:02:29.37 ID:cdcDs1Ks0

    >>503
    遅い




    856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:44:20.82 ID:3hN9Fn470

    >>503
    おいてめぇ




    505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:00:57.38 ID:/IbJ6Xnk0

    クレしんのssは毎回鬱ストーリーなのはなぜなのか




    510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:01:18.62 ID:VNokevah0

    しんのすけ「良し!今度は履歴書持ってきたから絶対入らせてくれるゾ!」


    しんのすけ「ええっ!?不採用!?!!」

    面接官「あのねぇ、中卒で、何の資格もない君が、入れると思ってるの?」

    しんのすけ「えっでもオラ熱意と心はあるゾ・・」

    面接官「いいから帰りな」

    しんのすけ「うう・・・講談社もダメだったゾ」




    526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:03:31.40 ID:NhdD085S0

    >>510
    >熱意と心はある
    これはワタミ




    512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:01:53.69 ID:5k0pTFWN0

    なんで大手ばっかり受けるんだよwww




    530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:04:17.83 ID:VNokevah0

    ひま「ねぇおにぃ、何年間働かないでいるつもりなの?」

    みさえ「働かないでご飯ばっかり食べて・・・」

    ひろし「30歳にもなって、学もない職もない資格もないじゃ、しょうがないぞ?」

    みさえ「ひまはシャープに就職したというのに・・どうしてこの子は・・・」

    しんのすけ「比べるなゾ・・・・」

    ひろし「あ?」

    しんのすけ「比べるなゾ!!!!!!!!!!!!オラはオラだゾ!!!」

    ガッシャァーン!!!!




    550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:06:22.48 ID:VNokevah0

    ひろし「な、何てことしやがる!!!」

    ひま「おにぃ!いい加減にしてよ!!」

    しんのすけ「黙れ黙れ黙れェ・・・・畜生畜生畜生畜生ォ・・・・」

    みさえ「悔しかったら土方でも厨房の食器洗いでも何でも働きなさいよ!!!」

    しんのすけ「・・・・・」

    このオラが・・・そんな底辺職に・・・・?




    563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:09:01.63 ID:VNokevah0

    しんのすけは、工事現場で働くこととなった。

    男「しんのすけー!そこのセメント運んでおいとけー!」

    しんのすけ「はい・・・(何でこんな底辺に頭を下げなきゃいけないんだぞ…)」

    ガガガガガガ・・・

    風間「しんのすけ?」

    しんのすけ「風間くん?」




    567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:09:40.35 ID:NhdD085S0

    大卒ニートになったか




    569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:09:54.61 ID:t0MrwScm0

    風間くんは希望になるかはたまたは・・・




    573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:10:16.67 ID:c1DSQQZE0

    風間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!




    577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:10:56.02 ID:CgiwCR6p0

    期待




    579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:11:22.67 ID:qQNbD2sY0

    風間くんキターーー




    581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:11:39.51 ID:VNokevah0

    風間「しんのすけ・・・どうしてこんな職に・・?」

    しんのすけ「風間くんは・・・?」

    風間「ああ、今ではかすかべ大学の助教授さ」

    しんのすけ「そうか・・・すごいな風間くんは・・・・」

    風間「せっかく会ったことだし、これ、」

    しんのすけ「何だぞ?」

    風間「これ、萌えPブロマイド!」

    しんのすけ「ありがとうだゾ・・・」




    585忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15)2013/08/27(火) 15:12:07.63 ID:QI/ct0r90

    金を騙し取られるフラグ




    588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:12:25.90 ID:aSYIh6Kd0

    風間君は優しいな




    589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:12:27.58 ID:n/b7KSPo0

    たまたま合った同級生に萌えブロマイドを貰う・・・

    なんかあるな




    590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:12:31.31 ID:R27RFZMs0

    風間くんはブレないなwww




    591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:12:38.22 ID:OyjIKPfA0

    変わんねぇな風間君はww




    601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:13:55.20 ID:VNokevah0

    しんのすけ「はぁ・・・はぁ・・・」

    しんのすけ「えるたそ・・・・えるたそ・・・」

    える「しんのすけ君、中に、中に出してくださぃぃぃ!」

    しんのすけ「い、イクぅぅぅぅぅぅ!!!!」

    ビュウルウルルルルッ!ビュルルル!

    しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・ボロアパート借りて1人暮らしは、最初は嫌だったけど、慣れると天国だゾ・・・」

    しんのすけ「もうオ●ニーするのも、誰にも気を使う必要ないんだゾ・・・」




    612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:15:08.02 ID:SKSrW9Lc0

    >>601
    こんなしんちゃんいやだ




    602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:23.81 ID:LWiLZlaU0

    えるたそ~




    604忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15)2013/08/27(火) 15:14:32.07 ID:QI/ct0r90

    えるたそー




    605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:33.14 ID:N8tvSXiu0

    えるたそwwww




    606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:47.22 ID:qY4ix52u0

    えるたそ~




    607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:53.58 ID:Si/SB/Zd0

    なぜこうなる




    609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:56.43 ID:t0MrwScm0

    えるたそ・・・
    誰?w




    631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:18:05.20 ID:m0EThK0V0

    >>609
    千反田える
    「氷菓」のキャラクター
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CL3CM9G/




    610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:14:57.69 ID:NhdD085S0

    えるたそ~




    611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:15:02.23 ID:YV+pSl1q0

    えるたそ~




    619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:16:23.44 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ハァ・・・でも1人は寂しいゾ・・・」

    しんのすけ「かぁちゃん・・・とうちゃん・・・ひま・・・」

    しんのすけ「会いたいゾ・・・いつかお金をいっぱい稼いで、みんなにすごいと言われたいゾ・・・」

    一方その頃

    工事主「やれやれ・・・ウチまで不況の煽りで人員削減とはねぇ・・・」

    工事主「でも社長も大変なんだ、文句は言ってられないな・・・」




    620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:16:28.43 ID:qnDo2Je90

    野原一家一時期アパートだったよな




    623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:17:12.07 ID:7UmP3pId0

    リストラか




    624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:17:22.80 ID:/xWZE5ZM0

    やばい流れ




    625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:17:26.51 ID:BHs73HxM0

    リストラフラグか




    626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:17:47.51 ID:YV+pSl1q0

    リストラか




    628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:18:02.77 ID:VNokevah0

    しんのすけ「えっ?クビ?オラが?」

    男「ごめんね、ウチも大変なんだよ・・・これ、退職金と言ってはなんだが、ちょっとばかし・・・」

    しんのすけ「たった3000円・・・?!」

    男「ごめんね、じゃ、さよなら」




    629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:18:03.26 ID:rH4vwOmO0

    リストラきた




    633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:18:35.41 ID:zbeWPdsli

    これは、、、




    648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:20:40.07 ID:VNokevah0

    しんのすけ「また・・・・無職だゾ・・・」

    パニックパニックパニックみんなが♪

    しんのすけ「メールだゾ・・風間くんから・・・」


    「明日誕生日だろ?忙しくてメールもまともにおくれないから、今言っておくね。

    誕生日おめでとう、しんのすけ!」

    しんのすけ「そうか・・・明日はオラの誕生日だゾ・・・自分でも忘れてたゾ・・」




    656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:21:16.09 ID:JxrO/zUr0

    風間くんイケメンすぎだろ




    657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:21:21.21 ID:r9YObCRh0

    風間君にだったら掘られてもいい




    658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:21:21.00 ID:6IsDXjYJ0

    風間君キターーーーーーーーー




    659忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15)2013/08/27(火) 15:21:29.75 ID:QI/ct0r90

    どのSSでも風間君はいいやつだな




    660忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:15) がち●ぽち●ぽ ◆Oxc0uWdOH22013/08/27(火) 15:21:39.98 ID:Q6gxQbwq0

    これは良スレ




    661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:21:40.14 ID:pTF7XFjT0

    風間くん優しすぎ…子供時代あれだけめんどくさがってた割には聖人のような人だ




    663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:22:00.93 ID:/xWZE5ZM0

    とおもうじゃん?




    666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:22:13.63 ID:VNokevah0

    しんのすけ「そうか・・・・明日はウチに変えるかゾ・・・」

    ひろし「誕生日おめでとう、しんのすけ!」

    みさえ「36歳!大きくなったわねぇ!」

    ひま「おにぃ大好き!」


    しんのすけ「待っててくれゾ!」




    669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:22:32.37 ID:c1DSQQZE0

    ここからどうやって>>1に繋げるのか




    678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:23:58.29 ID:VNokevah0

    しんのすけ「へへへ~w夕方こっそり、家に行くんだゾ~」

    しんのすけ「そしたらみんなビックリするゾ~」

    しんのすけ「おう来たか!ケーキ買ってあるぞー! な~んて言われちゃってさ~!」

    しんのすけ「オラもう困っちゃ~う!」

    しんのすけの目は、あの時のように輝いていた。




    683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:24:31.32 ID:t0MrwScm0

    フラグたったwwwwwwww




    682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:24:26.45 ID:qnDo2Je90

    もうあかん




    684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:24:39.07 ID:YYh1rKde0

    これは鬱フラグ




    685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:24:43.47 ID:zbeWPdsli

    あかん




    702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:26:49.46 ID:VNokevah0

    ~野原家~

    しんのすけ「懐かしいゾ~何にも変わってないゾ~wこっそりいっちゃうんだゾ~!」

    ひま「・・・・は・・・・だよね!」

    しんのすけ「皆楽しそうだゾ!きっとオラの誕生日会の打ち合わせだゾ!」

    ひろし「ありがとうひま!お前は最高だ!お前がちゃぁんと稼いでくれるから、俺たちは幸せ者だ!」

    みさえ「ひまわり最高!あのガキとは違うわね!」

    しんのすけ(・・・・!?)




    710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:28:23.68 ID:YYh1rKde0

    >>702
    Oh....




    706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:27:23.82 ID:KW54vf940

    もうやめてーしんのすけのライフはとっくに0よ




    712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:28:57.10 ID:VNokevah0

    みさえ「あのガキ・・・いないと少しは寂しかったけど・・・でもいるかいないかどっちがいいかって言われると・・・」

    ひろし「いない方がいいなw」

    ひま「もー、アイツの話はよしてよー!」

    しんのすけ「オラもう・・・オラもう・・・」

    しんのすけ「オラもう・・・う゛あ゛あああああああああああああああ!!




    713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:29:18.27 ID:NhdD085S0

    うわあああああ




    714忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:15) がち●ぽち●ぽ ◆Oxc0uWdOH22013/08/27(火) 15:29:23.13 ID:Q6gxQbwq0

    将来が不安になる




    716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:29:26.23 ID:Si/SB/Zd0

    きたか…




    720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:29:49.22 ID:t0MrwScm0

    ひまの圧倒的権力わろた




    721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:30:07.16 ID:/7nO4vFW0

    ドクドクワキワキ




    722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:30:22.92 ID:VNokevah0

    ひろし「でもなぁ・・・アイツだって・・・」

    バリーン!

    みさえ「キャァ!」

    ひろし「何だ!?」

    しんのすけ「ハァ・・・ハァ・・・」

    ひろし「お前・・・・!とうとう来やがったか・・・!」

    しんのすけ「みんなは・・・・オラの事を・・・!」




    732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:31:15.42 ID:NhdD085S0

    >>722
    >ひろし「お前・・・・!とうとう来やがったか・・・!」
    ちょっとワロタ




    723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:30:41.01 ID:8FpkogPG0

    ドキがムネムネー




    726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:30:52.26 ID:UASUf0TK0

    なにこのしんのすけのラスボス感




    728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:31:03.93 ID:pFtC4UDH0

    窓割ってきたか




    730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:31:11.48 ID:yUKusDLB0

    とうとう来やがったか
    に笑った




    731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:31:12.39 ID:SKSrW9Lc0

    くるぞ・・・




    744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:32:21.90 ID:UqZ8sD8D0

    >>731
    ※鳥肌注意※




    740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:32:06.92 ID:VNokevah0

    みさえ「そんな!何でアンタ鉈なんか持ってるのよ!」

    しんのすけ「庭にあったゾ・・・!シロの小屋を作る時に使った思い出の品だゾ・・・!」

    ひろし「お前・・・自分のしてることを分かってんのか!?」

    しんのすけ「ねぇ・・・あの時はみんなオラのことを愛してくれたよね・・・」

    しんのすけ「なのに・・・・なのに・・・あ゛ァぁア゛アアアアアアアアアア!!!」




    754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:33:35.66 ID:VNokevah0

    しんのすけ「かあちゃん!マズはお前からだゾ!!!」

    ひろし「おい!やめろぉ!」

    しんのすけ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

    グシャァ!




    755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:33:47.82 ID:z72ZrtmD0

    しんのすけ……




    758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:00.45 ID:dJEh1q8b0

    キタキタ




    760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:03.74 ID:pFtC4UDH0

    あぁ...もう




    762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:23.41 ID:0DdimubB0

    グシャァ!




    766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:33.15 ID:Si/SB/Zd0

    盛り上がってまいりました




    767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:33.36 ID:c1DSQQZE0

    母ちゃん死亡




    768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:37.67 ID:/xWZE5ZM0

    ここからだな




    770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:34:47.30 ID:TCOTsRMD0

    ああ……終わった…………




    779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:35:34.89 ID:VNokevah0

    頭は真っ二つになり、脳や顎の骨や血肉が左右対称に散らばる。

    ひろしの頭が割れた。

    みさえ「い・・・嫌アアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

    みさえは狂気の場面に慄き、嘔吐した。

    しんのすけ「かあちゃんをかばって死んだかゾ・・・」

    しんのすけ「でももしこれがオラだったら、とぉちゃんはかばってくれなかったゾ!!!!!」




    782忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:15) がち●ぽち●ぽ ◆Oxc0uWdOH22013/08/27(火) 15:36:19.24 ID:Q6gxQbwq0

    ひいいろおおおしいいいいいいいいいいいいい




    784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:36:28.17 ID:qnDo2Je90

    うわあ・・




    788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:37:05.03 ID:U0pqv4RQ0

    追いつきますた
    支援




    789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:37:09.41 ID:VNokevah0

    みさえ「嫌・・・・嫌ァ・・・」

    ひま「やめて・・・・この・・・・」

    ひま「化け物!!!」

    しんのすけ「あ゛・・・・ひままでオラのことを・・・ぎょべええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」

    ひまわりも、父親の後を追うことになった。同じ死に方で。




    790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:37:10.50 ID:SKSrW9Lc0

    やっぱやっちまったか




    797忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:15) がち●ぽち●ぽ ◆Oxc0uWdOH22013/08/27(火) 15:37:57.42 ID:Q6gxQbwq0

    ひいいいいいまうぁああああああああ




    822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:41:30.02 ID:YYh1rKde0





    831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:42:31.96 ID:UASUf0TK0

    >>822
    ストレートにしたらまあまあだな




    811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:40:31.30 ID:VNokevah0

    みさえ「やめて・・・私は見逃して・・・・助けて・・・」

    しんのすけ「かぁちゃん・・・オラね・・・オラね・・・」

    みさえ「こっち来ないでよ!!!!!!この人殺し!!!ケダモノ!!!!社会のゴミ!!!奈落!!!」

    しんのすけ「そんな・・・・かぁちゃんまで・・・」

    しんのすけ「オラはただ愛してほしいだけなのに!!!!みんなみたいに、愛されたかっただけなのに!!!!!!!!」

    グシャッ




    816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:40:59.43 ID:qQNbD2sY0

    みさえ最後までクズだった




    820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:41:18.19 ID:BXK8vEUq0

    みさえなにやってんだwwwwww




    824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:41:40.37 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ごめんね・・・オラ・・・皆を・・・殺してしまったゾ・・・」

    しんのすけ「喉渇いたゾ・・・ジュース・・・ジュース・・・」

    しんのすけ「!?これは・・・!」




    825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:41:43.49 ID:t0MrwScm0

    親に愛されないのは本当に辛いと思う




    839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:43:04.55 ID:L/Icz1nl0

    奈落!!!ってなんだよ




    840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:43:07.53 ID:VNokevah0

    しんのすけ「これは・・・なんでだゾ・・・!」

    『お誕生日おめでとう、しんのすけ 36歳』

    しんのすけ「誕生日ケーキ・・・!」




    849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:44:01.74 ID:qmB9B6Nl0

    >>840
    まじか




    853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:44:16.81 ID:YYh1rKde0

    >>840
    手遅れでワロエナイ...




    860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:44:34.05 ID:/xWZE5ZM0

    >>840
    これは・・・




    874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:45:44.11 ID:Dp3rGlm/0

    >>840
    待て待て、この展開なら突入する前の会話がイミフになる




    891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:47:29.73 ID:xximqIPs0

    >>874
    一応ひろしが擁護しかけてたから




    921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:50:01.94 ID:HTNKPEI20

    >>874
    親だから、ヒマの異様なまでの独占欲的なものをとっくに見抜いていて
    それに合わせてただけとか、ないな




    846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:43:52.48 ID:UASUf0TK0

    (´;ω;`)




    850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:44:13.88 ID:ycDz6Q/Z0

    誕生日ケーキに無職とか書くなよwwwww




    872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:45:37.85 ID:VNokevah0

    しんのすけは、その時全てを理解した。

    ひろし「でもなぁ・・・アイツだって・・・」

    アイツだって・・・愛されたいんだよ・・・愛が欲しいだけなんだよ・・・

    俺たちだってしんのすけを愛しているんだ、だからケーキまで買ってやったんじゃねえかよ。

    アイツは俺たちにとって・・・かけがえのない、息子なんだよ。どんなにろくでなしであってもな。


    しんのすけ「オラは・・・結局は自分で自分を不幸にしてただけなんだゾ・・・」

    しんのすけの目から、大粒の涙がこぼれた。




    878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:46:11.06 ID:MKDGTtQ80

    映画化決定




    888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:47:17.73 ID:VNokevah0

    しんのすけ「ごめん皆・・オラ・・・罪を償うゾ・・・」

    しんのすけは自首した。

    ??「警察だ!」

    しんのすけ「マサオくん・・・!」

    マサオ「しんちゃん・・・まさか君が・・・?」

    しんのすけ「ああ・・・友に逮捕されるなんて・・・オラは・・・オラは・・・」

    しんのすけ「幸せ者だゾ・・・!」




    906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:48:52.02 ID:VNokevah0

    それから、しんのすけは取り調べを受けた。

    マサオ「何とか言ったらどうだ!!お前は自分のしたことを分かっているのか!?」

    しんのすけ「・・・・かったゾ・・・」

    マサオ「ん?」

    しんのすけ「オラの家族は最後までオラを名前で呼んでくれなかったんだゾ!!!!」

    しんのすけ「う゛が゛あ゛あああぁぁぁぁぁぁ!」

    マサオ「!?」

    しんのすけ「でも・・・曲りなりにも、オラを愛してくれたんだゾ・・・」




    930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:51:00.96 ID:VNokevah0

    裁判長「判決を言い渡す!」

    しんのすけ「・・・!」

    裁判長「被告人野原しんのすけには、死刑を以てつぐなってもらう!!」

    しんのすけ「ありがとうだゾ・・・」

    しんのすけ「とおちゃん。。。。かあちゃん・・・・ひま・・・みんな・・・う゛あ゛ああああああああああああああああああ!!!」

    しんのすけは泣いた。泣き崩れた。涙は枯れても、枯れ尽くせなかった。




    970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:53:23.35 ID:pTF7XFjT0

    >>1乙




    971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:53:26.23 ID:YwwuozhM0

    おわりか




    974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:53:31.15 ID:qmB9B6Nl0

    >>1乙
    面白かったよ




    976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:53:37.98 ID:oI+EYW5X0

    風間「またな しんのすけ」




    980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:53:50.60 ID:VNokevah0

    しんのすけの首には、太い縄が括られた。

    処刑人「最後に何か言いたいことは?」

    しんのすけ「言わせてくれゾ・・・」

    しんのすけ「とおちゃん・・・かあちゃん・・・ひま・・・」

    しんのすけ「今度は、改めてみんなで愛しあおうね・・・」

    しんのすけ「ありがとう・・・今行くゾ・・・」




    999以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/08/27(火) 15:54:18.18 ID:xximqIPs0

    1000なら夢オチ




    1:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 16:22:08 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「今日も暑いですね~」

    日向「ホントだよ、ここは冷房完備だからいいけど」

    マヤ「わたし今からアイスコーヒー買ってくるけど日向君、何かいる?」

    日向「悪いねマヤちゃん。じゃあ俺はロイヤルミルクティーで」

    マヤ「いいのよ別に。…ところで青葉君はどうしたの?」

    日向「それがあいつ午前中から来てないんだよ…全くどこでアブラ売ってんだか」

    マヤ「ふーん…じゃあ、買ってくるね」

    日向「ああ。悪いね」




    2:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 16:37:38 ID:XaL/7h1Q

    シンジ・アスカ「初号機と零号機がメンテナンス入り?」

    リツコ「そうよ。先日の戦いでの使徒との接触で微弱ながら精神汚染が確認されたわ」

    リツコ「精密検査をしなきゃいけないから今日一日は起動できないわね」

    綾波「…使徒迎撃に支障は?」

    リツコ「MAGIの計算によると今日使徒が襲来する確率は0.0000000000721‰。だからこの日を選んだのよ」

    リツコ「万一来たとしたら弐号機だけで頑張ってもらうしかないわね。N2兵器で多少の時間稼ぎもできるけれど」





    3:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 16:52:39 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「迎撃なんてあたし一人で十分よ!そのくらいでないと張り合いがないもの!」

    リツコ「頼もしいわね」フフ

    「キャアアアアアアアアアアアア!!!」

    シンジ「!?何だ!?」

    リツコ「この声は…マヤ!?」





    4:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 17:10:44 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「誰か!誰か来てえええええ!!」

    リツコ「マヤ!どうしたの!?」

    マヤ「セ、センパイ!センパイぃ!!」

    リツコ「大丈夫よ、落ち着いて」

    マヤ「こ、この…この部屋の中に…!」

    リツコ「?この制御室がどうかしたの?」





    6:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 17:20:29 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「…くんが……ばくんが…!」

    リツコ「何?もっとはっきり言ってくれないとわからないわ」

    マヤ「青葉君が!青葉君が倒れてるんです!!!」

    リツコ「何ですって!?」

    マヤ「青葉君があ…!」

    リツコ「あなたはここで待ってなさい。私が様子を見てくるから」

    ウィーン

    リツコ「!!これは…!」

    リツコ「…マヤ、すぐに皆を集めてちょうだい」

    マヤ「ひゃ、ひゃい…」





    7:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 17:31:51 ID:XaL/7h1Q

    ミサト「これはひどいわね……」

    シンジ「そんな…相葉さんが死ぬなんて…」

    アスカ「一体誰がやったのかしら…」

    日向「今朝いないと思ったらこんなことになってるなんて…」

    冬月「ネルフは変死体が多いな。赤木博士(ナオコ)といい…」

    ゲンドウ「…」





    8:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 17:49:58 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「皆集まったわね」

    リツコ「被害者の名は青葉シゲル。死因は後頭部強打による脳内出血」

    リツコ「検死によると死亡推定時刻は昨日の午後六時半。シンクロテストが終わって一時間ってところね」

    リツコ「マヤ、発見したときのことを話してくれる?」

    マヤ「…わたしがお昼に休憩所にアイスコーヒーを買いに行こうとしたんです」

    マヤ「通路を歩いているといつもは真っ暗な制御室に電気がついているのに気がつきました」

    マヤ「だからちょっと気になって覗いてみたんです。そしたら…そしたら…!」

    ミサト「なるほど…」





    9:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 18:09:13 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「皆を集めたのは他でもないわ。昨日のシンクロテストの後、何をしてたのか聞こうと思って」

    綾波「…ちょっと待って。この人血で床に何か書いてる」

    ザワッ

    シンジ「な、何て書いてあるの?」

    アスカ「まさかダイイングメッセージ!?」

    ミサト「なになに…これは『H』?」

    リツコ「横から見ると『I』にも見えるわね」

    ミサト「つまり青葉シゲルを殺したのはイニシアルに『H』または『I』が入ってる人物ってことか…」





    10:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 18:21:52 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「日向(Hyu-ga)、冬月(Huyutuki)、伊吹(Ibuki)そして碇(Ikari)…」

    日向「ぼ、僕じゃないですよ!」

    冬月「私はやってないぞ」

    マヤ「わたし、人なんて殺せません…」

    シンジ「そんな…僕が容疑者だなんて…」

    ゲンドウ「…」





    11:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 18:35:10 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「オペレーターの二人は怪しいわね、いつも一緒に仕事してるし」

    日向「…そういえばマヤちゃんってアイツの悪口言ってたよね」

    日向「『わたしよりも髪が長くて気持ち悪い』って。もしかしてマヤちゃんが…」

    マヤ「な!確かにそう言ったけど、そんなくだらない理由で殺したりしないわよ!」

    マヤ「大体日向君だって青葉君のこと愚痴ってたじゃない!早く松代に左遷されないかなとかなんとか!」

    日向「そ、それは一ヶ月も前の話だろ!今はそんなこと思ってないよ!」

    マヤ「さあどうかしら?いつも青葉君がミスすると舌打ちしてたくせに!」

    日向「お前なあ…!」

    ギャアギャア

    ミサト「うわあ…」

    リツコ「無様ね」





    12:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:06:28 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「あの二人は置いといて、副司令が話してくれます?」

    冬月「昨日の午後六時くらいは碇が委員会との会議だったからな。私もその連れ添いだったよ」

    ゲンドウ「ああ」

    冬月「確かに彼は私の部下だがそんなに接点もない。殺害する理由がないよ」

    ミサト「でもマヤがさっきミスばっかりしてるって…迷惑かけてたんじゃないですか?」

    冬月「…だから私は犯行時刻はここにはいなかったんだよ。それで十分だろう」

    リツコ「…」





    13:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:13:04 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「じゃあ、次はシンジ君、お願いね」

    シンジ「ぼ、僕は昨日はシンクロテストが終わったら綾波と一緒にスーパーに行ってました」

    シンジ「そこで晩御飯の食材を買った後は綾波と別れて家で夕食の準備をしてましたよ」

    シンジ「そ、そうだよね?綾波」

    綾波「ええ」

    アスカ(あたしの知らないところでエコヒイキと仲良くしてるなんて…!)イライラ





    14:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:21:53 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「そう、ならいいわ。ところでミサト、あなたまだシンジ君に家事やらせてるのね」

    ミサト「しょ、しょーがないでしょ?あたし夜中は忙しいし」

    リツコ「ほんと夜中にナニやってんのかしらね。加持君と」

    シンジ「加持さんと何かやってるんですか?」

    ミサト「そ、その話はもういいでしょ。それよりあの二人にも聞いとかないと」





    15:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:27:44 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「わたしが最初に青葉君を見つけたのよ!犯人がそんなことすると思う!?」

    日向「第一発見者が犯人なんてよくあることじゃないか!」

    ギャアギャア

    ミサト「は~い、二人ともそこまで!大の大人が言い争うなんて見苦しいわよ?」

    日向「す、すいません…」

    マヤ「わたしとしたことが…」





    16:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:33:11 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「じゃあマヤから…って言いたいとこだけど昨日は私たちと飲みにいってたのよね」

    マヤ「そうですね。ネルフの女性職員たちだけで女子会開いてたんですよね」

    アスカ「ちょっと!あたし誘われてないんだけど!」

    ミサト「当たり前でしょ?子供はお酒飲んじゃダーメ」

    アスカ「ぐぬぬ…」

    シンジ「どんなこと話したんですか?」

    ミサト「やっぱり男の話ね。あの人はカッコいいとか、実家が金持ちだとか。そんなもんよ」

    リツコ「女性版『雨夜の品定め』ってところかしらね」

    シンジ「へえ」





    17:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:38:45 ID:XaL/7h1Q

    ミサト「じゃあ最後は日向君ね」

    日向「…昨日は居酒屋で飲んでました。週一くらいでアイツとよく飲むんですよ」

    日向「仕事ぶりは嫌いですが、まあ話してみるとなかなかいい奴ですしね」

    日向「昨日は携帯にメールが入ってて『遅れるから先に行っててくれ』ってありました」

    日向「それで待ってたんですがちっとも来なくて。電話なんかもしたんですけどね」

    日向「結局は一人で飲んでそのまま帰りました。今思えばあのときには…」

    リツコ「既に殺害されていたみたいね」





    18:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:45:59 ID:XaL/7h1Q

    ミサト「一応その携帯の履歴見せてくれる?」

    日向「はい、これです」

    ミサト「ふーん、ほんとみたいね」

    リツコ「最終履歴は午後六時二十分。…どうやらこの直後に襲われたみたいね」

    ミサト「でも一体誰が?動機の方は置いといて、皆アリバイは完璧なのよ?」

    リツコ「そうねえ…なにか物的証拠でもあればいいけど…」

    シンジ「部屋の中を見ると争った形跡は見られませんね」キョロキョロ

    リツコ「死因からも分かるように後ろから急に襲われたってことみたいね」

    リツコ「それにほら、彼の口から血が出てる。いきなりの衝撃で舌を噛んでしまったようだわ」

    アスカ「この血であの文字を書いたのね」





    19:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:52:41 ID:XaL/7h1Q

    綾波「あの…ちょっと引っかかることがあります」

    ミサト「なに、レイ?言ってみて」

    綾波「…この人は後ろから急に襲われたはず。なのに何故かこの人は仰向けに倒れている」

    ミサト「確かに…」

    リツコ「…なるほど。ということは彼はここで殺害されたのではなくて別の場所で殺害された…」

    ザワッ





    20:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 19:57:53 ID:XaL/7h1Q

    ミサト「どういうことよ?」

    リツコ「よく見てみると彼の足は制御室の入口を指している」

    リツコ「つまり、犯人は被害者の脇を持って別の場所からここまで運んできたってことになるわね」

    シンジ「でも一体どうしてそんなことをしたんですか?誰かに見られる可能性だってあるのに」

    リツコ「…それは本来の殺害場所で発見されると何かマズいことがあるからでしょうね」

    ミサト「例えば?」

    リツコ「そうね…特定の人物しか出入りしない場所だとか」

    アスカ「でもそんなとこネルフの中にはいくらでもあるじゃない。全部探すのは無理よ」





    21:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:25:32 ID:XaL/7h1Q

    綾波「…監視カメラ」

    シンジ「?それがどうかしたの?」

    綾波「ネルフ管内には一定区間ごとに監視カメラがついている。だからそう遠くからは運べないはず」

    リツコ「そうね。じゃあここから一番近くてなおかつ、特定の人物しか出入りできない場所…」

    ミサト「それって…まさかパイロット更衣室!?」

    シンジ・アスカ・綾波「!!!」

    ゲンドウ「冬月」

    冬月「ああ、わかってる。諜報員に連絡しよう」





    22:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:36:19 ID:XaL/7h1Q

    ―一時間後―

    リツコ「今、連絡があったわ。調査によると更衣室内で青葉シゲルの頭髪が見つかったそうよ」

    マヤ「そ、それはどっちで…?」

    リツコ「………男子更衣室よ」

    ザワッ

    冬月「ほう…」

    ゲンドウ「…」

    日向「なんてことだ…あのシンジ君が…」

    アスカ「サイッテー…」

    シンジ「そ、そんな…僕そんなことやってません!!」

    ミサト「シンジ君…まさか本当にあなた…」

    シンジ「僕はやってません!信じてくださいよミサトさあん!!」





    23:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:47:29 ID:XaL/7h1Q

    リツコ「決めつけるのはまだ早いわ。シンジ君にはアリバイがあるし」

    シンジ「リツコさん…!」

    リツコ「レイ、本当に昨日はシンジくんとスーパーに行ってたのね?」

    綾波「はい」

    リツコ「嘘じゃないのよね?」

    綾波「はい」

    シンジ「そ、そうだ!そういえば確か財布にレシートを入れてたんだった!」ゴソゴソ

    シンジ「ほ、ほら!コレ!」

    ミサト「あら、ホントね」





    24:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 20:58:07 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「じゃあ一体誰が…」

    リツコ「…」

    ミサト「とりあえず皆の行動を書き出して見ましょうか」


    ・ゲンドウ…会議に出席
    ・冬月…ゲンドウの連れ添い
    ・マヤ…ミサトやリツコと女子会
    ・日向…居酒屋で一人酒
    ・シンジ…綾波とスーパー


    ミサト「ふむ…どれも完璧なアリバイね…」

    リツコ「ねえ…これを見て何か引っかからない?」





    25:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:05:17 ID:XaL/7h1Q

    ミサト「?何がよ?」

    リツコ「容疑者の皆のアリバイを見てみると容疑者じゃない人たちの名前も挙がってるわよね」

    ミサト「ええ…」

    リツコ「だけど一人だけ名前が挙がってない人物がいるのよ…」

    ザワッ

    シンジ「そ、それって―――」





    26:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:18:04 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「…」

    リツコ「アスカ、昨日のシンクロテストの後、何してたか話してくれる?」

    アスカ「…昨日はゲームセンターで遊んでたわよ」

    リツコ「それを証明するものは?」

    アスカ「…何?もしかしてあたしのこと疑ってんの?」

    リツコ「少なからず、ね」





    27:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:27:19 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「そもそもあたしのイニシアルに『H』も『I』も入ってないじゃない!」

    リツコ「式波」

    アスカ「!!」

    ミサト「!なるほど、確かに式波の『式』にも『エ』が入ってる…!」

    リツコ「そうよ。この文字は完結した文字ではなくて途中のもの」

    リツコ「おそらく書いている途中で力尽きてしまったようね」

    マヤ「でも書き順が違いますけど…あっ(察し)」

    シンジ「アスカ…まさか本当に…」

    アスカ「………」





    28:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:41:04 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「…ふっふっふ、参ったわね」

    アスカ「さすがはリツコね。世界で五本の指に入るマッドサイエンティストは伊達じゃない…」

    リツコ「あら、お世辞が上手ね」

    アスカ「そうよ、あたしが殺したの」

    ザワッ

    冬月「ふむ…」

    ゲンドウ「…」

    ミサト「一体なんでまた…」





    29:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 21:53:35 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「おぇっ…思い出すだけでも気持ち悪い…」

    アスカ「昨日シンクロテストが終わって更衣室で着替えをして帰ってたのよ」

    アスカ「それで忘れ物をしているのに気づいて急いで更衣室に戻ったの」

    アスカ「そしたらあたしのロッカーで青葉シゲルが何かやってたのよ…」

    アスカ「よく見てみるとあたしのプラグスーツの臭いを嗅いだり、舐め回したりしてたわ…」

    ミサト「うわぁ…」

    マヤ「不潔…」

    日向「…」





    30:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:04:36 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「気がついたときにはそいつが目の前で倒れてた。無意識の内に脳天に踵落としを食らわせてたみたい」

    アスカ「これが事件の全てよ」

    アスカ「確かに殺したあたしも悪いけど、あいつも同じくらい悪いのよ」

    リツコ「でも彼の毛髪は男子更衣室にあったのよね…」

    アスカ「大体更衣室はカーテンで仕切られてるだけじゃない!髪の毛なんて風が吹けばどこにでも行くわよ」

    リツコ「それはまあ確かにそうだけど…」

    シンジ「…情状酌量の余地があるみたいだね」





    31:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:09:37 ID:XaL/7h1Q

    日向「あ、あのー」

    ミサト「日向君?どうしたの?」

    日向「いや、青葉のやつって実はゲイなんですよ」

    アスカ「!?」

    日向「この間一緒に飲みに行ったときに相談されて―」


    ―居酒屋―
    ガヤガヤ

    青葉「なあ、少し相談したいことがあるんだけど」

    日向「なんだよ?」

    青葉「最近女の子に魅力を感じないんだ…」

    日向「おいおい、もうその年で枯れちゃったのかよ!」

    青葉「いや…そうじゃない。ナニはするんだが…その、オカズが…男なんだよ…」

    日向「えっ…」





    32:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:14:01 ID:XaL/7h1Q

    日向「―って」

    リツコ「衝撃の事実ね」

    ミサト「アスカ…一体これはどういうこと…?」

    アスカ「………」

    アスカ「」ダッ

    シンジ「逃げた!?」





    33:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:18:58 ID:XaL/7h1Q

    アスカ(殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる)

    アスカ(どいつもこいつも…あたしのジャマばっかりしやがって…)

    アスカ(アレがバレるくらいなら全員殺したほうがマシよ…!)

    アスカ「行くわよ!弐号機!」

    キュピーン

    マヤ「!エヴァ弐号機、起動しました!」

    ミサト「何ですって!?」





    34:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:24:00 ID:XaL/7h1Q

    ゲンドウ「総員、第二種警戒態勢」

    日向「は、はい!」

    シンジ「ミサトさん!早く僕たちも乗らないと!」

    リツコ「無理よ!今日は精密検査で機動は不可能よ!」

    シンジ「そ、そんな…!」


    アスカ『うおおおおおおおお!!』リフトで外に移動中

    アスカ『このネルフごとぶっ潰してやるわ!』





    35:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:26:29 ID:XaL/7h1Q

    ゲンドウ「エントリープラグ、緊急射出」

    マヤ「ダメです!信号受け付けません!」

    ゲンドウ「アンビリカルケーブルを断線しろ」

    日向「はい!」

    バシュッ ピピッ

    アスカ『チッ、そんなものなくても300秒もあればネルフなんて余裕で壊せるのよ!』

    アスカ『どおおおうりゃあああああああああ!!』ガンガン

    リツコ「マズいわね…このままだと本当に破壊されてしまうわ」

    ミサト「アスカ!聞いて!ちゃんと話をしてちょうだい!」

    アスカ『うるさい!全員殺してやる!!』ガンガン

    シンジ「一体どうしちゃったんだよアスカ…」

    綾波「…」





    36:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:29:05 ID:XaL/7h1Q

    ゲンドウ「L.C.L濃度を限界まで上げろ」

    マヤ「し、しかしそれではパイロットが…!」

    ゲンドウ「構わん、やれ」

    マヤ「は、はい!」

    アスカ『!?ガボボボボ、な、なんのこれしきいぃぃぃぃぃいいいい!!』

    マヤ「うそ!?まだ意識を保ってるなんて!?」

    リツコ「ありえないわ」

    ミサト「こうまでして知られたくないことって一体…」

    冬月「万事休すか…」

    ゲンドウ「…」





    37:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:31:19 ID:XaL/7h1Q

    アスカ『ここまま全員ぶっ潰してやるわ!!』ガンガン

    ヒュンッ グサッ

    アスカ『ぎゃああああああああああああああああああああああ!??!!?!!!??』

    ミサト「あれは…!?」

    リツコ「ロンギヌスの槍!?」

    カヲル『やあ、シンジ君。助けに来たよ』

    シンジ「カヲル君!」

    冬月「やれやれ、なんとか助かったな」

    ゲンドウ「ああ」





    38:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:33:51 ID:XaL/7h1Q

    アスカ『ああ!!ああ!!ああ!!』ガシャガシャ

    カヲル『彼女は青葉シゲルを殺害した理由をどうしても知られたくなかった。とくにシンジ君にはね』

    シンジ君「僕に…?ってカヲル君はその理由を知ってるの?」

    カヲル『そう。僕は全てを知っている』

    アスカ『言うなああああああああああああああああああああ!!!』

    カヲル『それじゃ話そうか。実はあの時―』





    39:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:35:46 ID:XaL/7h1Q

    ~昨日~
    ―男子更衣室―

    カヲル(…)

    シンジ「ふ~っ今日も疲れたよ」ヌギヌギ

    シンジ「今日もアスカにシンクロ率で負けちゃったよ…」

    シンジ「帰ったらまた馬鹿にされるのかな…」

    シンジ「よしっ、じゃ帰ろうっと」

    プシュ

    カヲル(行ったか…よし、今しかない!)

    プシュ

    カヲル(!?誰か来た!)サッ

    アスカ「…」コソコソ

    カヲル(あれは…セカンド!?どうしてこんなところに?)





    40:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:37:57 ID:XaL/7h1Q

    アスカ「…」ガチャ ギィ

    カヲル(シンジ君のロッカーを開けてる!もしかして彼女も!?)

    アスカ「げへへへ、あったあった」ニヤニヤ

    カヲル(やはり…)

    アスカ「汗で蒸れ蒸れになってる…///」ハァハァ

    アスカ「ここにシンジのアレが…///」

    アスカ「…最っ高!最高だわこのニオイ!…やみつきになりそう…///」クンカクンカ

    アスカ「あぁ…シンジぃ…シンジぃ…///」ペロペロ

    カヲル(羨ましい…)





    41:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:40:20 ID:XaL/7h1Q

    青葉「おい、そこで何してるんだ!?」

    アスカ「!?」ビクッ

    青葉「ってアスカじゃないか。こんなとこで何やってるんだ…ってそれはシンジ君のプラグスーツ!?」

    青葉「アスカ…まさか、お前…」

    アスカ「ち、違うわよ!そんなんじゃないから!」

    青葉「…この件は葛城部長に報告しておくからな」

    アスカ「な!」





    42:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:42:54 ID:XaL/7h1Q

    青葉「これに懲りてもうこんなことしちゃダメだぞ。じゃあな」クルリ

    青葉「おっともうこんな時間だ。日向に遅れるって連絡しとかなきゃ」ピッ

    アスカ「違うって言ってんのに…!」ワナワナ

    青葉「これでよしっと…」

    アスカ「ふざけんなああああああああああああ!!!」ガン

    青葉「ぐはァ!?」バタッ

    青葉「」チーン

    アスカ「あ…やっちゃった…」

    アスカ「と、とりあえず人気のない場所に運ばないと…」ズリズリ

    カヲル(とんでもないものを見てしまった…)





    43:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:46:02 ID:XaL/7h1Q

    カヲル『―というワケさ』

    リツコ「完璧な逆恨みによる犯行というワケね…」

    マヤ「にしてもアスカがそんなことしてるなんて…うぷっ」

    ミサト「きっしょ」

    シンジ「幻滅だよアスカ…」

    アスカ『うわああああああああああ!!死にたい!死にたい!死にたい!死にたい!!!』

    アスカ『殺して!殺して!!!誰でもいいからもう殺してええええええええええ!!!!』

    冬月「(彼女の人生)終わったな」

    ゲンドウ「ああ」


    「あいつはクビだ」


    終劇





    44:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:48:41 ID:XaL/7h1Q

    おまけ

    リツコ「殺人に虚儀の供述、おまけにエヴァの私的所有と器物破損…罪は重くなりそうね」

    ミサト「アスカもシンジ君に素直に言えばよかったのにねぇ…舐めさせてって」

    リツコ「分かってないわねあなたは…背徳感の中でするのがいいんじゃないの」

    ミサト「次元が違いすぎてあたしにはついていけないわ…」





    45:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:50:39 ID:XaL/7h1Q

    マヤ「今回はお手柄でしたね、センパイ!」

    リツコ「そうかしら?これで私も名探偵ね」フフ

    リツコ「だけどレイの観察眼も中々だわ。彼女の発言がなかったら事件の解決には至らなかった…」

    マヤ「レイの声って探偵もののアニメに出てくる女の子に似てますよね?」

    リツコ「さあ…?私アニメはよくわからないの」





    46:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:52:43 ID:XaL/7h1Q

    シンジ「いやあ、まさか更衣室にカヲル君がいたなんて気づかなかったよ」

    カヲル「それはそうだよ。僕はロッカーの中に隠れていたからね」

    シンジ「ええ?なんでだい?」

    カヲル「僕はああいう狭くて暗いところが落ち着くんだよ」

    カヲル「ところで君はその顔に似合わずいい身体をしているんだね」

    シンジ「そ、そうかな…///」

    カヲル「今度二人で温泉にでも行かないかい?」

    シンジ「あ、いいね!行こう行こう!」

    カヲル(今度こそは君を幸せにしてみせるよ…!)


    本当に本当の終わり





    47:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 22:56:52 ID:XaL/7h1Q

    以上で「ネルフオペレーター殺人事件」は終了です
    最初はシンジ君が推理役だったんですが
    リツコが活躍するSSもいいかなと思って書きました(最後あたりはそうでもないけど)
    見てる人いるかわかんないけど読んでくれた人ありがとう!





    48:以下、名無しが深夜にお送りします:2013/08/16(金) 23:12:59 ID:aUIqomwo

    おつ






    1:ししのは:2013/08/17(土) 14:28:54.37 ID:JEonPDxT0

    女の子「おじちゃん、だーれ?」

    幽霊「だれー?って見えるの!?俺のこと見えるの!?」

    女の子「見えるよ〜。見えない人っているのー?」

    幽霊「見えない人はいないかもしれないけど、幽霊はたぶん普通見えないよ」

    女の子「じゃあおじちゃん見えてるからやっぱり人だね〜」

    幽霊「てかたぶん鏡で見る限りおじちゃんって年じゃないんだけど……」

    女の子「お名前は〜?」

    幽霊「いや、それが覚えてないんだよね。」

    女の子「おうちは〜?」

    幽霊「それも覚えてない。」
    女の子「迷子なんだ〜?じゃあおうちにいっしょにいこ!きっとお母さんが助けてくれる!」

    幽霊「いや、たぶんお母さんに見えないと思うんだけど……ま、いっか。」




    2:ししのは:2013/08/17(土) 14:29:41.61 ID:JEonPDxT0

    トコトコ

    女の子「ほら、こっちだよー」

    トコトコ

    女の子「ただいま〜!」

    幽霊「おじゃましまーす」

    母「おかえり〜」

    女の子「あのね、このおじちゃんがおうちわからなくて困ってるの!お母さん助けてくれる?」

    母「え?おじちゃん?何言ってるの……。熱でもあるのかしら?ほら、こっちおいで。」

    女の子「お母さん!おじちゃん助けてあげてよ!」

    母「おじちゃんなんてどこにもいないでしょ?変な風邪貰ってきちゃったのかしら……」

    女の子「お母さん……おじちゃんのこと見えないの?」

    母「おじちゃんなんてどこにもいないわよ?変ね、熱はないみたいだけど……」

    女の子「本当に見えないんだ……」

    母「ほら、手洗ってうがいして、念のためお布団で寝てなさい。」

    女の子「……はーい」





    3:ししのは:2013/08/17(土) 14:30:31.04 ID:JEonPDxT0

    トントントン カイダンアガッテ ドアヲ バタン

    幽霊「ほらな?言っただろ。誰にも見えないんだ。」

    女の子「じゃあ本当に幽霊なの?」

    幽霊「うん。……怖いか?」

    女の子「ううん。怖くない」

    幽霊「そうか、よかった」

    女の子「おじちゃん、なんで幽霊になっちゃったの?」

    幽霊「わからん。気付いたら幽霊だった。」

    女の子「おじちゃん、これからどうするの?」

    幽霊「わからん。何もしないで適当に過ごしてたから」

    女の子「幽霊って、おなかすくの?」

    幽霊「いや。」

    女の子「幽霊って寝るの?」

    幽霊「いや。」





    4:ししのは:2013/08/17(土) 14:31:03.65 ID:JEonPDxT0

    女の子「そっかぁ……。じゃあここに住みなよ!」

    幽霊「え!?」

    女の子「おうちと名前がわかるまでここにいなよ!」

    幽霊「……いいのか?」

    女の子「うん。だってお母さんにも見えないし、大丈夫だよ。」

    幽霊「じゃあ、お言葉に甘えて」

    女の子「お言葉に甘えて?」

    幽霊「いや、なんというか、ありがとう。ここにいさせてもらうよ」

    女の子「うん!」

    幽霊「ところで君の名前は?」

    女の子「おーちゃん!5歳!」

    幽霊「そっか、まだ幼稚園生か……」

    女の子「来年小学校に行くの!」

    幽霊「小学1年生かぁ……」

    女の子「おじちゃんは何歳?」

    幽霊「それもわからないんだよね……てかおじちゃんはやめよ。俺たぶんそこまで年取ってないから」

    女の子「じゃあ……幽霊だからゆうくん!」

    幽霊「うん、まあそれでいいや。」

    公園のブランコに座っていた俺に、声をかけてくれたおーちゃん。
    そのままおーちゃんの家に上がり込んでしまった俺。
    これが俺たち二人の奇妙な出会いだった。





    5:ししのは:2013/08/17(土) 14:31:49.25 ID:JEonPDxT0

    ***

    女の子「ゆうくん見てみて!おじいちゃんにランドセル買ってもらったの!」

    幽霊「お、可愛いな。ピンク地に糸が茶色とか、オシャレだな〜」

    女の子「ふふふ〜小学校に行くの楽しみ!」

    幽霊「こらこら、走り回るなっての。」

    女の子「ふふふ〜」

    ***





    6:ししのは:2013/08/17(土) 14:32:27.93 ID:JEonPDxT0

    ***
    女の子「ゆうくん、一緒にディズニーランド行こうよ〜」

    幽霊「いやだってそれ卒園旅行だろ?お母さんと楽しんでこいよ。」

    女の子「えーーー」

    幽霊「留守番してるからさ、いってらっしゃい」

    女の子「むぅ……いってきまーす……」


    女の子「ただいまー!」

    母「ただいまー」

    父「おかえりー」

    幽霊「お、帰ってきたか」

    父「楽しかったか?」

    女の子「うん!あのね、これパパにおみやげ!」

    父「ボールペンか!ありがとう、おーちゃん」

    母「あら、あなた、晩御飯つくってくれたのね、ありがとう。」

    父「いや。さ、おーちゃん、お腹すいただろ?はやくご飯にしよう。荷物部屋に置いておいで」

    女の子「はーい」

    トントントン バタン

    女の子「ただいまー!」

    幽霊「おかえりー!楽しかったか?」

    女の子「うん!これね、ゆうくんにおみやげ?」

    幽霊「キーホルダーか!ありがとう。」

    女の子「ふふ、どういたしまして!」

    ***





    7:ししのは:2013/08/17(土) 14:33:08.53 ID:JEonPDxT0

    ***
    女の子「どきどきするー」

    幽霊「入学式だもんなー」

    女の子「ランドセル変じゃない?」

    幽霊「変じゃないよ」

    女の子「お洋服も変じゃない?」

    幽霊「大丈夫、変じゃないよ。」

    女の子「ゆうくんも入学式来てくれる?」

    幽霊「ああ、後ろの方で見てるよ。」

    女の子「やったー!」

    母「おーちゃーん!」

    幽霊「ほら、お母さんがよんでるぞ。いってらっしゃい」

    女の子「いってきます!」


    女の子「どうだった!?」

    幽霊「立派だったぞー。おーちゃんが一番可愛かったよ」

    女の子「ほんと?!ふふふ〜嬉しいな〜」

    ***





    8:ししのは:2013/08/17(土) 14:33:40.70 ID:JEonPDxT0

    ***

    女の子「ゆうくん、これわかんない。」

    幽霊「全部で300円持ってるんだろ?で、何を買ったの?」

    女の子「鉛筆と消しゴム」

    幽霊「何個ずつ?」

    女の子「1本と2個」

    幽霊「それぞれ何円?」

    女の子「100円と80円」

    幽霊「じゃあ全部でいくらになる?」

    女の子「100円足す80円足す80円……だから……260円!」

    幽霊「そうだね。じゃあ持ってるお金出したらおつりはいくらかな?」

    女の子「えーと、えーと、300円から260円引いて……40円!」

    幽霊「大正解!な、簡単だろ?」

    女の子「うん、ゆうくんありがとう!」

    幽霊「さ、次の問題もやっちゃおう」

    女の子「うん!」

    ***





    9:ししのは:2013/08/17(土) 14:34:13.42 ID:JEonPDxT0

    ***

    幽霊「おかえり〜って、どうした?何があった?」

    女の子「男の子に……ぐすっ……いじめられたぁ」シクシク

    幽霊「何されたんだ?ほら、泣くな泣くな」ヨシヨシ サワレナイケド

    女の子「ぐすっ……チビっって……笑われた」シクシク

    幽霊「チビかぁ……別にちっちゃくてもいいと思うけどなぁ」

    女の子「でも……笑われるのは……ぐすっ……いやぁ」シクシク

    幽霊「そうだよな、笑われるのは嫌だよな。でも、みんな大きくなるスピードは違うし、どんなふうに大きくなるかも違うんだ。ちっちゃいからって気にする必要はないよ。」

    女の子「……」コクン

    幽霊「ちっちゃいのは、本当かもしれない。でもね、だから何?って思っていればいいと思うよ。ちっちゃくてもおっきくても、おーちゃんはおーちゃんなんだから。ね?」

    女の子「……うん」

    幽霊「さ、もう泣かない泣かない!可愛い顔が台無しだぞ〜?」

    女の子「うん……ゆうくん、ありがと。」

    幽霊「いえいえ。」

    ***





    10:ししのは:2013/08/17(土) 14:34:44.51 ID:JEonPDxT0

    ***

    幽霊「おーちゃん、もう部活決めたの?」

    女の子「うん、テニス部!」

    幽霊「お!テニス部かぁ」

    女の子「中学校入ったら始めようと思ってたの!」

    幽霊「そうかそうか。じゃあラケットとか買いにいかないとな。」

    女の子「そうだね!マイラケットとか楽しみ〜!」

    ***





    11:ししのは:2013/08/17(土) 14:35:44.63 ID:JEonPDxT0

    ***

    女の子「ゆうくん」

    幽霊「うん?」

    女の子「男の子ってどんなチョコが好きなの?」

    幽霊「チョコ?ああ、そうか、もうすぐバレンタインか。」

    女の子「手作りチョコあげたいの。」

    幽霊「手作りかぁ、いいね。で、誰にあげるの?」

    女の子「うん、えっとね、テニス部の先輩。」

    幽霊「ああ、前言ってたかっこいいって先輩?」

    女の子「うん、そうなの。何あげたらいいかな?」

    幽霊「てかおーちゃん料理とかお菓子作りとかできたっけ?」

    女の子「するの!」

    幽霊「はは、愛の為に頑張るってね。青春だね〜」

    女の子「もう!からかわないでよ!」

    幽霊「ごめんごめん。でも、一生懸命作ってくれたら、なんでも嬉しいもんなんじゃないかな?」

    女の子「そうかな?」

    幽霊「そうだよ。」

    女の子「じゃあ、チョコレートの本買ってきて試してみる。」

    幽霊「それがいい。」

    女の子「うん。頑張る!」

    ***





    12:ししのは:2013/08/17(土) 14:36:19.94 ID:JEonPDxT0

    ***

    幽霊「どうだった?って、その顔はだめだったか……」

    女の子「うん……受け取ってはくれたけど……他校に彼女いるからって……」

    幽霊「そっか。残念だったな。」

    女の子「うん……失恋って、胸の奥が痛いんだね」

    幽霊「泣きたかったら泣いた方がいいぞ。」

    女の子「泣かないもん!もう寝る!おやすみ!」

    幽霊「……おやすみ」

    女の子「……」シクシク

    幽霊「……」ヨシヨシ

    ***





    13:ししのは:2013/08/17(土) 14:37:17.80 ID:JEonPDxT0

    ***

    幽霊「勉強もほどほどにしろよ?」

    女の子「うん。でももうすぐ受験だし。」

    幽霊「だからって根詰めて身体壊したら元も子もないぞ?」

    女の子「そうだね、じゃあもうちょっとやったら寝るね。」

    幽霊「ん。」

    女の子「ゆうくんも、受験したんだよね、きっと。」

    幽霊「ああ、たぶんな。覚えてないけど。」

    女の子「どんな男の子だったのかな?」

    幽霊「さぁ……こんな感じじゃね?」

    女の子「ふふ、変わってなさそうだね。」

    幽霊「おーちゃんだって変わってないじゃん。」

    女の子「そうかな?」

    幽霊「好奇心旺盛で泣き虫で疑うことをしらないおーちゃん。ずっとそのまんまじゃん」

    女の子「そうかなー?」

    幽霊「そうだよ。じゃなきゃ幽霊家においたりしないだろ」





    14:ししのは:2013/08/17(土) 14:37:52.39 ID:JEonPDxT0

    女の子「ふふふ、それもそうか。……ねえ、ゆうくん」

    幽霊「ん?なに?」

    女の子「ゆうくんと出会ってからもう10年くらいたつんだね〜」

    幽霊「もうそんなにたつか……はやいもんだな」

    女の子「ゆうくんは、ずっとここにいるの?」

    幽霊「……ごめん、出ていった方がよかったか?」

    女の子「あ、違うの、そういうつもりじゃなくて!ただ、ずっとここにいていいのかなって。」

    幽霊「……」

    女の子「名前とか記憶とか、思い出せたら成仏できるのかなって。」

    幽霊「成仏してほしい?」

    女の子「だから、そういうんじゃないって!ゆうくんはもう家族だもん、いなくなったら寂しいよ。でも……」

    幽霊「でも?」

    女の子「ゆうくんにとっての幸せって、なんなのかなって、思って」

    幽霊「幸せ?」

    女の子「ずっとここにいるより、成仏した方が、幸せなのかなって、そう思ったの」

    幽霊「なんで俺は……成仏できないんだ」

    女の子「……」





    15:ししのは:2013/08/17(土) 14:38:25.41 ID:JEonPDxT0

    幽霊「最初は、そう思ってたよ。おーちゃんに会うまでは。」

    女の子「私に会うまで?」

    幽霊「そう。一人が寂しくて、どこかにいきたくて。でもおーちゃんが俺を見つけてくれて寂しくなくなったから、俺は成仏しなくてもいいかなって思ってる」

    女の子「……」

    幽霊「楽しかったよ、この10年。でもそうだよな、年頃の女の子の家に男の幽霊が居座るのはさすがにまずいよな。」

    女の子「まずくないよ!私は大丈夫!」

    幽霊「いや、でも」

    女の子「ゆうくんが幸せならいいの!よかったぁ、ゆうくん成仏したがってるのかと思ったから、私が妨げになっちゃいけないと思って……」

    幽霊「じゃあ、ここにいていいのか?」

    女の子「もちろん!ゆうくんは大事な家族だもん!」

    幽霊「家族……か。」

    女の子「そうだよ、私たちは家族。」

    幽霊「家族……いい響きだな。」

    ***





    16:ししのは:2013/08/17(土) 14:56:38.70 ID:JEonPDxT0

    ***

    女の子「ゆうくん、大変!」

    幽霊「どうした?」

    女の子「告白されちゃった!」

    幽霊「お、マジか!誰に?」

    女の子「隣のクラスの男の子!」

    幽霊「そっかそっか、高校生にしてやっと告白されたか。」

    女の子「どうしよう!」

    幽霊「どうしようもこうしようも、その子のこと好きなの?」

    女の子「わかんない」

    幽霊「わかんないって……気になったりはするの?」

    女の子「授業が一個被ってて……それで話しかけてくれて……」

    幽霊「で?」

    女の子「で……たまにすごい無邪気に笑うんだよね。」

    幽霊「うん、で?」

    女の子「で、それで……」

    幽霊「その授業がくるの楽しみ?」

    女の子「うー……ん。たぶん楽しみ。」

    幽霊「たぶんって。」

    女の子「だってわかんないんだもん」

    幽霊「じゃあ、その子と付き合うとかって絶対考えられない?想像できない?」

    女の子「想像できなくは……ない。」

    幽霊「じゃあ正直に、まだあなたのこと好きかわからないけれど、それでもいいですかって聞けば?」

    女の子「とりあえず付き合うってこと?」

    幽霊「付き合う想像して、拒否反応起こさなければ若干の恋愛感情はあるんじゃないの?」

    女の子「そうかな……」

    幽霊「俺はそう思うね。」

    女の子「……じゃあ明日そう言ってみる。」

    幽霊「初彼かぁ……青春だねぇ」

    ***





    17:ししのは:2013/08/17(土) 14:57:26.78 ID:JEonPDxT0

    ***

    女の子「今日デートなんだぁ」

    幽霊「そっか、いってらっしゃい」


    女の子「これ、おそろいで買ったんだ」

    幽霊「可愛いじゃん」


    女の子「初ちゅーしちゃった!」

    幽霊「お、やったじゃん!」

    ***





    18:ししのは:2013/08/17(土) 14:58:15.14 ID:JEonPDxT0

    おーちゃんは恋愛に夢中だった。
    だから、捨てられた時の落ち込み具合も半端じゃなかった。

    幽霊「おーちゃん、ごはんはちゃんと食べないと」

    女の子「食べたくない」

    幽霊「所詮その程度の男だったんだって」

    女の子「……」

    幽霊「別れて正解だよ」

    女の子「もう、誰も好きにならない」

    幽霊「またそんなこと言って……屑じゃない男はいっぱいいるぞ?」

    女の子「そんなわけない」

    幽霊「ほら、俺だって一応男だし」

    女の子「ゆうくんはゆうくんだよ」

    幽霊「……」

    女の子「何がいけなかったんだろ」

    幽霊「おーちゃんの所為じゃないよ」

    女の子「そうなのかな」

    幽霊「4マタかけるとか、普通はないからね」

    女の子「ないのかな」

    幽霊「あったら困るだろ」

    女の子「だまされたのかな」

    幽霊「……まぁ」

    女の子「だまされたのかぁ……」

    幽霊「もうだまされないようにすればいいだろ」

    女の子「……」

    幽霊「……おーちゃん?」

    女の子「なんか腹立ってきた!」プンスカ

    幽霊「お、おう」

    女の子「今日はアクションムービーナイト!さ、DVD借りてこよ!」

    幽霊「あ、うん、いいけどさ」

    女の子「お菓子も買って来なくちゃ!」

    幽霊「ま、元気になるならそれでいいけど……」

    ***





    19:ししのは:2013/08/17(土) 15:00:10.04 ID:JEonPDxT0

    ***

    それから、いろいろなことがあった。
    おーちゃんは、笑って泣いて怒って、百面相だった。
    5歳の頃から変わらない、おーちゃんだった。
    そんなおーちゃんが、今日、お嫁に行く。

    女「お父さん、お母さん、今までお世話になりました。」

    夫「娘さんは僕が必ず幸せにします。」

    おーちゃんは、とてもきれいだった。
    白いウェディングドレスが、とても眩しかった。
    お色直しの着物も、とても華やかだった。
    あんなに小さかったおーちゃんが、嫁いでいくなんて。

    女「ゆうくん」

    幽霊「おーちゃん」

    女「本当に出ていっちゃうの?」

    幽霊「ああ。いくら家族だからって、ついていくわけにはいかないよ」

    女「ずっとあの家にいればいいのに。私だってたまには帰るし」

    幽霊「いや。ふらふらしながら実家でも探すよ」

    女「そっか……もう、会えないのかな?」

    幽霊「きっとまたどこかで会えるよ。」

    女「元気でね」

    幽霊「おーちゃんもな」

    夫「おーい、おーちゃん!」

    幽霊「ほら、旦那様が呼んでるぞ」

    女「うん……。ゆうくん、今までありがとう。」

    幽霊「礼を言うのはこっちだ。あの日、俺を見つけてくれてありがとう」

    女「じゃあ……」

    おーちゃんは振り向かないまま、夫のもとへと走って行った。

    『おーちゃんちはね、こっちだよ〜』
    そういって前を歩いたあの日の背中は、いつの間にか大きくなり、美しくなっていた。

    幽霊「ばいばい、おーちゃん」

    ***





    20:ししのは:2013/08/17(土) 15:00:38.24 ID:JEonPDxT0

    それから俺は、ただふらふらと毎日を過ごした。
    おーちゃんと過ごした街にいるのは、なんだか少し寂しくて、
    見知らぬ土地を練り歩いた。

    変な幽霊に追いかけまわされたり、
    霊媒師に除霊されかけたり、
    ごくたまにおもしろいことは起きたけれど、
    だいたいが、そう、人間観察とか、そういった平凡な、穏やかな日々だった。

    相変わらず記憶は戻らないし、というか失ったのかもしれないし、
    鮮明にあるのは、おーちゃんと過ごした20年間。
    思えば今や、おーちゃんと過ごした年月の倍以上、一人で過ごしている。
    まるで昨日のことのように、思い出せるのに。





    21:ししのは:2013/08/17(土) 15:01:13.78 ID:JEonPDxT0

    幽霊「おーちゃん、元気かな」

    なんだか懐かしくなって、おーちゃんと過ごした街へ戻ってみることにした。

    幽霊「違う……家だ。」

    おーちゃんの家はもう、なくなっていた。
    違う家が建ち、違う人が住んでいた。
    当たり前か、もう何十年も前なのだから。

    幽霊「公園は、まだあるかな?」

    おーちゃんと出会った公園の方へ行ってみると、そこには見慣れた入口があった。

    幽霊「さすがに遊具は取り替えてるか」

    あの日、座っていたブランコはもうなくなってしまったが、
    同じ場所に新しいブランコがあった。

    幽霊「懐かしいな」

    ブランコに座って少し揺らしながら呟いた。
    遊具は変わっていても、見える景色は変わらない。

    目を瞑れば、おーちゃんの声が聞こえる気がした。

    『迷子なんだ〜?』
    『おうちは〜?』
    『お名前は〜?』

    「おじちゃん、だーれ?」

    幽霊「え?」

    突然した本物の声に驚いて目を開けると、そこには……





    22:ししのは:2013/08/17(土) 15:01:39.26 ID:JEonPDxT0

    老女「びっくりした?」

    幽霊「……おー……ちゃん?」

    老女「そうだよ。ゆうくん、久しぶり。」

    幽霊「……本物?」

    老女「本物じゃなかったら、ゆうくんのこと見えないでしょ?」

    幽霊「そっか……」

    老女「おばあちゃんになったから、わからなかった?」

    幽霊「いや、目とか喋り方とか、なんにも変わんないよ」

    老女「ふふふ、そうかしら?」

    幽霊「ていうか、なんでここにいるの?」

    老女「この近くに住んでるの。たまに来るのよ。そしたら、ゆうくんがいたの。」

    幽霊「そうなんだ。」

    老女「まあ積もる話はうちでしましょう。」

    トコトコ

    老女「ほら、こっちよ」

    トコトコ

    前を歩く背中はいつのまにか、また小さくなっていた。





    23:ししのは:2013/08/17(土) 15:02:10.90 ID:JEonPDxT0

    老女「散らかっててごめんね」

    幽霊「いや……。一人暮らし?」

    老女「そうよ。夫に先立たれて、子どもはひとりだちして。」

    幽霊「そうなのか……。一緒にはすまないのか?」

    老女「ドイツに住んでるのよ。この年で海外は無理ね」

    幽霊「そうか……いつから?」

    老女「もう10年近くなるかしら。」

    幽霊「そんなに……」

    老女「ゆうくんは?ゆうくんは何してた?」





    24:ししのは:2013/08/17(土) 15:02:40.04 ID:JEonPDxT0

    積もる話はきりがなかった。
    俺の話も、おーちゃんの話も。
    アルバムをみながら、あれからのおーちゃんの人生を一緒におった。
    子どもが生まれ、子どもが成長し、孫ができ、
    おーちゃんが素敵な人生を送ってきたのが、一目でわかった。

    昔話にも話を咲かせた。
    あの頃は……
    話は尽きなかった。
    一日じゃ話しきれず、次の日も、次の日も。
    なんとなく、お互い言葉にすることはなかったけれど、
    自然に、ごく自然に、俺はおーちゃんとまた暮らし始めた。
    離れていた空白の時間なんて、まるでなかったかのように、
    俺たちは、あの頃に戻っていた。





    25:ししのは:2013/08/17(土) 15:05:10.95 ID:JEonPDxT0

    老女「これはね、この前のデイサービスで作ってきたのよ」

    幽霊「ちっさい鶴だな〜よくこんなの折れるね」

    老女「目だって手先だってまだまだ元気よ!」


    約半世紀ぶりに過ごす日々は、穏やかで、幸せだった。
    ずっと、このままでいたい。
    このささやかな日の終わりなんて、考えられなかった。





    26:ししのは:2013/08/17(土) 15:05:39.58 ID:JEonPDxT0

    老女「ねぇ、ゆうくん」

    幽霊「ん?」

    老女「ゆうくんはなんで、幽霊になったのかなぁ」

    幽霊「わからない。結局記憶は戻ってないんだ。」

    老女「私も幽霊になれるかな?」

    幽霊「何馬鹿なこといってんだよ」

    老女「自分の身体は自分が一番よくわかるよ」

    幽霊「そんなこと言ったって……」

    老女「身体も動かなくなってきたし。」

    幽霊「でも……もしそうだとしても、成仏しないと……旦那さんに会えないだろ」

    老女「そうね……でも、お義父さんもお義母さんもいるもの。」

    幽霊「でも、奥さんは一人だろ。おーちゃんだけだ」

    老女「でも、ゆうくんにも私だけでしょ?」

    幽霊「……」

    老女「やっぱり、私にしか見えなかったんだね。」

    幽霊「うん……。なぜだかわからないが。」

    老女「ゆうくん、ひとりぼっちにはしたくないなぁ」

    幽霊「……もう寝よう。」

    老女「そうね……おやすみなさい。」

    幽霊「おやすみ。」





    27:ししのは:2013/08/17(土) 15:06:19.17 ID:JEonPDxT0

    それが、最後の会話だった。
    おーちゃんはそのまま、眠る様に息を引き取った。





    28:ししのは:2013/08/17(土) 15:07:03.85 ID:JEonPDxT0

    幽霊「おーちゃん」

    幽霊「おーちゃん」

    おーちゃん
    おーちゃん
    おーちゃん

    何度呼んでも、おーちゃんは目を覚まさなかった。
    何度呼んでも、おーちゃんは出てこなかった。

    幽霊「おーちゃん、幽霊にはなれなかったんだな」

    涙が、後から後からこぼれてくる。
    おーちゃんの穏やかな死に顔も、涙でぼやけてしまう。

    幽霊「おーちゃん、ちゃんと成仏できたのかな」

    おーちゃんの頭に手を添える。
    通り抜けてしまって触れることなど出来ないのだけれど。

    幽霊「ちゃんと、家族に会えたかな」

    泣いてばかりだったおーちゃん。
    何度もよしよしと頭を撫でてあげた。
    触れられなくても、おーちゃんの温かさがわかる気がした。

    幽霊「幸せに……生きたんだよね」

    まるで、眠っているようで、
    またすぐ、ぱちりと目を開けて
    『だまされた?』
    そう、いたずらっぽく笑ってくれる気がして。

    幽霊「おーちゃん」

    涙が止まらない。
    おーちゃんも自分も死んでいるのに、なぜ同じ場所にいけないのか。
    本当に、もう二度と、会えないのか。

    おーちゃん
    おーちゃん
    おーちゃん

    いくら呼んでも返事はないのに。


    幽霊「なんで俺は……成仏できないんだ」





    29:ししのは:2013/08/17(土) 15:08:07.14 ID:JEonPDxT0

    俺は目を瞑った。
    そうしたら、おーちゃんの声が聞こえる気がして。

    『おじちゃん、だーれ?』
    『じゃあ……幽霊だからゆうくん!』
    『ゆうくんはゆうくんだよ』
    『ゆうくん、久しぶり』

    目を瞑って思い出すうちに、なんだか眠くなってきた。
    頭の中に響くおーちゃんの声に包まれながら、
    幽霊になってから初めての眠気に、身をまかせようと思った。
    なんだか、とても、心地がいい。

    おーちゃん

    「ゆうくん」

    おーちゃんに呼ばれた気がして、目を開けた。

    幽霊「おーちゃん?」

    「うん」

    幽霊「おーちゃん」

    「ゆうくん、ほら」

    おーちゃんは、そっと手を差し伸べてくれた。
    右手を伸ばすと、おーちゃんが優しく握ってくれた。

    初めて触れる、手。
    夢でもいい、この温かさが幻でも。
    ただ、泣けてきた。

    「ほらほら、泣かないの」

    おーちゃんは、困ったように笑った。
    そんな顔をしっかり見たいのに、涙でぼやけてしまう。

    「ゆうくん、ほら。」

    おーちゃんはゆっくり手を引いて俺をたたせた。
    手を握ったまま、おーちゃんは俺の前を歩く。
    見慣れた、背中が前を行く。
    そしてあの日と同じ笑顔で、同じように言う。



    「ほら、こっちだよー」





    30:ししのは:2013/08/17(土) 15:09:27.47 ID:JEonPDxT0

    おわり





    31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 15:09:45.18 ID:r5vhbrv9O

    ええな





    33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 15:24:00.52 ID:og0GS/zao

    おつ





    34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 15:48:08.26 ID:291i+gxhO

    良かった






    35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 15:48:34.23 ID:c1nvTUADO

    乙です

    とても素敵なお話でした





    36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 19:09:33.03 ID:n/Hcxigao

    ありがとう
    素敵な話だった





    37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/17(土) 22:21:12.52 ID:SW9j0Mzfo

    良い話だった







    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 21:45:00.25 ID:E14f+5f70

    サトシ(36)「よしピカチュウよくやった!」

    医者「彼は最近になって時折明るい表情をさせています。」

    医者「このまま行けばきっと良い結果に繋がるかと思います。サトシくんを信じましょう。」

    ママ「はい…。ありがとうございます…。」

    ママ「サトシ…どうしてこんな…サトシ…あ、カスミさん、タケシさん…」

    カスミ「お久しぶりです。サトシ調子よくなりましたか。」

    ママ「ガラスの向こうで今もまだ1人で喋ってるけど、元気よ…。」

    タケシ(サトシのママもずいぶんやつれてしまって…)

    タケシ「そうですか。でも信じていればきっとサトシも良くなってお仕事もできるようになりますよ。」

    ママ「ありがとうねあなたたち…。それとあの、ピカチュウって…何なんでしょう…」

    カスミ「ピカチュウ?初めて聞くわ…タケシ知ってる?」

    タケシ「いや、俺も始めて聞いた…。」

    タケシ(サトシ、一体どんな幻覚を見ているんだ…)




    7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 21:52:01.50 ID:E14f+5f70

    サトシ(36)「お!カスミ!タケシ!お前らも見たか!?」

    サトシ「ピカチュウついにワタルのカイリュウまで倒しちまったぜぇ!」

    カスミ「サトシ…。」

    サトシ「ん?どうしたカスミ、タケシもそんな浮かない顔して!お前らもこっち来いよ!」

    タケシ「…お、おう!サトシすげえな!頑張れ!」

    サトシ「へへっ!次は決勝だぜぇ!タケシもカスミも早くこっちこいよー!」

    タケシ「ご、ごめんサトシ、俺ら、そっちへ行けないんだ…。」

    カスミ「そ、そうね。サトシごめんね!私たちちょっと行けない理由があるの。」

    サトシ「ん?そーなのか。じゃあしかたねえなぁ。じゃあ俺先に行ってるぜ!」

    カスミ「…うん。」

    ママ「…私の姿は、見えてないみたいなの…。」

    カスミ「それで…。」

    タケシ「先生も言っていたじゃないですか!サトシはきっと戻ってきますよ!」

    ママ「ありがとう…ありがとう…」





    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 21:58:17.96 ID:aawxCP090

    怖過ぎて笑えない





    14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:07:57.96 ID:E14f+5f70

    サトシ「なぁピカチュウ。あいつらなんか変だったよな。」

    サトシ「なんだか、うまく言えないけど、別の世界にいるような…。」

    サトシ「まぁそんなわけないよな…ははっちょっと疲れてるんだな俺。」

    サトシ「ピカチュウ、決勝に向けて少しでも特訓だ!」

    医者(しかし、サトシくんのこの現状はもう3年は変わらず…)

    医者(どうしたものか…)

    ママ「先生…サトシの言ってるその、ピカチュウとか、ポケモンというのは一体なんなんでしょう…。」

    医者「…どうやら、サトシ君の頭の中では相棒的存在と何か敵のようなものと戦っている…」

    医者「いや、ピカチュウという名前からして…ペット…そんなところでしょうか…。」

    ママ「相棒…ではサトシは、今は1人じゃないんですね…?」

    医者「え?えぇ、そういうことだと思います…。」

    ママ「ならよかった…サトシ、寂しい思いはしてないのね…」

    医者「…いいえ、その相棒の存在のせいで、妄想世界に浸りすぎてしまい、最悪抜け出せなくなってしまう…」

    医者「そういった可能性も否定はできません。」





    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:10:28.52 ID:2tHKblZv0

    あかん





    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:10:30.44 ID:E14f+5f70

    ママ「…もう、サトシがこうなってしまって10年以上…」

    ママ「今、サトシが寂しくないのなら、もうこのままそっとしておいてあげるのは…」

    医者「ダメです!お母さん!あなたが諦めてしまってはサトシ君の本当の心が悲しみます!」

    ママ「本当の心…でも…もうあの子も十分頑張ったと思うんです…」

    医者「いいですかお母さん。サトシくんはお母さんがずっとそばで支えてくれていたから、」

    医者「今こうやって明るい笑顔が出せているんです。この結果は回復の傾向とも捉えれるんですよ!」

    ママ「…」

    医者「頑張りましょう!きっとあと少しです!」

    ママ「先生…もう少し頑張ってみます…」





    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:23:28.02 ID:E14f+5f70

    タケシ「しかしサトシももう10年もあのままか…。」

    カスミ「…でも、最初の頃よりはだいぶ明るい顔してた。」

    カスミ「サトシ、楽しいのかな…。もう元には戻れないのかな…。」

    タケシ「カスミ…お前、やっぱりまだサトシのこと…」

    カスミ「…」グスッ

    タケシ「ご、ごめん…。」

    カスミ「ば、ばっかじゃないの!もともとそんなんじゃ…そんなんじゃ…」

    タケシ「なぁ、カスミ。サトシはきっと自分の世界が楽しく思えてるんだと思う。」

    タケシ「正直、残酷な話だとも思うが、もうそのままそっとしてあげるのも…」

    カスミ「タケシ?なに馬鹿なこと言ってんの?あなたたち親友でしょ!?」





    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:26:41.33 ID:E14f+5f70

    タケシ「だけどもう10年もあのままだ。どこに希望を持てばいいんだよ…」

    カスミ「でも、きっともう戻ってくる!わかるの!」

    タケシ「カスミ!もう俺らもいい歳だ!仕事も生活も自分で持ってる。」

    タケシ「サトシのものじゃないんだ。俺らの人生なんだよ!」

    カスミ「…わかってる!わかってるよ…。」

    タケシ「なぁカスミ。サトシはこの先もうわからない。だけど俺らの人生はまだこれからもあるんだ。」

    カスミ「…。」

    タケシ「カスミ、これから俺と一緒に、人生過ごしていかないか?」

    カスミ「…え…?」

    タケシ「カスミ、結婚しよう。」

    カスミ「!?…何…言ってるの…?」

    タケシ「俺ならお前を幸せにできる、だから!」

    パァン!!





    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:30:09.04 ID:kgIMg460O

    タケシ節操ないぞ





    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:38:58.54 ID:E14f+5f70

    タケシ「!?」

    カスミ「タケシ、もう二度と私の前に現れないで…。」タタタッ

    タケシ「カ、カスミ!?カス…ミ…。」

    タケシ「…はぁーそうだよな。当たり前の結果か…。」

    タケシ「…サトシ…サトシ戻って来いよ…サトシ…。」





    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:39:49.22 ID:E14f+5f70

    ーー病院

    ガシャ!!ガン!ガシャーン!!

    医者「!?」

    医者「何事だ…はっ!サトシ君!」

    サトシ「ピカチュウ、どこだーピカチュウ…どこ…ピカーどこだー」

    医者「サトシ君!!こら!出てはダメだ!戻るんだ!!」

    サトシ「離せ!ピカチュウをどこへやった!!ピカチュウを返せ!!」

    ドンッ!

    医者「痛っ…」

    サトシ「おーいピカチュウ!」ダダッ

    医者「ま、まずい…」

    看護師「先生!?どうしました!?大丈夫ですか!?」

    医者「そんなことよりサトシ君を…こんな夜中に外に出てしまっては危険だ…」





    38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:47:30.70 ID:E14f+5f70

    カスミ「…タケシ…ほんと最低…なんで、なんで今そういう事…」

    カスミ「もうこんな時間…明日も早いのに…寝れそうにないわ。」

    カスミ「Zzz」

    カスミ「…」

    ???「…ミ…スミ!おいカスミ!寝てないでほら!早く次の町に行かないとならないんだから!」

    カスミ「…え…?」

    サトシ「なんでこんなところで寝てるんだよカスミー」

    カスミ「サトシ…?え、ここどこ…?」

    タケシ「おっやっとカスミ起きたかぁ。」

    ヒトデマン「へアッ!」

    ピカチュウ「ピッカー!」

    サトシ「ほらほら早くしないとバッヂがなくなっちゃうぜぇ〜」

    カスミ「なに…?この生き物…?」

    タケシ「カスミ、いい寝ぼけっぷりだな!天気がいいなー!」

    カスミ「タケシ…?」





    40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:54:12.97 ID:E14f+5f70

    カスミ「なんなの?一体…」

    サトシ「ほらヒトデマンもカスミの手引っ張ってやれよーまだ寝てるみたいだからな!」

    ヒトデマン「へアッ!」

    カスミ「きゃっ!な、なによこれ!気持ち悪い!」

    ヒトデマン「へアッ…」

    タケシ「おいカスミ!それは酷いなぁヒトデマンに悪気はないんだぞ!謝るんだ。」

    ピカチュウ「ピーカー?」

    カスミ(なんなの…これ?…でも、なんだか懐かしいような…)

    カスミ「ご、ごめんなさい…」





    41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 22:57:04.23 ID:E14f+5f70

    タケシ「どうだヒトデマン。許してやれるか?」

    ヒトデマン「…へアッ…へアッ!」

    カスミ(この子、なんだか…心が暖まるような…)

    サトシ「おーいお前ら早くいくぞー!」

    タケシ「よーし出発だー!」

    ピカチュウ「ピッカー!」

    カスミ「う、うん、ごめん、今行く!」

    サトシ「ん?おいカスミ何泣いてんだ?怖い夢でも見てたか?」

    カスミ「え!?いや、何でもないわ…早く行きましょう!」

    サトシ「変なやつだなぁ」





    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:00:57.92 ID:E14f+5f70

    カスミ「…!!」バッ

    カスミ「夢…?」

    カスミ「涙が…。今の夢…なんだったんだの…?」

    カスミ「ピカチュウ…サトシも病院でピカチュウって…」

    カスミ「初めて聞いたはずなのに、初めてじゃない気がする…。」

    どんどんどんどんどん!

    ???「おいカスミ!開けてくれ!おい!」

    カスミ「え!?何!?なんなの!?」

    サトシ「俺だ!サトシだ!開けてくれ!」

    カスミ「サトシ!?」





    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:05:50.15 ID:E14f+5f70

    カスミ「え、どうしてサトシここにいるの!?ちょっと待って今開ける!」

    サトシ「ハァハァ…カスミ!大変なんだ!ピカチュウが、ピカチュウがどこにもいないんだ!」

    カスミ(ピカチュウって…あの…)

    カスミ「ピカチュウって…小さな黄色い…」

    サトシ「そうだよ!ピカチュウだよ!なんだよカスミ!お前まで忘れちゃったのか!?」

    カスミ(やっぱり…でもなんで私が知ってるの…?)

    サトシ「そんなことよりカスミ!ピカチュウ見てないか!?遠くまでは行ってないと思うんだ!」

    カスミ「いや、見てないわ…それよりサトシ、病院は…」

    サトシ「それよりってなんだ!ピカチュウがいなくなったんだぞ!」

    サトシ「お前だって前にヒトデマンに逃げられた時一緒に探してやっただろ!」

    カスミ(ヒトデマン…)





    52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:15:12.02 ID:E14f+5f70

    カスミ(ヒトデマンって夢に出てきた…)

    タケシ「おいカスミ!サトシがこっちに…」

    タケシ「サトシ…やっぱここにいたか…」

    カスミ「タケシ?」

    サトシ「おうタケシ!ピカチュウは見つかったか!?」

    タケシ「また何わけわかんないこと言ってんだ!病院戻るぞ!」

    サトシ「タケシ!?おいお前までどうしちゃったんだよ!ピカチュウだぞ!?」

    タケシ「いいから来い!」

    サトシ「や、やめろ!離せ!」

    タケシ「こいつ…!」

    カスミ「やめて!!」





    59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:21:25.86 ID:E14f+5f70

    タケシ「カスミ!?」

    カスミ「なんか私にもよくわかんないけど…でも、そっとしてあげて…」

    サトシ「くっ離せっ!」

    バッ!

    タケシ「あ、サトシ…」

    カスミ「きゃっ!サトシ!?」ギュッ

    サトシ「ピカチュウ…なぁピカチュウ、どこなんだよぉ…」

    タケシ「サトシ、カスミから離れろ…」

    カスミ「やめてタケシ!サトシ…泣いてるの…?」

    サトシ「ピカチュウ…ピカチュウ………」

    サトシ「…」

    カスミ「サトシ…」

    タケシ「…病院、連れてくぞ…。」

    カスミ「…」

    タケシ「…サトシ、確保しました。」





    61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:25:06.04 ID:E14f+5f70

    医者「ありがとうタケシさん、カスミさん。」

    医者「それにしても何故カスミさんのアパートへ…?」

    カスミ「…。」

    タケシ「…なぁカスミ、なんか知ってるのか?」

    タケシ「気持ちはわかるが…何でサトシを庇ったんだ?」

    医者「カスミさん、サトシ君を庇ったのかい?」

    カスミ「はい…夢を、見たんです。」





    65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:31:57.11 ID:E14f+5f70

    医者「夢…?」

    カスミ「サトシが今見てる世界、私が見た夢と似てると言うか一緒というか…」

    タケシ「カスミ…」

    カスミ「いや、私の思い過ごしかもしれません。変なこと言ってるというのもわかります。」

    医者「…続けて」

    カスミ「…サトシの言うピカチュウと、夢で会ったんです…。」

    タケシ「カスミ、疲れてるんじゃないのか…?」

    医者「…カスミさんの夢と、サトシ君の見てる世界…」

    カスミ「ご、ごめんなさい…やっぱりおかしいですよね…」





    69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:35:35.78 ID:E14f+5f70

    ママ「ハァハァ…サトシは、サトシは無事ですか!?」

    カスミ「サトシのお母さん!」

    医者「カスミさんが連れてきてくれました。」

    タケシ「!?」

    ママ「それは、ご迷惑おかけしました…ありがとう…」

    カスミ「いいえ…。」

    医者「お母さん、どうやらサトシ君の見てる世界、カスミさんと何か繋がりがあるかもしれません…。」

    ママ「え…どういう…」

    カスミ「繋がり…」

    タケシ「…」





    72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:42:12.69 ID:E14f+5f70

    ママ「その…カスミさんの見た夢と、サトシも同じ夢を…」

    カスミ「…いえ、サトシの世界を私が夢を通して見たというか…」

    先生「…しかし、ここからどう繋がるかは…わかりません…」

    ママ「サトシ…」

    タケシ「…クソッ!」

    カスミ「タケシ!?」

    バンバンバンバン!
    タケシ「おいサトシ!!お前の見てる世界って何なんだよ!」

    タケシ「ピカチュウってなんなんだよ!!俺にもその夢見せてくれよ!!」

    カスミ「…タケシ…。」

    サトシ「…。」

    タケシ「お前10年前言ってた約束いつ果たすんだよ!」

    サトシ「…。」

    タケシ「俺にこんな思いさせやがって!」

    カスミ「…タケシ?」





    75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:46:54.71 ID:E14f+5f70

    タケシ「サトシ言ってたよな!俺が、ポケモン…マスターに…」

    タケシ「ポケモン…?違う…言いたいことと…ポケモン…?」

    バタッ

    カスミ「タケシ!?」

    医者「タケシさん!こ、これはまずい!」

    ママ「タケシさん!?」

    医者「これは…サトシ君と同じ…!」

    医者「君!暴れる前にタケシさんを治療室へ!」

    看護師「は、はい!」

    カスミ「暴れる…?」





    78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:48:03.03 ID:FppHN/+/P

    な、なんだと・・・





    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:48:12.04 ID:ETMJhjVu0

    何なんだよ...





    80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:49:19.80 ID:kA4YkkA30

    マジかよ……





    81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:50:17.21 ID:VQd0rUnC0

    怖えよ





    82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:51:10.17 ID:E14f+5f70

    タケシ「…くっ…ここは…」

    サトシ「おい聞いてるのか!バッジをかけた勝負をしろって言ってるんだ!」

    タケシ「バッジ…?」

    サトシ「おいおいージムリーダーがそんなんで大丈夫なのかぁ?」

    タケシ「サトシ…?」

    サトシ「お?おう、あれ、俺名乗ったか?」

    タケシ「ん?うおぁっ!?」

    イワーク「グォァアー」

    サトシ「お前自分のポケモンにビビってるとか変なやつだな。」

    タケシ「なんだここは一体…」





    88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 23:55:07.23 ID:E14f+5f70

    サトシ「さっさと勝負しろー!」

    タケシ「すまん…状況が飲み込めない…」

    サトシ「お前さっきまで堂々としてただろ!どうしちゃったんだよ…。」

    タケシ「すまない…。」

    サトシ「まぁ万全じゃないジムリーダーと戦ってもつまんないからな。なぁピカチュウ。」

    ピカチュウ「ピッカ!」

    タケシ「戦う…?それにピカチュウ…」

    サトシ「じゃあまた出直すよ。」

    タケシ「あ!ちょっと待ってくれ!」

    サトシ「ん?」

    タケシ「ちょっとだけ、話を聞かせてくれ。」





    97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:01:19.58 ID:E14f+5f70

    サトシ「いいけど…」

    タケシ「お前、サトシなのか…?」

    サトシ「え!?お前俺のこと知ってるのか?」

    タケシ(さっぱりだ…)

    タケシ「サトシ、お前は俺の…いや、君は、…。」

    タケシ(何を聞けばいいんだ…)

    サトシ「???何を言いたいんだ?」

    サトシ「まぁじゃあ遅れたけど自己紹介してやるよ。」

    タケシ「あぁ、頼む…」

    サトシ「俺はサトシ。このピカチュウと旅してバッジを集め、ポケモンリーグに出場するんだ!」

    サトシ「そしていつかポケモンマスターになるんだ!」

    タケシ「…?」

    サトシ「おいおいなんだよその顔は。俺は本気だぞ?俺の夢なんだ!」





    103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:10:35.02 ID:E14f+5f70

    タケシ「懐かしいな…。」

    サトシ「ん?何がだ?」

    タケシ「10年前のお前もそんな目をしていたっけな。」

    サトシ「…は?」

    タケシ「会社を起こすんだ!そしてカスミと一緒になる!それが俺の夢なんだ!」

    サトシ「えっ会社…?カスミ…?」

    タケシ「タケシ、お前が禿げたおっさんになってもずっと友達だぜ。」

    タケシ「よく言ってたなぁ。握りしめた拳を俺に向けて、いい年して友情の証だなんて…。」

    サトシ「…???」





    108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:16:08.98 ID:E14f+5f70

    タケシ「くくくっ思い出したら笑がこみ上げてきた」

    タケシ「そんな状況じゃないってのに…」

    サトシ「なぁ、俺もう行っていいか…?」

    タケシ「…そうか…これがお前の見てる世界ってやつなんだな…。」

    サトシ「…おい…大丈夫か?泣いてるぞ…?」

    サトシ「笑ったり泣いたり忙しいやつだな。」

    タケシ「サトシ!頑張れよ!俺らがついてるぞ!!!みんな心配してるからな!!」

    サトシ「…」

    サトシ「…タケシ、お前やっぱ禿げたな。」





    109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:17:03.79 ID:YbZrz2up0

    >>108
    おいサトシwww





    115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:22:12.58 ID:E14f+5f70

    タケシ「はっ!」

    カスミ「タケシ!?タケシ大丈夫!?」

    医者「気がついたかい?気分はどうだい?」

    タケシ「サトシは!サトシはどうなんだ!?」

    医者「サトシ君?サトシ君はまだゆっくり眠っているよ。」

    タケシ「ぐっ!これを、これを外してくれ!」

    カスミ「どうしたのタケシ?」

    タケシ「サトシが、サトシが戻ってくるんだ!」

    ママ「タケシさん…?」

    先生「タケシさん…少し落ち着こう」

    タケシ「向こうでサトシと会ったんだ!」

    カスミ「私も、夢で見たよ…でもそれは夢で…」

    タケシ「違うんだ!向こうの世界にちゃんとサトシはいたんだ!」

    タケシ「俺の頭を見て…やっぱ禿げたなって…」

    カスミ「…!」





    123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:28:55.71 ID:E14f+5f70

    バンバンバンバン!

    カスミ「サトシ!あんたそこにいるんでしょ!?」

    カスミ「私に気付いて欲しかったんでしょ!?」

    カスミ「私は現実を見ようとしないで不思議な夢を今まで無い物にしていた…」

    カスミ「あなたが見ている世界は私にも繋がっていたの!」

    カスミ「今ならあなたの見てる世界をはっきり思い出せる!」

    カスミ「だからあなたは1人じゃないのよ!!」

    タケシ「サトシもういいだろ!ニビジムバッジやるからさっさと起きろよ!!」





    126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:33:18.27 ID:E14f+5f70

    ママ「あなたたち…サトシ…」

    医者「…ん?」

    サトシ「…」ピクッ

    カスミ「…サトシ」

    タケシ「イワーク出したままだぞ…」

    サトシ「…ん?」

    サトシ「あれ、ピカ…」

    カスミ「サトシ…」

    サトシ「カスミ…老けたなぁ」

    カスミ「え!?…バカ!」



    終わり





    134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:38:21.29 ID:E14f+5f70

    くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
    実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
    本当は話のネタなかったのですが←
    ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
    以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

    カスミ「みんな、見てくれてありがとう
    ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

    タケシ「いやーありがと!
    俺のかわいさはニビジムに伝わったかな?」

    ピカチュウ「ぴかぴかぴかぴかぴかぴか・・・」

    茂「見てくれてありがとなんて言わないんだから!」

    ヒトデマン「・・・へあっ」ファサ

    では、

    サトシ、タケシ、カスミ、茂、ピカチュウ、ヒトデマン、俺「皆さんありがとうございました!」



    サトシ、タケシ、カスミ、茂、ピカチュウ、ヒトデマン、俺「って、なんで俺くんが!?
    改めまして、ありがとうございました!」

    本当の本当に終わり





    139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:39:50.40 ID:nQ71DVxa0

    >>134大事なとこまどか達になってんぞ





    144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:42:21.60 ID:UVXk18D/0

    >>134
    > 以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
    直ってないwwwwwwww





    149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 00:50:57.02 ID:E14f+5f70

    ピィ〜ピカピカピw ピカピカピカッピ!
    ピカカ、ピカチュピカカピッカーピピカピカピカピカピカピカピカピカピカピ
    ピッカーカピカチュピッカピカ←
    ピカピカピッカピカピカピカピカピピッカーピw
    ピカ、ピカチュピッカピカピカピカピッカ

    ピカチュウ「ピッカピカピカピッカピカピカチュウ・・・ピカチュピカピカ!」

    ヒトデマン「ヘアーへアッヘア!
    ヘアヘアヘアヘアヘアヘア?」

    イワーク「イワイワイワイワグオアー・・・」

    スターミー「ッフゥーーー!
    ッフゥーーーーーーーーーーーー!!」

    イシツブテ「・・・イシツブテ」イィシ

    ピカ、

    ピカチュウ、ヒトデマン、イワーク、スターミー、イシツブテ、俺「ピカヒトイワスタイシオレ!」



    ピカチュウ、ヒトデマン、イワーク、スターミー、イシツブテ「ッピ、イッシイワフゥーツブテ!?
    ピカヘア!イシツブテイワイワイワイワイワグオアー」

    ピッカーピピカピチュ





    159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 01:05:50.73 ID:jwrTm4I+0

    面白かったわ
    先が気になるけど





    160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/18(日) 01:06:21.20 ID:zXdXtMUY0

    面白かった





    1: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 21:54:50.55 ID:MBEhXeX00

    幼馴染「......」

    男「......」

    俺の名前は男。


    そして目の前で、なんとも不機嫌そうな顔で
    俺を睨むこの女の子は俺の幼馴染。


    彼女の特徴を一つあげるとすれば......それは


    非常に照れ屋なところだ。




    2: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:02:42.39 ID:MBEhXeX00

    例えば俺が彼女の頭を撫でたとき

    幼馴染「ちょ!! なに人の頭撫でてんのよ!!」

    そう言って、俺を睨みつけてくる。


    しかし、ここでやってはいけないことは......


    彼女、幼馴染の頭から手を退けることだ。


    俺の幼馴染は非常に照れ屋だ。
    この言動はその自分の感情を隠しているに過ぎない。


    ここで手を退けようものなら......


    幼馴染「......ぁ」


    彼女は悲しげな表情をしてしまうだろう。





    4: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:07:49.36 ID:MBEhXeX00

    幼馴染「撫でるなとは......言ってないわよ......」


    しかし、時には失敗もある。


    現に俺は彼女の頭から手を退けた。


    さて、この場合の対処は時間が重要だ。


    男「幼」

    幼「......え、ふむ!?」


    まずは彼女を抱き締める。
    すると彼女の身長は俺の胸くらいなので
    抱き締めると自然と俺の胸に顔を埋めることになる。





    5: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:21:07.26 ID:MBEhXeX00

    幼「ちょ!! 男......はぅ!?」


    そして抱き締めたら次だ
    彼女が喋りだす前に決めないといけない。


    幼「は、離しなさいよ......んん!?」


    そして俺は自分の腕の中で、もじもじと動いている
    彼女の頭を優しく撫でた。


    男「幼......幼......」


    この時、余裕があれば
    彼女を撫でながら名前を呼んであげる。


    幼「な、なによ......いきなり何なのよ......」


    すると、彼女のさっきまでの
    トゲトゲした雰囲気は消え、変わりに


    幼「こんなことしないでよぉ......もう......バカァ......」


    顔をすっかり赤くさせ、上目で俺に
    睨むという反抗手段しか持たない、可愛い女の子になる。





    7: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:29:02.18 ID:MBEhXeX00

    男「幼」


    幼「な、なによぉ......」


    幼は照れ屋だ、俺が何かしら
    幼にアクションを起こせば
    大抵は照れ隠しという名の罵倒がくる。


    男「髪、綺麗だな」


    幼「だ、だから何よ!! は、早く離れなさいよ......」


    しかし、先でも言ったが
    素直に彼女の言葉をのんではいけない。


    むしろ、対抗するくらいが良い。





    8: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:42:04.10 ID:MBEhXeX00

    今回は幼の髪を褒めちぎる。


    男「こんなに綺麗なのを維持するのって大変だろ?」


    幼「それはまぁ......楽ではないけど」


    男「だろ? でも幼は凄いなぁ」


    男「俺がこうやって撫でても崩れないし、全然引っかからないし」


    男「幼はえらいなぁ......よしよし」


    幼「なぁ......!?」


    するとどうだろう、幼は俺の胸に顔を埋めてしまった。


    幼「ふ、ふりぇしくなんて......ふぁいんだふぁら!!」


    声が籠もって聞こえづらいが
    幼がこの行動をしている時点で
    幼が喜んでいるのは一目瞭然だ。


    現に、俺が離れようとしても幼は俺の服をしっかりと
    掴んで離れない。





    9: ◆SWYGzMGb56:2013/08/12(月) 22:46:15.74 ID:MBEhXeX00

    と、このように俺の幼なじみは


    非常に照れ屋さんだ。


    口調はすこし凹凸あるが


    その内側、心はとても純粋で
    健気な温かい女の子である。


    簡単にいうと、外はツンで中はトロトロである。





    22: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 12:29:12.08 ID:MBEhXeX00

    しかし、この照れ屋な幼は


    俺が他人に優越感を感じる要因、そして


    この睨みながらも、その愛らしい瞳で俺を見つめる幼は


    幼の家族と俺の家族以外、俺だけしか知らない


    なぜなら............


    幼「学校......怖いよぉ......男ぉ......」


    学校での彼女は他人と接するのが不器用な女の子だからだ





    24: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 12:39:42.02 ID:MBEhXeX00

    彼女は照れ屋だ


    そしてそれが、他者が幼に近づきがたいという


    非常に残念な効果を発揮している。


    幼は基本的に受け身の立ち位置


    つまり自分からは、他人に話しかけない。


    学校では非常にクールで可愛い女の子だ。


    それにより命名されたニックネームは


    雪ダルマ


    幼「......私って......太ってるの?」


    半ば泣きながら俺に相談を持ちかけた昨年が懐かしい......。


    男「きっと幼が校庭で楽しそうに雪ダルマを作っていたからだよ」


    男子生徒曰わく、ギャップ萌えだとかなんとか......。





    25: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 12:50:05.64 ID:MBEhXeX00

    というわけで


    俺の幼は学校でこそクールな女の子ではあるが


    俺と二人きりになると


    幼「ねぇ......男」


    たちまち快活な女の子になる。


    男「どうした?」


    幼「学校で会話してたあの女の子だれ?」


    男「ああ、同じ委員会の子」


    幼「ふ〜ん、そうなんだ......」





    26: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 12:58:33.47 ID:MBEhXeX00

    本などで見る照れ屋な女の子は
    自身の照れを隠すために、多少暴力的な行動をする


    それは彼女も例外ではない


    現に幼は俺の脇腹にパンチしてきた
    しかし、それは弱々しいものだ



    幼の暴力は物理的な痛みでの暴力ではない


    幼のその本質は先にも述べた......


    健気さである。


    幼「............」


    ポス ポス


    男「幼、言いたいことがあるなら口で言わないと駄目だぞ?





    27: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 13:05:30.10 ID:MBEhXeX00

    幼「ず......ずるいわよ」


    男「うん」


    幼「私はあんな風に男と話せないもん......」


    幼「あの女の子、ずるいわよ......」


    幼「私だって......男と学校で、あんな風に楽しく話せたらなって......」


    幼「そ、それだけ......終わり」


    ポス ポス


    そんな、小さい女の子が大事ものを横撮りされて
    拗ねているような表情の幼には


    男「そっか、ごめんな......」


    謝るのが一番効果がある。





    28: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 13:17:41.39 ID:MBEhXeX00

    幼「別に、謝らなくて......いいわよ」


    と、幼は言うが、これは逆に慰めて欲しいと言っている証拠である


    さて、ここで重要なのは


    幼の健気な努力を褒めてやることだ


    男「俺がその女の子と話しているとき、幼、物陰でこっち見てただろ?」

    褒める材料は
    学校で、もじもじ、しながら俺とその女の子を見ていた幼
    そして、放課後に委員会で遅くなった俺を待ってくれた幼だ


    幼「......む」


    男「会話に混ざろうって頑張ってたもんな〜」


    幼「......うぅ」


    男「そうやって努力してんだから、幼は偉いよ、よしよし」

    ナデナデ

    幼「べ、別に、嬉しくなんか......」





    31: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 13:29:37.02 ID:MBEhXeX00

    男「それに俺のこと待っててくれたじゃないか」


    幼「あれは......その、なんというかその......」


    ここで高等テクニック、とは少し言い過ぎだが
    幼が話している途中に、理不尽な愛情を与える


    男「幼」


    幼「なによ......ひぅ!?」


    男「ああ〜、幼〜」


    理不尽な愛情、それは幼を抱っこし、抱きしめることだ。


    幼「ちょっと!! 降ろしてよ!! 私重いから......」


    ちなみにここは俺の家なので問題はない。


    男「幼」


    幼「な、なによ......」





    33: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 13:43:34.82 ID:MBEhXeX00

    そして幼を見つめ続ける


    それは幼が照れて俺から目をそらすまでだ
    それまで幼から目をそらしてはいけない


    幼「な、なによもう......」プイ


    幼が俺から目を逸らしたら


    勝ちだ。


    男「幼、ありがとうな」


    幼「......!!」


    男「幼のそんな健気なところ......」


    男「大好きだ」


    幼「!!??」


    すると、彼女はたちまち
    俺に視線を戻し、しかし言われたことが事なので
    照れてまたすぐ逸らす、それを数セットほど繰り返す。


    幼「な、なんでそんなこと堂々と......!!
      あう......うぅ.....もぉ......恥ずかしと思わないの?」
     

    そして、そんな彼女からを目を逸らさず見つめ続ける。
    優しく見つめるのが大切だ。
     

    幼「むぅ、ちょっとぉ、そんなに見つめないでよ!!」
     

    幼「ああ、もぅ......んん!!」チラチラ 





    34: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 13:53:34.81 ID:MBEhXeX00

    幼「お、降ろしてよぉ......!!」


    前に対抗するのがいいと言ったが


    今回は少し捻りを加えてみようと思う。


    男「嫌なら、抜け出せばいい」


    男「俺、そんなに力入れてないよ?
      抜け出そうと思えば、楽勝だよ?」


    俺がそう言うや、幼は不意をつかれたような表情を浮かべ


    そして、俺が本当に力を入れてないかを確認して
    容易く俺の腕から抜け出した。














    35: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 14:09:35.01 ID:MBEhXeX00

    そして、俺をまるで恨みがましく、しかしもの足りないような表情で


    幼「......バカ......」


    そう言い残し、俺の部屋の窓から自分の部屋の窓へと


    飛び移ろうと足をかけたところで幼は
    こんな言葉を、呟くように言った。


    幼「う、嬉しくなんてないんだから......」


    そして自分の部屋へと帰ってしまった。


    幼は照れ屋だ。


    しかし、それは本人も理解している。


    だからこそ、ささやかに努力をし続けている。


    俺は幼のそんな健気なところが......


    男「ふぅ、可愛いやつめ」


    とても、魅力的だと思う。





    44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 17:26:41.38 ID:MBEhXeX00

    幼は照れ屋で、健気だ


    ある意味自分の気持ちを素直にさらけ出している。


    そして、学校では俺と話したいなと
    もじもじ、しながら機会をうかがう小動物だ


    しかしながら、時に幼は、凄い行動力を見せる。


    あれは今年の2月、バレンタインデーだった。





    45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 17:33:10.96 ID:MBEhXeX00

    残念ながら俺はチョコが苦手だった。


    苦手というよりチョコを食べると鼻血がでる。


    だからチョコは極力食べない。


    しかし、その時ばかりはそうも言ってられなかった。


    幼「お、男ぉ......」


    その日はいつものように俺の部屋で
    幼と他愛ない話しをしていた。


    男「ん〜なんだ?」


    ふと、会話が途切れた時だ
    幼が急にそわそわし始めた。





    46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 17:40:13.21 ID:MBEhXeX00

    幼「え、えと......その......」


    そんな幼を俺は黙って見守っていた。



    言いたいことは分かっていたが



    こんな風に手をしきりに動かしながら


    俺にどうやってその話を切り出そうかと



    そわそわしている、この可愛い奴を



    見ているのも悪くないと思ったからだ





    47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 17:51:32.11 ID:MBEhXeX00

    幼「......こ、これ......」


    そしてそんな幼を見つめて数分......


    俺の目の前には、手作りであろう


    雪だるまの形をした平たいチョコレートが


    俺に差し出すような感じで、幼の両手にのっていた


    幼「た、たまたまお母さんが沢山チョコレート
      買ってきたから......」


    幼「だから、作っただけなんだから......」
      

    幼「べ、べつにバレンタインデーとか......そういうわけじゃないから」


    幼「か、勘違いしちゃいけないんだから......」





    48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 17:54:40.91 ID:QmOrKCcO0

    可愛いなぁ…





    50: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 18:07:54.21 ID:MBEhXeX00

    そう言いながら
    幼が作ってくれたチョコを受け取る


    しかし、俺はチョコを食べると鼻血がでる


    男「なぁ幼、俺チョコを食べると鼻血でるんだけど」


    そう俺が言った瞬間、幼は俺を意地悪な目で俺を睨みつけてきた


    幼「男ぉ......前に私に言ったわよね」


    幼「食べ物の好き嫌いは駄目だって」





    51: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 18:14:15.65 ID:MBEhXeX00

    男「これは好き嫌いではないと思うんだが......」


    幼「でもチョコを食べて鼻血でるなんてマヌケよ
      克服しないと駄目」


    男「えぇ......」


    男「でも毎年鼻血でるし......」


    そう、この特訓らしきものは以前からしている
    しかし、今だに克服できていない。


    幼「そう言うと思って、私は策を考えてきたんだから!!」


    男「ほう、どんなの?」





    52: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 18:20:54.66 ID:MBEhXeX00

    俺がそう言うと幼は堂々と言った


    幼「チョコを食べると鼻血がでる」


    幼「その考えを壊せばいいのよ!!」


    つまり固定観念を壊すということだが


    男「で、どうやって破壊するの?」


    幼「ま、まぁ......それは......ね?」


    男「はぁ......」


    幼「ほ、ほら私達......こ、恋人じゃない?」


    男「うん」





    53: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 18:29:22.42 ID:MBEhXeX00

    幼「つ、つまり......私にとっては男が.......ね?」


    男「うん」


    幼「で、でも私って学校とかだと男と話せないから......」


    幼「そ、その分も兼ねての策を考えてきたわけで......」


    男「つまり......?」


    幼「......なんだから......」


    男「へ?」


    幼「今日だけ、特別なんだからね!!」


    と、大きな声で幼はそう言い放った後
    雪だるまチョコを一口サイズにしてゆく


    そして......全部バラバラにしたあと


    その内のひとつを自身の口へ持っていき、それをくわえ


    幼「ん!!」


    俺に突き出してきた





    55: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 18:39:18.65 ID:MBEhXeX00

    ここはあまり覚えてないから割愛しよう。


    しかし、唯一覚えているのは


    雪だるまチョコが全部なくなっていたことと


    そして


    チョコを食べて鼻血がでるのが治ったことだ


    と、こういったように幼は


    照れ屋で健気な一面をもち、そして


    凄まじい行動力を見せる。


    あ、あと一つ覚えていた。たしか幼が言っていたような......


    幼「男......」


    幼「お、美味しかった?」


    幼「も、もしそうなら......」


    幼「また......してあげても......いいんだから......ね?」


    ......今度は別の意味で鼻血がでないようにしよう。


    そう俺は心に誓った。





    57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 18:48:03.61 ID:emexhHX4o

    素晴らしい
    本当に素晴らしい





    66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 21:49:05.89 ID:D5Z4dHW3o

    すっごくいいと思います





    67: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 21:56:16.02 ID:MBEhXeX00

    さて俺の幼の魅力、少しは理解してくれたかと思う。


    しかし、今でこそこんな可愛い奴だが


    付き合う前は中々に暴れん坊な奴だった


    だが、それは敢えて言わない


    なぜなら、当時の幼を明かしてしまえば


    今の幼とのギャップについていけなくなる


    それほどに暴れん坊な奴だった。


    まぁ......中身はやっぱり今と変わらなかったが......





    68: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:03:34.50 ID:MBEhXeX00

    その証拠に............


    ピラ


    ここに一通の手紙がある。


    これは幼が俺にあてて書いた......そうラブレターだ


    文面にはなんともスタイルの良い文字が連なっている


    そして......照れ屋ながらも
    自分の感情を懸命に言葉で表現した


    幼の健気さも紙一杯に盛り込んである。





    69: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:10:40.06 ID:MBEhXeX00

    これを俺はすっかり暗記するほどに読み込んだ。


    それくらい俺にとって、幼の手紙に書かれた言葉達が


    甘ったるくて、そして心地よかった。


    というわけで今日も読むことにする


    まぁ、寝る前に読むのが日課になっているからだが......


    では、開始。





    70: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:24:34.41 ID:MBEhXeX00

    男さんへ

    こんにちは。男さん。

    単刀直入ですが、私はアナタが好きです。

    とってもとっても大好きです。

    でもその気持ちとは裏腹にアナタには

    つい無愛想な態度をとってしまいます。

    でもそんな私にアナタはいつも笑ってくれます。

    笑顔のアナタが好きです。

    頑張る姿のアナタが好きです。

    ちょっと抜けているアナタが好きです。

    今はまだこの気持ちを直接伝えることは出来ませんが

    近いうちに絶対、明かそうと思います。

    それまで待っててください。
                     アナタを慕う人より。





    71: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:32:36.17 ID:MBEhXeX00

    ............

    ふと見れば、ありふれた言葉だろう。


    だが俺にとってはそんな言葉が


    強く、強烈に、色鮮やかに刻まれた。


    なぜならこの手紙を、俺のげた箱に入れる


    幼の幸せそうな顔を見てしまったからだ。


    その瞬間、俺は幼に惚れた。


    手紙なんか見るまえにだ


    何時もとは違う、屈託のない笑みを浮かべ


    頬を淡く染めながら


    その手に持った恋文をげた箱に入れる


    そんな、初めて見つけた幼の心に


    惚れないわけがなかった......。





    72: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:40:55.92 ID:MBEhXeX00

    ーーーーーーーーー


    男「......」


    男「......幼」


    そして俺はこうして幼と恋仲になった。


    あの温かくて、照れ屋で健気な、そして時には大胆な行動をする


    そんな、小さくて可愛い奴と一緒になれた。


    男「......おやすみ」


    そして......できることなら......


    男「......また明日」


    これからもずっと幼と同じ道を歩んでいきたい。





    73: ◆SWYGzMGb56:2013/08/13(火) 22:44:32.72 ID:MBEhXeX00

    これにてこのSSは終わりです!!
    短いけど、ありがとうございました!!
    誤字多くてすいません!!





    74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 22:45:12.82 ID:3FM7OAH5O

    超乙!





    76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 22:45:18.80 ID:3FM7OAH5O

    超乙!





    80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 23:00:58.13 ID:SL62c1OL0

    超乙です!!





    32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 13:30:20.46 ID:BMuO7tbf0

    ケツから砂糖出てきた





    82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 23:17:17.42 ID:L2aZAONDo

    砂糖が体中の穴という穴から吹き出した






    41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 15:29:24.11 ID:Dqa1s+aDO

    さっきションベンしてきたら甘ったるい臭いしてた





    42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/08/13(火) 15:51:57.58 ID:ztDlU4ovo

    お前それ糖にょ…いや何でもない






    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:09:23.86 ID:gpuf7sqH0
    <学校>

    昼休み──

    不良「あ〜……メシ食ったら眠くなっちまった」ファ〜

    不良(五限は数学か……かったりーな)

    不良「おい」

    不良仲間A「あ?」

    不良「俺、午後サボるわ」

    不良仲間A「またサボりかよ。ホントどうしようもねぇな、オメェは」

    不良仲間B「まぁコイツは授業出たって、なんも分からねぇからな!
          ヒャハハハッ!」

    不良「うっせぇ」




    元スレ
    不良「俺たちが」秀才「事件を」オタク「解決しよう!」
    http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335002963/


     
    9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:13:38.58 ID:gpuf7sqH0
    <校舎裏>

    この学校の校舎裏には、知られざるサボりスポットがある。
    絶妙な広さの空きスペースがあり、昼寝をするのに持ってこいなのである。

    不良(まったく我ながら、いい場所を見つけたもんだぜ)スタスタ

    不良(夏は涼しく、冬は暖かいんだよな〜あそこは)スタスタ

    しかし──




    10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:18:16.80 ID:gpuf7sqH0
    今日は先客がいた。

    不良「!?」ビクッ

    不良「な、なんだ、お前ら!?」

    秀才「ん?」カリカリ

    オタク「うん?」ヌリヌリ

    不良(たしか同じ学年の他のクラスのヤツらだったよな……なんでここに……)

    不良「お前らここで何してんだよ!」

    秀才「勉強だけど」

    オタク「ボク、フィギュアを作ってるんだ」

    不良(ちっ、ジャマくせぇな。どかすか……)




    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:22:31.40 ID:gpuf7sqH0
    不良「おい、お前ら」

    秀才「なんだい?」
    オタク「なにかな?」

    不良「ここは俺の昼寝場所なんだ。お前ら、どけや」

    秀才「イヤだ」
    オタク「今いいところなんだよねぇ〜」グフフッ

    不良「…………」イラッ

    不良「さっさとどかねえと、ブチ殺すぞ! あぁ!?」




    17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:29:10.32 ID:gpuf7sqH0
    秀才「殺せるものなら殺してみるといい」

    不良「ンだと!?」

    秀才「ただし」

    秀才「ただでさえ少年犯罪に対する風当たりが強くなっている昨今、
       君の処分も今までのような軽いものではすまないだろうね」

    秀才「両親は悲しむだろうし、殺人者の親という汚名を着ることになるだろう。
       その覚悟があるなら、殺してみるがいいさ」

    不良「(よく分からねえけど、反論できねえ……!)うぐぐ……!」

    不良「だったらそっちのテメェ! 作ってる人形壊されたくなかったら、どけや!」

    オタク「ボクをナメてもらっては困る!」

    不良「!?」

    オタク「たとえフィギュアが壊されても、ボクの魂までは壊せない!
        すぐ作り直してみせるさ!」キリッ

    不良「(コイツ、なんてガンを飛ばしやがる……!)う、ぐぅ……!」




    18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:35:17.29 ID:gpuf7sqH0
    不良「……だいたい、テメェら、なんでこんなところにいるんだよ!」

    不良「今は授業中だろうが!」

    オタク「今の発言、すごいブーメランだね! 釣り針デカすぎ!」グフッ

    不良「(ブ、ブーメラン……?)俺は釣りなんかやったことねえよ!」

    秀才「いいだろう、答えてあげよう」

    秀才「ぼくにとってはね、学校の授業なんか出るだけ無駄なんだよ。
       予備校でもっと難しいことをやっているからね」

    秀才「ホントは授業なんか休んで受験勉強だけしていたいんだけどね。
       さすがにそうもいかないから、時折ここで勉強してるんだよ」

    不良「(くっ、ムカつくヤツ……)──で、お前は?」

    オタク「ここでフィギュアやプラモ作ってると、捗るんだよねぇ〜」グフフ

    不良「え、お前らってツルんでるんじゃねえのか?」

    秀才&オタク「全然」




    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:41:06.45 ID:gpuf7sqH0
    秀才「今までこの場所を知っているのはぼくだけだと思ってたんだけど、
       勉強してたらオタク君が来たんだ」

    オタク「ボクも、ここを知ってるのはボクだけだと思ってたんだよね。
        そしたら、秀才君が勉強しててビックリしたよぉ〜」

    不良「…………」

    不良「なるほど、つまりここを自分だけのスペースだと思ってた三人が
       偶然にも今日ここに集まったってワケか」

    秀才「そういうことだね」

    秀才「君、バカっぽそうだけど、意外と頭いいんじゃないの?」

    不良「うるせえ!」

    オタク「仲間が増えて嬉しいよぉ〜」グフフ

    不良「仲間じゃねえ!」




    21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:47:48.67 ID:gpuf7sqH0
    不良「……わぁーったよ!」

    不良「じゃあ俺はここで寝るけど、ジャマすんじゃねーぞ!
       したらブン殴るからな!」

    秀才「するわけないだろ。君こそ、イビキとかはやめてくれよ」

    オタク「いい夢が見られるといいねぇ〜」グフフ

    不良「うるせえ!」

    不良「…………」ゴロン

    不良「…………」スースー

    秀才(……あれだけわめいてたのに、寝息は静かなんだな)

    オタク「じゃあボクらも作業を再開しようか」ヌリヌリ

    秀才「そうだね」カキカキ




    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:52:08.34 ID:gpuf7sqH0
    放課後──

    不良「ふあぁ〜あ、よく寝た……」ムクッ

    オタク「いい夢見れたかい?」ヌッ

    不良「のわっ!?」ビクッ

    オタク「おっと失敬」

    秀才「さて、ぼくはそろそろ帰ろうかな。予備校があるんでね」

    オタク「ボクも、仲間とアニメショップに寄りたいから帰るよぉ〜」

    不良「──ったく、てめぇらのせいでよく眠れなかったぜ」

    秀才&オタク(嘘をつけ)

    不良「もう二度とここで出会いたくないもんだな、ケッ」

    秀才(それはこっちのセリフだよ)
    オタク「また会う日を楽しみしてるよぉ〜」




    23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:55:21.54 ID:gpuf7sqH0
    翌日──

    <校舎裏>

    不良(昨日は午後に出会っちまったから、今日は午前中少しサボろう)スタスタ

    不良(昨日の今日で、ヤツらもいないだろうし……)スタスタ

    不良「!?」

    秀才「また君か」カキカキ

    オタク「やぁ〜仲間よ!」グフッ

    不良「なんでお前ら、またいるんだよ! せっかく午前中にしてやったのに!
       あと仲間じゃねえし!」

    秀才「君の都合なんか知らないよ」

    オタク「ボクたちは引力で引かれあってるのかもねぇ〜」グフフッ

    不良(くっ、俺コイツら苦手だ……)




    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 19:59:08.50 ID:gpuf7sqH0
    不良「──にしてもよぉ」

    秀才「なんだい?」

    不良「なんでお前ってそんなに一生懸命勉強してるワケ?
       やっぱり政治家とかになって、日本を変えたいとか思ってんの?」

    秀才「ぼくにそんな高尚な目的はないよ」

    不良「えっ?(コショウ? え、料理の話?)」

    秀才「勉強しとけばいい大学に入れる……。
       いい大学に入ればそれだけ将来の選択も広がるだろ?」

    秀才「なにか壮大な動機を期待してたところ悪いけど、そんなものだよ。
       ぼくが勉強している理由なんて」

    不良「ふうん」

    秀才「逆に聞くけど、君はなんで不良をやってるんだ?
       いつも教師に逆らってるし、この通り授業もサボるし、
       たしかこの間も、他校の人と喧嘩をして停学になってたよね」




    25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:06:14.73 ID:gpuf7sqH0
    不良「……なんでだろうな」

    不良「俺、出来ちゃった婚で生まれたガキらしくてよ。
       親父にもお袋にも『お前ができなきゃ』ってしょっちゅういわれててよ」

    不良「とりあえずメシ食わせとけ、みたいな感じでろくに相手もしてくれなかった……」

    不良「ンな時に色々俺を可愛がってくれた先輩がいてよ。
       その人の真似をしてたら……こうなってた、って感じかな」

    不良「っつっても、いつまでもこんなんじゃヤベェよなぁ……。
       卒業した後のことなんか、なぁ〜んも考えてねぇし……」

    不良(──って、俺はなんでこんなことコイツらに話してんだ!)

    秀才「なるほど。単なるバカというワケではなさそうだ」

    不良「だろ? ……って結局バカにしてんじゃねえか!」

    オタク「泣けるぅ〜」グスッ

    オタク「ボクが前ハマってたアニメのキャラにも、君みたいな境遇の子がいてさぁ〜」グスッ

    不良「アニメと一緒にすんな!」




    26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:10:08.31 ID:gpuf7sqH0
    オタク「じゃあ、次はボクの番だねぇ?」

    秀才「えっ」
    不良「えっ」

    オタク「ボクはやっぱり将来的にはアニメ業界に進みたいと考えててね。
        世界のオタク、っていわれるようなアニメを作りたいんだぁ〜」グフフッ

    秀才(まったく聞いてないのに語り始めた!)

    不良(コイツ……ホント恐ろしいヤツだぜ!)




    28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:15:09.66 ID:gpuf7sqH0
    30分後──

    オタク「──とまぁ、こんなとこかなぁ」コフゥ

    秀才(途中から自分の話じゃなく、ほとんどアニメの授業みたいになってたぞ。
       しかもすごく分かりやすかったし……。
       彼、もしかしてぼくより頭いいんじゃなかろうか……)

    不良(悔しいけど、コイツの話聞いてたらちょっとアニメ見たくなっちまった)

    オタク「お? 不良君、俺もアニメ見たいって顔してるねぇ〜」

    不良「し、してねぇよ!」

    オタク「まぁまぁ、さっきボクがいった君っぽいキャラが出るアニメのDVD、
        ……あげるよ!」スッ

    不良「あげるって……もらえるワケねーだろ! 高けぇだろ、コレ!」

    オタク「いいから、いいから。ほらっ」グイッ

    不良(くっ……!)
      「すぐ売って金にしちまうからな!」




    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:19:43.48 ID:gpuf7sqH0
    放課後──

    <不良の家>

    不良(暇だ……)

    不良「せっかくだから、さっきオタクがくれたアニメでも見るか……。
       面白くなかったら、マジで売っちまおう」

    テレビ『妹よ、愛してるぞぉ〜!』

    テレビ『なにぃ、ヤツは炎を操るというのか!?』

    不良(くっだらねー……)

    テレビ『アンタみたいなクソガキ、産まなきゃよかったよっ!』

    テレビ『誰が産んでくれって頼んだよっ!』

    不良(お、これが俺っぽいキャラってヤツか?)

    不良「…………」ウルッ

    不良(ゲ、俺なんでちょっと涙ぐんじまってんだ!?)




    31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:25:13.24 ID:gpuf7sqH0
    翌日──

    <学校>

    不良(やべぇ、結局徹夜して全部見ちまった……。何やってんだ、俺……)

    不良仲間A「オメェ、今日はずいぶん眠たそうじゃんか。
          遅くまでシコってやがったのか?」

    不良「ちげぇよ、アニ──」

    不良仲間A「兄?」

    不良「あ、兄貴と喧嘩しちまったんだよ」

    不良仲間A「オメェ、兄貴なんかいたっけ?」

    不良「いねぇよ!」

    不良仲間A(ワケが分からん……)

    不良「──ってワケで、眠いからサボるわ。じゃあな」

    不良仲間A「お、おい……!」




    32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:28:21.38 ID:gpuf7sqH0
    <校舎裏>

    不良「ちっ、今日は二人ともいねぇのか」

    不良「よっしゃ、久々にここを独占できるぜ」

    不良「…………」

    不良「いっつもサボるワケにもいかねーしな」

    不良「やっぱ今日はサボるのやーめたっと」スタスタ

    二人との出会いは、不良の心に変化をもたらせていた。




    33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:34:14.50 ID:gpuf7sqH0
    <校舎裏>

    ある時、不良と秀才は二人きりになった。

    不良「いくらいい大学に入りたいっていってもよぉ……。
       いつもいつもそうやって勉強してて、楽しいか?」

    秀才「楽しいよ」

    不良「やっぱり成績いいとチヤホヤされるからか?」

    秀才「そんなワケがないだろう。やっぱり君は頭が悪いな」

    不良「ンだとぉ!?」

    秀才「勉強をすることで、今まで解けなかった問題が解ける。
       読めなかった文章が読める。書けなかった文字が書ける……。
       こう考えるとけっこう楽しいと思うけど、勉強って」

    不良「そういわれると……たしかに面白そうだ……」

    秀才(ずいぶん単純だな)




    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:40:18.18 ID:gpuf7sqH0
    不良「……なあ」

    不良「もしよかったら……俺に勉強を教えてくれねーか?
       授業聞いててもサッパリだしよ、俺の仲間バカばっかだし……」

    不良「なぁ〜んてな、冗談だよ冗談」

    不良「俺みたいなバカの相手してると、お前までバカになっちまうよ」

    秀才「別にいいよ」

    不良「へ?」

    秀才「ここで君と知り合って分かったけど、君はバカだけど単なるバカじゃない。
       磨けば光るバカって感じがするからね。やる気があるんなら、教えるよ」

    不良「マ、マジか!? ……でも、バカバカいいすぎ」

    秀才「ゴメン」




    35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:43:27.88 ID:gpuf7sqH0
    秀才「その代わり、条件がある」

    不良「なんだよ?」

    秀才「喧嘩のやり方を……教えてくれないか?」

    不良「え、お前だれかブン殴りたいのか?」

    秀才「ち、ちがうよ。自分とベクトルの違う生き方をしている人から
       何かを教わるってのも悪くないなと思ってさ。
       さっきもいっただろ? こういうことも勉強のうちさ」

    不良「ふぅ〜ん……。そんなんでいいなら、お安いご用だ」




    37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:47:37.24 ID:gpuf7sqH0
    <校舎裏>

    またある時、不良はオタクと二人きりになった。

    オタク「やぁ、久しぶりだねぇ〜」

    不良「お、おう」

    オタク「こないだ渡したアニメ、見てくれたかい?」

    不良「……一応な。あとで返すよ」

    オタク「律儀だなぁ、君も。で、どうだった?」

    不良「別に、フツーだったよ」

    オタク「よかったぁ〜」

    オタク「で、ボクがいった通り、君に似たキャラが出てきたろう?」




    42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:51:18.33 ID:gpuf7sqH0
    不良「全然似てねーよ」

    オタク「……え?」

    不良「たしかに親が望んでない子で、全然可愛がってもらえず、
       グレちまったヤツだったがよ」

    不良「最終的にはきっちりスジ通して、仲間と一緒に化け物相手に大活躍して、
       親とも和解しやがった」

    不良「俺があんな風になれるワケねえよ……」

    オタク「…………」




    44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:55:53.06 ID:gpuf7sqH0
    オタク「そんなことないよぉ〜!」

    不良「おわっ!?」

    オタク「君はあのキャラよりずっとスゴイよ! ボクが保証するよ!」

    不良「…………」

    不良「お前に保障されても嬉しくもなんともねえよ。むしろ不安になるくらいだ」

    オタク「たしかにそうだ! 常識的に考えて!」グフフッ

    不良「……ホント変なヤツだな、お前って」




    45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:56:31.48 ID:sMe6fiL/0
    オタクがデブだといつから錯覚していた




    47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 20:59:09.96 ID:gpuf7sqH0
    その夜、不良は不良仲間たちと町を遊び歩いていた。

    不良仲間A「おう」

    不良「あ?」

    不良仲間A「オメェさ、最近変わったよな」

    不良「なにも変わってねぇよ」

    不良仲間A「いいや、変わった。なぁ?」

    不良仲間B「お〜たしかに変わったかもしれねえな」

    不良「どこがだよ」




    49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:06:11.67 ID:gpuf7sqH0
    不良仲間A「授業イコール睡眠タイムだったオメェが、最近寝なくなったしよ。
          なんつうか、まともになったよな」

    不良仲間B「停学喰らって、牙がなくなったんじゃねえのか?
          ヒャハハハッ!」

    不良「うるせぇ、ブン殴るぞ!」

    不良仲間B「わ、悪かったよ」

    不良「……ふん」

    不良仲間A「──ん、アレは予備校じゃねえか」

    不良(予備校……)

    不良仲間A「知り合いのハナシじゃ、あそこすげぇ厳しいトコらしくてよ。
          成績の良し悪しに応じて、露骨に対応が変わるらしいぜ」

    不良仲間B「俺たちにゃ全く縁がないところだな」

    不良「……なんか音が聞こえないか?」

    ドスッ…… ドカッ…… ドゴッ……




    51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:10:08.53 ID:gpuf7sqH0
    音がした方に向かうと──

    ドカッ! ドゴッ! バキッ!

    暗がりで、数人が一人に対して寄ってたかって暴力を振るっていた。

    不良仲間A「おぉ、すげぇ」

    不良仲間A「ガリ勉どももやるこたァやってんだな。ちょっと見直したぜ」

    不良仲間B「受験勉強のストレス発散ってヤツだろ?
          ああいうヤツらって手加減知らないっぽいから、俺らよりヤバイかもよ」

    不良「どこにでもあるんだな、イジメってのは」

    不良「…………」

    不良「!」




    54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:14:10.07 ID:gpuf7sqH0
    予備校生A「ちょっと成績いいからってよ、澄ましすぎなんだよお前は!」ハァハァ

    予備校生B「こないだの校内模試でトップだったからっていい気になりやがって……」ハァハァ

    秀才「なるほど、勉強で勝てないからって暴力ってワケかい……。
       まぁ、そろそろこう来るだろうと思ってたけどね……」

    秀才「こんなことしてる暇があったら、公式の一つでも覚えなよ。
       そんなんだから、いつまでも上のクラスに上がれないんだよ」

    予備校生A「うるさいっ!」

    ドボォッ!

    秀才「ごふっ!」




    57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:20:21.88 ID:gpuf7sqH0
    不良(なんで秀才がボコられてんだよ……。
       少なくとも学校じゃ、わりかし人気者だってのに……)

    不良「俺、ちょっと行ってくる」

    不良仲間A「はぁ? あんなのほっとけって」

    不良仲間B「ヒャハハッ! 正義の味方ってか?」

    不良「ちげぇよ、ガリ勉どもに本当の喧嘩ってヤツを拝ませてやるんだよ。
       停学明けてから、すっかりご無沙汰だったしな」

    不良仲間A「な〜る、お前も鬼だねぇ。
          ここらのワルでさえ、お前の相手にゃならないってのに」

    不良「ふん」

    不良(アイツにゃ勉強教えてもらってる借りがあるからな。
       あのクソバカども、全員ブチのめしてやる!)




    59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:27:22.92 ID:gpuf7sqH0
    秀才「でも、ぼくだっていつまでもやられっ放しじゃないよ……」スッ

    予備校生A「ふん、この人数相手に──」

    バキィッ!

    秀才の右ストレートが、キレイに顔面に入った。

    予備校生A「ギャッ! ──ひぃぃっ!」

    予備校生B「なんてことを!」

    秀才「さぁ、次はだれが殴られたい……?」ゲホッ

    予備校生A「うわぁぁぁっ!」ダッ
    予備校生B「ま、待ってくれよぉっ!」ダッ

    思わぬ反撃に面食らったのか、秀才を囲んでいた集団はあっさり逃げ出してしまった。

    秀才「……げほっ、げほっ」

    秀才(ふぅ、我ながらけっこういいパンチだったな。これも不良君のおかげ、か。
       やれやれ、彼に借りができてしまったな)




    62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:30:09.26 ID:gpuf7sqH0
    不良「…………」

    不良(……やるじゃねーかよ、秀才。
       ったく、勉強できる上に喧嘩もできるようになるとはな。ホント尊敬するぜ)

    不良「やっぱやめた。よそ行こうぜ、よそ」クルッ

    不良仲間A「なんだよ、つまんねーの」

    不良仲間B「ガリ勉相手に無双するとこ見たかったのによ、ヒャハハッ!」

    不良「やっぱ喧嘩は同じ不良(バカ)相手に限るってもんよ」




    65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:37:09.49 ID:gpuf7sqH0
    翌日、不良のグループと秀才のグループが、学校の廊下でばったり出会った。

    勉強仲間A(うわっ、不良だ。人間こうなったら終わりだよな〜)
    秀才「…………」

    不良仲間A(ちっ、ガリ勉どもか。ビビった目でこっち見やがって)
    不良「…………」

    ちなみに、彼ら三人は校舎裏での交流を、仲間には秘密にしている。

    しかし──

    秀才「どうもありがとう」ボソッ
    不良「こっちこそ」ボソッ

    不良仲間B「え、今お前、あのガリ勉どもになんかいわなかったか?」

    不良「さぁな」

    勉強仲間B「秀才君、あの不良たちになにかつぶやかなかった?」

    秀才「さぁね」




    68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:40:12.89 ID:gpuf7sqH0
    <校舎裏>

    不良と秀才とオタク。三人の密かな交流は続いた。

    オタク「これはねぇ〜超オススメ!」

    オタク「かっこいいヤンキーがいっぱい出てくるんだよ!」

    不良「ふーん、よし貸してくれよ」

    秀才「……アニメもいいけど、勉強もしなよ。二人とも」

    オタク「あ、君にもお勧めのアニメがあるんだ!」グフフッ

    オタク「大学受験をテーマにしたアニメなんだけどねぇ。
        アニメなのにけっこうシビアで、泣けるんだよねぇ〜」

    秀才「わ、分かった、見てみるよ」

    不良(さすがの秀才も、オタクのマイペースぶりには敵わないらしいな)




    71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:45:20.45 ID:gpuf7sqH0
    秀才「ここがこうなると……こうだろ?」

    不良「なるほど……」
    オタク「なるほどねぇ〜」ニィッ

    秀才「…………」

    秀才「君たちは理解が早くて、教えがいがあるよ。
       もし君らがぼくくらい勉強してたら、
       多分ぼくより成績がよかったんじゃないかな……」

    不良「…………」

    不良「バ〜カ、おまえなにいってんだよ」

    不良「俺は勉強してなかったからバカ、おまえは勉強してたから頭いい。
       勉強してた俺、なんてのはハナから存在しないんだよ。
       ──なぁ、オタク?」

    オタク「うんうん、アニメにハマってないボクなんて考えられないね!」グフフッ

    不良「どうしたんだ、らしくないじゃねぇか? 秀才」




    72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:51:10.41 ID:gpuf7sqH0
    秀才「ちょっとね……」

    秀才「こないだ、ぼくなんか及びもつかないくらい頭いい人を知っちゃってね。
       少し自信を失いかけていたんだ」

    不良「ふぅ〜ん……」

    不良「まぁ、分からんでもないな。
       俺たちの世界にも、絶対手を出しちゃダメなヤツってのがいるからな」

    オタク「うんうん、どこにでもいるんだよねぇ〜スゴイ人って」

    不良「上を見てもキリねぇし、下を見てもしょうがねぇ。
       俺は俺って、気楽にやるのがイチバンだぜ」

    秀才「フッ……まさか、君なんかに励まされるとはね」

    不良「なんかは余計だろ、ボケ」

    オタク「アニメだったらそういう強敵を倒せるようになるんだけどねぇ〜」グフフッ

    不良「現実はアニメのようにはいかねーんだよ、オタク」




    73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:52:33.47 ID:sMe6fiL/0
    微笑ましいな




    76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:54:36.07 ID:gpuf7sqH0
    それからしばらくしてのことだった。

    <学校>

    教師「えぇ〜ここ最近、この地域の中高生をターゲットにした暴行事件が多発している。
       警察も動いているようだが、まだ捕まっておらん」

    教師「みんなも気をつけるようにな!」

    ザワザワ…… ガヤガヤ……

    不良仲間A「オメェじゃねえの? 犯人」

    不良「ンなわけねーだろ、ぶっ飛ばすぞ」

    不良仲間A「ったく俺らを狙ってくれりゃ、返り討ちにしてやるんだけどな。
          だけど、ヤンキー連中にもけっこうやられたヤツがいるらしいぞ」

    不良仲間B「ヒャハハッ! 犯人探しでもやってみっか?」

    不良「くっだらねぇ……興味ねえや」




    79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:56:45.22 ID:gpuf7sqH0
    しかし、翌日──

    <学校>

    不良「!?」

    不良仲間A「よ、よう……」ボロッ

    不良「ひでぇケガじゃねえか! どうしたんだよ!」

    不良仲間A「昨日、バイト帰りの夜道によ、いきなり襲われて
          ボッコボコにされちまった……」

    不良「どんなヤツだったんだよ!?」




    82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 21:59:30.23 ID:gpuf7sqH0
    不良仲間A「覆面つけてて顔は分からなかった……」

    不良仲間A「だが、すげぇパンチとキックだった。
          多分フツーにやっても、やられてただろう……ありゃ強いぜ」

    不良「……カタキは絶対取ってやるぜ!」

    不良仲間A「すまねぇ……が、ムチャすんなよ」

    不良「ムチャしねえ不良なんかいねえよ」

    不良(そういや今日、不良仲間Bが休んでるな……)

    不良(まさか、アイツも──)

    不良の予感は当たっていた。
    不良仲間Bも、夜道で何者かに襲われ病院送りにされてしまっていた。




    85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:06:48.41 ID:gpuf7sqH0
    不良(正々堂々の喧嘩ならともかく、俺はこういう闇討ちみたいなのが
       一番キライなんだ!)

    不良(どこのどいつか知らねーが、ふざけやがって……!)ギリッ

    不良(絶対許さねぇ!)

    不良(俺がブチのめしてやる!)

    それから数日間、不良は夜道を当てもなくさまよったが、
    結局犯人と遭遇することはなかった。




    87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:11:42.37 ID:gpuf7sqH0
    暴行事件の猛威は、秀才とオタクの周辺にも及ぶようになった。

    <予備校>

    講師「この地域で発生してる暴行事件に、ウチの生徒も巻き込まれています。
       受験を控える大事な時期、くれぐれも気をつけるようにしましょう!」

    秀才「…………」

    秀才(手当たり次第、って感じだな)

    <アニメショップ>

    オタク「なんだってぇ!?」

    オタク仲間A「あぁ、ひどいことするヤツがいたもんだよ。
           散々殴られた上に、金とか全部奪われたんだってさ」

    オタク仲間B「我々も気をつけましょうぞ」

    オタク「うん……」




    88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:14:40.40 ID:gpuf7sqH0
    そして──

    不良、秀才、オタク。
    三人は、自然と校舎裏に集結していた。

    ザッ

    不良「よう」

    ザッ

    秀才「やぁ」

    ザッ

    オタク「久しぶり〜」グフフッ




    90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:20:10.07 ID:gpuf7sqH0
    不良「……俺のダチがやられた。カタキを取ってやりてぇ。
       だが、俺一人じゃ犯人にはたどり着けない。お前らの力を借りてぇ」

    秀才「ぼくの予備校もだいぶ被害に遭っているよ。
       落ち着いて勉強するためにも、犯人の蛮行を放っとくわけにはいかないね」

    オタク「ボクもさ。アニメ好きな仲間が何人かやられてしまったよ……。
        絶対許せないよ、こんなの!」

    不良「俺たちが」

    秀才「事件を」

    オタク「解決しよう!」

    三人の志が一つとなった。




    98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:27:10.44 ID:gpuf7sqH0
    不良「とはいっても、どうやって犯人を探す?
       警察のパトロールすらかいくぐるようなヤツなんだぜ?
       聞いた話じゃ、他校のヤンキーどもも餌食になってるらしい」

    秀才「ああ、犯人はかなりの知能犯のハズだ。
       しかも腕っぷしも強く、武器を使うこともあるらしい……」

    オタク「ハイスペックだねぇ」

    秀才「でも優秀な犯人だからこそ、
       事件を起こす日時や場所に法則性を持たせている可能性が高い」

    オタク「どうして?」

    秀才「捜査している人たちを心の中であざ笑うためさ。
       法則性に気づけば防げるのにバカじゃないの、ってね」

    秀才「とりあえず、この町の地図が欲しいな。
       今までの事件の情報を整理すれば、なにか分かるかもしれない」

    不良「地図帳持ってくるか?」

    秀才「地図帳にはこの町の地図はないよ。仕方ない、買って──」

    オタク「よぉし、ボクに任せてくれよ!」




    99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:33:11.25 ID:gpuf7sqH0
    オタクはカバンからノートパソコンとプリンターを取り出した。

    オタク「ネットに接続して、と……縮尺はこんなものでいいかな?」

    秀才「う、うん」

    オタク「よぉ〜し、この辺の地図を印刷しちゃうよ、少し待っててねぇ〜」カチャカチャ

    不良(コイツ、こんなもん学校に持ってきてるのか……!)

    秀才(う〜む、恐ろしいほどの手際のよさだ)

    まもなく地図が出てきた。

    オタク「はい、オッケー」

    秀才「ありがとう、オタク君。事件のことは先生に聞いてきたから、
       地図に覚えてる限りの犯行場所と時間を埋めていこう」




    100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:36:37.43 ID:gpuf7sqH0
    しかし──

    不良「う〜ん、法則性なんてないぜ? 日時も場所もバラバラだ」

    オタク「うん、とにかく色んな場所でやってるってことは分かったけどねぇ〜」

    秀才「…………」

    秀才「不良君」

    不良「なんだ?」




    102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:42:17.76 ID:gpuf7sqH0
    秀才「もし君たち不良が、だれかにボコボコにやられたとして、
       それを警察や教師にいうかい?」

    不良「アホな質問するなよ、いうワケねーだろ。んな情けないこと……。
       俺のダチも転んだ、とかバレバレの嘘ついたみたいだし」

    秀才「うん、つまりこの地図には重要な情報が欠けている。
       君たちのような不良がやられた時の情報が……」

    秀才「この地図は、あくまでぼくが先生から得た情報を書き込んだだけだから、
       ボコボコにされたことを恥じるような人たちの被害情報は欠けているハズだ」

    不良「あ、そうか!」

    不良「ようし、この辺の不良の連絡先はだいたい知ってるからな。
       すぐに聞いてやるよ」




    105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:47:28.62 ID:gpuf7sqH0
    不良は携帯電話で、不良仲間たちから情報を仕入れた。

    不良「完璧じゃねーけど、不良どもの被害状況が分かったぜ」

    秀才「……ありがとう。じゃあ、それを書き込んでみよう」

    秀才は地図の中に、不良が得た情報を書き加えていく。

    すると──

    不良「あ……!」

    オタク「おおお〜っ! これはスゴイねぇ。
        三日おきに、この町をグルグル回るように犯行場所を変えているよ!」

    秀才「やはり法則性を持たせていたね。
       おそらく犯人は、情報が欠けてしまうことも計算に入れてたんだろう。
       恐ろしいヤツだよ、まったく」




    109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:53:12.68 ID:gpuf7sqH0
    不良「つまりこの法則に乗っ取るとするなら──えぇと、次はいつだ?」

    秀才「次に事件を起こすのは、明日の夜だ。場所はこの辺りだ。
       近くに大きい雑木林があるから、ここに連れ込む可能性が高い」

    オタク「で、どうするんだい?」

    不良「決まってんだろ。こんなクソヤロウは俺がこの手でブチのめす!
       警察なんかに任せてられっかよ!」

    秀才「あまり気は進まないけど、ぼくも手伝うよ。
       君の強さを疑うワケじゃないけど、フォロー役がいた方がいいだろ?」

    不良「なにぃ?」

    オタク「ボクもやるよぉ〜。なんだかワクワクしてきた」グフフッ

    不良「……ちっ、お前ら足手まといになるなよな」




    110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:55:31.86 ID:gpuf7sqH0
    次の日の夜、三人は校門に集まった。

    不良「わりぃ、遅れた」タタタッ

    秀才「やれやれ、遅刻だ」

    オタク「遅刻だよぉ〜」コフゥ

    不良「まぁ、多目に見てくれよ。で、オタク、お前なに持ってきてんだ」

    オタク「エアガンと、犯人を捕まえるためのロープだよぉ〜。
        あと張り込み中は暇だろうから、漫画も数冊持ってきてあるよ」

    不良「──ったく、しょうもないモン持ってきやがって……。
       ま、俺だけでカタはつくと思うけどな」




    112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 22:59:24.19 ID:gpuf7sqH0
    三人は、秀才が予測した地点に到着した。

    秀才「この辺りだね……」ビクビク

    オタク「どっからでも来い!」オドオド

    不良「お前ら不自然すぎだぜ、犯人に警戒されたらオトリ捜査にならねーぞ」

    すると──

    青年「あの〜君たち、向こうに可愛い女の子がいるんだけど、興味ない?」

    あからさまに怪しい青年が現れた。

    不良「うわ、怪しい……コイツが犯人か?」ボソッ

    秀才「仲間かもしれないね。とにかく従ってみよう」ボソッ

    オタク「ボクは二次元にしか興味ないなぁ〜」

    青年「へ?」

    不良「なんでもない、なんでもない! スッゲー興味あるから、連れてってくれ!」




    116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:07:17.00 ID:gpuf7sqH0
    予想通り、青年は三人を連れて雑木林の中に入っていった。

    不良「おいおい、こんなところに女の子がいるのかよ?」

    青年「変わり者の女の子でね。こういう中で楽しみたいんだってさ」

    不良「ふぅ〜ん」

    オタク「野外プレイかぁ、マニアックだね!」グフフッ

    しばらく歩くと、覆面をつけた男が立っていた。

    青年「獲物を連れてきました!」

    覆面「おう、ご苦労」

    青年「こ、これで俺は見逃してもらえ──」

    バキィッ!




    120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:14:13.65 ID:gpuf7sqH0
    青年「げぶぅ……」ドサッ

    覆面のハイキックで、青年は倒された。

    オタク「うわぁっ!?」
    秀才「なっ……!」

    不良(なんて蹴りだ……! コイツ……とてつもなく強いぞ!)

    覆面「さぁ〜て、テメェら三人ともボコらせてもらうぜ。
       なんも恨みはねぇが、俺っていわゆる暴力中毒者なもんだからさ」

    覆面「人をボコるのが三度の飯より好きなんだよなァ、俺って」

    秀才「なるほど……君が犯人か」

    秀才「無関係な人を脅して誘い役にして、
       人目につかないところに獲物をおびき寄せてから暴行を楽しむってワケか」

    秀才「どんどん犯行が巧妙化しているようだね」

    覆面「!?」

    覆面「もしかしてお前ら、ここに来たのは偶然じゃないな?
       犯行の法則性に気づいたってのか!?」

    オタク「そうさ! ボクらが成敗してあげるから、覚悟するんだねぇ!
        この悪党め!」キリッ




    121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:20:14.06 ID:gpuf7sqH0
    不良「さぁ、観念しな。その薄汚い覆面を取れよ!」

    覆面「クックック、いいだろう」バッ

    覆面の下には、ピアスまみれの凶悪な人相が潜んでいた。

    DQN「ジャ〜ン、イケメンだろ?」

    秀才(なんて顔だ……いかにもワルって感じだ!)
    オタク(ひぃぃぃぃっ!)

    不良の世界に免疫のない二人が怯えるのも無理はなかった。
    しかし、DQNに対してもっとも恐れを抱いていたのは不良だった。

    不良(コイツ……もしかしてDQNじゃねえのか!?
       やべぇ、コイツの噂は色々聞いてるが、俺なんかじゃとても敵わねぇ!)

    不良(だが……喧嘩で勝てなくても逃げることはできるはず!)

    不良「オイ、お前ら二人とも逃げ──」

    DQN「お〜い、一人で三人相手すんのはメンドイから、頼むわ」

    不良「なっ!?」




    124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:25:29.92 ID:gpuf7sqH0
    エリート「やれやれ、仕方ないなぁ」ガサッ

    キモオタ「ぐしゅしゅしゅ……こりゃあ面白そうな獲物でござるなぁ」ガサッ

    不良(仲間がいたのか!? 俺たちと同じ三人組か……!)

    秀才(彼は……エリート!?
       勉強しなくとも一流大学に余裕で受かるといわれる彼が、なぜこんなことを!?)

    オタク(おおっ、あれはキモオタ君だねぇ。
        全国のオタクのカリスマ的存在にこんなところで会えるとはぁ〜)グフフッ

    DQN「コイツらけっこう頭がキレるぜ。
        エリート、お前の作った法則性に警察より先に気づきやがった」

    エリート「ふうん、凡人にしてはけっこうやるみたいだね。
         ま、気づいたところで、この場をどうにかできなきゃ無意味だけどさ」

    秀才「なるほど、君が裏で手を引いてたってワケかい。
       どうりで、なかなか警察に尻尾をつかまれないワケだよ」

    秀才「でも、顔を晒したのは失敗だったね。
       ぼくらに警察に駆け込まれる前に、自首することを勧めるよ」




    127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:31:15.62 ID:gpuf7sqH0
    エリート「失敗? なんで?」

    秀才「!?」

    秀才「だ、だって、ぼくらは君らの顔を覚えたぞ!?」

    エリート「おお、さすが凡人だ。なんて当たり前でつまらない答えなのだろうか。
         ──だったらさ、殺しちゃえばいいよね」

    秀才「バカか!? 暴行するだけならともかく、殺したりしたら──」

    エリート「うん、たしかにいくらぼくでも殺人の隠ぺいをするのは面倒だ。
         でもさ、行方不明にするのは簡単なんだよ。 
         今、この一瞬でぼくは君らを行方不明にする方法を72通り思いついた」

    エリート「一方の君たちは、特に策を持ち合わせているワケでもなさそうだ」

    エリート「君の中途半端な知能指数と正義感が、死を招く結果になったワケだ。
         悲しいねぇ……」

    秀才「うぅっ……」ゾクッ




    130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:35:28.99 ID:gpuf7sqH0
    キモオタ「小生の相手は君でござるか?」

    キモオタ「ぐしゅしゅっ、君のせこいエアガンで、小生の相手がどこまで務まるか、
         楽しみでござるなぁ〜」

    キモオタ「ボクはアニメやゲームだけでなく、武器マニアでもあるのでござる」

    キモオタ「小生の改造エアガンはアルミ缶くらいなら軽く貫通するでござるよぉ〜。
         ぐしゅしゅしゅ……」

    オタク「いやぁ〜こんな強敵と戦えるなんて光栄だよぉ!」

    オタク「まるでアニメの主人公になったみたいだ!」グフフッ

    オタク「──ねぇ、二人とも!」




    132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:41:15.12 ID:gpuf7sqH0
    不良&秀才「…………」

    オタク「ん、どうしたんだい? 二人とも」

    不良「ダメだ……勝てねぇ……」
    秀才「うん……これはもう、どうしようもない……」

    オタク「どうしてだい?」

    不良「あのDQNってヤツは、とんでもないワルなんだ……。
       プロボクサーに勝ったとか、族をたった一人で潰したとか、
       それこそアニメみてーな武勇伝をいくつも持ってやがる……」

    不良「俺ら不良の世界にも、手を出しちゃいけないヤツってのがいる。
       アイツはまさにそれだ。俺たちなんかが敵う相手じゃねえんだよ」

    秀才「あっちのエリートもそうだ。
       いつだったかぼくがいった“ぼくなんかじゃ及びもつかない人”ってのが
       彼なんだよ……」

    秀才「ぼくのせいだ……! まさか彼が犯人だったなんて予測もしなかった……」

    DQN「ほぉ〜分かってんじゃんか、ザコども。
        なんなら生かしておいてやって、舎弟にしてやってもいいぜ?」

    エリート「それが凡人にできる、一番賢い選択だね」
        (いざという時、証拠をでっちあげて身代わりにもできるしね)




    135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:45:18.55 ID:gpuf7sqH0
    バチンッ! ベチンッ!

    オタクが不良と秀才を叩いた。

    秀才「うぐっ……!?」
    不良「なにしやがんだ、テメェッ!」

    オタク「戦いもせず、諦めるのかい?」

    不良「あぁ!?」

    オタク「自分たちより格上と戦うチャンス、しかも悪党から、逃げるのかい!?」

    不良「……ざけんな! 現実はアニメみたいにいかねぇんだよ!
       現実とアニメの区別もつかねえテメェにゃあ、分からねぇかもしれねえけどよ!」




    136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:49:26.48 ID:gpuf7sqH0
    オタク「逆だよぉ〜」

    不良「あぁ?」

    オタク「アニメはあくまでアニメだよ。
        アニメキャラがボクらより優れてるハズないだろう?」

    オタク「だったら──」

    オタク「ボクらにアニメキャラのようなことができないハズがないっ!」

    不良&秀才「…………」




    137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:52:46.79 ID:gpuf7sqH0
    不良(オタク、ありがとよ……)
      「ケッ、まさかお前に目を覚ましてもらえるとはな!」

    不良「やってやるぜ、クソども! ダチのカタキ討ちだ!」ザッ

    DQN「死ぬルートを選択したワケね。あっそ」ザッ

    不良「おりゃあっ!」

    バキッ!

    不良は腕力があり、喧嘩のセンスもある。
    彼の拳をまともに喰らって、立っていられた者はいなかった。

    ──ただし今日までの話であるが。

    不良「!?」

    DQN「いいパンチだ。……でもまぁ、二流ってとこだな」

    ガキィッ!

    DQNのヒジ打ちが、不良の頭にヒットした。

    不良「ぐぁっ……!」




    138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:52:58.21 ID:42ceTUKo0
    オタクイケメンすぎw




    139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 23:56:17.13 ID:gpuf7sqH0
    秀才(こうなったら、やるしかない!
       ぼくだって不良君から、喧嘩のやり方を習ったんだ! やれるハズだ!)

    エリート「なんだ結局そうくるの? 凡人未満だねぇ、君たちは」

    秀才「うるさいっ!」

    ブオンッ!

    不良から習ったパンチで、エリートの顔面を狙う。
    が、あっさりかわされる。

    エリート「君もそこそこ頭はキレるようだけど、ま、そこそこだね。
         そこいくとぼくなんかホラ、なにやっても一流だからさ」

    バキィッ!

    エリートの右拳が、秀才の頬をえぐる。

    エリート「DQN君ほどじゃないけど、ぼくもけっこう強いんだよ。
         いやぁ、才能ってのは恐ろしいねえ」

    秀才(くっ、くそぉ……!)




    144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:04:48.60 ID:gpuf7sqH0
    オタク(マズイ……二人ともやられてる……!)

    キモオタ「ぐしゅっ、しゅしゅしゅっ……!」

    キモオタ「じゃあ小生たちも始めようか?」

    ズパンッ!

    キモオタの改造エアガンから飛び出したBB弾が、オタクの耳をかすめた。
    まともに当たれば耳たぶをふっ飛ばしかねない迫力であった。

    キモオタ「うひょぉ〜! さすが小生、目に当たれば失明確定でござるな!」

    オタク「うおあああっ!」ダッ

    エアガンで応戦するかと思いきや、オタクはキモオタめがけて突っ込んだ。

    キモオタ「おおっ、まさかの肉弾戦でござるか!?」

    オタク(コイツはエアガンなしじゃ、大したことないはずだ。
        早くコイツをやっつけて、二人に加勢しないとぉ〜!)




    146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:10:13.85 ID:gpuf7sqH0
    オタクの猛攻に、手こずるキモオタ。

    キモオタ「うっとうしい……仕方ないでござるな」

    ドスッ!

    キモオタは隠し持っていたナイフを、オタクの腹に突き刺した。

    オタク「うっ……!」

    キモオタ「小生、ガンマンでありながらナイフ使いでもあるのでござる。
         ぐしゅしゅしゅ……」

    キモオタ「今時、肉弾戦なんて流行らないでござるよ。
         やっぱり今の時代は、チート武器でズドン! でござる」

    オタク「あぐぅぅぅ……!」ドサッ




    149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:15:18.68 ID:gpuf7sqH0
    不良「オッ……」

    不良「オタクゥゥゥッ!」

    DQN「さすがキモオタ!」

    DQN「将来は、海外に行って死の商人をやりたいとかいってるだけあるわ!
        ちゅうちょなく刺しやがった、ギャハハハハッ!」

    不良「ざっけんじゃねえ、ブッ殺す!」

    バキッ! ドカッ! ドゴッ!

    怒りに燃える不良が、DQN相手に盛り返す──が。

    ドゴォッ!

    DQNのボディブローが、不良の腹にめり込む。やはり地力の差は大きい。

    不良「ぐお……っ!」

    DQN「ザコが、調子に乗りやがって……。
        安心しろよ、すぐにテメェも送ってやるからよ」




    150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:16:52.62 ID:8ov9SEMB0
    キモオタが一番危険だな




    153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:19:49.07 ID:gpuf7sqH0
    秀才(くそっ、まさかオタク君が刺されるなんて……!)

    秀才「君らは……そんなに恵まれた才能を持っていて、
       なぜこんな下らない事件を起こしたんだっ!?」

    大声で怒鳴りつける秀才。

    エリート「お、キレたふりして叫んで、助けを呼ぼうって作戦かい?
         無駄だよ、ここら辺は人通りがないからね」

    秀才(バレたか……! しかし早く助けを呼ばないとオタク君が死ぬ!
       ──いや、みんな殺される!)

    エリート「まぁせっかくだ、答えてあげよう」

    エリート「ぼくのような一流にはねえ、やっぱり周囲の期待も大きいんだ。
         だから重圧から生じるストレスを解消するため……
         彼らと組んで人狩りをするようになったのさ」

    秀才「天才ならではの悩みってヤツかい?」

    エリート「…………」プッ

    エリート「アハハハハハハハハハッ!」




    156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:23:47.99 ID:gpuf7sqH0
    エリート「──なぁんてねぇ、ぼくにとって周囲の期待なんてどうでもいいさ。
         なんでカスどもの期待なんかを気にする必要がある?」

    エリート「というか、ぼくは適当にやってても周囲の期待以上になっちゃうんだよね」

    秀才「!」

    エリート「ぼくが人狩りをやったのはね、ヒマだったからだよ。
         それ以上でも、それ以下でもないさ」

    エリート「ぼくって何でもできちゃうから、いっつも退屈しててねぇ」

    エリート「そんな時、暴力の権化みたいなDQN君と、
         エアガンとかナイフが大好きなキモオタ君に出会ったのさ」

    エリート「彼らもまた、ぼくとはちがう分野でのエリート。
         引かれ合うところがあったのかもしれないね」

    エリート「ぼくが計画を立て、DQN君の暴力とキモオタ君の武器で、
         次々とカスどもを無差別に病院送りにしてやったよ」

    エリート「君らもどうやらタイプのちがう三人がそろったトリオのようだが、
         まさにぼくらの下位互換って感じだね、アハハハハッ!」

    秀才「……ぐっ!」




    158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 00:30:16.44 ID:gpuf7sqH0
    ムクッ

    オタク「ボクらが君らの下位互換……? とんでもない思い上がりだねぇ〜」グフフッ

    腹をナイフで刺された